ドラマのようにはいかないことはわかっているんだけど・・・・・

| コメント(0) | トラックバック(0)

KiKi の大好きなアメリカのTVドラマに「ザ・ホワイトハウス(原題:The West Wing)」があります。  このドラマはホワイトハウスで働く人たち(首席補佐官とか報道官)の人間ドラマを描いたものです。  そしてこのドラマの中のバートレット大統領はマーティン・シーンが演じているのですが、この大統領はスピーチ上手という設定になっています。  大統領のスピーチというのは大統領ご本人が書いているのか?と言えばさにあらず、「スピーチ・ライター」という役職(?)の人が書いていることは、有名な話です。  

KiKi は大学時代、ESS(English Speaking Society)というクラブに所属していたのですが、そのクラブでの最初の活動はアメリカ大統領の就任演説をはじめとする超有名なスピーチを暗記し、発音矯正を受けたうえで檀上で発表するというものでした。  4年間のクラブ活動のうちの1回では、あのケネディ大統領の就任演説(とくに有名なフレーズは「国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国家のために何ができるかを問い直してほしい(Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country)」です。)を暗記しました。  このフレーズは大学生になる前から「日本語」で知ってはいたけれど、そして日本語であったとしても感嘆しちゃう言葉だと思うけれど、英語でこれを語った時のリズム感、そのリズム感によって増幅される感動・・・・のようなものには格別なものがあるなぁとつくづく感銘を受けました。  何て言うか、このリズム感に乗せられて「そうだ、そうだ!  みんなで問い直そう!」と思わず唱和しちゃいそうなムードを生み出すんですよね~。

このスピーチを書いたスピーチ・ライターはセオドア・C・ソレンセンという方です。  現大統領オバマ氏のスピーチ・ライターは、大統領就任時には若干27歳だった青年です。  「ザ・ホワイトハウス」という件のドラマの中で、スピーチ・ライター・チームを統括しているのが「広報部」というところでそこの長であるトビー・ジーグラー(リチャード・シフ)とサム・シーボーン(ロブ・ロウ)がバートレット大統領のスピーチ・ライターとして活躍しています。  ドラマの中でトビーが「リズムだ。  スピーチにはリズムが必要なんだ。」と言うシーンがあったと思うんだけど、これを聞いたとき、KiKi はあのケネディ大統領のスピーチやリンカーン大統領のスピーチ(「人民の人民による人民のための政治(government of the people, by the people, for the people)」を思い出していました。

 

まあ、ドラマはドラマだし、このドラマにもアメリカ的な強引さみたいなものもあって、必ずしもすべてがいいと思っているわけじゃないんだけど、この1か月というもの、我が日本の首相のスピーチを聞くたびに何だか力が抜ける・・・と言うか(緊張が解けるという意味ではなく)、要するにがっかりしちゃうんですよね~。  KiKi は可能な限り政治的なエントリーはこのブログでは書きたくなかったんだけど、今日だけはどうしても言いたいのですよ。 

今日、あの震災から1か月ということで(実際には昨日だったんだけど)、首相のスピーチがあって KiKi はリアルタイムでそのスピーチを聞いていたんだけど、どの1言をとってさえも心に何1つ響いてこなかったんですよね~。  もっと言えば、スピーチの後の記者団との質疑応答に至ってはホントいただけない・・・・。  何て言うか、スピーチだけは準備されていたけれど、準備されていたのはスピーチだけでその裏にあって然るべき「思想」「哲学」「覚悟」「心意気」「方向付け」といったものが一切感じられず、その場しのぎの質疑応答をしているようにしか感じられなかったんですよね~。

まあ、アメリカの大統領のスピーチのように「綺麗な言葉」で「人の感情に訴える」ような「劇場型」が最善だとは思っていないんだけど(と言うか他の時であれば KiKi は調子がいいだけの言葉って言うのは疑ってかかる性分なんだけど ^^;)、今はもっと力強い、そして心に響いてくる言葉が欲しい時なんだけどなぁ・・・・。  

それはそうとして今日はこんなニュースも配信されていました。

福島第1原発 周辺の賃貸に入居希望殺到 避難所を敬遠
(地域の不動産会社)社長は客に対し、避難指示に突然、切り替わる可能性を説明しているが「覚悟の上で次々と入居している」と話す。
(ある人は)南相馬市で1週間以上単身者用物件を探しているが、見つからない。  「放射能は不安だが、職場の近くに住まざるを得ない」とため息をつく。  「危険を背負うのは自分一人で十分です」と、新居が見つかっても家族を呼び寄せるつもりはないという。

何だかなぁ・・・・。  みんな一生懸命に生きよう、復興しようと悲痛な覚悟をしているのになぁ・・・・。  

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://poco-a-poco.chu.jp/mt/mt-tb.cgi/886

コメントする

2015年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Current Moon

CURRENT MOON

東京のお天気


山小舎のお天気


Booklog



ブクログ

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261

TrackbackPeople

クラシック・ピープルの Trackback People Site


チェロ ラヴァーズの Trackback People Site


Piano~ぴあの Trackback People Site


ピアノオススメ教本の Trackback People Site


ピアノ教室の Trackback People Site


Book Love Peopleの Trackback People Site


本好きPeople・ぴーぷるの Trackback People Site


今日読んだ本の Trackback People Site


ファンタジーが好き♪の Trackback People Site


この絵本がすごい!の Tackback People Site


児童書大好き♪の Trackback People Site


ハヤカワepi文庫の Trackback People Site


岩波少年文庫応援団の Trackback People Site


薪ストーブの Trackback People Site


週末は田舎暮らしの Trackback People Site


野菜育てPeopleの Trackback People Site


ガーデニングの Trackback People Site


パッチワークキルトの Trackback People Site


あなたの訪問は?


日めくりカレンダー


Real Time News


カテゴリ

ノルンはいくつ?

本が好き!


読書メーター

KiKiさんの読書メーター
KiKiさんの読書メーター

最近読んだ本

KiKiの最近読んだ本

今読んでいる本

KiKiの今読んでる本

読了目標





今やってるゲーム

KiKiの今やってるゲーム

このブログ記事について

このページは、KiKi (Brunnhilde)が2011年4月12日 20:26に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「ステンドグラスのタペストリー」作業開始」です。

次のブログ記事は「思い出のマーニー J.ロビンソン」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

高速運賃





Edita

ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

名言黒板


作家別タグ