介護保険申請手続きの際のあれこれ (2)

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先日、こちらのエントリーを書いてからちょっと間が空いてしまいました。  今日はその続編です。

このエントリーでもお話した通り、人生初の「保険福祉課」のあんちゃんとのお世辞にも芳しいとは言い難かったやりとりの後、母が入院していた病院の婦長さんに役場での顛末をお話し、それでも母の性格(人様のお世話になるのはプライドが許さない)を鑑みると退院後に自宅に認定調査に来てもらうというのはどう考えても無理な相談で、入院中に認定調査をしていただく形が望ましいことを伝え、役場にいつ再申請に行くべきかアドバイスをお願いしました。

病院側は入院中の母とそれこそ四六時中接しているわけで、母がどういう状態なのか(認知症の進行具合と母の性格の Mix 技がどんなふうに現れるか)を熟知されているため、KiKi が入院中の認定調査に拘る理由を深く理解してくださり、退院可能(≠ 退院予定日)となるタイミングで事前にお知らせいただけることになりました。  

そしてその約2週間後、主治医の先生(認知症ではなく大腿骨骨頭骨折の執刀医)から「おうちの受け入れ態勢が整えば(≒ 父と二人暮らしなら NG、もしも KiKi が家にいられる状況がしばらくの間でも作れるなら)、いつでも退院してもよい」というゴー・サインが出るとすぐに婦長さんからその旨のお話がありました。  そして「介護保険の再申請に行ってください」とのこと。  そこでその翌日、再び役場の「保険福祉課」に足を運びました。

行ってみると窓口に出てきたのはあの「財源発言・福祉という言葉とは見た目およそ相性のよくなさそうなあんちゃん」でした。  あの日のイヤ~な思い出が頭をよぎりましたが、できるだけ何事もなかったかのように声をかけてみました。

「あの~すみません。  先日、こちらにお邪魔して退院日程が決まったら再度申請に来るように言われた○○の家のものですが、病院から『もういつでも退院できる』と言われたので認定調査のお願いに来ました。」

すると、このあんちゃん。  KiKi が提示しようとする書類を確認することもなく

「あ、そうですか。  退院予定日はいつですか?」

と問い返してきました。

「いえ、あの、認定調査は自宅ではなく病院でしていただけるようお願いしていて、先日お出しした書類にもそのように記載して提出しているんですけど。」

すると

「退院が決まらないと認定調査はできないことになっています。」

ときます。  

「そうは仰いますけど、もしも明日にでも退院してくれと言われたら今日中に認定調査に来ていただけるという意味ですか?」

と聞き直すと、

「それは無理でしょう。  役場の人間が行くわけではなく、役場の委託先が行くんですから。」

「じゃあ、退院予定日の何日前にお伝えすれば、確実に病院で認定調査していただけるんでしょうか?」

「何日とは言えません。」

「あのですね、先ほども申し上げたとおり病院からはもういつでも退院できると言われているんです。  でも、諸般の事情があって自宅で認定調査を受けるとなると色々問題が発生するので病院で認定調査をお願いしたいと申し上げているし、先般提出させていただいた書類にもその旨記載しました。  逆を言えば、認定調査の日程が決まらなければ、こちらは退院予定日を決めることもできないんです。」

「あ、そうなんですか。  じゃあ仕方ないから病院に調査員を行かせます。  ご苦労様でした。」

とこうきました。 

「あの、すみません。  で、今日お願いが完了したということで、認定調査はいつになるんでしょうか?」

「それはこちらでは判りません。  役場の人間が行くわけではないんですから。」

「じゃあ、こちらはどうやって認定調査の日程がわかるんでしょうか??  同じ申請書で、認定調査の際には家族の同席必須ということでお願いしています。  そしてその日程が決まらないと先ほども申し上げた通り、病院と退院予定日をいつにするかの打ち合わせができないんですけど。」

だ~から!、役場の委託先からそちらに連絡が行きます。」

「だから」にやたらと力を入れてそう仰るわけですが、「役場の委託先が来る」ことは上記の会話の中で聞きましたけど、日程を誰が教えてくれるのかはこの時初めてこのあんちゃんは口にしているわけで、力を入れて「わからん人だな」扱いされる覚えはありません。  ムッときたのを必死で抑え、

「そのご連絡は、申請書にも書いておきましたけど、自宅ではなく、私の携帯にお願いしたいんですけど。  今はまだ母も入院中で、家族は毎日病院に行かなくてはいけないので、留守がちなので・・・・・。」

「はい。  分かってます。  ご苦労様!

