ピアノ曲の最近のブログ記事

「のだめカンタービレに出てくる音楽を聴いてみる」企画。  基本的には第1巻から順次聴いていっているのですが、ここのところは「マラドーナコンクール」あたりの物語に出てくる音楽がレンチャンのため、ピアノ曲が多いのが KiKi には嬉しいところです。  決して KiKi はピアノ曲しか聴かないクラシック音楽愛好家ではないのですが、それでもやはり聴いてきたキャリア(?)みたいなものは、ピアノ曲がダントツですから・・・・(笑)  それにね、ピアノ曲の場合、KiKi には別の楽しみもあるんですよね。  それはこのブログで何度もお話している「いつかは弾きたい曲リスト」の更新作業(?)に寄与しちゃうということ。

まあ、そろそろ残りの人生のカウントダウンと曲数のせめぎあい・・・・みたいなものに頭を悩ませなくちゃいけない年代には入っているんだけど、面白いもので20年前は「いつかは絶対弾けるようになるんだ!」と思っていたはずの憧れの曲が、最近聴いてみると「う~ん、これはもういいか・・・・」と感じたり、逆に15年位前には興味の欠片もなかった曲が、今は「これはやっぱり弾いてみたい!」と感じたり・・・・・。  

人間っていうのは基本的にはそんなに大きくは変わらないものじゃないかとは思うんだけど、こういう些細なところでは「何でだろ?」と思うようなことが色々起こっているんですよね~。  自分の変化ってなかなか如実に感じる機会は少ないと思うんだけど(人から指摘されて気がつくことはあっても)、KiKi は二重線で消した跡がいっぱい残っていて、隅のほうが破れていたりするこの「いつかは弾きたい曲リスト」を眺めるたびに、「へぇ、私の興味ってこんな風に変わってきているんだ!!」と新たな発見があって、それもまた楽し♪って感じです。

ま、それはさておき、本日の KiKi の1曲はこちらです。

モーツァルト ピアノソナタ第8番 K. 330d (310)
DENON COCQ-83689-93 演奏:I. ヘブラー(pf) 録音:1986年8月

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KiKi にとってモーツァルトのピアノソナタのスタンダードはヘブラーの演奏(但し旧盤)でした。  この新盤は比較的最近入手したのですが、これまであまりちゃんと聴いたことがなかったので、今回、のだめちゃんがマラドーナコンクールで弾いたこのソナタでじっくり堪能してみようと思い、今日はこのCDをピックアップしました。

この曲をはじめて聴いたのはおそらく小学校の中学年の頃だと思うんですよね。  その頃の KiKi にとってこの曲はなんだかとっても大人っぽい曲に感じられました。  やっぱりモーツァルトのピアノソナタの中では珍しい短調の曲だった・・・・ということもあるだろうし、何となく重苦しいような付点リズム、不協和の前打音と、およそ当時の KiKi にしてみると「モーツァルトらしからぬ音楽」に思えたんですよね~。  当時はまだ、ト短調交響曲なんかをじっくりと聴いてみる前だったから、とにかく KiKi にとってのモーツァルトは「明るくて軽快」であったはずなんですよ。

でもね、大人になった今、「モーツァルトのピアノ曲の中でどれが好きですか?」と聞かれれば、KiKi は迷わずこの曲を候補の1つにあげるだろうと思います。  そして、昔であれば「モーツァルトらしからぬ音楽」だと思っていたこの曲ほど「モーツァルトらしい音楽」はないんじゃないかとさえ思うんですよね~。

 

 

さて、本日は KiKi はLothlórien_山小舎ではなく、今のところは東京におります。  午後からはちょっと色々ありまして実家(静岡県は沼津市の近く)へ行く予定です。  今はとりあえず洗濯が終わるのを待っているところ・・・・。  昨日のうちに洗濯を終わらせよう!と当初は思っていたのですが、な~んとなく、「う~ん、なんかめんどくさいなぁ」と思っているうちにあっという間に夜が更けてしまい(^^;)今日になだれこんでしまいました。  まあ、人間、そうそうなんでも予定通りには行動できないものです。  特にこの年齢になると・・・・・・ ^^;

