ラロ スペイン交響曲 Op. 21

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もうだいぶ前のことになるのですが、「のだめカンタービレに出てくる音楽を聴いてみる企画」のために、次に聴くべき音楽をチェックしていたら、「ラロのスペイン交響曲」だった時がありました。  さて、では・・・・とCD棚を漁ったのですが、どうしてもこの曲の収録されたCDを見つけることができず、「はてさて、KiKi はこの曲のCDも1枚はあったはずだったんだけど、誰のどんな演奏だったっけ???」と、一所懸命記憶を探ってみたのですが、どうしても思い出すことができませんでした。  ・・・・と言うのも、 KiKi はことこの曲に関してはさしたる思い入れもなく、この曲を聴くことを目的としてCDを購入したことがそもそもないんですよね~。  どちらかというと別の曲を目的として購入したCDに自動的についてきた音楽であったことだけは確かなんですよ。  ま、えてしてこういう曲っていうのは探そうと思ったときには見つからず、別のことをしているときに、ふと見つかったりするものです。  で、とりあえずそこはすっ飛ばして次の曲に手を付けたわけですが、本日、雨のLothlórien_山小舎で、何気に見つけちゃいました!!  ま、てなわけで本日の KiKi の1曲はこちらです。

ラロ スペイン交響曲 Op. 21
Brilliant BRL92609 演奏:D.オイストラフ(vn) & コンドラシン(cond) モスクワ放送交響楽団  録音:1947年1月

511TP5TWTTL__SL160_AA160_.jpeg  (Amazon)

こりゃ、すぐには見つけられなかったわけだ!!  だって、この Box セット、はなから何かの曲を目的に購入したものではなくって、オイストラフの演奏をコレクションしておきたくて購入したものだったし、10枚セットなんだけど、まだ全部聴いていなかったし・・・・・ ^^;  で、KiKi にとってオイストラフと言えばメンコン(メンデルスゾーンのVコン)とシベコン(シベリウスのVコン)の代名詞みたいな人だし・・・・。  

ま、だいたいにおいて、この曲、本当のところ KiKi にはあまり訴えかけてくるものがない音楽なんですよね~。  ラテン的な気分(・・・・というか、スペイン風のちょっとエキゾチックなメロディやリズム)に溢れた華やかなヴァイオリン協奏曲だとは思うんだけど、それ以上でもそれ以下でもない・・・・・と言ったら言い過ぎでしょうか?(苦笑)

千秋君のライバル、ジャンのコンクールでの協奏曲の課題曲で、ジャンの彼女、ゆうこさんの言う「どすーん!ずどーん!って重そうな曲」という表現が何ともぴったりとくる印象的な第1楽章がやっぱり有名なんじゃないでしょうか。  この部分は一度聞いたら忘れられないような気がします。 

第1楽章
冒頭でいきなり「ダンダン、ダーン、ダダダ、ダーン」(≒ ゆうこさんによれば「どすーん! ずどーん!」)と、この楽章全体の基礎となるような力強いモチーフがオーケストラに出てきます。  とにかくここが印象的に過ぎる観があって、そのあと独奏ヴァイオリンが華麗に受けるんだけど、しかもこのCDで受けているのはあのオイストラフのヴァイオリンなんだけど、それでも耳にいつまでもあの冒頭の「ダンダン、ダーン」が残っちゃっていて、オイストラフの華麗な弓さばきであってさえも何とな~く流れていっちゃう感じなんですよね~。  叙情的な美しい歌に満ちた第2主題が続くとようやくヴァイオリンの奏でる音楽に耳を傾け始める・・・・そんな感じの音楽なんですよ。  まあ、「ダンダン、ダーン」を忘れてじっくりと聴いてみると、ハバネラの気分を持った楽章だっていうことが何となく伝わってくるんですけどね。

第2楽章
民族舞踊音楽みたいな音楽です。  弦楽器の弱音のピツィカートで始まった後、全楽器のフォルティシモで強いアクセントを持つ動機が提示されます。  で、そのリズムをオケが維持し続ける上で独奏ヴァイオリンが官能的なメロディを奏で、それが次第に技巧的になっていきます。

第3楽章
インテルメッツォと題された、3部形式による間奏曲。  ゆったりとしたハバネラです。  全編がこれでもかっていうぐらいスペイン情緒を盛り上げている音楽です。

第4楽章
幻想曲風の緩除楽章です。  序奏を奏でるオーケストラが哀愁を帯びた熱っぽいものなら、独奏ヴァイオリンはメロメロ・センチメンタリズム。  


第5楽章
ロンド形式によるフィナーレです。  この楽章はとにかくヴァイオリンの名人芸を堪能する楽章(笑)。  

う~ん、今回ひさびさにこの曲を聴いてみたけれど、やっぱりあんまり訴えかけてくるものはなかったなぁ・・・・・。  それより何より、ことこの演奏に関してはちょっと音質が・・・・・ ^^;  1枚目のメンコンではほとんど気にならなかったんですけどねぇ・・・・・。  ま、それでもやっぱりオイストラフのヴァイオリンだと思うと、それだけで何となく「ありがたみ」というか、神々しさ・・・・みたいなものを感じてしまう KiKi なんですけどね(笑)。

 

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