雪山でのハプニング

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昨日、無事東京に帰り着きました。  いや~、ホント、一時はどうなることかと思いました。  Lothlórien_山小舎に居を構えて2年弱。  あんな大雪 & 吹雪に見舞われたのは初体験でした。  ご近所の山小舎族の方と一昨日、車掘り起こし作業を共にしながらお喋りしたのですが、彼らはこちらに山小舎を持たれて4年になるそうですが、彼らにとってもあんな大雪 & 吹雪は初体験とのこと。  どおりで、こちらに来る前に色々な方とお話しても

「昔は雪が結構降ったけど、もうずいぶん長いことたいしたことないんだよね~」

という情報しかゲットできていなかったわけです。  で、KiKi の最大の失敗はこの情報の前半部分(「昔は雪が結構降ったけど」)をほとんど真剣に聞いていなかったこと ^^;  「もうずいぶん長いこと(積雪量は)たいしたことない」≒「未来永劫たいしたことない」ではないという認識をしようとしなかったことだなぁ・・・・と反省しきりです。

ま、それはさておき・・・・  今日は先日お約束した「冬将軍にやられちゃったお話の色々楽しい(? 情けない?)トピック」についてお話させていただきたいと思います。

 

「Lothlórien_山小舎のある山は本当に寒いんだ」と KiKi が最初に感じたのは、Lothlórien_山小舎ができあがってすぐ、あれは確かおととしの5月だったと思います。  家財道具の準備やら何やらと細々とした用事があったうえに、たまたま罹患した腎盂腎炎の養生のために1週間ほど山小舎に滞在したことがあったんですよね。  で、東京で5月頃と言えばちょっと初夏っていう感じの天気の日もあったりして、もう「寒い」な~んていう言葉は似つかわしくない季節だと思うんですよね。  でも、ここはまだ冬の延長線上にあったんですよね~。  一応ちょっとだけ言い訳をしておくと、KiKi も一応それなりの分別のある大人(?)なので、場所が場所だから東京と同じ感覚じゃいけないだろうとは考たんですよ。  で、綿素材の厚地の衣類(トレーナーの類とか綿ニットのカーディガンとか登山用のシャツとか)を持ってLothlórien_山小舎に乗り込んだわけです  但し、ウール系のものは何ひとつ持たなかったんだけど・・・・・・。  ストッキングも普通の(間違ってもタイツとは呼べないもの)。  下着も普通の(ヒートテックとかじゃないもの)。  そうしたらね、昼間はよかったんですよ、まだしも・・・・・・。  でも日が翳るにつれ冷え込むこと冷え込むこと!!  

まだ衣類も通年分は持ちこんでいない(それ以前に衣装箱すら未購入)状態だったので、厚手の服も、重ね着できるようなものも何も置いていなくて、要はその時、車に積んできた旅行鞄の中に入れてきたものを除くとほかに選択肢がまったくない状態で、はたと考え込んでしまいました。  当時はまだ薪ストーブも設置前(仮に設置済みでも薪がないけど ^^;)、石油ストーブもガスファンヒーターも未購入で、もっと言うとガス湯沸かし器の設置も完了していない(その KiKi の滞在中に設置することになっていた)状況だったんですよね~。  だから暖をとる手段がまったく欠落していたのです。  結果的にLothlórien建築中にこちらを訪ねた際(1月~2月)にこちらで大工さんとお喋りしたりする時用にと購入して以来、車に積みっ放しになっていた綿入れコートがあったので、それを家の中でまとっていました(笑)  

次に寒さが身にしみたのが最初の冬のこと。  こういう山での住居っていうのは夏のことより冬のことを考えて設計するもの・・・・・らしいのですが、そんなことには頓着していなかった愚かな KiKi は家じゅうのあちこちに風通しが良くなるような通気孔を開けておいたんですよね~。  夏場はこれが功を奏してと~っても気持ち良くて大満足♪。  クーラーは必要ないし、風は気持ちいいし、極楽♪極楽♪っていう感じでねぇ。  でもね、秋風が冷たくなってきた頃には昨日の満足はどこへやら、大後悔する羽目に陥っちゃったんです。  その通気孔のあちらこちらから薪ストーブの設置してあるリビングに寒風が吹きぬけ、寒いことこのうえない!  薪ストーブ + 業務用石油ストーブをガンガン焚いても「あったか~い♪」とは感じられない ^^; んですよ。 (← 辛うじて寒くない・・・・という感じ)  まあ、今ではそのあちらこちらにある通気孔にカーテンを吊ったり、ドアをつけたりして寒風を遮断しているので問題はほぼ解決できているんですけどね(笑)

でもね、そんなのはまだまだ序の口だったことを認識したのが今年の冬でした。

1月16日(土)の朝、Lothlórien_山小舎で目覚めた KiKi はいつもどおりに朝食の支度をし、朝食を食べ、コーヒーを一杯飲んで、そして東京から運んできた1週間分の洗濯物を洗濯機に放り込み、さて・・・・と洗剤投入口を開け・・・・・・・

開け・・・・・・

開け・・・・・・

開か・・・・・ない!!・・・・・・・・  よいしょっと(ちょっと力を入れる)

開け~!!!!

 

 

 

 

ガリ、ガリ、ガリ!!!