で、この待ち時間を利用して、「のだめに出てくる音楽を聴いてみる企画」の続きの音楽をすすめていきたいと思います。  ちょうど今はのだめちゃんの「マラドーナコンクール」がらみの音楽を聴いているタイミングなので、KiKi にとってはもう何度も、何度も聴いてきた音楽が続くので、ある種聞き流しができちゃうのが、こういう待ち時間での音楽鑑賞はピッタリです。  (ベートーヴェン先生、聞き流しなんて言っちゃってごめんなさい・・・・・)

ベートーヴェン ピアノソナタ第23番 Op. 57 「熱情」
PHILIPS 432 317-2 演奏:C. アラウ (pf) 録音:1965年9月

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この曲は本当に KiKi のこれまでの人生で何度聴いたことか!!  いわゆるピアニストの演奏でも実演・録音を含め60回以上は聴いているし、アマチュアの演奏(要はピアノ発表会での演奏)も含めると100回以上は聴いているのではないでしょうか。  そんな中で KiKi のお気に入りはやっぱりアラウのこの演奏なのです。

日本人は昔から「タイトル付きの曲」が大好き♪という習性(?)のようなものがあって、この曲とソナタ第8番の「悲愴」、ソナタ第14番の「月光」の3点セットを「ベートーヴェン3大ピアノソナタ」な~んていう風に呼んで、KiKi の住んでいた田舎のレコード屋さん(クラシックコーナーが悲しくなるぐらい少ない)であってさえも1枚ぐらいはLPが置いてあった・・・・そんな超がつく有名曲です。  比較的記憶に新しいところではNHKの朝ドラで宮崎あおいちゃんが主役だった(タイトルは忘れた)ドラマで、彼女の相手役だった黒木君 福士誠治君のテーマソングでもありました。  

話は戻って、田舎のレコード屋さんでも確実に入手できるレコードだったという背景もあって、中学生時代とか高校生時代の KiKi はお小遣いをためてはそんなLPを1枚、1枚集めていってそれを宝物のように大切に大切に、何度も何度も聴いたものでした。  そう、考えてみると KiKi はクラシック音楽好きな人たちの「聴き比べの楽しみ」なるものを、「他の演奏家だったらどんな演奏をするんだろう?」という興味から・・・・と言うよりは、田舎のレコード屋さんの入荷状況にあわせて(あわせることを余儀なくされて?)始めたような気がします(苦笑)。

でね、中学生~大学2年生ぐらいまでは、ほんと、「レコードが擦り切れるかと思われるほど」何度も何度も聴いたこの曲だったんですけど、その反動からかCDの時代になってからは逆に KiKi はこの曲を聴く回数はめっきり減ったように思うんですよね~。  そんなこの曲を久々に何かのはずみで聴き直してみて、思わず「うん?」となって、「あれ?  も、1回」「も、1回」と何度も何度も聴き直しちゃったのがこのアラウの演奏でした。

 

さて、ちょっとこちらのブログを放置してしまっていたので、今日はこの間に聴いた音楽(決して今日の1曲ではなかったのですが・・・・ ^^;)の中から「のだめに出てくる音楽を聴いてみる」企画の続きにあたるピアノ曲をご紹介したいと思います。

ブラームス パガニーニの主題による変奏曲 Op. 35
LONDON POCL-9026/31 演奏:J. カッチェン (pf)

(画像はありません)  (Amazon)

 

KiKi はブラームスの演奏に関して言うならば、結構このジュリアス・カッチェンの演奏が好きでねぇ。  特にこの曲のようながつく難曲・技巧系の音楽だとついつい手が伸びちゃうのがカッチェンのCDなんですよね~。  

ブラームスが14の変奏曲 x 2冊 で作曲した、全28曲のこの変奏曲。  実はKiKi は個人的にはあんまり好きじゃないんですよね~。  な~んとなく、技巧ひけらかし系の音楽で、ブラームスらしくなく、どこか派手で(まあ主題がパガニーニだから仕方ないかもしれないんだけど)、「ブラームス、似合わないよぉ・・・・」と言いたくなっちゃうんですよ。

