2006年8月アーカイブ

さて、案の定本日は「ジークフリート」を鑑賞する時間的余裕は皆無でした。(涙)  いえね、KiKi の相棒 Siegfried (iPod) に溜め込んである「リング」を出歩いている間ず~っと鑑賞していたので、公約(?)どおり、ちゃ~んと「リングに嵌って」はいたんですよ。(笑)  でも、今回のこのブログでの企画はバレンボイム盤DVDを鑑賞するということだったので、それは今週末まで「おあずけ」となってしまいました。  で、今日も残りわずかとなったこの時間、何を聴こうか色々悩んだのですがやはり社会復帰を記念した音楽がいいかな・・・・と。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

バッハ(ブゾーニ編) コラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」 BWV645
DECCA UCCD-1035 演奏:クン=ウー・パイク(p) 録音:2000年6月

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さて、今日は久しぶりに美容院な~んていう所に行ってきました。  KiKi が最後に美容院に行ったのが昨年の5月だったらしいんですよねぇ~(美容院談)^^;  だから伸び放題に伸びている髪をバッサリと切ってきました。  散髪して床に落ちた髪と今も KiKi の頭の上に乗っかっている髪がほぼ同じぐらいの量でした!!  何でそんなに放っておいたかというとね、KiKi はもとがクセ毛なので美容院に行くと「縮毛矯正」っていうのをやってもらうんですが、これが時間がかかる(4時間弱)うえにお値段が高いんですよぉ~。  なので、仕事をしなくなると途端に美容院から足が遠のき、ひっつめ髪で毎日を過ごすっていうのが KiKi の毎度のパターンなのです。  でもね、さすがにそのままの状態でいきなり新会社に出社というわけにはいかないので(一応初日には就任挨拶な~んていうのがあるらしい)、大慌てで美容院にかけこんだっていうわけです。  それ以外にも入社準備で書類を整えたりと何かと忙しかったので、なかなかゆったりと音楽鑑賞することができませんでした。  でもね、そんな中、昨日と今日の2日に分断して何とか「ヴァルキューレ」は観ましたよぉ!!  こうなってくると頼れるのは KiKi の根性だけですね~(笑)。  ま、てなわけで今日の(というよりここ2日の)KiKi の1曲はこちらです。

ワーグナー ニーベルングの指環「ヴァルキューレ」 バレンボイム盤
Warner WPBS-90176/7 演奏:バレンボイム(指揮) & バイロイト祝祭管弦楽団 収録:1992年6,7月(@バイロイト祝祭劇場)

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ジークムント:    ポール・エルミング
ジークリンデ:    ナディーネ・ゼクンデ
フンディング:    マティアス・ヘレ
ヴォータン:     ジョン・トムリンソン
ブリュンヒルデ:   アン・エヴァンス
フリッカ:      リンダ・フィニー
ヴァルトラウテ:   シャーリー・クローズ
ヘルムヴィーゲ:   エヴァ・マリア・ブントシュー
オルトリンデ:    ルート・フローレン
ゲルヒルデ:     エヴァ・ヨハンソン
シュヴェルトライテ: 片桐仁美
ジークルーネ:    リンダ・フィニー
ロスヴァイゼ:    ヘーベ・ダイクストラ
グリムゲルデ:    ビルギッタ・スヴェンデン
演出:        ハリー・クプファー

 

仕事始め前にお仕事開始?

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う~ん、こんなはずじゃなかった。  

残り少ないぷ~の自由な日々をゆったりと過ごすはずだったのが、今日はいきなり9月1日からお世話になる会社に呼ばれちまいました。  まあ、名目としては入社手続きに必要な書類についてのお話ということだったのですが、帰りにはなぜか「○○社財務調査報告書」な~んていう名前のとある会計事務所が作成した全70頁のレポートを持たされて帰ってきましたぁ ^^;


  
入社前にこれを読めってか??



何だか一挙に現実世界に引き戻されちゃった気分です。  でもまあ、これからはこういう日々が始まるのですから、1年弱のブランクでかなりなまっている KiKi の脳の活性化には非常に効果的な(眠気を催すとも言う ^^;)資料になりそうです。

てなわけで、今日は本当であれば「ヴァルキューレ」のDVDを鑑賞する予定だったのですが、とてもじゃないけどDVDを観ながらこの資料を読むほど KiKi は器用にはできていません。  明日は明日で入社手続きに必要な色々な書類を調達しに動き回らなくちゃいけないし、「リングDVDを最後に楽しむ4日間」企画はのっけからつまづいちゃったみたいです。  今日の往復の電車の中ではこのエントリーに書いたカラヤンの「抜粋リング」を聴いていたんですけど、それはすでにエントリーにしちゃっているからなぁ・・・・。  ま、そんなこんなで今日はブログネタにする音楽がないという最悪の状況に陥ってしまいましたぁ ^^;  てなわけで今日の Music Diary 更新はお休みです。  明日は少しは時間がとれるんだろうか??  動き回る際には「リング」以外の音楽を聴いてネタを作らないとそれも難しそうです。


 

残りあとわずかとなった KiKi のぷ~太郎生活。  で、ふと「落ちこぼれ会計人の独り言」の方に設定してある「カウントダウン」パーツを弄くってみたい気分に陥ったのですよ。  まあ、これだけの残日数になると何もカウントダウンパーツで数えてもらわなくたってすぐに数えられると言えば数えられるのですが(^^;)やっぱりただ単に頭の中で考えるだけじゃなくて、視覚に訴えてそれなりの「心の準備」っていうやつをするのも必要かな・・・・・な~んていう風に思っちゃったりしたわけです。  でね、昨晩遅く(夜中の12時をとうに過ぎた頃)にカウントダウンパーツを弄くってみたら、「お仕事再開まであと4日!」の文字がモニターに現れました。


  

4日かぁ・・・・。  

 

 

4日ねぇ・・・・・・。  

 

 

4日と言えば・・・・・・。  

 


な~んていう連想ゲーム(?)の果てに行き着いた KiKi の妄想はやっぱりリングでしたぁ ^o^;   で、ふと気がつけば今日は「バレンボイム盤 リングDVD」の「ジークフリート(日本語字幕つき)」の発売日じゃありませんか!!  お仕事を再開しちゃったらリングなんてなかなか鑑賞できないよなぁ・・・・・。  (← と言いつつ、KiKi の相棒の Siegfried(iPod) には「リング」がいっぱい詰まっていたりするのですが ^^;)

 


ま、そんなこんなで残り少ない8月の自由な日々を再びリングのどつぼにはまってみることにした KiKi です。  てなわけで、本日の KiKi の1曲はこちらです。

ワーグナー ニベルングの指環 ラインの黄金 バレンボイム盤
Warner WPBS-90194 演奏:バレンボイム(指揮) & バイロイト祝祭管弦楽団 収録:1991年6,7月(@バイロイト祝祭劇場)

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 ヴォータン:   ジョン・トムリンソン
 フリッカ:    リンダ・フィニー
 フライア:    エヴァ・ヨハンソン
 フロー:     ルト・シュライブマイヤー
 ドンナー:    ボード・ブリンクマン
 ローゲ:     グレアム・クラーク
 ミーメ:     ヘルムート・ハンプフ
 エルダ:     ビルギッタ・スヴェンデン
 アルベリヒ:   ギュンター・フォン・カンネン
 ファゾルト:   マティアス・ヘレ
 ファフナー:   フィリップ・カン
 ヴォークリンデ: ヒルデ・ライトランド
 ヴェルグンデ:  アンネッテ・キュッテンハイム
 フロースヒルデ: ジェーン・ターナー
 演出:      ハリー・クプファー 

 

ここ1年ほど、いわゆる迷惑メールというやつの件数がうなぎのぼりに増えました。  ほぼ毎日のようにメーラーの「迷惑メールフォルダ」を空にしているにも関わらず、まるでそれをあざ笑うかのようにガンガンと送りこまれてくる迷惑メールの数々。  こういうやつらがトラフィックを邪魔しているのかと思うと腹立たしいばかりです。  ところで、KiKi は一応♀のつもりなんですが、送られてくるメールをチラリと見る限りでは(迷惑メールアドレス登録の際にいやでも見えちゃう)どう見ても、KiKi を(というより KiKi のメルアドの相手を)若くて精力がありあまっていて、お金が欲しくてたまらない♂と勘違いしていらっしゃるようで・・・・ ^^;

曰く、「人妻と○○」とか「高収入女性と△△」とかそんなのばっかりです。  そうでなければ♀名前(しかも偽名であることがバレバレ)の誰かから「私と貴方の秘密 b-hato4-b.gif」とか書いてあったりする ^^;  申し訳ない(?)けれど、KiKi にはそういう趣味はないんだけどなぁ・・・・。  KiKi と貴女の間の秘密って何さ???  1度でいいからどんな秘密なのか聞いてみたいものです。  さて、今日届いた約50件の迷惑メールの中の何と約半数がそういう♀名前の誰かからの「私と貴方の秘密 のメール」でした。  ま、そんなわけで久々にこんな曲でも聴いてみようかな・・・・と思っちゃったわけです。  本日の KiKi の1曲はこちらです。

ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第2番 「ないしょの手紙」
DENON COCO-70437 演奏:スメタナ四重奏団 録音:1979年10月

