J.S.バッハ イタリア協奏曲 BWV.971

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今日もクラシック音楽関係のエントリーです。  読書エントリーの方は「守り人シリーズ再読」が終了後に再開する予定です。  「漫画、のだめカンタービレに出てくる音楽を聴いてみる企画」の方もここからはピアノ音楽がズラッとリストに並ぶため、KiKi としてはBGM音楽としては Good! なんですよね~。  何せなっが~いクラシック音楽視聴歴の中でもピアノ音楽に関してだけはその長さ & 多さたるや半端なモンじゃありませんから(笑)  ま、てなわけで本日の KiKi のBGM はこちらです。

J.S.バッハ イタリア協奏曲 BWV.971
ポリドール ASIN: B00005FLBD 演奏:A.シフ (pf)

41YXG2PY8GL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

このCDはね、本日の1曲「イタリア協奏曲」のため・・・・というよりはメイン(このCDのタイトルになっている)の「フランス組曲」の勉強のために購入したCDでした。  KiKi にとって「イタリア協奏曲」っていう音楽はピアノ音楽と言うよりはチェンバロ音楽のカテゴリーに入っていて、逆に「フランス組曲」はチェンバロ音楽と言うよりはピアノ音楽のカテゴリーに入っている音楽なんですよね~。  実際にはバッハの時代には私たちにはお馴染みのピアノという楽器はまだなかったわけで、決して「ピアノ音楽」であるはずはないんですけどねぇ・・・・(苦笑)  そんな中、KiKi のこの思い込みを醸成した土台、それはどちらの楽器の演奏で最初にこれらの音楽に出会ったのか?という偶然に寄って立つ部分が大きかったりします。

このブログでは何度もお話しているように若かりし頃の KiKi はバッハの鍵盤音楽が大嫌いでした。  特にそれが自分の演奏しているピアノという楽器で奏でられているのを聴くと、「こんな風には絶対に弾けない自分」を鼻先に突き付けられているようで、どうにもこうにも耐えられなくなっちゃったんですよね~。  そうであるだけにバッハの鍵盤音楽のレコードやCDには自らすすんでは手を出したくありませんでした。

    

ま、それでも「インヴェンションとシンフォニア」と「平均律」だけは勉強のために仕方なく聴いていたんですけどね。  ま、そんな状況だと当然のことながら、たまたま何かの機会に偶然出会わない限り、バッハの鍵盤音楽とは馴染みがなかったりするわけですよ。  で、たまたま「イタリア協奏曲」の方はドイツ・シャルプラッテン(だったと思う)の企画もの廉価版CDで出会ったのがチェンバロ演奏で、その演奏が KiKi にとってのこの音楽のスタンダードとなってしまったっていうわけです。

これに対し、「フランス組曲」の方は大人になってから師事した先生から与えられた課題で出会いました。  当時の KiKi はもう何年もピアノを弾いていなくて、たまたまグランド・ピアノを衝動買いした(! 苦笑)っていうこともあって、レッスンを再開することにしたんだけど、その時先生が仰ったのが

「やっぱりバッハはやった方がいいけれど、久しぶりのレッスンみたいだからいきなり平均律に戻るのはちょっとシンドイでしょう。  まずは『フランス組曲』あたりでかる~くいきましょうか?」

とのお言葉でした。  正直なところ KiKi はお腹の中で「うへぇ~、やっぱりバッハ、やらなくちゃいけないんですか??  今更、音大を目指すわけでもないのに???」と思ったことをよく覚えています。

ま、そんな思い出話はともかくとして、イタリア協奏曲でございます。  「協奏曲」の一般的なイメージは?と言えばソロ楽器があって、オケがいてというのが常道だと思うんだけど、この曲は単独楽器によって演奏される楽曲です。  そうであるだけに KiKi は初めてこの曲を聴いた時、「あれ?  オケはどこ???」とキツネにつままれたような気分に陥ってしまったものでした。  ま、でもよくよく考えてみると、そもそも協奏曲っていうやつ、アンサンブルの中に於いて異なる性格の楽器グループが持つ役割を対比させているところに最大の魅力がある音楽なわけで、バッハはそれを1つの楽器で同様の効果をあげることを期待してこの音楽を書いたっていうことなんだと思うんですよね~。  

KiKi 自身はこの「イタリア協奏曲」の楽譜を勉強してみたことはないんだけど、聞くところによれば、チェンバロのいくつかの手鍵盤を「フォルテ(強奏)」と「ピアノ(弱奏)」で使い分ける指示が書かれているとのこと。  バッハの楽譜と言えば強弱記号が書かれていない楽譜であることが標準(昨今のピアノ練習者用の楽譜に書かれている多くの記号は編集者が付したものであることが多い)であることを考えると、これって例外中の例外と言えるんじゃないかしら?

それにしてもシフってやっぱり巧いなぁ!  派手さには欠けるピアニストだけど、誠実さと確実さ、それでいて音の美しさを徹底的に追及するとこういう音楽になるのか?と思わせられるピアニストだと思います。  もっとも・・・・・個人的にはこのアルバムの白眉はやっぱり「フランス組曲」の方だと思うんですけどね(苦笑)

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コメント(2)

kikiさん、こんばんは。
やたらとご無沙汰しちまいました。
仕事の手詰まり感で、もうblogもやめちゃおうかとまで思いつめましたが、継続することで、日々のペースを保とうとする毎日です。
音楽記事に反応できませんで、申し訳ありませんでした。
辛い日々の癒しは、音楽と、そして街で見かけるネコたちです(笑)。
そして、バッハはいいですね。

わたしも、オケなしに驚き、こんなの詐欺だとまで、子供時代は思いましたが、さすがはバッハ。
チェンバロやピアノから湧き出る音は、なまじのオケ曲より音の世界が広いです。
シフ盤はまだ聴いたことありませんが、わたしは、ブレンデルの普通の最上の演奏と、リヒターの鮮やかな演奏を聴いております。
都心では、そろそろ蕾が色づいてきましたよ!

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2012年3月27日 10:58に書いたブログ記事です。

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