 

 

  

  

開いた・・・・けど、え?  何? ガリ、ガリ、ガリって・・・・・・・???

 

 

 

洗剤投入口が凍りついちゃっていて、気候のよい時なら何ら問題なく開くはずの投入口が力任せにしてようやく開いた・・・・・ということを認識するまでに数秒経過。   

 

 

 

「・・・・・・すごいねぇ。  洗濯機まで凍りついちゃうほどここは寒いんだねぇ・・・・・・」  

 

 

 

ところがここで、そ~んな状況だったにも関わらず、底冷えのするその場から早く逃れたい一心の KiKi は思考停止状態のまま、通常の手順をチョチョっとこなし、洗剤を投入し、洗濯機のスイッチを入れると早々に退散してしまいました。  他の家事にとりかかること2時間弱。  普段であればとっくに洗濯が終わっているはずの時間になって洗濯場に戻ってみると、洗濯機がエラー表示を出して止まっているのを発見します。  表示されているエラー番号を見て説明書をめくってみると、それが水系のトラブルであることが判明しました。

 

 

 

「え?  水が出なくて洗濯できていない????  そんなバカな!!!」


 

 

洗剤投入口が凍りついているぐらいですから、水道も凍りついていることは予測できてもよさそうなものなのに、この期に及んで「そんなバカな!」と思うという体たらく・・・・・ ^^;  KiKi はね、一応若かりし頃はスキーフリークを自任しており、雪山での水問題に関してはまったくの素人ではないつもりだったんですよ。  その昔、スキー場のある山小舎では夜間、水道の栓は決して閉め切らず、水をチョロチョロと流しっ放しにしていたものだし、山小舎で数日間家を空けるときは必ず「水抜き」しなくちゃいけないことは知っていたし、実際、週末にLothlórienで過ごして帰京する時は忘れずに「水抜き」しているし・・・・・・。  でもね、よくよく考えてみると全自動の洗濯機って、水道の蛇口は常に開栓状態で、洗濯機側で水の出をコントロールしているんですよね。  ・・・・・っていうことは、洗濯機の水抜きはできていないっていうことにもっと早く気がつくべきだったし、それなりの対処方法を考えておくべきだったんですよね~。    

そしてその日の晩。  今度はお風呂で問題が発生しました。  ガス湯沸かし器と浴槽作りつけの給湯器の間がどうやら凍結しちゃっていたようで、お風呂の蛇口やシャワーからは問題なくお湯(水も含め)が出るんだけど、浴槽の給湯器はブツブツと文句を言うばかりでお湯が出てきません。  こちらもやっぱり水抜きできていない部分です。  どうしたものかと暫し考え、ふと思い立って蛇口側からお風呂の給湯器のあるラインまで浴槽にお湯を入れ、追いだきボタンを押して様子を見てみることにしました。  するとこれが功を奏したとみえ、給湯器の解凍ができて、お風呂に入ることができるようになりました。  いや~、良かった、良かった。  これで経験値を積んだから怖いものなし!  何があっても生き残れるようになっただろう・・・・・と安易に考えたのが KiKi の浅知恵でした。

 

KiKi のこれまでの人生における最大のミス。  どうやらそれをこの週末に犯してしまったようです。

この週末も KiKi はLothlórien_山小舎に来ていたのですが・・・・・・。  本当であれば今日(日曜日)の夜に帰京するのが定例パターンであるにも関わらず、今日はこの時間になっても尚、KiKi はLothlórien_山小舎に軟禁されております。  え?  何でそうなっちゃったかって??  まあ、こちらをご覧ください。

 

 

 

 

P2070711.jpg  おはよう!とカーテンを開けたらそこは異世界

P2070713.jpg  なんて美しい銀世界!  ・・ってちょっと待てよ?

P2070705.jpg  車!  車はどこ??? 

P2070710.jpg  薪切り!  えぇ?????  どこ??

P2070718.jpg  薪補充!!  あんりゃ~!!!

P2070707.jpg  なんじゃこりゃ?

P2070706.jpg  ひょっとして、私、雪に閉ざされた?????

 

ま、てなわけで現在 KiKi はLothlórien_山小舎から動くことができなくなってしまったのでした。

よ~く考えてみると、かのナポレオンさえ適わなかった冬将軍相手に、安易に喧嘩を挑んだ(? 本人にはそんなつもりはなかったけれど・・・・・ ^^;)KiKi は大馬鹿者でした。

 

ま、冬将軍にやられちゃったお話にはもっと色々楽しい(? 情けない?)トピックもあるのですが、それは無事に KiKi が帰京できたらお話させていただきたいと思います。  

以前から興味だけは持っていたものの、およそ定価で購入する気にだけはならなかったこの本。  たまたま自宅近所のブックオフで発見したので、手に取ってみました。  著者の青柳いずみこさんはピアニストであるのと同時に文筆活動でも結構活躍されており、KiKi が過去に定期購読していた「ムジカノーヴァ」という音楽雑誌やら、ヤマハフィーリングクラブから1ヶ月おきに自動的に送られてくる「音遊人(みゅーじん)」にも定例でエッセイを書かれていらっしゃるので、KiKi にとっては結構親しみのある(一方的に・・・・ではありますが ^^;)女性です。

