2012年2月の読書 読書メーター

| コメント(0) | トラックバック(0)

2012年2月の読書のまとめです。  先月は「ハリポタ & 十二国史月間」とでも呼びたいような読了本リストとなっています。 


2月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:12368ページ
ナイス数:44ナイス

月冠の巫王月冠の巫王
結局は人間のみならずこの世に生きとし生けるものはすべて他の生き物の命 or 領分を食らい、侵すことによってしか生きていけないのだから、そこに現代的な価値観である「純粋」だの「穢れない」だの「善意」だのを持ち込むことに居心地の悪さ(読み心地の悪さ?)を感じました。  どうせならもっと開き直ってその穢れに首の中までどっぷりつかって、その中で「清きもの」を求めて工夫をこらす人々の努力や葛藤を描いてくれた方が、KiKi には感銘できたように思います。 もう一つ全作を読んでみてどうにもはっきりしないのが、「神」と
読了日:02月29日 著者:たつみや 章


天地のはざま天地のはざま
この物語で描かれている弥生の権力者たちは、ただただ非道、残虐、狡猾、強欲なんじゃなくて、農耕民族の性として「自然を征服すべき対象と考えている」ことがポイントで、その延長線上で自然から与えられるものを分かち合いながら生きているムラの人々(≒縄文人)を「遅れた野人」と考え、そんなムラの人たちのその日暮らしの生き様を「現状に甘んじ進歩を求めようとしない怠惰の人々と侮蔑し、進歩を求めないような動物的な生き方をする輩であれば支配されて当然と考える思想に行きついている・・・・・と KiKi は思うんですよね。  同時
読了日:02月28日 著者:たつみや 章


地の掟 月のまなざし地の掟 月のまなざし
前作、「月神の統べる森で」の Review で書いたいくつかの否定的なポイントに関して、まだまだ十分とは言えないけれど少しずつ解き明かされてきている感があって、KiKi には楽しい読書となりました。  縄文側のポイシュマと弥生側のワカヒコがそれぞれの世界に帰ってからの生活の描写が描かれるのと同時に、前作では一方的な悪役扱い(?)だった弥生側の事情も少しずつ明らかになってきたのが何よりも嬉しい1冊でした。 月と蛇が出てくるあたりは日本古代史を舞台にしたファンタジーでありながらも、ファンタジーのお膝元のケル
読了日:02月28日 著者:たつみや 章


月神の統べる森で月神の統べる森で
縄文人 & 縄文人寄りの人物が主役に据えられているから仕方ないのかもしれないけれど、これに対峙する弥生人の営み、そこから育まれた精神性の物語が掘り下げられていないだけに、何となく薄っぺらい対立軸でしかないのが本当に残念です。  縄文人の暮らしぶりから生まれる価値観、人生観と弥生人の暮らしぶりから生まれる価値観、人生観をもっと描いてくれれば、それぞれの正義も、それぞれの信仰にももっともっとスポットが当たって深い物語になるだろうに・・・・・と思わずにはいられません。  お月様というのは約1か月の間で満ち欠けを
読了日:02月27日 著者:たつみや 章


炎路を行く者 --守り人作品集-- (偕成社ワンダーランド)炎路を行く者 --守り人作品集-- (偕成社ワンダーランド)
今回、「災路の旅人」を読んでみて感じたのは、ヒュウゴってどことなく「獣の奏者」のイアルと「守り人シリーズ」のチャグムを足して2で割ったような人物だったんだなぁ・・・・・ということです。  「帝の楯」(つまりは上流階級の武人)の子として育ち、英才教育を受け、ある種の「誇り」と歩むべき道が決まった中で迷うことなく精進していた少年が、ある日突然その全てを奪われ、残っていたのは我が身1つと目の前の現実とは相容れない「精神」のみ。  そんな中で何者にもなれず、ただ生き延びるためだけの生活に倦み荒んでいくヒュウゴの姿
読了日:02月27日 著者:上橋 菜穂子


風の万里 黎明の空(下)十二国記 (講談社文庫)風の万里 黎明の空(下)十二国記 (講談社文庫)
これは素敵な物語ですねぇ。  「ポジションが人を作る」という KiKi も経験してきた社会における暗黙のルール(・・・・のようなもの)が見事に描かれているし、「人生は辛い事と幸せな事が半々のはずなのに、人間っていうのは、なぜか辛い事の方を大きくとらえてしまう」という人生における1つの真実も的確に描かれています。  物語は「月の影 影の海」で十二国の世界に否応なく巻き込まれてしまった「巻き込まれ系主人公」の陽子が、腹を括って「景王」であることを受け入れた後の顛末が描かれています。 前作、「東の海神 西の滄
読了日:02月25日 著者:小野 不由美


