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コーランを知っていますか 阿刀田高

約2年前、KiKi は阿刀田高さんの「古典に親しもうシリーズ(?)」を連続して読んでみたことがありました。  その時購入してあったものの長らく積読状態だった本を読了しました。  てなわけで本日の KiKi の読了本はこちらです。

コーランを知っていますか
著:阿刀田高  新潮文庫

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遺産相続から女性の扱い方まで厳格に、でも驚くほど具体的に、イスラム社会を規定する『コーラン』。  日本人には理解しにくいと言われるこの書も、アトーダ流に噛み砕けばすらすら頭に入ります。  神の言葉『コーラン』は、実は後悔しない人生を送るための親父の説教みたいなものなんです。  イスラムとの協調が絶対不可欠な、今だからこそ読みたい『コーラン』の、一番易しい入門書。  (文庫本裏表紙より転載)

前回、アトーダ流「古典に親しもうシリーズ」を読んだ時、既に購入済みだったにも関わらずこの本だけは残してしまったのは偏に「アトーダ流親父ギャグ」にちょっと疲れちゃったからでした。  イマドキの日本人にとってこの手の生真面目原典はあまりにも敷居が高い部分があるのはわかるし、その垣根を取っ払って「まずは知ろうとしなくちゃ始まらないじゃない!」という熱意故の文章であることはわかっていたんだけど、それでも連続して読んでいるとちょっとねぇ・・・・・ ^^;  過去に読んだ「ギリシャ神話」や「ホメロス」、「聖書」あたりは一応英文学を学んだ身にとっては比較的近しい存在だったから、尚更その辟易感が強かった・・・・・というのもあったと思います。

もっとも、この「古典に親しもうシリーズ」の中で KiKi が本当の意味で楽しみにしていたのは既に読了済みの「楽しい古事記」とこの「コーランを知っていますか」の2冊で、いきなりそこに着手するときついかなぁ・・・・ということで馴染みのある「ギリシャ神話」やら「ホメロス」に手を出したといういきさつがあっただけに、この「コーランを知っていますか」は満を持しての登場ということになります。

新約聖書を知っていますか 阿刀田高

このブログで取り上げる阿刀田高氏の「古典に親しもうシリーズ」の第6段は「新約聖書」です。  実はもう一冊「コーランを知っていますか」も入手してあるんですが、それは後日、アラビアンナイトを読んだ後にでも取り上げることにして、とりあえずはここいらでこの「古典に親しもうシリーズ」は小休止としたいと思います。  というのもね、本来であれば KiKi はブルフィンチの「ギリシャ神話」(伝説の時代)→「中世騎士物語」(騎士の時代)→「シャルルマーニュ伝説」を読み進めるはずだったのに、ギリシャ神話から思わぬ寄り道が始まって、進行方向があっちへクニャリ、こっちへクニャリ。  それぞれに面白い読み物だったからそれはそれで構わないんだけど、そろそろもともと思い描いていた路線に戻らないと、またまたブルフィンチの名作を続けて読む・・・・という企画がオジャンになってしまいそうなので(笑)  まあ、KiKi の場合、こういう企画を思い立って、着手こそするものの貫徹できないパターンっていうのは結構多いんですけどね。  これが仕事だったら「このタスクのゴールは何?  成果は何で測るの?」な~んていうことを部下たちに言ってる癖にねぇ~ ^^;

新約聖書を知っていますか
著:阿刀田高  新潮文庫

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このエントリーにも書いたように、KiKi がこのシリーズの聖書に手を伸ばしてみたのは、自分の「聖書関連」の知識がどの程度のものなのか知ってみたいという思いによるところが大きいんだけど、こと新約聖書に関して言えば、いわゆる「福音書」4種に関しては、バッハの宗教音楽を愛していることが功を奏してか、多分エッセンスはほぼ頭に入っているのかな・・・・というのが読後の第一印象でした。  もっともそれはエピソードとして知っているというのに過ぎなくて、その話にどんな宗教的な意味があるのか・・・・な~んていう部分に関してはサッパリなんですけどね。  一時期ほんの数回だけ教会で催されている「聖書研究会」に参加してみたことがあるんだけど、クリスチャンの方々が自分の経験やら何やらを語りながら、「ここでの意味は・・・・」みたいなことをお話しされていて、いわゆる世間話というか、経験談、そしてその経験で何を感じたかというお話にこそ興味は湧いたけれど、聖書に書かれている内容といちいち結びつけてあれやこれや仰っているのを聞いていても「ふ~ん、何となくこじつけっぽいなぁ。」という不遜な感想しか持てなかった KiKi なのです。