ボクたちクラシック音楽つながり - ピアニストが読む音楽マンガ
著:青柳いづみこ  文春新書

41LtwoWFssL__SL160_.jpg  (Amazon)

どうして音楽を聴いただけですぐに弾けるの?  オーケストラが鳴る指揮者とは?  海外留学、コンクール優勝は必須?  「のだめカンタービレ」「ピアノの森」「神童」はクラシックの世界への「開けゴマ!」  (新書本帯より転載)

第1章: 一回読譜したらとっととやるぞ!
第2章: 楽譜どおり弾け!
第3章: バレンボイム対ホロビッツ!?
第4章: コンクール派と非コンクール派
第5章: 留学
第6章: 指揮者の謎
第7章: コンサートで受けるプログラム
第8章: 音楽は人間が出る?
第9章: ピアニストは本当に不良債権か?

やっぱり「のだめ」の力はすごいものがありますねぇ~。  一応、いくつかの漫画を題材に青柳さんが音楽家の本音的なことをエッセイ風に綴った本になっているのですが、メインに扱われているのはやっぱり「のだめ」でした。  

クラシック音楽関連の雑誌やら著名な演奏家の著作をいくつか読んでいる KiKi にとってさほど目新しい話題は書かれていなかったのですが、1つ1つの章で書かれていることに関しては「うんうん、そうだよね~」とか「そうそう、そんな話、どこかで読んだか聞いたことがあるよ」となかなか楽しくサクッと読み進むことができました。

読んでいく中で意外に思ったのは第1章の中の「初見と暗譜の方程式」のところで、「初見が得意な人には、暗譜が苦手な人が多い」と書かれていたこと。  KiKi は真面目にレッスンしていた頃にはどちらも得意だったんですよね~。  でもね、年齢を重ねるにつれ、どちらも苦手になっていった・・・・そんな気がしていたんですよ。  特に暗譜に関しては間違いなく大人になるにつけダメになっていきました。  で、これは記憶力の低下 もしくは 「あがる」という心理と密接に関連しているんじゃないかと思っていたんですよね。  前にもお話したことがあるような気がするんだけど、子供時代の KiKi はあがるというのが理解できなかったぐらいふてぶてしかったんですよね~。  逆に、どちらかというとステージの上では誰にも(まあ、ピアノの先生ですけど)邪魔されずにノビノビ弾けるから大好き♪ ぐらいに感じていました ^^;  それが大人になってから、色気・・・・というか、人に媚びる(要するに「上手く弾きたい」とか「あそこの情緒をもっと出したい」とか「苦手なあそこをはずさずに弾ききりたい」とか、演奏前に余計な邪念が入る)ようになってから、突然ステージ上で頭の中が真っ白・・・・・な~んていうことを経験するようになったという自覚があります。  

子供時代は暗譜って自然にできちゃうもの・・・・そんな感じでした。  だいたいにおいてピアノ曲って見開きページで終わる曲な~んていうのは本当に導入期だけで、練習中に必ず「譜めくり」という行為が伴います。  ところが音楽は続いているので、楽譜をめくるために中断するとその流れに支障を来すわけで、フレーズがぶつ切りになったり和声進行が中断されたりして要するにバランスが崩れちゃうんですよね。  レッスンの時は先生がめくってくれるからいいんだけど、自宅で練習している時はそのバランスの崩れが苦痛になったりするんですよ。  で、その苦痛がイヤだと思っていると、楽譜めくりのパートを自然と覚えちゃう・・・・・そんな感じでした。  それが知らないうちに広がっていって、ふと気がつくと全体が頭に入っている・・・・・それが KiKi の暗譜方法でした。  だから暗譜で苦労したことってあんまりなかったりするんですよ。  ところが、大人になってからは、譜めくりの部分だけは暗譜できているんだけど、そうじゃないところがなかなか頭に残らない。

挙句、頭に叩き込んだと思っていても演奏中に何かで気を反らせると、その瞬間にすべてが消え去る・・・・そんな風になっていったんです。  今もレッスン中に例えば家人が大きな物音をたてたとか、愛犬が走り回ったとか、誰かが訪ねてきて「ピンポ~ン」とか「ごめんくださ~い」なんていう音が耳に入った瞬間に集中力が切断されて(集中力が切れると言うより、コンセントをいきなり抜かれたような感じ)、先がわからなくなるだけじゃなくて、自分が何をしていたのかさえわからなくなったりするんですよね~。  極端なことを言うと、その物音が出た瞬間に手が止まって、場所を動かした覚えはないんだけどそこで指のある場所で和音を弾いても自分がどこにいるのかわからない・・・・そんな風に感じるようになってきたんですよね~。  (昔は、手が止まっても、その場で和音を弾くといつでも復帰できたんだけど・・・・・。)  

  

この週末も KiKi はLothlórien_山小舎で過ごしていました。  とにかく例のブツが片付く目処がたつまでは、KiKi にとって山小舎での労働はもはや「何が何でもやり遂げなければならないこと」の筆頭になってしまっています(苦笑)  さて、では薪小屋の状況からご報告しましょう。

2010_Jan26_011.jpg  こちらがブツが届いて作業第1週目の結果

2010_Feb02_006.jpg  そしてこちらが作業第2週目の結果(この週末の作業前)

