ダ・ヴィンチ・コード D.ブラウン

| コメント(0) | トラックバック(0)

「天使と悪魔」から始まった KiKi の D.ブラウン再読シリーズ。  本日の読了本はあの一世を風靡した「ダ・ヴィンチ・コード」です。  因みにこちら、一気読みのため文庫本にて3巻まとめての Review となります。

ダ・ヴィンチ・コード
著:D.ブラウン 訳:越前敏弥  角川文庫

419BbYvPRBL._SX230_.jpg  (Amazon)

41ydWjPBkaL._SX230_.jpg  (Amazon)

41oXSSB570L._SX230_.jpgのサムネール画像  (Amazon)

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。  死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。  殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。  現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く......。  (文庫本裏表紙より転載)

館長が死の直前に残したメッセージには、ラングドンの名前が含まれていた。  彼は真っ先に疑われるが、彼が犯人ではないと確信するソフィーの機知により苦境を脱し、二人は館長の残した暗号の解明に取りかかる。  フィボナッチ数列、黄金比、アナグラム......数々の象徴の群れに紛れたメッセージを、追っ手を振り払いながら解き進む二人は、新たな協力者を得る。  宗教史学者にして爵位を持つ、イギリス人のティービングだった。  (文庫本裏表紙より転載)

ティービング邸で暗号解読の末、彼らが辿り着いたのは、ダ・ヴィンチが英知の限りを尽くしてメッセ―ジを描き込んだ〈最後の晩餐〉だった。  そしてついに、幾世紀も絵の中に秘され続けてきた驚愕の事実が、全貌を現した!  祖父の秘密とその真実をようやく理解したソフィーは、二人と共に、最後の鍵を解くため、イギリスへ飛ぶ――。  キリスト教の根幹を揺るがし、ヨ―ロッパの歴史を塗り替えた世紀の大問題作!  (文庫本裏表紙より転載)

いや~、この本が「ミステリー」であるということ、そのミステリーの再読であるということを併せて考えると、やっぱり面白かったんだと思います。  だって、大筋は覚えていて、犯人が誰かもわかったうえで再読しているにも関わらず、そこそこ楽しみ尚且つ結構速いペースで読書が進んだわけですから・・・^^;  これが出来の悪いミステリーだったらそもそも再読しような~んていう気分にはならなかったはずですしね。  でもね、昨日のエントリーにも書いた通り、やっぱり KiKi にとっては「天使と悪魔」の方が面白かったかなぁ・・・・・。

恐らくその理由は「宗教と科学」という深淵なテーマの濃さの違いにあるんじゃないかと思うんですよ。  こちらの作品ではその要素がかなり薄い。  キリスト教における女性の扱いというテーマは確かに興味深いけれど、♀である KiKi にしてみると「女性が・・・」とか「女神が・・・・」とか「かつては・・・・・」という語られ方で女性の立場がどうしたこうしたというアプローチをするのがあんまり好きじゃないということもあるとは思うんですけどね(苦笑)

    

ただ、初読の際にこの物語に強烈に惹かれたのは事実で、その理由は?と言えば以下の5つが挙げられると自己分析しています。

  1. レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は有名すぎるほど有名な絵画で KiKi も子供時代から多くの美術書やなんかで接してきたけれど、子供心に「キリストの向かって左側の人物はどう見ても女性だろう」と感じていたということ。  (さすがに当時の KiKi はその女性がマグダラのマリアだろうとまでは思わなかったけれど・・・・・)
  2. 聖書を物語として読んだ際に、マグダラのマリアはかなりの重要人物として扱われているにも関わらず元が娼婦という設定には何となく胡散臭いものを感じていたということ。
  3. 物語のプロットで重要な役割を果たしている「フィボナッチ数列」とか「黄金比」というものには昔からちょっと興味があったということ。
  4. 同様に物語のプロットで重要な位置づけにある「騎士団」には昔から興味があった(とはいえいわゆる陰謀マニアのそれとは違う興味でしたけど)ということ。
  5. 「聖杯伝説」と言えば KiKi の大好きな物語(例えばアーサー王伝説とか)でも KiKi の大好きな音楽(例えばワーグナーの「パルジファル」とか)でも扱われていて、「聖杯」そのものには興味はないものの、馴染みがあったということ。

要するに、KiKi にとって昔からひっかかっていたり興味があったりする事柄が網羅的に扱われている物語だったわけですよ。  で、KiKi は KiKi なりにあれこれ調べたりいろいろやっていて、それらに対するある種の新解釈の宝庫だったのがこの物語で思わず「へぇ~!!」と舌を巻いちゃったんですよね~。  「あれらの事柄(↑)を弄繰り回すとこんな物語が書けるのか!  凄いなぁ!」というわけです ^^;

でもね、こうやって改めて2作を読み直してみると、なんていうか似てるんですよね~、この2作。  全然別のテーマを扱っている割にはそっくりすぎる・・・・。  まあ、主役の専門が「宗教図像解釈学」という分野であるだけに似てきちゃうのは仕方ないことだとは思うんだけど、それにしても似過ぎの感が否めず・・・・。  そうであるだけにやっぱりどこかに深淵なテーマがないとちょっと厳しいかなぁ。 

さて、次は図書館から借りてきた「ロスト・シンボル」です。  まあ、D.ブラウンさんが「天使と悪魔」 & 「ダ・ヴィンチ・コード」で扱ってきたテーマからすれば、次に刊行された本で扱われるのが「フリーメイソン」であるのは必然という感も無きにしも非ず・・・・ですよね。  

ところがこの本、確実に読んだことがあるはずなんだけど、記憶がまったくないんですよね~。  どんな話だったっけ???  覚えているのは初読の際に「ああ、やっぱり次はフリーメイソンだったか!」と思ったということぐらい ^^;  これって「柳の下にどじょうは3匹はいなかった」ということなんでしょうかねぇ・・・。      


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://poco-a-poco.chu.jp/mt/mt-tb.cgi/1016

コメントする

2015年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Current Moon

CURRENT MOON

東京のお天気


山小舎のお天気


Booklog



ブクログ

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261

TrackbackPeople

クラシック・ピープルの Trackback People Site


チェロ ラヴァーズの Trackback People Site


Piano~ぴあの Trackback People Site


ピアノオススメ教本の Trackback People Site


ピアノ教室の Trackback People Site


Book Love Peopleの Trackback People Site


本好きPeople・ぴーぷるの Trackback People Site


今日読んだ本の Trackback People Site


ファンタジーが好き♪の Trackback People Site


この絵本がすごい!の Tackback People Site


児童書大好き♪の Trackback People Site


ハヤカワepi文庫の Trackback People Site


岩波少年文庫応援団の Trackback People Site


薪ストーブの Trackback People Site


週末は田舎暮らしの Trackback People Site


野菜育てPeopleの Trackback People Site


ガーデニングの Trackback People Site


パッチワークキルトの Trackback People Site


あなたの訪問は?


日めくりカレンダー


Real Time News


カテゴリ

ノルンはいくつ?

本が好き!


読書メーター

KiKiさんの読書メーター
KiKiさんの読書メーター

最近読んだ本

KiKiの最近読んだ本

今読んでいる本

KiKiの今読んでる本

読了目標





今やってるゲーム

KiKiの今やってるゲーム

このブログ記事について

このページは、KiKi (Brunnhilde)が2011年10月19日 23:52に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「天使と悪魔(下) D.ブラウン」です。

次のブログ記事は「ふるさと探訪 第4弾 Part 1 」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

高速運賃





Edita

ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

名言黒板


作家別タグ