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東京に戻ってまいりました。  いえね、本当は昨日には東京に戻っていたのです。  でもね、昨日は何かと忙しくて音楽を聴く余裕がなかったので、この Music Diary の更新はお休みさせていただいちゃいました。  何が忙しかったかって??  (← 誰も聞いていない? 笑)  詳しくはこちらに書いたのですが、実は KiKi はふと思い立って「ベランダ菜園」なるものを始めてみることにしちゃったのです。  で、昨日は土いじり あ~んど 足りない備品調達 あ~んど 種蒔き等々で大忙し!  作業中 BGM が欲しいような気もしたのですが、さすがに都心のマンションのベランダで音楽をガンガンかけるのも気が引けたのでじっと我慢の子で過ごしたのです。  夜は夜でさすがに疲れちゃったので早寝しちゃったし・・・・(笑)。  何せ土って重いんですよぉ!!  最近はお米よりも重いものは持ったことがなかったので、久々の土運びは体力消耗が甚だしく・・・・ ^^;

で、一夜明けて本日、ベランダ菜園の様子を見に行って感動の一瞬を味わっちゃいました。  実はね~、早速「葉ダイコン」が発芽していたんですよ~。  もっとも過去の記憶を辿ってみると、植物(特に葉もの)は種を蒔いてから24時間ぐらいで発芽するのは一般的な現象であって、不思議でも何でもないのですが、それでも発芽をこの目で確認したのは10年ぶりぐらいなので、見つけちゃったときにはまさに「驚愕」しちゃったんですよね~。  しかもその発芽したプランターに入れた土はこれまた10年以上前に購入したきりほっぽらかしにしてあった土(我が家の物入から出てきた ^^;)で、ひょっとしたらこの土じゃあダメかも・・・・・な~んていう風に思いながら昔取った杵柄とやらで、それなりにメンテをしたうえで使ってみた土だったので、KiKi の驚愕ぶりは一入だったのです(笑)。  ま、てなわけで「葉ダイコン発芽記念」(?)の今日の KiKi の1曲はこちらです。

ハイドン 交響曲第94番 Hob.I-94 「驚愕」
DG UCCG-3815/6 演奏:カラヤン指揮 & BPO 録音:1982年1月

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ロビン・フッド

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ロビン・フッド
1991年 アメリカ 監督:ケビン・レイノルズ


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中世イギリスの民衆のヒーロー、ロビン・フッドの活躍を描いたアクション・アドベンチャー。  12世紀後半、十字軍遠征に加わった良家の出の戦士ロビンは、義兄弟となったムーア人の貴族アジームを連れてイングランドへ帰国。  だが、そこで目にしたものは祖国の変わり果てた姿だった。  十字軍遠征中の国王の留守に乗じて民衆を苦しめ、破壊と略奪の蛮行に走る悪代官。  ロビンの家族も、その一味に殺され、土地や財産を奪われていた。

お尋ね者となったロビンはシャーウッドの森の奥深くに潜み、復讐の機会をうかがう。  そこに、彼を慕って農民たちが続々と集まってきた。  強欲な貴族から財産を奪い、貧しい人々に分け与えるロビン。  一方で、彼は幼馴染の美しい女性マリアンと、愛情を育んでいた。  やがてマリアンが悪代官に誘拐されたとき、ロビンの怒りは爆発。  アジームを始めとする頼れる仲間たち、農民たちを引き連れ、愛と自由を懸けた壮絶な戦いに身を投じていく。  
  

昨晩、寝る直前に TV をつけたらいつかどこかで観たことがあるようなシーンが画面に映し出されました。  「あれ?  これって何だっけ?」と記憶の糸を辿りながらほんの少しだけ観ていたらこの「ロビン・フッド」であることが判明しました。  まあ寝不足になってまでして観たい映画ではないので、そのあとすぐにお布団に入っちゃったんだけど、「ああ、あの頃のケビン・コスナーはカッコよかったよなぁ・・・・。」などとちょっぴり感傷に浸り、そうしたら何だかとっても観たくなってウズウズしてきてしまったので、今日の映画鑑賞はこの「ロビン・フッド」と相成りました。

根っからのコスチュームもの好きの KiKi にとってこの映画は楽しく観ることができる映画の1本ですね。  KiKi は必ずしもケビン・コスナーのファンというわけではないんだけど、「アンタッチャブル」とかこの「ロビン・フッド」の頃のケビンは素直にカッコイイと思いますね~。  もっともケビン・コスナーのロビン・フッドには英国貴族としての格調高さや紳士然とした物腰は全く見受けられず(笑)、そういう意味では「う~ん、これは本当にロビン・フッドなんだろうか?」と感じずにはいられません。  でも、、ストーリーのテンポ感の良さやアクションシーンの痛快さ、そして脇役の豪華さで「ま、いいか。」と思えちゃう作品だと思います。  

それにね、この映画で何よりも KiKi の心をガッチリ捉えてくれたもの、それはシャーウッドの森だったりします。  詳しくは知らないんだけど、あれってきっとイギリスで撮影したんじゃないのかな?  仮にそうじゃなかったとしてもあれは絶対にヨーロッパの森だと思うんですよね。  KiKi は学生時代に2ヶ月ほどヨーロッパ(メインはイギリス)で過ごしたことがあるんだけど、ヨーロッパで何が1番印象に残っているかって「森の風景」ほど深く心に刻まれたものはないんですよね。  だからこの映画でシャーウッドの森が出てくると、仮にそれがどんなにつまらないシーンであったとしても、それだけでワクワクしちゃいました。  ああ、なんて気持ちよさそうな森なんだろう。  あの手作り感満載の家で1週間でいいから過ごしてみたい!!  自然と共生している彼らの生活に憧れのようなものを感じちゃいます。  もっとも今の KiKi はああいう所で過ごせるのはどんなに長く見積もっても1ヶ月だろうとは思うのですが・・・・・。  ああいう所はたまに行くからいいんだよね、きっと。

ちょっと夏休み

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ふと思い立ち、お仕事開始前に夏休み(?)として実家に帰って親孝行の真似事なんぞをしてみようかな・・・・と ^^;  仕事を始めちゃうと何かと億劫になって疲れちゃって、帰省を先延ばしにしてしまう傾向のある KiKi なので(以前3年近く実家に寄り付かなかったことがあった ^^;)、やっぱり暇な今のうちに・・・・な~んていう殊勝なことを考えついちゃった次第です。  てなわけでほんのちょっとの間、ブログの更新をお休みさせていただきます。  

早速 Siegfried が大活躍 b-hato4-b.gif

 してくれることになりましたぁ!!  くれぐれも「忘れ薬」な~んていうヘンテコなものにひっかからないようにしてもらいたいものです(爆)。

 

KiKi は社会人になって暫くの間は生活するのがやっとでクラシック音楽のレコードな~んていうものを買う余裕はまったくありませんでした。  これがポピュラー音楽であれば、レンタルレコード屋で借りてきてダビングという手があったのですが、クラシックにはそんな逃げ道はありませんでした。  で、その延長線上で世の中にCDなるものが誕生してから暫くの間はフルプライスのCDも同じように買うことができませんでした。  それから暫くして、そんな貧乏人の KiKi の強~い味方になってくれたのが、所謂「海賊盤CD」「駅売りCD」と呼ばれる1枚 Max. でも 1,000円ぐらいのCDでした。  そんな「海賊盤CD」「駅売りCD」のほとんどは既に処分され、今では手元に残っていないのですが、わずかに生き残っているCDを今日は見つけちゃいました。  あまりにも懐かしいので今日はそのCDを聴いてみることにしました。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ドップラー ハンガリー田園幻想曲
PIGEON GX88A 演奏:ランパル(fl) & 小林道夫(p) 

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ヘンデル 水上の音楽

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それにしてもあっついですね~ chirol_as.gif  お仕事を再開するにあたり KiKi の1番の懸念はこの暑さです。  なんせ元々が夏バテする体質で、夏場になると体力・食欲がガックンと落ちちゃって、下手をするとそうめんしか喉を通らなくなっちゃうような傾向のある KiKi。  そこへもってきて今年は梅雨時から家に引き篭りがちな生活をしていて、炎天下の中汗をかく、な~んていうことが極めて稀になっちゃっているし・・・・。  こんなんで、いきなりあの殺人的な満員電車に乗って耐えられるんだろうか??  いや、それより何よりこの炎天下、日本全国58箇所もある営業所行脚の旅を無事にこなせるんだろうか???  いや、それ以前に熱帯夜で寝つけない夜を過ごした後目覚まし時計を止めて寝過ごしちゃうリスクは????  う~ん、心配だよぉ~。  早く秋風が吹いて欲しいなぁ・・・・。

今朝もゴミ出しでちょっとだけ外へ出たんだけど、マンションのドアを開けるなりもわ~っと襲ってくる熱気に辟易としてしまいました。  ああ、高原の風が私を呼んでいる。  気持ちのよい海風が私を呼んでいる。  田舎の川べりの堤防を吹き抜ける風が私を呼んでいる・・・・。  てなわけで(?)、今日の KiKi の1曲はこちらです。

ヘンデル 水上の音楽
Brilliant 99986 演奏:マリナー指揮 & アカデミー室内管弦楽団 録音:1993年10月

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iPod と格闘 Part1

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今日はまたもや予告もなしにこのブログ更新のための音楽鑑賞をお休みさせていただいちゃいました。  本来であれば毎日更新が可能な8月中ぐらいは頑張って何か聴いて駄文を書き連ねたかったんですけどね~ ^^;  でもね、実は今日は別件で KiKi はテンテコ舞いだったのです。  何に忙殺されていたかって言うと、それはね・・・・



 


iPod 買っちゃいましたぁ!!





