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いよいよモーツァルトのカルテットも最終曲となってしまいました。  本日の KiKi のBGMはこちらです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第23番 K. 590
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注文主からは6曲のセットものを依頼されていたにも関わらず、3曲で筆を折ることになってしまったモーツァルト。  もちろんそこにはモーツァルトの短い生涯という生命のタイムリミットがあったということも大きな要因だけど、この曲を聴いてみるとそれ以上にモーツァルトはもうこれで「書き尽くした」というある種の達成感と同時に諦念に支配され、もうこれ以上は書けなかったのではないか?  そんな気がしてきます。

KiKi はこの曲を聴いていると、注文主のことを意識している「音楽職人モーツァルトの献呈作品」というよりは、「芸術家モーツァルトの心情告白」という気がして仕方ないんですよね。  実際、この曲は注文主に献呈される前に出版社に売却しているという話をどこかで聞いたことがあります。  何でもプロシアの王様は案外金払いが悪かったらしい・・・・・ ^^;  注文が6曲だったのに対し3曲しかできあがっていないわけだから、「どの面下げて献呈できるか!」という部分もあったのかもしれないけれど、経済的困窮に陥っていたモーツァルトにとっては金払いも悪いし、時間もないし、もう「王様の注文」な~んていうのはどうでもいいことになってしまっていたのかもしれません。

確かにこの四重奏の作曲のきっかけはプロシア王からの注文があったからです。  でも第22番を書いている時点で注文主のことはそっちのけ(苦笑)で、どこか死期を覚悟をした人間の純粋な内面的な音楽しか書けなくなってしまっていたんじゃないかしら。  そしてこの第23番では彼の心情告白はさらに高みにまで登りつめ、人間の本質に迫るような音楽を書き残した・・・・・そんな感じがするんですよね。

今日もモーツァルトのカルテット、「プロシア王」です。  先日に引き続きその第2番、SQ全体では第22番のカルテットを聴いてみました。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第22番 K. 589
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前作からほぼ1年後、モーツァルトの死の1年前に書かれた音楽です。  こちらも例の「チェロ弾きの王様」に捧げたカルテットなんですけど、前曲とは雰囲気が随分異なります。  どちらもチェロが大活躍する音楽であることには変わりないんですけど、前作はいかにも宮廷受けしそうな、「ミラノ・カルテット」にも通じるような明るさと優雅さを誇る音楽だったのに対し、こちらは何とも表現のしようのない「寂寥感」が滲む音楽なんですよね~。

晩年のモーツァルトが経済的に困窮していたことは事実としてよく知られていますが、そんな中「王様からのオファー」という絶好のチャンスを得たモーツァルトが、言わば「お金のために」、「演奏される場所を念頭に置きながら」書いたのが第1番なら、まるで「自分の遺作を意識して書いた」かのように聴こえないでもない第2番っていうほどの差がこの2曲にはあるように感じられます。

今日は再びモーツァルトのカルテットに戻ります。  モーツァルト最後のカルテット・セット、「プロシア王全3曲」の第1曲です。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第21番 K. 575
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この曲(とそれに続く全3曲)が「プロシア王」と呼ばれるのは、これらの作品がプロシア王、フリードリヒ・ヴィルヘルム2世の依頼により書かれたことによります。  1789年にパトロンの一人だったカール・アロイス・フォン・リヒノフスキー侯爵と一緒にドイツ旅行をしたモーツァルトは、ベルリン宮廷で御前演奏を行いました。  その際に国王自らが弦楽四重奏曲6曲と王の長女、フリーデリケ・シャルロッテ王女のためのピアノソナタ6曲の作曲を依頼したとされています。

因みにこの国王からの依頼(カルテット6曲とピアノ・ソナタ6曲)のうち、実際にモーツァルトが完成させることができたのは「プロシア王」の名前で知られる3曲のカルテットとK. 576 のピアノソナタ(第18(17)番)1曲の4曲のみでした。  

このフリードリヒ・ヴィルヘルム2世、チェロの名手で宮廷内に楽団をもっていらしたらしい・・・・・。  で、金も権力も、そしてチェロ演奏の技術をも持ち合わせていた(?)この王様にハイドンも弦楽四重奏曲(プロイセン四重奏曲、作品50)を、ベートーヴェンもチェロ・ソナタ(第1番と第2番)を献呈しているというクラシック音楽史では無視できない王様でいらっしゃいます。

そんな背景があるため、このカルテットではやっぱりチェロ・パートが印象的です。  もちろんモーツァルトはおろかハイドン以降、チェロという楽器は必ずしも通奏低音担当楽器ではなくなっていたのですが、モーツァルトのこれまでのカルテットと比較してもチェロがメロディを奏でる部分がいっぱいで、KiKi のような「チェロ好き」にはたまらないカルテットです。  

今日はモーツァルトのカルテット「ホフマイスター」です。  モーツァルトのカルテットはその大半がセットもので作曲順に「ミラノ・カルテット」、「ウィーン・カルテット」、「ハイドン・セット」とそれぞれ6曲ずつ続き、この「ホフマイスター」がポツンと存在したあと、「プロシア王・セット」3曲で終わりとなります。  そういう意味ではセットものに属していない第1番の「ロディ」と第20番の「ホフマイスター」がちょっと特異な存在と言えるかもしれません。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第20番 K. 499 「ホフマイスター」
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このカルテットはフランツ・アントン・ホフマイスター(1754年 - 1812年)という作曲家 兼 音楽出版者のために作曲されたために「ホフマイスター」(Hoffmeister)の愛称で呼ばれています。  因みにこのホフマイスターさん、モーツァルトからはカルテットを捧げられ、ベートーヴェンからは「もっとも愛しい兄弟」と呼ばれるなど、当時はそこそこの人物だったみたいです。  今では音楽史の研究家ならともかく、一般的にはモーツァルトのこのカルテットがなければ忘れられちゃった名前・・・・そんな存在なのではないかしら??

充実した「ハイドン・セット」の後に続くカルテットはどんな曲かしら?と期待満々で聴いてみると、これが何とも情緒にあふれた優しい音楽なんですよね~。  こんな優しい音楽が捧げられた人は、どんなお顔をされているのかしら?と検索してみると・・・・・

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こ~んな風貌の方みたいです・・・・○×△□  う~ん、何だか曲のイメージと違うなぁ・・・・・(苦笑)  


今日は「ハイドン・セット 第6曲」、「不協和音」の愛称で親しまれているカルテットを聴いてみました。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第19番 K. 465 「不協和音」
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この曲を KiKi が初めて聴いたのは、中学校か高校の音楽の時間でした。  当時の音楽鑑賞の時間にモーツァルトのお茶目エピソードと一緒にこの曲と「音楽の冗談」の別名で知られるディヴェルティメント(K. 522)を聴きました。  当時の KiKi は既にピアノレッスンでもっとものすごい不協和音バリバリの曲を弾いていたりもしたので、「これのどこが不協和音なんだ??」と思った記憶が鮮明に残っています。

この曲が「不協和音」と呼ばれるようになったいきさつは第1楽章の序章部分、チェロが 刻む8分音符にのって不気味さ、混沌とした暗闇を思わせるような半音階が重ねられてゆくことによるわけですが、実際には弦楽器特有の残響音によって不協和音に聴こえる部分があるというだけのことで、不協和音を長々と響かせるような音作りにはなっていません。

その後のロマン派の音楽やら現代音楽を聴いてきた現代人の耳には決してびっくりするような音使いでもなければ、「不協和音だ~!」と騒ぐほどのものでもないのですが、モーツァルトの前にこのような音使いをした著名な作曲家がいたのか?と問われれば恐らく「否」と答えるしかないわけで、そういう意味では「当時としてはかなりアバンギャルドな挑戦だった」と言わざるをえないのではないかと感じられます。

実際、この曲のこの冒頭部分に関しては、モーツァルト もしくは記譜職人の間違いと言われていた時間もかなり長かったりするわけですから・・・・・。  

今日も昨日に引き続き、モーツァルトの「ハイドン・セット」第3曲を聴いてみたいと思います。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第16番 K. 428
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この曲には逸話があります。   偉大なる物理学者、アインシュタインによるとモーツァルトは前作第15番のニ短調カルテットを作曲したすぐあとにこの曲(変ホ長調)を書き上げ、さらにその1年後に第17番の「狩」を作曲したのですが、「ハイドン・セット」を「セットもの」として完成させる際にはこの曲ではなく現在ではハイドン・セット第4曲として知られる「狩」を第3曲として指定し、この曲は第4曲とされていたというのです。

又、別の説によれば第15番がニ短調、そしてこの曲が変ホ長調、「狩」が変ロ長調という調性なんですけど、これを順番を入れ替えるとちょうど♭(フラット)の数が1つずつ増えていくことになるんです。  (これがよく分からない人は子供時代の音楽の教科書を確認してみましょう 笑)  そうするとある種の規則性みたいなものがあるように見えるでしょ。  ま、KiKi にはこの説はこじつけに感じられるんですけどね(笑)

たかが曲の順番・・・・と思われる方もいらっしゃると思うんです。  でもね、KiKi にはフラットの数云々と言う話はともかくとして、アインシュタインが語っていた構成をモーツァルトが意図していたという話は別の意味で妥当に感じられます。  というのもね、モーツァルトという作曲家のバランス感覚を思えば、第2曲ニ短調のあの哀愁に満ちた曲想の次はやっぱり明るい曲の方がしっくりくると思うんですよ。  

特に、この時代の曲というのは「ミラノ・カルテット」しかり「ウィーン・カルテット」しかり、そしてこの「ハイドン・セット」しかりで、6曲を連続して演奏されるべき曲のかたまりとして捉えて出版・演奏されていたと考えられるからです。  

クラシック音楽にさほど親しんでこなかった方はこんな疑問を持ったことがありませんか??  それは「どうしてクラシック音楽には第○楽章な~んていうのが連なっているんだ?」ってね。  現代に暮らす私たちにしてみると曲は1曲であって、その中に楽章な~んていうややこしいものを持たせるよりも、別の曲は別の曲とした方がさっぱりしていいんじゃないか?ってね。  

その1つの答えはね、要するにクラシック音楽には「バカの一つ覚え」という発想ははなからなくて、いくつかの異なる主張(時に喜びと哀しみというような相反する主張さえも)を有機的につないで、大きな人間の精神世界を描くというスタイルが確立されていたから・・・・と KiKi は思っています。  同じ調子の連続じゃあ、人間、飽きてしまいますから・・・・(笑)  その異なる主張をつなぐために必要になってくるのが調性だったり、ある特定の印象的なリズムだったり、その他もろもろのルールだった・・・・と。


今日はモーツァルトの「ハイドン・セット」の第2曲。  人口に膾炙された副題こそ持たないものの名曲の誉れ高く、ハイドン・セットの中で唯一の短調のカルテットです。  この曲、もう半端じゃなく KiKi は好きなんですよね~。  特にこの曲は秋という季節がとってもよく似合う・・・・。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第15番 K. 421
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この曲、実はモーツァルトの妻コンスタンツェが第一子を出産するのとほぼ同じ時期に作曲された曲です。  現代人の感覚だったら喜ばしいはずの出来事を前に、どうしてこんな短調の曲を??と思わないでもありません。  しかもまるでモーツァルトの不安が的中したかのごとく、この時誕生した赤ちゃんは早世してしまいます。  でも、モーツァルトは決してその赤ちゃんの悲劇を予言してこんな曲を書いたわけではありません。

KiKi がまだまだお子ちゃまだった頃には、KiKi はその理由を当時の出産の危険度の高さを案じていたためか、はたまた父になる不安のためかと感じていたんだけど、今回この音楽を聴いていて別のことを感じました。

それはね、自分の子供が生まれてくるというその現実の前でモーツァルトが初めて我が事として認識した「新しい生命の誕生といずれは消えていく自分」というある種の諦念、もっと言えば「死」を初めて意識したその内心の吐露だったんじゃないのかなぁ・・・・と。

実際、この「ハイドン・セット」あたりからモーツァルトは聴衆に迎合しない・・・・と言うか、自己表現の世界に踏み込んでいったように感じるんですよね~。  要するに「職人音楽家」から「独立した芸術家」へ移行しようとしていた・・・・とでも言いましょうか。  これも現代的な言葉で言えば「自分がこの世で成し遂げるものを希求し始めた;存在意義を求めた」という感じ。  そしてそれは「死」という概念とは決して切り離せないものだったのではないか?と。

特にこの曲は全体のバランスもさることながら、瞬間瞬間の美しさの際立つ音楽だと思うんですよ。  まるで人間の一生と同じように・・・・・。  そうであるだけに KiKi はこの音楽には「ロマン派」に通じるものを感じるんですよね~。  ロマン派まではいかないにしても、古典派とロマン派の橋渡し的存在だったシューベルトにはかなり近しい音楽だなぁ・・・・・と。  

モーツァルトのカルテットを順番に聴きながらエントリーを書いてきているわけですが、今日から傑作の誉れ高い「ハイドン・セット」に突入します。  「ミラノ・カルテット」、「ウィーン・カルテット」とそれぞれの時期に6曲ずつのカルテットを書いてきたモーツァルトが「ウィーン・カルテット」から9年という年月を経て書いたのが「ハイドン・セット」の6曲です。  今日はその第1曲目、「春」という副題で呼ばれることもある K. 387 のカルテットです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第14番 K. 387 「春」
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子供が音楽教室などで習う曲もそうだけど、難易度が低い曲と高い曲を比較すると、もちろん曲の構成やら音の厚みやらという部分の違いも大きいけれど、わかりやすいところで言うと「曲の長さ」というヤツに1つの傾向があったりします。  もちろん「曲が長ければ難しい」というほどシンプルなものではないのですが、それでも短い曲は比較的技術的にも簡単なことが多い(誤解のないように言い添えるならこれは曲の良し悪しとは関係ありません)のはある種の真実だと思います。 

モーツァルトのカルテットにもこのシンプルな法則は見事に当てはまり、「ミラノ・カルテット」はその大部分が1曲全部を演奏しても10分弱、「ウィーン・カルテット」はその大半が15分強だったのに対し、このハイドン・セット第1番の K. 387 は約30分です。  

一つ一つの楽章が長く、凡そ考えられる限りのありとあらゆる技法がそれぞれの楽章で見事に駆使され、音の厚み、各声部の絡み合いもそれまでのカルテットとは一線を画していて、モーツァルトの成熟を否が応もなく感じずにはすまされません。  因みにこの「ハイドン・セット」、献呈された相手は当然の如くハイドンで、モーツァルトは以下のような献辞を書いたとされています。

