2012年9月アーカイブ

大型台風17号が接近しています。  沖縄や九州では強風による被害が報告されているし、どうやらこのままでは我が日本国の関東地方に直撃しそうな雰囲気です。  そんな中、昨晩から KiKi は東京に来ています。  まあ何かと野暮用があって、このタイミングでの上京は致し方のないことではあったのですが、それにつけても心配なのは今年の稲刈りです。

昨年は田植えも稲刈りもおらが村の農家さんにお願いして初挑戦した米作り。  今年は中古の田植え機を購入したので、田植えだけは自力で頑張りました。  (とは言え、田んぼの持ち主である I おばあちゃんの助けを大いに借りずには済まされなかったのですが・・・・・ ^^;)  それでもその後の田んぼの見回りやら水の管理、草むしり、薬剤散布等々は頑張ってきて、「素人の仕事にしてはなかなか良かったんじゃない??」という近所の農家さんからのお言葉も頂戴していたのですが、稲刈りに至ってちょっと頓挫しちゃっています。

実は今年は可能なら中古のバインダー(稲を刈ってある程度を結束して排出してくれる機械)を購入して、「はさがけ」(≒ 要するに天日に干す)というプロセスも自力でやることを目論んでいたんですけど、肝心要のその中古のバインダーの出物がなくて、結局は今年も人様にお願いしてコンバインで刈っていただき乾燥までしていただいたうえで玄米で入手というプロセスを辿らざるを得なくなってしまったのですが、そのお願いが遅かったため、我が家の田んぼの稲刈りは「10月3日以降のどこか・・・・」というタイミングでしかできなくなってしまったのです。  これ即ち、この台風直撃の影響をもろに受けた後でしか稲刈り作業ができなくなってしまったということです。


100260-AUT-017.jpg


台風接近のニュースを耳にした日からこのかたずっと、昨年の台風一過の田んぼの様子が KiKi の脳裏をチラチラするんですけど、自力ではどうにもできない以上こればかりはどうしようもありません。  ああ、今秋から来年の KiKi の大切な食糧はどうなってしまうことやら・・・・・・。

で、一応これも運命、きちんと記録だけはつけておこうと昨日のお昼過ぎ、台風通過前の田んぼの写真を撮ってきました。

2012_Sep30_001.JPG

我ながらほれぼれするような黄金色一面の景色です。

      


この物語と KiKi の初の出会いは小学校高学年の頃でした。  その頃は全文は読んでいなくて、道徳の時間(ってイマドキはそんな授業さえないらしいけど)か何かにブルータスの演説とアントニーの演説の場面だけを読んで、どんなことを感じたかをクラスで話し合ったことを覚えています。  そんな物語を今回久々に再読してみました。

ジュリアス・シーザー
著:W.シェイクスピア 訳:安西徹雄  光文社古典新訳文庫

51qZCk0o5FL._SX230_.jpg  (Amazon)

シーザーが帰ってきた!  凱旋する英雄を歓呼の声で迎えるローマ市民たち。  だが群集のなかには、彼の強大な権力に警戒心を抱く、キャシアス、フレヴィアスらの姿があった。  反感は、暗殺計画の陰謀へとふくらむ。  担ぎ出されたのは人徳あるブルータス。  そして占い師の不吉な予言・・・・。  (文庫本裏表紙より転載)

振り返ってみれば、KiKi がこのブログの中で何度も言及している

正義とは立場が変われば変わるもの

という考え方の原点にあったのはこの物語だったように思います。  もちろんこの物語を読んだ初期の頃(要するにお子ちゃま時代の KiKi)はまだそこまで確たる想いは抱いていなかったんですけど、この物語の白眉とでも言うべきあのブルータスとアントニーの演説の場面にはそれが色濃く出ていると思います。

と同時に、一般大衆というものは「英雄」や「強いリーダー」を求めがちであり、盲目的にある個人や思想を崇拝しがちで、それに相容れない者との軋轢はいつの世にもありうるものだなぁ・・・・と。  「英雄」・「強いリーダー」に相容れない者の背景にあるのは「嫉妬」だったり「信念」だったりするわけだけど、それを大衆にアピールする際にまこと便利に使われるのが「正義」という一見もっともそうなその実得体の知れない概念であるというのは人間というしょうもない生き物が先天的に持っている「他力本願思考」の証左なのかもしれません。

KiKi はね、初めてこの物語(というよりあの2名の演説シーン)を読んだとき、あまりにも変わり身の早い民衆の姿に憤りに近いものを感じたんです。  と同時に恐怖心も。  でもね、もしも自分があの場所にいたとして、「大衆と一緒にならずに自分なりの判断ができる自信を持っているか?」と問われれば全く心許ないことにも気が付きました。  1つには煽動された大衆の力に対する恐怖もあるけれど、それ以前の問題として「自分なりの判断を下す価値観」みたいなものを自分が未だに持っていないことを知っていたからです。  何と言っても小学生の頃のお話ですから・・・・・。

そしてその頃思ったのです。  そんな「自分なりの判断を下す価値観」を持つには自分はまだ知らないことが多すぎる・・・・・と。  大人になるまでに多くを学んでそんな「価値観」、その言葉が大仰に過ぎるなら「価値観の軸になる羅針盤」を持てるようになろう・・・・・と。

  

リア王 W.シェイクスピア

| コメント(0) | トラックバック(0)

たまたま「高慢と偏見」、そして「嵐が丘」と大学時代以来の物語を読み進めた光文社古典新訳文庫。  そうなると勢い「学生時代を懐かしんで - あの名作を光文社古典新訳文庫でもう一度企画」なんぞという新しいテーマが頭をよぎります。  もっともこれ、実際にやろうとすると「シェイクスピア」から始まって「J.キーツ」、「T.ウィリアムズ」、「G.グリーン」、「T.ハーディ」、「J.コンラッド」とどんどん際限がなくなっていってしまううえに、肝心要の光文社古典新訳文庫には網羅されていない作品にまで広がっていっちゃうんですよね~(苦笑)  ま、先のことはともかく、まずは光文社古典新訳文庫に入っている物から片付けることにしましょう。  てなわけで、本日の KiKi の読了本はこちらです。

リア王
著:W.シェイクスピア 訳:安西徹雄  光文社古典新訳文庫

4193h38cISL._SX230_.jpg  (Amazon)

とつぜん引退を宣言したリア王は、誰が王国継承にふさわしいか、娘たちの愛情をテストする。  しかし結果はすべて、王の希望を打ち砕くものだった。  最愛の三女コーディリアにまで裏切られたと思い込んだ王は、疑心暗鬼の果てに、心を深く病み、荒野をさまよう姿となる。  (文庫本裏表紙より転載)

この作品、KiKi はこれが何度目の読書か、正直なところよく覚えていません。  もちろん原典も学生時代には読んだし、福田恆存の訳本(当時のスタンダード)でも読んだし、当時注目を集め始めていた小田島雄志の訳本でも読んでいます。  もっとも今回の読書でそれらを比較検討できるほどには記憶に残っているわけじゃないんですけどね(苦笑)

ただ漠然と覚えているのは「福田訳」がかなり詩的だったのに対し「小田島訳」はかなり口語調になっていたことと、それと比較しても今回の「安西訳」はそれに輪をかけて言葉としてひっかかるところがなかったこと・・・・・ぐらいでしょうか??  スンナリと目や耳に入ってくるというのはある意味では「わかりやすさ」に通じて素晴らしいことだと感じるのも事実なんですけど、逆に言えば特に読書の場合、「あれ?」と思って読み返して咀嚼するというプロセスがなくなってしまうため、その分読み飛ばしてしまうリスクがあるなぁと感じました。

シェイクスピアが書く言葉には物事を2面からとらえる言葉とか2つの事象・概念を並べて語る言葉がよく出てくるんだけど(例えば有名なところでは「きれいはきたない、きたないはきれい」というような)こういう言葉って「あれ?」と躓き、何度も読み返して咀嚼するプロセスがあるからこそ何を言わんとしているのかが伝わってくるとか記憶に残るというようなところがあると思うんですよね。  でも、少なくとも今回の読書で KiKi はこれに類するような「あれ?と思って読み返してみる」という行為をほとんどしなかったなぁ・・・・と。

これを既にストーリーを知っている物語ゆえ・・・・と捉えるべきか、読み方が雑になった・・・・・と捉えるべきか微妙なところだなぁ・・・・・と感じました。     

通信教育の受講期限に合わせてリスケジュールした作品制作予定よりもかなり前倒しで進んでいるのに気を良くした KiKi。  ちょっとここ何日かはその気の緩みからタラタラと仕立て作業を進めていたのですが、それでもようやく完成しました、「ハウスの玄関マット」。  これで残すところ製作課題は2つとなりました。

まずは完成のお披露目から・・・・・。






2012_Sep27_001.JPG



できた~!!  やっと終わったぁ!!!


