KiKi の農事暦・事始め

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昨日ご紹介した本に触発され、来年からは「自分なりの農事暦作り」を行ってみようと決心した KiKi。  気が変わらないうちにまずはお道具を揃えなくてはと、早々にお買いものに出かけました。  昨日の本の著者によれば5年連用もしくは10年連用のものがオススメとのこと。  さすがに10年というのはちょっと長すぎる(だいたい日記帳そのものの耐性だってよくわからないし)ような気がしたので、5年連用の日記帳を探してみることにしました。

調達しに行った本屋さんには5年連用の日記帳が4種類ほど置いてありました。  その中で表紙も頑丈そう & ちょっと見豪華な1冊にまずは目が留まりました。  でも、それはお値段を見て「農事暦にはちょっと勿体ない」と一瞬にして却下(笑)。  次はコンパクトでチャチっぽいやつを手に取ってみたんだけど、こちらはそれこそ耐久性に不安があるのと、記入できる欄が小さすぎるので老眼が進みつつある KiKi には不向きとこれまた却下。  結果的に KiKi が選んだ5年連用日記はこちらです。  

2012年版 No. 16 5年横線当用新日記

31Az7bwuy9L._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

パステルカラーのシンプルな装丁と明るい紙面。  未来の私への贈り物に選びたい一冊。  透明ビニールカバーが付いています。  (Amazon より転載)

まあ、パステルカラーであることは KiKi にとっては大して重要じゃなかったんだけど、シンプルな装丁であることが気に入りました。  やっぱり日記帳はシンプルで飽きが来ないということが一番重要だと思うんですよね~。  しかもこの日記帳は5年も使わなくちゃいけないわけですから・・・・・。  シンプルさを追求するなら普通のノートでも良かったんだけど、そこを敢えてわざわざ購入したのは「既に投資をした以上、ちゃんと回収しなくっちゃ♪」と自分に言い聞かせるため(つまり三日坊主予防 ^^;) & やっぱり耐久性を考えると普通のノートではちょっと心許なかったからです。 

思い起こせば手帳とか日記帳の類を買うのはホント久しぶりです。  電子端末が便利になってから & ほとんどの予定管理はPC & 電子端末に任せるようになって、手帳なんてまったく持ち歩かなくなっちゃったし、日記帳だって電子ダイアリー(HPの日記帳 CGI とか、Blog とか)がこの世の中に出てきて以来手書きでは綴らなくなっちゃったし・・・・・。  子供時代には毎年年末が近づいてくると来年用の日記帳を買うのが楽しみだったんですけどねぇ・・・・・。  「アンネの日記」に触発されて、日記帳に名前を付けたこともありました。(← そういう影響は受けやすい子供だった ^^;)  そう言えばあの時代の日記帳は、今どこにあるのかなぁ??  実家にまだ取ってあるんだろうか??

さて、一応「コレ」という日記帳を見つけたところで、ついでに他の日記帳にも目をやってみたら、5年連用ではないものの、もう一つ KiKi の注意をひく日記帳を発見しました。

農家日記 2012年版

512HV8v9ylL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

申告にも使える日記帳の決定版。  役立つ特集は 1) 菜園にいかすアイデア栽培12か月 2) 手づくりできる 健康農家ドリンク 3) いまさら聞けない肥料の基礎知識 4) 自力整体を活かす疲れない作業法 5) 青色申告のすすめ の5本。  (Amazon より転載)

ほぉ!!  こんな日記帳もあるんだ!!  こりゃあいい!!  申告云々と言う部分は落ちこぼれながらも会計人だった KiKi にとってはどうでもいい部分なんだけど、上の5つのうち3)と4)なんかは是非読んでみたい内容です。  しかもこの日記帳が魅力的だったのは毎月最初の頁に一か月の予定を書き込む見開きページがあるんだけど、そこには旧暦の日付から日干支(年の干支ではなく日々の干支)、ついでに全ての月齢とまでは行かないんだけど、「新月」、「上弦の月」、「満月」、「下弦の月」という4つの節目に関してはちゃんと印刷されているんですよ。  なるほど~、あの本の帯に書かれていた「月の満ち欠けとともに耕す」っていうのは、農家にとっては今この時代に於いても現役で生きている考え方だったんですねぇ・・・・・。  

悩むこと15分・・・・・・

結局、両方を手にレジに並んでいる KiKi がいました(笑)。  2冊も農事暦をつけるつもりはないんですけどねぇ・・・・・・・ ^^; 

さて、KiKi のメインの農事暦となる予定の「5 Years Diary」の方ですが、2012年を迎える前にこの「農家日記」から重要と思われる情報を転記しつつ、他にも「暦がらみの豆知識」をいろいろと蓄えておきたいと考えました。  そこで以前から注目しつつもまだ熟読していなかったこちらのサイトにお邪魔して色々調べてみました。

いや~、暦って思っていた以上に深いんですねぇ。  でも多くの情報を拝見しているうちに、KiKi には徹底的に欠けている知識があることがわかりました。  それは天文学・・・・。  いえね、小学生頃の理科の時間(だったように思う)に黄道という言葉を習った記憶はあるんですよ。  それから「新月」とか「上・下弦の月」とか「満月」という言葉もその見え方の図も・・・・・。  さらには地球から見た時にどうしてこのような満ち欠けがあるのかも・・・・・。  でも、何て言うか、身についていないというか、教科書に書いてあってテストに出そうな範囲の丸暗記以上でも以下でもない知識しか持ち合わせていないんですよね~、これが・・・・・。