まあ、KiKi のこの印象は、ここ○十年というもの、この曲の実演は演奏技巧に自信たっぷりの若手演奏家の演奏ばかり聴いてきていて、少々辟易としている・・・・というのもあるのかもしれません。  でもね、あのクララ・シューマンをしてこの曲のことを「魔術師の変奏曲」と呼んでいるくらいだから、やっぱりあまりにも技巧的な面が表に出ている曲集なんだと思います。  そういう意味ではいかにも「瀬川君が弾きたがりそうな曲」だと思うんですよね~(笑)。  

でもね、KiKi にそんなことを言われなくても、ブラームスご本人もこの曲に関してはかなり複雑な想いを抱いていらしたようで、発表する際に「精巧な指のための練習曲」な~んていう仮面をかぶせて出版することに執拗なまでに拘ったのだとか・・・・。  で、楽譜出版会社のほうは「練習曲でござ~い!」な~んていうことを大々的に表示すると、売れ行きに影響を及ぼすんじゃないかと恐れて、しぶしぶ、申し訳程度にちっちゃな文字で「練習曲」と入れたのだとか・・・・。

      

ドビュッシー 喜びの島

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週末から週明けにかけて、ぱっとしないお天気が続いています。  こんな風にお天気が思わしくない季節、どうも KiKi は頭の芯が痛かったり重かったりと、寝込むほどではないのですが「何となく調子が悪い」という状態に陥ります。  それもこれもどうやら気圧のせい・・・・らしいのですが、もっと若かった頃にはお天気の様子で体調が左右された覚えはないので、これも年齢のせいなのか・・・・と落ち込み気分に拍車がかかります。  でもまあ、人間はロボットではない証拠!とも言える訳です。  そして人間が動物とは異なるのは自分の気分の持ちようをコントロールする知恵っていうものがあることです。

こんな日はちょっと気分がキラキラする音楽に触れるのが一番です!  ちょうど「のだめ音楽を聴いてみる」企画の次の曲も「喜びの島」とキラキラ・ピカピカでぴったり(?)じゃありませんか!!  ま、てなわけで、本日の KiKi の1曲はこちらです。

ドビュッシー 喜びの島 
EMI TOCE-8176 演奏:サンソン・フランソワ(p) 録音:1968 - 1969年

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この曲、のだめ(ドラマ)の中では「恋人(人妻)とハネムーンにいったドビュッシーが、恋しちゃってルンルン♪」というような紹介のされ方をしちゃっていたけれど、KiKi がかつてレッスンのときに先生に教えられた逸話としては「恋しちゃってルンルン♪」というお話ではなく、ドビュッシーがロココ時代の画家ワトーの作品「シテール島への船出」を観て得たインスピレーションで作曲した曲・・・・ということだったんですよね~。  まあ、当時はまだ幼かった KiKi 相手に「不倫相手と逃避行したドビュッシーが恋に我を忘れてルンルン♪」とは言えなかったのかもしれないけれど、ドビュッシーの極めてプライベートな気分と絵画から得たインスピレーション、本当のところはどっちだったのかとても興味のあるところです(笑)

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↑ ワトー シテール島への船出

因みに、のだめでの解説、「恋しちゃってルンルン♪」が頭に残った状態で、この絵(↑)をつぶさに観ていくと、「若さと愛が溢れる宴の席でルンルン♪」というような気がしてきます。(苦笑) 

で、シテール島っていうのはギリシャ神話に出てくるキュテラ島のフランス読みで、愛の女神ヴィーナスが西風の神ゼピュロスによって運ばれた島で、そこから転じて独身者がこの島へ巡礼をおこなえば必ず好伴侶が見つかるという話が生まれ、絵画や詩の題材になったのだ・・・・・というようなことが理解できている今、その話と「恋しちゃってルンルン♪」を Mix して再度この絵を眺めてみると、単に「若さと愛の宴でルンルン♪」という以上に、「(シテール島で)伴侶も見つかったし、子宝にも恵まれちゃったしルンルン♪」という感じがしてきます(笑)

で、そんなことを感じながら、この曲を再度聴きなおしてみると、以前は音のきらびやかさや音色の艶っぽさが際立った特徴だと思っていたこの音楽にもっとエロティックな高揚感・・・・みたいなものを感じるような気がしてきました。

う~ん恐るべし!  のだめ効果!!!

