2010年6月の読書 読書メーター

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2010年6月の読書のまとめです。  6月から1ヶ月の目標読了数を15冊に変更してみた(それまでは10冊だった)のですが、今月は1冊足りなかったみたいです ^^;  ま、いたずらに冊数をこなすつもりはないので、いいんですけど・・・・・。  

う~ん、今月はちょっと児童書が少なかったですねぇ・・・・・・。

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3625ページ

裏庭 (新潮文庫)裏庭 (新潮文庫)
う~ん、これはなかなか難しい本ですねぇ・・・・。  まず構成の仕方という点では KiKi の大好きな作家の1人、M. エンデの「はてしない物語」風。  庭という異世界を構成しているという点では、P. ピアスの「トムは真夜中の庭に」風。  「秘密の花園」の匂いもあれば、「不思議の国のアリス」の匂いもあるし、「ムーミン」から登場人物だけちょっと拝借・・・・という感じで、他にも古今西(東西ではない)の子供時代から馴染みの「数多の物語」の残り香が香るお話だと思います。  でも、それらの物語と決定的に違うのは、この
読了日:06月29日 著者:梨木 香歩


森は生きている (講談社青い鳥文庫 (76‐3))森は生きている (講談社青い鳥文庫 (76‐3))
良書だと思います。  とても考えさせられる内容の本です。  でも・・・・・・。  どことなく「川は生きている」の2番煎じ・・・・・という感もなきにしもあらず・・・・です ^^;  結局は「治水」と「森林」の関係に話が落ち着いていってしまうところが、正直なところちょっぴり期待はずれでした。  とは言うものの、スサノオノミコトが「植林の神様」だったというのは、日本人でありながらギリシャ神話や北欧神話ほどには日本神話に親しくない KiKi にとって、「へぇ! x 10」 ぐらいのインパクトがあり、そのお話を知る
読了日:06月29日 著者:富山 和子


道は生きている (講談社青い鳥文庫)道は生きている (講談社青い鳥文庫)
こちらは「自然と人間シリーズ」の中の1冊と言いつつも、昨日読了した「川」とは異なり、長い歴史の中で人間が築いてきた、言わば人工物の「道」のお話です。  人間はどうやって道を築いてきたか、道は人間に何をもたらしてきたか、人間と道はこれからどのように関わっていくべきかということが、これまた難解な言葉を排し、具体的な例を挙げながら綴られています。 あとがきによれば著者の富山和子さんは「交通の研究」を長くされていらしたとのこと。  「川は生きている」のあとがきで書かれていた川とは地図に描かれた1本の線としてとら
読了日:06月24日 著者:富山 和子


川は生きている (講談社青い鳥文庫 (76‐1))川は生きている (講談社青い鳥文庫 (76‐1))
この本は副題として「自然と人間」が冠され、この「川は生きている」と「道は生きている」「森は生きている」の3冊でシリーズ化(?)されている中の1冊です。  対象年齢は小学校中級以上。  ま、そんな対象年齢が設定されているだけに活字は大きいし、ひらがなは多いし、本当にあっというまに読み終えてしまうのです。  もっともこれだけひらがなが多いと正直大人にはちょっと読みにくい観があるんですけどね(笑)。  
読了日:06月23日 著者:富山 和子


戦争という仕事戦争という仕事
この本で語られていることは、すでに読了した「創造的であるということ」の上、下2巻で語られていることとほとんど大差はないなぁというのが率直な印象です。  ただ、それを新聞連載のエッセイとしてとても短い文章で小気味良く、難解な言葉を廃して(これは「創造的であるということ」とも共通することですが・・・・)書かれているので、あとがきも含め333ページの比較的重量感のある本のわりにはサクサクと読み進めることができます。 内容的には KiKi がずっと抱え続けてきたいくつかの命題にある種の目線を与えてくれる本だし、1
読了日:06月21日 著者:内山 節


里の在処里の在処
どうも都会の人というのは田舎を「自然を愛でる場所」「慌しい都会とは異なりゆったりと時間が過ぎる場所」「癒しを求めて行く場所」というプロトタイプで見過ぎているような気がします。  でも実際の田舎暮らしっていうのは「自然を感じながら自然と折り合いをつけながら自然を体感する場所」ではあっても「自然を観賞する場所」ではないし、「ゆったりと時間が過ぎる場所」でもないし、観光ならいざ知らず、暮らすともなれば「癒しがどうしたこうした」な~んていうことを考えていられるほど悠長な世界ではなく「今、この時にやらなければならな
読了日:06月17日 著者:内山 節


「創造的である」ということ〈下〉地域の作法から (人間選書)「創造的である」ということ〈下〉地域の作法から (人間選書)
う~ん、こちらもなかなか読み応えがありました。  読了して第一の感想としては、「ああ、この人のものの考え方と KiKi のものの考え方はかなり似ているところがあるな。」ということです。  多分問題意識の持ち方とか、「人間って何?」とか「人間の理想的(?)な生き方ってどうよ?」みたいなある意味一文の得にもならないことをああじゃこうじゃと考えるところも、その命題に対する自分なりの立ち位置の導き方も学者さんである内山さんのほうが理路整然とはしているけれど、かなり似ているような気がします。  ついでに「ごちゃごち
読了日:06月17日 著者:内山 節


