ブラームス パガニーニの主題による変奏曲 Op. 35

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さて、ちょっとこちらのブログを放置してしまっていたので、今日はこの間に聴いた音楽(決して今日の1曲ではなかったのですが・・・・ ^^;)の中から「のだめに出てくる音楽を聴いてみる」企画の続きにあたるピアノ曲をご紹介したいと思います。

ブラームス パガニーニの主題による変奏曲 Op. 35
LONDON POCL-9026/31 演奏:J. カッチェン (pf)

(画像はありません)  (Amazon)

 

KiKi はブラームスの演奏に関して言うならば、結構このジュリアス・カッチェンの演奏が好きでねぇ。  特にこの曲のようながつく難曲・技巧系の音楽だとついつい手が伸びちゃうのがカッチェンのCDなんですよね~。  

ブラームスが14の変奏曲 x 2冊 で作曲した、全28曲のこの変奏曲。  実はKiKi は個人的にはあんまり好きじゃないんですよね~。  な~んとなく、技巧ひけらかし系の音楽で、ブラームスらしくなく、どこか派手で(まあ主題がパガニーニだから仕方ないかもしれないんだけど)、「ブラームス、似合わないよぉ・・・・」と言いたくなっちゃうんですよ。

まあ、KiKi のこの印象は、ここ○十年というもの、この曲の実演は演奏技巧に自信たっぷりの若手演奏家の演奏ばかり聴いてきていて、少々辟易としている・・・・というのもあるのかもしれません。  でもね、あのクララ・シューマンをしてこの曲のことを「魔術師の変奏曲」と呼んでいるくらいだから、やっぱりあまりにも技巧的な面が表に出ている曲集なんだと思います。  そういう意味ではいかにも「瀬川君が弾きたがりそうな曲」だと思うんですよね~(笑)。  

でもね、KiKi にそんなことを言われなくても、ブラームスご本人もこの曲に関してはかなり複雑な想いを抱いていらしたようで、発表する際に「精巧な指のための練習曲」な~んていう仮面をかぶせて出版することに執拗なまでに拘ったのだとか・・・・。  で、楽譜出版会社のほうは「練習曲でござ~い!」な~んていうことを大々的に表示すると、売れ行きに影響を及ぼすんじゃないかと恐れて、しぶしぶ、申し訳程度にちっちゃな文字で「練習曲」と入れたのだとか・・・・。

      

KiKi がこの曲を初めて聴いたのは、高校生の時なんだけど、当時から一貫してのこの曲の感想は

「スゴッ!  でも KiKi には一生無理っ!」

というものでした。  当時、ピアノの先生から(この曲ではないけれど)、「次の発表会はブラームス、弾いてみない?」な~んていう打診を受けていて、ブラームスの音楽を聴きまくったことがあったんですよね。  で、まだまだ若かった KiKi にとってブラームスはどことなくシブイ感じがして、そんなに魅力的じゃなくて、でも、そんな中でこの曲は派手さがあるから耳には止まったんですよ。  でも、結論としては上記のように「無理っ!」っていう感じだったんです。

だから基本的にはブラームス 266.gif (Love♪) のKiKi なんだけど、この曲は滅多に聴こうとは思いません。

でもね、とは言え・・・・ですよ。  やっぱりカッチェンで聴くと「有り難味」みたいなものが違うんですよね~。  これまでに何人かのピアニストでこの曲を聴いてきたけれど、カッチェン以外ではキーシンの演奏ぐらいかなぁ、感銘を受けたのは。  あのリヒテルでもダメだったぐらいだし・・・・・。  KiKi の神様、アラウは未聴だし・・・・・。  

ま、いずれにしろ、この曲はこのブログでこんな企画でもぶちたてなければ、おそらく KiKi は積極的に聴きたいとは思わなかっただろう(苦笑)から、今回久々に聴くことができてよかったと思います。

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yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真 - ブラームス作曲、パガニーニの主題による変奏曲 (2010年3月14日 12:03)

 今日は、ブラームス作曲、パガニーニの主題による変奏曲。  世紀の難曲!!。でも凄い鮮やか、爽快、カッコイイ。  そして本当に悪魔的にゾクゾクするスリ... 続きを読む

コメント(4)

私のこの曲の刷り込みが、というかこの曲に限らずブラームスのピアノ曲に目覚めたのがカッチェンなんです。
カッチェンの洗練されたリリシズム、知的だと思うのですよ。
ところで、ブラームスってピアノが上手かったらしいですが、そんなにメチャクチャ上手かったんですか?。

こんにちは。カッチェンのパガニーニ、さすがに勢いがありますね。その分、細部がちょっと怪しいところはありますが、バリバリ一辺倒でなく表情豊かに聴かせるところがカッチェンらしい。

キーシンは、ロシア的感情表現というのか、ベタっとした表現がちょっと気になりますが、メカニックは鮮やか。特に第1巻の最後が凄くて、惚れ惚れします。

メカニックなら、精密なミケランジェリが一番良いように思いますが、録音が古いのと全曲録音ではないのが、ちょっと残念です。

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2010年3月12日 20:03に書いたブログ記事です。

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