就職が決まった途端のこのとてつもなく無謀な(?)衝動買い!!  う~ん、やっぱり定収入がある状況というのは KiKi の中に眠る物欲を喚起するようです(爆)。  あ、でもね、衝動買いと言っても本当の意味での衝動買いじゃなくて、それなりにじっくり検討はしたんですよ。  何せ午前中はネットで色々 iPod 関係の記事をチェックして予備知識も蓄えたし、ビックカメラでは Mac のシャツを着たお兄ちゃんを1時間以上拘束して、あれやこれやと質問攻めにした挙句、更に1時間以上かけてじっくりその他のメモリーオーディオなんかと比較検討したしね。  で、時間にして5時間以上かけて購入に踏み切った機種はこちらです。  さすがに 60GB はお値段もお値段だし、そこまで必要かどうかもよくわからないのでやめておいたんだけど、日々の食生活を豆腐か納豆かシラスかチリ産の鮭かノルウェー産の鯖で凌いでいる KiKi にしては 30GB の機種にしたってとんでもない出費です(笑)。


 

今日、KiKi が運営する姉妹ブログのブログサービス提供会社 269g のサイトを見ていたら、こんな情報をゲットしました。  

「ロミオとジュリエットの悲劇はここから生まれた、映画『トリスタンとイゾルデ』 - 史上最も美しい、禁じられた愛の物語」 - 公式サイト

ほほぉ!と思ってじっくりとサイト内を読んでみたら、なかなかよさげな雰囲気なのでこの場を借りてちょっとご紹介しておきたいと思います。

製作・総指揮:  リドリー・スコット (「グラディエーター」が有名)
監督:      ケヴィン・レイノルズ (「ロビン・フッド」が有名)

もうこれだけでも見応えありそうだと思いません??  今秋(って、具体的にはいつ公開なんだよ?)から日比谷みゆき座あたりで公開される予定のようです。  公式サイトにあるダウンロードできる画像はこんな感じです。


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 ね?  何だかものすご~くそそられませんか??  ワーグナーのオペラの敷居は何となく高いなぁと感じていらっしゃる方、こういう映画あたりから親しんでみるのはいかがでしょうか??  因みに↑でご案内している公式サイトにはこの物語のあらすじや予告編のトレイラーなども紹介されています。  どうやら、ワーグナーによってはしょられちゃう前の純正「トリスタンとイゾルデ物語」のあらすじのように見受けられます。

ついでにこのサイトにある「あなたが本当に求めている愛の形とは? 恋愛占い」なるものにチャレンジしてみました。  何でも「4つの質問に答えるだけで、あなたの深層心理にひそむ恋愛願望と、そのあなたと同じ愛の形を持っていた歴史上の人物が診断できる、スペシャルコンテンツ」なのだそうです。  で、KiKi の場合は・・・・・・。





破滅的な愛(クレオパトラの愛)




なのだそうです。  いや~、そんなことないと思うんだけど・・・・ ^^;  破滅的なのはイヤだぞぉ~!! 

以上、今秋公開の映画のご紹介でした。

 

いきなりこのブログが「モーツァルト・イヤー」になっちゃったかのようですが(^^;)、今日は少し前に購入したきり封も開けずにCD棚に積まれていたCDを聴いてみることにしました。  以前、何本かのエントリーでご紹介した「グレート・コンポーザーズ」シリーズの第2弾。  「グレート・コンチェルト」です。  何と言ってもコストパフォーマンスのメチャ高いこのシリーズ、定収入なし状態の KiKi であっても全く迷わず購入できちゃったというスグレモノ(?)です。  でも、このBoxを購入した直後ぐらいから「リング熱」に浮かされてしまった KiKi は恥ずかしながら今日に至るまでこのCDを放置状態にしたままだったのです。 ^^;  

さて、どの曲から聴こうかと随分迷ったのですが、やっぱりそこはアマチュアながらピアニストの哀しさ、どうしてもピアノに目が向いてしまいます。  ルービンシュタイン、グルダ(父)、バックハウス、クライバーン、ハスキルと錚々たる顔ぶれに思わずクラクラきちゃいます。  さて、そんなクラクラくる中で選んだ今日の KiKi の1曲はクラクラ・・・じゃなくてこちらです。

モーツァルト ピアノ協奏曲第23番 K.488
DOCUMENTS 223603 321 演奏:ハスキル(p)、オトマール・ヌシオ(指揮) & スイス・イタリア語放送管弦楽団 録音:1953年6月

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さて、そろそろ神話の世界から抜け出して現実社会に戻る心の準備ってやつをしなくちゃいけなくなってしまった KiKi。  逆に言えばその世界に没頭していられるのは8月中だけ・・・・とも言えるのですが、それは「裏ブログ」の方で発散するとして、こちらで聴く音楽はリング熱にとりつかれる以前の状態に少しずつでも戻していく努力をしてみたいと思います。  で、何を聴こうか、色々と考えてみたのですが「コレ!」というのが思い浮かびません。  相変わらず片付けられていないリングの山(しかもさらに積みあがっています ^^;)を前にしてちゃ、無理というものでもあるわけですが・・・・ ^^;  ま、そんな時はあれやこれや考えないでクラシックの王道に戻ってアットランダムに聴くのが1番です。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

モーツァルト 弦楽五重奏曲第3番(第4番?) K.516
PHILIPS 470 950-2 演奏:グリュミオー・トリオ、ゲーレツ(vn)、レズュール(va) 録音:1973年1月

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ルートヴィヒ~神々の黄昏

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ルートヴィヒ 神々の黄昏 完全復元版

1972年 伊・西独・仏合作 監督:ルキノ・ヴィスコンティ

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この映画は巨匠ルキノ・ヴィスコンティの代表作として名高いが、と同時に歴史と文学で土台を固めて人間を描くことを特徴とするヨーロッパ映画界の不滅の財産である。  狂王ルートヴィヒの常軌を逸した生活と屈折した愛を描き、全篇に歴史の重さと貴族的な香気が横溢し、アメリカ人には製作不可能なもう1つの世界がある。  キャスト、スタッフに粒よりの人材を起用し、歌舞伎に通ずる様式美とヨーロッパの歴史を踏まえた荘厳かつ絢爛豪華な内容は、一大絵巻の趣である。  ヘルムート・バーガーの古典的な容貌と耽美的な雰囲気、ロミー・シュナイダーの美しさと品格は絶品だ。  贅を尽くしたセットと秀逸なカメラ・ワークに目を奪われる。  

ときは1864年、若きルートヴィヒ(バーガー)はバイエルン国王として即位した。  若き王は心酔する作曲家ワーグナー(トレヴァー・ハワード)を援助し、彼に倒錯した愛を感じていた。  だがワーグナーは大作曲家リストの娘で友人の妻、コジマ(シルヴァーナ・マンガーノ)と不倫の関係にあった。  ルートヴィヒはゾフィ(ソニア・ペトローヴァ)と婚約するが、彼女の姉のエリーザベト(シュナイダー)に惹かれていた。  結婚に踏み切れない彼は、従僕や男優に愛を求めた。  やがて現実から逃避するルートヴィヒの狂気はエスカレートし、世間の批判の矢面に立たされる。  女は勿論、男の愛も成就せぬ彼の容貌は衰え、遂に退位を迫られる。  1886年精神錯乱で死亡、享年40歳。  稀に見るゴージャスな映画である。  (DVD パッケージの解説より転載)

 

この映画は KiKi のお気に入りの1作です。  KiKi は個人的にはこの悲劇の王様に学生時代から強烈に惹かれていた部分があって、この映画を最初に観たのも大学生の時だったのですが、ヴィスコンティの耽美的な世界に、ヘルムート・バーガーの中性的な美しさに、そしてロミー・シュナイダーの美貌と気品に一発でノックアウトされてしまいました。  でもね、全篇でおよそ 4時間 という超大作映画なのですよ。  だからこれを観るときにはそれなりに覚悟(?)が必要で、KiKi も大好きな映画とは言うものの、これまでの人生の中でまだたった5回しか通して観たことがありません ^^;  でもね、今年はモーツァルト・イヤーでもあるけれど、ヴィスコンティの生誕100周年でもあるのだそうです。  で、渋谷のテアトルタイムズスクエアではこの10 月にこ~んな催しがあるのだとか・・・・。  それに触発されて(?)今日は久々にこの映画を頑張って鑑賞してみることにしました。

まずこの映画のトリビア的なお話をしておくと、この作品はヴィスコンティ監督のドイツ三部作(又の名を退廃三部作)の1本と数えられています。  因みに残りの2作は「地獄に堕ちた勇者ども」「ベニスに死す」です。  監督のルキノ・ヴィスコンティは1906年にイタリアのミラノで10世紀に起源を発する貴族の家に生まれたお坊ちゃまです。  この家系、13世紀からはミラノを領有してきたという正真正銘の大貴族。  ルキノのおじいちゃんはミラノ・スカラ座のパトロンでした。  だからルキノ君は幼少時代から芸術・文芸援護の精神的土壌の中で育った人なんですよね~。  そんな子供時代を過ごしたルキノ君だけに「ベニスに死す」では原作者のトーマス・マンが主人公を小説家として描いたにも関わらずマーラーを意識した作曲家に変えちゃったりしているし(マーラーの「アダージェット」を有名にした映画ですよね)、この作品ではワーグナー芸術擁護に全人生のみならず王国までかけちゃったこの悲劇の王様をとりあげたりしているっていうのは何となく理解できるような気がします。

