2010年4月の読書 読書メーター

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KiKi が蔵書管理等々で利用している「読書メーター」に1か月分の自分の読書を整理してくれる機能があることに気がつきました。  せっかくの機能なのでこれを利用して各月の最終日に「まとめエントリー」を起こしてみることにしました。  過去の分までは遡れないようなので2010年4月分から開始してみます。

4月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:7409ページ

獣の奏者 (4)完結編獣の奏者 (4)完結編
優れた文筆家の手にかかると、続編と言えどもかくも完成度の高い物語ができるのか!  これが KiKi の読書中の驚嘆でした。  多くの場合、作家がいったんは筆を置いた物語の続編というのは、どことなく「ついで感」が漂い、1作目・・・・というか本作の勢いが感じられず「まあ・・・まあ・・・・、こんなもんか・・・・」的な思いがぬぐえなかったりすることが多いものです。  でも、この「獣の王者」の「探求編」と「完結編」に関しては、続編と言えば続編、新作と言えば新作という雰囲気がそこかしこに漂っていると思います。  それ
読了日:04月30日 著者:上橋 菜穂子


獣の奏者 (3)探求編獣の奏者 (3)探求編
優れた文筆家の手にかかると、続編と言えどもかくも完成度の高い物語ができるのか!  これが KiKi の読書中の驚嘆でした。  多くの場合、作家がいったんは筆を置いた物語の続編というのは、どことなく「ついで感」が漂い、1作目・・・・というか本作の勢いが感じられず「まあ・・・まあ・・・・、こんなもんか・・・・」的な思いがぬぐえなかったりすることが多いものです。  でも、この「獣の王者」の「探求編」と「完結編」に関しては、続編と言えば続編、新作と言えば新作という雰囲気がそこかしこに漂っていると思います。  それ
読了日:04月28日 著者:上橋 菜穂子


バルサの食卓 (新潮文庫)バルサの食卓 (新潮文庫)
上橋作品の醸し出すリアリティに一役も二役も買っているのが、お料理の描写です。  人が生きていく中で、その人が生きている場所の匂い、雰囲気、風の香りや温度、そういうものがどのくらい繊細かつ詳細に描かれているか?  人が生きるうえで必要な衣・食・住の描写がどのくらい細やかか?  これらはかなり重要な要素だと思うんですよね。  物語の大筋ももちろん大切なんだけど、時に「この人ってどんな生活をしているんだろう?」という想像ができないことにより、嘘っぽさ・・・・みたいなものを感じて鼻白んでしまうことが KiKi に
読了日:04月27日 著者:上橋 菜穂子,チーム北海道


しつれいですが、魔女さんですか (魔女のえほんシリーズ)しつれいですが、魔女さんですか (魔女のえほんシリーズ)
劇的なオハナシもなければ、教訓めいたオハナシもなく、ただひたすら黒ねこハーバートが行き先を求めていて、ねこらしい(?)勘違いをしながら「しつれいですが、魔女さんですか?」と聞きながら町の中を歩き回るっていうお話なんですよね~。  江國さんがこのお話の何に惹かれて訳をされたのかはよくわからなかったけれど、ポップな絵の感じと、どこかお行儀のよいねこちゃんの言動が可愛い絵本だと思います。
読了日:04月26日 著者:エミリー・ホーン


獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)
この物語ではあえて「獣」との対話の物語が軸になっているけれど、じゃあ「人間同士ならもっと分かり合えるのか?」と言えば「わかった気になっている」に過ぎないことが多いような気がします。  そして、エリンが物語終盤でつぶやく「-知りたくて、知りたくて・・・・」  このセリフにガツンとやられたような気がします。  人は多くの場合、最初のうちは「相手を知りたい」というどちらかというと謙虚な気持ちからスタートする他者との関係性の中で、どの時点からなのかはよくわからないけれど「知りたくて、知りたくて」が「知ってほしくて
読了日:04月26日 著者:上橋 菜穂子


獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)
これって「児童文学」とか「ファンタジー」にカテゴライズされる作品なんでしょうか? 確かに上橋さんの文章には必要以上に難解な言葉は出てこないし、どちらかというと一文一文が短めで読みやすいけれど、扱っているテーマはあまりにも大きいと思うし、短い言葉の一つ一つに実は深い意味が込められている事が多いような気がするんですよね。  特にこの作品においては「他者との意思疎通」というテーマが1つの大きな柱になっていると思うんだけど、「わかった気になる」という悪意ない行為が本質的にはどういうものなのか・・・・は、大人であっ
読了日:04月24日 著者:上橋 菜穂子