ここのところず~っとクラシック音楽関係のエントリーから遠ざかっていました。  今日は、久々に手掛け始めている「モーツァルトの弦楽四重奏曲を全曲聴いてみる企画」に戻りたいと思います。  ま、てなわけで本日の KiKi のBGMはこちらです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第13番 K. 173
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「ウィーン・カルテット」の最終曲にあたるこの曲。  KiKi は好きなんですよね~、これ。  モーツァルト初期のカルテットには珍しい短調で始まるこの曲。  青年モーツァルトがハイドンの毒気にあてられて熱に浮かされて書いちゃったような趣たっぷりで、どこか「吹っ切れた感」もあり、どこか「新しい境地が見え始めている期待感」みたいなものもあるとても充実した音楽だと思うんですよね~。

第1楽章 アレグロ・マ・モルト・モデラート
第2楽章 アンダンティーノ・グラツィオーソ
第3楽章 メヌエット(トリオ)
第4楽章 アレグロ

という構成なんだけど、この構成のバランス感もいいし、最終楽章にはフーガをもってきて作曲技法の充実も存分に示してくれます。

今日はクラシック音楽関係のエントリーです。  せっかく手がけ始めたSQ特集、読書の合間合間を縫って完遂したいと思っています。 

モーツァルト 弦楽四重奏曲第12番 K. 172
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この曲に先立つ第10番、そして第11番のカルテットではある意味で実験的な作曲技法を試みていたモーツァルトですが、第12番で正統派路線(?)に戻ってきました。  ディヴェルティメントのような、あるいは小さな交響曲のような出だしの第1楽章、しっとりした落ち着きが魅力のセレナード風の第2楽章。  ヴァイオリンを先導するかのようなヴィオラの活躍が魅力的なメヌエットの第3楽章。  この楽章のトリオ部分の規則正しい刻み音は何気に人を落ち着かせる「昭和の壁掛け時計」風(笑)。  そしてソナタ形式の最終楽章は音階の下降系と上昇系をうまく組み合わせた音楽です。

この曲を一聴して感じるのは「ミラノ四重奏曲」の雰囲気が戻ってきたということではないかしら??  よい意味での単純さ、明るさに回帰してきた、そんな感じがするんですよね。

   

読書エントリーとパッチワークエントリーが続いたので、今日はクラシック音楽関係エントリーです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第11番 K. 171
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ウィーン・カルテットの4曲目で、これに先立つ第10番同様にハイドンの影響がそこかしこに見られるカルテットです。  第10番のエントリーでも書いたことだけど、この曲も緩徐楽章からスタートし、メヌエットをはさんで緩徐楽章が配置され、終楽章にアップテンポの曲が配されています。

第1楽章: アダージョ-アレグロ・アッサイ
第2楽章:  メヌエット(トリオ)
第3楽章: アンダンテ
第4楽章: アレグロ・アッサイ

この頃のモーツァルトはパパ・ハイドンの音楽をいろいろ研究し、楽章の組み立て方だったり、音の重ね方だったり、とにかくあらゆる角度から模倣し、でも決してそれをなぞるのみではなく、そこここに発展途上の自分の歌を注ぎこんでいたような感があるように感じます。

この曲の白眉は何と言っても第3楽章なのではないかしら??  「イタリア四重奏曲」の時代には彼の前途は開けていて、彼自身も自分の才能が面白くて仕方なくて、見るもの聞くものすべてが新鮮で刺激的で、とにかく希望に溢れちゃっていたと思うんですよね。  でも、このウィーン四重奏曲の時代には彼ももはや「神童」ではなく17歳頃の青年で、ザルツブルクの宮廷楽団員でもあって、青年の苦悩・・・・みたいなものが反映された音楽のように感じます。        

今日はクラシック音楽関係のエントリーを・・・・。  モーツァルトのカルテットの続きを楽しんでみたいと思います。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第10番 K. 170
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ウィーン・カルテットの第3曲です。  この曲はまず構成が面白いと思うんですよね。  

第1楽章: 主題と変奏、アンダンテ
第2楽章: メヌエット(トリオ)
第3楽章: ウン・ポコ・アダージョ
第4楽章: ロンド、アレグロ

という構成なんですけど、第1楽章にいきなり 緩徐楽章を持ってくることも、メヌエット(舞曲)を挟んで2つの緩徐楽章を持つこともかなり異例なことではないかしら??  アンダンテの変奏曲っていうのはハイドンによく見られる作曲パターンなんですよね~。

さてその第1楽章の変奏曲なんですけど、さほど技巧的でも、バリバリ変奏を楽しんじゃっている風でもなく、割とあっさりしています。  この主題の面白さはレガートなところとスタッカートが交互に表れるそのバランスにあると KiKi は感じます。  

それを第1変奏ではモーツァルトお得意の主題の音繋ぎ(例えば主題がドミソだったらドレドレミファミファソと変奏する)変奏、第2変奏は第1ヴァイオリンがオクターブ高いところで主題とほぼ同じような曲を演奏する中、他の楽器が印象的な三連符の音刻みで曲を盛り上げ、前へ前へと推進していきます。  第3変奏はリズミカルな音楽。  そして第4変奏はちょと曲調が変わり、こちらもタリラリランというユニゾンが奏でる雰囲気が独特です。

この主題そのものがどことなくメヌエット風で、耳に優しい音楽なんだけど、それに続くのが短めでちょっぴり諧謔的な雰囲気も持つ第2楽章、「ホンモノのメヌエット」です。  

今日はクラシック音楽関係のエントリーを。  本日の KiKi のBGMはこちらです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第9番 K. 169
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う~ん、やっぱりズスケ・カルテットの演奏はいいなぁ。  何て言うか音がクリアで音楽の輪郭がしっかりと伝わってくる演奏なんですよね。  解像度が高い・・・・・とでも言いましょうか??  それでいて、無機質なわけではなくて、甘くなり過ぎないギリギリのところで情感もある。  この絶妙なバランス感覚はモーツァルトの音楽に通じるものがあると思います。

さて、今日のBGMは第9番のカルテット、ウィーン四重奏曲の2曲目であり、ハイドンの影響をそこかしこに感じられる音楽です。

第1楽章は極めてモーツァルト的です。  そもそも第一主題が下降音型で始まっているところがやっぱりモーツァルト。  でね、この楽章、実は3拍子の音楽なんですけど、出だし部分はどことな~く4拍子の音楽に感じられるんですよ。  何て言ったらいいか、ピアノ曲の「ソナチネ・アルバム」とか「モーツァルト・ソナタ・アルバム」なんかで馴染みのある調子でね。  そうであるだけに、途中でハタと「あ、この曲、本当は3拍子の音楽なんだ!」と気がついた時にちょっとビックリ。  でもね、どうにも拍が取りにくい・・・・。  

そうこうしているうちに第1主題がいきなり短調に転調していて又ビックリ。  唖然としているうちに、ふと気がつくと元の主題に戻っていて、何だかマジックを見せられたような気分になります。  「エヘ!」といたづらっぽいモーツァルトの笑い声が聞こえてくるような気がします。

    

今日も引き続きモーツァルトのカルテットを聴いてみたいと思います。  6曲あった「ミラノ・カルテット」に続くモーツァルトの連作カルテットはやはり6曲連作の「ウィーン・カルテット」と呼ばれる作品群です。  これらの作品は、ウィーンでパパ・ハイドンのカルテットに接したモーツァルトの新しいチャレンジとして知られる音楽群です。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第8番 K. 168
Brilliant Mozart Edition Vo. 6 99718/2 演奏:Sonare Quartet 録音:1991年

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イタリアの明るく自由な空気と相俟って、うら若き天才モーツァルトがみずみずしい感性をほとばしらせながら作曲した「ミラノ・カルテット」。  それはそれで美しく、後のより成熟したモーツァルトが使う動機の萌芽みたいなものも感じられる美しい作品群ではあったのですが、ウィーンでハイドンのカルテットと出会ったモーツァルトは大きなショックを受けたと言われています。  実際ハイドン自身、「交響曲の父」と呼ばれるのみならず「弦楽四重奏曲の父」とも呼ばれる人で、このジャンルにはかなりの熱意をもって取り組み、後の弦楽四重奏曲の規範とも呼べるスタイルを確立しました。

まだまだ成長著しいモーツァルトがそんなハイドンのカルテットから学んだ大きな要素は以下の3つに集約されるのではないかと思います。

1)まずは形から・・・・  ミラノ四重奏曲はすべて3楽章形式だったものをハイドンに習い4楽章形式に変更しました。
2)次は作曲技法・・・・・ それまで伴奏に甘んじていた低音楽器の役割を進化させ、4つの楽器の独立性を高めました。
3)そして・・・・・ フーガ・変奏曲といった技法を多用するようになりました。

さて、今日の1曲であるK. 168 のカルテットはそんなハイドンに影響を受けたモーツァルトの最初の作品となります。  当然のことながら、この曲は4楽章形式で書かれています。

とぎれとぎれになりつつも、今日で「ミラノ・四重奏曲」の最終曲となりました。  本日の KiKi のBGMはこちらです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第7番 K. 160
Brilliant Mozart Edition Vo. 6 99718/1 演奏:Sonare Quartet 録音:1989年

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この曲の第1楽章、冒頭の主題を初めて聴いた時、KiKi は「あれ??  これ、どこかで聴いたことがある!!」と感じたんですけど、それがどこで、どんな演奏だったかほとんど思い出すことができませんでした。  主題のメロディ自体は確かに聴いたことがあるんですけど、どことなく曲調というか演奏形態というかが異なるようにも感じたんですよね。  

で、そんなことをすっかり忘れた何年か後、たまたまディヴェルティメント K. 136(「ザルツブルク交響曲」とも呼ばれる)を聴いた時、これまた同じように「あれ???  これ、どこかで聴いたことがある」と感じました。  そしてその時もそのデジャヴ感の正体は判明しませんでした。

それからさらに数年を経て、ようやくこの2つが同じモチーフであることに気が付きました。  同じ主題が使われているのはこのカルテットの第1楽章とディヴェルティメントの第3楽章です。  カルテットの方の速度指定がアレグロであるのに対し、ディヴェルティメントの方の速度指定はプレスト。  どおりでどことなく異なる印象を持ったわけです(笑)

なかなか歯切れの良い、そしてモーツァルトお得意の下降音型の流れるようなメロディが美しい音楽です。  又、バックで奏でられる伴奏の刻み音が調子いいんですよね~。  まあ、別の言い方をすればシンプル・単純とも言えるわけですが・・・・・。

今日はモーツァルトのカルテットの続きを聴いた Review です。  「指輪物語」の続きはまだ読了していないし、パッチワークの方は新しい作品のチョキチョキ作業にこの後とりかかる・・・・ということで、まだお話しできることは何もないし・・・・・。  何だかクラシック音楽関係エントリーが「場繋ぎエントリー」となりかかっている今日この頃です(苦笑)

モーツァルト 弦楽四重奏曲第6番 K. 159
Brilliant Mozart Edition Vo. 6 99718/1 演奏:Sonare Quartet 録音:1989年

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「ミラノ・カルテット」の5曲目で、このセット内唯一の緩徐楽章で始まる曲です。  この曲のクライマックス(というかメイン)は第2楽章にあるのではないかしら??  何と言ってもモーツァルトの宿命の調性、ト短調の音楽だし、響きもカルテットというよりはシンフォニックだし、アレグロというテンポも手伝ってか推進力に富む音楽だし・・・・。  この楽章を聴いていると KiKi は映画「アマデウス」の冒頭でも使用されたモーツァルトの交響曲第25番 K. 183 に通じるもの(調性が同じだからかもしれないけれど・・・・)を感じたりします。

曲は3楽章形式で、第1楽章: アンダンテ - 第2楽章: アレグロ - 第3楽章: ロンド.アレグロ・グラツィオーソ という形をとり、白眉である第2楽章を挟んだ前後の2つの楽章は愛らしさに満ちています。 

今日はクラシック音楽関係のエントリーです。  ひと頃に比べると、朝晩のしのぎやすさ(というよりもう既に冷え込みと呼んでもいいようなレベル)が格段とあがったここLothlórien_山小舎ですが、それでも昼間の気温はぐ~んと上がり、空気の透明度が高いせいか日差しの強さは都会よりも激しいように感じられ、長時間外にいることはできません。  そんな暑い中、モーツァルトの初期の音楽は何とも涼やかで気持ちの良いものです。  ま、てなわけで本日の KiKi のBGM はこちらです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第5番 K. 158
Brilliant Mozart Edition Vo. 6 99718/1 演奏:Sonare Quartet 録音:1989年

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この曲は何とまあシンプルなことでしょう。  何て言うか音の数が絶対的に少ないように聴こえるんですよね。  冒頭のタリラリランという1st ヴァイオリンの問いかけに残りの3つの楽器がチャンチャンと応えるところ。  いかにもシンプル、いかにも単純なんだけど、その単純さゆえにいきなりガシっと胸元を掴まれちゃったような気分に・・・・。  いたづら坊主が無作為な目をして「エヘヘ、どう??」と聞いてきて、思わず保護者たる気分の KiKi が「うんうん、OK」って答えちゃった・・・・そんな感じなんですよね~。

第1楽章の第2主題は典型的な3拍子の音楽でブンチャッチャに乗っかったメロディラインが何とも心地よい。  ここも音の数は滅法少ないんだけど、聴いていて「こうでしかありえない!」と感じさせる何かがあります。

昨日のエントリーで Naxos の CD について触れた際、ふと思い出してしまったこと。  それは、現在 KiKi の音楽鑑賞は基本的に iPod に転送してある音楽がベースになっているわけだけど、iPod の容量の関係もあって、手持ちのCDの全てを転送してあるわけではないこと でした。  考えてみると東京のマンションに置いてあるCDのいくつかはそういう意味では日の目を見ないCDとなってしまっているわけです。  これはちょっと勿体ないかな・・・・・・と。  

そんなことを思い出しちゃう前はあんまり気にしていなかったりもしたわけだけど、せっかく東京にいる間ぐらいは手持ちCDで iPod に転送していない音楽を聴いてみようかなぁ・・・・・。  ま、てなわけで、本日の KiKi のBGMはこちらの音楽をこのCDで・・・・・(笑)

