2012年6月の読書 読書メーター

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今日から7月。  早いもので2012年も半分が終わってしまいました。  ブログ右サイドバーに設置してある「読了目標」を見る限りではとりあえず今年の年間目標180冊の半分は十分に読了しているようなので正直なところほっと一息・・・・という感じです。  まあ、冊数をこなすための読書をするつもりはさらさらないわけですが、一応目標をたてている以上はねぇ・・・・・ ^^;  ま、いずれにしろ今日は2012年6月の読書のまとめをしておきたいと思います。  先月は「山崎豊子作品」 & 「逆説の日本史」月間という感じのラインナップになっています。 

6月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:6684ページ
ナイス数:38ナイス

逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫)逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫)
著者が歴史学会のお歴々をメッタギリにして悦に入っている感もあるこのシリーズの中で、それらのちょっと過激な(に見えなくもない)権威筋に対する攻撃性がなりをひそめ、KiKi には極めて読みやすい文体(要するに著者の自己主張の薄い文体)で仏教史を要約した最初の3章が秀逸。  このシリーズの読書では定着しかかっていた「読み飛ばしモード」の余地がこの最初の3章にはほとんどありませんでした。  井沢さん、こういう文章も書ける人だったんですねぇ。  対する後半3章は・・・・・ ^^;
読了日:06月29日 著者:井沢 元彦

逆説の日本史〈5〉中世動乱編 (小学館文庫)逆説の日本史〈5〉中世動乱編 (小学館文庫)
第1巻から「怨霊信仰」「言霊信仰」をベースに話が進んできた感のあるこの「逆説の日本史」。  さすがに武家政権の誕生という時期になると「それだけでは話が進まない」状態になってくるのは自明の理です。  何せ人を殺すことにためらいを持たない(持ってばかりもいられないと言うべきか)武士の時代に「怨霊」を怖れてばかりいてはいられないわけでして・・・・・。  「さて、どうなる井沢節?」  ・・・「なるほどぉ、道理ね。  そう来ましたか!!」
読了日:06月25日 著者:井沢 元彦

逆説の日本史〈4〉中世鳴動編―ケガレ思想と差別の謎 (小学館文庫)逆説の日本史〈4〉中世鳴動編―ケガレ思想と差別の謎 (小学館文庫)
話は面白いんだけど酒癖のやたら悪いオヤジにつきあわされて、ご高説を延々と聞かされる羽目に陥って、結構うんざりしてしまっていて、とは言ってもところどころに入る「トリビア的話題」だけはやたら面白くて、次に誘われたらきっと又一緒に飲みに行っちゃう(但し、「トリビア的話題」以外のところは聞き流しておけばいいや・・・というスタンス)んだろうなぁと思っている・・・・・というのと近い感覚で、このシリーズを読み進めているような気がします(苦笑)
読了日:06月23日 著者:井沢 元彦

逆説の日本史 (3) (小学館文庫)逆説の日本史 (3) (小学館文庫)
井沢氏の文体に慣れてきたせいか、はたまた先の2巻と比較すると「学会批判」の分量及び舌鋒が緩んできたせいか、この巻に関しては比較的楽しく読み進むことができました。  相変わらず話があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりもするけれど、それも KiKi にとっては許容範囲と感じられる程度になってきたようにも感じます。  少なくともあっちこっちへ飛んでようやく本論に戻ってきたときに最初の2巻では時折感じた「矛盾のようなもの」がほとんどなく読了することができたと思うんですよね。
読了日:06月21日 著者:井沢 元彦

逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)
この巻に関しては面白い部分が多々ありつつも、KiKi にとってはかなり不満な内容でした。  あれ?  あれれ???  どうして「大化の改新」の章がないんだ???  あの権勢をふるった「蘇我氏」があれよあれよという間に歴史から姿を消していったあの一大事(乙巳の変)が抜けているというだけで、KiKi にとっては何となく中途半端感が漂っちゃったんですよね~。  そしてね、なおさら感じるのはかなり「パワフルな怨霊」になりそうな存在として、蘇我氏を忘れちゃいけないように思うんだけど・・・・・。
読了日:06月20日 著者:井沢 元彦

二つの祖国 第4巻 (新潮文庫 や 5-48)二つの祖国 第4巻 (新潮文庫 や 5-48)
賢治はある意味であまりにも純粋(? 頑な?)に「話せばわかる」という幻想に近いものを抱き続けてしまった人だったのではないかなぁ・・・・と。
読了日:06月18日 著者:山崎 豊子

二つの祖国 第3巻 (新潮文庫 や 5-47)二つの祖国 第3巻 (新潮文庫 や 5-47)
個人的にはこの巻に関しては主人公のケーン(天羽賢治)の抱える迷いやら何やら(特にプライベート部分)は、些末なことに感じられ(もちろん本人にとっては瑣末どころか、大問題なわけですが・・・・・ ^^;)、それよりは、あの東京裁判という席に彼が果たしたようなモニター(言語調整官)と呼ばれる人がいたことの重要性に気持ちが向いて読み進めた・・・・・そんな気がします。
読了日:06月16日 著者:山崎 豊子

