群馬の老人ホーム 見学3軒目

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じぃじとばぁばの終の棲家探し。  まだまだ「これ」といった決め手に欠ける(というよりはじぃじの気持ちの踏ん切りがつかないと言う方が正しいかも? 笑)ため、引き続き KiKi & ダーリンの下見の旅は続いています。  先週の水曜日(5日)には熱海にある老人ホームの見学に行ったのですが、ここは KiKi & ダーリンがどうにもこうにも気に入りませんでした。  何が気に入らないって、あそこだとばぁばが必要とするケアはどう考えても受けられそうにないという印象だったんですよね。

うまく言えないんだけど、例えばじぃじやばぁばが寝たきりになっちゃったら、恐らく床ずれ防止のための体位変換とかはしてくれそうだし、排泄トラブルが発生するようになったらオムツ交換はしてくれそうです。  そして独力でお風呂に入れなくなったとしたら恐らく週に1~2回はお風呂にも入れてくれるんじゃないかと思うんです。  でも、今のばぁばが徘徊しそうになったら見守り・声掛けとか、興奮状態に陥ったら何はともあれ「ウン、ウン」と話を聞いてあげるというようなケアは望めそうにない・・・・・そんな感じでしょうか?  要するに認知症患者に対するケアという面ではノウハウをちゃんと持っていないんじゃないか?  そんな感じがしちゃったんですよね~。  

なんせ、ちょっと見認知症患者とは思えない態度がまだまだとれるばぁば(しかもこの日は近来稀に見る安定・穏やかなばぁばだった)とほぼ自立のじぃじを見て、このホーム担当の営業さんが仰ったことが

「お父様はお歳とは思えないほどしっかりされていらっしゃるし、お母様も認知症とは言え拝見する限りでは物忘れが激しいだけみたいですから、こちらが提供させていただくケア・サービスとしてはお食事と洗濯、お掃除・・・・・ぐらいですかねぇ」

というセリフ。  今まで老人ホームを何軒も見学しているけれど、こんなセリフを吐いた人はこの人しかいなかったので、正直 KiKi は一瞬唖然としてしまいました。  認知症患者の受け入れを公言しているホームではたいていの場合

「3か月ぐらいはお母様の様子を拝見させていただくことになると思います。  認知症の方はその方によって症状が違いますから、どんなケアが必要なのかはその方によって異なりますし、対応の仕方によっては進行が抑えられることもありますので・・・・・。  (場合によってはご希望のお部屋から移動していただくことをこちらからご提案させていただかざるをえないケースもありますので、そのことに関してはご承知おきいただければと思います。)」

↑ ()内は、この類の言葉があるケースとないケースに分かれます

というような対応がほとんどなんですよね。  老人ホームでのケア≒寝たきりの人の身体ケアというような捉え方をしていることがアリアリと伝わってくるような担当営業さんだったんです。  

まあ、担当営業さんな~んていう人はじぃじとばぁばにとっては今後の生活の中でさほど顔を合わす必要のない方(この熱海の老人ホームはそういうタイプ; 全国展開しているホームで営業さんは施設に常駐しているわけではなく、見学希望者がいる時だけ、どこかの本社ビル?からそのホームに来て案内・営業するという形だったみたい)だから、認知症に理解がない方でもいいと言えばいいんだけど、こういうのって会社の教育・姿勢の表れだとも思うわけで、そういう面では不安が残ります。  

とは言っても肝心要なのはケア・スタッフさんがどういう方たちか?ということになると思うんだけど、見学で訪問したのがウィークデーのお昼時(お食事の試食付き)だったにも関わらず、スタッフの数がこれまでに見学・体験入居したどのホームよりやたらと少ないんですよ。  たまたま今現在、そこのホームは比較的自立度の高い人が多いホームだった(?)からかもしれないんだけど、KiKi としてはあそこにばぁばを預けて安心とは言い難い印象でした。