モーツァルト 弦楽四重奏曲第4番 K. 157
Naxos 8.550541 演奏:エーデル四重奏団  録音:1990年

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モーツァルトの弦楽四重奏曲第4番にして「ミラノ四重奏曲」第3番のこの曲は、「イタリア的」な音楽です。  まず調性がハ長調というのが結構イイ(笑)  KiKi は個人的にはピアノ曲でのハ長調の曲って実はあんまり好きじゃなかったりもするんですけど(何となく弾きにくい感があるんですよね~)、器楽曲で聴く分にはいいですねぇ。  なんていうか安定感がある感じがするんですよね~。

ことこの曲に関しては特に第1楽章アレグロなんかは安定感のみならず「おめでたい感」「典雅な感じ」がすると思うんですよ。  モーツァルトの音楽の中でハ長調といってまず思い出すのは「ジュピター交響曲」、「リンツ交響曲」、そして「フルートとハープのための協奏曲」あたりなんだけど、どれも「典雅」という言葉がしっくりとくる音楽なのではないかしら??  このカルテットもその系列に属する音楽だと感じられます。

昨日は例の交通事故関係の事後処理のために、あちこち奔走しなくちゃいけなかったので、ブログをお休みさせていただいてしまいました。  そしてその事務作業を兼ねて、再び KiKi は上京しております。  いやはや、この連日の猛暑日の中、東京で過ごすなんちゅう暴挙(?)は今の KiKi にとっては苦行以外の何物でもありません(苦笑)  ま、いずれにしろ、そんな苦行を少しでも心穏やかに乗り切るため(?)、本日の KiKi のBGMはこちらです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第3番 K. 156
Brilliant Mozart Edition Vo. 6 99718/1 演奏:Sonare Quartet 録音:1989年

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因みに、今、東京にいるということは、このCD本体と久々に邂逅できたということで、ようやく奏者や録音年代、CD番号等々の情報にもアクセスできたので、前2つのエントリーにも追記しておきました。

第2番までのカルテットには若々しさ・初々しさが漲っていたと思うのですが、この第3番に至りモーツァルト少年はいきなり成熟してしまったような感を KiKi は抱きます。  その感想は偏に第2楽章のアダージョにあるのではないかしら??  ここに KiKi はモーツァルトのあの晩年の嗚咽の息吹を感じるのです。  それはメロディの奏でる哀切感もさることながら、モーツァルト特有のアクセント(pとfが交互に表れる辛い時のため息のようなアクセント)に負うところが多いのだろうと思います。


今日もモーツァルトのカルテットを聴いてみたいと思います。  これまで KiKi はモーツァルトのカルテットは本当にBGM的に聞き流してしまうことが多かったのですが、こうやってエントリーを書くために聴くっていうのもなかなか楽しいモンであることを再発見しています(笑)

モーツァルト 弦楽四重奏曲第2番 K. 155(134a)
Brilliant Mozart Edition Vo. 6  99718/1  演奏:Sonare Quartet 録音:1989年

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1772年、モーツァルトはステージ・パパのレオポルトと一緒に3度目のイタリア旅行に出かけました。  旅の目的はオペラ「ルチオ・シッラ(ルーチョ・シッラ)」(初演時16歳であった若きモーツァルトによる、「ポントの王ミトリダーテ」に続くミラノのオペラ劇場のための作品)上演のためでした。  その旅の間のスペアタイムを利用してモーツァルトはあたかも気晴らしでもするかのように交響曲や弦楽四重奏曲などの作曲を進めたと言われています。  このカルテットはその中の1曲で、その時作曲された第2番から第7番の6曲の弦楽四重奏曲は、「ミラノ四重奏曲」と呼ばれています。

その「イタリア」「ミラノ」というイメージ(というか先入観?)も手伝ってか、とても明るく開放的な音楽です。  この曲を聴いていて驚くのはモーツァルトが普通の、まるでエチュードみたいな音階進行をあっけらかんと曲の中で頻繁に使っていることです。  でもそれが単調には聴こえず、逆に楽しく聴こえちゃうあたり、さすが天才!と感じずにはいられません。  

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲 Review をコンプリートした今、次はどのシリーズに着手しようか結構悩みました。  KiKi にとってライフワークと呼んでもいいかもしれないベートーヴェンのピアノソナタへ行くべきか、はたまたモーツァルトに回帰するべきか、いやそれよりもっと前、ハイドンまで戻るべきか・・・・。  で、あれこれ悩んだ末、モーツァルトの弦楽四重奏曲にいってみようかなぁ・・・・と。

どうしてモーツァルトのカルテットなのか、これといった確たる理由はないんですよ。  でもね、KiKi の究極の人生の目標である「Lothlórien Book & Music Salon」(← これBook & Music Cafe の仮名です ^^;)のBGMはカルテットとず~っと前から決めているようなところがあったりするわけで、その準備を兼ねて(?)ここいらで弦四を総括してみようかな??な~んちゅうことが頭をよぎったりもしたわけです。  ま、てなわけで本日の KiKi のBGM はこちらです。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第1番 K. 80
Brilliant Mozart Edition Vo. 6  99718/7 演奏:Sharon Quartet 録音:1994年

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現在、このCD本体は東京のマンションに置いてあって、KiKi 自身は iPod に入れてある音楽データで鑑賞しているので、このCDの詳細情報にはちょっとアクセスできません。  Amazon でもこのCDのデータは見つけられなかったので、後日、何らかの機会に見つけることができた際に、あれこれ追記したいと思います。  (← 2012年8月6日、演奏者等の情報を追記しました。)

さて、このCD。  Brilliant が日本に上陸してCD価格を一挙に押し下げていた時代に、池袋HMVで衝動買いしたCDでございます。  当時、モーツァルトのカルテットに関しては「選集」みたいな形ではいくつかCDを持っていた KiKi ですが、いわゆる「全集」という形では持っていなくて、1つぐらいは全集が手元にあってもいいだろうと考えて購入した Box Set でした。

でもね、こういうBoxものっていうのはなかなかちゃんと通して聴く機会には恵まれないものだったりします。  何と言っても収録曲数が多い(≒ 全部を聴くには時間がかかる)うえに、衝動買いできちゃうような値段ということで所謂「有難味」みたいなものが希薄でねぇ・・・・(苦笑)  我慢して、我慢して、一所懸命お金を貯めてようやく購入したCD(レコード)なんかだと、その待ち時間に膨らませた期待分の上乗せもあって、購入してから暫くはそればっかり聴いているという時期があったりもしたものですが、このCDに関してはお気に入りの何曲かを数回と、これまで聴いたことがなかった曲を数回聴いたきり仕舞い込まれてしまっているCDとなっております。

ま、そういう意味では今回、この企画の中で久々の出番を得たCDセット・・・・ということになるのかなぁと ^^;


なんだかんだとゴタゴタしていて、「ベートーヴェンのカルテット Review を完成させる企画」があと1曲を残して中途半端な状態になってしまっていました。  ま、てなわけで本日の KiKi のBGM はこちらです。

べートーヴェン 弦楽四重奏曲第16番 Op. 135
シャルプラッテン TKCC-70012 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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(毎度のお断りではありますが ^^;)因みに、このCDは今では廃盤になっていて、リマスタリングしたこちら(↓)が現在の定番商品になっているみたいです。

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ベートーヴェン最後のカルテットにして、まとまった作品としても生涯最後の作品です。  この後にいわゆる「大フーガ」の代わりに作曲された、「弦楽四重奏曲 第13番」のフィナーレ部分があるものの、言ってみればベートーヴェンの白鳥の歌と呼べる作品がこのカルテットであることを考えると、音楽を楽しむこちらの身もひきしまるというものです。

「最後の作品」、「気難しいベートーヴェン」、「難解な後期のカルテット」という先入観をもってこの音楽を聴くと、多くの人は「あれ?」と肩透かしを食らったような気分になるのではないかしら??  KiKi にはこの音楽は愛らしく、時にモーツァルトを彷彿とさせる音楽に聞こえます。

    

先日の「セリオーソ」から弦楽四重奏という分野に関しては14年ほどの空白期を経てベートーヴェン先生が久々に取り組んだカルテット。  でもその空白期にベートーヴェン先生は決して遊んでいらしたわけじゃなくて、すべてのピアノソナタを書き上げ、ミサソレムニスも書き終え、日本人の大好きな第9もほぼ完成させ・・・・と半端じゃなくお忙しかったのです。  お忙しかったのと同時に益々偏屈度に磨きをかけられ、凡人にはついていけないような思索的・哲学的な世界に踏み込んでいらっしゃいました。

ま、てなわけで、本日の KiKi のBGMは人類の至宝、ベートーヴェン大先生の後期のカルテットの1曲目でございます。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第12番 Op. 127
シャルプラッテン TKCC-70656 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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さきほど KiKi はベートーヴェン先生の晩年に関して「益々偏屈度に磨きをかけられ、凡人にはついていけないような思索的・哲学的な世界に踏み込んでいらっしゃいました。」と書いたけれど、そうなる「カルテット」は実はこの次の曲からではないかしら??と個人的には思っていたりもします。  と言うのもね、この曲にはまだまだ健全な(?)伸びやかさ・・・・みたいなものがあるように感じるんですよね~。

 

今日も昨日に引き続き、ベートーヴェンのカルテットのエントリーを書いておこうと思います。  と言うのもね、ベートーヴェンがこのジャンルの音楽を書くには最初の6曲(Op. 18)から次の3曲(ラズモフスキー)に行くのに5年間の沈黙期間があり、そこからさらに約5年間の沈黙期間を経て昨日の「ハープ」や今日のこの「セリオーソ」が書かれ、次の第12番に行くのにこれまた10年以上という年月を必要としているんですよね。  そんな彼の作曲頻度に聴く側であるこちらも併せて、可能な限りこのひとかたまり、ひとかたまりを聴いておきたいかなぁ・・・・・と。

ま、てなわけで本日の KiKi のBGMはカルテットの第11番。  別名「セリオーソ」と呼ばれる音楽です。  セリオーソ・・・・・英語で言えばシリアスですね。  「真面目な」とか「厳粛な」とか「深刻な」というほどの意味合いでしょうか。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第11番 Op. 95 「セリオーソ」
シャルプラッテン TKCC-70653 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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ベートーヴェンという人は基本は絶対音楽の人なので、自分の作曲した曲に安易に「愛称」とか「呼び名」を自ら振ったりすることはありません。  まあ、まったくないとまでは言わないんですけど、ロマン派の人たちのようには饒舌じゃないんですよね。  で、そんな中、この曲はある意味では例外的に直筆譜に「セリオーソ」と書かれていたそうですし、この曲の第3楽章には「アレグロ・アッサイ・ヴィバーチェ・マ・セリオーソ」と曲想が指定されており、本人が「真面目に」つけたタイトルだったようです。

ベートーヴェンが耳に疾患を患っていたことはとても有名な話ですが、具合が悪かったのは耳だけではなく、どうやら視覚もかなり悪くて目に見える世界でも実はかなりの制約を受けていたのだそうです。  人間にとって極めて大切な視覚・聴覚の2つが閉ざされ気味の世界。  それを想像するのは老眼を除けば五体満足の KiKi なんかにはかなり難しいことだけど、とは言っても普通の世界(社会)とは隔離されたような孤独感とは無縁ではないこと、そしてそれと逆行するかのように自分の内面の感覚だけは研ぎ澄まされていく・・・・・ということは何となく想像できるような気がします。


この週末から今週火曜日にかけて KiKi は東京に来ています。  週末には例のベビー・キルトの赤ちゃんの「お食い初め」があり、日頃から賄いおばさんに徹している(?)KiKi は煮物やら紅白なますやらをLothlórien_山小舎で作ってタッパーウェアにつめて上京、お食い初め当日の日曜日には朝から鯛や蛤、ミツバ等々の買い出しに走り、お吸い物を作ったり、鯛の塩焼きを焼いたりと大忙しでした。  鯛の尾頭付きを購入するには、赤ちゃんが暮らすマンションの魚焼きグリルの寸法を測ったりして万全の準備を整えてスーパーに向かったものの、置いてあった鯛が悉く大きくて、対角線上に置けばギリギリ入るかもしれない・・・というサイズのものを選択。  念のために電子レンジのグリルで焼かなくちゃいけなくなることも想定して、クッキングペーパーなんぞも買ってと大騒ぎでした。

肝心の赤ちゃんは終始ご機嫌で、ニコニコしていてくれていたんですけど、ようやく準備が整った・・・・と思った頃にはホステス稼業に疲れちゃったのか、お昼寝モードに突入。  まあじゃあ今のうちに・・・・と集まった大人だけでお食事をしたんだけど、ついついうっかり「蛤のお吸い物」をみんなで全部飲んじゃって(^^;)肝心の「お食い初めイベント」の時には、身を食べ終わった蛤の貝殻をお椀の中でひっくり返し(空なのを隠すため)、ミツバを置いてお水を注いだものを「蛤のお吸い物」と見立てて写真撮影というインチキもしつつ、この一大イベントを終了しました。

自分の子どもがいない KiKi には一つ一つのイベントが新鮮で、何だか幸せのおすそ分けをいただいて得した気分の週末でした。  さて、そんな心温まる一日を終えて迎えた今日、今日の1曲は順番に従ってこちらのカルテットです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第10番 Op. 74 「ハープ」
シャルプラッテン TKCC-70655 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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ここまでのベートーヴェンの弦楽四重奏曲は第1番~第6番までが作品番号18でまとめられた連作、続く、第7番~第9番までが「ラズモフスキー・セット」とでも呼ぶべき連作の作品群でした。  そして、ようやく10曲目にしてベートーヴェン大先生は単作の第10番を書き上げました。  作曲時期としては中期と呼ばれるよく言えば脂の乗り切った(ペーペーでもなく、枯淡でもない)時期の作品で、「ラズモフスキー」で大変貌を遂げた弦楽四重奏曲分野での意欲作と言っても過言ではないように感じます。  何て言うか、それまでのどこか「気負い」みたいなところがある若々しい音楽とは異なり、ちょっと余裕・・・・みたいなものが感じられるように思うんですよね。  

同時期に作曲された曲としてはこの曲の前に交響曲第5番、第6番があり、ピアノ・コンチェルトの第5番があり、ベートーヴェンの名声が確固たるものになった時期ということが言えるだろうと思います。  ただベートーヴェンのキャリアという面では美味しいはずのこの時期、彼をとりまく環境の方はどんどん悪化していきました。  彼の持病の問題もさることながら、とにかくこの時期、世間が姦しい。  ナポレオン軍のウィーン占領とそれに伴うベートーヴェン後援者の疎開が顕著になり始めます。


