ぼくはオンライン古本屋のおやじさん 北尾トロ

| コメント(0) | トラックバック(0)

本日、KiKi は池袋西武で開催中の古本市に行ってきました。  公園や駅構内などで古本市が開催されていると覗かないではいられない & 街の古本屋さんも時間に制約さえなければ素通りはできない性分の KiKi。  今回のように最初から開催されていることがわかっていて、わざわざそのために外出する・・・・という状況になると、まるで初デートに出掛ける女学生なみにイソイソ・ルンルンと小雨をものともせずにお出かけ気分でスキップしておりました。  (デートとの違い・・・・はオシャレをしないことぐらいでしょうか 笑)  で、本日の釣果は以下のとおりです。

レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(上)(下) 訳:杉浦明平  岩波文庫
人間の條件(上)(中)(下) 著:五味川純平  岩波現代文庫
私の岩波物語 著:山本夏彦  文藝春秋
英米児童文学史 著:瀬田貞二/猪熊葉子/神宮輝夫  研究社
ローエングリン 著:R. ワーグナー 訳:高辻知義 絵:東逸子  新書館
新訂 中學一年級用國史 著:荻野由之

上から三冊(ダ・ヴィンチ、人間の條件、私の岩波物語)は新刊本でも手に入るけれど、できれば定価では買いたくなかった本、「英米児童文学史」と「ローエングリン」は現在絶版状態のため以前から古本屋さんで探していた本、そして最後の一冊「中學一年級用國史」は衝動買い(笑)です。  戦前の日本の歴史教育がどんなものだったのか、話には聞いているけれど、経験したこともなければ本物の教科書を見たこともなかったので、妙に興味を覚えて手にとってじ~っくりと眺めてしまって挙句、お値段が安かったのでついつい買い物カゴへポイ・・・・・と。  でもね、本当はね、この本をゲットした棚を出店していた古本屋さんの昭和初期発刊の珍しい本を買い占めたい欲求がムクムクと湧いちゃっていて(よく戦火を逃れて残っていたなとそれだけでも感動ものでした)、でもあまりの数の多さに圧倒もされちゃって、ついでにお財布の中身もちょっぴり寂しかったので、後ろ髪を引かれつつも教科書だけを手に帰宅・・・・・という状況だったんですよね~ ^^;

因みにこの教科書、ものすご~く薄っぺらくて前九年の役までしか扱われていません。  そういう意味ではこれだけ読んでも当時の歴史教育の全体像は掴めそうもないんですけどね・・・・・。  まあ、KiKi の場合、単なる好奇心だけで教育史研究をしているわけでもないから、1冊で雰囲気が味わえればそれでOK。  でもね、帰宅してお茶をすすりながらまたじっくりと眺めてみたんだけど、所謂旧漢字のオンパレードで一世代(ひょっとして二世代?)前の日本人の識字率のレベルたるや、ものすご~く高いものがあったんだなぁと妙なところで感動してしまいました。    

ま、それはさておき、昨今では本の賞味期限(?)は KiKi が学生だった時代よりもはるかに短くなっちゃったみたいで、例えばふらっと時間潰しで立ち寄った本屋さんで興味を唆られるような本に出会っても、例えばお財布の中身が乏しくて「今度にしようっと」と思って次回まわしにしちゃうと、いつの間にか絶版に・・・・・な~んていうことが珍しくないような気がするんですよね。  特にハードカバーのちょっとお高めの本(& お世辞にもベストセラーとは言えない本)にはその傾向が顕著で、シリーズものとか全集ものだと尚更で(しかもこういうケースでは見つけた時に買うとなると一時の出費が痛すぎる 涙)、結果古本屋さんのお世話になる・・・・というパターンが KiKi の場合、かなり目立つような気がします。  因みにここで言う「古本屋さん」にはブックオフとかGEOとかTSUTAYAな~んていういわゆるリサイクル古書店は入りません。  KiKi にとって、「古本屋さん」と「リサイクル古書店」はまったく別カテゴリーのお店なのです。 