前にこのエントリーにも書いたけれど、聖書を読んでいて KiKi が一番引っかかるのは「復活」というお話。  イエス自身の布教活動における奇跡みたいなことは、阿刀田さんじゃないけれど KiKi の気持ち的には「まあ、まあ・・・・」みたいにお茶を濁しながらやり過ごしちゃうことができるんだけど、どうにもこうにも「復活」だけはねぇ~。  今回もこの本を読了してみて尚、KiKi の長年の疑問「復活って何?」は相変わらず解決できていないんだけど、一つだけ収穫があったように思うんですよね。  それはね、 KiKi は福音書こそ何度か読んでいるけれど、その後の「使徒言行録」以下「手紙シリーズ」や「ヨハネの黙示録」は通読してみたことがただの一度もなくて、ところどころ拾い読みしているに過ぎないんですよね。  で、そこを読んでいないということはイエスの死後、イエスの教えがどのように広まっていったかに関してはあんまりしっかりと認識できていなかった・・・・と言えるんじゃないかと思うんですよ。  で、その伝播の舞台装置として「復活」は絶対に必要なイベントだったんだろうな・・・・ということを今回初めて感じたんですよね。

 

旧約聖書を知っていますか 阿刀田高

英文学、西洋文化を学ぶ上で MUST (マスト)の読み物と言われているものが「ギリシャ神話」と「聖書」です。  一応英文学を大学時代に専攻していた KiKi はご多分にもれず、その両方にこれまでの人生で何度もチャレンジしてきました。  「ギリシャ神話」の方はそれでも KiKi の趣味に合っていたんでしょうね、子供時代から結構な種類の「ギリシャ神話関連読本」を読んできたし、頭にどのくらい残っているかはともかくとして一応そのほとんどの本をとりあえず通読することができているという自負があります。  

でもね、問題は聖書の方・・・・・。  これまでに何度もチャレンジしてきたし、クリスチャンでもないくせに教会の聖書勉強会みたいなものに参加してみたりもしたし(入信する気はまったくなかったけれど ^^;)、本からじゃダメなら音楽から入ってみようかと「宗教音楽」を聴きまくってみたり、美術から入ってみようとしたりとあの手この手を尽くしてきたけれど常に挫折してきた・・・・そんなトラウマに近いような感覚を持っているんですよね~。  でもね、例えば本屋さんに並んでいる「図解 キリスト教のすべて」みたいな本の目次を眺めてみると、それなりに知っている物語ばかりのような気もするし、バッハの「マタイ受難曲」なんかは音楽として大好きで何度も聴いている(≒対訳歌詞を何度も読んでいる)わけで、自分の「聖書関連」の知識がどの程度のものなのか、知ってみたいという思いも手伝って、ここのところ読み続けている阿刀田高さんの「古典に親しもうシリーズ」からこの一冊を選んでみました。

旧約聖書を知っていますか
著:阿刀田高  新潮文庫

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「聖書」と言うとどうしても「ギリシャ神話」や「ホメロス」や「古事記」以上に身構えてしまう(やっぱり現代でも信仰者を多く抱えている宗教だという意識があるから・・・・なのかな?) KiKi としては、これまで読んできた「古典に親しもうシリーズ」ではさほど鼻につかなかったくだけた文体やオヤジギャグにちょっと辟易としたのは否めないけれど、そういう点を差し引いてもまあまあ楽しく読むことができたように思います。  何度もチャレンジしているにも関わらず未だに聖書を通読できていないことが一種のトラウマだったけれど、案外エッセンスは頭に入っていることが確認できただけでもよかったかなぁ・・・・・と。  と、同時に聖書を通読できない原因が「唯一絶対の全知全能の神」の物語であることや、ある種イスラエルの民のご都合主義的な記述のせいであること、更にはその神様が案外エゴイストであること(嫉妬深い神様らしい 苦笑)等々を認識できただけでも、この本を読んでみた価値があったように思います(笑)。

