田焼き

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昨年は稲刈りの後、藁ぽっちづくりに精を出したのですが、今年は藁ぽっちは作らず、コンバインで刈った稲はすべてそのまま粉砕して畑に播いてもらいました。  というのもね、去年作った藁がまだまだ山のように我が家の「駐車場だったけれど納屋になっちゃったスペース」にあふれているからです。  今年の藁の消費量を考えるともうあと何年も新しい藁は必要じゃないぐらい・・・・・(笑)

で、そのまま腐らせて田んぼの肥料にしてもよかったんだけど、例の地元材木業者のHさん曰く、今年の我が田んぼは豊作だったので勢い藁の量も多く、生のまま田んぼに混ぜ込んでしまっても腐って肥料になるのに時間がかかり過ぎるかもしれない・・・・とのこと。  豊作の翌年の耕作というのは結構難しかったりもする(地味の問題とか)ので、今年は田焼きをやってみることを勧められました。

去年も村のあちこちの田んぼで「田焼きの風景」は見かけたものの、自分たちはやってみなかったので、今年は興味本位に試してみることにしました。  ただ、当然のことながら「焼く」ためには火をつける藁が渇いていなくちゃいけないわけだけど、あの稲刈り以降、昼間は快晴でも夜は雨が降るという天気が多かったのでうまく火がつくかどうか、ちょっと自信はなかったんですけどね(苦笑)

2012_Oct14_001.JPG

田んぼ一面に散らばっていた藁を平らにならし、風の向きを見ながら火をつけました。  

    

2012_Oct14_003.JPG

住宅街のすぐそばにある田んぼだったら煙害のことを考え、安易に火をつけることもできないだろうけれど、この田んぼのように山裾の川べりにあり民家とは距離が離れている田んぼであれば、ある程度の煙は「のどかな風景のアクセント」にこそなれ、煙害とは無縁なところがいいですよね~。

もっともその立地故に、台風なんかの時には風の通り道になって稲がバタバタと倒れちゃったりもするわけですが・・・・・・(苦笑)

いずれにしろ今年初挑戦の田焼き作業。  面白いもので火は自然と消えちゃうんですよねぇ・・・・・。  まあ、火がついたり消えたりする原理は「薪ストーブ」となんら変わりはないわけで、山小舎暮らしを始めてから KiKi もずいぶん「火」とは仲良しになってきているんだけど、それでもやっぱり自然と広がり自然と消えていく火には何か神秘的なものを感じます。

考えてみると田んぼ作業の中で田んぼに水を入れたり抜いたりする作業も、今回の田焼きの作業も人間があるきっかけになる作業(例えば「水路を開ける or 閉める」とか「火を点ける」とか)を行うけれど、そこから先は自然まかせ・・・・。  徐々に水が入って行ったり火が広がったりをじ~っと見つめている時間がとっても長い。  

ボ~っとしているようでいて実はさほどボ~っとしているわけでもなくて、じゃあ何か考えているのか?と問われれば、あんまりはっきりと「これを考えていました」と言えるようなことは何もない。  でも、「あれ?  何であっちへ広がるんだ??」  「おお、こんな風に模様ができていく!!」という程度のことをとりとめもなく発見したり考えたりしていて飽きることがないんですよね~。  都会のサラリーマン生活では味わうことのなかったなかなか贅沢な時間です。

いずれにしろ霜が降りる前にこの田んぼを耕す作業が待っています。  「農業では農閑期の作業が思っていた以上に大切である」ということを少しずつ実感している KiKi なのです。   

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2012年10月14日 15:15に書いたブログ記事です。

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