今 KiKi はベートーヴェンの「ラズモフスキー3部作」の最終曲を BGM に、夏の定番「葭簀」を窓にかけるべきか、梅雨明け宣言まで待つべきか、思案の真っ最中です。   昨日までのそぼ降る雨の日にはそんなことをは一切考えないんですけど、今日ぐらいカッと強い日差しが窓の外に広がると、途端に暑くてたまらないような気分になってくるんですよね~。  なんせ、ここ Lothlórien_山小舎にはクーラーなんぞという文明の利器は設置していないものですから・・・・・(苦笑)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第9番 Op. 59-3 「ラズモフスキー第3番」
シャルプラッテン TKCC-70012 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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最終曲を迎えるにあたって、この3つのカルテットの注文主であるラズモフスキー伯爵について、ちょっとお話しておきたいと思います。  

ラズモフスキー伯爵は1752年ペテルブルグに生まれたロシアの貴族で、海軍士官として訓練を受けたのち外交官として国に仕えるようになりました。  1788年にウィーンで音楽愛好家として知られたトゥン伯夫人の娘エリザベートと結婚、1801年から正式にウィーン駐在のロシア大使に任命されるに至ります。  

ラズモフスキー伯爵は裕福で金遣いが荒く、自前で豪邸を構え(これはその後消失)、蒐集家ならびに芸術のパトロンとして名をはせていました。  ベートーヴェンの有力なパトロンの1人でもありました。  1808年には自前の弦楽四重奏団を抱え、自らその第2ヴァイオリンを担当するなど、音楽の素養もなかなかのものがあったようです。  と言うのも、この弦楽四重奏団、当時は全欧に並ぶものなしといわれるほどの存在感を示すカルテットだったのだそうです。

因みにこ~んなお顔をしていらしたらしい・・・・

patrons_razumovsky.jpg  (こちらのサイトより転載)

ま、こういう注文主の出自を考えると、このラズモフスキー四重奏曲の中にロシア民謡が取り入れられている理由もよ~くわかったりもするわけですが・・・・。  と同時にベートーヴェンの「傑作の森」の背景には彼のようなパトロンの存在が無視できないという事実にも気が付くわけで、やはりある程度の安定した生活あってこその「傑作の森」とも考えられちゃうわけでもありまして・・・・。  まさに「同情するならカネをくれ!」の世界です(苦笑)


昨日もチクチク作業に精を出したため、読書の方はあんまり捗りませんでした。  その代わり・・・・・と言っては何ですが、ユーキャンの講座の方は受講期間中に何とか全作品を仕上げられる目途(というより予定)を建てることができました。  講座受講時にいただいていた「作品完成の目安の日数表」があるのですが、それによると辛うじて何とかおさまりそうな雰囲気なんですよね~。  ま、そのためには昨日のエントリーでご紹介した「ステンドグラスのタペストリー」を今月中に仕上げ、来月早々には次の課題である「ナインパッチのトートバッグ」に着手しなくちゃいけないんですけどね。  後は例の腰痛がぶり返さないことを祈るばかり・・・・です。

・・・・とここまで書いて、昨日予定表を作成した時点で、秋の一大イベント、稲刈りをまったく計算に入れていないことに気が付いてしまいました ^^;  う~ん、やっぱり無理なんだろうか???  ま、ここから先、どこまで前倒しで作業ができるか?に全てがかかっている・・・・・ということなのかもしれません。  で、そんな先のことはとりあえずちょっと横に置いておいて、本日の KiKi の BGM をご紹介したいと思います。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第8番 Op. 59-2 「ラズモフスキー第2番」
シャルプラッテン TKCC-70012 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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ベートーヴェン中期のカルテットの傑作、「ラズモフスキー四重奏曲集」の第2曲です。  初期の6部作から5年間の沈黙(弦楽四重奏曲というジャンルに関して)を経て、ドド~ンと世に出てきたのがこの3部作です。  その5年の間に彼はあの有名な遺書を書いたり、当時の常識では考えられないような交響曲の傑作「エロイカ」を書き、ピアノソナタの分野では「ワルトシュタイン」やら「アパショナータ」という超有名曲を書き、ヴァイオリン・ソナタの分野では「クロイツェル」を書いています。  いわゆる「傑作の森」と呼ばれる時代です。

そんな中で産み落とされたカルテットだけに、それまでの「耳にやさしい」「サロン風の」「お食事の邪魔をしない」音楽からは脱皮し、「雄弁な」音楽となっています。  曲の規模という意味では「ラズモフスキー第1番」には及ばないこの第2番。  一番大きな特徴は、3曲の中で唯一の短調の音楽ということではないでしょうか??

  

今日は最近のルーティンからすると、「ベートーヴェンのSQの日」です。  ここで期待(?)を大きく裏切って別の話題に持っていければいいんですけど、作品18の6曲目だけを残して・・・・というのも後味が悪そうだし、何よりもう選曲しちゃってこの曲がスピーカーから流れちゃっている以上、それを無視するわけにもいきません。  ま、てなわけで本日の KiKi のBGMはこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第6番 Op. 18-6
シャルプラッテン TKCC-70657 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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ベートーヴェンという作曲家を語る際、彼の作品を創作時期に沿って「前期」「中期」「後期」と分けて語られることが一般的になっています。  それぞれの時期を簡単に総括するなら、ハイドンやモーツァルトが築き上げたある種の「完成形」を継承し、そこから創作活動をスタートさせたのが「前期」。  その「完成形」の更なる高みを上り詰めて、そこから己の音楽を語り始めたのが「中期」。  語り尽くした消耗感・・・・・のようなものを克服し、古典派のスタイルから完全に脱却し深い瞑想と思索、同時に幻想的な世界に踏み入ったのが「後期」という感じでしょうか。  その3期のうち、この作品18のカルテットは「初期」に位置する音楽なわけで、そうであればこそベートーヴェン節がまだまだ淡白な作品集となっています。

もちろんその6曲もそれぞれがそれぞれの個性を持っているわけですが、「実際のところこの6曲がどんな順番で創作されたのか?」を辿ってみると「なるほどなぁ。  ベートーヴェンはこの時期、進化し続けていたのね」と感じること間違いなしだと思うんですよね。

最近は「逆説の日本史 Review」と「ベートーヴェンのSQ Review」エントリーの間を行ったり来たりしている感のあるこのブログ。  恐らく近日中にはこのループから外れて、忘れかけていた「ベビー・キルト・エントリー」が Up できるんじゃないかと思っています。  一応、細々と・・・・ではあるんですけど、予定完成日を大幅に遅れながらも製作は続行していたのです。  ま、それはさておき、本日の KiKi のBGMはこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第5番 Op. 18-5
シャルプラッテン TKCC-70012 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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この曲、実はあんまり好きじゃないんですよね~。  ベートーヴェンらしさが極めて薄いうえに、どうもこうパッとしないんですよ。  別の表現を使うならどことなくドン臭い・・・・というか、粗野・・・・というか(苦笑)  もともとベートーヴェンの楽曲にはモーツァルトの優雅さ・洗練といったものは期待できなくて、KiKi もハナからそんなことは求めちゃいないんだけど、第1番から第4番までで提示してくれていた「ベートーヴェン節の萌芽」みたいなものをどっかへ置き忘れてきちゃったような感じがしてねぇ・・・・。

とは言っても第3楽章の変奏曲はさすが「変奏曲の名手、ベートーヴェン」っていう感じがするんですけどね。  でも、ものすご~く正直なところ、他の楽章はいただけない・・・・・。  パーツというか、構成要素の一つ一つは悪くない(発展させがいがある)と思うんだけど、目指しているゴールが不自然と言うか、こなれていないと言うか、そんな印象なんですよね。


今日は久々にくっきりと晴れ上がった青空で気持ちのよい朝を迎えています。  姦しい鳥たちの囀りの中、車やら草刈り機やらチェーンソーやらのモーター音がこの静かな村にも響き渡り、人も動物も活動再開!といった風情です。  ま、そんな清々しい気分の中、本日の KiKi のBGMはこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第4番 Op. 18-4
シャルプラッテン TKCC-70012 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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ベートーヴェンらしさが段々濃厚になってきました(笑)  ま、それというのもことこの曲に関しては「ベートーヴェンの運命の調性」とも呼ばれているハ短調の音楽であるっていうことが最大の要因なんですけどね。  ベートーヴェンご本人がどの程度意識されていらしたかはさておき、後世の人は「モーツァルトと言えばト短調、ベートーヴェンと言えばハ短調」とでも言いたげに評論しておりまする。  ま、他人事みたいに言ってますけど、実際 KiKi 自身、「あ、この曲。  たまんない!!」と幼心にも感じた彼らの音楽はモーツァルトならト短調、ベートーヴェンならハ短調というのはあったりもするんですけどね(苦笑)

そもそも子供時代の KiKi がベートーヴェンのハ短調に嵌ったきっかけは、「月光ソナタ」であり、「悲愴ソナタ」であり、「運命交響曲」だったのは間違いのないところです。  この調性の持つ「陰鬱さ」「翳りのある寂しさ」「暗さの中にほの見える愛らしさ」「抑えようのない怒り」みたいなものが夢見る夢子ちゃんだった KiKi のハートにグッサリと突き刺さったものでした。  そして、長じるにつれ彼が抱えていた耳の疾患を知り、家庭内トラブルを知り、貴族の令嬢に惚れては振られるを繰り返すダメ男ぶりを知り、そんな楽聖の素の姿に重なるものを感じたものでした。

 

一昨日の台風の影響でLothlórien_庭先農園のあちこちに被害の爪痕が残っています(涙)  その状況をレポートしようかなぁと思わないでもなかったのですが、何だかそんな後ろ向き・・・・というか、悲しい様子をわざわざ写真にとって文章にするというのも何となく自虐的で嫌だなぁ・・・・と。  ま、てなわけで本日はクラシック音楽関係のエントリーにするこにしました。  本日の KiKi のBGMはこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第3番 Op. 18-3
シャルプラッテン TKCC-70011 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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この曲、第3番という番号が付されていますが、実際には楽聖ベートーヴェンが作曲した最初の弦楽四重奏曲です。  弦楽四重奏曲というジャンルの中での最初の1曲ではあるものの、この時までに彼は室内楽の分野で、多くのピアノ・トリオや弦楽三重奏曲、三つのヴァイオリン・ソナタ、二つのチェロ・ソナタ、さらに様々な楽器の組み合わせによる四重奏や五重奏を書いています。  そういう意味では作品番号18としてまとめられた最初の6曲の弦楽四重奏曲は、まさに「満を持して」発表された音楽と言っても過言ではありません。

ウィーンに出てきたベートーヴェンが門をたたいたのがパパ・ハイドン。  ハイドンと言えば「交響曲の父」であり、「弦楽四重奏曲の父」とも呼ばれていたわけで、ある意味でハイドンの元での修行の成果という意味もあったのかもしれません。  

いずれにしろベートーヴェンのこの最初の弦楽四重奏曲は彼の作った弦楽四重奏曲全曲の中で、最も古典的かつ颯爽とした音楽だと感じます。  

ここのところず~っと「読書感想文ブログ」となってしまっていたので、今日は久々にクラシック音楽関係のエントリーを・・・・・。  せっかく着手した「ベートーヴェンのSQ特集(?)」を進めていきたいと思います。  ま、てなわけで本日の KiKi のBGM はこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第2番 Op. 18-2
シャルプラッテン TKCC-70011 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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因みに、このCDは今では廃盤になっていて、リマスタリングしたこちら(↓)が現在の定番商品になっているみたいです。

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この曲を一聴して強く感じるのは、ことこの曲に関してはベートーヴェンの作曲言語はモーツァルトというよりはハイドン寄りかなぁ・・・・・ということです。  ま、実際問題としてベートーヴェンが生まれ故郷のボンからウィーンに出てきたとき、彼が弟子入りしたのはハイドンだったわけで、彼の教えの影響というのは当然のことながら受けていたわけで、ハイドンっぽい作曲言語を駆使していたとしても不思議でもなんでもないことなんですけどね。

もっともハイドン - ベートーヴェンの師弟関係はそんなに良好なものでもなかったようだし、ベートーヴェン自身はハイドンよりもモーツァルトに魅力を感じていて実際に彼に師事することを希望して彼を訪ねたこともあったわけだから、歴史に if は禁物だけどもしも彼がモーツァルトに師事していたらもっと違うタイプの弦楽四重奏曲を作っていたのかもしれません。


ベートーヴェンの交響曲リストがコンプしたので次は・・・・と考えた時、たまたま「オルフェウスの窓」の影響もあってPコンにいっちゃったけれど、真っ先に KiKi が思い描いたのは KiKi にとってもっとも馴染みのある楽器であるピアノ曲、あのクラシック音楽の新約聖書、「ピアノ・ソナタコンプ」に挑むべきか、はたまたもう一つの大きな峰を形作る「弦楽四重奏曲コンプ」に挑むか?というものでした。  で、あれこれ考えた末、結果的にはカルテットを選んでみることにしました。

まあ、どちらもまだまだこのブログでは取り上げていない曲がいっぱいあるので正直なところどっちを選んでも良かったんですけど、自分の中にある内心告白に近い存在であるピアノソナタの場合、こちらの精神的状況にお構いなくベートーヴェン大先生の心情吐露におつきあいしなくちゃいけないのに対し、カルテットの方がもう少し気楽に聴くことができるんじゃないか??  そんな風に感じちゃったんですよね~。  ま、てなわけで本日の KiKi のBGMはこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第1番 Op. 18-1
シャルプラッテン TKCC-70011 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン)

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因みに、このCDは今では廃盤になっていて、リマスタリングしたこちら(↓)が現在の定番商品になっているみたいです。

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巷の評判では音が断然違うということなので、このCDも欲しいところなんだけど、プ~太郎 & 本にもお金がかかっている今の KiKi にとっては高嶺の花です(苦笑)  でも、このCD、カルテットのみならず弦楽三重奏曲も入っているんですよね~。  う~ん、これは迷う・・・・・。  しかもHMVサイトの Review によれば Reviwer 全員が最高評価をつけているし・・・・・。

もともと世評高いアルバンベルク盤を他に2種類持っているにもかかわらず、ベートーヴェンの弦四を聴こうかなと思うと結局このズスケQ(ベルリンQ)の演奏に常に戻ってきてしまう KiKi にとってはまさに「一生もの」になりそうな気配がプンプン漂っています(笑)