 

リスト 超絶技巧練習曲

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連日のショパンの音楽付けの KiKi の耳を休ませるために、「のだめカンタービレに出てくる音楽を聴いてみる」企画の次の曲に進んでみたいと思いました。  でね、チェックしてみたんですよ。  そしたらねぇ・・・・・うへぇ!  リストかよ!!  しかも超絶技巧練習曲かよぉ!!!  ヘビーですねぇ。  分厚いレアのビフテキ並みのコッテリ感ですねぇ・・・・・。  で、その次は・・・・と言えばドビュッシーの「喜びの島」。  う~ん、今日の気分は「喜びの島」って言う感じじゃないんですよね~。  今日はLothlórien_山小舎へ向かう日なので、「喜びの山」っていう曲ならいいんだけど・・・・。  で、その次は・・・・・と言えばブラームスの「パガニーニ・ヴァリエーション」とこれまた重量級。  ま、こうなったら素直に順番に聴いていこうと心を決めました。  ま、てなわけで本日の KiKi の1曲はこちらです。

リスト 超絶技巧練習曲
PHILIPS 416 458-2 演奏:C. アラウ(pf) 録音:1974-1976

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KiKi がこの曲の存在を知ったのは中学3年生の時でした。  その年のピアノ発表会で KiKi は何としてもリストの「ハンガリアン狂詩曲 第6番」を弾かせていただきたくて、先生にそのお願いをしていました。  すると先生は「それは構わないけれど、発表会当日はもうだいぶ寒くなっているから、いきなりハンガリアン・ラプソディを弾くんじゃなくて、指慣らしに何か持ってこないとねぇ・・・・」と仰いました。  「まあ、リストの前だからやっぱりリストかしら?」と先生はご自分の楽譜棚からリストの楽譜を何種類か引っ張り出していらっしゃいました。  で、最後に残ったのがこの楽譜(↓)でした。

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う~ん、この画像だと「リスト集」の下に書かれている収録楽曲の名前が見えないですかねぇ・・・・。  実はそこの第1曲目にあの恐ろしい「超絶技巧練習曲」という文字が書かれているんですよね。  でね、KiKi はそのタイトルに思わずビビッちゃったんですよ。  だって「超絶技巧」ですよ。  単なる技巧じゃなくて「超絶」なんですよ。  因みに広辞苑で「超絶」を調べてみると

①他よりもとびぬけてすぐれていること
②(哲)→超越②ウに同じ

とあります。  でね、KiKi はこの時この広辞苑の②の意味にはまったく考えが及ばなくてこの「超絶技巧練習曲」≒「超人的な離れ業をやってのけるための練習曲」っていう風に解釈して「うへぇ!  リストを弾きたいな~んてぬかしている KiKi は大馬鹿者かもしれない・・・・・汗」といきなり意気消沈。  で、「あの・・・・やっぱりリストはやめておいたほうがいい・・・・かもしれない・・・・・。」な~んていう会話があったんですよね~。  

ま、余談ながら、結局、その発表会では弾きましたよ、リスト。  「ハンガリアン・ラプソディ」と「パガニーニ・エチュード」から「狩」を・・・・・。 

それはさておき、その最初の「超絶技巧練習曲」という文字との出会いからず~っと10年ぐらいというもの、KiKi にとっての「超絶技巧練習曲」のイメージは相変わらず「超人的な離れ業をやってのけるための練習曲」だったのです ^^;

でね、じゃあ、広辞苑の超越のところの②ウに何が書いてあるかっていうとね、そのまま転載すると

②(哲) Transzendenz(独)
ア: もともとはこの自然的世界を超えるものとしての神についていう
イ: 中世哲学では、範疇を超える概念のこと。  存在・もの・あるもの・一・真・善・美など
ウ: カントの用語。  あらゆる可能な経験をこえる形而上学的対象およびそれに関する認識を超越的(Transzendenz)と呼び、超越論的(先験的)と区別した。
エ: 現象学では、意識のうちにあるものを「内在」といい、意識の外にあるものを「超越」という。 
オ:  実在哲学では、実存することは現存の自己を超えることであり、それを「脱自」あるいは「超越」と呼ぶ。

