ベートーヴェン 交響曲第4番 Op.60

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お彼岸の本州縦断の旅以降、これと言った理由があるわけでもないのですが、PCに向かう時間が減ってしまっています。  ま、ついでに言えば、ここのところ読書の方もめっきりスピード・ダウンしてしまい、日常モードにはまだまだ戻ることができていないみたい・・・・・ ^^;  やっぱり動き回った直後っていうのは腰を落ち着ける気分にはなりにくいものなのでしょうか?(苦笑)

で、さて、今日のブログエントリーをどうしようか?と考えた時、ふと思い出したのは、今年になってからようやく少しずつ復活を始めていたものの、又々ちょっと放置気味になっているクラシック音楽関係のエントリーのことでした。  だいたい、「のだめカンタービレに出てくる音楽を聴いてみる企画」をぶちあげてあるのに、それの完結さえみていないわけですから、最低でもそれぐらいはやり遂げなくちゃねぇ・・・・。  ま、てなわけで本日の KiKi のBGMはこちらです。

ベートーヴェン 交響曲第4番 Op.60
Brilliant 99927/3 演奏:ブロムシュテット指揮 & シュターツカペレ

51BvqKVItoL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

ベートーヴェンの交響曲と言えばその全9作品をいやっていうほど聴いてきていて、当然すでにブログエントリーは書いてあるものと勝手に思い込んでいたけれど、実はまだエントリーを書いていない曲が3つもあったんですねぇ。  第1番、第2番、そして今日のこの第4番はこれまで一度もこのブログでご紹介していなかったことに、今日、初めて気が付きました(苦笑)

あのシューマンに「2人の北欧神話の巨人の間にはさまれたギリシアの乙女」と言わしめたと伝えられる作品でございます。  彼の言う「2人の北欧神話の巨人」とは言わずもがなの第3番「英雄」と第5番「運命」のことです。  巨人であることはさておき、何でまた「北欧神話の」と限定する必要があったのかは定かではありませんが・・・・・。

ま、いずれにしろあまりにも有名すぎ、演奏される機会も多く、ついでに標題までついていることにより殊に日本人には馴染みやすい2曲に挟まれた1曲ということは、それだけ聴く機会も少なくなるということにもなるわけで、かつてであれば「他の有名曲とのカップリングだから聴いたことのある曲」となりがちな音楽であることは間違いありませんでした。  まあ、昨今では Box もの大流行の時代に突入してしまったので、以前よりはそういう印象は薄まっているかもしれませんが・・・・・。  (← かく言う KiKi ですが今日ご紹介しているCDもご多聞に漏れず Box ものでございます ^^;)  

個人的にギリシャの乙女とはほとんどお付き合いがない KiKi なので、ギリシャ娘のイメージはどうしても「ニンフ」になりがちで、ニンフのイメージは?と言えば「可憐」、「優美」だったりもするわけですが、・・・・とするとです。  「こりゃ又、なかなか結構なお転婆娘で・・・・・、こんなニンフもいたもんだぁ!!」とちょっぴり唖然とさせられます。

冒頭はちょっと「明けきらない朝靄」という雰囲気で神妙に始まる音楽なんですけど、それも束の間、躍動感に満ちた音楽がグイグイと人を惹きつけ、そのままどんどんドライブがかかっていきます。  何となく・・・・ではあるんだけど、勢いと衝動で書き上げた音楽なんじゃなかろうか?と思えちゃうぐらいなんですよね~。  でも、そこにしっかりと構築観が感じられるあたり、うんうん、これぞまさに「ベートーヴェン節」ですよねぇ。

第2楽章に入ると第1楽章でかっ飛ばした分を取り戻そうとでもしているかの如く、やたらと息の長い旋律(しかも美しい!)が奏でられます。  特にこの楽章のクラリネットは絶品です。  古典派の音楽ではさほどクラリネットが重視されていなかった印象があるんだけど、ベートーヴェンの前にはモーツァルトがいて、そのモーツァルトが最晩年にクラリネットのための名曲を書いていることとあながち無関係ではないような気がします。 

第3楽章は音形の上昇と下降が実に印象的なスケルツォです。  なるほど~、「諧謔的」っていうのはこういうのを言うんだと、耳と体で感じさせられちゃう音楽だと思います。  音形と同時に強弱のコントラストもなかなか面白味があって、聴いていて楽しい音楽だと思います。

そしてフィナーレの第4楽章。  こちらの音楽を一言で言い表すなら「無窮動」っていう感じでしょうか??  ファゴットが実に印象的です。

いや~、何年かぶりで「ベト4」を聴いたけれど、いつ聴いてみてもなかなか楽しい、飽きるところのない音楽ですね~。  最近ではベートーヴェンの音楽ってピアノ曲しか聴かなくなっちゃっていたんだけど、久々に手持ちのベートーヴェン作品を1つずつ聴き直してみようかしらん。  そんなことを考えさせられちゃったぐらい、面白く聴くことができました。       

    

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2012年3月25日 12:35に書いたブログ記事です。

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