ドヴォルザーク 交響曲第5番 Op. 76

| コメント(0) | トラックバック(0)

漫画「のだめカンタービレ」に出てくる音楽を聴く・・・・という企画。  なかなか楽チンでいいものです♪  少なくとも「今日は何を聴こう?」と悩まないで済む分だけお気楽にCDに手が出せます。  今のところ特に大きなストレスも抱えていない KiKi としては「今日の気分じゃ○○はナシ」というのもあまりないし・・・・・。  強いて言えば「はて、あのCDはどこへ仕舞い込んじゃったっけ??」というのがあるぐらい(笑)  ま、てなわけでリストを1つ1つこなしにかかっている状態で音楽鑑賞が進んでおります。

あ、因みに・・・・ですね、オペラに関してはかなり後回しになるだろうことをお断りしておきますね。  何せ KiKi はオペラはDVDで観ることにしているので、若干の心構えが必要なのと、さすがにオペラは所要時間も長いので、そこそこ時間と気持ちにゆとりがないとなかなか鑑賞できないのです。  ま、てなわけでこの漫画の冒頭に出てきているにも関わらずなかなかとりあげにくい「ヴェルディ マクベス」はいずれのお楽しみ・・・・ということにさせていただきたいと思います。  ま、てなわけで本日の1曲はリストの次にあがっている曲ということでこちらです。

ドヴォルザーク 交響曲第5番 Op. 76
SUPRAPHON COCQ 83919→24 演奏:ヴァーツラフ・ノイマン指揮 & チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1982年4月

514EF90CTQL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

ごくごく一般的に、ドヴォルザークの交響曲と言えば第9番の「新世界より」がもっとも有名で、比較的よく聴かれるものが7番以降の3曲、強いて言えば・・・・という感じで6番が聴かれる程度じゃないかと思うんですよね。  実際、KiKi の音楽体験もまさにそんな感じでしたし・・・・・。  だからこそニナ・ルッツ音楽祭でシュトレーゼマンがこの曲を演ろうとしているのを知った千秋君も「なんつ~マニアックな!」という発言をしていると思うんですよ。  でもね、KiKi はドヴォルザークという作曲家がと~っても好きでねぇ。  ドヴォルザークに KiKi なりのキャッチフレーズをつけるとすると「洗練された田舎者」っていう感じがするんですよね~。

ドヴォルザークってある意味で「遅れてきた音楽家の世代を代表する音楽家」だと思うんですよね。  ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、リスト、ワーグナー、ブラームスという音楽史の流れのその後に登場した作曲家です。  だから彼の交響曲って明らかにシューベルトの影響が見られる「第1番、第2番」があって、ワーグナー的な「第3番」があって、第4番でブラームス的になってと、まるで乾いたスポンジみたいに多くを吸収してきた過程・・・・みたいなものが音楽のそこかしこに溢れていると思うんですよ。  で、ようやくこの5番にしてドヴォルザーク的なものの片鱗を見せ始めた・・・・KiKi にはそんな風に感じられます。 

のだめでは第5番は「ドヴォルザークの田園」と紹介されていたけれど、本当にのびやかで田園の喜ばしさ・・・・みたいなものに溢れた音楽で始まります。  クラリネットとオケの掛け合いから始まり、そのクラリネットにフルートが絡み合い、そしてオケがぐっと出てきて自然賛歌を高らかに歌い上げます。    

第1楽章(アレグロ・マン・ノン・トロッポ)はベートーヴェンの「田園」と調性も同じなら曲の作り方もどこか似ています。  田園的な雰囲気を醸し出すのに貢献しているのが管楽器。  どことなく鄙びたクラリネットの音色と小鳥のさえずりを連想させるフルート、そして角笛ホルンはやっぱり欠かせません。      

第2楽章は3部形式なんだけど、中間部を挟む前後が短調でどことなくメランコリックなんだけど何かを待ち望んでいるような感じがするのに対し、中間部は明るくて陽気。  この対比が多分ぼへみあ~んな感じを醸し出すのに一役買っているんじゃないかと思うんですよね~。  やや寂しい雰囲気を持った、スラブ舞曲風の音楽で KiKi はこういうところがドヴォルザークの音楽の中で一番好きなところ。  

第3楽章はどことなく第2楽章の音楽・気分を引きづって始まります。  でもね、そこから主部に入るといきなり陽気なの。  まるで畑の中で追いかけっこでもしているような(こういうのがホントのスケルツォなんだろうなと思わせるような)スケルツォ楽章らしい音楽と収穫祭でもしているかのような喜ばしい音楽が絡み合ってにぎやかなまま締めくくられます。  これまた舞曲風。  

そして終楽章。  ここまでの雰囲気とは一変して力強いリズムで始まります。  とにかく気迫に満ちた勇壮な音楽はどこかブラームスを思わせるような重量感があります。  中間部ではクラリネットと弦楽器によるゆったりとした美しいメロディが現れるんだけど、その後、緩急をつけながらも劇的に盛り上がってフィナーレ。  ドラマティックな音楽です。

           

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://poco-a-poco.chu.jp/mt/mt-tb.cgi/431

コメントする

2015年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Current Moon

CURRENT MOON

東京のお天気


山小舎のお天気


Booklog



ブクログ

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261

TrackbackPeople

クラシック・ピープルの Trackback People Site


チェロ ラヴァーズの Trackback People Site


Piano~ぴあの Trackback People Site


ピアノオススメ教本の Trackback People Site


ピアノ教室の Trackback People Site


Book Love Peopleの Trackback People Site


本好きPeople・ぴーぷるの Trackback People Site


今日読んだ本の Trackback People Site


ファンタジーが好き♪の Trackback People Site


この絵本がすごい!の Tackback People Site


児童書大好き♪の Trackback People Site


ハヤカワepi文庫の Trackback People Site


岩波少年文庫応援団の Trackback People Site


薪ストーブの Trackback People Site


週末は田舎暮らしの Trackback People Site


野菜育てPeopleの Trackback People Site


ガーデニングの Trackback People Site


パッチワークキルトの Trackback People Site


あなたの訪問は?


日めくりカレンダー


Real Time News


カテゴリ

ノルンはいくつ?

本が好き!


読書メーター

KiKiさんの読書メーター
KiKiさんの読書メーター

最近読んだ本

KiKiの最近読んだ本

今読んでいる本

KiKiの今読んでる本

読了目標





今やってるゲーム

KiKiの今やってるゲーム

このブログ記事について

このページは、KiKi (Brunnhilde)が2009年12月14日 18:26に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「のだめカンタービレ #11 Review」です。

次のブログ記事は「NHK「坂の上の雲」第3回 Review」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

高速運賃





Edita

ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

名言黒板


作家別タグ