とあります。  この中の(ウ)だから、カントの用語なんですよね~。  で、哲学専攻ではない KiKi にはこの広辞苑の説明はさっぱり理解できないんだけど(^^;)、要するに表層的な技巧がどうたらこうたらという類の練習曲ではないらしいっちゅうことですわ。  確かにこの練習曲は技巧的にもそんなに安易なものじゃなくて、あのシューマン博士をしてこんな風に言わしめています。

この曲は巨匠による演奏で聴かなければならない。  できる事ならば、リスト自身による演奏がいいだろう。  しかし、たとえリストが弾いても、あらゆる限界を超えたところや、得られる効果が、犠牲にされた美しさに対して、充分の償いとなっていないようなところでは、耳障りな箇所がたくさんあるだろうと思う。

嵐の練習曲、恐怖の練習曲で、これを弾きこなせる者は世界中探してもせいぜい10人くらいしかあるまい。  へたな演奏家が弾いたら、物笑いの種になる事だろう。

ま、とは言うもののリストがこの曲のタイトルに込めた意味っていうのは、指先の卓越したテクニックを磨くためのものではなく、演奏家はこれらの曲を演奏するに際し、自我を超越してその先にある深遠なものを表現する努力をしなくてはならないし、聴衆にも演奏家が紡ぎだすそれを聴き取ってもらいたいっていうことだったんだろうと思うんですよね。

なんで、こんなことを長々と書いてきたかって言うとね、KiKi は皮相的な技巧だけでCDを選ぶなら、この曲の鑑賞には今日ご紹介している「アラウ盤」は選ばなかっただろうから・・・・なんですよ。  多分「キーシン盤」か「横山幸雄盤」、そうでなければ「ベルマン盤」とか「シフラ盤」かもしれません。  でもね、そんな中で KiKi のこの曲の一番の愛聴盤 & スタンダードはやっぱりこの「アラウ盤」なんですよね~。    

最近はちょっとピアノの練習をサボリ気味の KiKi。  いえね、週末はLothlórien_山小舎へ到着すると真っ先にピアノの蓋は開けるんですよ。  でもね、昼間は力仕事(薪切りとか材木運びとか)で忙しいでしょ。  で、3度の食事の支度とか、1週間分のお洗濯とか、お掃除とか、薪ストーブの見張りとかもあったりなんかして、なかなかピアノの練習のためのまとまった時間をとるのが難しかったりするんですよね~。  ま、それやこれやで疲れちゃうっていうのもあるんですけどね ^^;  でね、ただ単に疲労感だけだったら「意志の力」とか「レッスンの習慣化」とかで何とかなったりもするのですけど、1時間以上チェーンソーのビリビリという振動に耐え続けた腕とか、女の細腕で材木を運んだ後の肩な~んていうのははっきり言って使い物にならなかったりもするんですよね。  ウィークデーはウィークデーで仕事やら家事やら何やらかにやらであっという間に夜になっちゃって、ま、明日・・・・・という気分になっちゃうし。  

ま、そんなこんなで実際にピアノに向かう時間はめっきり減ってしまっている KiKi だけど、「ピアノのお稽古で大切なのはピアノに向かう時間だけじゃない!」ということで、せめてもの言い訳として譜読みぐらいは習慣化しようと頑張っています。  譜読みの教材(?)にもってこい・・・・・と KiKi が勝手に思っているのが、バッハの音楽です。  ま、てなわけで本日の KiKi の1曲(曲集)はこちらです。

バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第2巻
LONDON POCL-4355/6 演奏:A. シフ(pf) 録音:1985年10月28-31日

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現在では平均律クラヴィーア曲集は第1巻、第2巻に分かれ、そのどちらにも「平均律」という名前が冠されていますが、このCDのライナーノーツによればバッハ自身の命名は若干異なっていたとのことです。