あの博識な千秋君をして「オレも知らん・・・・・」と言わしめた曲を今日は聴いてみたいと思います。  千秋君も知らなかったぐらいだから一安心なんだけど、実は KiKi もこの漫画を読むまでこの曲はさわりを聴いたこともなければ、そもそもその存在自体を知りませんでした。  まあ、KiKi の場合、連弾曲はほとんど弾いたことがないし、ついでに言うとモーツァルトのピアノソナタってあんまり好きじゃなかったから長年ピアノを弾いてきている割にはあんまり知らなかったりするんですよね~。  

モーツァルト 2台のピアノのためのソナタ K.448
SONY SICC 1031 演奏:マレイ・ペライア & ラドゥ・ルプー(pf) 録音:1984年6月

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1781年、モーツァルトのウィーンでの最初の年に作曲された2台のピアノのための唯一の完成されたソナタ。  当時、モーツァルトの弟子だったヨゼフィーネ・フォン・アウエルンハンマー家の演奏会のために作曲され、同年11月23日に彼女とモーツァルトによって初演された。  このアウエルンハンマー嬢についてモーツァルトは父への手紙でもヨゼーファと愛称で呼び、その容貌をこきおろしているが、ピアノの才能はすぐれていて、このソナタのほか、同年に作曲した6曲のヴァイオリン・ソナタ(K. 296, 376~380)を彼女に献呈していることからも明らかであり、この後も彼女とたびたび共演しているし、彼女はすぐれた女流ピアニストとして名声をえており、モーツァルトの作品の出版でも出版社に協力した。  モーツァルト研究で有名なA.アインシュタインが「オペラ・ブッファの理想的な序曲」であり「比類ない傑作」と言っているように、明るい生気がみなぎっている第1楽章から華麗なロンドまで、2台のピアノのための理想的な作品であり、また至難な演奏技巧が要求されていて見事な効果を挙げている。  (CDライナーノーツより転載)

モーツァルトがピアノのうまいデブ娘(知人の子)との合奏用に作ったあっかるいサロン向き音楽  (by 千秋)

この曲を初めて通して聴いてみたときの感想は、「とってもピアノっぽい音楽だなぁ」ということでした。  KiKi がモーツァルトのピアノソナタがあまり好きじゃない理由はね、現代のピアノの音とモーツァルトのピアノソナタにはどこかちぐはぐなところがあるように感じるところ・・・・なんですよね。  特に初期のピアノソナタにはその傾向が顕著で、どんな音で弾いて欲しいと思って作曲された曲なのかわからなくなってしまうようなところがあるんですよ。

でもね、この曲に関しては「音から入った曲」だから・・・・・(要は初見で楽譜から入った音楽ではない)というのもあるかもしれないけれど、それ以上に曲の持っている雰囲気がピアノの音色を生かしているなぁと感じられる、そんな気がしたんです。  でね、ちょっとだけ調べてみたら、どうやら現代のピアノの前身である「フォルテピアノ」がようやく鍵盤楽器として登場してきた時期と微妙にあっているみたいなんですよね~。

 

本日も快晴。  お休みのたびにお天気がよいということは本来ならば喜ぶべきこと・・・・だとは思うのですが、あまりにも雨が少ないと今度は夏の水不足が心配になってしまいますよね~。 何せ人間の身体の大半は水分でできているわけだし・・・・。  地球儀だってあんなに真っ青な部分が多いわけだし・・・・。  これはどこかで真剣に雨乞いをすることを考えておいたほうがいいかもしれません・・・・ ^^;

ま、それはさておき、ようやく巡ってきたブログ更新デーの土曜日。  実は昨日 KiKi は会社のイベントで生まれてこの方3回目の体験となるボーリングなんぞという娯楽をやって参りまして、今は右腕&右手首にインドメタシン配合の湿布薬ベタベタ状態なのです。  重い右腕と共にとかく沈みがちな気分・・・・ ^^;  いえね、何か気鬱なことがあるのかというとそうじゃないんだけど、何となく腕と共に気分が重苦しいだけのことなんですけどね。  ま、そんなこんなでCDラックの奥の方にあるCDを出したり入れたりする気力に欠けてしまうのですよ。  てなわけで本日の KiKi の1曲は ☆か☆な☆り☆ 取り出しやすいところに常駐しているこちらを選んでみました。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番 Op. 131
ドイツシャルプラッテン TKCC-70655 演奏:ズスケ・カルテット・ベルリン 録音:1980年1月

(ごめんなさい。  今日は画像ナシです。  画像を探し回る気力が・・・・ ^^;)
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今日も昨日に引き続きいいお天気です。  今年は暖冬ということもあり、例年に比べると出不精モードがなりを潜めている KiKi。  となると、根っこの部分ではノルンを連れて空気のよい高原か海岸で思いっきりアウトドア・ライフを楽しみたい気分がムクムクと頭をもたげているところなのですが、未だにノルンはお散歩デビューも果たしていないし、注射を打ったばかりでもあることだし、もう暫くはある程度は大人しくしていなくちゃいけません。  ま、てなわけでせめて気分だけもアウトドアに向けて発散しておきたいなぁなどと思っちまうわけです。

いずれにしろ「ノルン姫、器楽曲トレーニング企画」も始まったことですしね♪  で、本日の KiKi の1曲は昨日に引き続きモーツァルトを試してみたいと思います。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第17番 K. 458 「狩」
edel classics 0002732CCC 演奏:ズスケ・カルテット 録音:1974年

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ノルンとの生活が始まって早いもので3週間が経過しました。  相変わらず「ノルンちゃん音楽鑑賞トレーニング」は続けているものの、なかなかじっくりと音楽鑑賞モードには入ってくれないんですよね~、これが。  でも、「お座り」や「お手」や「おかわり」をわずか1週間でマスターしたお利口さんのこと。  訓練あるのみ、諦めないぞ!!  

とは言え、ノルンがあまり好まない音楽ばかり聴かせて本格的な音楽嫌いになられちゃ元も子もありません。  先日のベト5大失敗の経験を踏まえ、今日は「概してワンコには評判がよいらしい」との garjyu さんのアドバイス(?)を参考にモーツァルトを試してみたいと思います。  基本的にここまでの経験では宗教音楽系の合唱曲には比較的理解を示すノルンちゃん(但し長いのはダメ! 笑)ですが器楽曲はイマイチみたいです。

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まあまあ、ノルン姫。  きっと今に君にもこの良さがわかるはず。  いずれにしろノルンはうちの子になっちゃったんだから、KiKi の趣味にも少しは付き合ってくれなくちゃ♪

ま、てなわけで「ノルン姫、器楽曲トレーニング企画」のはじまり、はじまり~。

モーツァルト 弦楽四重奏曲第18番 K. 464
edel classics 0002732CCC 演奏:ズスケ・カルテット 録音:1974年

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やっぱり KiKi はピアノからクラシック音楽に入った人間なんだよなぁと、今更ながら感じる今日この頃です。  と言うのもね、今回のクラシック音楽ブログ共同企画「勝手に××の日」がショパンだと知ると、俄然やる気になってきちゃうのですよぉ ^^;  それだけショパンという作曲家と KiKi のお付き合いが長いっていうことなんだと思うんですけどね。  でもまあ、だからと言ってピアノ曲だけじゃやっぱりつまらないわけでして・・・・・・。  KiKi がショパンという作曲家にと~っても親しいものを感じるのは彼が「ピアノの詩人」と呼ばれるようなピアノ曲重視の作曲家であることもさりながら、もう1つ別の理由もあるような気がします。  それはね、世の中に楽器の種類が数多あれど、彼が室内楽曲として選んだ作品が「チェロ・ソナタ」であり、それが現在まで残っているという事実なんですよね~。

実はショパンにはチェロとピアノのための作品がこの有名な「チェロ・ソナタ」以外にも「序奏と華麗なるポロネーズ Op. 3」と「大二重奏曲(作品番号なし)」、そしてピアノ三重奏曲などもあったりします。  まあ、演奏される機会やら録音が多いのはこの「チェロ・ソナタ」だけなんですけどね~。  ま、てなわけで、今日の KiKi の1曲はこちらです。

ショパン チェロ・ソナタ Op. 65
EMI 7243 5 68132 29B 演奏:デュ・プレ(vc) & バレンボイム(p) 録音:1971年12月

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何だか急に冷え込んできたような気がしますねぇ。  それとも KiKi は今日ちょっと風邪気味なので、寒気がしているだけなのかなぁ???  今朝から何となく背筋がぞくぞくして、ニットのセーターを着込んでいるにもかかわらず、全然あったかい気分にならないのですよ。  そしてそれに輪をかけるかのように窓の外の空はど~んよりしちゃって、いつ泣き出してもおかしくないような雰囲気が漂っちゃっています。  実は KiKi は寒さにはめっぽう弱くてね~。  その昔、とある会社にお勤めしていた頃同僚に東北出身の女性がいたんだけど、冬になると彼女と KiKi では確実に着込んでいる衣服の枚数が1~2枚は違っていたんですよね。  KiKi の目には薄着にしか見えない彼女。  そんな彼女に何度尋ねてみたことでしょうか。





「ねえ、そんなんで寒くないの??」





でもそんな KiKi への彼女の返事は・・・・・と言えば





「全然♪  逆にそんなんで暑くないの??」





やっぱり幼い頃からの鍛え方の違いなんでしょうか???  温暖な気候で有名な静岡県育ちの KiKi には信じられない問答でした。  ま、てなわけで今日は昨日に引き続き、ブラームスの晩年の傑作を聴いてみたいと思います。  今日のように空が重~くたれこめている日には無性にブラームスの枯れた響きが欲しくなる KiKi なんですよね~。

ブラームス クラリネット・ソナタ第1番 Op. 120-1
Camerata CMCD-15063 演奏:ライスター(Cl) & レヴィン(p) 録音:1980年5月

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3連休最終日。  ただでさえ何とはなしに気分が重苦しくなりがちな、去り行くお休みの日々への未練でいっぱいなところへもってきて、ますます KiKi の気分を落ち込ませる出来事が連発した今日。  う~ん、今日は厄日か何かなんだろうか???  

明るいだけが取り柄の KiKi がどよよ~んと落ち込んじゃった原因 Part 1 は、どうやら我が家の防音室の蛍光灯タイプの照明器具がイカレちゃったらしい・・・・ということ。  当初は電球切れかと思ったので、蛍光灯を買ってきたのですが交換してもこれが点かないのですよぉ~ 。  で、屋根からぶら下がっている照明器具を取り付ける四角いプラスチックの部分をカチャカチャやっていたら火花が飛んでびっくり仰天!!  こわいよぉ~。  照明器具を付け替えるとなると、防音工事屋さんを呼ばなくちゃいけなくなっちゃうし、年も押迫ってきたというのになんてことでしょう!!

落ち込んじゃった原因 Part 2 は、ただでさえこれから出費がかさみそうだというのにこのタイミングで我が家のHDD付DVDレコーダーがどうやらイカレちゃったらしい・・・・ということ。  KiKi は NHK BS の番組をガンガン録画してはDVDを作っているんだけど、どうやら酷使しずぎちゃったみたい・・・・ ^^;  ああ、こんなんで KiKi は無事に年を越すことができるんだろうか????  まさか自分へのクリスマス・プレゼントが照明器具 & HDD付DVDレコーダーになるな~んていうことにはならない・・・・・よね??  

お願い、誰か違うと言って~!!

ま、そんな気分を払拭するために(というわけじゃないけれど)、ロマンチックな音楽を聴きたくなりました。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲 Op. 81
PHILIPS UCCP-9545/8 演奏:コヴァセヴィチ(p)、ベルリン・フィルハーモニー八重奏団員 録音:1972年12月

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先日のアバド・ルツェルン管演奏会でブルネロのチェロにノックダウンされてしまった KiKi。  そうなるとどうしてもブルネロの他のチェロ曲の演奏が聴きたくてたまらなくなってしまいました。  で、早速 KiKi の御用達CDショップ、HMVに走りました。  結果2枚のCDをゲットすることができました。  今日はそのうちの1枚からこの曲を聴いてみたいと思います。

ブラームス チェロ・ソナタ第2番 Op. 99
Victor VICC-60302 演奏:ブルネロ(vc) & ルケシーニ(p) 録音:1999年8月

Brunello_Brahms_CelloSonata.jpg     (Amazon)

別に KiKi が意図したわけではなかったけれど、今回もまたブラームスです。  因みに KiKi がチェロの音楽に嵌るようになったきっかけは大きく3つあって、1つ目はカザルスの「バッハ 無伴奏」を聴いたこと、2つ目はデュ=プレの「エルガー チェロ・コンチェルト」を聴いたこと、そして3つ目がブラームスのすべてのチェロ曲(ブラームスの書くチェロのメロディとこの楽器の相性にはすんごいものがあると信じて疑わない KiKi なのです。)だったりします。  だから、1度でもブラームスのチェロ曲で KiKi を魅了してくれちゃったチェリストには盲目的に服従(?)しちゃって、無条件で賛美しちゃう傾向が多分にある KiKi なのです(笑)。  

さて、本日もルツェルン管来日記念エントリーです。  KiKi は聴きにいくことができなかったけれど、10月15日に催された「ルツェルン祝祭チェンバー・フェストII」の演目のひとつ、ブラームスを聴いてみたいと思います。  いえね、本当であればこの日のプログラムの中のモーツァルトのクラ5を聴いてエントリーを書きたい気持ちもあったんですよね~。  でも、クラ5に関しては不充分ながらこの「落ちこぼれ会計人の Music Diary」を始めた当初に1度ご紹介エントリーを書かせて頂いているので、もう少し Index が充実してきてから、もう一度じっくりと聴いてみようかな・・・・と。  ま、そんなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ブラームス ピアノ五重奏曲 Op. 34
Schallplatten TKCC-70269 演奏:ペーター・レーゼル (p) & ブラームス弦楽四重奏団 録音:1972年5月

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(KiKi が持っているCDはこのCDの期間限定再発廉価盤です。)

 

9月にお仕事を再開して以降、なんとなく「週報」の態を醸し出しつつあるこの「Music Diary」です。  いえね、週日もしっかりと音楽鑑賞はしているんだけど、なかなかブログ更新をする余力がないんですよね~、これが ^^;  思っていた以上に出張も多かったりするし・・・・。  まあ会計人であるにも関わらず、1つところにじ~っとしているのがどちらかというと苦手な KiKi なので、出張は決して億劫ではないんだけど、何せほら、うちには愛犬がいるし、ベランダ菜園はあるしで極力日帰り出張のプランを作っているっていうのもあって、新幹線やら飛行機で揺られて帰宅すると、とてもじゃないけど自宅でまでPCには向かいたくないなぁ・・・・などと思ってしまうのですよ。  ま、ボチボチとは更新していきますので、たま~に覗いてやってくださいまし~(笑)。