「創造的である」ということ〈上〉農の営みから (人間選書)「創造的である」ということ〈上〉農の営みから (人間選書)
KiKi がLothlórien_山小舎での暮らしを指向し始めた頃、KiKi はいくつかの疑問を自分の中に抱えていました。  その一番核にある問題意識。  それは「自分はいったい何をやっているんだろう???」というものでした。 そんなときに再読したのがミヒャエル・エンデの「モモ」でした。 当時はまだまだ整理できていなかった読後感を行動レベルで突き詰めていった行く手にLothlórien_山小舎がありました。 でもね、KiKi は内山さんのように1つのことを突き詰めて考える「哲学者的」な根気には欠けるために
読了日:06月16日 著者:内山 節


万葉集入門 (岩波ジュニア新書)万葉集入門 (岩波ジュニア新書)
この本はね、KiKi がLothlórien_山小舎に居を構えて以来、いつかは読んでみたいと思っていた本の1冊です。  「Lothlórien_山小舎」と「万葉集」。  その接点がどこにあるかっていうとね、日本最古のこの歌集には「東歌」というジャンルがあるんですよね~。  「東歌」というのは万葉集の巻十四の一巻に収められていて、238首あるんだけど、そのすべてが作者不明。  まあ、このこと自体は万葉集の全歌数のほぼ半数が作者不詳であることから、不思議でもなんでもないんだけど、その東歌のうち、国が銘記された
読了日:06月13日 著者:鈴木 日出男


文化人類学入門 (中公新書 (560))文化人類学入門 (中公新書 (560))
たまたま上橋菜穂子さんに出会って、強烈にインスパイアされて、そしてその上橋さんのもう1つの顔が「文化人類学者」であるということを知らなかったら、決してこのタイミングでこの本を手に取ることはなかっただろうなぁと思うんですよね。  でもね、同時に思うのは恐らく KiKi は人生の中のどこかでこの本には手を出していただろうなぁ・・・・・ということ。  この本こそ、KiKi は高校生の頃に読んでおきたかったような気がします。  KiKi がやりたかった学問は実はこれだったかもしれない・・・・・と思うんですよね~。
読了日:06月11日 著者:祖父江 孝男


銀のスケート―ハンス・ブリンカーの物語 (岩波少年文庫)銀のスケート―ハンス・ブリンカーの物語 (岩波少年文庫)
(再読)この本はねぇ、子供の頃学校の図書館で読んで、当時はまだオランダという国のことをよく知らなかったんだけど、小説なのか、オランダ紹介本なのか、はたまたオランダ旅行記なのかよくわからない(^^;) ようなところがあるこの本を読み進めながら、想像力をたくましくしていたことを思い出すんですよね~。  と同時にこの本の中でも紹介されている「ハールレムの英雄」というお話(1人の少年がふとしたことで見つけた堤防の水漏れを大災害を予防するために自分の手でふさぐというお話)は、今となっては記憶が定かじゃないんだけど、
読了日:06月10日 著者:メアリー・メイプス ドッジ


ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)
カエサルの残した「ガリア戦記」や「内乱期」以前の物語にも章を割いているのが塩野さんのこの「ローマ人の物語」の楽しいところではないでしょうか?  どちらかというとシニカルな目線を持っていらっしゃる(・・・・と KiKi は感じているのですが)塩野さんの真骨頂なのが「カエサルと金」、「カエサルと女」の章だと思うんですよね。  KiKi はね、人の持っている本質的な部分っていうのはそれが「仕事」に於いても、「私生活」に於いても、「恋愛」に於いても共通して表れると思っているんだけど、そういう観点でこの2つの章を読
読了日:06月07日 著者:塩野 七生


ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(中) (新潮文庫)ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(中) (新潮文庫)
カエサルの残した「ガリア戦記」や「内乱期」以前の物語にも章を割いているのが塩野さんのこの「ローマ人の物語」の楽しいところではないでしょうか?  どちらかというとシニカルな目線を持っていらっしゃる(・・・・と KiKi は感じているのですが)塩野さんの真骨頂なのが「カエサルと金」、「カエサルと女」の章だと思うんですよね。  KiKi はね、人の持っている本質的な部分っていうのはそれが「仕事」に於いても、「私生活」に於いても、「恋愛」に於いても共通して表れると思っているんだけど、そういう観点でこの2つの章を読
読了日:06月02日 著者:塩野 七生


ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) (新潮文庫)ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) (新潮文庫)
カエサルの残した「ガリア戦記」や「内乱期」以前の物語にも章を割いているのが塩野さんのこの「ローマ人の物語」の楽しいところではないでしょうか?  どちらかというとシニカルな目線を持っていらっしゃる(・・・・と KiKi は感じているのですが)塩野さんの真骨頂なのが「カエサルと金」、「カエサルと女」の章だと思うんですよね。  KiKi はね、人の持っている本質的な部分っていうのはそれが「仕事」に於いても、「私生活」に於いても、「恋愛」に於いても共通して表れると思っているんだけど、そういう観点でこの2つの章を読
読了日:06月01日 著者:塩野 七生



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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2010年7月 1日 11:34に書いたブログ記事です。

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