相変わらずの「物には言い方ってモンがあるんだろ!」的な口調・態度にゲンナリしたものの、とりあえず用件は済んだとホウホウの体で役場を後にしました。

 

それから1週間。  どこからも誰からも何の連絡も入りません。  まあ、我が母の場合、大腿骨骨頭骨折後のリハビリという用事もあるし、認知症の問題もあるわけで、更には入院代支払いで家計が破綻するということでもなかったために、入院が長引いたからといって問題があるわけでもなかったからいいんですけど、いったいいつになったら退院日程が決められることやら・・・・・・。

そしてそこから更に3日ほどが過ぎ、病院から帰宅してみると我が家の留守電にメッセージありのランプが灯っていました。  留守電メッセージは件の「認定調査の役場委託先」からで、認定調査の日程についてお話したいとのこと。  「家電ではなく携帯にと、申請書にも書いたし、窓口でも念を押したのに・・・・・。」とここでも又プチ・イラ!(苦笑)  でもまあ、これは役場の怠慢かはたまた委託先のうっかりかは定かじゃないから・・・・・と自分を納得させます。  とは言っても、KiKi のプチ・イラの矛先は当然あのあんちゃんに向けられていたわけですが・・・・・・(笑)

そして、留守電メッセージをいただいたのが金曜日の夕方、折り返し電話をできたのが月曜日の朝一とここでロスタイム2日。  そこからようやく認定調査の日程の打ち合わせが始まったのでした。  結果的に認定調査の日程は KiKi が病院から「いつでも退院OK」というお話をいただいてから2週間後でした。

認定調査に来ていただいた方はさすがにこういうケースを扱いなれていらっしゃる方で「役場から来ました」な~んていう無粋なことは一切仰らず、「○○さん、お久しぶりです。  入院されたと伺ったのでお見舞いに来ました。」と名乗っていただき、スムーズに本人との面談は終了しました。  基本、「ええかっこしい」の母は調子よく調査員さんと会話をします。  ただ、自分の苗字は忘れちゃってるし、調査員さんが来る直前にも「私は誰?」「私の名前は?」「この人(父)はあなたの何?」と予習をしてあったのに、父のことは「お兄さん。」  KiKi のことは「お友達」と紹介するお惚けぶりを発揮していました(苦笑)  

母との面談が終了すると調査員さんは病室の外に KiKi を呼び出し、母との問答の確認やら最近の母の様子をあれこれと KiKi に聞いてくださり、最後には「できるだけ早く認定結果が出るよう、善処させていただきます。」とまで仰っていただきました。

そしてその翌日、母は退院。  後は認定結果を待つだけとなりました。

母の退院の翌日、既に「地域包括支援センター」の計らいで事前に決まっていたケアマネさんとの打ち合わせがありました。  認定調査の状況をお伝えし、認知症というよりは「大腿骨骨頭骨折」の関係で必要となる「お風呂グッズ」のお話やら、自宅改修(バリアフリー)のお話などを進め、最後に再び「認定調査」のお話に戻りました。

ケアマネさんには KiKi たち素人とは別ルートで役場とのコンタクトがあるため、認定結果を可能な限り早く確認していただけるとのこと。  この日に話し合った多くのアクションは本来なら介護保険認定がおりて初めて可能になるアクションだったのですが、そんなものを悠長に待っていられる状況でもなかったし、地域包括センターの方もケアマネさんも、そして認定調査にいらした調査員の方も共通の認識として「要支援ではありえない。」「要介護であることは確実。」ということで全てを見切り発車しているという事情もありました。