でもね、「更新頻度が下がるとアクセス数が減って、アクセス数が減ると迷惑TBや迷惑コメントの発生頻度も下がるの法則」を発見しちまいましたぁ!!(笑)  迷惑コメント・TB対策をした効果・・・・というのもあるのかもしれないけれど、今週はブログ開設以来お初の迷惑TB1件のみという快挙を達成!  うんうん、この程度だったら「ノー問題」です!!  ま、てなわけで検討していたブログの引越しはとりあえず保留といたしました♪  引っ越すとなるとあちこち登録変更したりと面倒くさい雑事が増えちゃうしね。  (あ、でも、こういうことをいちいち宣言するのは考えものなのかもしれませんが・・・・。)

ま、それはさておき、すっかりの気配が漂っている今日この頃です。  「秋」といえば「ブラームス」なんですよね~。  ということで、今日の KiKi の1曲はこちらです。

ブラームス チェロ・ソナタ第1番 Op. 38
EMI TOCE-3143 演奏:デュ・プレ(vc) & バレンボイム(p) 録音:1967年9月

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なんとなくはっきりしないお天気ですね。  我が家のベランダ菜園はただでさえお日様の恵みを受けにくいところへもってきて、こんなお天気が続くとますますお日様とは縁遠くなってしまいます。  もちろんそんな中でも野菜たちはわずかな日光を目指して懸命に背伸びなんぞをしながら頑張って成長してくれているんですけどね♪  そんな野菜たちの姿を見ていると「たくましい生命力」のようなものを感じ、とかく文句ばかりを口にしてどこか開き直りがちな我が身の不徳を戒めずにはいられないような気分になってきます(笑)。  まあ、そんな殊勝な気分になるのは一瞬で、ベランダからリビングに戻る頃には「弱きもの、汝の名は女なり」を地でいったかのようについさっきの反省(?)を忘れちゃうんですけどね。  そんな KiKi を呆れ顔で眺めている愛犬モモちゃんさえも尻目にして・・・・ ^^;

さて、昨日から今日にかけて KiKi はせっせと Siegfried に新しい曲の転送をかけています。  前回このブログに Siegfried 関係のエントリーを書いたときはメジャーな交響曲と「リング」とメジャーな宗教音楽をせっせと転送していたのですが、今回は室内楽をメインに登録作業です。  そんな中で久しぶりに目にしたCDを今日はじっくりと聴いてみたいと思います。  てなわけで、今日の KiKi の1曲はこちらです。

シューベルト 八重奏曲 D.803 (Op. 166)
Westminster MVCW-19003 演奏:ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 & ウラッハ(cl)、エールベルガー(fg)、フライベルク(hr)、ヘルマン(cb) 録音:1951年

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今日は KiKi のお仕事復帰2日目。  今日も又丸1日人様のプレゼンテーションを聞いていました。  1日目に比べると疲労度が少ないような気がするのは、自分の得意分野の説明だったからなのか、少しは身体が慣れてきたからなのか定かではないけれど、まだまだ今週は始まったばかりです。  ここで気を抜くと一挙にいた~いしっぺ返しを食らっちゃいそうなので、気を引き締めなければ・・・・(笑)。  それにしてもあの満員電車、何とかならないものでしょうか??  KiKi の通勤経路は池袋から新宿・渋谷経由で天王洲方面に向かうので、半端じゃない混み方なのですよぉ(涙)  まあ、恵比寿を越えるとほっと一息つけるんですけどね。

1年近く満員電車とは縁のない生活をしてきただけに、一際通勤の厳しさが身にしみます。  さて、そんな満員電車で抱えてしまったストレスを癒してくれる音楽を・・・・と考えてみたのですが、なかなか「コレ」という曲が思い浮かびません。  で、CD棚をあれこれあれこれまさぐっているうちにふと手が止まったのはモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集のCDでした。  で、迷った末に今日は KiKi が別ブログ「落ちこぼれ会計人の独り言」の「毎週モーツァルト企画」(現在お休み中)で聴いて以来、最も愛するようになったモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを聴いてみることにしました。  今日の KiKi の1曲はこちらです。

モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第28番 K.304
DENON COCO-84110/4 演奏:ズスケ(vn) & オルベルツ(p) 録音:1972年12月

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<このエントリーはクラシック音楽ブログ共同企画「勝手にショスタコの日」への参加エントリーです。>

今日は KiKi の仕事復帰第1日目でした。  丸一日会議室に缶詰で、椅子に座ったまま営業系各部門のプレゼンテーションを聞いていただけなのですが、そんなに長時間座りっぱなしというのは久々だったし、懐かしい業界用語が飛び交う中、少しずつ記憶の糸を手繰り寄せるのにすっかり疲れてしまいましたぁ!!  初日からこんなんで KiKi はこれから先やっていけるんだろうか??  一抹の不安を抱えつつもまずは無事第1日目の終了です。

さて、そんな中、通勤電車の中で我がいとしの Siegfried は大活躍!  音楽に夢中になりすぎて危うく乗り過ごしそうになっちゃったりもしたけれど、まあそれはご愛嬌・・・・ということで(笑)。  てなわけで、KiKi に降車駅を忘れかけさせた今日の1曲はこちらです。

ショスタコーヴィチ ピアノ五重奏曲 Op.57
Victor VICC-60008 演奏:リヒテル(p) & ボロディン弦楽四重奏団 録音:1983年12月

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当初は今回の「勝手にショスタコの日」へのエントリー候補として「ピアノ三重奏曲第1番」を考えていたのですが、そちらは KiKi がよくお邪魔する yurikamome さんのサイトにご紹介記事があったので、KiKi は2番候補だったこの五重奏曲をとりあげることにしました。  (因みに yurikamome さんのご紹介記事にもあるように、ピアノ三重奏曲第1番はショスタコの若書き作品ということもあって、恐らくショスタコが苦手な人でも聴きやすい、美しくも愛らしい音楽じゃないかと思います。)


 

ここ1年ほど、いわゆる迷惑メールというやつの件数がうなぎのぼりに増えました。  ほぼ毎日のようにメーラーの「迷惑メールフォルダ」を空にしているにも関わらず、まるでそれをあざ笑うかのようにガンガンと送りこまれてくる迷惑メールの数々。  こういうやつらがトラフィックを邪魔しているのかと思うと腹立たしいばかりです。  ところで、KiKi は一応♀のつもりなんですが、送られてくるメールをチラリと見る限りでは(迷惑メールアドレス登録の際にいやでも見えちゃう)どう見ても、KiKi を(というより KiKi のメルアドの相手を)若くて精力がありあまっていて、お金が欲しくてたまらない♂と勘違いしていらっしゃるようで・・・・ ^^;

曰く、「人妻と○○」とか「高収入女性と△△」とかそんなのばっかりです。  そうでなければ♀名前(しかも偽名であることがバレバレ)の誰かから「私と貴方の秘密 b-hato4-b.gif」とか書いてあったりする ^^;  申し訳ない(?)けれど、KiKi にはそういう趣味はないんだけどなぁ・・・・。  KiKi と貴女の間の秘密って何さ???  1度でいいからどんな秘密なのか聞いてみたいものです。  さて、今日届いた約50件の迷惑メールの中の何と約半数がそういう♀名前の誰かからの「私と貴方の秘密 のメール」でした。  ま、そんなわけで久々にこんな曲でも聴いてみようかな・・・・と思っちゃったわけです。  本日の KiKi の1曲はこちらです。

ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第2番 「ないしょの手紙」
DENON COCO-70437 演奏:スメタナ四重奏団 録音:1979年10月

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さて、そろそろ神話の世界から抜け出して現実社会に戻る心の準備ってやつをしなくちゃいけなくなってしまった KiKi。  逆に言えばその世界に没頭していられるのは8月中だけ・・・・とも言えるのですが、それは「裏ブログ」の方で発散するとして、こちらで聴く音楽はリング熱にとりつかれる以前の状態に少しずつでも戻していく努力をしてみたいと思います。  で、何を聴こうか、色々と考えてみたのですが「コレ!」というのが思い浮かびません。  相変わらず片付けられていないリングの山(しかもさらに積みあがっています ^^;)を前にしてちゃ、無理というものでもあるわけですが・・・・ ^^;  ま、そんな時はあれやこれや考えないでクラシックの王道に戻ってアットランダムに聴くのが1番です。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

モーツァルト 弦楽五重奏曲第3番(第4番?) K.516
PHILIPS 470 950-2 演奏:グリュミオー・トリオ、ゲーレツ(vn)、レズュール(va) 録音:1973年1月

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ふと気がつけば、又々ブログ村の TB テーマ「何てったって室内楽」が放置状態になってしまっていました。  「リング」のダイナミック・ドラマの休養には「心鎮めるエボンの賜物弦4本」の世界も乙なものです。  で、弦四の中で何を・・・・と考え始めるとこちらは曲が多いだけに、悩んでいるうちに1日が終わってしまいそうです ^^;  ま、それなら無難なメジャーどころで未だこのブログでとりあげていない曲なら何でもいいんじゃないかと・・・・。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第7番 Op.59-1 ラズモフスキー第1番
シャルプラッテン TKCC-70653 演奏:ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ・カルテット・ベルリン) 録音:1967年7月 & 1968年7月 & 10月

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昨日は予告なくこのブログの更新をお休みさせていただいてしまいました。  「はは~ん、これは KiKi は指環の罠に絡め取られて抜け出せなくなってしまい、ブログ更新なんてしていられなくなっちゃったんだな?」と思った貴方、そんな貴方の期待を裏切るようで申し訳ないのですが、KiKi がお休みしたのはもっとず~っと情けない理由からなんですよね~。  あのね、大きな声じゃ言えないけれど、実は KiKi は昨日は二日酔いだったんですぅ・・・・  いや、一昨日の会食でちょっと日本酒を飲みすぎまして・・・・。  気持ち悪いわ、頭は痛いわ、だるいわでもう何もする気力が起きなくて・・・・ ^^;  まるで学生みたいだなぁ。  こんなんでホントに社会復帰できるんだろうか??  で、本来ならそろそろ「行けなくても我慢するもん!  勝手に1人バイロイト音楽祭 - トリスタンの巻」といきたいところなのですが、二日酔い明けの頭にアレはちょっと刺激が強すぎる・・・・。  てなわけで今日の KiKi の1曲はもちっと優しげなところでこちらです。

シューベルト アルペジオーネ・ソナタ D.821
SONY SRCR 1648 演奏:フルニエ(vc) & 小林道夫(p) 録音:1981年4月

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さて、昨日も宣言したとおり、今日は「行けなくても我慢するもん!  勝手に1人バイロイト音楽祭」シリーズはお休みです。  今日だけじゃなくて、数日お休みするかも・・・・です。  だってね、頭の中では「ニーベルングの指環」の音楽がまだガンガンと鳴り響いているし、ヴォータンやアルベリヒやジークフリートやブリュンヒルデが活き活きと動き回っているし、昨日もご紹介したサヴァリッシュ盤やらバレンボイム盤やらが目の前をウロウロしているし、さらには PJ 監督の「ロード・オブ・ザ・リング SEE 版 DVD」までチラチラしているし・・・・。  (← 最後はあんまり関係ないか!? ^^;  でも「指環」の毒は「指輪」で制すっていうのはなかなか効き目があるんですよね~ 笑)  

いずれにしろこのまま「トリスタン」の世界にはなかなか入っていけそうにないんですよ。  それにあれもかなり長いしねぇ。  せっかくならあの「官能の世界」にど~っぷりと浸りたいじゃないですか!(笑)  ところが今はまだ「指環」の世界にどっぷりと浸ってブログ更新からも離れていたい様な気分もなきにしもあらず・・・・なので、こんな状態で突入するのはもったいない!!  少し「リング熱」を冷まさなくちゃいけません!  てなわけで極力軽めの、気分転換にはもってこいと思えるだろう音楽のCDを探していたら、こんなCDを見つけちゃいました。  今日の KiKi の1枚はこちらです。

ヴィオラ・ブーケ 今井信子
PHILIPS PHCP-21025 演奏:今井信子(va) & ポンティネン(p) 録音:1994年11月

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昨日はようやく雨があがったのに今日はまた雨模様・・・・。  7月も20日を過ぎたというのに未だに梅雨前線活発化って何じゃそりゃ??  本当に最近のお天気はどうなってしまったのでしょうか??  日本全国、あちらこちらで発生している水害のニュースを見るにつけ「お天気の神様、ウジウジがダメとは言わないけれど(水不足もそれはそれで問題だし)、地上で起こっていることも少しは見てください!  これ以上悲しい出来事を増やさないでください!!」と文句の1つも言いたいような気分になります。  KiKi は幸いなことに今は水害の心配をあまりする必要がないところに住んでいるけれど、こんな日は外出してもいいことはあまりなさそうだし、今日は1日家にお篭りすることにしました。

実はね、昨日久しぶりに雨が上がったのでちょっと池袋までお出かけしたんですよね。  で、溜まっていた用事を済ませてついでにメトロポリタン・プラザ内のHMVに寄ってみたら相も変わらず SALE の文字が躍っているじゃありませんか!!  この10日間延々と SALE をしていたんでしょうか??  ひょっとしてHMVの決算期って8月とか????  もしくは半期決算の数字の結果で Inventory Flush-Out でも企画したんでしょうか???  渋谷では半額セールまでやっていたみたいだしなぁ・・・・。  ま、何はともあれ、SALE の文字には滅法弱い KiKi のこと。  まさに「飛んで火に入る夏の虫」状態で、結局昨日も散財してしまいました。  だから今日はお財布の紐をがっちりと締めなくちゃいけないのです!(笑)  

でもね、言い訳するわけじゃないけれど昨日HMVに行ったのにはちゃんと理由があるんですよ。  少し前にromani さんのこのエントリーを拝読してその時から、このCDだけは購入するぞ!と思っていて最初からそのつもりで行ったんです。(←力説!)  でも店内を満艦飾のようにデコレートしている SALE の文字に理性を失い、結果としてこのCD以外にも色々買っちゃった・・・・・。  それだけのことです。  ま、何はともあれてなわけで、今日の KiKi の1曲はこちらです。

シューマン 弦楽四重奏曲第1番 Op. 41-1
LIVE NOTES WWCC-7524 演奏:ロータス・カルテット 録音:2003年1月

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毎日鬱陶しいお天気が続いていますね。  つい先日、激しい雷雨があった時には「これでようやく長い梅雨が開けて本格的夏に突入か?」と思ったのですが、どうもお天気の神様はまだグズグズと言いたいことがあるようで・・・・。    

