プラム川の土手で ローラ・インガルス・ワイルダー

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ショパンの音楽と読書っていうのは案外相性がいいようです。  一昨日の「NHK ハイビジョン特集 仲道郁代 ショパンのミステリー 特別編」に感化され、「ピアノ、ピアノを弾かなきゃ!」とばかりにショパンのピアノ曲を聴きまくっていた KiKi。  ようやく記念すべきショパン生誕200周年を記念して今年取り組んでみる曲が2曲に絞り込まれました。  候補の第1曲目は「バラード第1番 Op.23」。  もう1つは「前奏曲集 Op. 28」です。  

「前奏曲集」の方は、一方でバッハの平均律にも取り組んでいるので、全ての調性で曲集が作られているというダブリの点が気にならない・・・・わけではないんですが、バラードに比べると小曲の集まりであるという点が東京での会計人仕事(いわゆるビジネス)や、Lothlórien_山小舎での百姓もどき仕事との兼ね合いを考えると、取り組みやすいかなぁ・・・・・と思ってみたり、いやいや「バラード」は KiKi の「いつかは弾きたい曲リスト」のトップ10にランクインされているから、やっぱり今のうちに手掛けておこうか・・・・と思ってみたり。  そんな迷いを抱えつつもサクッと読了しちゃったのがこちらです。

プラム川の土手で
著:ローラ・インガルス・ワイルダー 訳:こだまともこ 渡辺南都子
講談社青い鳥文庫

21T2PRAFVPL__SL500_AA140_.jpg  (Amazon)

インディアン居留地の小さな家から新天地をさがしに出たローラ一家は、長い旅のすえにミネソタ州のプラム川のほとりに落ち着きます。  広大で肥えた大地を前に小麦の収穫に目をかがやす父さん。  学校へ通い始めたローラとメアリー・・・・・。  順調にすべりだした生活は、ある日とつぜんいなごの大群におそわれます。  (文庫本裏表紙より転載)

いやはや、一難去ってまた一難。  せっかく見つけたと思った安住の地で今度は「いなご」ですか!!  最近の東京の生活では「いなご」はおろか、「ハエ」や「蚊」であってさえもほとんど見かけないというのに、空一面を覆いつくす「雲かと思ったらいなごだった」な~んていう光景は想像もできません。

で、ちょっと調べてみました。いなごの大群の恐ろしさ・・・・。  もちろんローラの描写にもものすごい臨場感があって、ハラハラドキドキさせられたんだけど、何分にも経験していないことにはそれがどんな事態なのか想像するのは難しいし、東京でこそほとんど見ることになくなった昆虫たちの生態系だけど、Lothlórien_山小舎ではいつ何時、どんな天災が襲ってくるかわかりませんから!!(笑)

      

うわっ!  なんじゃこりゃ!!  ローラの描写からすると、インガルス一家を襲ったいなごの大群はこんなものじゃなかったみたいだから、これはホント呆然とするしかないですよねぇ。  因みにいなごの大群の映像を探している過程でこんなおまけの映像も見つけました。  この映像なんかは、いなごの大群襲来の翌年、そいつらが産み落とした卵が孵化して、その後なぜか、一匹残らず西へ向けての大行軍を行ったいなごたちが、ローラの家の中まで入り込んできたときの状況と似ているんじゃないでしょうか?

 

  

 

もっとも我らのローラはこの映像の子供よりもはるかにたくましくて、「きゃあきゃあ」叫んだりな~んていうことはなく、いなごさん相手ににらめっこをしたり、いなご退治をしたりと大活躍したみたいですけどね。

いやはや、自然の力っていうのはものすごいものです。  この講談社青い鳥文庫のあとがきによれば

1870年から1880年にかけて、ミシシッピ川流域では、何百万ドルもの穀物が、いなごの害を受けたと記録に残っています。  (中略)  この体長5センチほどのバッタともいわれる虫の群れは、北アメリカだけでなく、大昔から世界各地を襲ってきました。  紅海沿岸を襲った一群は、5,200平方キロもあったといいます。

とあります。  そうそう、そう言えば KiKi もローラの父さんと同じように

誰かに教えてもらいたいものだよ。  いったい、あいつらは、どうやって知るんだろう。  出発の時が来たっていうことや、どっちの方向が、ご先祖さまのやってきた西の土地だってことを。  どいつもこいつも、いっせいに動き出すんだからなぁ。

ホント、誰かに教えてもらいたい!!  で、ついでに調べていたらこんな説明を見つけることができました。  なるほどねぇ。  いずれにしろ、農業の一番難しいところはこういう自然相手の闘いなんだっていうことが、この物語を読んでいるとヒシヒシと伝わってきます。  そういう意味では東京でのビジネスっていうのは自分がある程度頑張れば何らかの成果が期待できるし、多くの場合障害になるのは「同じ人間」だったり「人間が集まってできあがっている組織の理論」であることを考えると、楽・・・・・なのかもしれません。  第一、サラリーマンっていうのは、最低限の収入は保障されているわけだし・・・・。

さて、イナゴの大群が去ったプラム川のほとりでの生活はこれからどうなっていくのか、シリーズ第4作を読み進めていきたいと思います。

        

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2010年3月 4日 12:46に書いたブログ記事です。

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