2010_Feb02_009.jpg  そしてこちらが今週の作業の結果です。

下段奥の棚だけを見ると着実に薪が積まれていますが、一方で当初は下段手前の棚にあった薪が消滅し、ついでに上段の薪まで減っていることがおわかりいただけるかと思います。  これが週末滞在時の消費分です。  上段手前がどこまで減っちゃったかはこちら(↓)の方がもっとわかりやすいかも・・・・・ ^^;

2010_Feb02_010.jpg

さて、ではこの涙ぐましい(?)労働の結果、例のブツの山がどうなっているか?と言えば・・・・・

2010_Jan17_010.jpg  こちらが配達直後、作業未着手状態

2010_Jan17_016.jpg  そしてこちらが第1週作業後(敷地内材木置き場に移動後)

2010_Feb02_008.jpg  そしてこちらが今週末の作業後

このブツの山(現物)だけを見ていると、ほとんど変化が感じられず正直ウンザリしちゃわないでもないんだけど、こうやって定点観測して比較してみると、そこそこ材木が減っていることが確認でき、労働の価値(?)が視覚化できたような気分です(笑)  

因みにこのブツの山を別の角度から見てみた比較もしておきたいと思います。

P1160642.jpg  これが配達直後、作業未着手状態

2010_Feb02_007.jpg  そしてこちらが今週末の作業後

端から少しずつ減っていっていることが見てとれます。  

うんうん、労働の成果は確実に表れています ^o^  とは言うもののそれをさらに客観視してみると、使った分だけ埋める・・・・という際限のない追いかけっこをしているだけ・・・・ということも再認識させられます(苦笑)  まあ、この労働の目的の半分は「薪補充」のためだけど、空気のよいこの場所で肉体労働をするということは「健康のため」にやっている・・・・・と考えれば、これもまたよし♪ だと思うんですけどね。

KiKi はね、Lothlórien_山小舎に薪ストーブを導入しようと考えた時、何冊も「薪ストーブに関する本 or 雑誌」を買い漁って読んだんですけど、その中で KiKi の先輩格にあたる現役薪ストーブオーナーさん(多くが男性)のお話が載っていて、皆さん口をそろえて仰っていたんですよ。

曰く 薪小屋がいっぱいになっているのを見ると幸せ♪

曰く 薪小屋の薪が減ってくると焦る

曰く 薪小屋の薪を埋めること自体が楽しい♪

これってものすご~く男性的な嗜好・・・・というか、考え方だよなぁ~って思っていました、当時は。  というのもね、 KiKi の身の周りでPCにプリ・インストールされているカードゲーム・ソリティアが流行っていたことがあったんだけど、男性はなぜかソリティアで遊んだ結果を記録していたりするんですよね~。  で、この時はどうだったとかあの時はどうだったとか嬉々として話していたりする(笑)  ♀の KiKi はソリティアで遊ぶことはあっても、記録なんて取ったことないし、ましてやその記録を眺めてほくそ笑んだり悔しがったりなんていうのはしたことがなかったんですよ。  ゲームはそれ自体を遊ぶことを楽しむけれど、その記録を後で眺めて二度楽しむ(?)というのがわからない・・・・そんな感じです。  

でね、その「ソリティアのゲーム記録付け」とこの「薪小屋満タンゲーム」ってどことなく似ているなぁと感じたんですよね。  で、ソリティアのゲーム記録付けをしようとは思わない & その記録を眺めて楽しむことはない自分には彼らの気持ち(薪小屋が埋まっているのを見ると幸せ♪)は理解できないかも・・・・と思っていたんです。  でもね、今の KiKi には彼らの気持ちがものすご~くよくわかるような気がします。  (一応未だに♀だけど・・・・・ ^^;)  やっぱりこの写真(↑)を見ていても、下段が埋まっていくのを見ると小躍りしたいほど嬉しいし、着実に増えていることを認識すると幸せ・・・・・のようなものを感じます。  逆に消費されて減っている部分を見ると、何だか気持ちがザワザワするというか、焦るというか・・・・・・。  「消費するためのブツを作っているだけのこと」と女のリアリズムは声高に訴え続けているのにも関わらず・・・です。

ひょっとすると自然の中で暮らしていると、性別ゆえの特性っていうのは外側から少しずつ剥がされていくものなのかな・・・・なんて感じたりします。  さらに言えば、「性別ゆえの特性だと我々が考えているもの」は「シティ、都会的な環境によって育まれるもの」なのかもしれません。  Lothlórien_山小舎にいると、化粧はしないし、着るものも機能第一(動きやすいもの、汚れてもいいもの、そしてこの季節であればとにかく体を冷やさないもの)になるし、鍬だの鎌だのチェーンソーだの斧だのとこれまた物騒なものを持ち歩いているし・・・・(笑)

 

以前に NHK BS で放映されているアニメ番組に感化(?)され、「少女ポリアンナ」と「ポリアンナの青春」を読んだけれど、今回もその第2段(?)  たまたま留守録でなぜか録画されていたアニメ番組「わたしのあしながおじさん」を観たことにより、急遽、懐かしさがこみあげてきて手にとって読み返してみてしまった本をご紹介したいと思います。