天と地の守り人〈第3部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)天と地の守り人〈第3部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)
良かった!  とにかく良かった!!  全巻読み通してみて、あまりにも陳腐な感想だけど、今は良かった!という以上の言葉が見つかりません・・・・ ^^;  この作品を読んでいる間の没頭の仕方と言い、世界観に対する共感と言い、KiKi のこれまでの読書の No.1 だった「指環物語」とあっさり肩を並べてくれちゃいました。
読了日:04月20日 著者:上橋 菜穂子
天と地の守り人〈第2部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)天と地の守り人〈第2部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)
良かった!  とにかく良かった!!  全巻読み通してみて、あまりにも陳腐な感想だけど、今は良かった!という以上の言葉が見つかりません・・・・ ^^;  この作品を読んでいる間の没頭の仕方と言い、世界観に対する共感と言い、KiKi のこれまでの読書の No.1 だった「指環物語」とあっさり肩を並べてくれちゃいました。
読了日:04月20日 著者:上橋 菜穂子
天と地の守り人〈第1部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)天と地の守り人〈第1部〉 (軽装版偕成社ポッシュ)
良かった!  とにかく良かった!!  全巻読み通してみて、あまりにも陳腐な感想だけど、今は良かった!という以上の言葉が見つかりません・・・・ ^^;  この作品を読んでいる間の没頭の仕方と言い、世界観に対する共感と言い、KiKi のこれまでの読書の No.1 だった「指環物語」とあっさり肩を並べてくれちゃいました。
読了日:04月19日 著者:上橋 菜穂子


蒼路の旅人 (軽装版偕成社ポッシュ)蒼路の旅人 (軽装版偕成社ポッシュ)
ホントにまぁ、このシリーズの著者、上橋さんとは何とすごい人なんでしょうか!!  シリーズが進むにつれ小さな国の大きな世界(サグ & ナユグ)の物語から大きな世界の膨大な世界の物語にどんどん広げていくその手腕にまずは脱帽です。  これまでの作品はシリーズもの・・・・と言いつつも一話完結型の物語でしたが、今作は完結しきらずに To be continued..... という雰囲気たっぷりで著者は筆を置いています。  次への期待感を煽るだけ煽ってここで筆を置き、これに続く「天と地の守り人」が3巻編成。  そりゃ
読了日:04月18日 著者:上橋 菜穂子


神の守り人〈下〉帰還編 (軽装版偕成社ポッシュ)神の守り人〈下〉帰還編 (軽装版偕成社ポッシュ)
この物語を読み進めているとき、KiKi の心にはずっとある出来事が去来していました。  それは「9・11同時多発テロ事件」でした。  そして読了して、あとがきを読んだとき、この物語があの事件の1ヶ月前には書き上げられていたことを知り、著者上橋さんの心に浮かんだ物語と呼応するかのようにあの事件が発生したかのようなタイミングの妙に舌を巻きました。  とても残念なことに現実の世の中で発生したあの事件では「アスラ」のように「最終破壊兵器」を封印してしまえる勇気と胆力を持つ本当の意味で賢い人間はあらわれなかったけれ
読了日:04月16日 著者:上橋 菜穂子
神の守り人〈上〉来訪編 (軽装版偕成社ポッシュ)神の守り人〈上〉来訪編 (軽装版偕成社ポッシュ)
この物語を読み進めているとき、KiKi の心にはずっとある出来事が去来していました。  それは「9・11同時多発テロ事件」でした。  そして読了して、あとがきを読んだとき、この物語があの事件の1ヶ月前には書き上げられていたことを知り、著者上橋さんの心に浮かんだ物語と呼応するかのようにあの事件が発生したかのようなタイミングの妙に舌を巻きました。  とても残念なことに現実の世の中で発生したあの事件では「アスラ」のように「最終破壊兵器」を封印してしまえる勇気と胆力を持つ本当の意味で賢い人間はあらわれなかったけれ
読了日:04月16日 著者:上橋 菜穂子


夢の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)夢の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)
この「夢の守り人」は前作の「闇の守り人」とはまた全然異なる世界のお話ではあるのですが、文化人類学の学者さんという経歴をお持ちの上橋さんがフィールドワークの中で体感されてきた世界各国の霊的な信仰のエッセンスを大放出!という感じの物語だと思います。  この物語で大活躍するのはシリーズ全体の女主人公バルサ・・・・・というよりは、どちらかというと当初はサブだったはずの「タンダ」「トロガイ」という呪術師軍団と「シュガ」「チャグム」という宮様軍団です。  特にバルサの良き相棒・・・・・という位置づけだったタンダがもの
読了日:04月15日 著者:上橋 菜穂子


闇の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)闇の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)
軽装版に掲載されている作者・上橋さん自身のあとがきによれば「守り人シリーズの中では、この物語が大人の読者からもっとも支持されているようです。」とのことですが、KiKi は全作を読了したわけではないので「もっとも」かどうかまでは判断できないけれど、この物語が子供よりは大人に愛好されるのは納得できるような気がしました。  やっぱり「愛情」と「憎しみ」というある種の矛盾する感情が交錯する精神世界というのは、子供にはちょっと理解しづらいだろうし、それを子供時代に「読書」という仮想経験の中で感じることにはそれなりに
読了日:04月14日 著者:上橋 菜穂子


