ヘンデル 水上の音楽

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それにしてもあっついですね~ chirol_as.gif  お仕事を再開するにあたり KiKi の1番の懸念はこの暑さです。  なんせ元々が夏バテする体質で、夏場になると体力・食欲がガックンと落ちちゃって、下手をするとそうめんしか喉を通らなくなっちゃうような傾向のある KiKi。  そこへもってきて今年は梅雨時から家に引き篭りがちな生活をしていて、炎天下の中汗をかく、な~んていうことが極めて稀になっちゃっているし・・・・。  こんなんで、いきなりあの殺人的な満員電車に乗って耐えられるんだろうか??  いや、それより何よりこの炎天下、日本全国58箇所もある営業所行脚の旅を無事にこなせるんだろうか???  いや、それ以前に熱帯夜で寝つけない夜を過ごした後目覚まし時計を止めて寝過ごしちゃうリスクは????  う~ん、心配だよぉ~。  早く秋風が吹いて欲しいなぁ・・・・。

今朝もゴミ出しでちょっとだけ外へ出たんだけど、マンションのドアを開けるなりもわ~っと襲ってくる熱気に辟易としてしまいました。  ああ、高原の風が私を呼んでいる。  気持ちのよい海風が私を呼んでいる。  田舎の川べりの堤防を吹き抜ける風が私を呼んでいる・・・・。  てなわけで(?)、今日の KiKi の1曲はこちらです。

ヘンデル 水上の音楽
Brilliant 99986 演奏:マリナー指揮 & アカデミー室内管弦楽団 録音:1993年10月

Handel_WaterMusic.jpg

 

ヘンデルの「水上の音楽」なんてまるで学生時代の「音楽鑑賞の時間」みたいだけど、この曲を最後に聴いたのもずいぶん昔のような気がします。  でもこの曲とか「王宮の花火の音楽」とか「私を泣かせてください」を聴かないと、このブログにヘンデルの記事が書けないのですよぉ~。  「メサイア」はあまりにも大曲だから覚悟が必要だし・・・・ね(笑)。  あ、そう言えば「調子のよい鍛冶屋」な~んていう可愛らしい曲もあったっけ。  懐かしいなぁ。

ま、それはさておき、この曲はジョージ1世(ハノーヴァー選帝侯)のテムズ川での舟遊びの時の音楽ということになっているわけだけど、舟遊びというと提灯をぶらさげたお座敷舟のドンちゃん騒ぎがまず思い浮かんじゃう現代日本人としては、この優雅さがどうにもこうにも舟遊びとは結びつかないんですよね~。  いえ、これが平安王朝風の雅なものだったらまだ想像できるんですけど、この曲もこの演奏も優雅でありながらも華やかなんですよ。  ファンファーレなんかも響いちゃうし・・・・。  まあでも祝典音楽風っていうことはドンちゃん騒ぎと大して変わらないっていうことなのかもしれませんけれど・・・・ ^^;  

それにしても・・・・、王様は川に浮かんだ船の上でいったい何をしていたんでしょうかねぇ~。  以前映画「エリザベス」(↓)で観た舟遊びのシーンではそれは夜に催されていて、篝火が煌々と焚かれる中女王様の船の中ではラブ・アフェアもどきが繰り広げられ、時に花火なんかがあがっちゃって、挙句の果てに暗殺未遂事件なんかが起きていたけれど・・・・ ^^;  ま、あんな感じだったのかしら??

617mOGqF7gL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

 

さて、この演奏ですが、一時期一般的だったハーティ版(全6曲)によるものではなく、1962年にレートリヒが校訂したとされる「ヘンデル新全集」の楽譜を使っているようです。  3つの組曲からなる全20曲の豪華版(?)で、詳細はこんな感じです。

<第1組曲>
1. Overture (Largo - Allegro)
2. Adagio e Staccato
3. Allegro
4. Andante
5. Allegro
6. Passepied
7. Air
8. Manuet
9. Bourree
10. Hornpipe
11. Allegro

<第2組曲>
12. Allegro
13. Alla Hornpipe
14. Menuet
15. Lentement
16. Bouree

<第3組曲>
17. Without tempo indication
18. Rigaudon
19. Menuet
20. Bourree



この曲、第1組曲と第2組曲はいかにも屋外音楽という感じで、「偉大なる王様ここにあり!」てな感じの曲調が支配的なんだけど、第3組曲はがらっと様変わりして室内楽風なんですよね~。  きっと第3組曲は舟遊びの後の宮殿かどこかのお屋敷での内輪のお食事会の BGM だったんじゃないかと感じます。  室内楽好きの KiKi にとってはこの第3組曲がかなりのお気に入り♪ なんですよね~。  う~ん、久しぶりのヘンデルだけどやっぱりええのぅ!  映画「カストラート」では悪役だったヘンデルだけど、こういう音楽を聴くとやっぱり彼の天才は疑いようがないと思うし、仮に人間としては嫌なヤツだったとしても許せちゃうような気がしてきます。(笑)

 

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