ワーグナー ニーベルングの指環 ジークフリート(バレンボイム盤)

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初仕事から一夜明け、何となく疲労感を抱えた朝を迎えました。  やっぱりお勤めって疲れるものですね~。  何だか今日はどこにも出かけたくない気分・・・・ ^^;  久々のお天気で絶好の洗濯日和・・・・なんですけど、今日は何もしないでウダウダと過ごしていたい気分です。  ま、それはそれでよかったのかな・・・・と。  だって来週からのフルウィークのお勤めに備えて英気を養わなくちゃいけないし、それより何より、アレを観終えちゃわなくちゃいけないしね♪  ま、てなわけで、ベランダ菜園の水遣りと、モモちゃん(愛犬)相手のご機嫌取りを早々に済ませた KiKi はさっそくDVD鑑賞の際のいつもの定位置にどっかと腰を落ち着けることにしました。  今日の KiKi の1曲は公約(?)どおり、こちらです。

ワーグナー ニーベルングの指環「ジークフリート」 バレンボイム盤
Warner WPBS-90201/2 演奏:バレンボイム(指揮) & バイロイト祝祭管弦楽団 収録:1992年6,7月(@バイロイト祝祭劇場)

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ジークフリート:  ジークフリート・イェルザレム
ブリュンヒルデ:  アン・エヴァンス
さすらい人:    ジョン・トムリンソン
ミーメ:      グレアム・クラーク
アルベリヒ:    ギュンターフォン・カンネン
ファフナー:    フィリップ・カン
エルダ:      ビルギッタ・スヴェンデン
森の小鳥:     ヒルデ・ライトランド
演出:       ハリー・クプファー

 

さすがにこのジークフリート前半(Disc 1)ではクプファー演出独特の走り回り&転げ周りのシーンは少なかったように感じました。  まあ、ここでジークフリートを走り回らせちゃったらさすがに最後まで持たないだろうなぁ・・・・・。  それにここでは比較的動きのあるシーンが多いから(ノートゥングを鍛えたり、ファフナーと戦ったり)、余計な動きを考える必要がないっていうものあるんでしょうね。  でも、歌手の皆さんにとってそれでもやっぱりお気の毒・・・・と思えちゃうのはジャングルジム体操がやたらと多いこと。  あっちを登ったりこっちを登ったりと大忙しです。  時に片手片足だけを支えに不安定な姿勢で朗々と歌っているのを観ると「はぁ~ ○×△□*」と思わないでもなし・・・・。  

さて、今回の演出の解釈面でとっても斬新だと思ったことの1つ目は、第1幕冒頭でミーメの小屋のまわりをアルベリヒとヴォータン(さすらい人)がやたらとウロウロしていたこと。  確かにさすらい人はず~っとジークフリートの成長を見守っていたっていうことがあったように思えるし、ノートゥングを自分では鍛えられないミーメに「恐れを知らぬものだけがこの剣を鍛えることができる」とタイミングよく教えてあげなくちゃいけないわけだから、始終ミーメの小屋のあたりをウロウロして様子を伺っていたとしてもおかしくはない ^^;  でもねぇ、アルベリヒがウロウロしているっていうのは KiKi としてはちょっと<!?>なんですよね~。  だってアルベリヒにしてみればミーメなんて端から相手にしていなかっただろうと思うし、ましてず~っと様子を見ていたのだとしたら、「ジークフリートを利用してファフナーから指環を奪い取る」というこのアイディアを横取りしていてもおかしくないと思うし、そんなミーメを放置しておいたのがどうにもこうにもガテンがいかないのですよ。

もう1つちょっと目から鱗・・・ではあるんだけど、やっぱり KiKi 的には<!?>だったのが、森の小鳥の歌がヴォータンの策略だっていう解釈なんですよね~。  それじゃあジークムントの時と同じ失敗を繰り返していることになっちゃうんじゃないのかなぁ・・・・。  それにこの期に及んで小細工しているぐらいだったら、その後でエルダのところに相談になんていって欲しくない(仮にも神々の長たる者が Vision も Plan もなしに小細工なんかするなよ!っていう気がしないでもない ^^;)し、さすらい人に変身している必然性もないような気がしちゃうんだよなぁ・・・・。  もっとも「森の小鳥」の声に導かれてジークフリートがブリュンヒルデ探しの旅に出かけたときにジョン・トムリンソンさんが見せてくれたガッツポーズはなかなかキャッチーだったんですけどね(笑)。

で、今話では舞台の上で寝転ぶシーンは少ないのかと思っていたら、第3幕(Disc 2)はそのオン・パレードでした。  そもそもブリュンヒルデの岩山のシーン(第3場)冒頭からジークフリートは寝っころがっているし(まあ、岩山に燃えさかる火を乗り越えてきて疲れていたんだろうけれど)、ブリュンヒルデを目覚めさせてからは2人で何度もゴロゴロ、ゴロゴロとよく寝転がる・・・・・ ^^;  もっともその演出効果のおかげか音楽的な興奮度のためかは定かじゃないんだけど、これまでに観た全ての映像版「ジークフリート」の中ではこの作品が1番、ジークフリートが肉体的な愛情を求めているのに対し、ブリュンヒルデが最初はそれに戸惑い拒絶しつつも次第にそれを受け入れていく・・・・っていう過程がよく現れているような気がしたのも確かなんですよね~。  「ヴァルキューレ」の時にも感じたことだけど、舞台での官能的な演出には2人の男女がくんずほぐれずゴロゴロするっていうのは結構効果的なのかもしれません。  (でも、だとするとやっぱりヴォータンとブリュンヒルデにはあんまりゴロゴロして欲しくなかったよなぁ・・・・。)

バレンボイムは相変わらず絶好調で、すごい興奮度の高い緊張感あふれる音楽で KiKi としては大満足。  歌手陣も総じていいんだけど、ブリュンヒルデのアン・エヴァンスだけは頑張っているなぁとは思えるものの、ちょっと不満・・・・ ^^;。  出ずっぱりでガンガン歌い続けてきたイェルザレムとの二重唱で、力の差が出ちゃってる感じはどうしても否めません。(5.1 Ch で聴いたとき)  「ヴァルキューレ」ではそんなに不満は感じなかったんだけどなぁ・・・・。  

いずれにせよ、これでジョン・トムリンソンさんの出番は終了(のはず)。  いや~、何が残念ってこれで彼が見納めなのが KiKi としてはと~っても残念です。  あ、でもこの演出だとひょっとするとヴァルハラ炎上の際にチョロッと姿を見せてくれる可能性はあるのかもしれません。  

さて「神々の黄昏」ですが日本語字幕入りは10月25日発売予定なのだとか。  それまではちょっとお預けですね~。  まあ、英語字幕のものならお値段もお安く今月末には購入できるのですが、KiKi はこと「リング」のDVDだけは日本語字幕に拘りたいので、10月までいい子にして待っていることにします(笑)。   

 

 

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2006年9月 2日 14:15に書いたブログ記事です。

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