今日はこれから食料品の買い出しを兼ねて、この添削課題を郵送しにお出かけしようと思います。



おおっと、その前に・・・・・・・・



次の課題作品、「カレードスコープのバッグ」の素材(要するに布です)の水通しだけは終わらせちゃおうっと。  次の作品は KiKi がこのパッチワーク講座の中で作るのをもっとも楽しみにしていたもの(下記黒丸内)ですから、これまでのダラダラ気分は一掃され、今、やる気満々(笑)です。


about_pic_0001b.jpegのサムネール画像  



もっとも・・・・・・


それに続く9番目の作品はこれまたやる気の出なさそう~な作品なんですけどね(苦笑)  まあ、それはまだ先のことだし、その9番目の作品が提出課題 兼 最後の作品 兼 受講期限という別のモチベーションがある作品 なわけだから、きっと頑張れると思います♪  


ここのところちょっと「光文社古典新訳文庫」が続いたので、今日は久々に岩波少年文庫です。  でも次の読書エントリーは「学生時代を懐かしんで - あの名作を光文社古典新訳文庫でもう一度」企画(?)からの1冊になるだろうと思います。  今年の秋の読書はこの2つのシリーズで埋め尽くされそう・・・・。  ま、いずれにしろ本日の KiKi の読了本はこちらです。

真夜中のパーティー
著:P.ピアス 訳:猪熊葉子  岩波少年文庫

  (Amazon)

なぞめいたおとなりさん。  宝物の秘密の貝。  子どもの日常生活におきる、小さいけれど忘れがたいふしぎなできごとのかずかず。  「トムは真夜中の庭で」の作者による、夢と現実の世界を行き来する印象的な8つの短編をおさめる。  (文庫本裏表紙より転載)

フィリパ・ピアスという作家の名前は「トムは真夜中の庭で」「まぼろしの小さい犬」という2つの作品と密接に結びついている KiKi にとってこの本は今回が初読でした。  で、この本を今回手に取ってみたきっかけはこのブログの柱企画「岩波少年文庫全冊読破計画」の一環であるのと同時に「宮崎さんの推薦文」にもあったわけですけど、初めて宮崎さんの推薦文の中にこの本が入っているのを見た時には、逆に思ったものでした。  「あれ??  どうして、『トム~』の方じゃないんだろう??」と。

そうであるだけにこの物語への期待値は否応なく高かったことをまずは白状しておきたいと思います。  そしてその期待はまったく裏切られなかったということも・・・・・・。

まずは、この表紙の絵がいいですねぇ~。  そしてこの短編集1編1編の表紙頁にある挿絵が何とも言えない雰囲気を醸し出しています。  これらの挿絵はフェイス・ジェイクスという方が描かれたものです。  因みにこの方、同じ岩波少年文庫の中ではアトリーの「時の旅人」とか「グレイ・ラビットのおはなし」の挿絵も手掛けていらっしゃいます。  どの作品での挿絵もムード満点でこれらの作品が持つ空気感を見事に視覚化した挿絵ばかり・・・・・だと思います。      

先日、4度目の読書体験にして初めてある種の満足感を得た「高慢と偏見」に気を良くした KiKi はことのついでに・・・・とばかりにこちらにも手を出してみる気になりました。  この作品も初読は高校生の頃、当時の KiKi には「さっぱりわかんない物語」でした。

嵐が丘 (上)
著:E.ブロンテ 訳:小野寺健  光文社古典新訳文庫

41328ynmExL._SX230_.jpg  (Amazon)

ヨークシャの荒野に立つ屋敷"嵐が丘"。  その主人が連れ帰ったヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに恋をする。  しかしキャサリンは隣家の息子と結婚、ヒースクリフは失意のなか失踪する。  数年後、彼は莫大な財産を手に戻ってきた。  自分を虐げた者への復讐の念に燃えて...。  (文庫本裏表紙より転載)

嵐が丘 (下)
著:E.ブロンテ 訳:小野寺健  光文社古典新訳文庫

412JG8qaXGL._SX230_.jpg  (Amazon)

ヒースクリフはリントン家の娘イザベラを誘惑し結婚する。  一方、キャサリンは錯乱の末、娘を出産して息絶える。  キャサリンの兄ヒンドリーもヒースクリフに全財産を奪われてしまう。  ついに嵐が丘を我が物としたヒースクリフだが、その復讐の手は次の世代へとのばされていく。  (文庫本裏表紙より転載)

さて、この物語に関しても KiKi のこれまでの読書体験をちょっとご披露しておきたいと思います。  KiKi がこの物語を初めて手に取ったのは高校生の頃でした。  実家にあったハードカバーの新潮社(だったと思う)の「世界文学全集」の中の1冊として、そして高校時代に学んだ「文学史」の中の1冊として夏休みか冬休みといった長期休暇の間に読んでみよう思った物語の中の1つだったんですよね。  

で、一応この時は当時の KiKi としては「かなりの忍耐力」を発揮して読了したんですけど、正直なところ読後感は最悪だし、何だか気持ちが落ち着かず混乱だけさせられ、「とにかく名作と呼ばれるこの作品を読了した」というレコードが残せたからまあよし・・・・という程度の印象しか残りませんでした。  ヒースクリフにしろキャサリンにしろ、その他どの登場人物にしろ「同じ人間とは思えない」という感想がやっとこさっとこ・・・・っていう感じでした。    

次にこの本を手に取ったのは大学生の頃でした。  こちらも「高慢と偏見」と同じように「英文学を学ぶ学生の必読書」という感覚で再読してみました。  少しは成長した KiKi なら高校生の頃とは何か別の感慨を持つかもしれないという儚い期待を抱いていたんですけど、結果は最悪で「この病的なまでの暗さは何だ??」という印象しか残りませんでした。  ただこの時に高校時代とは異なって少しだけ魅せられたのは荒涼たる風景の描写の部分で、その部分だけは結構心に残って何度か読み返してみたりもしたものでした。


Happy Birthday! Norn

| コメント(4) | トラックバック(0)

今日は9月25日。  右サイドバーの「ノルンはいくつ?」にも表示されているように、我が愛犬ノルンの Birthday です。  このブログパーツ、明日には別の表示になってしまうので、今日の記念に書き写しておきましょうね。

  

ノルンは9月25日生まれ
今日で6歳です♪

Happy Birthday!!
ヒトなら40歳くらい !
天秤座です


ダメ飼い主のKiKi はしかとは認識していなかったのですが、ノルンももう6歳(ヒトなら40歳ぐらい!)なんですねぇ。  そろそろノルンにヒト年齢では追い抜かれちゃったかなぁと思っていたけれど、まだまだ KiKi の方が年長らしい(笑)  これを「未だ優位にいる」と喜ぶべきか、「ノルンになかなか追いついてもらえないほど歳をとっちゃっているのかなぁ」と悲しむべきか・・・・・・。

ま、いずれにしろめでたいお誕生日ですからお祝いだけはしてあげなくちゃね♪  人間と同じようなケーキだと体に悪いから、恒例のこちら(↓)でお祝いです。



chirol_cake.gif


先週は50肩なのか何なのか、肩から背中にかけて正体不明の鈍痛があったので、特に前半はまったく針仕事ができなかったのですが、一昨日あたりからようやくその痛みも薄れてきました。  そこで再び針を握り、少しずつ少しずつ作業を進めていたのですが、本日ようやく「ハウスの玄関マット」のキルティング作業が終了しました。

2012_Sep23_001.JPG

残る作業は縁取り布を切りだし、仕立てるだけです。  手がけるまでは何となく気乗りのしなかったこの作品ですが、ここまで形ができてくるとさすがに完成が楽しみになってきました(苦笑)

もっとも相変わらず「この作品をどうやって使うか?」に関しては No Idea だったりします。  少なくとも Lothlórien_山小舎の玄関に置くつもりは毛頭ないので、下手をすると冬場の愛犬の敷物になる可能性大だったりします。

どうやらこの作品は KiKi が設定してあった完成目標日よりも3週間ぐらい早く完成しそうなので、受講期限を気にしていた KiKi には喜ばしい限りです。

もっとも・・・・・・・

KiKi がその作品製作スケジュールを作成する際にまったく計算に入れていなかった「稲刈り労働日」「それに伴う筋肉痛により何もできない日々」が近々到来しそうなんですよね~。  本当だったらこの週末辺りが「稲刈り候補日」だったんですけど、ここのところおらが村はず~っとお天気が悪いため、田んぼの水がなかなか抜けなくて、雨天順延でどんどん予定が遅れちゃっているんです(涙)

そういう意味ではこの後の2作品の製作スケジュールにどの程度余裕があるのか?に関しては、相変わらず未知数だったりします。  いずれにしろ、まだまだ気は抜けないっていうことです ^^;


「フランバーズ屋敷の人びと」を読了し、いわゆる「イギリスのアッパーミドルクラス」の生活 & 恋愛模様の物語に久々に触れました。  でもこの物語には何となく「後味の悪さ」みたいなものが残ってしまったKiKi。  そこでその口直し(?)に・・・・・とばかりに、久々にこちらを手に取ってみる気になりました。  本日の KiKi の読了本はこちらです。

高慢と偏見(上)
著:J.オースティン 訳:小尾芙佐  光文社古典新訳文庫

41LH1lsmLmL._SX230_.jpg  (Amazon)

溌剌とした知性を持つエリザベスと温和な姉ジェインは、近所に越してきた裕福で朗らかな青年紳士ビングリーとその友人ダーシーと知り合いになる。  エリザベスは、ダーシーの高慢な態度に反感を抱き、彼が幼なじみにひどい仕打ちをしたと聞き及び、彼への嫌悪感を募らせるが...。  (文庫本裏表紙より転載)

高慢と偏見(下)
著:J.オースティン 訳:小尾芙佐  光文社古典新訳文庫

41o8WWrG3XL._SX230_.jpg  (Amazon)

ダーシーの屈折した恋の告白にエリザベスは反発した。  だが、ダーシーの手紙で己の誤解に気づき、数ヵ月後の思わぬ再会で彼への感情は変化していく。  そこへ、末妹の出奔、彼の叔母君の横槍が...。  恋のすれ違いを笑いと皮肉たっぷりに描く、英国文学の傑作、決定訳登場。  (文庫本裏表紙より転載)

この物語、恐らく KiKi は今回の読書が4回目だと思います。  最初に読んだのが高校生の頃。  当時の KiKi にはどこが面白いんだかさっぱりわかりませんでした。  そもそもあの有名な出だし

独身の男性で莫大な財産があるといえば、これはもうぜひとも妻が必要だと言うのが、おしなべて世間の認める真実である

It is a truth universally acknowledged, that a single man in possession of a good fortune must be in want of a wife.