そしてそれからさらに1週間後、ケアマネさんから電話がありました。

「あ、KiKi さん。  ××(ケアマネさんの名前)です。  今日、役場で確認したんですけど、今回の認定審査会にお母様は入っていなかったんです。  役場では主治医の意見書が届いていないとかで・・・・・。  で、一次認定の結果はどうだったのかを確認してみたところ『要介護4』だそうです。  調査員さんは本当に早く書類を回してくださっていたみたいですね。  で、ですね、一次で『要介護4』で審査会で『支援』ということはありえないので、もう『要介護』で色々進めようと思います。  ただ・・・・・ですね、次の認定審査会の開催予定日が未定だそうで、下手をするとあと1か月ぐらい認定結果が確定しないかもしれません。  いずれにしろ、主治医の意見書が届かないと前へ進まないので、今度リハビリにいらした時に病院で確認してみてください。」

とのこと。  病院側は元々認定調査には全面的に協力すると言っていたし、主治医の意見書の依頼に至っては母の手術の前にお願いしてあったので、このタイミングで届いていないのは正直、信じられなかったんですけど、全面的に協力すると言っていたのは婦長さんで、意見書を書くのはお医者さんなわけで、そんなこともあるのかもしれないと思いつつ、次のリハビリの日に病院の事務局に確認に行きました。

「あの~、すみません。  ○○の家のものです。  1か月ほど前に介護保険の申請に必要な主治医の意見書をお願いしておいたんですけど、役場は2日前の時点でそれが届いていないから認定審査会の対象外になっていると言っています。  意見書の方はどうなっていますでしょうか??  もしもまだなら、お忙しいとは思うんですけどできるだけ急いで役場に出していただけると助かるんですけど・・・・・・。」

「あ、○○さんね。  少々お待ちください・・・・・・。  え?  2日前で届いていない??  それはおかしいなぁ。  1週間以上前にこちらは郵送していますけど。」

「え?  そうなんですか??  それは失礼しました。  では、病院としては1週間以上前に郵送していただいているんですね?  お騒がせして申し訳ありませんでした。」

今の日本で、しかも同じ県下、同じ郡の中で1週間以上前に投函された郵便が届いていないな~んていうことがありえるんでしょうか??  どこでその書類は停滞してしまっていたんでしょうか??  必ずしもそれがあのあんちゃんの机の上とは限らないことは重々承知していますが、KiKi のプチ・イラの矛先は又してもあのあんちゃんの幻影に向けられます。 ^^;

そして、病院で聞いてきた話をそのままケアマネさんにお伝えすると、また調べていただけるとのこと。  ここでまたあのあんちゃんに怒りが向けられる発言がありました。

「あ~、やっぱりそうですか。  役場はよくこういう失態があるんですよね~。  何せ、お役所仕事ですから・・・・・・。

KiKi の脳裏に浮かぶのはやっぱりあの「財源発言・福祉という言葉とは見た目およそ相性のよくなさそうなあんちゃん」の顔です。  


そんなやりとりをした2日後、役場からこんな通知書が届きました。


介護保険 要介護認定・要支援認定等延期通知書



その文面は?と言えば以下の通りです。


認定審査会二次判定が開催未定であり、申請日から30日以内に認定を行うことができないため、認定日(見込み)を下記の通り延期します。

処理見込期間: 平成25年2月28日まで



因みに、申請を行ったのが1月7日でした。  そして最終的に認定結果通知書の日付は2月14日でした。  まあ、28日までと言っていたのが14日で14日も早かったから文句を言えた義理ではないのは重々承知しているし、もっと言えばここまでその手続きをしていなかったのはこちらの責任であることも百も承知です。  これで当初の「保険福祉課」のあんちゃんとのやりとりがもっとスムーズだったら、KiKi の気分もずいぶん違ったはずです。  でも、散々いや~な思いをさせられた後だけにどうしてもあのあんちゃんが仮想敵になってしまう KiKi なのでした。


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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2013年3月 7日 19:28に書いたブログ記事です。

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