ショパン ノクターン第2番 Op. 9-2

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秋はショパンの季節。  ず~っと昔、Nifty のクラシック音楽関連のフォーラムか何かで誰かがそんなことを仰っていました。  ショパンにも色々な楽曲があるから必ずしもすべての音楽が秋っぽいかと言えばそうでもないと思うんだけど、ことノクターンに関してはまさにこの言葉どおりじゃないかと KiKi は思っています。  秋の夜長、ショパンのノクターンをBGMにお気に入りの本を手に過ごす時間は至福の時。  何度そんな秋を過ごしてきたか来し方を振り返ると、色々な思い出が蘇ってきます。  とは言え、今はもう冬なんですけどね~ ^^;

で、聴く分にはそうなんだけど、弾くと案外難しいのがショパンのノクターン。  KiKi も決して全曲制覇したわけじゃないんだけど、作品番号が付されていないものを含めて全21曲のうち約半分ぐらいは取り組んだことがあります。  「テクニック的に難しいのか?」と聞かれればそれほどでもないと思うんだけど、「聴かせるように弾く」のが本当に難しい繊細な絹織物みたいな音楽だと思うんですよね。  そんな中であまりにもメジャーで KiKi もショパンのノクターンの中で最初に手掛けた1曲が本日の1曲であります。  「おなら体操」や「もじゃもじゃ組曲」に没頭していた観のあるのだめちゃんさえ(! 苦笑)もどうやら音大時代に勉強していたようです。  (参照: のだめカンタービレ第1巻)

ショパン ノクターン第2番 Op. 9-2
SONY SRCR 1892 演奏:横山幸雄(pf) 録音:1997年6月

41yeuY5+qNL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

KiKi はね、どちらかというとお値段でCDを選ぶタイプ(要は廉価版漁り)の傾向が強いんだけど、そんな中で例外扱いなのがキーシンとこのCDの奏者横山さんという時代がありました。  この二人の演奏に初めて接した時、ものすご~い感銘を受けて、同時代を生きる若手演奏家の中でず~っと応援し続けているピアニストのお二人です。  ことに横山さんは同じ日本人として特別な想いで応援しているんですよね。  だから、まだお給料の乏しかった時代にあってさえも「後援会」な~んていうものに入っていたこともあったし・・・・・・。

でね、これまでいくつかの彼の演奏を聴いてきたわけだけど、やっぱり彼のピアノの音が一番マッチするのはショパンの音楽のような気がします。  次がフランスもの。  (彼もフランス留学組だから・・・・なのかなぁ)  彼のベートーヴェンやシューマン、さらにはそれ以外の演奏もいくつか聴いてきたけれど、いかに応援しているとは言えども、どことなく感心しなかった・・・・というか、ショパンやフランスものでぐいぐい惹きつけられるほどには堪能しきれなかった・・・・・というか。  

まあ、これには多分に KiKi の思い込みが作用しているのかもしれません。  何せ、彼のキャリアの中で最初に燦然と輝いたのが1990年のショパン・コンクールの1位なし3位という記録だったし、KiKi の記憶が正しければ彼が最初に取り組んだ偉業の1つが「ショパンのピアノ曲全曲演奏」というテーマだったように記憶しているし・・・・・。

さて、本日の1曲第2番 Op. 9-2 です。  超がつくほど有名なこの曲を KiKi は何度聴いてきたことか!!  その聴いてきた中には、いわゆるヴィルトーソの演奏もあれば、同じ師匠の別の門下生の演奏だったこともある。  演奏会用の仕上がった演奏もあれば、レッスン中の譜読み+α程度の演奏(要はレッスンの順番の関係で KiKi の前の生徒さんが先生にダメ出しされている演奏)もある。  でもそれがどんなレベルの演奏であれ、この曲の持つ優雅な旋律とある種単純な形式に心地よさを感じる音楽だと思います。  もっとも・・・・・子供時代にはひたすら甘いこの曲に陶酔することも多かったけれど、今の年齢になってみるとショパンらしい感傷的な音楽が若干鼻につかないでもないのですが・・・・・(苦笑)

