社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!  ちきりん

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本が好き!で献本いただいた2冊目を読了しました。  感謝 kiss1.gif

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
著:ちきりん  大和書房

51p+2JJK+AL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

メディアで流れる世界のニュースは本当なんだろうか?  私が今信じているこの価値観は世界でも通用するのか?  自分のアタマでよーく考えてみよう。  世界はすでにつながってしまった!

円高は悪いこと? → 自国の通貨が評価されるのはいいことじゃない?
若者の海外旅行離れ? → 日本が楽しくていい国になったからでは?
寄付文化が定着しないのは? → 富の再配分を個人に委ねたいの?  (帯より転載)

著者はかなり有名なブロガーさんらしいです。  残念なことに KiKi は彼女のブログを読んだことがなかったのですが、この本を読んでちょっと興味を持ったので巻末に記載されていた彼女のブログを早速 BlogPeople の Link に設定しました。  ま、そんな行為に走ったということ自体が、結構この本を楽しむことができた証左なんじゃないかと思います。

著者が若い頃から20年以上をかけて訪問された50か国以上の国々への旅行を通じて考えたこと、感じたこと、頭ではなく肌感覚として理解したことが読みやすい文体でゆる~く書かれた読み物だったと思います。  文体や訪問先での時代背景の記述あたりから類推するに、恐らく KiKi とはほぼ同世代の女性なんじゃないかしら??

KiKi 自身が若かりし頃に「今のうちにここを見ておきたい!」と思いつつも、結局はいろんな事情で見に行くことができなかった国々のお話(特に共産圏の国々とか、イスラエルとか、東西分断時のベルリンとか)が特に興味深かったです。  あの頃、興味を持ち、旅行計画までは立てたものの結局は様々な要因で断念したことが残念であり、今では変貌してしまっていてもはや見ること・感じることができなくなってしまった空気・・・・みたいなものを彼女の記述から感じ取り、一抹の寂しさと同時にそれを体感してきた著者への羨望がチクリと胸を刺しました。  まさに著者が仰るように、「実際にそこ(特定の場所)をいつ訪れるかということは、想像以上に重要なこと」だなぁ・・・・と。

    

それとは別に印象に残ったのが、「第1章 お金から見える世界  エピソード7:伊藤博文がお札から消えたワケ」と「第9章 変貌するアジア  エピソード4:戦い続けるシンガポール」の2章でした。

「伊藤博文がお札から消えたワケ」は日本で行われた1984年の紙幣デザイン全面改訂に関する考察が書かれているエッセイなんですけど、これをリアルタイムで体験した時、KiKi 自身「どうして伊藤博文や聖徳太子や岩倉具視が消えちゃったのか??」「新しいデザインの人物に選ばれたのがどうして福澤諭吉や新渡戸稲造、野口英世なんだろう??」と思ったことはあったけれど、著者のように世界各国の紙幣図案事情を調べたこともなければ、まして、ソウル・オリンピックと結び付けて考えたこともなかったので、思わず「へぇ!  なるほど」と唸ってしまいました。  彼女の考察が正しいかどうかは知らないけれど、少なくとも KiKi には「さもありなん」と思わせるだけの説得力のある考察でした。

そしてもう一つの「戦い続けるシンガポール」で触れられている、シンガポール・エアラインの高いサービスレベルの裏事情(都市国家であるシンガポールでは他国のフラグシップ航空会社にはあるような「ドル箱国内線路線」がないために、常に国際線での競争にさらされている ≒ 国際路線を開設するためにはその相手国のフラグシップ航空会社から顧客を奪うことが大前提となる)も2つ目の「へぇ!」でした。  何せ KiKi は航空業界のその手のお約束事(国際路線を開通するには相互就航が前提となる)には全く疎かったので、考えてみたこともなかったポイントはまさに目からウロコでした。

その他にも面白い考察はいくつかあったんですけど、KiKi 自身はちょっと異なる視点を持っていたりとか、逆に同じようなことを考えたことがあるという意味では、どちらかというと読み流してしまった感じ・・・・でした。

いずれにしろ、この本を読んでみて一番痛切に感じたこと。  それはちきりんさんは KiKi 同様、恐らくあのバブル期の日本で若かりし時代を過ごしていた頃にはかなり「変わった(浮いた? 笑)女性」であっただろうなということです。  で、恐らく身近にいる人たちは「あんな風じゃ生きにくいだろうに・・・・・」と老婆心を持って見つめているんだけど、肝心の本人はまったくそんな下馬評には興味がなくて、気にもしていないような女性・・・・・・(苦笑)  まあ、これは KiKi の勝手な想像ではあるんですけどね♪

この本で出会ったのを機会に彼女のブログも定期的に覗いてみたいなぁと感じました。

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2012年6月 6日 16:47に書いたブログ記事です。

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