からして当時の KiKi には気に入りませんでした。  これはもう KiKi のような現代女性には夢物語としか言いようのないシンデレラ・ストーリーに違いないと冒頭から確信させられちゃうなんて・・・・・と言う感じで、ある種の思い込みからダーシーを毛嫌いしていたエリザベス同様、KiKi もどこか斜に構えたまなざしで読了したことを覚えています。

2回目の読書は大学時代。  一応「英文学」を専攻していた KiKi はこの作品を「英文学を学ぶ学生の必読書」という感覚で再読してみました。  相変わらず冒頭の一文は気に入らなかったし、高校時代には単なる道化にしか見えていなかったミセス・ベネットやウィリアム・コリンズ、さらには上流階級のプロトタイプみたいなレディ・キャサリン・ド・バーグなんかにいちいちイライラさせられ、やっぱりどうにもこうにも気に入らない物語でした。


   

「フランバーズ屋敷の人びと」4部作を読了しました。  この「愛ふたたび」と題された第4部は先の3部完成後12年という時を隔てて、読者の要望に応える形で執筆されたものとのことです。

フランバーズ屋敷の人びと 4 愛ふたたび(上)
著:K.M.ペイトン 訳:掛川恭子  岩波少年文庫

516sPL70LBL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

屋敷の主となったクリスチナは、使用人ディックと再婚した。  戦時下の困難にもかかわらず、家庭も、農場も、すべてうまくいくかにみえた。  しかし、瀕死の重傷を負ったマークが屋敷にもどり、感情のもつれが新生活をおびやかす。  (文庫本裏表紙より転載)

フランバーズ屋敷の人びと 5 愛ふたたび(下)
著:K.M.ペイトン 訳:掛川恭子  岩波少年文庫

51hnac-ZLTL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

クリスチナとディックは、階級のちがいを愛でのりこえて結婚したはずだった。  しかし、考え方も感情もかみあわず、二人の関係はどうしようもなくこわれていく。  何を求め、誰を愛するのか、クリスチナは再び決断のときを迎える。  (文庫本裏表紙より転載)

第3部「めぐりくる夏」で感じた KiKi のある種の失望感はこの第4部を読むことにより確定的になりました。  う~ん、あの第1部で感じた期待値は何だったんだろう??  これは KiKi 自身が平和な時代に経済的に自立した生き方を長年してきてしまった故に感じざるをえない「時代遅れ感」のなせる技か、はたまた著者の描く人物たちの変貌のせいか??

できるだけ好意的に捉えようとは試みてみたんです。  日本人には理解しがたい「複雑怪奇 & 根深いイギリスの階級社会のしがらみ」が根底にある物語故だろうとか、はたまた第一次大戦という近代戦中・後の混乱期を生き抜く人々の物語故だろうとか、とか、とかね。  でもこの第3部、そして第4部を読了する過程で、KiKi にはクリスチナという人物が「その時々のクリスチナの気分・状況で都合のいい男の間をフラフラしているだけの女」に感じられ、どうにもこうにも共感することができませんでした。


昨日の朝、Lothlórien_山小舎付近は雨。  それも時折どしゃぶりと言ってもいいようなお天気でした。  そんなお天気だったため、朝目覚めてからも何となくお布団の中でグズグズと本を読みながら過ごし、暫くの間はカーテンもひきっぱなしにしていました。  そんな時、何となく近くで人の話し声がするような気はしていたんです。  でも、ご近所さんの声が風向きによってはかなりよく聞こえてくることがあったので、「こんな雨の日に外で何かをしていらっしゃるのかしら??」とは思ったものの、あまり気にせずに相変わらずグズグズとしていました。

とは言ってもそうそういつまでもダラダラとはしていられないので、目覚めてから30分後ぐらいには「そろそろ朝ごはんの支度をしなくては」と起き上がり、リビング・ダイニングのカーテンを開け、目覚めのコーヒーを淹れて朝のぼんやりした余韻を楽しんでいると、我が家の愛犬ノルンがいきなり部屋の中を駆けずり回り始め、挙句ワンワンと吠えはじめました。

昼間であれば誰か知り合いの方が我が家の庭先に軽トラで乗り入れ、その気配にワンワン吠えることがごくごく稀にあったのですが、時間も時間だし、お天気もお天気だし、そんな状況下で誰かが訪ねてきたことなんてありません。  又、我が家の愛犬は基本的には無駄吠えはしない子なので訝しく思って彼女の視線の先を追ってみると、どしゃぶりの雨の中、傘も差さない状態で我が家の庭から誰かが家の中を覗いています。

その人がいる手前(家の中にいる KiKi から見て)にはウッドデッキがあり、そのウッドデッキに上がってくるでもなく、ウッドデッキの柵ごしにこちらをじっと見ているのです。  その様子に異常なものを感じた KiKi は正直最初の1~2分は不気味に感じて、何も考えられない状況に陥りました。  するとその人は KiKi の視線の先からふっと消え、どこかに移動したみたいでした。

今、見たものが何だったのか、考えがまとまらないまま愛犬を抱き上げ、「今の、何だった??  あなたは何に吠えていたの??  幻覚じゃないよね??」な~んていう問いかけをしているうちに、KiKi の気持ちも少しずつ落ち着いてきました。  すると再びその誰かが KiKi の視界に侵入してきました。

それがどういう人物なのか、まったくの見当もつかない中、思い切って KiKi はその人物に声をかけてみることにしました。  都会だったらそんな無謀なことはできないところなのですが、この村に来て以来、人の家の敷地内にズカズカと見知らぬ人が入ってくることにはかなり慣らされていたし、怖がる必要があるのかどうかはその人物と接触してみないことにはわかりません。  

そこで恐る恐るながらも KiKi は思い切ってテラス戸を開け、その人物に声をかけてみました。


「おはようございます。  こんな雨の中、どうされました??  何か御用ですか??」


咄嗟のことで、何も考えなしに声をかけたので、そんなありきたりの質問しかできませんでした。  するとその人物はほんのチラっとだけ KiKi の方を見たものの、すぐにくるりと背中を向けてしまい、草ぼうぼうの庭を見つめて何かブツブツと言うだけで、まったくの反応がありません。  このわずかな問答(とさえ呼べないかもしれない ^^;)による収穫は、その人物が女性、それもかなり高齢なおばあちゃんであるということが分かっただけでした。


第1巻を読了した時はかなりの期待感をもって第2巻に臨んだのですが、案外あっという間にその期待が萎んでしまった感アリです。  ま、だからこそこの Review が2巻まとめてとなっちゃっているんですけどね。  読書スピードが若干あがったように見えるのは、実はここ2日ほど背中やら肩やらが半端じゃなく痛くて(50肩かしらん? 苦笑)、チクチク作業に邁進することができなかったからです ^^;

フランバーズ屋敷の人びと 2. 雲のはて
著:K.M. ペイトン 訳:掛川恭子  岩波少年文庫

51T0Gbyh9jL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

結婚の約束をして、フランバーズ屋敷を出たウィルとクリスチナ。  第一次世界大戦目前、ウィルは、時代の最先端をゆく飛行機に魅せられ熱中する。  そんな彼を、クリスチナは喜びや苦しみに心かきみだされながら、必死に愛する。  (文庫本裏表紙より転載)

フランバーズ屋敷の人びと 3. めぐりくる夏
著:K.M. ペイトン 訳:掛川恭子  岩波少年文庫

51qwYVnFRpL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

夫ウィルが戦死し、クリスチナはフランバーズ屋敷にもどってきた。  主を失い、あれはてていた屋敷を、クリスチナは農場として復活させようと決心する。  そんな彼女を支えるのは、かつて屋敷で馬丁をしていたディックだった。  (文庫本裏表紙より転載)

この物語、恐らくは KiKi が漫画「キャンディ・キャンディ」なんかを読んでいた時代だったらもうちょっと惹かれるものがあったかもしれません。  どことなく舞台設定が似ているんですよね~、あのマンガと。  でもキャンディとクリスチナだったらキャンディの方が魅力的かも・・・・・です。  これはキャンディの方がバイタリティにあふれた女性でクリスチナの方は頑張ってはいるものの、所詮「お嬢様」の域を出ていないから・・・・なのかもしれません。

第2部の「雲のはて」はカーネギー章を、第3部までの3部作でガーディアン章をとったとのことなんですけど、第2部、第3部と進むにつれ、KiKi にはあの第1部でも感じた「あまりにベタなプロット」が少々どころじゃないほど鼻につき始め、現代を生きる KiKi から見るとクリスチナの「世間知らずの金持ちのお嬢さんの悪意なき無神経さ」が嫌味に感じられるようになり、「これはセックスアピールの少ないハーレクイン・ロマンスか?」みたいな気分が盛り上がってきてしまいました。  (因みに KiKi はあの一世を風靡した「ハーレクイン・ロマンス」っていうやつが大嫌いです。)