 

楽しい古事記 阿刀田高

KiKi は大学時代、英文学を専攻していました。  大学進学を考え始めた高校生の頃、最初に KiKiが目指したのは音大でした。  ところがこのエントリーでもお話ししたように音大を目指して修行中だった KiKi は天の邪鬼にも「ピアノは大好きだけど、一生のすべてを捧げるのはいやだ!!」という思いに囚われ、結果的に音大進学を断念しました。  その後、どんな進路を選べばいいのか、正直なところ KiKi にはコレといった夢・・・・のようなものがあったわけではありませんでした。  強いて言えば時代が時代だったので「これからは英語ができなくちゃダメなんだろうな。」という曖昧模糊あ~んど漠然とした思いだけが心の片隅にありました。  でもね、ホントは大学4年間を小説三昧で過ごすことには抵抗がなかったわけじゃありません。  いかにそれが「原文」で接する文学であったとしても・・・・です。  でもまあ、音楽以外に強烈に好きだ!と思えるものが文学(というより物語)だったのは事実で、だからこそ英文学を専攻するという結論に至ったわけですが・・・・・。

でね、確かに「これからの時代は英語だよなぁ」という思いがあったのも事実ですが、同じ文学の中でも仏文や独文、日本文学の道を選ばなかったのは、仏文や独文を外したのは「やっぱり英語!」という思いがあったから・・・・だけど、日本文学を選ばなかったのは日本の物語にあまり興味をひかれなかったからということがあげられます。  大体において、KiKi が日本昔話に親しんだのは「絵本時代」だけだったと言っても過言じゃありません。  中学時代に一時期「平家物語」に傾倒していた時期があったけれど、古文の時間に学んだ「万葉集」にしろ「源氏物語」にしろ「枕草子」にしろ「方丈記」にしろ、「ギリシャ神話」や「シェイクスピアの物語集」と比較して、没頭する度合い・・・・みたいなものがものすご~く希薄だったんですよね。  

もちろん、国語の教科書で何らかの作品の一部が取り上げられているような超有名どころの作家(夏目漱石とか森鴎外とか太宰治とか志賀直哉とか宮沢賢治とかとかとか・・・・・)の作品はそれなりに読んできているし、それなりに楽しんできたとは思うんだけど、大学4年間を日本語で書かれた小説の勉強に費やすのはそれこそ勿体ないと思っていたし・・・・・。  古文の世界はそういう意味では半分ぐらいは外国語的なところもあるけれど、さほど面白そうだとは思わなかったし・・・・・・。

でもね、大学3年生ぐらいの頃、「日本人のくせに英語の本や西洋の物語にばかり没頭していていいんだろうか?」みたいなことを感じ始めた時期があるんですよね~。  でね、やめておけばいいのに岩波文庫に収録されていた本居宣長の「古事記伝」に手を出してみたことがあるんですよ。  やっぱり日本文学の原点みたいな存在は「古事記」だし、でも漢文調の「古事記」は読めたものじゃないはずだし、大学生としてはそこそこの文献を読むべきだろう・・・・みたいな変なプライドもあったりしてその選択になったわけだけど、結果はと言えば・・・・・・・・・・・・・・・数ページで挫折 ^^;