そうそう、この曲はあまりにも有名なためか、元はピアノ曲なんだけど、ヴァイオリン用とかチェロ用に編曲されている演奏もあるんですよね。  いわゆる「アンコールピース」的に演奏されているのを何度か聴いたことがあります。  初めてそれらの弦楽器での演奏を聴いた時には「ほぉ!」と思ったりもしたけれど、最近ではそういう演奏を聴いても何も感じなくなってしまいました。  これは KiKi の感性のアンテナが錆ついちゃったせいなのか、はたまたやっぱりピアノ用に作曲された曲はピアノで演奏してナンボのものだからなのか、ピアノ以上に感傷的な弦の音色とこの音楽との取り合わせが KiKi と相性が良くないのか定かではありませんが・・・・・。

因みにこのCD、ピアニストが日本人なら、録音会場も日本(茨城県岩井市民音楽ホール)、裏方さんも日本人という思いっきり「ドメドメ、Domestic アルバム」となっています。  同じ日本人としてここまで「All Japan」のCDを堪能できる時代になったことが、とっても嬉しい!!!  千秋君じゃないけれど KiKi の中にも「クラシックの本場はヨーロッパ」という根強い想いがあるだけに、こういうアルバムを聴きながら「日本人も捨てたもんじゃない!!」と意を強くできるのは嬉しいことです♪

  

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yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真 - ショパンのノクターン集 (2009年12月 9日 22:26)

 今日は、暖かい陽気に誘われて元町はスゴイ賑わい。それとあわせてもうクリスマスに照準を合わせた盛り上がり、クリスマスの飾り付けもだんだんと充実してきました... 続きを読む

コメント(2)

こんにちは、Niftyのフォーラム、FCLAですねぇ、懐かしい。
私もそこそこお出入りしておりました。
はさておき、ショパンは秋ですかぁ、なるほど。
秋の夕暮れ時の並木道、街路樹の枯れ葉が肩に散り、その枯れ葉の落ちるような感じはノクターンにふさわしいかも知れません。
なんだかセンチメンタルですね。
私もチラッとノクターンを弾いたことがあるのです。習ったのではなく人の楽譜を借りて見よう見まねで悪戦苦闘しながら。。。。。
ショパンって弾くのに難しかったりしてテンポが多少伸び縮してもあの頃の私の耳にはらしく聞こえてしまった(今聴いたら噴飯ものの酷い演奏以前に違いないのですが)のでけっこう好きでした。
もさておき、横山さん、今はもう飛ぶ鳥を落とす勢いの名教授ですね。
若い頃は(今でもですが)イケメンでカッコよかったです。
確かショパンのピアノ協奏曲を聴きました。なんだかスッゴク色っぽい演奏だった事は覚えています。
聴き終わったあとになんだかなんと言うかのような感じで、韓流スターの優男の色気と申しますか、そんなショパンだった記憶があります。
ところで、「ドメドメ、 Domestic アルバム」の私が好きなもの、ショパンは残念ながら入っていないのですが井上直幸さんの「象さんの子守歌」というアルバムにはまってしまっています。
どれもピアノを習うとわりと始めの頃に弾く曲ばかり(でもないのもある)ですけど、あんな曲(失礼)を聴いても凄い感動してしまったんですよ。
あと、ショパンでは「ドメドメ、 Domestic アルバム」ではないけどベトナムのダン・タイソンなんてどうです?。

ところで、FCLAにいらした方ならご存じだと思いますけど「ゆらむぼ」の由良さん、なんとあの方2年前にバイクの事故で亡くなっていたんですね。
ちょっとショックでした。ゆらこめ、けっこう好きだったのですが。

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2009年12月 9日 07:09に書いたブログ記事です。

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