 

  

お仕事再開決定

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とうとう KiKi も重い腰をあげてビジネス社会に復帰することが決定してしまい(?)ました。  いえね、7月半ばから話は色々とあったんですけど、暑いし、高校野球も始まったし(?)、雨降りも多い(?)から勤労意欲は湧かないし・・・・でノラリクラリとしていたのです。  でもまあ、なんじゃかんじゃで昨日とある会社の役員の方々と面談することになって、何となくその場の雰囲気で「はい。」と受諾の返事をしてきてしまいました。  こんないい加減な決め方でいいんだろうか?? ^^;  まあ、今回受諾してしまったお仕事の話はかつて一緒に臭い釜の飯(?)を食べて苦楽を共にした友人からの依頼だったので、そういうのにメチャ弱い KiKi としては「断る」という選択肢は最初からなかったような気がしないでもないのですが・・・・ ^^;

はぁ、9月からはの~んびりと音楽鑑賞をしていられる身分ではなくなってしまうんだろうなぁ。  それにきっとものすご~く忙しくなるんだろうなぁ・・・・。  「愛すべき可愛い無鉄砲なお馬鹿さん b-hato4-b.gif」のことや、さすらう神々の世界に思いを馳せるより、目の前に転がっている現実のことに対処するのでアップアップになっちゃう可能性もあるんだろうなぁ・・・。  出張も多いだろうし・・・・。  お仕事を再開して定収入が得られるようになれば、好きなCDを好きな時に買えるようになったり、好きな演奏会のチケットを悩まずに購入できるようになる反面、それを聴いたりそこに赴く時間を捻出するのが難しくなるというこのジレンマ!!  このサイトによくコメントをくださる方々は皆さんお仕事と音楽鑑賞&ブログメンテを両立されていらっしゃる方ばかり・・・・。  KiKi は本当に皆さんのことを尊敬申し上げています。  KiKi にはとてもじゃないけど真似できる自信がありません ^^;

ま、てなわけで、9月以降はこのブログ、下手をすると週に1度しか更新しないサイトになってしまうかもしれません ^^;  でも音楽は聴き続けるしできるだけ更新も続けていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします♪  そうだ、これを機会にず~っと先延ばしにしていた ipod とかメモリーオーディオの購入をちょっと真剣に考えなくちゃいけないかもしれません。  夕方になったらビックカメラに行ってみよっと(笑)  

以上、ちょっとしたご挨拶(?)・・・・というか近況報告でした。

さて、今日はジークフリートの犯した義理の親ミーメの殺害 & 死体遺棄の罪について検証していきたいと思います。  このエントリーの嫌疑リストの6&7です。


【議題3】育ての親であるミーメの殺害 及び 死体遺棄は有罪か無罪か?

まず殺害に関しては「動機」と「手段」を検証する必要があります。  今日もまたご本人の言い分を聞いてみたいと思います。

たった1人の相棒というのが、おぞましい小人だった。  馴染みではあっても、好きになれる相手ではなかった。  あいつはずる賢いやり方で、俺を罠にはめようとした。  だから殺すしかなかった。

憎しみのつけをノートゥングがついに清算してくれた。  このために、俺は剣を作ったというわけか。

 

どうやら彼は正当防衛を主張しているようです。  凶器もこの殺害目的で持ち出したものではなかったようです。  計画性も認められません。  でもこれはあくまでも彼の一方的な言い分ですから、この彼の主張が真実かどうか確認しなくちゃいけません。  生憎検察官はいないので、弔いも異界送りもしてもらえずにナイトヘーレ界隈を相変わらずウロウロしていらっしゃるミーメの亡霊さんに伺ってみたいと思います。

 

それというのも、お前を心から憎んでいるからだけではない。  又、お前に蔑まれ、恥をかかされた、その仕返しをしたいからだけでもない。  要するにお前を早いとこ片付けにゃならんのだ。  そうしなけりゃ、どうして獲物をものにできる?  アルベリヒだってあんなにご執心なんだからな。

さあ、ヴェルズングの勇士!  狼の息子よ!  ぐっと飲み干して、くたばってしまえ!  2度と、ものを飲むことはないだろうよ!  ヒヒヒ!

 

おやおや、これはいけませんねぇ。  この神々の会議の席で最後のヒヒヒ!は論外でしょう。  それに殺意を最初に抱いたのがミーメさんだったことがよ~くわかりました。  しかもその主たる動機が「宝の強奪」という極めて不当なものだったということも自白なさっています。  さらにお2人に血縁関係がないとも仰っていますし、戸籍制度もない時代のお話ですから尊属殺人にもあたりません。  


結論: 
ミーメ殺害に関しては、ジークフリートさん正当防衛により無罪。

 

 

小泉首相の8月15日の靖国参拝以来、あっちでもこっちでも大騒ぎ。  KiKi はこのブログではこの参拝の是非だとか、靖国問題だとか、国際関係について云々する気はまったくないのですが、1つだけ言えることはこんな大騒ぎになる参拝じゃ、とてもじゃないけれど皆さん安らかに眠っていられるような気分じゃないだろうなぁ・・・・と。  で、そんな方々にゆっくり眠っていただくために敵国(? 今や同盟国だけど・・・)の音楽じゃ、ますます目が冴えちゃうのかもしれないけれど(苦笑)音楽って言うものはそういうものではないと信じたい KiKi は思いきって今日はこんな曲を選んでみました。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

バーバー 弦楽のためのアダージョ Op.11
EMI 7243 5 74287 2 9 演奏:スラットキン指揮 & セントルイス交響楽団 録音:1988年5月

Barber_Slatkin.jpgのサムネール画像

さて、今日はジークフリートさんのかなりヤバそうな罪状3つを検証していきたいと思います。  ファフナーさんちへ行っての「強盗」及び「家宅侵入」及び「殺人」の嫌疑です。  このエントリーの嫌疑リストの3~5ですね。  どれもこれも普通に考えれば極悪非道、即有罪!っていう感じですよね~。  


【議題4】 ファフナーを殺害し、その後無断で家宅侵入し強盗を働いた行為に正当性はあるか否か

まず殺害に関しては「動機」を検証する必要があります。  今日もまたご本人の言い分を聞いてみたいと思います。

 

じゃあ、ここで恐れと言うものを教えてもらえるのか?   (中略)   もし学ぶはずのことがここで習えなくても、これから先は俺1人で行く。

ははあ、俺の呼び声に誘われてやっと素敵なやつがおいでなすったぞ!  いい遊び仲間になってくれそうだな!

俺は恐れってものを知らないんだ。  お前から教われるかい?

あいにくと、俺はお前の胃袋におさまる気はない。  それより、お前をここで料理してしまうのが1番の上策らしい。

でも最初に俺を脅したのはお前だぞ。  だから俺はかかっていったんだ。

確かに、冷酷獰猛なやつだったけど、あいつが死んでむしろ悲しいよ。  もっとずっとひどい悪党が、罰も受けずに生き残っているんだからな。  俺にあいつを殺させた奴の方が、あの大蛇より何倍も憎いくらいだ! 

 

おや??  何だか様子が変ですね~。  どうやら彼はファフナーさんちへは彼を殺しに行ったんじゃなくて、「恐れ」を教えてもらうために行ったようです。  ところがそこですったもんだがあって、どうやら先にファフナーさんに脅されちゃったみたいです。  これって一応「正当防衛」を主張しているっていうことでしょうか??  それに自分が殺害した相手なのに「あいつが死んでむしろ悲しい」な~んていうまともなことを言っています。  でも、仮にも殺人犯。  ちょっと殊勝なことを言ったからといってそのまま信じるわけにはいきません。

幸い、この殺人事件には目撃者がいます。  森の小鳥さんです。  森の小鳥さんの言葉がわかるジークフリートさんは容疑者なので、彼に通訳を頼むわけにはいきません。  仕方ないのでここでヴォータンのスパイの2羽のカラスさんにご協力いただくことにしましょう。  つまり、森の小鳥さん→2羽のカラスさん→ヴォータンさま と伝言ゲームをしていただき、殺害当時の状況を再現していただく・・・・・ということで。  

 

 

ブリテン 戦争レクイエム

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今日も引き続き「勝手に戦争(反戦)関係の音楽の日」のエントリーを書いてみたいと思います。  実は昨日、「十字軍の音楽」を聴き終えてこのブログのエントリーを書いた後、再びCD棚を漁っていたら棚の奥の奥から出てきたこういう日にこそピッタリだったはずのCDがあったのです。  結局夕べはそのCDを聴きながら対訳詩を貪るように読んでいました。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ブリテン 戦争レクイエム
ドイツシャルプラッテン TKCC-15165 演奏:ケーゲル指揮 & ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1980年

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カリ・レーファス(S)
アントニー・ローデン(T)
テオ・アダムス(BsBr)
ハンスユルゲン・ショルツ(or)
ライプツィヒ放送合唱団
ドレスデン礼拝堂少年合唱団


 

さて、今日は神々の会議の片隅に列席させていただこうと思います。  と言うのも、この物語の英雄・・・・であるはずのジークフリート君はどうも世間の評判があんまり芳しくないようなのですよ。  この物語に触発されて素晴らしい漫画作品を描かれた池田理代子先生にさえ

仮にも自分を赤ん坊の頃から育ててくれた人物に対して、彼が接するその態度は、冷酷であり仮借なきものがあるような気がして、私の感性にはまったく馴染まない。
はっきりいって、英雄という設定にしては"嫌な奴"なのである。

