老人ホーム探しのあれこれ

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さて、「深夜の家から閉め出され事件」あり、当然のことながら休むことなく続けられていた「のべつまくなしのゴハン攻撃」やら「ばぁばの家出捜索事件」やら「コンセント抜きまくり事件」やら「何でも拒否 with 暴言・暴行」やらに悩まされ続け体力・気力の限界に陥ってしまった KiKi。  じぃじからのリクエストを真剣に考え、「もはや同居介護はムリ。  施設入居をしてもらうしかない。」との結論に至りました。  そこで、まずはインターネットで「老人ホームの検索」から開始しました。

数か所のDBを当たってみたのですが、それら複数の検索システムでわかったことの1つは世の中に「介護付き老人ホーム」は数あれど「認知症受け入れ可」とおおっぴらに謳っている施設となると数がぐ~んと減ってしまうことでした。  それに加え、「夫婦部屋あり」となると更に数が減り、しかも「空き部屋あり」となると悲しくなっちゃうほど残りません。  KiKi たちが施設探しをしていた約3ヵ月の間で結果的に「体験入居候補」に挙げることができたのは群馬県で2軒、静岡県で1軒しか残りませんでした。(見学だけだったらかなりの数を訪ねてみたけれど・・・・・)

そしてもう1つわかったことは、施設入居する際にも「介護保険認定」というのは結構大事で、「要介護度」によって月額の利用料金に差があるということでした。  いずれにしろ入居先を最終的に決めるまでにはじぃじの「要介護度」をはっきりさせておく必要がありました。  まあ、老人ホーム探しを始めた時点ではじぃじの「介護保険認定依頼」は済ませてあり、後は結果待ち・・・・・という状況だったんですけどね。

さて、この老人ホーム探し。  まずは当たりをつけるためにネット上の検索システムを利用し、資料を取り寄せ、さらにはまずはダーリン & KiKi が下見に行き、KiKi たちの一次審査を通った施設に入居当事者となるじぃじ & ばぁばを連れて行き、その施設が静岡県ならまずは見学したうえでじぃじが「良さそう」と思えば「体験入居」へと進める手法をとり、その施設が群馬県なら往復の都合もあるのでいきなり「体験入居」という形で選別をしていきました。  

あちこち連れ回されるばぁばはこの「老人ホーム探し」の度に不穏になったり、抵抗したり、泣いたりと一悶着を起こし、途中から ダーリン & KiKi は「早くどこかに決めてくれ」という心境になったのですが、そんなばぁばの様子にはまったく無頓着なじぃじはまるで旅行気分で楽しんじゃっていました。  実際、ばぁばのお見舞いに来てくれた親戚の人にパンフレットを見せながら

「いや、実はなかなかこれ(老人ホーム探し)が楽しいもんなんですよ。  あっちこっちへ行って、旅行みたいなもんでね。」

な~んていうことをのたまわっていました(苦笑)  この発言には若干 KiKi も危惧感を抱きました。  旅行だったら常に「いずれ家に帰る」ことが前提になるわけだけど、その時やっていることは「終の棲家探し」なのですから・・・・・。  「そこで暮らせるかどうかを判断するための体験入居であることをわかっているのかしら??」ってね。

         

そうこうしているうちにじぃじの介護保険認定がおりました。  結果は「要支援1」でした。  本来であれば「自立」であることがもっとも望ましいはずなのに、この「要支援1」という結果に KiKi は安堵しました。  老人ホームに入居するにしろ、暫くは在宅介護の状態が続くにしろ、何はともあれじぃじも「要支援1」であることにより、使える可能性のあるサービスの幅が広がるのですから・・・・・。

さて、じぃじの要介護度確定に伴い、我が家の担当のケアマネさんが変更になりました。  (この詳細は後日、別エントリー;「え? そうだったの??  介護保険」シリーズのエントリー で書きたいと思います。)  そしていくつかの体験入居を経て、じぃじが現在2人が入居している老人ホームに入居することを決めた際、そのケアマネさんが仰ったことがありました。  

「良いタイミングで決心なさったと思います。  もしも施設入居を考えられるなら、今が最後のチャンスだったと思いますから・・・・・

この言葉、敢えて KiKi は「それはどういう意味ですか?」とは問い返してみなかったんですけど、その後ダーリンと2人で話し合いました。  あれはどういう意味だったんだろうか?って。  ダーリン曰く

「お義母さんの場合、今は家出はしょっちゅうするけど本格的な徘徊までは至っていないだろ?  何も記憶には残らないけれどその場その場の会話はそれなりに成立するし、とりあえず嫌なことは嫌というのが通じる部分もある。  排泄のトラブルもほとんどない。  でも、もっと進行すれば人にもよるんだろうけど、徘徊が激しくなって行方不明な~んていうことがざらにあったり、会話らしい会話も成立しなくなっちゃうこともあると思うんだ。  そうなってからでは預かってくれる施設もかなり手を焼くことになる。  その時期だと預かってもらえないことがままあるっていうことなんじゃないか?」

とのこと。  この解釈が正しいかどうかはわかりません。  でもありえないことではないと KiKi は感じたし、実際問題としてこれに近い現実にもその後直面することになりました。

今、じぃじ & ばぁばがいる施設に入居して約1か月後、じぃじが老人ホームを移りたいと言い出したことがありました。  今いる施設はどちらかというと要介護度の高い人が多い施設です。  ほぼ健常者であるじぃじには何かと精神的に辛い部分もあるようですし、それより何より、食事が口に合わないのだそう(と言いつつも施設からの報告によれば2人揃って毎食完食とのこと)で、群馬県でもう1軒体験入居した施設に移りたいというのです。

そこで、KiKi はそのもう1軒の施設に連絡を入れてみました。  いくらじぃじが「そこへ行きたい」と言ってもこっちの都合だけで決まる話ではありません。  部屋だってもう満床になっているかもしれません。  その電話では施設長さんとお話をし、じぃじ & ばぁばが体験入居をした夫婦部屋はまだ空いていること、受け入れることは可能だと思うというお返事だったのですが、どこか歯切れの悪い物言いがちょっと気になるような対応でした。  それから1時間ほどしてもう一度その施設長さんからお電話を頂戴したのですがその時のお話の趣旨はざっと以下のような感じでした。

じぃじ & ばぁばが体験入居した後で入居された方、2名ほどが帰宅願望の強い方で現在そのお2人に介護スタッフが付きっきり状態になっている。

数週間前にベテランの介護スタッフが1人体調を崩し、辞めてしまった。

結果的に介護スタッフの手が足りていない状況にある。(介護スタッフのリクルートはしているがまだ補充できていない。)

前回、体験入居した際に、ばぁばはじぃじと散歩に出て、その後ホームへ帰るのを拒否し、スタッフが迎えに行き説得するも素直に聞いてもらえず、かなり手こずった騒ぎがあった。

もしも同じことが起こった場合、現在の状況では同じような対応ができるとは言い難い状況にある。  つまり、残念ながら、ばぁばのケアが十分にできると自信を持って言える状況ではない。  

よって、本入居にできるかどうかは2週間ほど様子を見てから・・・・・ということになってしまうと思う。

この老人ホームは「認知症受け入れ可」の施設だったし、前回「体験入居」をした際にそのまま「本入居」という手続きをとれば入居することができる施設でした。  でも、入居者の症状の変化、介護スタッフの余力の状況によってはこういうお話にもなりかねないということをまさに実感する出来事でした。  

        

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このページは、KiKi (Brunnhilde)が2013年11月20日 10:21に書いたブログ記事です。

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