さて、何気に再開してしまっている「岩波少年文庫読破計画推進シーズン」ですが、せっかくならまずはあのスタジオ・ジブリの宮崎さんの推薦本から片付けていこうかな・・・・と。  ま、てなわけで「とぶ船」に続く読書本は宮崎さんの取り上げ順に従いこちらになりました。

フランバーズ屋敷の人びと 1.愛の旅だち
著:K.M.ペイトン 訳:掛川恭子  岩波少年文庫

51Z6YmY9koL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

20世紀初頭のイギリス。  12歳の孤児クリスチナはフランバーズ屋敷にひきとられてきた。  相反する価値観を持つマークとウィルの兄弟、心やさしい馬丁のディック。  彼らとの交流を通じて、クリスチナは自分の人生の在り方を選ぶ。  (文庫本裏表紙より転載)

いや~、参りました。  読んでいて次々と出てくるあまりにもベタなプロットの数々に辟易としそうになりつつも、これが案外面白い・・・・・(苦笑)  この巻でのメインの登場人物、クリスチナ、マーク、ウィリアムズ、そしてディックの心理描写が巧みで思わず引き込まれちゃうのと、クリスチナがどちらかといえば前時代的な女性でありながらも、その思考の端々に近代的な想い(直感?)が顔を出すために、現代日本に住む私たちにも古き良き時代(?)のイギリス的な価値観みたいなものが、妙な説得力をもって迫ってくるんですよね~。

ま、逆に言えば、ふとしたはずみにクリスチナが感じる直感めいた想いを決して深堀しようとはしない姿に拍子抜けだったりもするわけですが・・・・・・(苦笑)  でも、そこで拍子抜けするのは KiKi が紛れもない現代人である証左なわけで、物語の背景となる文化・時代を考えればクリスチナは十二分に「現代的な感覚の持ち主」であることに気が付かされます。


意図していたわけではなかったのですが、今年の秋の KiKi の読書は久々に「岩波少年文庫読破計画推進シーズン」となりそうな模様(^^;)です。  と言うのも今はチクチク作業を最優先としているため図書館に行ってなくて、自宅の蔵書を手当たり次第に読んでいるから・・・・なんですけどね。  ま、てなわけで、久々にこちらの企画の完遂も同時に目指して、本日の KiKi の読了本はこちらです。

とぶ船 (上)(下)
著:H.ルイス 訳:石井桃子  岩波少年文庫

51MRKAPXSTL._SL500_AA300_.jpg  519AAGMDHZL._SL500_AA300_.jpg
        (Amazon)            (Amazon)

ピーターがある日、うす暗い小さな店で手に入れた古い小船は、なんと魔法の「とぶ船」でした。  ピーターたち4人きょうだいはこの船で、エジプトやウィリアム征服王時代のイギリス、北欧神話の世界にまで冒険旅行をします。  (文庫本上巻裏表紙より転載)

4人きょうだいは、とぶ船で時間旅行を続けます。  ウィリアム征服王時代のマチルダを現代に連れてきたり、古代エジプトやロビン・フッドの時代では、はらはらどきどきの大冒険。  歴史の舞台をかけまわる、タイム・ファンタジーの傑作。  (文庫本下巻裏表紙より転載)

この物語はホント懐かしい!!  そして大好きで繰り返し読んだ子供時代の思い出が鮮やかに蘇ります。  思い起こせば「北欧神話」に初めて出会ったのはこの本だったし、イギリスという国、英文学に半端じゃない興味を持ったきっかけもこの本でした。  4人兄弟の長男ピーターが「今持っているお金全部とーーそれからもう少し」を払って、不思議なおじいさんから買った船が魔法の船だったという出だしからして子供時代の KiKi をワクワクさせてくれました。 

子供時代にはこの「もう少し」がとっても素敵なフレーズに思えたものでした。  そして「本当に欲しいもの」に出会うことができたなら、「思っていた金額とそれからもう少し」を使ってでも手に入れるというその行為そのものが何だかとても大事なことに思え、そういう出会いができたピーターに憧れたものでした。  そんな「私だけのコレ」に拘る気持ちを忘れ去り、それに似た代用品をついつい購入しがちになってしまったのはいつからだったんだろう??

    

毎日、毎日、チクチク作業に勤しんでいます。  その甲斐あって、ようやく中央部分のキルティングが昨日終了しました。

2012_Sep16_001.JPG

毎回、毎回似たような写真になっちゃいますねぇ・・・・。  KiKi 本人にはそこそこ達成感があるんだけど、こうやって写真で見ると何がどう変わったんだかわかりゃしない!!(苦笑)

さて、ボーダー部分のキルティングにとりかかろうと思ったんですけど、ものすご~く苦労して描いたはずのキルティングラインがほとんど消えちゃっていて見えやしない・・・・・ ^^;  このボーダー部分は色が濃いので手持ちのチャコペンシルではせっかく描いた線が描く先から埋もれちゃって見えなかったので、わざわざ色鉛筆を使ったのに、それでもほとんど消えちゃっています・・・・・。

キルトラインって表地に描くから、作品が完成した後であんまりわざとらしく残っちゃうのも問題だけど、まだまだ初心者の段階の KiKi にとってはチクチクする段階で消えちゃうのも大問題で、正直 KiKi はこの問題にどう対処したらいいのかわかりません。

今回は仕方ないからこの状態でもう一度キルトラインを描き直すことにしているんだけど、何かよい解決方法はないもんでしょうかねぇ・・・・・。  

昔(KiKi の子供時代)の岩波少年文庫のラインナップにはなかった「今だから読むことができる」こんな本を読了しました。

ジャータカ物語 インドの古いおはなし
訳:辻直四郎/渡辺照宏  岩波少年文庫

51ESAFJ58ML._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

おしゃかさまの前世の姿を物語る、インドの古い仏教説話集。  「サルと人食い鬼」「どろぼうと宝物」「金のハクチョウ」「あわてウサギ」「天下一の弓の名人」「バラモン僧とヘビ」など、深い知恵にみちた30のおはなしを選びました。  (文庫本裏表紙より転載)

インドの民話って子供時代にそれと知って読んだことがないように思うんですよね。  どちらかというと、それをベースにした仏教説話(今昔物語とか)という形で似たようなお話を読んだような記憶はあるし、奈良は法隆寺の玉虫厨子に描かれた「飢えたトラに我が身を捧げるお釈迦様」の図象で見たことはあるものの、それらの馴染みある物語のいくつかが「ジャータカ」を出典としていることは今回の読書で初めて知りました。

この本にはおしゃか様の前世の姿、つまりは「菩薩(ボーディサッタ); 後にブッダになる人(生き物)」の物語が30編集められています。  仏教の世界では輪廻転生、要するに生まれ変わるという概念が生きているわけですが、お釈迦様もお釈迦様になる前には随分と色々なものに生まれ変わっては修行をなさったものです。

「輪廻転生」という概念はお釈迦様みたいな偉い人に限ったことではなく、一般的なことなんだということが否応なくわかるのは物語の語り出しの部分です。  ここに収録されているお話の全てが・・・・・というわけではないけれど大半の物語の出だしがこんな文句から始まっています。


むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベナレスの都で国をおさめていたころのことです。


別にその王様の治世に限っていろいろな出来事があったとしてもいいんだけど、この名前の王様がこの都で国を治めていた頃に、ボーディサッタは「猿」になったり、「鵜」になったり、「象」になったり、「イヌ」になったり・・・・・。  人間よりも寿命の短い生き物になるだけだったらまだしも、「金持ちの商人の息子」にもなれば、「王様の補佐役」にもなるし、「バラモン僧」にもなる・・・・・と八面六臂(?)の大活躍です。


前作を読んでからずいぶん間が空いてしまったのですが、ようやくこちらの続編を読了しました。

プー横丁にたった家
著:A.A.ミルン 訳:石井桃子  岩波少年文庫

517PMW9KWDL._SX230_.jpg  (Amazon)

おなじみのクリストファー・ロビンと仲間たちが住む森へゆくと、わたしたちはいつでもすてきな魔法の冒険に出会えます―。  プーやコブタたちのところへ、はねっかえりのトラーがあらわれました。  『クマのプーさん』の続編。  (文庫本裏表紙より転載)

前作の Review でもちょっと触れたけれど、実は KiKi はこのプーさんの物語、若干の苦手意識がありました。  その苦手意識を醸成したのは間違いなく「クマのプーさん」の冒頭 及び 最後の「プーさん受難シーン」(要するにぬいぐるみのプーさんが階段を引きづられるシーン)にあるわけですが、そういう意味ではこの「プー横丁にたった家」の方は、その苦手なシーンを彷彿とさせるような描写がない分、気楽に、そして楽しく読むことができます。  

今回、前作を読了してから間を空けたのは実は意図的で、この年齢になっても未だに感じるあのシーンの違和感が冷めるのを待っていたっていうことがあったりします(苦笑)。

今日はクラシック音楽関係のエントリーです。  せっかく手がけ始めたSQ特集、読書の合間合間を縫って完遂したいと思っています。 

モーツァルト 弦楽四重奏曲第12番 K. 172
ASIN: B0002Z83NO  ズスケ・カルテット

Mozart_SusukeQ.jpgのサムネール画像  (Amazon)

