R. シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」 Op. 40

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KiKi は子供の頃から大河ドラマの大ファンでした。  基本的に我が家では「テレビは1日1時間以内(日曜日のみ2時間)」という家庭内ルールがあり、(とは言っても父は休日には何時間も観ていましたが・・・・ ^^;)もともとテレビ番組にはあまり執着心のなかった KiKi はそんなルールにめげることも、苦々しく思うこともなく「そんなもの」と割り切っていました。  まあ、このテレビに対する執着心のなさには当時の電波受信状況の悪さ・・・・というのも手伝っていたように思います。  何せ、KiKi の子供時代、実家のテレビに映るのは「NHK」と「NHK教育」と「TBS系列」の3つの放送だけだったのですから!!  そんな電波受信状況の中、Weekday の KiKi の定番は相撲中継とそれに続く(だったと思う)「新・里美八犬伝」だけ。  そして2時間の枠を与えられていた日曜日は「連想ゲーム」と「大河ドラマ」が定番でした。

「大河ドラマ」と言えば日本史に登場するいわゆる「英雄」の皆さん(源頼朝とか足利尊氏とか織田信長とか豊臣秀吉とか徳川家康とか・・・・)の生涯を1年かけて丹念に描くドラマなわけですが、時に史実と創作が入り乱れちゃうし、同時に役者さんのイメージが頭にこびりついちゃうこともしばしばで、KiKi は長らく「織田信長 = 高橋英樹」だったし「平清盛 = 仲代達也」だったし「豊臣秀吉 = 緒方拳」でそのイメージを払拭するのが大変でした(爆)。  さて、今年の「功名が辻」の主役は山内一豊 否 その妻の千代さんです。  う~ん、なんとなく小粒感が漂っちゃうなぁ・・・・・。  KiKi も一応♀のハシクレなので女性が主役でもいいんですけど、何かが足りない気がする・・・・・。  やっぱり大河ではもっと豪快な大物を扱ってもらいたいような気がするんですよね~。  まあ、長寿番組枠であるだけに、もうそろそろ品切れというのもわからないじゃないんだけど・・・・。  演技がどうとか役者がどうとかシナリオがどうとか・・・・ということでもないのですが、「旦那さまぁ~!!」な~んていうのを毎週毎週観ていても、ちょっとねぇ・・・・。  どうしても猿と狸の化かし合いに目が向いてしまいます(笑)。  (それにしてもやっぱり西田敏行さんは上手いなぁ!!)  ま、そんなこんなで今日の KiKi の1曲は「カム・バ~ック、英雄!!」という想いをこめてこちらです。  (因みに大河ドラマに毒された KiKi はその流れで司馬遼太郎ワールドに没頭していくことになったのでした ^^;)

R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」 Op. 40
DG 415 508-2 演奏:カラヤン(指揮) & BPO 録音:1985年2月

RStrauss_EinHeldenLeben.jpg

この曲はね、KiKi にとって再生機(いわゆるハードです)選定時の試聴定番曲なんですよね~(笑)。  KiKi はコンポやらCDラジカセやらアンプやらスピーカーやらを購入する際には何枚か手持ちのCDを持っていって試聴させていただくことが多いんだけど、その時に必ず持っていくのがこの 「R. シュトラウスの英雄の生涯」と「ラヴェルのボレロ」と「シューベルトの歌曲集」のCD。  これで音色を確認して自分にとって心地よい音が鳴るかどうかをチェックするんです。  この3つが心地よければたいていのCDをストレスなく聴くことができるような気がするんですよ。  ま、「気は心」ってヤツでしょうか(笑)。

さて、KiKi は大河ドラマから「英雄」を導き出して今日はこの曲を聴いているわけですが、この音楽で扱っている「英雄とは誰のこと??」に関しては様々な議論があるみたいですね~。  ま、KiKi はそれがカエサルでもナポレオンでもはたまた R. シュトラウスでも一向に構わないんですけど、ある時期世間では「34歳にして自分を英雄視するとは何事ぞ!!」と外野がやたらとうるさかったらしい・・・・・。  KiKi に言わせれば「誰だっていいじゃん♪」っていう感じなんですけどねぇ。  英雄なんていうのは人それぞれ、心の中に持っているものであって明確な「英雄の定義」な~んていうものはないように思うんですよね。  必ずしも歴史上の偉人である必要もないと思うし、逆におよそ英雄らしからぬ行動をとっているように見えても「英雄扱い」されている人もいっぱいいるわけで・・・・。

ま、それはさておき・・・・。  この演奏は結構好きなんですよね~。  「これぞ R. シュトラウス!!」っていう感じがするんですよ。  管弦楽の楽しみ方のお手本みたいな作品なんじゃないかと思います。  個人的にはカラヤンって世間で言われていたほどミーハーだとも思わないかわりに、ものすご~く心酔もしていない KiKi なんだけど、彼の R. シュトラウス作品には「はずれがない」と思っていたりします。  カラヤンも R. シュトラウスも、2人とも大衆の心理操作のメチャクチャ上手な芸術家だったと思うんですよ。  で、聴衆の側は心理操作されていることを自覚させられちゃいつつも、その操作に乗ってそれもひっくるめて楽しめちゃう・・・・・のがこの2人のすごいところなんじゃないかと。  でね、この演奏を聴いていると「ああ!  やっぱりカラヤン & BPO は凄かった!!」となんとなく得心したような気分になってしまうんですよ。  とにかく退屈している暇がないんですよね~(笑)。  ソロ奏者(それぞれ誰なのかあんまりよく知らないんだけど ^^;)も芸達者が揃っています。

勇壮かつ強靭でありながらもどこか色気をも感じさせる、人の感性をコロコロと手玉にとってくれちゃうような演奏で、悔しいような気もすれば心地よいような気もする・・・・そんな感じ(^^;)です。  「管弦楽のエッセンスをたらふくいただきました。  ごちそうさまでした。」と言いたくなるような演奏・作品だと思います。  個人的には第3部の「英雄の伴侶」と第5部の「英雄の業績」の後半部、そして最終部の「英雄の引退」が特にお気に入りの KiKi です。



 

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