池田理代子先生のHP より転載 こちら

な~んて言われちゃっているぐらいだし ^^;  まあねぇ、確かに・・・・。  KiKi も初めてこの作品を観た時には正直なところ

「こいつのどこが英雄なんだ??  単なるお馬鹿な乱暴者じゃないか??」

と思わないでもなかったし・・・・。  でもね、KiKi は彼を理解するためにものすご~く努力してみました(笑)。  だって、Brunnhilde は Siegfried と2人は1人の間柄でなきゃいけないんだし(「落ちこぼれ会計人の裏ブログ」での KiKi のHNは Brunnhilde でした。)、最後には「あなたの妻が、今こそお迎えに!」と叫びながら至上の愛のうちに一体にならなくちゃいけないのです。  「単なるお馬鹿な乱暴者」であってもらっては困るんです。  てなわけで、これから神々が開かれる「人事考課; ジークフリート (彼は真の英雄かそれともお馬鹿な乱暴者か?)」の会議に特別にお願いして参加させていただくことにしたのです。  正当な裁判には弁護人が必要です。

さて、彼が英雄か否かを論じるためには、まず「英雄とは何ぞや?」という定義がはっきりしていなくちゃいけません。  で、調べてみました、広辞苑。  

【英雄】
 1. 文武の才の特にすぐれた人物
 2. 実力が優越し、非凡な事業を成し遂げる人

なるほど。  まず1.だとすると文武の「文」をどこまでと捉えるかによって大分解釈は変わってくるけれど、とりあえずは「心優しい」はあんまり必要ない・・・・とも言えるかもしれません。  2.だとすると人格はとりあえずどうでもよくてとにかく非凡な事業を成し遂げればいいみたいです(笑)。  (← あ、別に最初から逃げを打ってるわけじゃありませんよ ^^;)

 

 

十字軍の音楽

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さて、今日は恒例の月に2回のクラシック音楽ブログ共同企画「勝手に○○の日」です。  今回のお題は終戦記念日にちなんで「勝手に戦争(反戦)関係の音楽の日」です。  さて、何を聴こうか・・・・。  な~んとなくキナ臭い昨今の国際情勢(国内も含めて)を考えると、あんまり「戦意高揚!」みたいな音楽は聴きたくないし、かと言って「反戦」の音楽といってもコレというものがなかなか思い浮かびません ^^;。  音楽ブログにあんまり政治思想を持ち込みたくない KiKi としては曲の選択が難しいところです。  などと悩みつつ、我が家のCD棚を眺めていたら、こんな日にご紹介するのにぴったりのCDを見つけちゃいました。  一部の人たちの間では一世を風靡した(?)CDなんですけど、社会的知名度はまだまだ低いような気がするので、こういうブログでご紹介するにはピッタリのような気がします。  てなわけで、今日の KiKi の1枚はこちらです。

十字軍の音楽
LONDON 430 264-2 演奏:デイヴィッド・マンロウ指揮 & ロンドン古楽コンソート

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KiKi が持っているのはこちら(↑)なんだけど、現在ではこの復刻盤ということでこんな(↓)デザインになっているみたいです。

41SM2MCYCPL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

相変わらず「リング」の罠から逃れられずにいる KiKi は、今日久しぶりにず~っと昔ドイツを旅した時の古いアルバムを眺めていました。  確か社会人になって3年目のゴールデン・ウィーク。  何だか無性にヨーロッパの風を味わいたくなって貯金をはたいてスイス、オーストリア、ドイツ、フランスの4ヶ国を旅したのです。  おお!!  若いのぉ、○年前のわ・た・し♪  自分で言うのも何だけど、何だか初々しくて可愛いぞぉ!(違 ^^;)  でね、その時にノイシュヴァンシュタイン城に行って、いわゆる「ロマンチック街道」ってやつを下って、さらにはライン下りな~んていうのも楽しんだのですよ。  川岸のとある岩場に白字の日本語で「ローレライ」なんて書いてあったのはさすがに興ざめだったけれど、一応記念に写真を撮ってきたし・・・・ ^^;

ライン川はスイス、ドイツ、オランダを悠々と流れる全長 1,320km の国際河川です。  で、そのうちの約 700km がドイツ国内を流れ、特に中部ラインは「黄金のライン」と呼ばれています。



写真とともにアルバムに貼られた当時のパンフレットの切り抜きを眺めているうちにその「黄金のライン」を「ラインの黄金」と読み替えている KiKi ^^;  その中部ラインで舟遊びを楽しんだのだから、あの時通った船底のどこかに「ニーベルングの指環」否、「ラインの黄金」が封印されていたんだろうなぁ・・・・・などなどと妄想に耽っていたら、無性にライン川を感じたくなってきてしまいました。  てなわけで、今日の KiKi の1曲はこちらです。

シューマン 交響曲第3番 Op.97 「ライン」
EMI 7243 5 67771 2 5 演奏:サヴァリッシュ指揮 & シュターツカペレ・ドレスデン 録音:1972年9月

Schumann_Symp-comp_Sawalish.jpg   (Amazon)

 

さて、知識・情報・知恵を授けられたにも関わらず、宝の持ち腐れ状態でいる「愛すべき可愛い無鉄砲なお馬鹿さん」はギービヒ家で変てこな飲み物を飲まされ、ブリュンヒルデを忘れ、彼女をグンターの花嫁にと岩山から連れ帰るのに奮闘し、ギービヒ家の皆さんと楽しい狩にお出かけです。  いつの時代も英雄の冒険譚というヤツは人の心を惹き付けます。  「ミーメという小人がいて・・・・。」  英雄のくせに狩ひとつ満足にできない「愛すべき可愛い無鉄砲なお馬鹿さん」は面目躍如とばかりに意気揚々と体験談を語り始めます。  そして、ジークフリートがファフナーの欲望の洞窟から「指環」と「隠れ頭巾」を強奪したくだりまで話が進みます。

 

H: 「まあまあ、英雄にここでこの盃をとってもらおう。
   これは霊力を仕込んだ酒。
   これを飲めば、とっくの昔に忘れた思い出が
     よみがえってくる。

 

ジークフリートは思い出しました。  ブリュンヒルデのことを。  でも、思い出したのはそれだけではありませんでした。  ブリュンヒルデから教えられたことすべてを。  「昔々、ラインの底に黄金があったとさ」から始まり「ジークムントは死んだのさ」「ジークリンデはジークフリートを生んだのさ」「ヴォータンはブリュンヒルデをジークフリートに予定したのさ」 etc. etc. etc.・・・・・・

ハーゲンの「思い出し薬」を飲んだ後の彼の力強い歌唱は歌っている歌詞の内容以上に、多くのことを思い出している、そして理解し始めている過程だと KiKi は思います。  そして、ブリュンヒルデと結ばれたいきさつを語り、驚く衆目の中ハーゲンの槍で背中を貫かれるジークフリート。  彼はもちろんこの時に急所に受けた傷により絶命することになるわけですが、無念に死んでいったわけではないと思います。  彼はこの瞬間に全てを理解するのです。  自分はグンターと義兄弟の契りを交わしたけれど、その契りはブリュンヒルデへの裏切りだったこと。  実はブリュンヒルデと結婚しているにも関わらずグンターと義兄弟の契りを交わしたということは、グンターに対する裏切りでもあったということ。  ハーゲンの槍に自分の潔白を誓った以上この死は必然であること・・・を。  だからこそ、ブリュンヒルデは後に歌うのです。  「彼ほど誓いや契りに誠実だった人はいない。  でも同時に彼ほどすべての誓い、契り、至高の愛を無残に破ってしまった人もいない」と。  

そしてジークフリートは契約・盟約の神聖さを破壊したのが他ならぬ自分のノートゥングだったことも思い出します。  更には自分が何のためにこの世に生み出され、本来なら何をしなければいけなかったのかも。  死は彼にとってもはや避けられない宿命だったのです。  全てを理解し、全てを受け入れての死だったからこそ、彼の死は「英雄の死」たりえるのです。  そうでなければ「ただのお馬鹿の死」です。

 

 

昨日「ワーグナーが捨てた歌詞」のエントリーにゲストさんからコメント*を頂戴しました。  今日のお題はその中からいただきたいと思います。  「ブリュンヒルデが命に代えてまでして守ろうとしたものは何だったのか?」です。

この件に関する KiKi の見解はこちらのエントリーや返信コメント**にざっとは書いてあるのですが、今一度独立したエントリーとして整理してみたいと思います。

* **  コメントを頂戴したり KiKi の返信コメントが掲載されているのは「落ちこぼれ会計人の裏ブログ(ゆびわの僕)で、本ブログにはそれらのコメントは移行していません。

このなが~い(長すぎる?)楽劇を鑑賞している間に私たちはともすると忘れがちなのですが、この物語は楽劇が長いのと同時に舞台で起こっている出来事も気が遠くなるほど長いお話なんですよね~。  5年、10年の間に起こっている出来事ではありません。  アルベリヒ(ニーベルング族)の寿命やジークフリートの寿命がどのくらいなのか、私たち人間と同じぐらいと考えていいのか、もっと長いと考えるべきなのかもよくわかりません。  何せ、神話の世界です。  このことは映画「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンが実は80歳を超えていることをご存知であれば容易に想像がつくと思います。  さて、そのなが~い時間の間にこの出来事が起こったわけですが、もう1つ私たちが忘れがちなのは、すべてのいきさつを見て、知っている人がこの登場人物たちの中に何人いるのか?です。

ヴォータンは永遠の存在(最後は滅びちゃうけれど)ですし、この「力の指環争奪戦」の当事者ですから当然観客の私たちと同様、すべてのできごとを見ています。  彼には有能なスパイ、2羽のカラスもいますから、彼が舞台に姿を現さないときも常に彼の目は、耳は、この世界で起こっていることを捉えています。  対するもう一方の当事者、アルベリヒも死して尚夢魔になっちゃうぐらいですから、ヴォータンとほぼ同じものを見ていると考えていいでしょう。  (但し、アルベリヒにはヴォータンの心情まではわかりません。)  そして、ハーゲンはアルベリヒから夜な夜な色々なこと(アルベリヒが知っていること)を吹き込まれているのですから、当然アルベリヒと同じだけの情報を持っていると考えられます。

さて、この「力の指環争奪戦」はヴォータン vs. アルベリヒの直接対決(?)では決着がつかず、次の世代に持ち越されました。  構図としては、

 

ほぼ全てを知るハーゲン

 vs. 