この曲に先立つ第10番、そして第11番のカルテットではある意味で実験的な作曲技法を試みていたモーツァルトですが、第12番で正統派路線(?)に戻ってきました。  ディヴェルティメントのような、あるいは小さな交響曲のような出だしの第1楽章、しっとりした落ち着きが魅力のセレナード風の第2楽章。  ヴァイオリンを先導するかのようなヴィオラの活躍が魅力的なメヌエットの第3楽章。  この楽章のトリオ部分の規則正しい刻み音は何気に人を落ち着かせる「昭和の壁掛け時計」風(笑)。  そしてソナタ形式の最終楽章は音階の下降系と上昇系をうまく組み合わせた音楽です。

この曲を一聴して感じるのは「ミラノ四重奏曲」の雰囲気が戻ってきたということではないかしら??  よい意味での単純さ、明るさに回帰してきた、そんな感じがするんですよね。

   

いつもお世話になっている「本が好き!」の新サービス、Rook。  そちらでこんな本棚(私の魔女教本)を作ってあった KiKi が、そこに追加することになった1冊を読了しました。 

黒ねこの王子カーボネル
著:B.スレイ 訳:山本まつよ  岩波少年文庫

517oHnBw4eL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

十歳の女の子ロージーは、夏休みなのに遊びの予定がありません。  ところが、買いものにでかけた市場で、思いがけなく魔女のほうきとネコを手に入れます。  それは、ふしぎな冒険の幕開けでした...!  心おどるファンタジーの秀作。  (文庫本裏表紙より転載)

まずはこの表紙の絵がいいですよね~。  空飛ぶ箒にまたがった女の子と黒ねこ。  まるで「魔女の宅急便」を彷彿とさせるシーンです。  これでとんがり帽子を被っていて大釜で何か得体の知れないものをグツグツと煮ていたらもうそれだけで無条件に魔女認定できちゃうところ(笑)です。  でも実はこの女の子、魔女じゃありません。  彼女(ロージー)が跨っている箒こそ「魔女の箒」なんだけど、彼女自身は普通の女の子です。

そんな普通の女の子(しかもできすぎといっていいほど良い子)が、何の予定もないひと夏の夏休みに、生活費を稼ぐためのアルバイトでもしようかと購入した箒(これが、偶然にも魔女の箒だった!) & それにグリコのおまけの如くについてきた黒猫が物語の発端で、これらを手にしてしまったことによりロージーが体験することになった楽しくワクワクするようなちょっとした冒険の物語が描かれます。  

 

2年前の8月、猛暑を吹っ飛ばせ!とばかりに読んだこちらの続編がこの夏に発刊されました。  本当だったら「今年の8月の猛暑を再び吹っ飛ばせ!」とばかりに読みたかった本ではあったんだけど、今年の夏は「トールキン月間」としていたため積読状態が続き、結局9月にずれこんでしまいました。

これが東京だったらまだまだ残暑が厳しいんでしょうから「遅ればせながら」とは言え「季節外れ」とまではいかなかったんでしょうけど、ここLothlórien_山小舎付近は朝晩めっきり冷え込むようになってきたし、昼間だってじっとしていたら汗だくな~んていうことは一切なくなってきている(さすがに野良仕事をすると汗びっしょりですけど ^^;)ので、やっぱりタイミングを逃しちゃった感は否めません。

南から来た男 ホラー短編集2
編訳:金原瑞人  岩波少年文庫

51phFN67pNL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

好評ホラー短編集第二弾。  緊迫感あふれるロアルド・ダールの表題作をはじめ、スティーヴンソン、ウェルズ、ブラッドベリ、デ・ラ・メア、フォークナーらによる、英米ホラーの傑作11編を収録。  訳者によるポーの翻案をふくむ、全編新訳。  (文庫本裏表紙より転載)

以前、このエントリーでもお話したように KiKi にはかなり重症気味なホラー苦手意識があります。  とにかく「ホラー」の文字を見たり、それっぽいおどろおどろしい表紙を見たりすると、どんなに評判の良い本でもできるだけ近寄らないように(本屋さんでもその棚を遠巻きに歩く)したくなる拒絶反応に近いものが出てきちゃうんですよね。  

でも、前の巻の「八月の暑さの中で」の読後感は想像していた以上にさわやかなものだったし、今回も同じ金原さんの編纂だし、こと岩波少年文庫に関しては一応全冊読破を目標に掲げているわけだから、この本を避けて通るわけにはいきません。  ・・・・って言うか、これといった根拠はないんだけど「このシリーズなら絶対にいける!」という確信に近いものがありました。

この巻に収録されているのは以下の作品群です。

★収録作品★
 エドガー・アラン・ポー「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」(翻案)
 ロアルド・ダール「南から来た男」
 オー・ヘンリー「家具つきの部屋」
 H・G・ウェルズ「マジックショップ」
 ウォルター・デ・ラ・メア「不思議な話」
 アルジャーノン・ブラックウッド「まぼろしの少年」
 フォークナー「エミリーにバラを一輪」
 エリザベス・ボウエン「悪魔の恋人」
 ブラッドベリ「湖」
 スティーヴンソン「小瓶の悪魔」
 エレン・エマーソン・ホワイト「隣の男の子」

G.ロダーリの作品を続けて読んだということもあって、その流れでこちらの積読本にも手を出してみました。  本日の KiKi の読了本はこちらです。

マルコヴァルドさんの四季
著:I.カルヴィーノ 訳:関口英子  岩波少年文庫

41lm-YvDRlL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

都会のまんなかに暮らしながらも、心うばわれるのは、季節のおとずれや生きものの気配。  大家族を養うため、家と会社のあいだを行き来するマルコヴァルドさんのとっぴな行動とユーモラスな空想の世界が、現代社会のありようを映しだします。  (文庫本裏表紙より転載)

まずはこの表紙の腰をかがめたおっさんの何とも言えないとぼけた表情が◎です。  で、この表紙の絵やら本をパラパラとめくった時に目に入る挿絵を見る限りではどれもこれもどことなく風刺的 & おとぼけ風の印象を持ち、ほのぼの~としていつつもちょっぴりピりっと風刺が効いたお話、例えて言えば新聞なんかに掲載されている4コマ漫画的な物語を連想するわけです。  ところがどっこい、これが読んでみるとちょっと違うんですよね~。

物語のタイトルにもなっているマルコヴァルドさんはとある町(都会と言うべきか?)で会社勤めをしている中年の男性です。  会社勤めと言ってもいわゆる「ホワイトカラー系」ではなく「ブルーカラー系」の労働者です。  当然のことながら会社の廊下を風をきって颯爽と歩き、高収入を得ているタイプではなく、ま、はっきり言ってしまえば貧乏暮しを余儀なくされているおじさんです。

そしてこのマルコヴァルドさん、「貧乏子だくさん」の言葉通り、6人のお子さんを抱え、最初は半地階みたいな部屋に、次には屋根裏部屋に住むようなファッショナブルという言葉とは無縁の生活をし、言ってみればギリギリの生活を送っている生活者です。  借金まみれで家賃の滞納は当たり前、日々の食事もギリギリという生活ぶりらしい・・・・。  周りには豊かなものがいっぱいあるにも関わらず、それとは無縁の生活を送っていて、そのことに全く傷ついていないわけではないものの、基本的には「現代風」と呼ばれるものに関しては根っこの部分では興味を持っていない、ちょっと超然とした人物です。


本日、夕飯の支度をするために米櫃を覗いたら、残量がめちゃんこ乏しくなっていました。  夕飯 & 明日の朝食分のお米をといだ後、米櫃に残ったお米の残量は?というと・・・・・・




2012_Sep10_001.JPG


こ~んな感じで底が透けて見えちゃっています ^^;

実はこれで昨年収穫したお米はすべて食べつくしてしまったことになります。  昔は米一俵は人一人の1年間の食い扶持ということになっていたようですが、どうやら KiKi は昔の人より大食らいみたい(苦笑)  と言うのも、昨年の収穫から1俵分を分配してもらい、稲刈り後暫くはその前に買ってあったお米の在庫を食べたにも関わらず、もう米櫃の底が見えちゃっているんですから(笑)

でも、田んぼの稲刈りは約1か月後になっちゃうと思うんですよね~。  つまりその間は何とかして食いつながなくちゃいけないわけです。

ジャガイモは今年の収穫分がそれなりにあるけれど、ジャガイモばっかりじゃ飽きちゃうし、サツマイモはまだちょっと早い・・・・。  サトイモも今年は期待できそうだけど、やっぱりまだ早い・・・・・。  ウンザリするほど採れたキュウリもそろそろ終わりだし、もっと言えばキュウリじゃお腹は膨れない・・・・・。

いただきもののそうめんはいっぱいあるけれど、そろそろこの辺りではそうめんも季節外れだし、パンも毎食じゃ飽きちゃうし、パスタもあるけれどやっぱりお米が一番なんですよね~。

はてさて、残り1か月、どう食いつなぎましょうか??         