風の万里 黎明の空(上)十二国記 (講談社文庫)風の万里 黎明の空(上)十二国記 (講談社文庫)
この物語の中で KiKi にとって一番興味深かった登場人物は陽子でも鈴でも祥瓊(しょうけい)でもなかったりします。  一番興味深かったのは祥瓊(しょうけい)を一時的に預かり、彼女を徹底的に無視した恭の国の王の珠晶(しゅしょう)という女の子です。  設定からするとまだまだ幼女のはずなのに何ともカッコいい(笑)  まだまだ若い(というよりは幼い)女の子だったら可愛らしくていい子で優しい子を演じたい年頃だろうに、ここまではっきりと「聖人君子になるのは御免」「嫌い」と言い切れる覚悟の強さ、そして本当の意味での「平
読了日:02月24日 著者:小野 不由美


東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社文庫)東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社文庫)
この物語、ここまでの作品の中では最も KiKi のツボにはまった物語だったかもしれません。  何て言うか、社会性の強い物語だったと思うんですよね。  「月の影 影の海」はどちらかと言えば「陽子の物語」であって「慶国の物語」ではなかったし、「風の海 迷宮の岸」も「泰麒の物語」であって「戴国の物語」ではなかったのが、ようやくこの第三作にして「延王・延麒の物語」でありつつも「雁(えん)国の物語」になった・・・・・そんな感じでしょうか。  まあ、最初の2作はある意味で世界観を読者の頭の中に定着させる必要があったと
読了日:02月24日 著者:小野 不由美


風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
泰麒はこの物語の中で「麒麟」という特別な存在であることを先天的に与えられているかのように見えるけれど、彼が「麒麟として生まれた」というのは KiKi が感じる「日本生まれの日本人というアイデンティティ」とほぼ同じような意味合いでしかないだろうし、彼が麒麟として潜在的に持っているはずの能力は KiKi が持っていた「日本の普通大学の文学部の卒業生」という肩書と実際のところは大して変わらなかったんだろうなぁ。  だからこそ、彼はあるきっかけを待たなければ「転変(人の形から麒麟の形に変身する)」もできなかったし
読了日:02月23日 著者:小野 不由美


風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
あの「魔性の子」の主人公(?)、高里君が神隠しにあっていた間、どこで何をしていたか?という物語 & この「十二国記シリーズ」の中で「麒麟」というのがどういう存在で、「麒麟と王の関係」がどういうもので・・・・・というあたりの解説にあたる作品となっています。  もっとも読了した段階で KiKi の頭を渦巻く1つの大きな疑問が置いてけぼりを食らっちゃっています。  それは、一度は十二国の世界に引き戻されて「麒麟」となり、自分が王を指名するところまで成長したはずの高里君(というより「泰麒」)が、いつ、いかなる事情
読了日:02月23日 著者:小野 不由美


月の影 影の海(下) (講談社文庫)月の影 影の海(下) (講談社文庫)
まだまだこの物語は続くので早とちりをしてはいけないと思うけれど、著者は現代社会では、そして現代社会の親の庇護下にある子供では、まったく切実感がない「人として生きる」ことの真の意味を問いかける物語が書きたかったのかなぁ・・・・・と、KiKi には感じられます。  「個性」とか「人とは違う自分(≒ 優越感)」を求めているようでいて、「異端扱い」されるのはいやで、本当に欲しいものが何かはわからないままに多くの物質を求める現代人の姿が凝縮されているのが現世に生きる陽子の姿だったのではないか?・・・・・と。  それ
読了日:02月22日 著者:小野 不由美


月の影 影の海(上) (講談社文庫)月の影 影の海(上) (講談社文庫)
この上巻は読んでいてちょっと苦痛でした。  主人公の陽子同様に、わけもわからないまま形相からしてあんまり美しくはなさそうな(というよりおどろおどろしいような)化け物相手にひたすら戦いまくっている(しかもその戦いのパワーはこれまた得体の知れない幽霊みたいな存在に憑依されたことによあって与えられている)シーンばかりで「なんじゃ、これ?」という感じ・・・・・。  でもそのうちに巧国に住む人間に騙されたりしているあたりからは、少しずつこの世界観に馴染んでいきました。  やっぱり人間(というより KiKi 個人なの
読了日:02月21日 著者:小野 不由美


魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)
これは何とも不思議なテイストの作品ですねぇ。  どことなくホラーの香りがしつつも、ファンタジーっぽさもあって、同時に社会風刺的な骨太さもある・・・・・。  ちょっと死者の数が多すぎるのが個人的には苦手っぽいし、若干筆致の粗さみたいなものも感じられないじゃないけれど、広瀬 & 高里の心理描写には思わず引き込まれ、楽しく読み進むことができました。著者がこの物語の中で「故国喪失者」と呼ぶ「己が属するもの」を見失っている感覚は、案外誰にもある感覚のような気がします。  一般的には「家族」という群れがその「寄る辺な
読了日:02月20日 著者:小野 不由美


電子書籍の基本からカラクリまでわかる本 (洋泉社MOOK)電子書籍の基本からカラクリまでわかる本 (洋泉社MOOK)
読了日:02月19日 著者:

マグルのためのハリー・ポッター魔法百科マグルのためのハリー・ポッター魔法百科
いかにもいかにもの便乗本です。  装丁こそ可愛いけれどこの手の本はどうにもこうにも虫が好かないんですよね~。  だって簡単に言ってしまえば、第1巻~第4巻までのあらすじと、登場する人・物・魔法用語の抜粋以上でも以下でもないんですもの・・・・・。  正直なところ KiKi は斜め読みも斜め読み、飛ばし読みで「もういいや!」ってなっちゃった・・・・・ ^^;  「この内容で1,400円ってぼったくり過ぎだろう!」とさえ思っちゃったし・・・・・・。  まあ、確かに全7巻のこの物語はなっが~いので、例えば再読して
読了日:02月18日 著者:デイヴィッド・B. マウサー


幻の動物とその生息地 (ホグワーツ校指定教科書 (1))幻の動物とその生息地 (ホグワーツ校指定教科書 (1))
ハリポタの世界観そのままに、マグル世界(人間世界)と共存している魔法界という前提条件で、マグルが気がついていないだけで実は本当にある「魔法界」の、しかもあの「ホグワーツ校」の指定教科書という位置づけの本なので、ハリーがどんな授業を受けていたのかを体感できる(?)よすがの1冊という意味では結構楽しめる本だと思います。  まあ、KiKi 個人としては「幻の動物」よりは「薬草学」の本の方が嬉しかったけれど・・・・・・(笑) 低学年用(?)の教科書の割には図が少ないのがちょっと残念・・・・・。  特にこのての話
読了日:02月18日 著者:J.K. ローリング


「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
この物語、練りに練られたよい物語だとは思うんだけど、魔法界の人たちって基本的にどうやって食べているんでしょうねぇ??  ダイアゴン横丁で商売している人はそんなに多くもなさそうだし、ナイトバスだって山手線みたいに走っているわけじゃない。  雑誌・新聞を発行している人だって誰もが「日刊予言者新聞」ばかり読んでいることから察するにさほど多いわけじゃない。  魔法省 or ホグワーツに職を得ている人がやたら多いんだけど、それって言ってみれば「ギリシャ状態」(≒ 公務員ばっかり)ってことですよねぇ。  その割にはグ
読了日:02月18日 著者:J. K. ローリング


ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
まだまだ最終決戦には至らず、相変わらずホグワーツの学生のまんまでいるハリーの1年間だから、正直そろそろネタも尽き果ててダラダラした物語になってしまうんじゃないかと危惧していたんだけど、(事実、学園ラブコメ的な部分はかなりダラダラだったけれど ^^;)、ダンブルドアが始めた「個人授業」がなかなか良い♪  まあ、記憶を再現する「憂いの篩」と言うヤツは胡散臭い(というよりご都合主義的)けれど、「トム・リドル」がどうして「ヴォルデモート卿」と名乗るようになったのか? とか、「闇の帝王」とか「名前を読んではならない
読了日:02月16日 著者:J. K. ローリング


ハリー・ポッターともうひとりの魔法使い ― 作家J.K.ローリングの素顔ハリー・ポッターともうひとりの魔法使い ― 作家J.K.ローリングの素顔
彼女は出版される本の作家としては新人だったけれど、人生の中でずっと物語を書き続けてきた女性だったこと。  たまたまこの「ハリポタ」を書き始める時点では1年間だけ社会福祉のお世話にならざるをえないちょっと不幸な境遇の女性だったけれど、本質的には子供時代から作家だったこと。  物語の世界を構築するために多大な準備期間があったこと。  第1作が英国のみならず米国でも販売されることになったことを契機に7作の連作ものになることが決定されたこと。  第1作を書き上げてから第2作に着手するまでにそこそこ時間があり、その
読了日:02月14日 著者:マーク・シャピロ


ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)
この「不死鳥の騎士団」の物語のいいところの1つは現実社会の中にもある「不平等」や「差別」というものを的確に描き出しているところ、そして「集団心理」というものの醜い一面をこの「混乱期の魔法界」の動きの中に上手に盛り込んであるところだと思うんですよ。  更に言えば人は誰もが同じ価値観で生きているわけではなくて、個々人が節目節目でする選択こそがそれぞれの人生観・個性・アイデンティティというものを作り上げていく・・・・ということが描かれていることだと思うんですよね。  そして社会というのはそんな個々人の集団で構成
読了日:02月13日 著者:J. K. ローリング


ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)
KiKi は初読の時から「11歳になるまで自分が何者なのかを知らずに育ってしまった魔法使いの男の子が、ホグワーツ魔法学校を卒業する頃にはかつて魔法界を震撼とさせた『闇の帝王』な~んていう異名を持つような大魔法使いとどうやって一対一で対決させられるようになるんだろう??」と思っていて、実は初読の際には1巻1巻の間に時間が開いていたこともあって、最後まで自分なりの答えを見つけないままにシリーズを読了しちゃって、「なんとなくご都合主義・・・・・」という印象を持ったままこの作品を一旦本棚に戻しちゃったんだけど、今
読了日:02月10日 著者:J. K. ローリング,J. K. Rowling


ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)
本作はある1点を除いては面白いと思うんですよ。  魔法がチンケと言えばチンケなんだけど、ある意味で人間が考えだし作り出してきたテクノロジーの多くは原始生活を送っている人にとっては魔法みたいなものだし、魔法使いはなまじ魔法があるだけにテクノロジーの発展はマグル(≒普通の人間)と比較するとあんまり望めないことも伝わってきて(笑)、そこにもイギリス人のシニカル精神みたいなものを感じるし・・・・・。  KiKi にとって許せないのは今号初出の2つ目の小物、「タイムターナー(逆転時計)」を登場させちゃったことです。
読了日:02月09日 著者:J.K. ローリング,J.K. Rowling


ハリー・ポッターと秘密の部屋ハリー・ポッターと秘密の部屋
この巻で KiKi のツボだったのはあの自意識過剰ロックハート先生が書かれた教科書のタイトルです。 「泣き妖怪バンシーとのナウな休日」 「グールお化けとのクールな散策」 「鬼婆(おにばば)とのオツな休暇」 「トロールとのとろい旅」 「バンパイアとバッチリ船旅」 「狼男との大いなる山歩き」 「雪男とゆっきり一年」 ってダジャレ集じゃあるまいに・・・・・。  でもタイトルからして胡散臭さを振り撒いているあたりが何とも言えません。  それにこのシニカルさは実にイギリス人らしい(笑) もう一つちょっと感心した
読了日:02月08日 著者:J.K. ローリング


ハリー・ポッターと賢者の石 (1)ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
映画と原作本をほぼ同時進行で楽しむっていう楽しみ方もなかなかいいもんです。  KiKi 個人は以前ブログの別エントリーにも書いたように「映像の功罪」に関してはちょっと複雑な意見を持っている人間なんだけど、ことこの作品に関しては映画に助けられた部分が多々あります。  その1つは「ホグワーツ魔法学校の雰囲気」であり、残りの1つは「クィディッチ」という彼らのスポーツのイメージです。 西洋の石造りの建物(というよりお城)の持つ、人を威圧するような雰囲気というのはそこで長時間を過ごした人間でない限りなかなか想像す
読了日:02月06日 著者:J.K. ローリング


クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))
この物語に対する KiKi の苦手意識を育んだ第一の理由。  それはこの表紙の絵にあると言えます。  E.H.シェパードの絵そのものは素晴らしく、特に文中の挿絵として描かれている擬人化されている動物たちの絵なんかは微笑ましい限りなんだけど、どうにも苦手なのはこの表紙の絵とラスト・シーンの挿絵なんですよ。  テディ・ベアが当たり前の国ではこんな子供の姿は当たり前なのかもしれないけれど、クリストファー・ロビンに引っ張られたクマさんが頭を下に向けて階段を引きづられるなんて、それだけで許せない!(苦笑) KiK
読了日:02月06日 著者:A.A.ミルン


