読めばすっきり!よくわかる日本史 河合敦

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昨日ご紹介した「眠れないほど~」と同じように、父から頂戴してきた2冊目を読了しました。

読めばすっきり!よくわかる日本史
著:河合敦 角川SSC新書

41W6Trv3YXL._SX230_.jpg  (Amazon)

高校の現役日本史教師である著者が講義形式で書いた、読むだけで日本史の流れや複雑な内容がすっきりわかる1冊。  歴史を振り返れば、いま世の中で起こっているさまざまな疑問への答えが見つかることは多いもの。  そして、旧石器時代から21世紀までの日本史を通して読むことで、日本とは、日本人とは、についてもう一度考えるきっかけにもなる。  また、これまでの歴史常識がくつがえるような、最新の学説もふんだんに盛り込んだ、大人が楽しめる歴史読本。  (新書本裏表紙より転載)

KiKi は子供時代、歴史の授業が大好きでした。  もちろん年号を覚えたり、世界史のあちらの国の王様の名前(と言うより○世の番号)を覚えたりするのは正直苦痛だったけれど、どんな時代にどんな事件があって、その背景にはどんなことがあったのか?にはとても興味があり、人間の営みに思いを馳せるのはワクワクするような楽しみでした。  ある意味でおおまかな歴史の流れに関してはそこそこ頭に残っている自信はそれなりにあったりもします。  そんな KiKi がこの本に興味を持った理由。  それは偏に、KiKi が学んだ「過去の日本史」と「今の日本史」の違いを知りたいという興味からでした。

この本の「はじめに」に書かれている

新説や発掘の成果によって、定説はくつがえるのです。  ためしに、お子さんの日本史教科書を開いてみてください。

縄文時代のはじまりは、5000年も古くなっています。  仁徳天皇陵は大仙古墳と名称が変わっています。  日本最古の貨幣も和同開珎ではなく、富本銭という聞き慣れないお金になっています。  さらに驚くのは、鎌倉幕府をつくった源頼朝や室町幕府を創設した足利尊氏の肖像画が教科書から消えていることです。  なぜならこれらの肖像画が、じつは本人を描いたものではないことがわかったからです。  もっとビックリするのは、聖徳太子の記述です。  近年では厩戸王(うまやどのおう; 聖徳太子)と記され、推古天皇の脇役のように書かれています。

という文章に接し、子供のいない KiKi には「お子さんの日本史教科書」に触れるチャンスはまったくないので、せめて自分の知識のアップデートをするためにもこの本ぐらいは読んでみようか!と考えたっていうわけです。  「大仙古墳??  何?  それ・・・・」  「日本最古の貨幣は和同開珎じゃないの!!  そんな馬鹿な!!  じゃあその『富本銭』っていうのはどんな貨幣なの??  見たことない!!」  「ええ!!  あの頼朝さんや尊氏さんの肖像は間違っていたの??  じゃあ、あれらはいったいどこの誰??」    

何せ KiKi は学校を卒業して以来、歴史とはあんまり縁のない生活をしてきているので、新聞なんかで新説の発表に関する記事を見かけても「見出しをチョロっと読んでおしまい!」という態度で接してここまで来ちゃったんですよね~。  歴史を知っても「おまんまの足し」にはならなかったし・・・・・・ ^^;  でもいくら「おまんまの足し」にならなくたって、一応四大卒の身としては「一般常識」ぐらいは身に着けておきたいじゃないですか!!

ま、てなことを考えてこの本を手に取ってみたわけですが、正直なところこの本によってそんな KiKi の危機感(?)は解決しませんでした。  だって、昔懐かしい「日本史の教科書」とか「参考書」とは違って、この本は文字ばかり・・・・。  (要するに図版ページはない)  だから結果的に「富本銭」っていうのはどんな貨幣なのか?はわからなかったし、頼朝さんや尊氏さんの肖像画として習ったあれらの絵が誰なのか?もわからなかったし、今の教科書で彼らの風貌がどんな肖像画(もしくは像)で紹介されているのか?もわからなかったし・・・・・。

ま、大人が「歴史の復習」としてサラ~っと古代から近世までをおさらいするには悪くないけれど、それ以上でも以下でもないかな・・・・と。  でもやっぱり学生時代の歴史の授業で使った副教材と同じような「年表」とか「図版」とかがないとつまんないかなぁ・・・・・。  高校時代のああいう副教材って今にして思うとものすご~くよくできていたなぁと感じます。  もちろん学者さんとか歴史マニアの人からしてみれば物足りないものだったのかもしれないけれど・・・・・。

今回、この本を読んでみて感じたのは「子供がいるっていうのはそれだけ学ぶチャンスが増えるっていうことなんだなぁ」ということでした。  少なくとも KiKi のように「子供の教科書を見る機会さえない」人間からしてみると、子供がいたらそういう副教材も含めて眺めるチャンスだけは持つことができるんですものね。  

今度、東京へ行ったら大きな本屋さんへ行って昔懐かしい「山川出版」の教科書やら副教材やらを探してみようかしらん♪  そう言えば10年ぐらい前に購入した「山川出版」の参考書が東京のマンションに置いてあったっけ・・・・・。  あれも今度、Lothlórien_山小舎に引越しさせようっと。  


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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2011年11月 1日 10:25に書いたブログ記事です。

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