昨日、「ハウスの玄関マット」のボーダー付け作業、裏布 & キルティング綿の切り出しを終え、今日はキルティングラインの書き込みと表布 - キルト綿 - 裏布をセットしてしつけがけという作業を午前中に終了しました。

2012_Sep08_005.JPGのサムネール画像
↑ おとといの段階。  ボーダーは並べただけ

2012_Sep09_001.JPG
↑ 昨日の段階。  ボーダーが縫い合わされ、キルティングラインが一部書き込まれています。

2012_Sep09_002.JPG
↑ そして今現在。  フープ装着済み。  これからキルティングです。

キルティングラインを書き込んでいる過程で、玄関前のハートのとんがり部分が中央にない(若干左寄りである)ことに気がついちゃいました。  ま、それもご愛嬌っていうことで・・・・・ ^^;  それはさておき、このキルティング、結構時間がかかりそうです。  

因みにこの作品の完成予定日(通信教育の受講期限内にすべてを終わらせるために KiKi が設定したスケジュール)は今のところ10月17日となっています。  はてさて1か月強でキルティングと縁取り布をつけた仕立てまで終われるかどうか??  KiKi のチャレンジはまだまだ続きます。  

読書エントリーとパッチワークエントリーが続いたので、今日はクラシック音楽関係エントリーです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第11番 K. 171
ASIN: B0002Z83NO  ズスケ・カルテット

Mozart_SusukeQ.jpgのサムネール画像  (Amazon)

ウィーン・カルテットの4曲目で、これに先立つ第10番同様にハイドンの影響がそこかしこに見られるカルテットです。  第10番のエントリーでも書いたことだけど、この曲も緩徐楽章からスタートし、メヌエットをはさんで緩徐楽章が配置され、終楽章にアップテンポの曲が配されています。

第1楽章: アダージョ-アレグロ・アッサイ
第2楽章:  メヌエット(トリオ)
第3楽章: アンダンテ
第4楽章: アレグロ・アッサイ

この頃のモーツァルトはパパ・ハイドンの音楽をいろいろ研究し、楽章の組み立て方だったり、音の重ね方だったり、とにかくあらゆる角度から模倣し、でも決してそれをなぞるのみではなく、そこここに発展途上の自分の歌を注ぎこんでいたような感があるように感じます。

この曲の白眉は何と言っても第3楽章なのではないかしら??  「イタリア四重奏曲」の時代には彼の前途は開けていて、彼自身も自分の才能が面白くて仕方なくて、見るもの聞くものすべてが新鮮で刺激的で、とにかく希望に溢れちゃっていたと思うんですよね。  でも、このウィーン四重奏曲の時代には彼ももはや「神童」ではなく17歳頃の青年で、ザルツブルクの宮廷楽団員でもあって、青年の苦悩・・・・みたいなものが反映された音楽のように感じます。        

1週間ほど前にこんなエントリーを書いたユーキャンのパッチワーク講座の課題、「ハウスの玄関マット」。  その後の進捗を記録しておこうと思います。  あのエントリーを書いた当日、さらに自分に鞭打って実はここまで進んでいました。

2012_Sep08_001.JPG

2012_Sep08_002.JPG

あのエントリーにも書いた「まずは『木のブロック』を縫って、次に『ハウスの屋根のブロック』を縫って、その2つを繋ぐという手順になっている」という、その「木のブロック」の片方と「ハウスの屋根のブロック」を繋いだところです。  この段階では「とにかく着手さえし始めてしまえばそれなりに気持ちが乗ってくるかもしれないという淡~い期待を抱きつつ・・・・・・。」の淡い期待はやっぱり期待に過ぎなかったっていう感じで、そこから先を続ける覇気みたいなものはその欠片さえ感じることができずにいました。

そして翌日の日曜日は、野暮用で上京しなくちゃいけなかったのでチクチク作業はお預け。  でも、ここで間が空いてしまうとますますやる気が萎えていっちゃうような気がしました。  で、今では生活の基盤がLothlórien_山小舎になってしまっている KiKi は、東京で用事を片付けていない時間ははっきり言って結構ヒマなので、とりあえずチョキチョキしてあったピースをいくつか上京する際の鞄の片隅にしのばせていくことにしました。
   

せっかく G.ロダーリのこの本を読了したので、数か月ほど積読状態になっていた同じロダーリ作品もこの際読んでみることにしました。

兵士のハーモニカ
著:G.ロダーリ 訳:関口英子  岩波少年文庫

514xg6XOYaL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

兵士が手にしたハーモニカには、人の心をおだやかにし、争いごとをおさめるふしぎな力があった。  表題作のほか、「カルッソとオモッソ」「皇帝のギター」など、人間の真実を軽快な言葉とユーモアで語った「現代版おとぎばなし」18編。  (文庫本裏表紙より転載)

やっぱりロダーリさんの作品は好きだなぁ。  この本は短編集で一つ一つがとても短いので、さらっと読めちゃうんだけど、どのお話にも風刺やら毒気やらユーモアやらがあって、何とも言い難いホンワカとした読書の喜びがしっかりと残る物語ばかりだと思うんですよね。  

「現代版おとぎばなし」というだけのことはあって、どの物語からも子供時代に読んだ懐かしいおとぎ話の空気が漂ってくるんだけど、そこに黴臭さ・古めかしさはほとんどなくて、ちょっとだけ洗練された(ここ、大事!です。  洗練が大手を振っているわけじゃなく、ちょっとだけなんです)現代風がそよいでいる・・・・そんな感じです。

先日読了したこちらの本が連作物語の第2作だったことを知り、その第1作に興味を持ったためこちらも読んでみました。

修道院の第二の殺人
著:A.ナイト 訳:法村里絵  創元推理文庫

61dxsFmufnL._SX230_.jpg  (Amazon)

煙ただよう古都(オールド・リーキー)、ヴィクトリア朝エジンバラ。  パトリック・ハイムズは修道院で働く妻と、そこの学校の教師だった女性を殺した罪で絞首刑に処された。  しかし、彼は妻の殺害は認めたが、第二の殺人は頑として否認したまま死んだのだった。  彼の最後の訴えを聞いたファロ警部補は、新米医師である義理の息子のヴィンスと再捜査を始める。  歴史ミステリの大家が贈る、軽快な犯人捜し!  (文庫本裏表紙より転載)

う~ん、この第1作はかなりビミョーな作品かもしれません。  少なくとも KiKi はこの第1作を先に読んでいたら、こちらの第2作「エジンバラの古い柩」には手を出そうと思わなかったかもしれません ^^;  物語の舞台をエジンバラに於いているということ、シェイクスピア劇をふんだんに盛り込んでいるということ等々、KiKi にとって美味しい要素となりうるパーツは満載なんだけど、何かこううわっすべりな感じがする物語だったような気がするんですよね~。

「ヴィクトリア朝時代のエジンバラ」、しかも事件の舞台は「修道院」ということから KiKi が勝手に期待していた趣みたいなものがほとんど生かされていないお話になっちゃっているような気がするんですよね。  その時代特有の雰囲気・香りみたいなものが全くといっていいほど漂ってこない・・・・・と言いましょうか?  捜査手法がクラシカルなことを除くとこれが現代を舞台とする物語であっても全然困らないような描き方しかしていないように感じられちゃったんですよね~。  

KiKi は上京すると必ずブックオフに寄って欲しいと思っていた本を物色することにしているのですが、昨日読了したのはそのブックオフで思わず衝動買いしてしまった2冊の絵本です。  絵本って版元の会社には申し訳ないんだけど結構お高いので、なかなか正価で買い揃えることができません ^^;

しばわんこの和のこころ
絵と文: 川浦良枝  白泉社

51PMD2D8ADL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

和のこころを持った柴犬しばわんこが、四季折々の「和」の暮らしを楽しく教えてくれる絵本。  「何故かしら 和にひかれる 今日この頃で ございます」と言うしばわんこが、まず私たちに教えてくれるのは「和のおもてなし」。  おもてなしの第一歩である掃除から始まり、お客様の迎え方、座ぶとんのすすめ方、お茶とお菓子のすすめ方などが紹介される。  説教くさくなりがちなテーマではあるものの、柴犬を主人公に"絵本"という形式で見せてくれるので、気楽に読むことができるに違いない。  何より、その柔らかなイラストに穏やかな「和」の気持ちになる1冊である。  「おもてなし」はもてなす側のこころも晴れ晴れとなっていくものだということを、しばわんこは身を持って教えてくれるのだ。  心穏やかに、四季の移ろいを感じながら生活をしてきた日本という国での暮らし方を、改めて見直してみたくなる、大人のための絵本である。(小山由絵)

日本に古くから伝わる和の作法や暮らしを、柴犬の「しばわんこ」がユーモラスに教えてくれる絵本。  あなたも「しばわんこ」と一緒に和の達人になろう!   月刊『MOE』連載に加筆・修正を加えて単行本化。  (Amazon より転載)

しばわんこの和のこころ 2 四季の喜び
絵と文: 川浦良枝  白泉社

51XG41BW4KL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

着物こと始め、雛祭り、歌舞伎、御輿かつぎ...。  日本に古くから伝わる和の作法や暮らしを、柴犬の「しばわんこ」がユーモラスに教えてくれる絵本、第2弾。  月刊『MOE』連載に加筆・修正を加えて単行本化。  (Amazon より転載)

基本的に天邪鬼体質の KiKi は所謂ベストセラーと呼ばれる本をリアルタイムで読むことはほとんどありません。  流行と呼ばれるものにもどちらかと言うと敢えて目を背けるタイプです。  とは言うもののそれをず~っと無視し続けるほどには意思が強いわけではなくて、流行が去った頃にチラ見だけはしてみたくなるんです。  

まあ、洋服とかバッグとかファッション関係の流行に関して言うならば、どちらかというと無視しっ放しで「自分スタイル」を貫くんですけど、これが「本」とか「音楽CD」とかになると無視し続けることはできないんです。  きっと「自分だけ知らない」と言う状況は許せないんだろうと思います。  