あしながおじさん
著:ジーン・ウェブスター 訳:谷口由美子  岩波少年文庫

1140970.gif  (Amazon)

孤児のジュディは、名前を名のらないある人物の援助で大学に入ります。  そのひとを「あしながおじさん」と名づけたジュディは、楽しい生活ぶりをせっせと手紙に書いて報告します。  ユーモアとあたたかい愛が全編にあふれる永遠の名作。  (文庫本裏表紙より転載)

いや~、ホント久しぶりでした。  小学生の頃、少なくとも5回は読んだことがあるような気がする「あしながおじさん。」  訳者の谷口由美子さんがあとがきで「手紙の書き方はすべてこの本で教わった」と仰っているとおり、この本はジュディのあしながおじさん宛ての手紙のみ(冒頭数ページを除く)で構成されています。

KiKi は谷口さんとは異なり、この本から手紙の書き方を教わったという実感はないんだけど(手紙を書くのは全然苦じゃなかったし、どちらかというとスラスラと書けちゃった方なので)、でも彼女の手紙には子供時代も、そしてストーリーを知っている今、再読している間も、ある種翻弄され、ある種魅了されながら読み進めていく・・・・そんな物語だと思います。

とにかくジュディの手紙が面白いんですよ。  文体がコロコロ変わるのも面白いし、トピックもコロコロ変わる。  それにね、女の子の手紙だなぁと思わずにはいられないのは、こんなところ(↓)です。

ジョン・スミスと呼んでほしいというような人に、最大の敬意をはらうといっても、それはなかなかむずかしい注文です。  なぜ、もう少し個性のある名前を選ばなかったんですか?  これじゃまるで「馬のつなぎ杭様」とか、「物干し竿様」に書いているみたいじゃありませんか。  (最初の手紙 初年度9月24日の手紙)

自分を援助してくれている、但し自分のことは詮索されたくないという篤志家の方を相手に最初の手紙でその名前についてとやかく言う(笑)  挙句の果てにどこから出てきたのか「ジョン・スミス」≒「馬のつなぎ杭」 or 「物干し竿」という発想!(笑)  正直なところ KiKi も一応は♀だけど、この発想の転換(と呼べるものなんだろうか?)には唖然としてしまいます。  でもね、もちろん不快感はないんですよね~。

そうかと思うと、こんな手紙もあります。

今日、あたしが習ったことをちょっと聞いてください。  「正角錐台の側面積は、両底面の周囲の和と台形の高さの積の二分の一に等しい。」  うそみたいですけど、ほんとうです ― あたし、ちゃんと証明できますよ!  おじさんには、あたしがどんな服を持っているか、お話していませんよね。  ドレスが6着あって、すべて新しくて、きれいで、あたしのために買ったものです - 誰か、年上の人からのおさがりなんかじゃありません。  おじさんは、おそらくおわかりにならないでしょうね、これが、孤児の人生にとって、まさに画期的なことだということを。  (初年度11月15日の手紙)

数学の話をしたいたかと思うと、いきなりドレスの話!!  しかも、「証明できますよ!」と言うからにはその話が続くのかと思いきや、言いきっておしまい(笑)  恐らく、大人、そして特に男性がこの手紙をもらったら、「数学の証明」から思考回路が離れ切っていない状態でいきなり「ドレス」だから、肩透かし・・・・というか、ガクっとくるというか、そうなっちゃうだろうなぁ(笑)  これはどう考えても女の子の書く文章の特徴のような気がすると可笑しくて、可笑しくて(笑)

これがもっと進むとこんなことまでジュディは書き始めます。

おじさん、シフォンだの、ベネチア風ポイントレースだの、手ししゅうだの、アイルランド風鉤針編みだのということばが、男の人たちにとって、何の意味もないつまらにことばだと思うと、男の人って、なんてうるおいのない人生を送っているのだろう、とつくづく思ってしまいます。  ところが、女の人は、たとえ、興味を持っていることが、たとえば赤ちゃん、細菌、夫、詩、召使い、平行四辺形、庭、プラトン、ブリッジ、とにかく何にしろ ― 基本的に、そして常に服装には興味を持っているものなんです。  (3年目の12月7日の手紙)  

KiKi は正直なところどちらかというとファッションには疎い方だし、服装への興味は♀の割にはかなり薄い方だと思うので、必ずしもジュディのこの意見には手放しで賛同できなかったりもするんだけど、KiKi がジュディの女の子らしさを感じるのは、そこよりも、興味を持っていることの羅列の仕方です。  何で赤ちゃんの次が細菌で、召使いの次が平行四辺形で庭の次がプラトンなんだ????  この発想の回転の仕方はまさに女性的だと思うんですよね~(笑)

 

リング祭り開催中・・・・ではありますが、なんせリングは長いので(^^;)、ウィークデーの音楽鑑賞には必ずしも適している・・・・・とは言い難いものがあります。  特に今回は読書と並行してのエントリーということで書き連ねているので、平日音楽鑑賞としてのハードルは高くなるばかり・・・・・(苦笑)  ま、てなわけで今日は平日向きに、ぐっとハードルを下げた音楽についてのエントリーを書いてみたいと思います。  これまたちょっと忘れかけた感のある別企画「のだめカンタービレに出てくるクラシック音楽を聴いてみる」に戻ってみました。  ま、てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