無知・無教養のジークフリート & 
元戦乙女 & 神々の長の娘 ブリュンヒルデ 連合軍

 

です。  ところがここにワーグナーさんは罠をしかけました。

 

ラロ チェロ協奏曲

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指環の罠に絡めとられて以来、ちょっとご無沙汰気味の協奏曲。  今日は何となく「久しぶりにコンチェルトでも聴いてみよっか♪」という気分になりました。  さて、ソロ楽器は何にしよう??  気持ちの大半が「指環」に残っている状態だと、何となくピアノやヴァイオリンっていう気分にはならないんですよね~、これが ^^;  で、久々にチェロでも聴いてみようかな・・・・と。  で、どうせ聴くならやっぱりチェロがメチャクチャ雄弁な音楽を、で、できればまだあんまりこのブログで取り上げていない作曲家の作品を・・・・・とCD棚を漁りました。  で、目に留まったのがこちらでした。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ラロ チェロ協奏曲
Mercury 432 010-2 演奏:シュタルケル(vc)、スクロヴァチェフスキ指揮 & ロンドン交響楽団 録音:1962年7月

416CKY26QEL__SL500_AA240_.jpg   (Amazon)

 

今日も昨日に引き続き「ニーベルングの指環」の水を考えます。  昨日いきなり「水の浄化作用」にいっちゃったのでこれで終わりかと思ったでしょ?  でもね、水にはまだまだ出番があるのでもう少し KiKi はいじくらせていただきたいと思います。  

さて一昨日のエントリーで KiKi はかなり無責任に、

水は生命の源です。  そして資源の源です。

と言いきってしまい、しかもほっぽらかしにしたままにしちゃっています。  今日はそのあたりを検証していきたいと思います。  さて、この物語で「水」が出てくる場面、ライン川まわりは「ラインの黄金」がらみのお話がほとんどなので、「黄金の封印」と「指環の浄化」さえ語ってしまえばあとは大した話はのこっていないんじゃないかと思うんですが(何か思いついたらまた別エントリーを書きますね♪)、この物語には他にも水がいっぱい出てきます。  それを丹念に拾っていってみようかと思います。  こういうのを重箱の隅をつつくって言うんですかねぇ~(笑)  でもね、文学部の学生とか卒業生っていうのはそういうことを四六時中しているものなのですよ。  要は裏(というか暗喩)を読むっていうヤツですね♪

 

<ヴァルキューレ>

第1幕 フンディングの家の中
  ・ フンディングの家に押し入ったジークムント、「水」を要求する
  ・ ジークムントとジークリンデの会話の中で出てくる「水鏡」
     (兄妹であることを認識するプロセス)

 

<ジークフリート>

第1幕 森の中の洞窟
  ・ ジークフリートとミーメの会話の中で出てくる「小川」
     (ミーメと親子ではないことを確信している証左)
  ・ ノートゥングを鍛えなおすときに水桶に鋳型を入れる(ジュッ[:工具:])

第3幕 ブリュンヒルデの岩山
  ・ ジークフリートとブリュンヒルデの会話の中で出てくる「水鏡」
     (2人の愛の誕生)

 

<神々の黄昏>

第1幕 ブリュンヒルデの岩山
  ・ ノルンたちの会話の中で出てくる「知恵の泉」

 

 

ショパン 舟歌 Op. 60

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今朝はすごいお天気でしたね~。  KiKi の家の周りでは雷がピカピカ・ゴロゴロ、バリバリと何だかものすご~いことになっていたのですが、皆さんのお宅の近辺はいかがでしたか??  実はね~、KiKi は雷が大の苦手なのです。  ちっちゃな子供の頃は全然平気だったんですよ。  でもね、KiKi がまだ中学生だった頃、授業中(何の授業だったか記憶は定かじゃないんだけど、とにかく退屈な授業でした)にね、あまりのつまらなさに KiKi は窓の外をぼ~っと見ていたんです。  で、その学校は山っぺりにあったんだけど、その山のふもとにある1本の大木が KiKi の興味を捉えて、KiKi はその木をじ~っと見つめていた(凝視していたと言ってもいいかもしれない)んですよね。  そしたらその木に突然、雷が直撃!!!!  あ、もちろんかなり近くでゴロゴロ鳴ってはいたんですよ。  で、その木が裂けるんですよ、燃えるんですよ!!  その木が叫ぶんです。  「助けて~!!」って。  まるでスローモーションみたいにね。  それ以来、KiKi は雷が大の苦手となっちゃいました。  リアルなフラッシュバックこそないけれど、あの時に感じた我が身を引き裂かれるような木の叫びと痛みが襲ってくるような感じがして、背筋がゾワゾワするんです。  ひどいときは冷や汗? いや、脂汗みたいなのが噴き出してくるし・・・・・ ^^;

てなわけで、そんな雷さんにプルプルと震えていた気持ちを落ち着かせるために選んだ(?)今日の KiKi の1曲はこちらです。

ショパン 舟歌 Op.60
LONDON POCL-2749 演奏:アシュケナージ(p) 録音:1976年

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えっとですね、KiKi が持っているもの(↑の製品番号のもの)は実はこれとは見てくれが違うんですが、内容的にはこれと同じものだったので画像はこちらを借用しました。  KiKi が持っている全集はショパンの作曲年代順にピアノ曲全曲(+歌曲)が網羅されている全集だったんですけれど、それはもう廃盤みたいだし、それを組み直した↑も限定盤で今は中古市場にしかないみたいですけど・・・・ ^^;

さて、今日も昨日に引き続き「水」について考えます。  KiKi はね、この壮大な物語の中で指環を浄化するものは「至高の愛」と「火」と「水」の三位一体(?)だったと思っています。  象徴的にはジークフリートとブリュンヒルデの「至高の愛」が「愛を諦める云々」を消し、彼らの「自己犠牲」が「死の呪い」を消し、「火」が「永遠」を消しつつ指環を溶かし、「水」が混じりっ毛なしで完璧な黄金として固めて封印っていう流れじゃないかと思うんですよね。  だからジークフリートの死とブリュンヒルデの自己犠牲だけじゃ足りません。  いくらローゲが洞察力に優れていたとしても、彼の火だけでも足りません。  もちろん「水」だけでも足りません。  3つが交じり合った混合カクテルだったからこそ、指環はラインの黄金に戻ることができたんだと思うんですよね。  だからこそ「水」はものすご~くだいじなものだと思うんです。  で、なぜそう思うかって言うとね、「ラインの黄金」の中でラインの乙女たちがそう予言しているからです。  ヴォータンさんも神々の皆さんもまったく聞く耳持たずでしたけれど・・・・。  では恒例のインタビューです。

 


もしもし、ラインの乙女の皆さん。  本当に「水」にはそんな浄化に効くような作用があったんでしょうか???


ラインの黄金!  ラインの黄金!  清らかな黄金!
水底に清らに輝いて汚れなき戯れに耽っていた宝よ!  どうか戻ってきて!
川の底こそ、安らぎと誠のあるところ。
そっちの世界にあるのは虚偽と裏切りだけなのだから。


ふと気がつけば、又々ブログ村の TB テーマ「何てったって室内楽」が放置状態になってしまっていました。  「リング」のダイナミック・ドラマの休養には「心鎮めるエボンの賜物弦4本」の世界も乙なものです。  で、弦四の中で何を・・・・と考え始めるとこちらは曲が多いだけに、悩んでいるうちに1日が終わってしまいそうです ^^;  ま、それなら無難なメジャーどころで未だこのブログでとりあげていない曲なら何でもいいんじゃないかと・・・・。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第7番 Op.59-1 ラズモフスキー第1番
シャルプラッテン TKCC-70653 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン) 録音:1967年7月 & 1968年7月 & 10月

SusukeQ_Beethoven_3.jpg     (Amazon)

 



 

さて、今日は「ニーベルングの指環」に出てくる水について考えてみたいと思います。  以前書いたこのエントリーの「だいじなものリスト」には載せていないのですが、「水」はこの物語の中では「ものすご~くだいじなもの」なんですよね。  同じように「火」も「ものすご~くだいじなもの」なんですが、あちらにはローゲ君がいるので、別のエントリーの中でもチョコチョコ触れる機会があると思います。  ところが「水」はちゃんと独立したエントリーを立ててあげないことには触れずに終わってしまいそう・・・・なんですよね。  てなわけで今日は「水」です。

「水」がいかに大事か?  それはワーグナーさんに聞いてみれば一発で答えが出ます。  もしもし、ワーグナーさん。  この物語の中で「水」ってどのくらい大事なんでしょうか??