グズグズ・ウジウジと言って思い出す作曲家と言えば、ブラームス(笑)。  KiKi はブラームスの音楽は大好きなので、彼のグズグズ・ウジウジにも比較的寛容で、どちらかと言うと年長のお姉さま的なノリで「もう、しょうがないわね~。  どうしたの??  ほら、聞いてあげるから。」てな気分になりやすいのですが(← ちょっと違うか? ^^;)、今日のようなお天気の日は交響曲みたいなドドド~ンという音楽よりは室内楽を聴きたい気分になります。  ま、そんなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ブラームス 弦楽六重奏曲第1番 Op. 18
PHILIPS PHCP-20472 演奏:ベルリン・フィルハーモニー八重奏団員 録音:1966年1月

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今月の初め、クラシック音楽ブログ共同企画「勝手にシューマンの日」が開催されたのですが、7月にこの企画を持ってくることが決まった時、KiKi が真っ先に「その日のテーマはこれだ!!」と思ったのがシューマンの室内楽でした。  カルテットにしようか、ピアノ・トリオにしようか、いやピアノ・カルテットか、はたまたピアノ・クインテットか・・・・と迷った末にピックアップしたのが、ピアノ四重奏曲。  でも、開催日当日、あいにく KiKi は風邪っぴきでヘロヘロになってしまい、不覚にも出遅れてしまいました。  しかも、まさに KiKi が聴いてみようと準備していたものと同じ音源でダンベルドアさんがエントリーされていました ^^;  まあ、同じ盤で何かを書いてもよかったのですが、せっかくの企画だし同じ音源ではあまりにも芸がないだろうと思い(イヤ、本当は同じ音源で文章を書く自信がなかっただけなんだけど ^^;)、KiKi はその日は声楽曲のエントリーに逃げてしまいました。

さて先日来、引き続き考えごとに没頭中の KiKi なのですが、なかなか考えがまとまらずにちょっとドツボにはまってしまった感もなきにしもあらず・・・・。  自分の内面を見つめなおすな~んていうのは人生の中でもそうそうたびたびあることではないけれど、今回はこれまで以上に考えなくちゃいけないことが多いんですよね~。  で、そういう時の BGM として真っ先に KiKi が思いついたのがチェロ音楽だったわけだけど、毎日毎日そればかりじゃさすがにねぇ~ ^^;  で、今日は別の路線にいきたいなと考えていて思いついたのがシューマンの室内楽でした。  ダンベルドアさんのエントリーにもあるバリリ盤の四重奏曲、五重奏曲でも良かったんだけど、やっぱりそれじゃあちょっと芸がない(?)ように思えるので、別の盤の別の曲を選んでみます。  てなわけで今日の KiKi の BGM はこちらです。

シューマン ピアノ三重奏曲第1番 Op. 63
PHILIPS PHCP-9204  演奏:ボザール・トリオ  録音:1975年6月

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今日も考え事続行中・・・・。  ついでにテレビドラマ「ザ・ホワイトハウス」鑑賞も続行中。(笑)  考え事をしては音楽を聴き(やっぱり考えごとの BGM はチェロに限る!)、DVDを観ては音楽を聴きとしているうちにあっという間に夕方になってしまいました。  ここ何日かは大好きなピアノも弾かずにこのサイクルをクルクルと回っているだけの生活のような気がしないでもありません。  (あ、強いて言えば昨日はちょっとしたミニ・コンサートにはお出かけしたんですけどね♪)  てなわけで、「ホワイトハウス」&「チェロ」というキーワードで選び出した KiKi の今日の1枚はこちらです。

鳥の歌 ホワイトハウス・コンサート
SONY SRCR 2613 演奏:カザルス(vc) & ホルショフスキー (p) 録音:1961年11月

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「懐かしの音楽の時間」シリーズもほぼ一段落したところで(まだ2枚、CDは残っているんだけど)、今日はちょっと別の路線に行ってみようかな・・・・と思います。  巷の風評によれば、今(・・・・というより数年前から)「のだめカンタービレ」というマンガが大人気だそうで・・・・。  で、一般のクラシック音楽とはあまり接点のなかった方たちのみならず、音大生やらクラシック音楽と日頃から親しくしている方たちの間でも大人気なのだそうで・・・・。  いえね、KiKi もそんなお話は数年前から聞いていたのですよ。  当時所属していたとあるネット上の「クラシック音楽サークル」みたいなところで、みんなが喧々諤々、そのマンガについて話していて、「KiKiさんも是非読んでみなよ~」などと勧められていたし・・・・。  でもね、昨今のマンガにはあまり好印象を持っていない KiKi は、「そのうちね」な~んて言いながらず~っと喰わず嫌い(読まず嫌い??)を起こしていたのです。  ところが先日、KiKi の行き着けのブックオフで、「たった今、大評判の『のだめ』全巻、入荷いたしましたぁ~!!」とマイクでガンガンやっていて、そのタイミングに運命的なものを感じ(?)、まあ中古価格だったら1度くらい読んでおいてもいいか・・・などと思うに至ってついつい購入してきてしまいました。  

正直なところあのマンガの中のギャグの世界はあんまり KiKi の性には合わなかったんだけど、音楽に関する描写の部分ではそれなりに「なるほど~」と思わないでもない・・・・部分もあったりしたので、まあとりあえず即処分・・・・はしないことにしました。  (でも、「オルフェウスの窓」のような愛蔵書とはならないような気がしないでもない ^^;)  さて、そんな「のだめ」の中で千秋先輩とのだめちゃんが千秋先輩んちで共演していた音楽を久々に聴いてみたくなっちゃいました。  てなわけで、今日の KiKi の BGM はこちらです。

エルガー ヴァイオリン・ソナタ Op. 82
フランク ヴァイオリン・ソナタ

SONY SRCR 1894 演奏:ミドリ(vn) & マクドナルド(p) 録音:1997年6月

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未だに風邪が快方に向かわず、1日の中で咳きこんでいる時間ばかりが長い毎日です。  どうして、こうもしつこいんざんしょ!!  おまけに昨日は我が家の愛犬モモちゃんまでもが体調を崩し、KiKi がゲホゲホやっている横で嘔吐などを始めてくれちゃいました ^^;  モモちゃ~ん、お願いだから今病気にならないでよぉ。  KiKi は今は自分のことで手一杯なんだからぁ~。  さて、咳きこむ時間が長いということは当然のことながら楽器にじっくりと向かっていられやしないということであり、ましてある程度手の内に入っているピアノならいざ知らず、ヨチヨチ歩きにさえ至っていないチェロともなれば放置状態になってしまうのは、これ、自然の摂理というものです。(← な~んていう言い訳をしてみる ^^;)  てなわけで、とってもチェロの音色に飢えてしまった KiKi が選んだ今日の1曲はこちらです。

ベートーヴェン チェロ・ソナタ第3番 Op. 69
PHILIPS PHCP-24015/16 演奏:ロストロポーヴィチ(vc) & リヒテル(p) 録音:1961年7月

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とうとう北朝鮮がやってくれちゃいました。  いつかはやるだろうと思っていたけれど、まさか今日の早朝にやってくれちゃうとは!!  おかげで予約録画しているNHKの「毎日モーツァルト」が今朝は録画できていませんでした 練  まったくもう!!  でもこういう事件が起きると何とも言えないやるせなさ・沈鬱な気分が胸にわきあがってきます。  ただでさえ、一向に治まらない咳に苦しめられているというのに、これ以上重苦しい気分になりたくないなぁ・・・・。  もっともそういう日に明るい音楽を聴いて気分転換・・・・というのは KiKi のスタイルではありません ^^;  てなわけで、今日は哀愁に満ち溢れた音楽を聴きたくなってしまったのでこちらをピックアップしてみました。

ドヴォルザーク ピアノ三重奏曲第4番 「ドゥムキー」 Op. 90
PHILIPS PHCP-9180 演奏:ボザール・トリオ 録音:1968年

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どうも体調が今ひとつすっきりとしない日々が続いています。  咳が止まらなくて、ちょっと微熱が出たり出なかったり・・・・。  か~っと高熱が出て汗かいて終わり・・・・とならないあたりがなかなか辛いものがあります。  ことに夜中に咳が止まらなくなるので毎晩毎晩ちゃんと睡眠をとることができません 輦  ただでさえ熱帯夜で寝苦しいところにもってきて咳に責めたてられるので二重苦状態です。  ああ、何と言う悲しい夜なんざんしょ!!!  てなわけで今日の KiKi の BGM は夜つながり(どんなつながりなんだ??>自分)でこちらです。

シェーンベルク 浄められた夜 Op. 4 (弦楽六重奏版)
DENON COCQ-83489 演奏:カルミナ四重奏団+ノーラ・チャスティン(2nd va) & トーマス・グロッセンバッハー(2nd vc) 録音:2000年5月

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以前このエントリーでもちょっと触れたように、KiKi はクラリネットという楽器の音色にはちょっとした思い入れがあったりします。  で、クラリネットが活躍する音楽と言ってまず最初に思い浮かぶのは件の記事でご紹介したブラームスとモーツァルトの「クラリネット五重奏曲」なわけですが、もう1つ、とっても有名な五重奏曲を忘れるわけにはいきません。  てなわけで今日の KiKi の BGM はこちらです。

ウェーバー クラリネット五重奏曲 Op. 34
CAMERATA CMCD-15062 演奏:ライスター(cl) & ウィーン弦楽四重奏団 録音:1982年12月

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何だか咳が止まらなくなってしまい、昨晩はほとんど寝付けませんでした。  ちょっと朦朧とした頭で迎えた朝、こういう日にはあまり仰々しい音楽はチト荷が重い ^^;  ということでまずは交響曲、管弦楽曲、協奏曲は却下。  ピアノ曲もちょっと暫くはお休みしたい気分。  ・・・・ま、そんなわけで室内楽から何かを選ぶことにしました。  で、色々迷った挙句、ピックアップされた今日の KiKi の1曲はこちらです。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番 Op. 130
EMI 5 73606 2 演奏:アルバン・ベルク四重奏団 録音:1982年6月

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今日はほんの少しお日様の日差しを感じられるお天気みたいで嬉しいです。  しかも今朝は結構心地よい風が吹いているんですよね~ ^o^  KiKi はね、低血圧の上にちょっと冷え性気味なので冷房に弱かったりするんですよ。  だから家にいるときは極力冷房のお世話にならないようにしているんです。  因みに防音室は気密性が高いので、夏場は冷房なしではいられないほど蒸し暑くなってしまうので、この一室は弱めの冷房を入れっぱなしです。  ピアノの練習のために最低1時間、長く時間が取れる日には4時間ぐらいはその部屋に篭りきりにならなくちゃいけないので、それ以外の部屋は極力自然風で冷気を取り込むようにしています。  

今、KiKi が住んでいるマンションは鉄筋コンクリート作りの5階建の中間階なのですが、角部屋のせいか案外風通しがいいんですよね~。  今も開けられるところはすべて開け放っているのですが、気持ちの良い風が部屋の中を吹き抜けていきます。  実はね、KiKi はここ数日風邪をひいて発熱したりもして寝たり起きたりの生活をしていたんですよ~ ^^;  自然の力を借りて一挙に回復するぞ~!!とばかりに布団を干したり、風通しをしたりと色々頑張って(?)いるところです。  てなわけで(?)、今日の KiKi の1曲はこちらです。

武満徹 そして、それが風であることを知った
NAXOS 8.55859J 演奏:ロバート・エイトケン(fl)、エリカ・グッドマン(hp)、スティーヴン・ダン(va) 録音:2001年

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このブログを開設してから約3ヶ月、ここまでどんな音楽を聴いてきているのか「今日の1曲 Index」を眺めてみたら、未だにパパ・ハイドンの音楽を1つも聴いていないことに気がつきました。  本来であれば交響曲の父・ハイドンなので交響曲を聴きたいところなんだけど、実は今 KiKi の手元にはハイドンの交響曲のCDはほとんどなかったりするんですよね~ ^^;  ハイドンの音楽って子供時代とかLP時代には結構聴いたんだけど、大人になってから何となく縁遠くなってしまっているんですよ。  でもね、そんな中で弦楽四重奏曲のCDだけは結構揃っていたりするあたり、大人になってからの KiKi の嗜好をよく表しているような気がします。  (あ、あと、ピアノソナタのCDもね♪)  で、今日はそんな中から超有名なこの曲をピックアップしてみました。

ハイドン 弦楽四重奏曲第63番 Hob III-63 「ひばり」
PHILIPS PHCP-20476 演奏:イタリア弦楽四重奏団 録音:1965年8月

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この曲は全6曲からなる「第2トスト四重奏曲」の中の1曲です。  このトストさん、ハイドンが楽長を務めていたエステルハージ候の宮廷楽団のヴァイオリニストだった方で、この6曲以外にも彼に献呈した作品をハイドンは数多く残しています。



 

昨日のワールドカップのアルゼンチン戦。  凄かったですね~。  かの国の強さを徹底的に見せつけられちゃったような感じです。  でもそれ以上に印象深かったのは観客席にいるマラドーナの狂喜乱舞ぶりだったりもしますが・・・・ ^^;  ま、それはさておき、今日の KiKi の1枚はこちらです。

メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番 Op. 49
SONY SRCR 1602 演奏:スターン(vn)、ローズ(vc) & イストミン(p) 録音:1979年7月

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この曲はね~、KiKi の室内楽作品の中の夢の1曲なんですよね~。  1度でいいから演奏してみたい・・・・そう思い続けて早10年ぐらい・・・・。  一応スコアは買ってあって何度か譜読みにチャレンジしたんだけど、その都度「ふ~、ムチュカチイデチュー ^^;」(← 漢字やひらがなじゃなく、カタカナになっちゃうような感じ、分かっていただけるでしょうか??)と打ちのめされてしまう1曲でもあります。


 

5月半ばにダンベルドアさんのこのエントリーを拝読して以来、「できるだけ早い時期に、もう1度聴こう、聴こう。」と思っていた1枚を今日は取り出しました。  同じカザルス・トリオ(ティボー(vn)、カザルス(vc)、コルトー(p))の演奏で、Naxos Historical から出ている1枚です。

ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第7番 Op. 97 「大公」
NAXOS 8.110195 演奏:ティボー(vn)、カザルス(vc) & コルトー(p)  録音:1928年11月

