熊肉をいただく・・・・・

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今週末も KiKi はLothlórien_山小舎に来ています。  ついこの間まで大雪が降って山篭りを余儀なくされたり、太くて長い氷柱に感動したり、洗濯機が凍結したりしていたというのに、土曜日はそんなことがあったのは冗談か夢幻だったかのような暖かさ!  寒冷地ほど春の訪れは唐突なのか、はたまた、昨今の異常気象の影響か・・・・・。  

ここ、Lothlórien_山小舎の庭に植えてある梅(紅梅と白梅の2本)も、紅梅の方はちらほらと花をつけ、白梅の方も花芽がちょっぴり膨らんでいます。

2010_Mar23_006.jpg  

ま、そんな風に暖かくなってきた・・・・・と言えども、それは昼間のお話 あ~んど たまの1日のお話で、相変わらず夕方(お日様が翳るのが4時前なので、4時ごろから)になると、ちょっぴり寒さが身にしみるようになり、根っこが寒がりの KiKi はまだまだ薪ストーブのお世話にならずには夜を過ごすことはできないし、今日はあの暖かさが冗談だったかのような冷え込みです。  う~ん、この寒暖の差に体がついていきません・・・・・。   

そんな中、体を温めるにはこれが1番!とばかりに昨日頂戴したもの。  それは熊肉・・・・・・。  以前このエントリーでもお話した KiKi がこの地に山小舎を建てるきっかけとなった地元材木業者のHさんからのいただきものです。  Hさんは狩猟免許を持った「猟師」の顔も持っていらっしゃるのです。  でね、過去には同じHさんから猪肉を頂戴したこともあるんですよね~。  ま、猪の方は豚の親戚みたいなものだし、KiKi の生まれ故郷の静岡県は天城あたりでもよく見かけるのでさほどの抵抗はなかったんですが、さすがにとなると、これまでに食べたこともなければ、見たこともなし。  正直ちょっとビビリました。

実は昨晩、熊肉を薪ストーブで焼いて、1回食しているんだけど、その時には、扱い慣れない熊肉に緊張しまくりで、写真撮影するのも、エントリーを書くことも頭からぶっ飛んでしまっていて、ちょっと証拠写真には不足しております ^^;  正直、どうやって食べたものかよくわからなかったので、とりあえずHさんに教えていただいたとおり、熊肉を薄めのビーフステーキぐらいの厚さに切って、肉が固いことを想定して包丁の背でパンパン叩いて筋切り(とはいえどこが筋かはわかっていないんですけど・・・・ ^^;)して、そこに軽めに塩コショウしてからお醤油をたらして下味をつけ、薪ストーブに突っ込んで焼いてみました。  ちなみに使った道具はこちらです。

2010_Mar23_005.jpg 

↑ これを薪ストーブの火室に入れます。  そしてこの上に餅焼き網を載せそこで様々な食材を焼くことができます。  ♀みたいな形をしているものはこの台をストーブの火室に出し入れするのに使います。  (当然これを投入する時は薪ストーブの中は熾きでいっぱい!  火室内の温度は300℃ぐらいあります。) 

これらのお道具は薪ストーブを設置したときに既に入手済みだったのですが、実は使用してみたのは今回が初めて・・・・・^^;  まあ、何事にも「初めての時」というのはあるものです。

で、お味の方はと言えば・・・・・・・

 

 

 

かなりビミョーな感じ・・・・・・。

 

 

 

 

食べられない・・・・・ということはないものの、まず何はともあれ固い!!  そして、今回この野性味あふれる食卓に同席した友人は気にならないと言っていたのですが、KiKi には一種独特の野生獣肉の臭み・・・・みたいなものがかなり気になるんですよね~。  

でも・・・・です。  匂いに関しては KiKi よりももっと鋭敏であるはずのわが家の愛犬ノルンにはこの臭みは一切問題なかったようで、まるで欠食児童の如くバクバクと食し、KiKi は肉の固さに辟易としつつカミカミしている間にあっという間に飲み込み、「もっと~!!  もっとちょうだ~い!!!」を連発しておりました。  普段は人間の食卓の食べ物を極力与えないようにしているんだけど、昨日ばかりはちょっとだけノルンにもお手伝いしてもらいました。  ただ・・・・・

  

熊を食った犬に懐かれる私の図

 

というのも KiKi にはかなりビミョ~なところなんですけど・・・・・(苦笑)

 

 

 

う~ん、KiKi にはあまり熊肉は向いていないかも・・・・・・(汗)

 

 

でも、でも・・・です。  いただいた熊肉の半分もまだ食べ終わっていないのですよぉ。  で、せっかく食されるために大切な命を提供してくれた熊さんに成仏していただくためにも、これを何とか美味しくいただかなくちゃいけません。  で、本日は朝からネットで「熊肉の美味しい食べ方」を調査しておりました。  

