モーツァルト ピアノソナタ第11番 K.331 「トルコ行進曲付き」

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ソナチネ・アルバムぐらいまで進んだピアノ・レスナーが憧れ、「発表会で弾いてみたい曲」統計をとってみたら恐らく5位以内には入るだろう名曲を今日は聴いてみます。  この曲、CDでちゃんと聴くのなんて何十年ぶりだろう・・・・・ ^^;  何せこういう(↑)メジャー曲なだけに、何度この曲を町のピアノ教室の発表会で聴いたことか・・・・・。  そういう曲なだけに「のだめ」でコンセルヴァトワールの試験でのだめちゃんがこの曲を弾くのを見た時は、正直なところ「嘘っぽさ」を感じてしまった KiKi でした。  もっともコンヴァトで勉強したことも試験を受けたこともない KiKi が感じる「嘘っぽさ」な~んていうものは、単なる KiKi の思い込みにすぎないんですけどね(苦笑)

モーツァルト ピアノソナタ第11番 K.331 「トルコ行進曲付き」
DENON COCQ-83689-93 演奏:I. ヘブラー(pf)

414XCCEPP1L__SL500_AA240_.jpgのサムネール画像  (Amazon)

今、手元にCD本体がないので録音年月の情報は確認できませんでした。  でも、モーツァルトのピアノ・ソナタと言えば彼女!というほどこのヘブラーさんの演奏は大好き♪  子供時代の KiKi にとってモーツァルトのピアノ・ソナタっていうのはあんまり興味の持てる音楽ではなかった方(ソナチネ・アルバムを終わる頃になると、モーツァルトのようなソナチネの延長線上にあるように感じられる音楽よりはロマン派の音楽に興味が移行していた)なんだけど、その中でもこのソナタだけはレッスンでちゃんと勉強したことがありました。  ま、それも率先して・・・・と言うよりは当時師事していた先生に

「ピアノをちゃんと習っているならこの曲はちゃんと勉強しておいて当然!」

みたいな感じで与えられた課題として・・・・・だったんですけどね。  ま、幸い、第3楽章の「トルコ行進曲」には興味がなくもなかったから、さほどイヤイヤということではなくレッスンしたことを覚えています。  

因みに KiKi がこれまで師事してきたピアノの先生は、誰一人として曲をバラバラにしてレッスンする先生はいませんでした。  どういうことかって言うと、KiKi のお友達の中には例えばこの曲の場合「トルコ行進曲(≒ 第3楽章)」だけをレッスンして、第1、第2楽章には手をつけない・・・・・という先生もいるみたいなんですよね~。  子供時代は自分が習っている先生のやり方が絶対ですから、他を知らないうちは「全楽章通して勉強するのが普通」と考えていた KiKi だったんだけど、学校で別の先生についているお友達のレッスンの話を聞くようになると、そうではない先生も世の中には大勢いることを知らされ、「へぇ・・・・・」と驚いた記憶があります。

まあ、どちらのやり方が「正しいか」とかそういうことを論評する気はないんだけど、KiKi 個人の経験からすると、子供時代からそうやって鍛えられたことが、後に長大なマーラーの交響曲なんかを聴く際にも役に立っているかなぁ・・・・と思うことがあります。  要は「美味しい所どり」をしない癖がつくことによって曲全体の構成に目が向いたり、ちょっとした変化に気が付くようになったり(例えば繰り返し部分で1回目と2回目の演奏の仕方がちょっと違うとか)というのは、全楽章 & 繰り返し記号どおりの演奏を求められたレッスンの中で身についた音楽への対峙の仕方だったように感じます。


今回、久々にこの曲を聴いてみて、KiKi が感じたこと。  それはこの曲をレッスンした時もそうだったんだけど、超有名な「トルコ行進曲」の第3楽章よりも、KiKi が好きなのは第1楽章の変奏曲だということです。  これは、モーツァルトの音楽との最初の出会いが「キラキラ星変奏曲」だったことと無関係ではないかもしれません。  でもね、それより何より、「変奏曲」っていう音楽には作曲家それぞれの個性あふれる「遊び心」が満載だと思うんですよね~。

特に KiKi が感銘を受けるのがこの曲で言えば「第3変奏」。  長調の主題が短調に変わるだけでも子供時代の KiKi にはショッキングな出来事だったうえに、その美しさと言ったら!!  ここにモーツァルト音楽に特有の明るさの中にふっとよぎる寂しさ、哀しさの神髄みたいなものを感じるのです。  

それにしても・・・・・・

ヘブラーの演奏って、やっぱりいいなぁ。  恣意的に感じられるところがほとんどないんですよね~。  でも、ピアノの音の魅力を120%使ってこの愛らしいソナタを聴かせてくれます。  モーツァルトという不世出の作曲家の作り上げた宝物を、彼の音楽を演奏することにその人生の大半を捧げた不世出の演奏家が演奏したこのCD。  これからも大切に聴いていきたいと思います。

  

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2012年1月14日 11:50に書いたブログ記事です。

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