ま、難しくて専門的なお話は可能な限りはしょってできるだけ簡単にまとめてみると、バッハの時代にようやく有弦鍵盤楽器の調律方法が安定してきて、新しい調律方法で調律された楽器だとすべての調整がそこそこ美しく響くようになったのだそうな。  で、第1巻をすべての調性で作曲したバッハ自身がその曲集に与えた名前が「ほど良く調律されたクラヴィーアのための曲集」というものなのだそうです。  なるほど~。  随分以前にこのエントリーで KiKi がレッスンを受けていた先生が「曲は曲の全集を通して演奏して初めて形になるのです。」と仰ったというエピソードをご紹介したけれど、こんなバッハのお話を聞くと、確かにバッハはこの曲集をバラバラに演奏することではなく、全曲を通して演奏することを想定して書いたんだなぁ・・・・と納得させられたような気分になります。

で、第1巻の完成からほぼ20年後、第2巻が編まれたのですが、その際バッハの命名からは「ほど良く調律されたクラヴィーアのための」という文言は消え、「24の新しい前奏曲とフーガ」というものだったのだそうです。  まあ、曲の構想だとかスタイルが第1巻と同じ・・・・ということで後の世の人たちがこの第2巻は明らかに第1巻の続編であると定義づけ「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」と呼ばれるようになり、今ではその名が定着しているのだとか。  へぇ、そうだったんですねぇ。

こういうお話ってピアノのレッスンの友、全音あたりの楽譜だとまえがきに日本語で書いてあったりするんだけど、KiKi は「平均律」に手を出す頃にはほとんどの楽譜が「ヘンレ版」という外版になってしまっていたので、その楽譜にも一応「まえがき」らしきものがあるんだけど、読めない(涙)ので今日の今日まで知りませんでした(苦笑)      

ここのところ純粋な音楽鑑賞のエントリーを書いてこなかった KiKi。  昨日書いたエントリーも音楽鑑賞しながら・・・・・のものではあったけれど、どちらかというと「ラッカムの素敵な挿絵の本、ご紹介」っていう感じのエントリーになっちゃっていましたものねぇ(苦笑)  ま、てなわけで久々に「のだめカンタービレに出てくる音楽を聴いてみるシリーズ」を決行したいと思います。  で、のだめエントリーをチェックしていたら、なんと今回は久々にピアノ曲じゃあ~りませんか!!  しかも、ドラマ版のだめでもかなりの印象度で演奏されていたこの曲でした。  ま、てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

シューベルト ピアノソナタ第16番 D. 845 (Op. 42)
DECCA 440 305-2 演奏:A. シフ(pf) 録音:1993年
 
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実はKiKi が持っているのはこの(↑)盤ではなくて、まだ1枚ずつリリースされていた頃にコツコツと集めた盤なんですけど(こちら)、まあ、中身は一緒(但しこの盤はシューベルトピアノソナタ全集)なのでとりあえずこちらでリンクしておきますね。
 
KiKi はね、実は昔はシューベルトのピアノソナタってあんまり好きじゃなかったんですよね~。  シューベルトのピアノ曲だったらソナタじゃなくても「即興曲」や「さすらい人幻想曲」の方が素敵だし、だいたいなんとなく冗長な感じがするし、ついでに番号体系がしっかりしていなくてわけわかんないし・・・・^^; って思っていたようなところがあるんですよ。  でもね、そんな KiKi の「シューベルトのソナタ嫌い」を払拭してくれたのが以前このエントリーでご紹介したブレンデルによる最後の3つのソナタの演奏でした。
 
で、次に出会って感銘を受けたのがこちらのエントリーでご紹介したラローチャのもの。  さらにアラウの演奏に出会うに至って「おやおや、こりゃシューベルトのピアノソナタを侮っちゃいけないぞ!」と思うに至ったのです。  ま、そんなこんなで「シューベルトのピアノソナタ嫌い」がほぼ完治した頃にシフがシューベルトのピアノソナタ全集の録音に取り組み始めたというニュースを耳にしました。  当時のシフはバッハの演奏(こちら)で再評価されていたりしたということもあって、「この際、シューベルトのピアノソナタ全集はシフで集めよう!」と思った・・・・・というわけです。
 
この曲は「のだめ」ではマラドーナ・コンクールの演奏曲として紹介されていて、のだめちゃんのこの曲の演奏を聴いたオクレール先生が彼女をコンヴァトに誘ってくれた・・・・という、彼女の岐路を分けた曲なんですよね~。
    