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お世辞にも録音状態がいいとは言えないCDですし(だって1928年だし・・・ ^^;)、昨今のデジタル処理されたクリアで硬質な音に慣らされちゃった耳には、いかにかつてこの演奏で深い感銘を受けた記憶があるとは言えども、けっこうちゃんと耳を澄ませて真剣に「音楽を聴くぞ!!」という体制にならないといけないんだけど(^^;)、でもそうやってこの演奏に接するともう「う~ん、ええのぉ~  b-hato4-b.gifという言葉しか浮かんできません(笑)。

今日も雨・・・・。  雨降りの日はどうしても沈鬱な音楽を聴きたくなってしまう KiKi は結構「その場の雰囲気に惑わされやすい人間」です ^^;  因みに今日はチェロ・レッスンの日でもあります。  と、なると管弦楽曲やピアノ曲、声楽曲よりはやっぱり弦楽曲かなぁ・・・・などと思いつつCD棚を漁っていたら、棚の奥の方からこんなCDが出てきました。  てなわけで、今日の KiKi の1曲はこちらです。

チャイコフスキー ピアノ三重奏曲 Op. 50
 「ある偉大な芸術家の思い出のために」

BMG BVCC-35095 演奏:ルービンシュタイン(p)、ハイフェッツ(vn)、ピアティゴルスキー(vc) 録音:1950年8月

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このエントリーは6月8日に6月7日の分として書いています。 ^^:  いえね、昨日はちょっと色々と忙しくて、ちゃんと音楽鑑賞はしていたんだけどそれを Blog に記録する前に疲れきってしまって、早々にお布団にもぐりこんでしまいました。  てなわけで今日(?)の KiKi の BGM はこちらです。

モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第28番 K.304
PHILIPS PHCP-9261 演奏:ボベスコ(vn) & ジャンティ(p) 録音:1981年9月

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ルーマニア出身のこの可愛らしい(失礼!)女流ヴァイオリニストは日本ではちょっとした人気者だったんですよね~。  実際この CD が収録されたのも埼玉県の新座市民会館だし・・・・。  KiKi は生憎、新座市民会館というところに行ったことはないんだけど、時代も時代だし必ずしも理想的な収録場所だったとは想像しにくいんだけど、その割にはすご~くいい録音だと思います。

ふと気がつくと、ブログ村に作成した「何てったって室内楽」をすっかり放置しっぱなしの KiKi。  自分で作っておいてその存在を忘れちゃあいけませんよね♪  てなわけで今日は何か室内楽を聴いてみようと思い、CD棚の物色を始めました。  で、ふと目に留まったのがこのCDでした。  てなわけで、今日の KiKi の BGM はこちらです。

ブラームス ピアノ三重奏曲第1番 Op. 8
EMI 0777 7 54725 2 3 演奏:アシュケナージ(p)、パールマン(vn) & ハレル(vc) 録音:1991年4月

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このCDは KiKi がアシュケナージのピアノをこよなく愛していた頃に購入したものです。  それにしてもすごいメンバーだよなぁ・・・・。

ワーグナー先生のお誕生日記念ということで「ジークフリート牧歌」を聴いてしまった昨日、思いっきり「リング」に引っ張られそうになった KiKi ですが、幸いなことに(?)今日の午前中はピアノのレッスンでした。  ただ聴いているのと異なり、自分で演奏するとなると体内音楽は自然とワーグナーからバッハ、ショパン、そしてフォーレの世界に変わっていきます。  でもね、逆に言うと今 KiKi のハートを占めているのは平均律であり、エチュードであり、舟歌だったりするんですよね~ ^^;  さて、そんな状態で今日の1曲を選ぶというのも、なかなかしんどいものがあったりします。  で、色々悩んだ挙句、やっぱり自分でブログ村に開設した「何てったって室内楽」にたまにはエントリーしなくちゃいけないだろう・・・・・という気分になってきました。  てなわけで、今日の KiKi の BGM はこちらです。

ドビュッシー フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
ERATO WPCS-10988 演奏:ラスキーヌ(hp)、ランパル(fl)、パスキエ(va) 録音:1962年1月

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ドビュッシーさんは交響曲の時代は終わったと考えたらしく、交響曲を1曲も作曲しませんでした。  彼の音楽世界は管弦楽曲と室内楽、ピアノ曲が中心にすえられていました。  同時に彼は「ソナタ」という伝統的な形式に従うことをも嫌い、パリ音楽院時代に伝統的な手法に従うようにと強要されると「私は自分の楽しみに従っているまでです。」と反発した・・・・な~んていうエピソードが残っています。  そんなドビュッシーでしたが、第一次世界大戦に直面し、大きな心の傷を負い、まるでその傷を忘れ去るために古き良きものを懐古するがの如く、晩年になると種々の楽器の組み合わせによる6曲のソナタを作曲する計画をたてたのだそうです。  結局このプロジェクトを完成することなく、彼は鬼籍に入ってしまうのですがこの曲はそんな彼の最晩年のソナタの第2曲目です。  (1曲目はチェロソナタです。  これも KiKi のお気に入り♪)

えっと毎日毎日同じ Box Set のお話だとゲストの皆さんも飽きちゃうかもしれないし、KiKi 自身もやっぱり時々は毛色の違う音楽も聴きたいし・・・・ということで、今日は例の Box Set のお話は小休止です。  でね、今日はあの Box Set とほぼ同時期に「ブック・オフ」でゲットした素敵なCDのお話をしたいと思います。  KiKi の自宅近くにはブックオフがあって、時々ちょっとした時間に覗いてみるんだけど、まあ多くの場合 KiKi が読みたいような本や聴きたいような音楽のCDは置いてないことが多くて手ぶらで出てくることも結構あるんです。 (← 何せちょっと天邪鬼なので・・・ ^^;)  でもね、時々こ~んな掘り出し物を見つけちゃうこともあるので、ブックオフ通いはやめられないんですよね~。  (因みにかつて KiKi はブックオフでバーンスタインのマーラーなんかをゲットしたこともあるんですよね~。)  で、今回ゲットしたのはこちらです。

モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第40番 K.454
モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ第42番 K.526

PHILIPS PHCP-4908 演奏:グリュミオー(vn) & ハスキル(p) 録音:1956年1月

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このCD(って言うか、このCDを含むグリュミオー・エディション)はね~、前から欲しかったんですよ。  でもね、なかなか出会うことができずにもう諦めかかっていたんです。  それなのにまさかブック・オフで出会うことになろうとは!!  しかも消費税込み1,000円で!!!  決して販売点数的には多いとはいえないクラシック・カテゴリーの中でひっそりと眠っていたこのCD。  どこの誰だか知らないけれど、これをこのブック・オフで手放してくれた方、本当にありがとう♪  

今日も雨・・・・。  最近のお天気はやっぱりどこかおかしいように感じるのは気のせいでしょうか??  KiKi は GW が開けたら六義園にお散歩がてらツツジを観に行こうと目論んでいたのですが、その後の今ひとつぱっとしないお天気のためにぐずぐずと出渋っているうちに今日のこのお天気です。  この雨でツツジもだめになっちゃったんだろうなぁ・・・・。  残念、今年はツツジは諦めるしかなさそうです。

窓の外の電線(KiKi のお部屋は2階なんです)に玉のような水滴が連なっていて、時折それが重みに耐えられなくなって(?)ポツリポツリと落ちているのを眺めていたら「雨」にまつわる音楽が聴きたくなりました。  てなわけで、今日の KiKi の BGM はこちらです。

ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 Op. 78
EMI TOCE-1546 演奏:ムター(vn) & ワイセンベルク(p) 録音:1982年9月

41H61SGTP7L__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

実は KiKi が持っているのは EMI が廉価盤戦略の中で打ち出した SERAPHIM (セラフィム)シリーズの1枚なので、↑ とはちょっと違うジャケットなのですが、収録内容を見る限りでは同じ演奏のようなので、この画像を使いました。


 

今朝の KiKi の最初の音楽は yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真さんのこのエントリーでご紹介のあったこの音楽でした。 (関係者の皆様、勝手な引用で申し訳ありません ^^;)  何とも素朴で、初めて聴くんだけどどこか懐かしい香りの漂うこの音楽、いいですね~。  で、そんな素朴な音楽を聴いたあとで何を聴いたらいいんだろう・・・・と悩むことになっちゃいました ^^;  できれば懐かしくて幸福感に満ちた音楽がいいなぁ・・・・。  てなわけで、今日の KiKi の BGM はこちらです。

ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 Op. 24
DG 447058-2 演奏:クレーメル(vn) & アルゲリッチ(p) 録音:1987年

1cb0d0920ea08fdaf2993210_L__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

いえね、本当はこの曲はできればこの2人の組み合わせじゃないディスクで聴きたかったんだけど、今日はちょっと色々用事があって、家捜しをしている時間がなかったので、手近なところにあったこれを聴いてみることにしました。

KiKi がよく訪問させていただく DokuOh~独墺系クラシック音楽~ さんが4月26日付でこのベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番を取り上げられていらっしゃいました。  そのエントリーにちょっと共感して、今日の KiKi の BGM はこちらです。  外は雨だし、こういう日はこういうしっとりとした室内楽がよく似合う・・・・なんちって・・・・ ^^;  KiKi はベートーヴェンの弦楽四重奏全集の CD は3セット持っているんだけど、今日は DokuOh さんに敬意を表して、同じズスケQの CD を選びました。

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第15番 Op. 132
Schallplatten TKCC-70657 演奏:ベルリン四重奏団(ズスケQ) 録音:1977年4月

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昨日ドヴォルザークの弦楽セレナーデを聴いていたら、無性に聴きたくなってしまったのがこの弦楽四重奏曲「糸杉」です。  普段は KiKi は Brilliant の Box で聴くことが多いんだけど(と言うのも、Box の方が出し入れしやすいので棚の手前に置いてあるんです。)、今日は先日(2週間前ぐらい前だったかな?)購入したきり未聴のまま棚の脇に積まれていたこの CD を聴いてみることにしました。

ドヴォルザーク 弦楽四重奏のための「糸杉」 B.152 &
ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第14番 Op. 105 B.193
CAMERATA CMCD-15054 演奏:ウィーン弦楽四重奏団 録音:1994年6月

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 KiKi はね~、本音を言っちゃうと弦の音色をふくよかに鳴らす最高峰の楽団は何のかんの言ってもやっぱり VPO だと思っていて、その VPO のメンバーで結成されているウィーン SQ の演奏は大好き♪  「これぞ、アンサンブル!!」っていう感じ!!  そのウィーン SQ が演奏したこれまた大好きなドヴォルザークの「糸杉」ということで、半ば夢遊病状態に陥ってふらふら~っと購入してしまったのがこの CD でした。  その割にはほっぽらかしだったんだけど・・・ ^^;

神聖なる霊峰とも言えるような「マタイ」「ヨハネ」の両受難曲の後に続く音楽は、何にするべきか、結構悩みました。  でも、こういう時は軽快洒脱な音楽がいいんじゃないかと思いっきり凡人の KiKi は考えました(笑)。  と、言うことでこれってクラシック??という問いかけも聞こえてこないじゃないけれど( ^^; )、今日の KiKi の BGM はこちらです。

スコット・ジョプリン ラグタイム全集
EMI CDC 747170 2 演奏:パールマン(vn) & プレヴィン(p) 録音:1975年

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今日はあまりぱっとしないお天気ですね。  こういう今にも泣き出しそうな空模様の日は、思いっきり明るい曲か逆に自虐的なまでに泣きたくなっちゃうような曲か、その両極端から選曲することが多い KiKi なのですが、このBlog 用に選んだ今日の1曲は後者です(笑)。  

フォーレ ピアノ五重奏曲第1番 Op. 89 &
フォーレ ピアノ五重奏曲第2番 Op. 115
ERATO WPCS-10978/9 演奏:ユボー(p)、ヴィア・ノヴァ四重奏団 録音:1970年4月

414KFKQ70SL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

これはある意味では KiKi のとっておきの音楽なんですよね~。  よく「100の質問」などに「もしも無人島に流されるとして、1つだけ○○を持っていけるとしたら何を持っていく?」というような質問があるけれど、KiKi の CD 編は間違いなくこの1枚です(それぐらいとっておき & ふぇいばりっと♪)。  もっともあの質問の CD編 だとか DVD編 を見るたびに KiKi は思うんですよね。  「無人島でどうやって再生機の電源を入れるんだ?」って。(笑)  

話をこの曲に戻しましょう。  KiKi は全ての音楽の中でもフォーレの後期の室内楽は本当に好きで、若かりし頃に LP で何度も何度もそれこそ擦り切れそうになるまで聴いて感銘を受けたのがこのユボーの演奏でした。  でも、CD の時代になってからこのユボー盤にはなかなか出会えずにとても寂しい思いをしていたのですが、数年前にワーナーからフランスもののシリーズが一挙に廉価盤(BEST+BEST シリーズ)として発売されその中に懐かしいこの演奏がラインナップされていました。  で、迷わずお買い上げ~♪  因みにこの BEST+BEST シリーズ(フランス近代音楽のエスプリ)は20枚ぐらいのシリーズで発売されたんだけど、その時に一挙に15枚ぐらいまとめ買いをしちゃったんですよね♪  その CD たちは今では KiKi の大切な愛聴盤として CD ラックの手前にど~んと陣取り、大活躍してくれています。  決してジャケ買いをしたわけじゃないんだけど、ジャケットの画も素敵でしょ。

  

KiKi はもともとピアノを習っていたので、クラシック音楽との接点のスタートはピアノ曲でした。  その後、ピアノ協奏曲を聴くようになり、さらに他の楽器の協奏曲に手を伸ばし、その後管弦楽(交響曲を含む)を聴くようになり、声楽曲やオペラにも手を出し・・・・・。  こうして30代に入るぐらいの頃からようやく室内楽にも目覚めました。  さて、そんな KiKi が愛してやまない室内楽の1曲がこれです。

モーツァルト クラリネット五重奏曲 &
ブラームス クラリネット五重奏曲
LONDON POCL-5052 演奏:シュミドール (cl) 新ウィーン八重奏団 録音:1978年11月 & 1980年4月

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もともと KiKi は金管楽器の音がどちらかというと苦手で、高音楽器の音も苦手。  で、そんな KiKi にとってクラリネットの音色っていうのはすご~く心地よいんですよね。  そのうえ、この2曲は聴いていると少しずつ、少しずつ胸がきゅ~んと締め上げられていくかのように痛くなって、その後に何ともいえない恍惚感が訪れるという、KiKi にとってはまさにとっておきの曲なんです。  ヒーリング・ミュージックっていうのはこういう曲のことを言うんだと信じて疑わない KiKi です。

 



 

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