ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ第2番

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昨日外出したついでに新宿のタワーレコードにふら~っと立ち寄りました。  で、本当は「見るだけ」のつもりだったのが、このブログを通じて交流させていただいている何人かの方々のエントリーで知ることになった興味深いCDたちがひそやか~に甘~い囁きで「私を買って b-hato4-b.gif」と KiKi を誘惑してきました。  物欲はそんなに強い方じゃない KiKi なんだけど、どうもCDショップとブックストアでは日頃息を潜めている物欲が一気に目覚める体質のようで、そこから先は半ば夢遊病状態に陥り、6枚ぐらいのCDを抱えてレジに並ぶことになってしまったのでした(笑)。

で、そんな中の1曲を聴いてもよかったんだけど(いや、実際には聴いたんだけど)、今日はそのタワレコで陳列されているをの見て、KiKi がその存在をようやく思い出したCDを取り上げてみたいと思います。  てなわけで今日の1曲はこちらです。

ヴィラ=ロボス ブラジル風バッハ第2番
TOCE-59148 演奏:カポロンゴ指揮 & パリ管弦楽団 録音:1973年

31VRcCl3FfL__SL500_AA192_.jpg  (Amazon)

 このCDは KiKi がまだバリバリと働いていた頃、よく南の島にヴァケーションに行っていたんだけど、たまたまお仕事がメチャクチャ忙しくてなかなか休暇がとれない状態が続いたとき、かなり「ふらすとれ~しょん!!」っていう感じになって思わずジャケ買いをしちゃった1枚です ^^;  ね、見るからに南国っていう感じでしょ♪

 

実はこのCDを購入するまで、KiKi のヴィラ=ロボスという人の印象はギター曲の作曲家というもの。  だから当然この曲についての知識はゼロだったわけです。  でもね、何はともあれこの極彩色のジャケットに強烈に魅せられて、次に興味を持ったのが曲のタイトルなんですよ。  だってブラジル風のバッハなんですよ!  「それってどんなだよ??」っていう感じがしませんか??  だいたいブラジルには行ったことがない KiKi にブラジル風がわかるかどうかもよくわからないし・・・・ ^^;

でもまあ、そんなことはある意味ではどうでも良かったんです(笑)。  とにかくその時点で KiKi の心はこのジャケットの柄の水着 もしくは ビスチェを身に纏い、あっつい中を散歩したり、トロピカルドリンクを飲んでいる自分のイメージ(というより妄想)が渦巻いちゃって、とにかくこのCDが欲しくなっちゃったんです。 (← 論理は破綻しているけれど、まあそういうことなんです。 ^^;)  で、最初に聴いたときの印象、それは

「なんじゃ?  コレ?」

というもの。  いや、何だかすご~く不思議なものを聴いた感覚が残ったんですよね~。  少なくとも KiKi は水着なんかは着ていないし、トロピカルドリンクなんかも手にしていませんね~、この雰囲気は(笑)。  そのイメージ(妄想)を生かすとすれば、ビスチェ・・・というよりは布切れを巻いて2つ割りのココナッツからダイレクトにココナッツミルクをがぶ飲みしている感じ??  いや、ちょっと違うなぁ。  せめてストローぐらいは使っているような、でも時々面倒くさくなってがぶ飲みもするような、そんな感じかな??  で、KiKi の耳に馴染んだ独墺仏露系の音楽とは確かに何かが違うんだけど、「バッハ」を名乗るだけのことはあってやっぱりクラシック調・・・・と言うか、すご~く奥の深い民俗音楽(民謡)・・・・と言うか、すご~く出来の良い映画音楽・・・・と言うか。  

この CD に収録されているのは第2番、第5番、第6番、第9番で、どうやら1番有名なのは第5番らしい(でも当時の KiKi は知らなかった)んだけど、KiKi が好きなのは第2番と第9番です。  で、今日は第2番。  その第2番の編成は以下のようになっています。

第1楽章 前奏曲(カパドシオの歌)
第2楽章 アリア(われらが大地の歌)
第3楽章 踊り(奥地の思い出)
第4楽章 トッカータ(カイピラの小さな汽車)



ライナーノーツによると第1楽章の「カパドシオ」っていうのはリオで使われていた俗語で「下町の無頼の伊達者」のことなんですって。  どおりでどことなく映画音楽チックなんだ(笑)。  でもあんまり「無頼」っていう感じはしないけれど・・・・ ^^;。  第2楽章はチェロがとっても印象的。  でもね、何となく密教的な不思議な雰囲気がそこはかとな~く漂ってくる音楽なんです。  いや~、何ともいえない土臭さだなぁ・・・・。  でもそれがちょっとフランス風におめかししているから、またちょっと不思議な感じがするんですよね~。  野性味溢れるコロンみたい ^^;。  第3楽章はすご~く生命力に溢れた音楽で、聴いていて胸がす~っとしてきます。  一昔前のハリソン・フォードあたりが活躍するハリウッド映画っぽい感じの音楽でもありますね~。  でね、1番面白いのは第4楽章なんですよ。  いかにも大自然の中を驀進する汽車っていう感じなんだけど、これってどう聴いても「小さくはない」汽車のような・・・・^^;

ジャケットに負けず劣らず、極彩色の楽器の音色が素敵な音楽だと思います。

 

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