イギリス・ファンタジーへの旅 岩野礼子

| コメント(0) | トラックバック(0)

今日のエントリーは正直何を書けばいいのかよくわからない状態のまま、今、PCに向かっています。    と言うのも、タイトルに惹かれて図書館から借りてきた本だったにも関わらず、どうも KiKi とは相性が良くない本を読了しちゃったから・・・・・。  正直なところあまり書くこともないんだけど(^^;)、このブログは KiKi の読書記録を兼ねているので、一応エントリーは起こしている・・・・そんな感じです。  ま、てなわけで、本日の KiKi の読了本はこちらです。

イギリス・ファンタジーへの旅
著:岩野礼子  晶文社

41ZWWEH8SKL__SL500_AA300_.jpeg

この世界と背中合わせにもうひとつの世界があり、二つの世界は秘密の扉でつながっている―。  少女の頃から読んできた物語の世界にあこがれてロンドンに住むことになった岩野さんは、街のとある場所にそんな扉を見つけて、二つの世界を自由に行き来できるようになったのです。  『指輪物語』から『ハリー・ポッターと賢者の石』まで、大人も子どももとりこにしてやまない、イギリスのファンタジー物語の魅力を解きあかす。  (単行本扉より転載)

う~ん、扱っている素材はトコトン KiKi 好みなのにどうしてこんなに読みにくいんだろうか・・・・。  正直なところ途中で読むのを辞めようかと思っちゃったぐらい、KiKi には読みにくい文章でした。  何て言ったらいいんだろう??  要するに何を伝えたい文章なのかよくわからない文章だと思うんですよね~。  書きたいことを整理しないまま、だらだらと言葉だけを羅列した・・・・そんな印象の本なんですよ。  おまけに「イギリス・ファンタジーへの旅」というタイトルの本にも関わらず、「赤毛のアン」やら「ゲド戦記」まで出てくるし・・・・・。  いえね、KiKi も「赤毛のアン」はともかくとして(実はちょっと苦手だったりする ^^;)、「ゲド戦記」は ♪ か★な★り ♪ 好きな物語なんですよ。  でもねぇ、一応タイトルが「イギリス・ファンタジーへの旅」となっている以上、最低限でもイギリスを舞台にしているかイギリス作家の物語を扱うべきなんじゃないかなぁ・・・・と。  そうでなければ、「これらの物語も自分にとってはイギリス・ファンタジーの流れを汲む作品です。  と言うのは・・・・」みたいな考察があってしかるべきじゃないかなぁ・・・・と。  

で、イギリス・ファンタジーへの旅と題されている割には、その物語の舞台を訪ねてみてのエッセイ・・・・というわけでもなさそうだし、作家の生きた世界を訪ねてみてのエッセイ・・・・というわけでもなさそうなんですよ、これが。  で、あちらこちらの章に「私がイギリスに来るようになったいきさつ」的なお話とか、「かの地で出会い、一旦は恋愛感情を抱いたけれど結果的にうまくいかなかったオノコとのあれこれ」みたいなお話が出てきて、「え~っと、ファンタジーの話はどこへいっちゃったんだ??」みたいな気分にさせられちゃうんですよ。  これって著者の読書遍歴と自叙伝のまぜこぜ本???  いやはや、何とも不思議な読書体験でした。

 

唯一、この本を読んで「ほぉ!」と興味を引かれたのが1997年にイギリスでウォーターストーンという大手の書店チェーンと民放TV局が合同で実施した「20世紀の名著百選」という投票があったらしいのですが、その結果に関する記述の部分です。  著者によれば「20世紀の」と言いつつも20世紀に書かれたものである必要はない投票だったそうで(このあたりもこの「20世紀の」という翻訳がそもそも正しいのかどうかが疑問のように思われちゃうんだけど ^^;)、要するに「聖書」も「ホメロス」も「シェイクスピア」もひっくるめての人気投票だったらしい・・・・ ^^;  あ、でね、KiKi が「ほぉ!」と思ったのはその投票においてトールキンの「指輪物語」が堂々の1位を獲得したというオハナシと、そのオハナシの後日譚として、評論家とかいろいろな人から「そんなバカな!  これは一部の熱狂的なファンの組織票の影響に違いない!!」というクレームがつき、再度投票者を1万人ほど厳選したうえで行われた再投票でも「指輪物語」が1位だったというくだり。  

トールキン好きの KiKi には「さもありなん♪」と頷けちゃう結果だけど、投票し直しを主張する人もかなり多かったというのは結構面白い(?)お話だなぁ・・・・と。  ちなみにこのやり直し投票による Top 6 は以下の作品だったのだそうです。

1位 指輪物語 J.R.R. トールキン
2位 高慢と偏見 J. オースティン
3位 デイヴィッド・コパフィールド ディケンズ
4位 シェイクスピア全集
5位 戦争と平和 トルストイ
6位 たのしい川べ K. グレーアム

シェイクスピアだけどうして全集なんだ?とか突っ込みどころは満載の不思議な投票だと思うけど、「ホメロス」が何位にランクインされていたのかがわからないのが悲しいなぁ・・・・・。  ま、邪推に過ぎないんだけど、岩野さんご自身が「ホメロス」には興味がなくて順位のチェックをしていないような気がしないでもない・・・・・(苦笑)

  

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://poco-a-poco.chu.jp/mt/mt-tb.cgi/791

コメントする

2015年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Current Moon

CURRENT MOON

東京のお天気


山小舎のお天気


Booklog



ブクログ

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261

TrackbackPeople

クラシック・ピープルの Trackback People Site


チェロ ラヴァーズの Trackback People Site


Piano~ぴあの Trackback People Site


ピアノオススメ教本の Trackback People Site


ピアノ教室の Trackback People Site


Book Love Peopleの Trackback People Site


本好きPeople・ぴーぷるの Trackback People Site


今日読んだ本の Trackback People Site


ファンタジーが好き♪の Trackback People Site


この絵本がすごい!の Tackback People Site


児童書大好き♪の Trackback People Site


ハヤカワepi文庫の Trackback People Site


岩波少年文庫応援団の Trackback People Site


薪ストーブの Trackback People Site


週末は田舎暮らしの Trackback People Site


野菜育てPeopleの Trackback People Site


ガーデニングの Trackback People Site


パッチワークキルトの Trackback People Site


あなたの訪問は?


日めくりカレンダー


Real Time News


カテゴリ

ノルンはいくつ?

本が好き!


読書メーター

KiKiさんの読書メーター
KiKiさんの読書メーター

最近読んだ本

KiKiの最近読んだ本

今読んでいる本

KiKiの今読んでる本

読了目標





今やってるゲーム

KiKiの今やってるゲーム

このブログ記事について

このページは、KiKi (Brunnhilde)が2010年12月16日 23:31に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「イギリス7つのファンタジーをめぐる旅 さくまゆみこ」です。

次のブログ記事は「遠かった「光」への道」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

高速運賃





Edita

ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

名言黒板


作家別タグ