 

「ラインの黄金」

一筋の川が流れている。

遠目には動くとも見えぬほど悠々と、しかし強い流れが水面に波を押し立てている。  ライン川である。

(「ラインの黄金」 新書館 高橋康也・宣也訳 より転載)

そもそもこのオペラが幕を開けたとき、最初に目に飛び込んでくるのはライン川です。  そして最初の登場人物はと言えば、ヴォークリンデ(波)、ヴェルグンデ(大波)、フロースヒルデ(河)の3人のラインの乙女たちです。  で、このエントリーでも考察したように彼女たちのお父さまはライン川であると考えられます。  始めよければすべてよし。(いや、ちょっと違うか ^^;)  いずれにしろ最初に水を観るっていうのは結構大事なポイントです。

 

 

・・・・・・・。  
すみません、今日もワーグナーです ^^;  しかも又「指環」です。  ただ15時間も聴き続ける余裕も気力もないので、今日はハイライト盤ですけど・・・・ ^^;  はい、はっきり言って KiKi は今や廃人一歩手前です。  寝食忘れて・・・・とまでは言いませんが、指環の世界が頭の中をグルグルグルグル巡っちゃっています。  CD棚から引っ張り出されて机の上に置きっ放しになっている「リング」は現時点で6点。

1)レヴァイン指揮のメトの全集DVD(先日 Review を書いたもの)
2)サヴァリッシュ指揮のバイロイトバイエルンの全集DVD
3)バレンボイム指揮のバイロイトの「ラインの黄金」と「ヴァルキューレ」のDVD
4)カイ(ル)ベルト指揮のバイロイトの「ジークフリート」と「ヴァルキューレ」のCD
5)ベーム指揮のバイロイトの全曲CD
6)カラヤン指揮のBPOのハイライト

これらをとっかえひっかえ堪能している毎日 ^^;  正直、「片付けろよ!>自分」っていう感じがしないでもありません。  だって、もともとワーグナー大好き、指環Love  なうえに机の上に置きっ放しだから手っ取り早くてこれらばっかり聴くことになっちゃうんだもの・・・・。  おまけにその山と積まれたDVD、CDの横にはこれまたドドド~ンと新書館の訳本とか「北欧神話」系の本とか「ニーベルンゲンの歌」系の本がさりげな~く積まれちゃっているし・・・・。  ま、そんな怒涛の「リング生活」の中で選んだ今日の KiKi の1枚はこちらです。

ワーグナー ニーベルングの指環 ハイライト
DG UCCG 3839/40 演奏:カラヤン指揮 & BPO 録音:「ラインの黄金」1967年12月、「ヴァルキューレ」1966年12月、「ジークフリート」1968年12月、「神々の黄昏」1969年10月

31GDYNVYQ2L__SL500_AA240_.jpg   (Amazon) 

 

 

つい2日前あの祝バイロイト音楽祭特別企画、「行けなくても我慢するもん!  勝手に1人バイロイト音楽祭」の打ち止めを高らかに(?)宣言した KiKi ・・・・だったはずなのですが、実は相も変わらず毎日ワーグナーに(というよりリングに)どっぷりと浸りきっております。  やっぱりこの季節はまずいのですよぉ。  しかもこの方とかこの方がまるでイゾルデの媚薬のように、オランダ人の絵画のように、呪いの指環のように、KiKi の心に甘い息を吹き込み「8月はワーグナー月間!」という旗印(?)をチラチラと振ってくれちゃうし・・・・ ^^;  ず~っと昔、高校生の頃 KiKi はテニス部に所属していて、その頃は「エースをねらえ!」な~んていう漫画の影響もあって「夏はテニスの季節!!」だったはずなのにぃ!!  

で、まるでそれを後押しするかのようにここへきて魅力的な「リングのCD」や「リングのDVD」がガンガン発売されているんですよね~。  まるで世界中が「ワーグナーに嵌ろうぜぃ!!」と KiKi を誘惑しているかのようです。  で、ヴォータンのように「愛をあきらめきれないくせに、自らが招いた過ちにより愛から目を背けることを余儀なくされてしまったジレンマ」に苛まれつつある KiKi。  ああ、私はもっとも不自由な者です(爆)  でもね、オペラ全編を観て、Review を書くのは実はかなり消耗するのですよ。  だから、我慢、我慢。  いや、でも?  いや、我慢、我慢。  ・・・・とまるでハムレットのように自問自答を繰り返す日々。  てなわけで(ってどういうわけなんだ?)、今日の KiKi の1枚はこちらです。

ワーグナー オペラ名場面集
DG UCCG 3837/8

ワーグナー : オペラ名場面集  (画像は見つけられず・・・・)

ワーグナーの「指環」以外の主要作品「さまよえるオランダ人」、「タンホイザー」、「ローエングリン」、「トリスタンとイゾルデ」、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「パルジファル」の聴きどころだけをつまみ食いするという何とも贅沢なCDです。  因みに収録されているのはこんなメニューとなっております。

 

さて、今日は「ニーベルングの指環」の元本の1つ「ニーベルンゲンの歌」のとっても読みやすい本をご紹介したいと思います。  このブログの右サイドバーでご紹介している本やCDはすべて KiKi の所持品でとってもお気に入りのものばかりなのですが、今まで色々読み漁った「ニーベルンゲンの歌」関係の本の中で1番手っ取り早く読みやすいのがこの本だと思うんですよね~。

ゲルマン英雄伝説
ドナルド・A・マッケンジー 訳:東浦義雄  東京書籍

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さて、ようやく「バイロイト企画」を終え、ちょっと一息・・・・と言いたいところなのですが、相も変わらず指環の罠に絡めとられた「指環の僕状態」から抜け出せずに毎日あの長大なオペラのあちこちをつまみ食いし続けている KiKi です。  そんな中でこのブログのためにどの曲を選べばいいのか、正直途方にくれてしまいましたぁ!!  で、呆然としつつふと思い出したこと。

「そう言えば、のだめちゃんはどうして『ペトルーシュカ』を弾いている途中で『今日の料理』になっちゃったんだぁ??」

考えてみると「ペトルーシュカ」(ピアノ版)は随分長いこと聴いていません。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ストラヴィンスキー 「ペトルーシュカ」よりの3楽章
DG 447 431-2 演奏:ポリーニ(p) 録音:1971年9月

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さて、ようやく迎えましたこの特別企画の最終回、「行けなくても我慢するもん!  勝手に1人バイロイト音楽祭」の第7弾、今回はあのワーグナーが自身の著作権が有効な間はバイロイト祝祭劇場に独占上演権を与えたことで有名な、「ワーグナー教 秘儀の夕べ、舞台神聖祝典劇」です。  この曲は正直言って東洋の日出づる国の住人でありお世辞にも信仰心に篤いとは言えない KiKi にはものすご~く難解なんですよね~。  いや、違うな・・・・。  音楽は感じるものだから難しくも何ともなくて、すご~く神秘的で美しくって恍惚とした気分に浸らせてくれる素晴らしい作品!!なんです。  でも、問題はシナリオの解釈がうまくできない・・・^^;  

KiKi はね、この台本を理解するためにはやっぱり西欧人の宗教観、神話観みたいなのが骨身に沁みていないと無理なんじゃないか・・・・そんな風に感じるのですよ。  これまでにこのオペラはもう10回以上観たり聴いたりしているんだけど、未だに「う~ん、これはどう理解すればいいんだ??」っていう感じがして、うまく Review が書ける自信がないんです。  でもまぁ、そんなことを言っていても仕方ないので前置きはその程度にしておいて、今日の KiKi の1曲のご紹介と参りましょう。  こちらです。

ワーグナー パルシファル
PHILIPS PHLP-9015~7 演奏:シュタイン指揮 & バイロイト祝祭管弦楽団 収録:1981年

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アンフォルタス:  ベルント・ヴァイクル(Br)
ティトゥレル:   マッティ・サルミネン(Bs)
グルネマンツ:   ハンス・ゾーティン(Bs)
パルシファル:   ジークフリート・イェルザレム(T)
クリングゾール:  レイフ・ロア(Bs)
クンドリー:    エヴァ・ランドヴァ(S)

 

隠れ頭巾について

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さて、今日は隠れ頭巾について考えてみたいと思います。  あらゆる神話、あらゆる伝承の中に人が姿を消したり、何かに化けたりするお話がでてきます。  これは世界広しと言えども、文化や価値観が違えども、人間が持っている欲望・・・・というか夢想だったようです。  日本にも「隠れ蓑」っていうやつがありますしねぇ(笑)。  さて、この隠れ頭巾。  いつでも好きなときに姿を隠したり、望むものの姿に自分を変えたりできるというスグレモノです。

もっとも現代の「自分」を主張したい人たちにとって、この「隠れ頭巾」がどの程度魅力的なアイテムかというと、多分あんまり魅力を感じない代物なんじゃないかと思うんですよね。  「自分探し」「自己実現」に躍起になっている現代人たちは、どちらかというと社会の中で「隠れ頭巾で姿を消しているかのごとき存在感のない自分」に苛立ち、嘆き、社会の坩堝の中でいかにして「己の存在」を際立たせるかに夢中です。  現代でもこの「隠れ頭巾」で身を隠したいと思っている人がいるとしたら、それは借金取りに追われていたり、検察や警察に追われている人なんじゃないかしら・・・・(笑)。  あ、でも「陰の黒幕」っていう人も隠れ頭巾は欲しいのかな??