その時、岩波少年文庫に収録されている「古事記物語」に考えが及ばなかったのは前にこのエントリーにも書いたように

岩波少年文庫    小学生向け
岩波ジュニア新書  中学生向け
岩波文庫      高校生以上
岩波新書      高卒以上

というしょうもない KiKi の思い込みも一役かっていたりするわけですが、いずれにしろ「古事記」もしくは「古事記伝」は KiKi にとってどうにも「とっつきにくい書物」であることは大人になってもあまり変わりない・・・・ということだけは証明しちゃったみたいです(汗)。  でもね、それでもやっぱり「日本人たるもの・・・・」という意識が消えてなくなったかといえばさにあらず。  で、せっかくこのブログでは「岩波少年文庫読破計画」という企画をぶちあげているという事情もあることだし、起死回生・・・・ということで「古事記物語」あたりから始めてみようかな・・・・と思っていました。  で、本当であれば日本神話に関する最初のエントリーは「岩波少年文庫の古事記物語」になる予定だったのです。  

でもね、予定は未定とはよく言ったもので、「岩波少年文庫の古事記物語」を手に取る前に、今日ご紹介するこちら(↓)を手にとってしまいました。  まあ、ここ何回か阿刀田高著の「古典に親しもうシリーズ」を読み進めてきているという裏事情があり、そのシリーズの中に「古事記」もあったりしたので、この流れはある意味では必然だったのかもしれません。

楽しい古事記
著:阿刀田高  角川文庫

200301000398.jpg     (Amazon)

前半の神話的な部分(本辞というらしい)はやっぱり面白い!  イザナギ・イザナミの国造りも、アマテラスの岩戸隠れもスサノオの命のヤマタノオロチ征伐もオオクニヌシの命の因幡の白ウサギも、国引き物語も海幸彦 & 山幸彦の物語も。  あとはやっぱり神武天皇の東征とヤマトタケル伝説は、ストーリー性もあれば、歴史的事実のたとえ話的な要素もあって楽しめます。  でもね、後半の天皇家の系図的な部分(帝紀というらしい) は正直なところ、「ふ~ん」という感じ ^^;  誰と誰が「まぐわって」何人子どもを残して、「殺して」「歌って」の部分は文字を追って一応読んではいても頭には何も残らない・・・・・そんな感じでした。

 

ホメロスを楽しむために 阿刀田高

決して阿刀田高さんのファン・・・・というわけではないのですが、「ギリシア神話を知っていますか」や「私のギリシャ神話」を読了した勢い・・・・・のようなもので、通勤電車でも比較的読みやすいだろうという思い込みのもと、同じシリーズの本を何冊か購入してみた KiKi。  今日はその中の一冊、ギリシャ神話繋がりのこちらを選んでみました。

ホメロスを楽しむために
阿刀田高  新潮文庫

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巻末に収録されている漫画家、里中満智子さんの解説にもあるように、やっぱり読み易いって言えば読み易い本だと思います。  で、KiKi も「難しいこと≒高尚」という幻想には疑問を持っているタイプの人間なので、そういう意味ではこういう本がどんどん読まれてちょっぴり敷居の高い(ような気がする)古典文学がもっともっと多くの人、特に若い世代の人たちに読まれるといいだろうなぁと感じているので、本屋さんで岩波文庫の「イリアス」や「オデュッセイア」に手を伸ばしてみたものの、肩をすくめてまた本棚に戻しているような若者にはオススメできるような気がします(笑)。

KiKi 個人としては、阿刀田氏のフィールドワークの逸話こそ楽しむことができたのですが、件の阿刀田氏の「ギリシャ神話関連書籍」を続けて読んだ直後だったせいもあって、目新しさ・・・・みたいなものはほとんど感じることができなかったかなぁ・・・・と。

  

私のギリシャ神話 阿刀田高

今日は、先日読了したばかりの「ギリシア神話を知っていますか」に引き続き、同じ阿刀田高著の「私のギリシャ神話」をご紹介します。  この本は1999年にNHK教育テレビの人間講座「私のギリシャ神話」で用いられたテキストに、加筆修正を施し出版されたものなのだそうです。  生憎 KiKi はその番組を観ていなかったんだけど(1999年と言えば KiKi が会計人として落ちこぼれる前のこと。  きっと仕事に忙殺されていたんでしょうね~ 笑)、この本を読む限りでは面白そうな番組だったんだろうなぁと感じます。  最近NHKでやたらと宣伝している「オンデマンド」で観ることができるのかしら・・・・・。  後で調べてみようっと♪

