「のだめカンタービレに出てくる音楽を聴いてみる」企画。 基本的には第1巻から順次聴いていっているのですが、ここのところは「マラドーナコンクール」あたりの物語に出てくる音楽がレンチャンのため、ピアノ曲が多いのが KiKi には嬉しいところです。 決して KiKi はピアノ曲しか聴かないクラシック音楽愛好家ではないのですが、それでもやはり聴いてきたキャリア(?)みたいなものは、ピアノ曲がダントツですから・・・・(笑) それにね、ピアノ曲の場合、KiKi には別の楽しみもあるんですよね。 それはこのブログで何度もお話している「いつかは弾きたい曲リスト」の更新作業(?)に寄与しちゃうということ。
まあ、そろそろ残りの人生のカウントダウンと曲数のせめぎあい・・・・みたいなものに頭を悩ませなくちゃいけない年代には入っているんだけど、面白いもので20年前は「いつかは絶対弾けるようになるんだ!」と思っていたはずの憧れの曲が、最近聴いてみると「う~ん、これはもういいか・・・・」と感じたり、逆に15年位前には興味の欠片もなかった曲が、今は「これはやっぱり弾いてみたい!」と感じたり・・・・・。
人間っていうのは基本的にはそんなに大きくは変わらないものじゃないかとは思うんだけど、こういう些細なところでは「何でだろ?」と思うようなことが色々起こっているんですよね~。 自分の変化ってなかなか如実に感じる機会は少ないと思うんだけど(人から指摘されて気がつくことはあっても)、KiKi は二重線で消した跡がいっぱい残っていて、隅のほうが破れていたりするこの「いつかは弾きたい曲リスト」を眺めるたびに、「へぇ、私の興味ってこんな風に変わってきているんだ!!」と新たな発見があって、それもまた楽し♪って感じです。
ま、それはさておき、本日の KiKi の1曲はこちらです。
モーツァルト ピアノソナタ第8番 K. 330d (310)
DENON COCQ-83689-93 演奏:I. ヘブラー(pf) 録音:1986年8月
KiKi にとってモーツァルトのピアノソナタのスタンダードはヘブラーの演奏(但し旧盤)でした。 この新盤は比較的最近入手したのですが、これまであまりちゃんと聴いたことがなかったので、今回、のだめちゃんがマラドーナコンクールで弾いたこのソナタでじっくり堪能してみようと思い、今日はこのCDをピックアップしました。
この曲をはじめて聴いたのはおそらく小学校の中学年の頃だと思うんですよね。 その頃の KiKi にとってこの曲はなんだかとっても大人っぽい曲に感じられました。 やっぱりモーツァルトのピアノソナタの中では珍しい短調の曲だった・・・・ということもあるだろうし、何となく重苦しいような付点リズム、不協和の前打音と、およそ当時の KiKi にしてみると「モーツァルトらしからぬ音楽」に思えたんですよね~。 当時はまだ、ト短調交響曲なんかをじっくりと聴いてみる前だったから、とにかく KiKi にとってのモーツァルトは「明るくて軽快」であったはずなんですよ。
でもね、大人になった今、「モーツァルトのピアノ曲の中でどれが好きですか?」と聞かれれば、KiKi は迷わずこの曲を候補の1つにあげるだろうと思います。 そして、昔であれば「モーツァルトらしからぬ音楽」だと思っていたこの曲ほど「モーツァルトらしい音楽」はないんじゃないかとさえ思うんですよね~。







