バレエものがたり アデル・ジェラス

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今日は久々に読書記録です。  たまたま今週は木曜日に東京での出稼ぎ仕事があり、最近では我が家の愛犬ノルンを上州高山農園のお仲間に預かっていただけるようになったので、今回の KiKi の移動手段は電車でした。  電車・・・・と言っても「新幹線」な~んていう高価なものは利用しませんよ(笑)  今の時点ではLothlórien_山小舎と東京の移動交通手段を「経済的」という観点だけからみると 電車(ローカル線、特急料金なし) < マイ・カー(但し ETC 割引フル活用) < 新幹線 という構図になっているため、KiKi の選択は常に前者の2つのうちのどちらか・・・・ということになっています。

で、電車(ローカル線、特急料金なし)を選択すると片道の移動時間に要するのがざっと3時間半。  山にいると野良仕事に追われまくっている今の KiKi にとっては、この電車での移動時間は貴重な「ボケ~っとする時間」になっています。  今回、往路(群馬 → 東京)ではせっかくの機会ということもあり思う存分ボケ~っとしたのですが、さすがに3時間半という時間をただボケ~っとしているというのはあまりにも手持無沙汰 ^^;  ま、てなわけで復路(東京 → 群馬)では本でも読みつつボケ~っとしようかな・・・・・と考えました。  そんなモードのときにもピッタリな、重すぎない(重さ的にも、内容的にも)本という意味で、岩波少年文庫は重宝するんですよね~(笑)

ま、てなわけで、本当に久々に東京の大型書店に立ち寄り、新刊で未入手だった岩波少年文庫を2冊購入し、湘南新宿ラインに乗り込みました。  そのうちの1冊が本日の KiKi の読了本です。

バレエものがたり
著:アデル・ジェラス 訳:神戸万知  岩波少年文庫

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舞台の上のロマンチックなおどりの世界が、物語になりました。  お姫さまや王子さま、美しい乙女や奇妙な生きものたちが、恋をしたり、変身したり、幽霊になったり、ふしぎな魔法のお話をくりひろげます。  「ジゼル」「コッペリア」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「火の鳥」の6話を収録。  (文庫本裏表紙より転載)

KiKi はバレエというものを劇場なんかでは観たことがありません。  「バレエ音楽」には少しは精通しているという自覚があるのですが、正直なところ舞台芸術としての「バレエ」にはさほど興味を持つこともなく、この歳まで生きてきました。  東京から群馬にメインの生活舞台を移すことを検討し始めた時にも、「コンサートやオペラを今までのように気楽に楽しむことができなくなるなぁ・・・・」とちょっぴり残念に思えたけれど、「バレエが観られなく」というような発想は頭の片隅を過ることさえありませんでした。  そういう意味では「バレエ音楽を聴くためにバレエのあらすじを知っておこう!」と考えたことはあっても、オペラほどには真剣にそのシナリオを理解しようとしたことがありませんでした。

今回読んだこの本は「随分昔に、一度はあらすじとして何か(その多くはレコードのライナーノーツだったりする ^^;)で読んだことがある物語の復習編」という感じで楽しむことができました。  チャイコフスキーの3曲(白鳥、美女、くるみ割り)こそ、かなりはっきりとあらすじを覚えていたけれど、「ジゼル」「コッペリア」は「こんな話だったっけ??」状態だったし、「火の鳥」は管弦楽版から入った KiKi だけに物語としてちゃんと認識したのは今回が初めてだったと言っても過言ではありませんでした。

 

かなり簡単に、子供向けに、あらあらのあらすじを描いている本だけに、正直なところ物足りなさがないわけじゃないけれど、「小学2,3年以上」という対象年齢を見ればまあ、こんなものかな・・・・と。  1か所だけいわゆる校訂ミスと思われる「ですます体とである体の混在」があって、正直リズム感を著しく壊していたのが、大人向け本であればいざ知らず、子供向け本としてはちょっとひっかかりました。  普通の小説でも気になることではあるけれど、これはバレエのお話であるだけに、リズム感は大切にして欲しかったなぁ・・・・・。      

表紙の絵と言い、扱っている題材と言い、どう見ても「女の子向けの本」という仕上がりになってしまっているのがちょっぴり残念かも・・・・・。  でもまあ、題材が題材だから幼少期の男の子には興味の湧かない世界かもしれませんが・・・・・・。

今回の読書で初めて認識したのが、「コッペリア」の題材は「くるみ割り人形」と同じ E.T.A. ホフマンの「砂男」だったということ。  「くるみ割り人形」の方は岩波少年文庫に収録されている「クルミわりとネズミの王さま」で再読することができるし、「砂男」の方は以前、ちゃ~んと入手してある大人向けの本で再読できるようになっているので、それを読み返してみた際に、もう一度この本と比較してみるのも楽しいかも(笑)

E.T.A.ホフマンと言えばあの「シューマン」が傾倒していたドイツ・ロマン派の作家で、KiKi がこの作家に興味を持ったのはまさに「シューマンつながり」という動機だっただけに、シューマンの楽曲とおつきあいが薄くなっちゃっている最近は購入したまんま長らく積読状態になっている何冊かの「ホフマン本」のことを忘れかけていたけれど、これを機会に読んでみようかなぁ・・・・・。    

  

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