のだめカンタービレ #16
作:二ノ宮知子 講談社
千秋の奮闘でマルレ新生!? いよいよ初公演
常任指揮者としてマルレ・オケの大改革に挑む千秋。 しかし、ヤル気満々新団員と、ヤル気ナシ旧団員との実力の差は歴然! 暗雲たちこめるオケに千秋は光を呼びこめるのか? のだめは順調に新学期を迎えるが、その陰にはライバルが!? (単行本裏表紙より転載)
去年激減してしまったマルレの定期会員を呼び戻す・・・・・・ために必死の千秋君を支える押しかけ女房による日本の妙技、ティッシュ配り!には大笑い。 でも確かにアレってひょっとすると日本独特の Marketing 活動なのかもしれません。 それにね、日本で(都会で?)暮らしているとポケット・ティッシュって買わなくて済むっていうのは実はホントに便利♪ ふとした時にないと困るものの筆頭がポケットティッシュだと思うんですよね~(笑)
新メンバーを加えたオケでの初公演のリハーサル初日。 ウィリアムテル序曲の「夜明け」でなかなか夜があけず、その後もなかなか前へ進まない・・・・・。 プロのオケでもこういうことってあるんですね~。 あ、それともこれってメタメタのマルレ・オケ特有の出来事なんでしょうか?? まあ、KiKi はオケのリハーサルなるものに参加したことも見たことも聴いたこともないので、実体は知らないのですが、ピアノの練習をしている中ではどうしてもうまく弾けないフレーズがあるとそこで停滞・・・・な~んていうことは日常茶飯事(「にちじょうちゃめしごと」と読んでほしい 笑)です。
リュカがのだめの手に手を合わせてちょっとだけ大きくなった自分の手を見て「これで弾ける曲がまた増えた」と嬉しそうにしているシーン、懐かしいなぁ。 KiKi も子どもの頃、1オクターブが届かない時期にオクターブが出てくる曲をレッスンしていて、ようやく届くようになった時には「これで弾ける曲がまた増えた♪」と同じように嬉しくなったことを思い出します。
アンサンブルの真髄はハーモニー。 要するに「調和」だ。 この調和は古代ギリシャの時代「ハルモニー」と呼ばれキリスト教社会になった時、神の作りたもうた世界は素晴らしい調和によって創造されている。 その調和の根本原理は数の関係によって成り立つ。 それを探求することによって調和の謎が解明でき、神の世界をより詳しく知る手がかりを得られると考えた。 音楽の本質は「調和」にあるのだ。 それを表現するのが真の「音楽家」なんだ。 by シモン・コンマスさん
1500年くらい前は神の作った世界の調和を知るための学問が天文学、幾何学、数論、音楽だったんだ。 本来音楽(ムジカ)とは調和の根本原理そのものを指していて、理論的に調和の真理を研究することが「音楽」だった。 中世ではその音楽理論を熟知して「理性の力によって作品全体に対し入念に音楽を判断できる人」を「音楽家(ムジクス)」といって、ただ音を歌ったり演奏したりする人を「歌い手(カントル)」と言った。 by 千秋君
いや~、勉強になります。 なるほどね~。 だからギリシャ時代から学問の必須科目として「音楽」が入っていたんですね。 まさか漫画でこんなことを学べるとは期待していなかっただけに、なんだかものすご~く得した気分です(笑) 確かに「森羅万象、宇宙の魂・・・・・気が遠くなっていい」っていう感じです。
この号で一番笑ったところ。 それはマルレ・オケの金管部隊。 「もうすぐ行進曲。 常連客のプレッシャーがオレたち(金管)に向けられているのがわかる。 ボロ・ボレロのトラウマ!? (それ以前にもいろいろ) しかしもう怖くない! もうずっと怖いですから!!」って・・・・・(苦笑) でもね、確かにオケの中でも金管の音って目立つし(耳立つ?)、アマオケなんかを聴きに行くと「え? コケッ ^^;」みたいなことが多いのは、やっぱり金管になりやすいと思うんですよね。 その金管部隊が理由は何であれ「もう大丈夫!」と自信が持てるっていうのは大変なことなんだろうと思います。 頑張れ、千秋!! 頑張れ、マルレ・オケ!!!
さて、では恒例のリストです。
アンドレ・ジョリヴェ バソン協奏曲(ファゴットと室内管弦楽のための協奏曲?)
(マルレオケにバソンを残す会 by ポール・デュボワ)ロッシーニ ウィリアムテル序曲
(千秋常任就任初コンサートの演目 Part1)グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
(デシャン・オケ 定期演奏会演目 Part1)チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 Op. 35
(デシャン・オケ 定期演奏会演目 Part2)メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」 Op. 90
(デシャン・オケ 定期演奏会演目 Part3)ブラームス ハイドンの主題による変奏曲
(千秋常任就任初コンサートの演目 Part2)







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