  

そしてこれまで KiKi & ダーリンがネットを駆使して調べた限りでは「静岡県東部で、自立から要介護4まで受け入れ可能で、看取りまでちゃんとお手伝いしてくれて、夫婦部屋がある老人ホーム」はこれ以上見つけることができなかったので(実際にはもう1つあったんだけど、そこは現在全ての居室が満床だった)、今度はLothlórien_山小舎から近い群馬県でもう一度他をあたってみることになりました。

てなわけで、昨日、じぃじとばぁばの生活はヘルパーさんにお願いして、群馬では3つ目になる老人ホームの見学に行ってきました。  そうそう、エントリーは敢えて起さなかったんだけど、前回Lothlórien_山小舎にダーリンの通院のために帰宅した際に、もう1軒、群馬の老人ホームを見学しています。  でもね、そこも箱(要するに建物とか居室とか設備)は素晴らしかったんだけど、やっぱりどことなくケアの質みたいなものに不満が残ったため、KiKi とダーリンの結論は却下でした。

さて、昨日見学したホームですが相変わらず KiKi & ダーリンのイチオシであり続けているじぃじとばぁばが最初に体験入居をしてみた群馬のホームと同系列のホームでした。  あそこと同じ系列というだけで、ケアの質に関して KiKi & ダーリンは無条件に信頼してしまうのですが、実際に行ってみての感想も同じでした。

ただ、こちら。  今回はお部屋がどうにも気に入りません。  新しいホームで綺麗なんですけど、生活の場というよりはどちらかというとホテルっぽくて、お部屋の収納スペースは極端に少ないし、お風呂やトイレも居室にはありません。  老人の建物内での事故の大半がお風呂やトイレで発生するからという理由なんだそうですけど、それにしてもねぇ・・・・・。  ばぁばの場合、トイレの度に部屋から出なくちゃいけないようでは、トイレの度に迷子になってしまいます。  しかもここ、施設としては夫婦部屋が用意されているんですけど、そこは全て満床。  1人部屋なら2つ空いていて、個人的にはじぃじとばぁばは同室ではない方がいいんじゃないかと思っている KiKi としてはそこはOKだったんだけど、何せお部屋が気に入らないのですから「じゃあ!」とはなかなか思えません。

不満だったのは居室だけではなく、お風呂がねぇ・・・・・。  いわゆる「大浴場」みたいな広々としたお風呂はなくて、KiKi が学生時代に暮らしたアパートにあったような小さなお風呂が3つ並んだ(要はお風呂タイムに1人の見守りで3人分終えられる)お風呂だけで、これはどう考えても落ち着かないうえに、ほぼ健常者であるじぃじは嫌がるでしょう。

ケアが信用できてもこれじゃあねぇ・・・・・と思っていたら、何ともタイミングのよいことに、KiKi たちのイチオシのホームの入居相談室の方から電話がかかってきました。  この担当さんには居室から食堂までの距離が遠いため、じぃじが二の足を踏んでいることは伝えてあります。  同時に、最悪、ばぁばだけでも預ける必要が出てきた時のために、1人部屋でも空が出たらご連絡をいただけるようにこっそりお願いしてありました。  すると、何とも KiKi たちにとってはタイミングの良いことに(? って失礼かな?  老人ホームの場合、「空が出る」≒「どなたかが亡くなる」なわけですから・・・・・)、立て続けにお2人の入居者の方がお亡くなりになって、2部屋空ができる(これからリフォームをするので1か月後ぐらいに入居できる体制になる)とのこと。

せっかくのご連絡なので早速そのお部屋を(というよりそのお部屋から食堂までの距離を)確認させていただくためにお邪魔してみました。  今度のお部屋2部屋は何とも都合の良いことに、食堂があるのと同じ棟のお部屋で少なくとも居室⇔食堂の距離が問題になることはありません。(このホームは歴史の長いホームのため、何度も増床・増築をしてきており、かつてじぃじとばぁばが体験入居したお部屋は開設当初の建物にあり、食堂は一番新しい建物にありました。)  KiKi としてはやっぱりここがイチオシなんだけど、果たしてじぃじが何と言うか・・・・。