シューマン 劇音楽「マンフレッド」序曲 Op. 115
DG 437 641-2 演奏:バレンボイム指揮 & シカゴ響 録音:1977年3月

CD12_2.jpg  (Amazon)

この曲、KiKi はLP時代に結構いろいろな指揮者の演奏で聴いたような記憶があるんだけど、現在手持ちのCDではめっきり減ってしまっているようで、iPod に転送されているデータを見る限りではこの1枚しか発見することができませんでした。  因みにこのCD、今よりCDが高かった時代にドイツグロモフォンが廉価版ということで発売した「Galleria」というシリーズに入っています。  同時収録曲はシューマンの交響曲(全曲)です。

このCDを購入した頃は KiKi にとってバレンボイムは指揮者というよりピアニストの印象が強かった時代です。  ピアニストとしてのバレンボイムは実はあんまり好きじゃなかったし、KiKi のミューズ、ジャクリ―ヌ・デュ・プレとの色々があったりして、正直「バレンボイム、どうもムシが好かん!」と思いつつも、なけなしのお小遣いでシューマンの交響曲全集を手元に置くために「今の資力で買えるのはバレンボイムしかないか・・・・・」と購入した・・・・・といういきさつのあるCDです。  そんな KiKi が今ではバレンボイム盤のリングをほいほいと買うようになっているのですから、人間の感情なんていうのはコロコロと変わるものですねぇ・・・・・(笑)

ま、それはさておき、オペラを作らなかったシューマンが作曲した劇付随音楽「マンフレッド」(序曲と全15の場面音楽で構成)の序曲部分です。  マンフレッドそのものはバイロン(イギリス・ロマン主義を代表する詩人)の詩劇です。  因みに、この「マンフレッド」、岩波文庫に収録されていたのですが、今では絶版状態で Amazon で調べてみると Market Place の最低単価が 2,000 円!!!  大学時代に KiKi はこれを岩波文庫で持っていたはずなんだけど、あの本はどこへ行っちゃったんだろ???  手元にあればそれを売っぱらって(今時買う人がいるのかどうか、よく知らないけど)今、欲しいなぁと思っているCDが買えちゃう値段です(^^;)

ま、それはさておき、さすが音楽界のロマン派の雄シューマンはやっぱり選ぶ題材もロマン派。  しかもその内容がいかにもシューマン好み。  主人公の青年マンフレッドは愛人を死に追いやってしまった罪をかかえ、その罪故に深く苦悩し、忘却の淵に沈むか発狂するかもしくは自らの死を求めるのですが、呼び出した精霊や魔女には「ごめん、それ私の領域とはちょっと違う・・・・」と断られながらアルプスの山中をさまよい続けます。  ついにその愛人の亡霊を呼び出すことに成功し、許しを乞い自らも息絶える・・・・・・・・と。  かすかな記憶ではそんな物語だったように思います。  

「のだめ」ではこの曲、R☆Sオケのデビュー公演の幕開け曲として紹介されています。  で、そのコンサートのメインディッシュがブラームスの交響曲第1番。  因みに裏話的には、ブラームスはシューマンのこの「マンフレッド」を聴いて、「う~ん、やっぱり僕も交響曲を書いてみなければ・・・・・」と思ってブラ1に着手(但し、そこからできあがるまでに、また膨大な時間を要することになるのですが・・・・ ^^;)した・・・・ということになっています。  そういう意味では、「マンフレッド序曲」と「ブラ1」をセットでプログラムした千秋君(もしくは二ノ宮女史)、さすが芸が細かくていらっしゃる・・・・・っていう感じです。

 

昨日、食材の買い出しで自宅近くのスーパーに行った帰りに、その並びにあるブックオフに久々に寄ってみました。  最近では KiKi は新刊本を購入することはとっても稀で、多くの場合がブックオフもしくは Amazon の Market Place での中古本購入がその大半・・・・・となってしまっています。  とは言うものの、ブックオフに寄ると大抵の場合が何かしら(それも5~6冊単位で)を購入してしまう習癖があるため、「今日は疲れているなぁ・・・・・」と感じる日には持ち帰ることになるだろう本の重さを想像しただけで「又、今度・・・・・」となることが多いんですけどね(笑)  いえね、別に本だけだったらいいんですよ。  でも、多くの場合が食材の買い出しとセットになっているので、片手に本、片手に米 とか 大根 とか じゃがいも とか 醤油 だったりすると、会社帰りの疲労気味の身体にはチト辛くてねぇ・・・・・。  ついでに会社から持たされているPCを背中に背負ったりしているので・・・・ ^^;  

ま、それはさておき、ブックオフでの本購入において問題になるのは定価ではないことによる気安さから、選択眼が甘くなりがちで、「タイトルに惹かれて・・・・・」というだけで、ついつい手を伸ばしてしまう本が多くなったこと・・・・・でしょうか?  今日ご紹介する本も正直なところ中身はほとんど吟味しないまま、「タイトルに惹かれて」手を出してしまった1冊です。

 

中高年からの田舎暮らし
著:湯川豊彦  学研M文庫

4059020575.jpg  (Amazon)

