童話の国イギリス ピーター・ミルワード

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この土日、KiKi の自宅近くの BookOff では「105円商品を除きほぼ全品半額セール」をやっていました。  で、たまたまその数日前に見つけてあった、過去には持っていたけれどどこかで処分してしまっていて今は手元に残っていない「岩波少年文庫」の何冊かを、この機会にゲットしようと勢い込んで出かけてみたのですが、残念なことに既にどなたかが購入されたようで、棚には残っていませんでした。  で、代わり・・・・・と言っては何だけどいろいろ物色している中で見つけた1冊が本日の読了本です。

童話の国イギリス - マザー・グースからハリー・ボッターまで
著:ピーター・ミルワード 訳:小泉博一  中公新書

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イギリスはすぐれた児童文学の宝庫である。  伝承童謡の「マザー・グース」、動物を主人公とする「ピーター・ラビット」「クマのプーさん」、胸躍る英雄譚「アーサー王物語」「ロビン・フッド」、空想世界へと誘う「アリス」「ピーター・パン」など、実に多彩で層が厚い。  これらの文学はどのように読まれ、イギリスの人々の精神的バックボーンを形成しているのか。  英文学者が自らの体験をもとに二十二の名作を紹介する読書案内。  (新書本表紙扉より転載)

う~ん、これは KiKi としては失敗でしたねぇ~。  ろくろくこの解説(↑)を読まずに、本のタイトルと値段だけに惹かれて(何せ半額でしたから・・・・・)手を出したのが敗因でした。  一応大学で「英文学」な~んていうものを専攻していた KiKi にとって、これって単なる名作案内(それもものすご~く大雑把な)以上でも以下でもない本でした。  イギリスの22の児童文学を取り上げていて、著者のとりとめのない感想を書き散らしているっていう感じで、そこに魅力あるエピソードとか興味深い考察みたいなものがあるわけでもなし・・・・・。  まあ、「そういうお前のこのブログはどうなんだ?」と聞かれちゃうと痛いんだけど(^^;)、少なくとも「金をとっていない、個人の趣味ブログ」ということでお許しいただくとして・・・・・・ですねぇ。

著者のピーター・ミルワードさんと言えば「シェイクスピア研究」の世界では少しは(な~んていう言い方をすると不遜にすぎるかもしれませんが・・・・)有名な方で、KiKi の学生時代なんかにはちょっとした有名人だったので、「イギリス児童文学」に関してもう少し面白い考察が書かれていることを期待していたんですけどねぇ・・・・。  まして、いきなり最後にとってつけたように出てきた「ハリー・ポッター」に至っては正直なところ「????? ・・・・・・ ふぅ ^^;」っていう感じで・・・・・。  まあ、要するに今の KiKi にとっては時間とお金の無駄だったかな・・・・と。

扉に付された内容紹介のところ(上記参照)に「これらの文学はどのように読まれ、イギリスの人々の精神的バックボーンを形成しているのか。」とあるけれど、KiKi には「ピーター・ミルワードさんがこれらの本をどんな風に読んできたのか?」はおぼろげに伝わってきたけれど、「イギリスの人々の精神的バックボーンを形成しているのか。」に関しては全く読み取ることができませんでした。  

 

とは言うものの、この本で取り上げている22作品のうち大多数の物語は KiKi にとっても馴染みの深い物語ばかりで、そこだけは嬉しかったなぁ・・・・・・。  今日はあまり書くことがないので、せめてこの本で取り上げられている22作品だけを列挙して、このエントリーは終わりとさせていただきたいと思います。

 1. マザー・グース
 2. グリム童話
 3. ピーター・ラビット
 4. クマのプーさん
 5. ヒキガエル屋敷のヒキガエル
 6. アリス
 7. ロビン・フッド
 8. アーサー王物語
 9. クリスマス・キャロル (← 但しディケンズの作品ではなく 「♪ 聖しこの夜」 の方 ^^;)
10. 黄金詞華集 (← これだけは興味を持った!)
11. ロビンソン・クルーソー
12. ガリヴァー旅行記
13. 宝島
14. ピクウィック・クラブ遺文集
15. 子供のためのイギリスの歴史
16. 聖書物語
17. シェイクスピア物語
18. ピーター・パン
19. おとぎの国の倫理学 (← チェスタトンとは懐かしい!!  久々に読んでみてもいいかも!)
20. ホビットの冒険 (← トールキンの講義に出たことがあったとは羨ましい!!)
21. ナルニア国物語 (← C.S. ルイスと1対1で話をしたことがあったとはさらに羨ましい!!)
22. ハリー・ポッター (← 何を言いたいがために敢えて引っ張り出してきたのか、正直なところ不明・・・・ ^^;)

ま、こんな感じです。  この本自体は KiKi としてはオススメできないのですが、ここで紹介されている作品に関してはその大半がオススメできるものばかり♪  イマドキの子供には受けない話もあるのかもしれませんが、これらの作品は「アニメ」や「映画」だけで観賞するのではなく、是非是非、原作を堪能していただけるといいだろうなぁと思う作品ばかりです。

 

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