グリーグ 組曲「ペールギュント」 Op. 46 & 55

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今日も衝動買いCDを引き続き鑑賞していこうと思います。  こうやってこの3日間で並んでいる曲を見ればな~んとなく察していただけるかと思うのですが、実は今回 KiKi が購入したのは「懐かしの音楽の時間シリーズ」とでも言いましょうか、要は小学生の頃に散々聴かされて、KiKi がCDを購入する際には常に後回し、後回しにしてきた曲ばかり・・・・なんですよね~ ^^;  それだけに廉価盤で、さらにそれが SALE にでもなっていなければ、ぜ~ったいに積極的に買おうとは思えそうもない曲ばかりとなっております。  いえね、本当は Brilliant のハイドンの交響曲 Box でも買おうかしらん・・・と思ったりもしたのですよ。  でも「こんなにたくさん、いつ聴くんだ??」という毎度毎度の言い訳によりそれは今回も躊躇・・・・ ^^;  まあ、ハイドンは今度トリプル・ポイントデーが催される時のためにでも取っておこうかな・・・・と。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ペールギュント 第1組曲 Op. 46
ペールギュント 第2組曲 Op. 55

DG UCCG-3811/2 演奏:カラヤン指揮 & BPO 録音:1982年

31NEM2FMKML__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

 

この曲、元はといえば劇附属音楽として30曲以上あったものの中から若干の整理・改訂を経て2つの管弦楽用の組曲として編まれたようです。  どおりで・・・・。  いえね、KiKi の記憶にうすぼんやりと残っている音楽の時間やら給食の時間の学校放送で聴かされた曲とは並び順が違うんですよね~。  因みにこの組曲での並びはこんな感じです。

第1組曲 (Op. 46)
 第1曲 朝
 第2曲 オーセの死
 第3曲 アニトラの踊り
 第4曲 山の魔王の宮殿にて

第2組曲 (Op. 55)
 第1曲 花嫁の略奪とイングリッドの嘆き
 第2曲 アラビアの踊り
 第3曲 ペール・ギュントの帰郷
 第4曲 ソルヴェイグの歌


これは変!!でしょう  だって「朝」はオーセが死んで、ペール・ギュントが心機一転、アフリカに渡ってモロッコの海岸に立ったときの音楽なのに、オーセが死ぬ前にモロッコに行ってどうするんですか!! >_<  あれ??  何でそんなこと、覚えてるんだ??>自分  イプセンの原作「ペール・ギュント」を読んだことはないはずなんだけど、何故か物語のあらすじとそれぞれの音楽がどの場面に使われていたのかは漠然と覚えているんですよね~。  物語は確かこんな感じだったはず・・・・。




物語の主人公ペール・ギュントはかつては裕福で評判のよい家に生まれたものの、道楽者の父親が財産を使い果たしてこの世を去ってからは、一人息子を溺愛する母親、オーゼと二人、極貧の中に残されます。  ペールは父が失ってしまったものを何とか取り返そうとしますが、とんでもない夢想家で地道に働くことがどうにもこうにも性に合いません。  そんなペールを村人達は「大法螺吹き」と呼び敬遠するようになります。

そんなある日、ペールはかつて仲良くしていた幼馴染、イングリッドの結婚式に招待されませんでした。  これに怒ったペールは結婚式に乱入、そして花嫁を奪って逃げてしまいます。  (確か、この時点で彼にはソルヴェイグという純情な恋人がいたような・・・)  でも、すぐにイングリッドとの生活に飽き、彼女を放って放浪の旅に出てしまいます。(第2組曲 第1曲 「花嫁の略奪とイングリッドの嘆き」)

そうこうするうち、魔物の住む山に向かったペールは、そこで魔物たちに散々な目にあわされます。  (第1組曲 第4曲「山の魔王の宮殿にて」)  危ないところで何とか何を逃れたペール(確か山の魔王の娘と結婚したか何かだったような気がする・・・)。  で、何やかんやでそこを逃げ出し(?)いったん故郷に帰ると、母オーゼが瀕死の床に横たわっていました。  (確か、ソルヴェイグが面倒をみていたような・・・)  彼女の臨終を看取るペール。  死の床にあって尚、放蕩息子の空想談や冒険談を聞いて微笑む優しい老母。  (第1組曲 第2曲「オーゼの死」)  