都会の喧騒や慌しさから離れ、豊かな自然、静寂、新鮮な空気を求めて田舎で暮らしたい。  でも、具体的にどうすればいいのか?と、今ひとつ足を踏み出せないでいる方々も多いはず。  そんな疑問に、「元・都会人間」を自認する著者が、実際に田舎に暮らす自らの経験をもとに、「田舎暮らし」の喜び、失敗談、そして具体的な方法を分かりやすくお教えします。  この一冊で、豊かな田舎暮らしが貴方のものに!  (文庫本背表紙から転載)

このブログにある程度定期的に訪ねてくださるゲストの皆様は KiKi がLothlórien_山小舎暮らしを画策していることはとうにご存知だと思うんですけど、そろそろ本格的な移住スケジュールを検討し始めた KiKi はここいらでもう一度自分がやろうとしていることを客観的に見つめ直してみたいなぁ・・・・と思っていたところ、たまたまブックオフの棚で燦然と光を発している(笑)この本のタイトルに吸い寄せられてしまいました。  で、ご購入と相成ったわけです。  因みにこの本、こんな構成になっています。

プロローグ 田舎暮らしで、もう一人の自分に出会う
       (十年間、田舎で暮らしてわかってきたこと)
第1章 現代の田舎は、昔の田舎とは大違い
       (もはや、子供時代ののどかな田舎をイメージしてはならない)
第2章 田舎の住まい探しは、自分で行うのが原則
       (自分の目で確かめ、自分の価値基準で判断すれば、後悔しない)
第3章 田舎の家は、自分中心の発想で造りたい
       (新築、リフォーム・・・・。  田舎には建売住宅は存在しない)
第4章 田舎暮らしに、日曜日は存在しない
       (のんびり派も、張り切り組も、田舎では毎日がウィークデー)
第5章 田舎暮らしのQ&A
       (「都会も田舎も、同じ人間が作る社会」 そう考えると、気が楽になります。)
付録・田舎暮らし希望者のための情報集

全ページ数297なんだけど、たった数時間で読めちゃった・・・・・・ということは、まあ KiKi にとってはどちらかというと「さらっと流せるタイプの本」だったということになろうかと思います。  でもそれは内容がめちゃくちゃ薄い・・・・・ということではなく、どちらかというと「田舎暮らしをイメージだけしていて躊躇している人の背中を押す本」というカテゴリーに入る記述が多いから・・・・・とも言えるような気がします。  

この本を購入するにあたり期待していたのは、KiKi のような「週末田舎暮らし組」が「定住田舎暮らし組」になろうとする時に必要な予備知識・・・・みたいなものだったんだけど、結論からすると「実際の経験 & それに伴う感情に勝る知識はない」という、ある種当たり前のことでした。

特に第4章まではデジャブ感・・・・というか、「そうそう、そうなんだよね~」という共感だとか、「うんうん、KiKi もやったよ、それ」という追体験だったりとか、そんな感じでホントさらっと流しちゃった(笑)  で、第5章でようやくまだ定住していないが故に経験していないことがチョコっと出てくるんですけど、いわゆる「想定外」みたいなことはな~んにも書かれていなかったので、「まあ、これなら何とかなりそうだな」という一種の安心感を得た・・・・・そんな感じでしょうか?

 

北欧神話 P. コラム

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せっかく「リング祭り」を開催(?)しているので、それに因んで、今日はこちらの本をご紹介したいと思います。  ワーグナーが「リング」を構成するにあたり、その原典を求めた「ゲルマン神話」「ゲルマン伝説」の1つ、北欧神話の「エッダ」をコラムというアイルランドの詩人でもあり、劇作家でもある方が「子供にもわかりやすく再話、再構築した物語」、北欧神話です。

北欧神話
著:P. コラム 訳:尾崎義  岩波少年文庫

1145500.gif  (Amazon)

神の都アースガルド。  威厳にみちたオージン、力自慢のトール、いたずら好きのローキ、美しい首飾りとひきかえに夫を失った女神フレイヤなど、個性的な神々の活躍を描きます。  「エッダ」に基づいて書かれた少年少女のための北欧神話。  (文庫本裏表紙より転載)

 

今、KiKi はこれと並行して「エッダ」を読み進めているんですけど、あちらは韻文テイストを残している上に、ところどころ欠落部分があったり、話があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりしているのに比べて、こちらは組み立て直しが行われているのでスンナリ読めるところが楽チンです(笑)  実はこの本は KiKi は子供時代から何度も読んでいるので、北欧神話のスタンダードは KiKi の中ではこの本になってしまっています(笑)

KiKi はね、子供時代は「神話」って大好きで、当時図書館で手にすることができるありとあらゆる神話を読み耽っては想像をたくましくしていたようなところがあるんですけど、成長するにつれて、神話と宗教の関係性(?)がよくわからなくなっていっちゃったんですよね~。  で、同時に特定の宗教に帰依していないということもあって、自分を無神論者だと思う時期があったり、一神教を胡散臭いと思う時期があったりして、30代に入ってからまた神話の世界に惹かれるようになって・・・・・という感じで「神話」とお付き合いしてきています。