虚空の旅人 (軽装版偕成社ポッシュ)虚空の旅人 (軽装版偕成社ポッシュ)
図書館本で読了 軽装版で収集 とにかく良い!!
読了日:04月13日 著者:上橋 菜穂子
虚空の旅人 (偕成社ワンダーランド)虚空の旅人 (偕成社ワンダーランド)
読了日:04月13日 著者:上橋 菜穂子

 

 


流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36)流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36)
番外編だし、短編集ということなので、もっとあっさりした内容のものかなと思っていたのですが、確かに1つ1つの物語は短いものの、ありとあるゆることが凝縮されて表現されている、抗いがたい魅力にあふれた珠玉の作品ばかりでした。 「浮き籾」「ラフラ(賭事師)」「流れ行く者」「寒のふるまい」の4作でこのうち「浮き籾」と「寒のふるまい」の2作がタンダ視点の物語。  「ラフラ(賭事師)」と「流れ行く者」の2作がバルサ視点の物語っていう感じでしょうか。  タンダ視点の2つの物語はなんともいえないのどかな雰囲気が漂い(自然の
読了日:04月12日 著者:上橋 菜穂子


精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)精霊の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)
図書館本で読了。  軽装版で収集。  とにかく良い!!
読了日:04月10日 著者:上橋 菜穂子
精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)
短槍使いの女主人公の活劇もかっこいいんだけど、それより何より、それ以外の登場人物のキャラや舞台設定が KiKi のツボなんですよね~。  これはバルサ陣営(?)の包容力のある薬草師 「タンダ」 しかり、ヤクー(舞台となる皇国の原住民)の知恵を持つ呪術師 「トロガイ」 しかり、彼らに守られている第二皇太子にして精霊の守り人 「チャグム」 しかり。  でもね、こっち陣営だけが興味深いっていうわけじゃないところが、まさに KiKi のツボなんです。  冒頭ではバルサと敵対することになる、チャグムの父親である 「
読了日:04月10日 著者:上橋 菜穂子


魔女の宅急便 〈その6〉それぞれの旅立ち (福音館創作童話シリーズ)魔女の宅急便 〈その6〉それぞれの旅立ち (福音館創作童話シリーズ)
映画で最初に出会ったキキは13歳。  当時の KiKi は・・・・xx歳。  ふと気がつくと彼女もこの本では30代半ば・・・・とのこと。  この作品をリアルタイムで読んできたわけではないのだけれど、老眼鏡のお世話になるようになってしまったこの年齢でこの号を読めたということで、あたかも彼女の成長をリアルタイムで見守ってきたかのような錯覚を覚えます(笑) すべての号を読み通してきてみて、この作者の作品は自立しようとする世代の揺れ動く想いを描かせたときに一番の魅力が出てくるように感じました。  この号でも主役は
読了日:04月08日 著者:角野 栄子


魔女の宅急便〈その5〉魔法のとまり木 (福音館創作童話シリーズ)魔女の宅急便〈その5〉魔法のとまり木 (福音館創作童話シリーズ)
早いもの(?)で、今号でキキも20歳を迎えます。  相変わらずミョ~に大人っぽいところとミョ~に子供っぽいところが混在している複雑なキャラだけど、KiKi がそんなキキの性格に慣れてきたのか、はたまたやっぱりキキがそれなりに成長しているのか、今号では第3巻や第4巻で感じたほどの違和感・・・・というか居心地の悪さは感じませんでした。  今号でかなり好きだったのは第3章の「海のかぎ」、第7章の「ファッションショー」、そして第8章の「魔法のとまり木」です。
読了日:04月05日 著者:角野 栄子


魔女の宅急便〈その4〉キキの恋 (福音館創作童話シリーズ)魔女の宅急便〈その4〉キキの恋 (福音館創作童話シリーズ)
ついこの間13歳だったキキのひとりだちの物語を読んでいたのに、あっという間に17歳になっちゃっていて、この巻のタイトルも「キキの恋」・・・・・と少しずつ大人びてきているわけですが、とは言うものの、今号のキキは何となく子供っぽく見えちゃったのは気のせいでしょうか?  等身大の17歳の女の子ってこんな感じなのかな??  とっても不思議な感じがするのは、ある時はとっても大人びてみえるキキが別の時には急に子供っぽく見えること。  純粋なんだけど、単に純粋っていうのとは違う「幼さ」が残っているんですよね。  17歳
読了日:04月01日 著者:角野 栄子

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2010年4月30日 20:46に書いたブログ記事です。

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