チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」

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久々の更新です。  皆様お元気でしたでしょうか??  こんなにも長い間更新できなかったのは、仕事が忙しくて休日出勤があったりとか、ノルンを病院やら美容院やらへ連れて行かなくてはならなかったりとか、様々な理由があるのですが1番の理由はコレ(↓)だったりします。

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何故かCDラジカセが苦手なノルン。  KiKi がこの床置きCDラジカセで音楽を聴き始めるや否や挙動不審に陥り、CDラジカセ相手に凶暴性を発揮し、「ノルンパンチ(Lv.1)」を繰り出すものの、何の反撃も返してこない相手に一人勝手に怯えのようなもの(?)を感じ、挙句の果てに KiKi にすがりついて来る有様なのです(苦笑)  ま、そんなこんなで長い音楽をじっくりと聴ける日はまだまだ遠そうです。

てなわけで今日の KiKi の1曲は比較的短めな音楽を・・・・ということでこちらを選んでみました。  はぁ・・・・、CD1枚をじっくりと聴く事ができる日がいずれは来るんだろうか????

チャイコフスキー 幻想序曲「ロミオとジュリエット」 
DECCA ELOQUENCE 466 6842 演奏:メータ指揮 & ロスアンジェルス・フィルハーモニー 録音:1970年

CD37_2.jpg

 

この曲はチャイコフスキーの友人、バラキレフの勧めによって書かれた曲として知られています。  献呈相手は当のバラキレフ。  でもチャイコフスキーは友人への献呈後も何度も何度も補筆・訂正を加え、現在一般的に演奏されている楽曲の形に決まるまで少なくとも3稿はあるのだそうです。  ものの本によればこれらの3つは同じ主題を扱ってはいるものの別の曲のような印象を受けるほどに内容の差があるのだとか・・・・。  是非、バラキレフに献呈された版の演奏を聴いてみたいものです。

さて、この音楽。  言わずもがなのシェイクスピアの超名作、恋愛悲劇の代名詞みたいな「ロメオとジュリエット」に題材を得た標題音楽なわけですが、KiKi はずっと

「同性愛者という風聞さえあるチャイコフスキーがどうしてこの主題の音楽を書く気になったのか?」

と疑問に思っていました。  ところが先日とある文献を読んでいて以下のようなチャイコフスキーのバラキレフ宛の手紙を目にする機会を得ました。

忘れもしません。  この序曲(ロメオとジュリエット)を書いていたとき、あなたが共感と関心を示されたことに私はひどく感動し、あなたを喜ばせようと懸命だったのですが、そんな時であってさえも私はシェイクスピアが描いたイタリア人ロメオの若者らしい情熱と私の甘酸っぱい呻きの間には全く関連がないと病的なまでに敏感に意識していたのです。



これが彼の性癖からきた文言だったのか、はたまたチャイコフスキーの伝記を読むと必ずといっていいほど出てくるオペラ歌手「デジーレ・アルトー」との悲恋(この曲を作曲した時期と彼女との婚約~婚約破棄の時期は微妙にクロスしています。)からきた文言だったのか、それは想像するしかありませんが、KiKi の耳にはどことなくシニカル・・・・というか、自虐的なチャイコフスキーのつぶやきが聞こえてくるような気がするんですよね~。

曲自体の構成はシンプルで、まず修道僧ロレンスを表現するちょっと宗教的な序奏で始まります。  それに続くアレグロ部分はモンタギュー、キャピレット両家の軋轢・戦いを表しています。  その後、ロメオとジュリエットの愛のテーマ流れ、最後はこの恋人達の死をもって終わる・・・・と小説をそのままなぞったような「音の絵」的な音楽だと思います。

いずれにしても・・・・・

イタリア人の恋愛模様をイギリス人が言葉で表し、その文字で表されたイタリア人の恋愛模様をロシア人が音楽に移し替えた作品・・・・ということになるわけで、個人的には面白い作品だなぁと思っています。  もしもロメオとジュリエットが実在の人物だったとして、このような悲劇的な事件があったとしても、シェイクスピアの名作もチャイコフスキーのこの名作もその事件を正確に伝えているものにはなりえないだろうなぁ・・・・と。




ねぇ、ノルン。  そう思わない??






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頼むから、お転婆な遊び以外の趣味も持ってくれ~!!!

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2007年2月14日 13:23に書いたブログ記事です。

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