そんな「神話とのお付き合い」の中で、KiKi は北欧神話ってギリシャ・ローマ神話とかエジプト神話以上に惹かれるものがあるんですよね~。  エジプト神話の神様っていうのはやっぱり神様然としていると思うんだけど、ギリシャ・ローマ神話の神様も北欧神話の神様も、神様ではあるんだけど神々しいだけじゃなくて人間臭い・・・・・というか、欠点もいっぱいあって親しみが持てるところがいっぱいあると思うんですよね。  でも、ギリシャ・ローマ神話の神様はどことなく洗練されていて優雅さを湛えているのに対し、北欧神話の神様ってもっと素朴な感じ(野暮とも言える ^^;)がして、およそ完全無欠とは言い難い・・・・・その曖昧さが好きなんですよ。

だいたい神様のちょっとした行為が、その時には目に見えるような何かを引き起こすところまでは至らないのに、結果的に「神々の黄昏」を導いていく・・・・・というのは人間の業にも通じるものがあるような気がして、神話でありながら我が事のように読むことができるというのがかなり特異だと思うんですよね。  神々の長、オージンが自分の片目を捧げてまでして得た「知恵」を持ちながらも、とある出来事で発生した賠償問題で「金・宝」による取引をしてしまう話、その取引の結果として「金・宝」に執着する一度はアースガルドから追放した強欲女の入国を許してしまう話、その女に撒き散らした毒の話、本来であればラグナロクで威力を発揮するはずだった武器を、ひとめぼれした乙女との結婚の代償として手放してしまっていた神様の話、等々が全部ラグナロクに集結していくというのがものすご~く強烈であるのと同時に、金権主義にまみれている今の自分の生活にふと引き寄せて色々なことを考えさせられるし・・・・・・。

 

この週末も KiKi はLothlórien_山小舎で過ごしていました。  白菜漬けのことも気になるし、届いたばかりのブツのことも気になるし、週末が待ち遠しい今日この頃です。  さて、先週のLothlórien_山小舎通信(?)で、KiKi は自分の人生において縁があるとは思っていなかった所有物(チェーンソーだとかガソリン缶だとか)のお話をさせていただいたわけですが、せっかくなので今週もその続き・・・・・ということで、「他にもあるこんなもの」のご紹介をさせていただきたいと思います。

まずはこちら(↓)  これって何だと思います???  

2010_Jan26_006.jpg

 

「だっさい巾着袋」

 

 

ま、確かにそうなんですけど、これだけじゃ想像するのも難しいですよね(笑)  この巾着袋の中身は・・・・・・と言えば、こ~んなものが入っています。

 

 

2010_Jan26_007.jpg

 

丸っこい、砥石に見えなくもない、もしくはこれまた「だっさいペーパーウェイト」に見えなくもない物体です。  いずれにしろさもないものにしか見えないと思うんですけど、KiKi はこれが手放せません。  冬の KiKi の大切な夜の友なのです。

 

 

では、正体を明かしましょうね。  この丸い物体、昼間はこんなところに置かれています。

 

2010_Jan26_008.jpg

 

薪ストーブのストーブトップです。  ここで日長一日徹底的に温められます。  そして、夜の帳が下りた頃、この丸い物体は例のだっさい巾着袋に移動させられます。  そ☆し☆て・・・・・・・

 

 

 

2010_Jan26_020.jpg

 

ここ(↑)へ移動します。  この写真だとひょっとするとわかりにくいかなぁ・・・・。  これ、KiKi のお布団の足元をめくりあげたところです。  ま、簡単に言っちゃうと、湯たんぽがわり・・・・・というか、あんかがわり・・・・・というか。  

KiKi はね、末端冷え性が結構きつくて、冬場の足とか手先とかは氷のように冷たくなっちゃう体質なんですよね~。  で、夜はなかなか寝付けないのが悩みの種だったんです。  かといって電気あんかをお布団に入れると、朝起きた時のどがカラカラに乾いてしまって、下手をするとちょっとのどが痛くなったりするのでその対処にものすご~く苦労していたんですよ。  でもね、この石をゲットしてからというものの、寝付きはよくなるわ、朝起きてものどがカラカラになっていることはないわ、電気代はかからないわといいことづくめ!(笑) 

いつだったか薪ストーブの本だったか雑誌だったかに紹介されているのを見て、その効果に関しては半信半疑のまま、それでも藁をもつかむような思いでゲットしたのですが、ホント、いいお買い物をしたと今では大満足です。  唯一の難点は・・・・・と言えば、温めておく時間が必要ということで、現時点の東京 - Lothlórienを行ったり来たりしている状況では到着した日(ETCの夜間割引を利用して移動するので、多くの場合Lothlórien_山小舎に到着するのは金曜日の深夜)にその効力を発揮してもらえないこと・・・・・ぐらいでしょうか。

 

次にご紹介するのはこちら(↓)です。

2010_Jan26_015.jpg

 

ま、これは見るからに何に使うものかはわかりますよね。  今回は写真を撮るのを忘れちゃったんだけど、これともう一つ、鉈(ナタ)な~んていうものもあります。  こちらは地元材木業者のHさんからタダでもらっている端材を適当な長さに切ったものをさらに割って、焚きつけを作るのに使います。

2010_Jan26_014.jpg  (端材を切ったもの。  これを割ると・・・・)

2010_Jan26_016.jpg  (ちょっと太すぎるのもあるけど、焚きつけに)

      

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