あ! でも「姿を隠す」機能には興味がなかったとしても、「望むものの姿になれる」は現代人にとっても結構魅力的な要素かもしれません。  美容院に行くと「今日はどんな風になさいますか??  芸能人だとどんな感じ??」な~んて聞かれることがよくあるけれど、隠れ頭巾さえあれば、そんなことにお金を使わなくたってその憧れのルックスの○○さんの姿になれちゃうわけだから、大枚(?)はたいて時間も消耗した上に「どんなに頑張っても○○さんにはなれない私(涙) 」と落胆する必要もないわけだし・・・・。

「1日だけ神様があなたに別の誰か、何かになるチャンスをあげますと言われたら、あなたは何になって何をしますか?」な~んていう質問が現代社会でも健在であることを考えると、「自分ではない何者かになる」は昔も今も人々の夢なのかもしれません。

 

 

昨日は「トリスタンとイゾルデ」の毒気にあてられて(^^;)、ちょっと情緒的にゆったり気分を味わいたくなってしまった KiKi。  「トリスタン」とは対極にありそうな、できれば歌系の、かと言ってどんより気分が落ち込んじゃうような歌ではない音楽を・・・・とCD棚漁りを開始しました。  で、見つけ出したのが民謡です。  おお!  これは久しく聴いていなかったっけ。  てなわけで今日の KiKi の1曲(1曲集)はこちらです。

カントルーブ オーヴェルニュの歌
ERATO WPCS-11016/7 演奏:アップショウ(S)、ケント・ナガノ(指揮) & リヨン国立歌劇場管弦楽団 録音:1994年4月

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さて、今日は久々に「行けなくても我慢するもん!  勝手に1人バイロイト音楽祭」シリーズを敢行したいと思います。  いえね、本当はね、KiKi の心はまだまだリングの世界を彷徨っているのですよ。  そしていったんリングに手を染めてしまうとこうなることがわかっていたからこそ、これまでこのブログでは「リング」を封印してきたし、この企画を始めようと思いついたときもできれば後回しにしたかったんですよね~ ^^;  でもまあ、そんなことを言っていても仕方ありません。  それにこのサイトによるとそろそろバイロイトでも「トリスタン・ディ」のようでもありますし・・・・。  てなわけで今日の KiKi の1枚はこちらです。

ワーグナー トリスタンとイゾルデ
PHILIPS PHLP-9009~11 演奏:バレンボイム指揮 & バイロイト祝祭管弦楽団 収録:1983年

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トリスタン:   ルネ・コロ(T)
マルケ王:    マッティ・サルミネン(Bs)
イゾルデ:    ヨハンナ・マイアー(S)
クルヴェナール: ヘルマン・ベヒト(Br)
メロート:    ローベルト・シュンク(T)
ブランゲーネ:  ハンナ・シュヴァルツ(Ms)
羊飼い:     ヘルムート・パンプフ(T)
演出:      ジャン=ピエール・ポネル

 

昨日は予告なくこのブログの更新をお休みさせていただいてしまいました。  「はは~ん、これは KiKi は指環の罠に絡め取られて抜け出せなくなってしまい、ブログ更新なんてしていられなくなっちゃったんだな?」と思った貴方、そんな貴方の期待を裏切るようで申し訳ないのですが、KiKi がお休みしたのはもっとず~っと情けない理由からなんですよね~。  あのね、大きな声じゃ言えないけれど、実は KiKi は昨日は二日酔いだったんですぅ・・・・  いや、一昨日の会食でちょっと日本酒を飲みすぎまして・・・・。  気持ち悪いわ、頭は痛いわ、だるいわでもう何もする気力が起きなくて・・・・ ^^;  まるで学生みたいだなぁ。  こんなんでホントに社会復帰できるんだろうか??  で、本来ならそろそろ「行けなくても我慢するもん!  勝手に1人バイロイト音楽祭 - トリスタンの巻」といきたいところなのですが、二日酔い明けの頭にアレはちょっと刺激が強すぎる・・・・。  てなわけで今日の KiKi の1曲はもちっと優しげなところでこちらです。

シューベルト アルペジオーネ・ソナタ D.821
SONY SRCR 1648 演奏:フルニエ(vc) & 小林道夫(p) 録音:1981年4月

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ワーグナーが捨てた歌詞

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先日、このエントリーでもちょっと触れたようにワーグナーはこの物語のラストに2つの歌詞を用意しました。  でも、結局彼はどちらの歌詞にも曲をつけず、ハーゲンの「指環に触れるな!」で終わらせ、後は世界の浄化とそれをおずおずと見守る人々、滅びゆく神々というト書きでこの楽劇の幕を下ろしました。  今日はその彼が捨てた2つの歌詞(ブリュンヒルデのセリフ)を味わってみたいと思います。  (もっとも作者本人が採用しなかったものを云々することにあんまり意味があるとは思わないので、ほとんどいじくりませんけれどね・・・・ ^^;)


 

さて、今日で「永遠の命と限りある命」についての考察は一旦終了です。

昨日までのエントリーを整理するとこんな感じになります。

永遠の命を持つ種族: 神々(但し黄金のりんごが必要)
永遠に近い存在:   半神半人であるローゲ
限りある命の種族:  巨人族、ニーベルング族、人間族

では、今日は1番の難題、物語の中で一応「人間扱い」されているけれど、実態はヴォータンの血を引く半神半人の存在であるはずのヴェルズング族の命は永遠か、限りあるのか?です。  

まず事実だけに目を向けると・・・・・

ヴェルゼ:    実体は神々の長、ヴォータンなので黄金のりんごがあれば永遠
ジークムント:  ヴォータンの裏切りにより絶命。  よって限りある命(?)
ジークリンデ:  ジークフリートを産むや否や死んじゃったからやっぱり限りある命(?)
ジークフリート: ハーゲンの槍により絶命。  よって限りある命(?)

はい、結論。  有限の命・・・・・では、こんなエントリーをわざわざ日を跨いでまでして書く必要はないわけで・・・・ ^^;

 

 

さて、今日も昨日に引き続き「永遠の命と限りある命」について考えてみたいと思います。

ありとあらゆる知恵を働かせ、神々の凋落を食い止めようとしたヴォータンが最後にいきついた境地、それは「自分が永遠の命である限りは、永遠の受刑者である」ということでした。  その真実を受容するに至って、彼は黄金のリンゴを手放し老いを受け入れます。

さて、ではこの「ニーベルングの指環」の世界の中に出てくる他の種族はどうなのでしょうか??  彼らの命は限りあるものなのでしょうか??  これははっきりとは描かれていませんが、ある程度の推測ができます。

 

<巨人族>
昨日引用したファフナーのセリフからもわかるように、彼らは「永遠の命」に嫉妬しています。  嫉妬の感情は自分が持っていないものを持っている他人に向けられるものですから、彼らの命は有限とみることができます。

 

<ニーベルング族>
同じく昨日引用したアルベリヒのセリフからもわかるように、彼らは有限の命ゆえに「自分の犯した罪に対する罰は自分一身が受ければそれで足る」と考えます。  そして神々の黄昏では死して尚この世に思いを残した夢魔としてハーゲンの枕辺に立つアルベリヒの姿が描かれていることにより、彼らの命も有限であることがわかります。

 

<人間族>
まあ、これは考えるまでもなく、我々が人間であり、有限の命である以上有限と考えるべきでしょう。

 

問題は半神半人の人(?)たちです。  たとえば、ローゲ。  そして、一応「人間扱い」されているヴェルズング族はどうなのでしょうか??

 

 

さて、本日は8月1日。  KiKi がワーグナーに夢中になっている間に、夏本番に突入です!  しかも、ふと気がつけば「梅雨明け宣言」もなされていたらしい!!!  今年は7月の20日を過ぎてもお天気がグズグズ・ウジウジしていてどうなっちゃうんだろうとヤキモキしていたはずだったんですけど・・・・・ ^^;  いかに KiKi の心が浮世の出来事から遠く乖離して、妄想・空想の世界に飛んで行っちゃったか(しかもまだちゃんと戻ってきていなかったりする)、我ながら再認識いたしました。  で、ふと気がつけば、今日は月にたった2回のクラシック音楽ブログ共同企画「勝手に~」の日じゃありませんか!!  これまで忘れちゃったら、KiKi はそれこそ再起不能です(笑)。  

とは言うものの、いつもお世話になっている garjyu さんからご依頼いただいたドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」にいく気力はさすがに残っていないみたい・・・・ ^^;  しかもこの後、「トリスタン」と「パルジファル」も待っていることだしね♪  それに今日の午前中は KiKi はピアノのレッスンが入っていたし、夜は今 KiKi にお仕事の話を持ってきてくれている友人との会食があるので、オペラを全曲鑑賞してさらにブログを書く時間的余裕はさすがになさそうです。  とっても魅力的なお誘いだったんだけど、ごめんなさいね、garjyu さん。  で、限られた時間の中で何かを聴いて Review を書くとなると、KiKi の場合はどうしてもピアノ曲に逃げてしまうんですよね~(笑)  てなわけで、今日の KiKi の1曲(1曲集?)はこちらです。

ドビュッシー 前奏曲集第1集
DG POCG-1122 演奏:ミケランジェリ(p) 録音:1978年6月

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