ブルックナー 交響曲第4番 「ロマンチック」

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先日このエントリーで、「誰か私をコンサートに連れてってぇ~ b-hato4-b.gifと哀願してみたわけですが、どうやらその叫びを神様はちゃ~んと聞いていてくださったようです♪  実はね、KiKi はとある方に、しかもとびきりのコンサートに連れていってもらえることになりましたぁ!!  KiKi を連れて行ってくださる方は我が社の社長さま!!  あ、でも別にその社長が自腹を切って連れて行ってくださるわけではなくて、会社に届いたいわゆる「社用招待券」のお相伴に与れることになったのです。  KiKi が行けることになったのはこの公演です。  

出演 指揮:クラウディオ・アバド
ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ
管弦楽:ルツェルン祝祭管弦楽団

曲目 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op. 83
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104「ロマンティック」



し・か・も プラチナ・チケット という豪勢さ!!  ついこの間まで「コンサートに行けないよぉ・・・ chirol_gusun.gif   と嘆いていたのはどこの誰だったのでしょうか???  世の中ってうまくできていますねぇ・・・・(笑)  もっとも・・・・・・・。  こんなところでこの程度の幸運で運気を使い果たしてしまって KiKi は大丈夫なんだろうか???

ま、でも今はこの幸運を素直に喜びたいと思います。  てなわけで今日はそのコンサートの予習を兼ねてこれを聴いてみることにしました。

ブルックナー 交響曲第4番 「ロマンチック」(ハース校訂1878/80年版)
NAXOS 8.554128 演奏:ティントナー(指揮) & ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団 録音:1996年10月
51b7Li5WU7L__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

 

 

 

この曲はね、KiKi のブルックナー初体験の音楽でした。  初めてこの曲を聴いたとき(20代)は正直なところさほど感銘も受けず、「ふ~ん、これがブルックナーねぇ。  ところでこれのどこがロマンティック???」っていうのが率直な感想でした。  もちろん神秘的な開始部には「おっ?!」となったし、そこかしこにはっとするような音形もあるんだけど、ロマン派の音楽にど~っぷりつかっていた当時の KiKi には何となく冗長に感じられちゃったし、第4楽章に至っては断続的なモチーフが連鎖しているだけで、いったいぜんたいどこに向かおうとしている音楽なのかがちっともわからなかったんですよね~ ^^;  

でもね、ロマン派ど~っぷり人間にとってこの「ロマンティック」というタイトルはとにかくキャッチーなんですよ。  だから「よくわからない音楽だからポイッ」としちゃうのにはちょっと忍びなくてねぇ・・・・(笑)。  で、「ロマンティックと言うからには、きっといつの日にかこの曲が理解できるようになるに違いない!!」と勝手に思い込んで、この曲を理解しようと一生懸命になったりもして・・・・・。

でもね、「理解しよう」という気負い(?)があるうちは結局やっぱりよくわからなくてねぇ・・・・^^;  そうこうしているうちに KiKi の中で都会人の「個」を軸としたロマンともっと野生的・・・・というか動物的・・・・というか、原始的な「存在」を軸としたロマンの区別がつくようになってくるにつれ、この音楽に身を浸していると何ともいえない心地よさ・・・・のようなものを感じられるようになっていったように思います。  

振り返ってみれば初めてこの曲に出会った当時の KiKi は疾風怒濤(?)の青春時代真っ只中。  ものすご~く狭い社会の中で些細なことに一喜一憂し、今になって思えば「どうでもいいようなこと」を大層に考え、大都会のはざまにポツンと放り出された迷子のように、途方に暮れたり一人騒ぎをしたりしているんだけど周りがほとんど見えていない、そんな時代だったと思うんですよね。  そして都会人(都市人間)的な「個」の意識がものすご~く強かった時代だったと思うんです。
  
で、「理解しよう」という気負いがなくなり始めた頃は「個」の意識が少し薄れてきて、「内心」の深掘りにもそろそろ飽きてきていて、KiKi の眼が自分の周囲半径数キロ圏内からもっと遠くに向かうようになった時期のような気がするんですよね。  「人間」というより「存在」といったほうが適するような己の捉え方に目覚めた・・・・と言うか。  妙な拘りがなくなったというか・・・・。  う~ん、うまく説明できません。  

ま、いずれにしろ今日もまたこの曲を聴きながら、身体は本とCDの山に埋もれているんだけど(^^;)心はどこか時空の彼方に飛んで行っちゃったかのような不思議な浮遊感を味わいました。  う~ん、これを生オケで、しかもアバドの指揮で聴くのかぁ!!  今からとっても楽しみです♪

 

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