電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
BookReader を購入したのはよいものの、肝心要のソフト(要するに本そのもの)を買ってみようと Reader's Store を訪ねてみても現段階での出版冊数は少ない(とくに KiKi のアンテナに引っかかってくるものは少ない)うえに、紙もインクも流通も必要ない割には高く感じられる価格設定に疑問を抱かずにはいられない昨今。  電子書籍の登場で今後何が起こり、世の中がどんな風に変わっていくのかを考えてみたくてこの本を手に取ってみました。  でもね、そういう KiKi の知りたい「これから」のことに関し
読了日:02月05日 著者:佐々木 俊尚


ファーブルの昆虫記 (上) (岩波少年文庫 (513))ファーブルの昆虫記 (上) (岩波少年文庫 (513))
最初のセミの話まではそれなりに興味深く読むことができたんだけど、コオロギ、カマキリと進むにつれだんだん辛くなり(^^;)、コハナバチでは既に苦行と化し、オオタマオシコガネ(フンコロガシ)あたりでは気を失ってしまったみたい・・・・・・(苦笑)  虫の世界の弱肉強食ぶりやら生命・遺伝の神秘やらに心を動かされなかったわけじゃないけれど、もうじゅうぶんっていう感じ?? 虫の世界の出来事をじっくりと観察し、擬人化した筆致で描いていらっしゃるファーブルさんの功績には頭を下げるけれど、嫌いというほどではないけれど「虫
読了日:02月04日 著者:ファーブル


イワンのばか (岩波少年文庫)イワンのばか (岩波少年文庫)
表題作の「イワンのばか」は子供時代に絵本で読んだきりの作品だったし、「人は何で生きるか」「人には多くの土地がいるか」の2作は、読んだ記憶こそあれどもいつ頃どんな本で読んだのかに関してはまったく覚えがなかったんだけど、子供時代に読んだ時よりも今の方が共感できるような気がしました。  少なくとも現代日本の経済社会で生き抜くためにはほとんど参考にならないお話ばかり・・・・ではあるのですけどね(苦笑) 「愛のあるところには神もいる」、「ふたりの老人」、「二人の隠者」の3作品は、「新々約聖書」かしらと感じられるぐ
読了日:02月02日 著者:レフ・ニコラーエヴィッチ トルストイ


グレート・ギャッツビー (光文社古典新訳文庫)グレート・ギャッツビー (光文社古典新訳文庫)
初読の時からこの物語のタイトル「グレート・ギャッツビー」の「グレート」とは何なのか、ず~っと考え続けています。  昔はそれが「華麗なる」だっただけに絢爛豪華に見えた中身のないギャッツビーの暮らしぶりを皮肉的に指した言葉なのかとさえ思ったほどだったけれど、今の KiKi にはこの「グレート」はギャッツビーの上昇志向、楽観主義を貫いた生き様を形容する言葉だったのかなぁと感じられます。  言ってみれば「よくやった!」「あっぱれ!」ぐらいの意味合いで・・・・・。  葬儀には誰も来てくれなかったギャッツビーだったけ
読了日:02月01日 著者:F.スコット フィッツジェラルド

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://poco-a-poco.chu.jp/mt/mt-tb.cgi/1161

コメントする

2015年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Current Moon

CURRENT MOON

東京のお天気


山小舎のお天気


Booklog



ブクログ

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261

TrackbackPeople

クラシック・ピープルの Trackback People Site


チェロ ラヴァーズの Trackback People Site


Piano~ぴあの Trackback People Site


ピアノオススメ教本の Trackback People Site


ピアノ教室の Trackback People Site


Book Love Peopleの Trackback People Site


本好きPeople・ぴーぷるの Trackback People Site


今日読んだ本の Trackback People Site


ファンタジーが好き♪の Trackback People Site


この絵本がすごい!の Tackback People Site


児童書大好き♪の Trackback People Site


ハヤカワepi文庫の Trackback People Site


岩波少年文庫応援団の Trackback People Site


薪ストーブの Trackback People Site


週末は田舎暮らしの Trackback People Site


野菜育てPeopleの Trackback People Site


ガーデニングの Trackback People Site


パッチワークキルトの Trackback People Site


あなたの訪問は?


日めくりカレンダー


Real Time News


カテゴリ

ノルンはいくつ?

本が好き!


読書メーター

KiKiさんの読書メーター
KiKiさんの読書メーター

最近読んだ本

KiKiの最近読んだ本

今読んでいる本

KiKiの今読んでる本

読了目標





今やってるゲーム

KiKiの今やってるゲーム

このブログ記事について

このページは、KiKi (Brunnhilde)が2012年3月 1日 14:16に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「月冠の巫王(ふおう) たつみや章」です。

次のブログ記事は「図南の翼 小野不由美」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

高速運賃





Edita

ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

名言黒板


作家別タグ