すごい時代ですね~。  熊肉のレシピがPCを前にしてゲットできるなんて!!(笑)  で、いくつかのレシピを見つけたんですけど、なかなか「うん、これにしよう♪」とは決められない・・・・・。  やっぱり「熊肉を食べる」ということに対する心理的な拒絶反応でもあるのかしら・・・・・ ^^;  でもね、どのレシピを見ても、熊肉調理の基本的な手順として、まずは日本酒に漬込み、それから肉を下茹でして、アクを丁寧に取ってから、お料理する・・・・・というのは共通しているみたいです。  そこで、レシピは決めかねているものの、とにかく下ごしらえには着手することにしました。  まずは熊肉を丁寧に水洗いした上で日本酒に漬込みます。 

    

2010_Mar23_001.jpg 

いただいた熊肉です。  右側はステーキにして食べたので切り口です。  包丁を入れた時はそんなに固い感じはしなかったんですけどねぇ・・・・・・

2010_Mar23_002.jpg

とりあえず一口大に切り、日本酒に漬け込んだところ。

数時間日本酒に漬込んだら、その日本酒は一旦捨て、熊肉をなべに移し、そこにひたひたまで新しい日本酒を入れ、そこにりんごのスライスを入れて下茹でです。  お湯が沸騰すると「これは冗談じゃなかろうか?」というほどの灰汁が出てきました。  ついでに、あの KiKi の苦手な野生獣の香りがぷ~ん・・・・。  うへぇ・・・・・・・。

2010_Mar23_012.jpg

灰汁とともに獣臭がぁ・・・・・・  ぷ~ん ぷ~ん  ぷ~ん 

そして灰汁を取るのと同時にりんごのスライスを捨て、灰汁を取りきったら再度別のりんごのスライスを投入。  そして水を足して、さらに灰汁抜きです。  約2時間の下茹ででとりあえずの下ごしらえは終了。 

 

そうこうしているうちに、例の「獣臭の気にならない友人」が「じっくり煮込めば柔らかくなるんじゃないか」などと言い出し、KiKi の山小舎冬ご飯の定番料理、「ポトフチックなもの」を食べてみたいとのリクエスト。  通常のポトフではコンソメ味(しょうゆの隠し味付)なんだけど、どうしても獣臭の気になる KiKi はコンソメだけでは何となく食べられないような予感があって、色々考えた末、トマト味にしてみることを思いつきました。  しかも「肉の臭みをとるのに効力を発することになっているローリエ」 & 「すりおろしりんご」も投入して、臭み取り & 肉を柔らかくすることを目論んでみました。

こうしてできあがった「熊肉ポトフ トマト味」です。  じっくり煮込むのは当然のことながら薪ストーブで、煮込み時間は実に6時間。  

2010_Mar23_013.jpg 

煮込み完了  トマトの香り・・・・

 

2010_Mar23_014.jpg 

ちょっと見づらい?  存在感ある熊肉 

 

この写真ではわかりにくいかもしれないけれど、一緒に煮込んだ野菜類は見事に煮崩れてドロドロなのに、熊肉だけは相変わらず 「The クマ!」 と存在感を際立たせています。  鍋のふたをとった瞬間は、トマトの香りがプ~ンと漂い、あの KiKi の苦手な獣臭が気になりません。  うんうん、これならいけるかも♪

 

 

では、熊さん。  いただきま~す。

 

 

 

うんうん、まあこれならいけるかも・・・・・・・。  食感は、そうねぇ、相変わらず肉は固め。  で、残り物のお刺身(それもカツオとか)をお醤油で煮たフレークみたいな感じ?  熊肉自体の味・・・・みたいなものはほとんど感じられず、トマトの匂いが程よく・・・・・・

 

 

程よく・・・・・・

 

 

 

程よく・・・・・・・

 

 

 

うへぇ、きたぁ~、獣臭!!!!

 

 

 

ほとんど気にならない部位(?)もあったのですが、とある一塊を口に入れた瞬間、鼻の奥からあの KiKi の苦手な強烈な獣臭があふれ出てきました。

 

 

 

ダメ、これはダメ。  KiKi には食べられない・・・・・・。

 

 

 

ふと、横を見ると、愛犬ノルンが KiKi の座っている椅子の座面に両手を乗せてジャンプをしながら

 

 

「ノルンも~!  食べるぅ!!!!」

 

 

と強烈な「頂戴アピール」をしています。

 

 

 

「そっか、そっか、ノルンは熊肉が好きなんだねぇ~ (苦笑)」

 

 

せっかくのいただきものなので、捨ててしまうのはあまりにも惜しいと思っていたのでこれ幸い。  結局 KiKi が食べ残した熊肉はすべて、ノルンの胃袋へ・・・・・・。

 

 

 

う~ん、野性味ある生活は KiKi には限界があることが身にしみてわかりました(笑)。  因みにこの後、ノルンをだっこすると心なしかクマの匂いがするような、しないような・・・・・。  熊肉をたっぷり食べたご本人はご満悦でげっぷなんかしちゃっています。  そのげっぷにまたまたクマの匂いがぷ~ん。  

 

 

 

頼むから暫くの間はげっぷはどこかよその場所でしてきてくれぇ~!!!

 

 

  

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2010年3月22日 12:54に書いたブログ記事です。

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