ショパン 舟歌 Op. 60

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今朝はすごいお天気でしたね~。  KiKi の家の周りでは雷がピカピカ・ゴロゴロ、バリバリと何だかものすご~いことになっていたのですが、皆さんのお宅の近辺はいかがでしたか??  実はね~、KiKi は雷が大の苦手なのです。  ちっちゃな子供の頃は全然平気だったんですよ。  でもね、KiKi がまだ中学生だった頃、授業中(何の授業だったか記憶は定かじゃないんだけど、とにかく退屈な授業でした)にね、あまりのつまらなさに KiKi は窓の外をぼ~っと見ていたんです。  で、その学校は山っぺりにあったんだけど、その山のふもとにある1本の大木が KiKi の興味を捉えて、KiKi はその木をじ~っと見つめていた(凝視していたと言ってもいいかもしれない)んですよね。  そしたらその木に突然、雷が直撃!!!!  あ、もちろんかなり近くでゴロゴロ鳴ってはいたんですよ。  で、その木が裂けるんですよ、燃えるんですよ!!  その木が叫ぶんです。  「助けて~!!」って。  まるでスローモーションみたいにね。  それ以来、KiKi は雷が大の苦手となっちゃいました。  リアルなフラッシュバックこそないけれど、あの時に感じた我が身を引き裂かれるような木の叫びと痛みが襲ってくるような感じがして、背筋がゾワゾワするんです。  ひどいときは冷や汗? いや、脂汗みたいなのが噴き出してくるし・・・・・ ^^;

てなわけで、そんな雷さんにプルプルと震えていた気持ちを落ち着かせるために選んだ(?)今日の KiKi の1曲はこちらです。

ショパン 舟歌 Op.60
LONDON POCL-2749 演奏:アシュケナージ(p) 録音:1976年

31E09F6CTAL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

えっとですね、KiKi が持っているもの(↑の製品番号のもの)は実はこれとは見てくれが違うんですが、内容的にはこれと同じものだったので画像はこちらを借用しました。  KiKi が持っている全集はショパンの作曲年代順にピアノ曲全曲(+歌曲)が網羅されている全集だったんですけれど、それはもう廃盤みたいだし、それを組み直した↑も限定盤で今は中古市場にしかないみたいですけど・・・・ ^^;

アシュケナージは一時期の KiKi にとってアイドルともいえるピアニストでした。  でも、彼のピアノに興味がなくなっちゃったのはいつ頃からだろう???  でも昔は本当に彼のピアノが好きで「ああ、こんな音色でこんな情緒で私もピアノが弾きたい!!」と切に願っていたものでした。  だからLP時代と初期のCD時代は KiKi のピアノ曲ライブラリーにはアシュケナージの演奏がずら~っと並んでいました。  でも、少しずつ少しずつ彼のCDを手放すようになって、今ではもう数えるほどしか残っていません。  そんな中でそれでも持ち続けているのがこの(というかこの前の)ピアノ曲全集です。  箱を見るとな、な、なんと ¥33,000 だったのだそうな!!!  このCDを買った当時の KiKi の経済状況を考えると、これは清水の舞台から飛び降りるよりももっとすごい決意、たとえばナイアガラの滝に飛び込むとか、炎上しているヴァルハラ城に飛び込むとか、それぐらいの決意・覚悟がないととてもじゃないけれど手が出せるような代物ではなかったはずです。  

ま、そんな決死の覚悟で購入したから・・・・というだけではなく、KiKi はアシュケナージのショパン演奏(特に70年代~80年代)はやはり素晴らしかったと思っているからこそ、このCDが手元に残っているんですけどね♪  最近は棒振りばっかりで、ピアノ弾きとしてのアシュケナージにはほとんど(というか全然と言ってもいいかもしれない)接することができないのは本当に残念です。

さて、この舟歌。  KiKi がある年代以降、ショパンの音楽の中で1番愛している曲であります。  昔は「英雄ポロネーズ」とか「4つのスケルツォ」とか「4つのバラード」とか「3つのソナタ」の方がカッコイイ!と思っていたんだけど、人の好みは年齢によって変わるようで・・・・(笑)  又、同時に世の中に「舟歌」(バルカローレ)の名の音楽が数多あれど、そんな中のトップがこの曲だ!とさえ思っております。  

この揺らぎ、この煌き、この虚ろさ、この盛り上がり。  これぞ舟歌です。  舟歌はただ単に揺れているだけじゃダメです。  常に変化しなくては!!  そしてこのリズム!!  舟歌はただキラキラしているだけじゃダメです。  でも、そこかしこにキラキラが散りばめられていることも必要です。  この音楽を聴いていると船(ゴンドラ)の上で、船頭さんと2人っきり、波に揺れながら水面にきらめく光をぼんやりと眺めながら、考えるともなく考え、夢か現かの世界の中で生命を感じている・・・・・そんな自分が思い浮かぶのです。

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