でもね、そんな「古本屋さん」(店舗販売)も昨今ではこれらの「リサイクル古書店」に押されちゃって・・・・なのか、読書人口が減っているせいなのか、なんとなく数が減ってきちゃったような気がするんですよね~。  特に都会では神保町の古本屋街はともかくとして、それ以外の商業都市ではホント古本屋さんは数えるほどになってしまったような気がします。  で、KiKi が頻繁にお世話になっているのがいわゆる「オンラインの古本屋さん」です。  ま、そんなわけで「古本屋さん事情」にちょっとした興味を持っている KiKi が「リサイクル古書店」で見つけて即ゲットしたのがこの本なのです。

ぼくはオンライン古本屋のおやじさん
著:北尾トロ ちくま文庫

 

  (Amazon)

 

この本を購入したのには3つぐらいの理由があるんですよね~。  一つ目は言わずと知れた古本屋事情を覗き見したいという野次馬根性。  二つ目はこの本がちくま文庫だったから(笑 実は KiKi はちくま文庫のファンなんですよ。  岩波少年文庫とちくま文庫、そして講談社学術文庫には惹かれるものがあるんですよね~。)  そして三つ目は長野県伊那市高遠町で活動している「本の家」(もともとは西荻窪でハートランドという古本と喫茶の店を開いていた斉木さんという方とこの本の著者でもある北尾トロさんが中心になって仲間を集めてオープンしたお店 & 街づくり)に興味があったから。

まあこの本を読んでもその「本の家」に関連するお話は何一つ出てこないし(この本が書かれたタイミングと「本の家」の活動が始まったタイミングが違うので)、ネット環境もあまりにも異なる時代のお話ばかりなので、読み進めていく過程で「あれ?  これっていつの時代の話だ??」ってなるんだけど、あの「本の家」の活動の根っこにある「脱力系の本好きプロジェクト」を支えている核・・・・というか骨格がどこにあるのかはそこはかとなく感じられるエッセイだなぁ・・・・・と思いました。

読んでいるうちに興味のなかったはずの「オンライン古本屋」を思わずやってみたくなるような(但しあくまでも副業として・・・・・ですが ^^;)気分にさせられちゃった自分に気がつき、なんとなくバツの悪いような、苦笑しちゃうような気分の KiKi なのです。      

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://poco-a-poco.chu.jp/mt/mt-tb.cgi/475

コメントする

2015年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Current Moon

CURRENT MOON

東京のお天気


山小舎のお天気


Booklog



ブクログ

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261

TrackbackPeople

クラシック・ピープルの Trackback People Site


チェロ ラヴァーズの Trackback People Site


Piano~ぴあの Trackback People Site


ピアノオススメ教本の Trackback People Site


ピアノ教室の Trackback People Site


Book Love Peopleの Trackback People Site


本好きPeople・ぴーぷるの Trackback People Site


今日読んだ本の Trackback People Site


ファンタジーが好き♪の Trackback People Site


この絵本がすごい!の Tackback People Site


児童書大好き♪の Trackback People Site


ハヤカワepi文庫の Trackback People Site


岩波少年文庫応援団の Trackback People Site


薪ストーブの Trackback People Site


週末は田舎暮らしの Trackback People Site


野菜育てPeopleの Trackback People Site


ガーデニングの Trackback People Site


パッチワークキルトの Trackback People Site


あなたの訪問は?


日めくりカレンダー


Real Time News


カテゴリ

ノルンはいくつ?

本が好き!


読書メーター

KiKiさんの読書メーター
KiKiさんの読書メーター

最近読んだ本

KiKiの最近読んだ本

今読んでいる本

KiKiの今読んでる本

読了目標





今やってるゲーム

KiKiの今やってるゲーム

このブログ記事について

このページは、KiKi (Brunnhilde)が2010年2月11日 23:37に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「雪山でのハプニング」です。

次のブログ記事は「長い冬 ローラ・インガルス・ワイルダー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

高速運賃





Edita

ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

名言黒板


作家別タグ