「のだめ」に出てくる音楽を順番に聴いていくのだとしたら本来はここでエルガーの交響曲第2番にいかなくちゃいけないところなのですが、まあ色々都合・・・・・というようなものもありまして、ついでに久々にちょっと風邪気味の今日はピアノ音楽、それも優しい感じのピアノ曲が聴きたい気分がムラムラとしてきたので、エルガーはちょっと後回しにしてこちらを聴いてみることにしました。

モーツァルト 「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲
         (キラキラ星変奏曲) K. 265

Musical Concepts MC131 演奏:Walter Klein_pf

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この曲はホントに懐かしいィィ・・・・・・  これは KiKi がまだ小学生の頃、初めていわゆる本物のステージ上で発表会の演奏曲としてさらった曲なんですよね~。  そして KiKi に「ピアノが好きだ」という気持ちを確信させてくれた曲でもあります。  

KiKi が小学生の頃は地方都市には今ほどちゃんとしたホールはなくて、どちらかというと先生のお宅でこじんまりと行う発表会だとか、どこかの公民館・・・・みたいな会場にピアノを持ちこんで開催される発表会というのが一般的だった時代なんですよ。  そんな中、当時の KiKi の先生はそんな地方都市にできたばかりの「ホール」(舞台があって、客席があって、スポットライトもあたって、そこそこ音響効果も計算されている)で発表会を行うという一大決心をなさり、「ちゃんとしたホールでやる発表会なんだからみんな頑張ってね♪」とエールを我々門下生に送られたのです。  そのエールは掛け声だけに留まらず、演奏曲の選曲にも反映されていました。

ま、ある意味でお弟子さんが少しずつみんな育ってきていて、いわゆるピアノのおけいこの定番曲「ブルグミュラー」を卒業した生徒さんが増えてきたタイミングだった・・・・ということもあると思うんですよね。  それぞれの生徒にそこそこのいわゆる「曲らしい曲」が与えられました。  で、KiKi に与えられた課題曲がこのモーツァルトの愛らしい変奏曲だったわけです。  それまでの発表会で与えられた課題曲は・・・・と言えば音楽室には肖像画が飾られていない、ピアノを習っている人しか名前を知らないような作曲家の曲ばかりだったのに、初めてモーツァルトな~んていう、誰でも名前を知っている人の曲を演奏させてもらえることになっちゃったわけですよ。  その喜びたるや言葉では言い表せないぐらい!!!(笑)  「これで私もイッチョマエ!」ぐらいの意気込みになってしまうわけです。

、「モーツァルトの曲だ!」という喜び と 「初めてのちゃんとしたホールでの発表会」という期待感から練習に励むこと、励むこと(笑)  比較的暇な時間が多い小学校の低学年時代のことだから、ピアノの練習時間が自ずと長くなります。  練習時間が増える≒演奏が上達する の法則が成り立つ年代だったから曲の仕上がりもよくなっていきます。  結果として当日の発表会では自信を持って弾けたし、先生にも褒められたし、達成感にも満たされ・・・・といいことづくめで、単純な KiKi は「う~ん、ピアノっていいなぁ、好きだぁ!」と思っちゃった・・・・という次第。

ま、そんな幸せな思い出にあふれた音楽の筆頭とも言えるのがこの曲なのです。  

さて、今日は先日のバルトーク同様、最近では滅多に手を触れることのなくなった「CD収納プラスチックケース」(全部で5つくらいある)の中から出てきたリストを聴いてみたいと思います。  KiKi はね、子供の頃はリストのピアノ曲にものすご~く強い憧れを持っていたんですよね。  でもね、中学生の時のピアノ発表会で「パガニーニ練習曲集から『狩』」 と 「ハンガリアン・ラプソディー第6番」を弾いて、そこでリスト熱はある意味で冷めちゃったんですよね~。  まあ、ハンガリアン・ラプソディーで本番にちょっと失敗した・・・・・っていうのもあるんだけど、それ以上に発表会準備をしている中で、この曲の中に何となく「これ見よがし的なもの」を感じちゃって「うへぇ」と思っちゃったというのもありまして・・・・・。  まあ、子供の感じた「これ見よがし的なもの」なので、その実態が何だったのかはわからないし、それを真剣に追求・検討したこともないので、うまく説明できないんですけどね。  