これまた阿刀田流のギリシャ神話で先日の「ギリシア神話を知っていますか」と非常によく似た文調で書かれた(ところどころ表現までまったく一緒!)物語なので、両方読む必要はなかったかなと思わないでもありません。  KiKi の個人的趣味としてはこちらの「私のギリシャ神話」の方に軍配をあげたいかな・・・と思います。  と言うのも、さすがNHK番組のテキストとして準備されていた内容のものだけあって、カラー図版(ギリシャ神話を題材にした絵画や彫刻等々)がかなりの量で収録されており、「ギリシア神話を知っていますか」を読んだ際には手元に別の美術書を置きながらあっちの本をとりあげたりこっちの本をとりあげたりと忙しかったんだけど、その手間が省けて楽チンだったから(笑)  巻末の神々の相関図も見開きで見易かったし、巻頭の地図もこちらの方が見易かったという印象があります。

私のギリシャ神話
著:阿刀田高  集英社文庫

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これまたサクサクと読めちゃう軽~い語り口のギリシャ神話です。  そして小説家が書いたギリシャ神話だけのことはあって、神様のセリフのアテレコがとっても現代風。  パリスの審判のシーンでの3美神のセリフがこんな感じ

ヘラ       「あら、もっとも美しい女神なら私ね」
アテナ      「冗談を言わないで。  私のものでしょうが。」
アプロディテ  「なに言ってんのよ。  美しいと言えば私に決まっているじゃない。」
3人       「だれか無関係の人に決めてもらいましょ。」 

こう書いた阿刀田さん。  さすがに女神さまの会話としてはくだけすぎたと反省(?)されたのか申し訳のように 「女神たちにしてはちょっとはしたない争いが始まった。」  と続けていらっしゃいます(笑)

 

 

ギリシア神話を知っていますか 阿刀田高

先日、このエントリーにも書いたことだけど、KiKi にとってギリシア神話というのは子供の頃から最も親しかった物語の1つであり、これまでの○0年足らずの人生の中で手を変え品を変えて接してきた物語だったはずなんだけど、嘆かわしいことに神様同志の相関関係とか神様の名前とかはうろ覚え、  ニンフに至っては物語のプロットだけは頭に残っていても、名前まで思い出せるのは1割程度。  結局記憶に残るのは子供時代の抄訳本で読んだほんの一部の物語だけ・・・・という有様なんですよね。  せっかくこんな Blog を開いて読書感想文のようなものを綴るようになったからには、もう少しは進歩・・・・というか、何かを頭に残したい。  そんな風に感じていたところ、こんな本に出会いました。  まあ、10年ぐらい前までの KiKi の読書傾向からするとこういう「入門書風」を装った本に手を出すことはほとんどなかったんだけど、アーサー王関連でこんな本に手を出してみて案外面白かったということもあり、今日はこの本を読んでみました。

ギリシア神話を知っていますか
著:阿刀田高  新潮文庫

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 軽~い気持ちで、ギリシア神話の世界に親しんでみたいけれど、分厚い本は挫折しそう・・・・と考えている人・・・・とか、ある程度いろいろな本でギリシア神話に親しんでいるつもりなんだけど、漠然としか頭に残っていないような気がして、一度古典文学(?)としてのギリシア神話からはちょっとだけ距離を置いてどんな物語があったか頭を整理してみたい人・・・・とかには、気楽にサクサク読めちゃう本書はいいんじゃないでしょうか。  KiKi も先日ブルフィンチの全訳を読んだばかりということもあり、その復習・・・・みたいな感覚で楽しく読むことができました。  野上弥生子さんの文体に若干の古めかしさ・・・・みたいなものを感じた際に求めていた「読み易さ」はこの本で満たされました(笑)。  もっとも、これっていわゆる「阿刀田流ギリシア神話」であることは否めないとも感じたんですけどね♪

 

  

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