以前、KiKi たちが見学に行ったときにも、じぃじとばぁばの体験入居のときにもお会いした入居者の方で徘徊癖の激しい方に昨日も又お会いしたんだけど、こちらのホームではこの方が徘徊されている間、誰もそれを力づくでそれを止めたりはしません。  (← だから毎回必ずお会いすることになります。)  でもね、必ずちょっと離れたところ or すぐ側にスタッフさんがついているんですよね~。  そして、タイミングに合わせてトイレとか居室にちゃんと誘導してあげているんですよ。  とにかくこのおじいさんが一人ぼっちでウロウロして、情緒不安定になったり茫然としていたりすることが決してありません。  うちのばぁばもあちらこちらへウロウロする癖があるだけに、こんな風にいつも見守っていていただけるならこんなに安心なことはありません。  

まぁ、じぃじの希望している夫婦部屋ではないことがネックと言えばネックなんだけど、今現在、恐らくじぃじ的には一番気に入っている箱根のホームもばぁばの夜中の徘徊癖のため夫婦部屋での入居は拒否されているわけだし、介護フロアでの生活にはじぃじも不満(というより不安)を抱えていることを考えると、どちらを選ぶにしろ1人居室になることに変わりはありません。

そしてもしも箱根のホームを選んだ場合、フロアごとにお食事をすることになっているので、じぃじが介護フロアでの生活をどうしても受け入れられず自立フロアに居住することにしたら、じぃじとばぁばはお食事さえ一緒にすることができなくなってしまうのに比べ、こちらのホームであればばぁばが今の状態である限りにおいて(つまり自力で食事ができ、人の食べものに手を出さない間)、3度の食事は一緒にすることができます。  (こちらのホームは食事介助が必要な人と自力で食べられる人で食堂が分かれている)  そして、こちらは介護フロアとか自立フロアという分け方はしていない、言ってみればゴタマゼ居住のため、ふと気がつけば周りは介護度の高い人ばかり・・・・・という状態でもありません。

お風呂だって小さいながらも居室についているし、大浴場(と言ってもさほど広々とはしていないけれど)もあります。  箱根とここの違いがあるとすれば大浴場が温泉かそうじゃないかと言ったあたりでしょうか??  居室の広さは箱根と同じぐらいです。  そして何よりも KiKi にとって大切なのはここであれば月に2~3回は KiKi も訪ねていけて何かあった時も1時間ぐらいで駆けつけることができるけれど、箱根では年に4回行くのだって大変なうえに、何かあった時にどんなに高速をかっ飛ばしても3時間半はかかってしまいます。  

じぃじは孤独に強いタイプなので年4回の訪問でも大丈夫だと思うけれど、いずれじぃじが先立ちばぁばが一人ぼっちになってしまった時に、定期的にそれなりの頻度で KiKi が訪ねてあげられるというのも結構重要なポイントだと思うんだけどなぁ・・・・・・。  でも根が我儘なじぃじはそんなばぁばの孤独よりも自分の気持ち(静岡県への愛着とか、箱根で経験した囲碁や習字という活動が楽しかったらしい ^^;)が優先だからなぁ・・・・・。

ま、明日はもう1軒、群馬のホームを見学する予定になっている(しかもここは現在のところ夫婦部屋が1つだけ空いている; 但し、先に見学した方がいらっしゃるので、その方が入居を希望されたらやっぱり空なしとなってしまう)ので、KiKi のお気に入り度はまだまだ変更される可能性が残っているけれど、やっぱり今のところ、KiKi のイチオシはここなんですよね~。    

  


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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2013年6月 9日 11:36に書いたブログ記事です。

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