バッハ ピアノ協奏曲第1番 BWV.1052

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先日、このエントリーを書いた際に「これからは又、少しずつクラシック音楽関係のエントリーの方も復活していこうかな・・・・」な~んていうことをちょこっと考えなくもなかった KiKi なのですが、その後ハローワーク通いやら、腰痛やら、野良仕事やら、煙突トラブルやらですっかり忘れてしまっていました。  年も押し迫り、世間では第9モードにスイッチが入り始めた今日この頃。  そんなムードに後押しされた・・・・ということもあり、そんなことを考えたことを思い出したっていうこともあり、ついでにこのエントリーで触れた映画で触発された・・・・ということもあって、今日はこんな曲を聴いています。  ま、てなわけで本日の KiKi の1曲はこちらです。

J.S.バッハ ピアノ協奏曲第1番 BWV.1052
DECCA 478 2363 指揮 & pf: A.シフ 録音:1989年1月

51FJY72yPlL._SL500_AA300_.jpg (Amazon)

あの映画で千秋君が弾き振りしたピアノ協奏曲。  のだめちゃんがその演奏を聴いて「ズルイ・・・・」と落ち込んじゃったあの曲です。  実はね、KiKi はあの映画を観るまではこの曲を聴いたことがなかった・・・・・と思っていたんです。  でもね、よくよく自分の Music Library をチェックしてみたら聴いたことがなかったわけではなかったことが判明しました。  た☆だ☆し、過去に KiKi が何回か聴いていたこの曲の演奏はピアノ版ではなかったんですよね~。  つまり、「ピアノ協奏曲」ではなく「チェンバロ協奏曲」としてのこの曲は聴いたことがあったんですけど、それを別の曲として認識しちゃえるほど「ピアノ」と「チェンバロ」の違いは大きくて、改めていかにピアノが雄弁な楽器なのかを再認識した次第・・・・・・ ^^;


漫画でもあの映画でもオクレール先生が「本来はチェンバロ協奏曲だけど、やっぱりこのホールじゃピアノですね」と仰っていらしたけれど、ホールのみならず KiKi の東京のマンションの1室であれ、Lothlórien_山小舎であれ、電子機器を通じて演奏される場合には「やっぱりピアノですね・・・・」と言いたくなるぐらいソロ楽器の響きが違う・・・・・・ ^^; 

バッハ弾きとして名を馳せたシフの演奏はあの映画の千秋君の演奏同様に KiKi の背中をゾクゾクとさせてくれました。  そして思ったものです。  ああ、できればバッハのピアノ曲は「インヴェンション」ではなくこの曲に最初に出会いたかった・・・・・と。  KiKi はね、バッハのピアノ曲とはピアノ・レッスンの課題でいただいた「インヴェンション」以前にはまったく接点がなくて、「インヴェンション」はそれまでに学んでいた「ハイドン」や「モーツァルト」の音楽に比べて弾き難いうえに面白味がないと感じてしまったために、長年「バッハ苦手意識」が培われちゃってかなり大人になるまで大嫌いだったんですよね~。

まあ、この曲をもっと若い時代に聴いていて今ほど「良いわ~b-hato4-b.gif」と思えたかどうかは定かじゃないんだけど(と言うのもある年齢を超えてからはバッハの構築美に気がついちゃったので ^^;)、それでもやっぱりこの曲の完成度の高さの前にはひれ伏しちゃったような気がします。  

今回、KiKi が聴いたのは現代のバッハ弾きの中では高い評価を得ているシフの演奏だけど、バッハと言えばこの人!というぐらい有名なあのグールドさんはこの曲をどんな風に演奏していたのか?に興味を持ってネットを徘徊してみたら見つけちゃいました!  こんな動画。  


う~ん、やっぱり独特ですねぇ。  そしてお得意の唸り声こそ入っていないもののこの陶酔感!  シフの演奏はあの映画の千秋君の演奏にかなり近いものがあったけれど、やっぱりグールドさんはグールドさんだった・・・・・(笑)  ず~っと昔、アシュケナージが何かのインタビューで「あなたがバッハの演奏を公の場でほとんどしないのは何故か?」と問われた際に、「グールドみたいに巧く、人を惹きつけるような演奏ができないから」と仰っていたんだけど、その意味がよくわかるような演奏の1つだと思います。  個人的にはこれらの演奏以上にこちらの演奏にそれを感じるのは昔も今も変わらないんだけど・・・・・(苦笑)

  

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コメント(4)

久しぶりに投稿してみました。
以前 ショスタコ8で投稿した ぶひです。

ということで、大好きなこの曲で投稿です。

グールドさん やはり独特ですネ

ところで「千秋先輩」で有名?になりましたこの曲の出会い

学生時代 バイト先の珈琲専門店で朝一にかかっていた曲でした
チェンバロやピアノではなく弦楽でしたが。


で このBWV1052と
神々しく気品がある
いやいや 
気位のスンゴク高いけど王侯貴族一族が
へへんと出てきそうなBWV1056

この2曲 特に気に入っていました。
当時はバッハの曲かなぁくらいで流して
そして 時は流れ・・・・

数枚買って聴き比べ
私の ”譲れんくらい好み”は 
カツァリスの演奏でした

>ある年齢を超えてからはバッハの構築美に気がついちゃったので
そうなんですよねー 
私なんぞ 小学校の時バッハ=夏休みの宿題計算ドリルでしたよ
ドリルひたすら解くのぉ?意味わからない
つまらーーーんってのたまってました
なんという傲慢 浅はかさ

バッハ=構築美です 隙がないがギチギチしていない=美!!
バッハってば 凄まじく頭が良い人だと思います
(図形問題を得意とする天才肌タイプ?)

で お金の管理とかきちんとしてそう。。。(余計なお世話笑)
ヘンデルは金銭管理ちょっとゆるそう(更に余計なお世話 ヘンデルも好きです)

理系の知人たち曰く
数学ってのは美しいんだよと言ってましたが
バッハと数学は 通づるものがあるのかも。。。。

ところでバッハとショパンの音楽
違うようで ちょっと似てるところがあるのではと思うのは私だけでしょうか

ショパンってば気難しいお人だし。

素人意見です 失礼しました~♪

kiki様
変わらずアホなコメントにおこたえいただき
ありがとうございます

>グールドさんはやっぱりグールドさんっていう感じの映像でしょ(笑) 

爆笑。 まさに返す言葉なし・・・

>カツァリスさんはやっぱりバッハでも内声ひびかせまくりの演奏

そう!!その通りでー!!!
苦手な人は苦手 鼻につく人はいるでしょう。
私ですが
彼の技巧面よりこの内声を響かせる独特さが
どうやらツボみたいです。

>後期に向かうにつれてバッハ的というか構築的に
ショパンってば
なんつーか気難しいオトコだなぁって思います
心開いてくれるかなぁと思えばがっつり閉じそうで
手厳しさから
「ショパンの音楽は甘ったるい」という方もいますが
彼ってリアリストであり
手厳しい 妥協しない方なんじゃないかと思う私です。
(リストはある意味 寛大・・・(笑))

で 彼の後期 好きなんです。
ノクターンなんて特に後期が好きです。
構築的な中に そこはかとない寂しさが漂い
たまりません(ワタシは 根暗?)

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2011年12月28日 14:53に書いたブログ記事です。

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