母を失ったペールは、心機一転新たな冒険をアフリカに求め、モロッコの海岸に立ちます。  (第1組曲 第1曲「朝」)

国際的な(?)山師となったペールはベドウィン族に取り入り歓迎されます。  (第2組曲 第2曲「アラビアの踊り」)  そこで巨万の富を得、酋長の娘アニトラに誘惑され、すっかりその気になってしまいます。  (第1組曲 第3曲「アニトラの踊り」)  ところが財産目当てだったアニトラにあっという間に裏切られ、彼女はペールの財産を奪うと彼を砂漠にポイ!

でも数々の冒険により生命力だけはある、ペールはその後、エジプト、アメリカと渡り歩き、今度はカリフォルニアで金鉱を掘り当てて巨万の富を得ます。

しかし、やがて年老いて故郷が恋しくなったペールは故郷に向かいます。  でもノルウェーを目の前にして嵐に遭って船は難破、またまた無一文になってしまいます。  (第2組曲 第3曲 「ペール・ギュントの帰郷」)  で、命からがらなんとか故郷にたどり着いたペールはそこで盲目になりながらも彼の帰りをずっと待ち続けていたソルヴェイグを見つけます。  そんな彼をソルヴェイグは許し、彼のために子守唄を歌います。  こうしてペールはやっと得た安らぎのなか、永遠の眠りにつきました・・・・・とさ。

第2組曲第4曲の「ソルヴェイグの歌」はあまりにも有名で、この曲だけを聴いたことは何度もあるんだけど、どの場面の音楽だったかちょっと記憶が不鮮明・・・・。  ラストの子守唄は別の歌だったような気もするし、あそこで歌われたような気もするし・・・・。  でも、漠然となんだけどペールの放浪の旅の途中での幻影の歌だったような記憶もあるんだよなぁ・・・・。  って言うか、この曲だけはあちこちで使われているっていうことだったような・・・・。



ただでさえ記憶が不鮮明なところへ持ってきて、この組曲の曲順だと何が何だかわからなくなっちゃうなぁ ^^;  でも多分こんな(↑)感じだったと思います。  子供時代の KiKi はこの「女の敵!」みたいな放蕩息子のペールが嫌いでしたね~。  それからひたすら「耐える女」しているソルヴェーグも理解できませんでした。  でも物語はともかく、これらの BGM にはわくわくしたものでした。  もっともこれってよ~く考えてみると、映画のサントラみたいなものなんですよね。

この曲に夢中になっている頃に、グリーグのピアノ協奏曲に惚れこんで、家では毎日そればかり聴いていたことを懐かしく思い出しました。  当時我が家には「ペールギュント」のLPはなかったんだけど、「ピアノ協奏曲」のLPと「叙情小曲集」のLPだけはあったんですよ。  でもグリーグって小学校の音楽の時間に習わなくちゃいけないほどの作曲家かなぁ・・・・。  まあ、本当の意味で劇的な音楽だし、裏にストーリーがあるから子供にも親しみやすい・・・・とは言えるかもしれないけれど。

さて、最後に今回購入したこのCD、ドイツ・グロモフォンのPANORAMAというシリーズなのですが、全て2枚組。  過去の録音から作曲家別によいころかげんにCD2枚に収まるように選曲したものがガツンと入っていて、1,500円です。(KiKi は20%オフで購入)  ちなみに今回ご紹介したこのCDに収録されている曲のメニューはこんな感じです。

<CD1>
ペール・ギュント 第1組曲 Op. 46
ペール・ギュント 第2組曲 Op. 55
ホルベルク組曲 Op. 40
十字軍の兵士シグール Op. 56
演奏:カラヤン & BPO

<CD2>
ピアノ協奏曲 Op. 16 (コヴァセヴィチ p)
叙情小曲集から抜粋 (ギレリス p)
ノルウェー舞曲 Op. 35 (ヤルヴィ指揮 & エーテボリ交響楽団)



なかなかお得感のあるCDだと思うのですが、いかがでしょうか??

 

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