のだめカンタービレ #18 Review

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のだめカンタービレ #18
作:二ノ宮知子 講談社

41wmOBGeEJL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

千秋がのだめと別居!  互いに音楽を見つめるため、パリ市内中距離恋愛開幕。

音楽に没頭するため、千秋がアパルトマンを出ることを決意。  のだめもサロン・コンサートが決まり猛特訓をはじめる。  離れて暮らすふたりは、この先どんな音楽を奏でていくのか!?  また、Rui やフランクたちもそれぞれの道で迷っていたが・・・・・・。  (単行本裏表紙より転載)

 

第18巻にして初登場(ヨーロッパ編になってからもすでに8巻経過! 笑)のヤドヴィカ。  彼女が作曲したという「テルミンとピアノのための小品集」とやらは是非聴いてみたい!!  だいたい KiKi は現代音楽がちょっと苦手(^^;)なので、そもそもテルミンってどんな音がするのか知らないし、まして耳が肥えていそうな征子ママが「癒された」と仰る音楽なだけに興味あるなぁ。  でも、四谷怪談とかホラーという感想もある中で「癒された」って・・・・・ ^^;  ホント、ターニャじゃないけれど、「征子ママ、奥深い人・・・・」っていう感じです(笑)

もう既に深いものを持っているにも関わらず、迷い道クネクネの Rui。  のだめちゃんだけではなく彼女に対してもオクレール先生は得意の一言を投げかけます。  「君、何しにフランスに来たの?」  誰も彼も迷い道に入っちゃっているから、どこへ向かったらいいのかわからなくて、オクレール先生のところに寄ってくるみたいです。  ま、もっとものだめちゃんの「何しに来たの?」と Rui の「何しに来たの?」は言葉こそ一緒だけど、実は全然違うと思うんですけどね。

「パリに来たら、友達を作って 恋をして そう思ってたのに  なんでまた ピアノを弾いているんだろう」

そう、これが「何しに来たの? Rui Version」(笑)  オクレール先生ってやっぱり歳の功なのかなぁ。  多分、彼女の目的、もしくは彼女が欲している物が「普通のピアノレッスン(プロ・バージョン)」にはもうないことをちゃ~んと察しているんでしょうね。  さすが、名教授と呼ばれる方だけのことはあります。

 

「Rui が本当にピアノをがやりたくてやってるならそれでいいの。」

Rui ママも単なる「ステージ・ママ」じゃないんですね~。  もっとも、一発屋ではない真の意味での芸術家を大切に大切に育て、見守っている「ステージ・ママ」には、KiKi には想像もつかないような心の葛藤があるのかもしれない・・・・・。  この号の Rui ママを見ていてそんなことを感じました。  個人的にはず~っと「ステージ・ママ」にはあまりいい印象を持っていなかったんだけど(苦笑)  でも、よく知りもしない人のことをイメージだけで「いい印象を持てないなぁ」なんて思うことは傲慢なことなのかもしれません。

漫画の中・・・・・とは言え、マエストロが一人死亡。  ここ何年かは KiKi の耳に馴染んできた多くの実在のマエストロ、ヴィルトーソの訃報を耳にすることが多く、何だかこういう逸話が挿入されていること自体がすごい漫画だなぁ・・・・と思えてしまう(笑)。  そのマエストロ・リッピの訃報で落ち込んじゃうミルヒーと、代振りを務めることになるヴィエラ先生の対比が何とも言えません。  でも、その代振り騒動のおかげ(?)でようやくヴィエラ先生と再会することができた千秋君。  本当であればのだめちゃんのサロンコンサートへ行くはずが途中下車。  で、昔ののだめちゃんだったら、それだけで落ち込んで(?)演奏会にならない・・・・・ということになりかねないところが、さすがに成長のあとを見せてくれました。  なんともまあ、もりだくさんのプログラム!  もっとも「千秋真一のひとりやふたり・・・・」って意味わかんないんですけど(笑)

ただ・・・・・その「千秋真一のひとりやふたり」という強がりのせいか、はたまたのだめの「アクの強さ」が薄らいじゃったのか、サロンコンサートの主催者のランベール夫人の耳には何か違う物が残ったようです。  「でも・・・・ね。  楽しい?  今、パリでお勉強していて。」  そしてその問いに目をそらせながら答えるのだめ。  「はい  楽しいですよ。」  う~ん、これはウソってことですよね。  この先ののだめちゃんがちょっと心配です。

トリスタン・ミュライユ ラ・マンドラゴール
  (のだめが譜読みしながら居眠り・・・居眠り・・・・ zzz)

ショパン ノクターン第2番 Op. 9-2
  (千秋 & のだめ しばし距離置く会議中の BGM by 調律さん)

バッハ イタリア協奏曲 BWV. 971
  (のだめ パリでのサロンコンサート演目 Part1)

メンデルスゾーン 無言歌集より「甘い思い出」 Op. 19-1  
   (のだめ パリでのサロンコンサート演目 Part2)

メンデルスゾーン 無言歌集より「紡ぎ歌」 Op. 67-4  
   (のだめ パリでのサロンコンサート演目 Part3)

メンデルスゾーン 無言歌集より「胸さわぎ」 Op. 53-3  
   (のだめ パリでのサロンコンサート演目 Part4)

ショパン 幻想ポロネーズ Op. 61
  (のだめ パリでのサロンコンサート演目 Part5)

リスト 2つの伝説より「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
  (のだめ パリでのサロンコンサート演目 Part6)

アルベニス イベリア組曲第1集
  (のだめ パリでのサロンコンサート演目 Part7)

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2009年12月21日 06:55に書いたブログ記事です。

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