だからブームが去った頃にブックオフのような古本屋、中古CDショップに足を運び、たまたま見つけちゃった場合(それでも必死に探すことはないかも・・・・)には悩むことなくそれを手に取りレジに並びます(苦笑)  この絵本たちもまさにそのパターンでゲットしたものです。

昨日から KiKi は上京しているため、予定していた「指輪物語 追補編」や「シルマリルの物語」はちょっとお休み(どちらも単行本で重いため、移動がある時の読書にはちょっとそぐわない)して、久々に光文社古典新訳文庫を読んでみることにしました。  やっぱり旅のお伴は文庫本(もしくは電子書籍)に限ります。  そして読了したのがこちらです。

羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳
著:G.ロダーリ 訳:関口英子  光文社古典新訳文庫

51o1pk5nuQL._SX230_.jpg  (Amazon)

誰もが知っているグリム童話やロシア民話、ピノッキオなどが、ロダーリ流の現代的なセンスとユーモアやアイロニーでよみがえる。  表題作ほか「魔法の小太鼓」「哀れな幽霊たち」「星へ向かうタクシー」「旅する猫」など、あなたも独創的な結末を作ってみてはいかが。  創作の悦びも味わえます。  (文庫本裏表紙より転載)

岩波少年文庫で読了している「チポリーノの冒険」「青矢号」、さらにはこの本と同じ光文社古典新訳文庫の「猫とともに去りぬ」のどれもが楽しい物語だったので、この本は長らく KiKi の Wish List に載っていて、読むのを楽しみにしていた1冊でした。  今回、電車旅のお供の本を選ぶにあたって、この本に真っ先に手が伸びたのにはそんな KiKi の期待値が大いに影響していたことは間違いありません。

なかなか面白い構成の本で、掲載されている20編の物語の前半部分はどこかで読んだことがあるようなデジャヴ感満載の出だしなんですけど、それらはすべて未完の物語となっています。  未完・・・・とは言っても、一応それぞれのお話には3つの結末(あらすじのみのものもアリ)が用意されていて、その中から読者がお好みの結末を選べるようになっています。  その1つ1つが個性豊かで、悲観的なものアリ、楽観的なものアリ、ピリッと皮肉が効いているものアリで、どこかのお菓子のキャッチ・コピーじゃないけれど「一粒で三度美味しい」。  更に更に、「その3つが気に入らなければ自分で結末を作りなはれ」というおまけ(?)までついてきます(笑)

解説によれば1969年10月から1970年3月にかけて「イタリア国営放送」で放送されたラジオ番組の脚本に著者本人が後日手を加え、1970年から1971年にかけて子供向け漫画雑誌に掲載され、後日単行本化された「遊ぶためのたくさんの物語」という本の邦訳なのだそうです。


今日はクラシック音楽関係のエントリーを・・・・。  モーツァルトのカルテットの続きを楽しんでみたいと思います。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第10番 K. 170
ASIN: B0002Z83NO  ズスケ・カルテット

Mozart_SusukeQ.jpgのサムネール画像  (Amazon)

ウィーン・カルテットの第3曲です。  この曲はまず構成が面白いと思うんですよね。  

第1楽章: 主題と変奏、アンダンテ
第2楽章: メヌエット(トリオ)
第3楽章: ウン・ポコ・アダージョ
第4楽章: ロンド、アレグロ

という構成なんですけど、第1楽章にいきなり 緩徐楽章を持ってくることも、メヌエット(舞曲)を挟んで2つの緩徐楽章を持つこともかなり異例なことではないかしら??  アンダンテの変奏曲っていうのはハイドンによく見られる作曲パターンなんですよね~。

さてその第1楽章の変奏曲なんですけど、さほど技巧的でも、バリバリ変奏を楽しんじゃっている風でもなく、割とあっさりしています。  この主題の面白さはレガートなところとスタッカートが交互に表れるそのバランスにあると KiKi は感じます。  

それを第1変奏ではモーツァルトお得意の主題の音繋ぎ(例えば主題がドミソだったらドレドレミファミファソと変奏する)変奏、第2変奏は第1ヴァイオリンがオクターブ高いところで主題とほぼ同じような曲を演奏する中、他の楽器が印象的な三連符の音刻みで曲を盛り上げ、前へ前へと推進していきます。  第3変奏はリズミカルな音楽。  そして第4変奏はちょと曲調が変わり、こちらもタリラリランというユニゾンが奏でる雰囲気が独特です。

この主題そのものがどことなくメヌエット風で、耳に優しい音楽なんだけど、それに続くのが短めでちょっぴり諧謔的な雰囲気も持つ第2楽章、「ホンモノのメヌエット」です。  

本が好き!より献本いただきました。  多謝kiss1.gif

エジンバラの古い柩
著:A.ナイト 訳:法村里絵  創元推理文庫

51RHD4F9ZWL._SX230_.jpg  (Amazon)

エジンバラ城の崖下で男の遺体が発見された。  捜査をはじめたファロ警部補は現場付近で男性の肖像が描かれたカメオを拾う。  さらに警官だった父の遺品から、40年前に城の壁の中から赤ん坊の遺体を納めた古い柩が発見されたという事件の記録と、現場で発見したものと対のメアリー王女のカメオを見つける。  ふたつの宝飾品が示す驚愕の真相とは?  英国史を覆しかねない大胆な傑作!  (文庫本裏表紙より転載)

ミステリーというやつにさほど親しんでこなかった KiKi にとって、献本でいただくミステリー本というのはかなり貴重です。  と言うのも、自分ひとりではどんな本を選べばいいのかよくわからないにも関わらず、巷にはあまりにも多くのミステリー本があって、困ってしまうから・・・・・。  ま、そんな中こちらに続く2冊目のミステリー本の献本を頂戴しました。

帯には「エジンバラ城の壁には赤ん坊の遺体を納めた柩と王家の秘密が隠されていた。  英国史を覆しかねない驚愕の真相!  警部補&新米医師のヴィクトリア朝探偵譚」な~んていう文字が躍っていて、歴史ものには目がない KiKi の期待をめいっぱい煽ってくれちゃっています。  もっとも、ヴィクトリア朝時代っていうやつ、長~い英国史の中で KiKi にとってはさほど興味深い時代じゃなかったんですけどね(苦笑)。

  

通信教育の受講期限を意識しながらのパッチワーク作業。  先日お話した「ナインパッチのトートバッグ」は猛暑日が続くなかでもそれなりに「やる気」を奮い起こして作業をすることができたんだけど、それに続く次の提出課題にもなっている「ハウスの玄関マット」はいけません・・・・・。

about_pic_0001d.jpeg

どうも KiKi はこのテのメルヘンチックとでも呼ぶべきか、はたまた子供っぽいとでも呼ぶべきか、こういうものとは相容れない体質みたいなんですよね~。  とにかく着実に日一日と受講期限が迫っていることは百も承知なのに、とにかく「やる気」が出て来ないのですよ・・・・・ ^^;  

だいたいにおいてこの完成図(↑)のハウスの下にあるハート!  これがいけない!!  ハートに意味があるわけじゃなくてここはアップリケの練習パートであることは頭ではわかっているけど、何で家の玄関前にハートがなくちゃいけないんだ???  

ハート形の噴水だと思おうとするんだけど、色が赤なのがこれまたいけない!!  花壇だと考えようともしてみたんだけど、そもそも KiKi は赤い花ってそんなに好きじゃなかったりするわけで、もう手の打ち様がない状態です(苦笑) 

一応ね、教材の中に入っている型紙をチョキチョキと鋏で切るところまではちゃんと予定通り8月18日に作業したんです。  使用する布の水通しだってその前日には終わらせておいたんです。  でもその後がいけません >_<  布のチョキチョキ作業に取り掛かる気がどうしてもおきなかったんです。

そこそこ暑い日が続いていたのも事実だけど、布のチョキチョキとかピースを縫い合わせるチクチクな~んていう作業はキルティングなんかに比べれば暑くてもどうにかなる作業であるにも関わらず・・・・・です。  このやる気のなさは何なんでしょうか??

