デルフィニア戦記第4部 伝説の終焉Ⅰ~Ⅵ 茅田砂胡

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デルフィニア戦記第4部 伝説の終焉Ⅰ~Ⅵ
著:茅田砂胡  中公文庫

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獅子の紋章で封じた招待状を受け、各国の使者達が大陸全土からコーラルに集う。  白亜の城では盛大な和平式典が催されるが、その陰でタンガ・パラスト両大国は飽くことなき権力への執念を燃やしていた。  偽りの宴と知りつつ、デルフィニアの国王夫妻は敢然と顔を上げ、互いの手を取り広間へと踏みだした。  (文庫本Ⅰの裏表紙より転載)

フェズ河以北の一帯、カムセンの地がデルフィニア領となって半年。  タンガの元領主らがゾラタス王の制止すら振り切り、失地回復を叫んで挙兵した。  早期鎮圧を目指し最前線で大剣を揮う戦女神リィに、再びファロットは暗殺の魔手を伸ばすのだった。  (文庫本Ⅱの裏表紙より転載)

トレニア湾にスケニアの大艦隊来襲。  国境沿いにタンガ軍二万集結  。ビルグナ砦陥落!  王妃の矢傷も癒えぬうちに、デルフィニア包囲網は厚く強固に完成されつつあった。  獅子王ウォルは防戦を余儀なくされる。  この危機に、独騎長イヴンは形勢逆転の切り札を担ぎ出すべく単身大海に乗り出した!!  (文庫本Ⅲの裏表紙より転載)

生きて戻れ―  リィの言葉に送られて、ファロット一族との血塗られた関係を清算すべく、シェラは北を目指す。  一方、別行動を取ったリィは、タンガが仕掛けた罠により、騎士団員千人の命と交換に虜囚となった。  意識を奪われた戦女神に必殺の針を手にしたレティシアが迫る―。   (文庫本Ⅳの裏表紙より転載)

リィを次期タンガ国王ナジェックの妻となす―  勝利の女神を辱め、戦意を削がんとするゾラタスの卑劣な策謀。  ウォルは国王という枷を従弟に押しつけ、国境に向け馬を駆る。  随伴するは二騎。  リィの異世界での相棒ルウと人間として生きることを決めたシェラ。  ここに、最後の戦いが始まろうとしていた。   (文庫本Ⅴの裏表紙より転載)

放浪の戦士と異世界の少女の出逢い―  すべてはここから始まった。  盟約という固い絆で結ばれた二人は、いくたの危地を乗り越え、あまたの戦に勝ち抜いて、戦士は大国の王に、少女は王と国の守護神となった。  獅子王と妃将軍が紡ぐデルフィニアの伝説が、ここに完結する。  (文庫本Ⅵの裏表紙より転載)

いや~、さすがに長かったですぅ・・・・。  でも、最後までとってもスピード感を持って読み進めることができました。  あちらこちらに突っ込みどころは満載だし、途中までは誰が誰だかわからなくなってしまうこともあった(だって何となく主要登場人物のキャラが似ているんだもん・・・・ ^^;)りしたけれど、さすがに全巻、皆さんとお付き合いしてくると最後にはそれぞれのキャラの特徴みたいなものもはっきりしてきてよかったです。  特にこの第4部はデルフィニアが迎えた最大級の動乱とそのデルフィニアを勝利に導いた勝利の女神の伝説の物語・・・・ということで山場もいっぱいありました。  

個人的には一番興味深かったのはシェラかなぁ・・・・。  そもそもはリィの暗殺者で、命じられるままに人を殺す(そこに自分の意思はない)「殺人マシーン」みたいな子だったのが、変貌していくさまはとても興味深く読み進めることができました。  で、最後の最後は、「金・銀・黒ネズミトリオ」(named by ウォル)に加盟とは・・・・・(笑)  まあ、金 & 黒ネズミはもといた世界に帰っただけだけど、その後のシェラがどうなったのか?にはとっても興味があります。  あっちの世界へ行っちゃったわけだけれどヴァンツァー(シェラも所属していた暗殺者集団ファロット一族の1人でシェラの手にかかって絶命した人)には会えたんだろうか???

 

タンガの王様との戦(含む戦後処理のお話)まではかなり面白かったんだけど、個人的にはパラストの王様との戦は何となくつまらなかったなぁ・・・・・。  何となく駆け足で終わらせたっていう感じがしないでもない・・・・・。  まあ、この戦のシーンでようやくリィも現世の戦乙女から伝説の勝利の女神になれたわけだから、大事な場面ではあるんだけど、そしてそのシーンにはそこそこ圧倒されもしたんだけど、結局のところオーロン王(パラストの王様)の魅力が最後までわからずに終わってしまったのが残念でした。  ゾラタス王(タンガの王様)は結構魅力的なキャラだったんですけどねぇ・・・・・。

それにしても・・・・・タンガに捕われていたリィを救出するために、いったんは無理やりバルロに王位を譲ってしまったウォル。  相変わらずやることが大胆です。  いくらウォルとバルロ、あ~んどウォルの側近たちがウォルに全幅の信頼を置いているからといっても、大司教まで巻き込んじゃっているわけだから、その後王位をどうするかではひと悶着もふた悶着もあったのではないかしら??  まして、いきなり王妃は行方不明になっちゃったわけだし・・・・・。

まあ、楽しく読むことができたのは事実なので、この物語の「ご都合主義的」なとこには目を瞑るのが大人の読者っていうものかもしれませんね(笑)

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