ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 Op. 43

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先日このエントリーでもちょっとお話したように、今、KiKi は次にさらうショパンのエチュードの選曲をしなくちゃいけないんだけど、なかなか決めかねて迷っていたりします。  いえね、ほとんど気分は Op. 25-11 の「木枯らし」になりかけているんだけど、まあもう暫くは「どれにしよう・・・」と悩んでみようかな・・・・と。  で、悩みついでに「この曲を初めて聴いたのはいつだっけ??」なんていうことを思い出したりしていました。  つらつらと考えてみるに KiKi が「木枯らし」を初めて聴いたのはこのCD ↓(もっとも当時はLP)だったはずなんですよね~。

Cliburn_Chopin.jpg

 

でね、本来ならばこれを聴いてみたいところなんだけど、生憎このCDは持っていないし、ついでにLPは田舎の実家に置きっぱなしで今、手元にありません。  (まあ、仮にあったとしても再生機がないから聴けないんだけど・・・ ^^;)  それじゃあ・・・・ということで今日ピックアップしてみたのが、演奏者つながりでクライバーンの1枚です。  てなわけで今日の KiKi の BGM はこちらです。

ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲
RCA 09026-62695-2 演奏:クライバーン(p)、コンドラシン指揮 & モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1972年

513VhT-87AL__SL500_AA240_.jpg    (Amazon)

 

 

クライバーンは KiKi にとって最初のピアニスト・アイドルでした。  1958年、旧ソ連が共産党の威信を賭けて、首都モスクワで開催したチャイコフスキー・コンクール。  その第1回にアメリカ人として参加し、米ソの対立軸の中でソ連勢を圧倒して優勝し、帰国後はアメリカ全国民の大歓迎を受け、ニューヨークではオープンカーに乗っての凱旋パレードが行われ、ホワイトハウスでは祝賀パーティーが催され、当時のアイゼンハウアー大統領が自ら空港まで出迎えたとまで言われている大スター ^^;  そりゃあ今だってオリンピックやら国際コンクールやら世界大会で優勝すれば、マスコミにもてはやされてワイワイ・ガヤガヤ姦しいけれど、凱旋パレードなんていうのはさすがにねぇ・・・・ ^^;  まあ、それもこれも「そういう時代」だったんですよね~。

で、KiKi が最初に彼のことを知ったのは ↑ のショパンのレコードだったんだけど、実はこれ、ピアノの先生からようやくピアノ曲のレコードを聴くお許しが出て(このあたりの事情は 「KiKi と音楽」カテゴリーの中で少しずつお話しています。)最初に購入してもらったレコードなんですよね~。  でね、それまで女流ピアニストの生演奏かこのエントリーでお話したジェローム・ローウェンタールの「ピアノ発表会用楽曲・オムニバス」みたいなレコードしか聴いたことがなかった KiKi にすんごい衝撃を与えました。  彼の力強く、それでいてロマン溢れる演奏に一発でやられちゃったんです ^^;  (因みに今でも KiKi のショパン「英雄ポロネーズ」のスタンダードは彼の ↑ の演奏だったりします。)

でもそんな彼もある時ぷつっと演奏活動をストップしちゃって、とっても寂しい思いをしました。  そんな中でふと見つけたのがこのCD(ラフマニノフ & ブラームス)でした。  もう迷わず購入しちゃいました♪  久しぶりに聴くクライバーンの音に思わず涙しちゃったりもして・・・・ ^^;  ・・・・って、これじゃあ今日のエントリーは曲の紹介じゃなくてクラバーンにまつわる思い出話になっちゃうなぁ(笑)

さて、この曲。  KiKi はラフマニノフの音楽の中で1番好きな曲かもしれません。  どんな曲かご存知ない方で、キムタク & 山口智子の「ロング・ヴァケーション」を観た事がある人は、あのドラマの中で松たか子ちゃんが最後のコンクールで弾いた曲を思い出してください♪ (あのドラマ、好きでした。  キムタクには興味ないんだけど・・・ ^^;)  この曲、「狂詩曲」というタイトルがついているけれど、実は変奏曲なんですよね~。  主題として用いられているのは言わずと知れたパガニーニのカプリースの第24番。  それを元にラフマニノフは序奏と24の変奏曲、そしてコーダを書きました。

でもそれだけに終わらず、彼は第7、第10変奏とコーダにリストが「死の舞踏」に使った古い聖歌「怒りの日」の旋律をまるで副主題のように取り入れたりもしています。  きっと多くの作曲家がこの主題をテーマに変奏曲を作曲しているので、何か目新しいことを取り入れたかったんでしょうね♪  ピアノ・パートもとっても技巧的なんだけど、それを支えるオーケストラの色彩感覚も素晴らしい音楽で聴き終わると思わず「ほぉ~  b-hato4-b.gif」とため息が出ちゃいます。  

この名曲をこのコンビで聴ける。  それだけでものすご~く幸せな気分に満たされる KiKi なのです。

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2006年6月 8日 10:46に書いたブログ記事です。

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