それでも一昨日、まるで体と気持ちに鞭打つかの如くにとにかくチョキチョキ作業に着手できたのはひとえに「受講期限」という時間的制約が常に頭の片隅にあったからにほかなりません。  

2012_Sep01_002.JPG

とにかくチョキチョキした布たちをバラバラにしておくとわけが分かんなくなっちゃうので、縫い合わせるひとかたまりごとに糸で束ねるところまで一昨日で終了。(ボーダー部分を除く)

ところが今度はチクチク作業になかなか取りかかることができません。  って言うのもね、まずは「木のブロック」を縫って、次に「ハウスの屋根のブロック」を縫って、その2つを繋ぐという手順になっているんですけど、この作業にさしたる魅力を感じないんですよね~。


2012年8月の読書のまとめです。  

8月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3381ページ
ナイス数:43ナイス

指輪物語 フロドの旅―「旅の仲間」のたどった道指輪物語 フロドの旅―「旅の仲間」のたどった道
トールキン大先生は彼らの旅で目にする風景や風の匂い等々を緻密に、そして繊細な語彙で描写してくれていて、読んでいて彼らが旅する荒れ野や山地の風景がまざまざと目に浮かぶこと請け合い・・・・ではあるのですが、ここに「フロドの旅」の方の等高線つきの地図が加わることによってさらにその映像が鮮明になっていきます。  と同時に、彼らの旅が決して一本道ではなくいかにくねくねと迷い、間違い、逃げ惑う旅だったのかが文字や言葉で辿る以上に切実なものとして実感できます。
読了日:08月30日 著者:バーバラ ストレイチー


新版 指輪物語〈6〉/王の帰還〈下〉新版 指輪物語〈6〉/王の帰還〈下〉
最近では映画ばかり観ていたので、原作本の印象がかなり薄れちゃっていたんだけど、「フロド救出大作戦」の過程でサムはかなりの頻度で指輪を使っていたことを今回の読書で再認識しました。  映画の方ではオークどもに取られちゃいけないとばかりに「ちょっと預かっただけ」っぽかったけれど、実際にはサムはただ単にちょっと持っていただけに留まらず、何度も指にはめていたんですよね~。  そうであればこそ、サムも「指輪所持者」の経験を持つものという流れになっていくわけで、これは結構重要なポイントです。
読了日:08月30日 著者:J.R.R. トールキン,J.R.R. Tolkien,瀬田 貞二,田中 明子


新版 指輪物語〈5〉/王の帰還〈上〉新版 指輪物語〈5〉/王の帰還〈上〉
KiKi はね、映画の「ロード・オブ・ザ・リング」も半端じゃなく好き & 気に入っているし、原作本の「指輪物語」もそれを若干上回るぐらい好き & 気に入っているんだけど、映画の中でどうしても気に入らない箇所を1か所だけ挙げるとするなら、ゴンドールの執政・デネソール候の描き方なんですよね~。  映画のデネソール候には偉大なところ・高貴なところがほとんど感じられず、ま、端的に言ってしまえば「性格が歪んでいて、子どもを差別し、権力欲にも取りつかれた尊大でいやらしいオヤジ」に過ぎないように見えちゃうと思うんですよ
読了日:08月28日 著者:J.R.R. トールキン,J.R.R. Tolkien,瀬田 貞二,田中 明子


新版 指輪物語〈4〉/二つの塔〈下〉新版 指輪物語〈4〉/二つの塔〈下〉
KiKi は今回の読書を始めるにあたってこの巻を読むのをものすご~く楽しみにしていたし、「積年の疑問を今回の読書でこそ、ちゃんと解決しなくちゃ!」意気込んで読み始めた物語でもありました。  KiKi の積年の疑問、それはね、「どうしてフロドはゴクリを案内人として連れ歩くことを決意したのか?」ということなんです。  と同時に、「どうしてゴクリは2人のホビットを案内している過程でサムが懸念していたように寝首をかいたり襲ったりという直接行動に訴えて指輪を手に入れようとしなかったのか?」ということでもあったりしま
読了日:08月26日 著者:J.R.R. トールキン,J.R.R. Tolkien,瀬田 貞二,田中 明子


新版 指輪物語〈3〉/二つの塔〈上〉新版 指輪物語〈3〉/二つの塔〈上〉
実は KiKi がこの物語全体の中でもっとも好きなのはこの部分かもしれません。  ある意味で主役であるはずのフロドはほとんど出て来ない巻なのですが、その2人に置いてけぼりを食らった格好になってしまった「旅の仲間」それぞれが、それぞれの果たすべき役割をきっちりと果たしていて、それが結局はフロドのために、そして中つ国とそこに住まう「善陣営」に属する全ての種族全体のためになっているというプロットが何とも魅力的だと思うんですよね。
読了日:08月25日 著者:J.R.R. トールキン,J.R.R. Tolkien,瀬田 貞二,田中 明子


新版 指輪物語〈2〉/旅の仲間〈下〉新版 指輪物語〈2〉/旅の仲間〈下〉
第1巻は「1つの指輪の持つ力」が認識され、とにもかくにもこの恐ろしい物体をホビット庄から遠ざけることのみを目的としていた旅路の物語でした。  それが第2巻に入ってようやく「1つの指輪をどうするべきか」の方針が決定・確認され、旅の仲間が選別され、「指輪を捨てに行く旅」というフェーズに入りました。  ここで著しい精神的成長を示すのがフロド & サムの凸凹コンビです。  彼らはある意味で辺境のお人よし & 世間知らずというバックグラウンドを持つが故の強さを持ち、同時に会議で決定された使命を一途に遂げようとする意
読了日:08月21日 著者:J.R.R. トールキン,J.R.R. Tolkien,瀬田 貞二,田中 明子


新版 指輪物語〈1〉/旅の仲間〈上〉新版 指輪物語〈1〉/旅の仲間〈上〉
この物語、トールキン大先生は彼らの旅で目にする風景や風の匂い等々を緻密に、そして繊細な語彙で描写してくれていて、読んでいて彼らが旅する荒れ野や山地の風景がまざまざと目に浮かぶこと請け合い・・・・ではあるのですが、ここに「フロドの旅」の方の等高線つきの地図が加わることによってさらにその映像が鮮明になっていきます。  と同時に、彼らの旅が決して一本道ではなくいかにくねくねと迷い、間違い、逃げ惑う旅だったのかが文字や言葉で辿る以上に切実なものとして実感できます。
読了日:08月17日 著者:J.R.R. トールキン,J.R.R. Tolkien,瀬田 貞二,田中 明子


ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)
今回、久々に再読してみて、スマウグ(ドラゴン)が案外呆気なくやられちゃったことに少々唖然・・・・・。  子供時代はそのシーンももっともっと劇的だったように記憶していたんだけど、こんなものだったっけ??  子供時代にはある程度読み飛ばしていた(というよりあれこれと意味は考えなかった)シーンで今回の再読で印象に残ったのは、ドワーフのトーリンが宝の所有欲に毒されている間に、ビルボが失敬してあった「アーケンの石(≒ スマウグに奪われていた宝の中でもっとも価値のあるもの・・・・らしい)」を持ってエルフや人間のところ
読了日:08月13日 著者:J.R.R. トールキン


ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)
子供時代には「指輪」につながる「くらやみでなぞなぞ問答」のシーンは正体不明のゴクリ(映画、「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム)が何とも薄気味悪かったことを除けばそんなに印象的なシーンでもなくて、そこでゲットした指輪もその後のビルボの冒険に於いてはそこそこ有用ではあったものの、さして重要とは思っていなかったことをよく覚えています。  でも、ビルボとドワーフたちの旅の最初の受難である3人のトロルとのあれこれやらゴブリン軍団とのすったもんだ、さらには「闇の森のエルフ」たちとのあれこれなんかはものすご~く印象に
読了日:08月13日 著者:J.R.R. トールキン


おうちでかんたん!服のお直し便利帳―すぐに役立つ裁縫実例52おうちでかんたん!服のお直し便利帳―すぐに役立つ裁縫実例52
純粋な「お直し本」で単に「繕いもの」にとどまらず「サイズのお直し(裾上げ、裾出し、ウエスト出し、ウエストつめ、袖つめ、袖出し)」から「いわゆる繕いもの(すりきれ、やぶれ、ほつれ、ボタンホール直し)」に至るまでを丁寧な図解と共に解説してくれている本で極めて実用的でした。
読了日:08月10日 著者:


繕いノート繕いノート
とっても残念なことに、どうやらこの本と KiKi のセンスはあんまりマッチしなかったみたい・・・・。
読了日:08月10日 著者:勝屋 まゆみ


インド洋圏が、世界を動かす: モンスーンが結ぶ躍進国家群はどこへ向かうのかインド洋圏が、世界を動かす: モンスーンが結ぶ躍進国家群はどこへ向かうのか
なかなか読みごたえのある一冊でした。  本の厚さ & 重さもさることながら、やはり KiKi にとっては未知のエリアについて詳細に書かれていた本だったという意味からして、ゴロリと横になってさらさらっと読むには歯応えがありすぎで、同時に時に世界地図やらネット情報を参照しながらでないとなかなか読み進められない部分もアリで、久々に「知識を得るための読書をしたなぁ!!」と感じます。
読了日:08月08日 著者:ロバート・D・カプラン

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2015年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Current Moon

CURRENT MOON

東京のお天気


山小舎のお天気


Booklog



ブクログ

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261

TrackbackPeople

クラシック・ピープルの Trackback People Site


チェロ ラヴァーズの Trackback People Site


Piano~ぴあの Trackback People Site


ピアノオススメ教本の Trackback People Site


ピアノ教室の Trackback People Site


Book Love Peopleの Trackback People Site


本好きPeople・ぴーぷるの Trackback People Site


今日読んだ本の Trackback People Site


ファンタジーが好き♪の Trackback People Site


この絵本がすごい!の Tackback People Site


児童書大好き♪の Trackback People Site


ハヤカワepi文庫の Trackback People Site


岩波少年文庫応援団の Trackback People Site


薪ストーブの Trackback People Site


週末は田舎暮らしの Trackback People Site


野菜育てPeopleの Trackback People Site


ガーデニングの Trackback People Site


パッチワークキルトの Trackback People Site


あなたの訪問は?


日めくりカレンダー


Real Time News


カテゴリ

ノルンはいくつ?

本が好き!


読書メーター

KiKiさんの読書メーター
KiKiさんの読書メーター

最近読んだ本

KiKiの最近読んだ本

今読んでいる本

KiKiの今読んでる本

読了目標





今やってるゲーム

KiKiの今やってるゲーム

このアーカイブについて

このページには、2012年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2012年8月です。

次のアーカイブは2012年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

高速運賃





Edita

ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

名言黒板


作家別タグ