ラロ チェロ協奏曲

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指環の罠に絡めとられて以来、ちょっとご無沙汰気味の協奏曲。  今日は何となく「久しぶりにコンチェルトでも聴いてみよっか♪」という気分になりました。  さて、ソロ楽器は何にしよう??  気持ちの大半が「指環」に残っている状態だと、何となくピアノやヴァイオリンっていう気分にはならないんですよね~、これが ^^;  で、久々にチェロでも聴いてみようかな・・・・と。  で、どうせ聴くならやっぱりチェロがメチャクチャ雄弁な音楽を、で、できればまだあんまりこのブログで取り上げていない作曲家の作品を・・・・・とCD棚を漁りました。  で、目に留まったのがこちらでした。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ラロ チェロ協奏曲
Mercury 432 010-2 演奏:シュタルケル(vc)、スクロヴァチェフスキ指揮 & ロンドン交響楽団 録音:1962年7月

416CKY26QEL__SL500_AA240_.jpg   (Amazon)

 

ラロって同時代のフランクやサン=サーンスと比べるとかなり地味な存在ですよね~。  そのせいもあるのか、KiKi もラロの曲はあんまりたくさん知りません ^^;  それに一応フランス人にも関わらず、あんまり(と言うより全然)フランス色がなくて、ドイツよりの曲作りとスペイン風の曲作りを混ぜこぜしてみた結果、「こんなん、できました~♪」っていう感じの曲が多いような気がします。  (← ま、これは KiKi がよく聴くのがこの「チェロ協奏曲」と「スペイン交響曲」だけのせいかもしれないけれど・・・・。)  

この曲はチェロの低音の魅力・効果を徹底的に生かしきった曲だと思うんですよね~。  スペイン的なムードにも溢れていて、あの闘牛とフラメンコの国が隠し持っている何だかよくわからない底力・・・のようなものを感じるのです。  アメリカ人のような表面でギラギラ光る力じゃなくて、スペイン艦隊みたいな栄光に満ちた力でもなくて、もっと奥深くに隠し持っている力なんです。  倦怠感に満ちた場末の地下の飲み屋で繰り広げられている無駄に情熱的なフラメンコのような、地中奥深くでごぉごぉと渦巻いているマグマのような・・・・。  いや、違うなぁ。  こんな安っぽい言葉じゃありませんねぇ。  ああ、ボキャブラリーの乏しさが歯がゆいよぉ~

でも秘めた力だけじゃないんです。  全曲を引っ張っているのは力と緊張感だと思うんだけど、第1楽章の中間部は何か遠くにあるものをいとおしげに見つめて恋焦がれているような風情だし、第2楽章の間奏曲はささやくような、夢見るような、悲しみをかみ締めているような、なんともいえない風情を湛えています。  この第2楽章の中間部と最後に、チェロがひらひらと舞う蝶々のようなフレーズを弾くところがあるんだけど、そこがその2つの間に出てくるなんとももの悲しい旋律との対比を際立たせていてとっても効果的♪です。  第3楽章は「ハバネラ」です。  「オーレ!」なのです。  (← すみません、頭の中は「カルメン」しちゃってます ^^;)  そして独奏チェロと管弦楽がにらみ合い絡み合う展開を経て幕。

久しぶりにこの曲を聴いたけれど、やっぱりええのう!  それにやっぱりチェロっていう楽器は雄弁だよなぁ・・・・。  う~ん、もう1回聴いてみよっと♪

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