二つの祖国 第2巻 (新潮文庫 や 5-46)二つの祖国 第2巻 (新潮文庫 や 5-46)
この巻でもっとも心に残るのは、やはり天羽家三兄弟のあまりにも酷過ぎる運命ではないでしょうか??  日系2世というまさに本書のタイトルどおり、「二つの祖国」を持つ三兄弟が、たまたま太平洋戦争突入時に何歳でどんな教育を受けどこにいたのか?という偶然性も手伝って、1人は米軍兵士として、もう1人は帝国陸軍兵士として、そして長兄として常に二つの祖国を強く意識し続けた最後の1人が米軍の語学将校として戦争に巻き込まれていく・・・・・。  その非情さには言葉もありません。
読了日:06月15日 著者:山崎 豊子

逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)
この本で書かれていることの真偽をとやかく言うほどの知識のない(ついでに言うと古文書に親しんだ経験もない)KiKi には、この本の説を鵜呑みにしていいのかどうかの判断まではつかなかったけれど、子供時代から今に至るまで古代史を見た時に感じたいくつかの「?」に対する1つの見解とか、手前勝手に膨らませていた個人的な妄想と合致するような説が書かれていたという意味では、「ああ、やっぱりこういうことを考える人がいたんだ!」と何となく嬉しくなるような読み物でもありました。
読了日:06月14日 著者:井沢 元彦

二つの祖国 第1巻 (新潮文庫 や 5-45)二つの祖国 第1巻 (新潮文庫 や 5-45)
まだまだ物語は序の口です。  序の口と言いつつも、ここで既に大戦当時(しかもパールハーバー後)の日系人が歩まざるを得なかった非業の歴史が物語られます。  貧しかった日本では糊口をしのぐことができず、決死の思いで米国に第二の人生を求め、移住後も苦労の連続だった日系1世の、そして父母の祖国という以上には日本との関係性が薄いアメリカ生まれ、アメリカ育ちの日系2世が、「日系」という出自だけの理由で収容所に収監されたその日々が描かれています。
読了日:06月13日 著者:山崎 豊子

不毛地帯 第5巻 (新潮文庫 や 5-44)不毛地帯 第5巻 (新潮文庫 や 5-44)
この物語は「壱岐正英雄譚」でもなければ「商社マン賛歌」の物語でもなく、「敗戦から立ち上がろうとする日本社会そのもののある種のムーブメント」の物語だったんだなぁ・・・・と。
読了日:06月08日 著者:山崎 豊子

不毛地帯 第4巻 (新潮文庫 や 5-43)不毛地帯 第4巻 (新潮文庫 や 5-43)
壱岐さんが「国益のために・・・・・」というモチベーションで動いているっていうのはちょっと綺麗ごとに過ぎるんじゃないかなぁ・・・・・。  詳細はブログにて。
読了日:06月06日 著者:山崎 豊子

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
この本を読んでみて一番痛切に感じたこと。  それはちきりんさんは KiKi 同様、恐らくあのバブル期の日本で若かりし時代を過ごしていた頃にはかなり「変わった(浮いた? 笑)女性」であっただろうなということです。  で、恐らく身近にいる人たちは「あんな風じゃ生きにくいだろうに・・・・・」と老婆心を持って見つめているんだけど、肝心の本人はまったくそんな下馬評には興味がなくて、気にもしていないような女性・・・・・・(苦笑)  まあ、これは KiKi の勝手な想像ではあるんですけどね♪
読了日:06月06日 著者:ちきりん

最後のロシア皇帝 (ちくま新書)最後のロシア皇帝 (ちくま新書)
個人的にはニコライ二世もアレクサンドル皇后もあの大国ロシアの絶対統治者としての器ではない人物(よき家庭人という感じ?)だったと感じられました。  いずれにしろ、一家の死の後にあの「得体の知れない、秘密主義の、謎のヴェールに包まれたソ連」ができあがったことはまぎれもない事実で、その原点がこの一家の惨殺事件にあったようにも感じられました。
読了日:06月05日 著者:植田 樹

不毛地帯 第3巻 (新潮文庫 や 5-42)不毛地帯 第3巻 (新潮文庫 や 5-42)
この巻の中心となるお話は日本の「資本自由化」の時代の商社マンたちの経済戦争のお話です。  メインとなる商談は「自動車会社の資本提携」で、かつての鎖国時代さながらに国内産業擁護一辺倒だった我が日本国がグローバル化への舵をきりはじめた時代を描いています。  KiKi にとって最も感慨深かったのは、あの戦争が終結し、そこそこの時間を経て強いアメリカ自動車産業が弱い日本自動車産業に食指を伸ばし始めていた時代があり、そこからさらに又そこそこの年月を経て、KiKi の学生時代には「日米貿易摩擦」な~んていうことが言わ
読了日:06月01日 著者:山崎 豊子

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2012年7月 1日 08:44に書いたブログ記事です。

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