占星術には正直なところまったく興味のない KiKi だけど、暦のことをちゃんと理解するためには古代の人たちと同じ程度には天文学を理解しないといけないような気がしてきました。  でもね、よくよく考えてみるとここLothlórien_山小舎のあるところには以前、このエントリーでもお話しした「群馬県立天文台」があるわけで、天文のことを学ぶ環境は整っているとも言えちゃうわけですよ。  やっぱり身近にあるこういう有効な設備は使い倒さなくちゃいけません!!。

でね、あれこれ読んでいるうちにふと思ったことがありました。  それは日本史の時間にも習ったことではあったけれど、現在私たちが使っているいわゆる新暦と旧暦の違いに関してなんだけど、子供時代の KiKi は3年に1回閏月が入る旧暦はわかりにくい・・・・とか、いわゆる度量衡のグローバルスタンダードとしての太陽暦を適用して、誰もがわかりやすい暦になったとか、そういう習い方をして「ふ~ん。  わかりやすいことはいいことだ!」的な理解をして終わらせちゃったようなところがあるんだけど、実は事はもっと重大だったような気がしてきたんですよね~。

確かに商業とか工業とかをベースに物を考えた時には現在の太陽暦カレンダーの方が何かと都合がいいのは事実だと思う(給与計算をするうえでは年によって13ヶ月になったり12ヵ月になったりするのはやりにくいし、12ヵ月の年と13ヶ月の年を比べて前年対比な~んていう分析は意味をなさなくなっちゃう)し、現在のグローバル社会を見てみれば他国と貿易とか外交とかでおつきあいをしていくうえではグローバル・スタンダードの暦を適用することが必須となるのは明らかです。  でも、別の見方をすれば、この暦の変更という一事をもってしても、農業国からの脱皮、要するに「富国強兵」への道を明確に指し示した顕著な例と捉えられるような気がしてきちゃったんですよね~。

まだ考えが纏まっていないのでうまく言語化はできないんだけど、Lothlórien_山小舎暮らしを始めるまで、正直なところ KiKi は農業という産業についてまったくの無知でした。  無知である以上に知ろうとさえしていませんでした。  農業が商工業と同じものをベースする産業として捉えることができる経済活動なのかどうかを考えようとしたことがありませんでした。  でも、実際に「なんちゃって農業」をやっている中で、その最も根源的・・・・とも言いうるような問いが、今、KiKi の頭の中を渦巻いています。  そして、この問いに答えられない限り、現在私たちが抱えている「食料自給率」の問題も「農業の危機」の問題も根本的な解決策を見出すことができないような気がするし、昨今新聞を賑わせている「TPP問題に対する自分なりのスタンス」も持ちうることはないような気がしています。

農事暦から話がずいぶん逸れちゃったけれど、これでようやく次の読書への橋渡しができました。  実は次に KiKi が Review を書こうとしている本のタイトルは「食べものと農業はおカネだけでは測れない」という本で、昨日日記帳を買いに出かけたついでに図書館で借りてきた本です。  この村で多くの方々とお話ししている中で常に話題になるのは

「住んで、食べて、着るだけだったら、こういう村で農業をやっても生きていける。  でも、その生活では子供の教育だけは賄えない・・・・・。」

ということだったりします。  そうして、子供を教育するために多くの方が兼業農家になり、商工業からの稼ぎをあてに苦労して子供を大学まで入れてあげます。  そして大学まで出した子供は農業では食べていけない・・・・・と、故郷から離れて都会のサラリーマンになっていきます。  そして1年前までの I おばあちゃんの田んぼのように休耕田が目立つようになり、先祖代々守りぬかれてきた地力が失われていきます。  一旦失われた地力を元に戻すのは何十年という年月がかかるにも関わらず・・・・・・。  

一方、盆暮れ正月や連休には帰省ラッシュが発生し、民族の大移動が行われます。(子供が減ったし、そういう出稼ぎ系の世代も2~3世代が過ぎようとしているので、これからはひょっとすると少しずつ帰省ラッシュもなくなっていくのかもしれないけれど・・・・ ^^;)  都会のサラリーマンはその移動と競争原理の中でどんどん疲れていきます。  翻って田舎に目をやれば地力を失った土地でそれなりの収量を得るために化学肥料やら農薬がバンバン振り撒かれます。  でも都会のある種の人たちは「食の安全」というスローガンを掲げて、「有機栽培野菜」に群がります。  「LOHAS」とか「スローライフ」な~んていう言葉が雑誌やTVで一大ブームかの如く取り上げられたりもしていますが、その実、そういう番組で扱っているのは単なる「LOHASイメージの商品消費キャンペーン」だったりします。  私たち現代日本人は何をやっているのか、どこへ向かっているのか、KiKi は時々わからなくなってしまうのです・・・・・。 

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2011年10月27日 11:36に書いたブログ記事です。

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