で、そういう意味ではそれ以後、今日に至るまで、実はリストのピアノ曲のよい聴き手・・・・とはお世辞にも言えない状態・・・・ではあるのです。  ま、何はともあれ、今日の KiKi の1曲はこちらです。

リスト メフィスト・ワルツ第1番 S.514 「村の居酒屋での踊り」
TELDEC WPCS-10387  演奏:シプリアン・カツァリス(pf) 録音:1980年4月

41XKCYQR2FL__SL500_AA240_.jpg   (Amazon)

KiKi はね、カツァリスというピアニストを随分長いこと知らなかったんですよ。  で、彼の存在を初めて名前と顔が一致している状態で認識したのが、NHK教育で放映された「ショパンを弾く」という番組で・・・・でした。  欠かさずこの番組を見ていた KiKi は、彼の演奏技術にノックアウトされ、彼の楽曲へのアプローチに心酔し、そこからカツァリスのCD探しが始まりました。  

ま、そんな中で入手したCDの1枚がこちら(↑)だったんですよね。  KiKi はこの曲(「村の居酒屋での踊り」)を生まれて初めて聴いたのが「中村紘子さんのLP」でした。  上記(↑)発表会の準備をしているときに「狩」で行き詰っちゃって「模範演奏」を一度聴いてみたいと思って親にせがんで買ってもらったのがその「中村紘子さんのLP」だったんだけど、当時は田舎のレコードショップにはそんな在庫(中村紘子さんの ということではなくクラシックのピアノ曲のLPの在庫という意味ですけど)はなくて、その店のおやじさんの趣味(?)でやっと取り寄せてもらったのが「中村紘子さんのLP」という状態でした。

で、当然のことながら、それ1枚しかないわけだから、子供時代(中学生~高校卒業まで)の KiKi はその1枚を大切に大切に、何度も何度も聴いたわけです。  で、中村紘子さんの「村の居酒屋での踊り」がまるで刷りこみみたいに耳に浸み込んじゃっているわけです。  その KiKi にとってこのカツァリスの「村の居酒屋の踊り」は衝撃でした。

バルトーク 舞踏組曲 Sz77

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「のだめカンタービレで紹介された音楽を聴いてみる」シリーズで、CDが見つからないためにちょっと後回しにしていた音楽を今日はご紹介したいと思います。  その曲とは「ニナ・ルッツ音楽祭」でのだめちゃんがトランス・オランウータン状態になってレッスン終了後にこっそりと(?)弾いていたバルトークの舞踏組曲です。  正直なところ、KiKi はね、バルトークの音楽ってあんまり得意じゃないんですよね~。  どちらかと言うと苦手な部類。  それは演奏するというよりは聴く上で苦手っていうことなんですけどね。  まあ、KiKi にとって親しい時代はバロック、古典、ロマン、印象派ぐらいまでで、それ以降の音楽っていうのは接した機会そのものが少ないせいもあると思うんですけど・・・・・。  ま、それでも大人になってから彼の作曲する管弦楽曲はそれでも聴く機会が増えたんだけど、ピアノ曲に関しては半ば練習曲化している「ミクロコスモス」以外は実はあんまり聴いたことがないんですよね~。  ま、てなわけで、この曲に関しても「他の演奏家の演奏と聴き比べ」な~んていうことをしたことがない!  二ノ宮先生もそんな音楽をとりあげてくれちゃうなんて、ホント、ご親切なことです(苦笑)  ま、何はともあれ、本日の KiKi の1曲はこちらです。

バルトーク 舞踏組曲 Sz. 77
DENON COCO-70753 演奏:アンドラーシュ・シフ(pf) 録音:1980年6月

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このCDはね、シフのシューベルト(ピアノソナタ全集)やバッハ(平均律クラヴィーア全集)なんかに結構感銘を受けた後、せっかくなら彼のルーツのハンガリー土着音楽の演奏も聴いてみたいなぁ・・・・というちょっとした好奇心から入手したCDなんです。  ラーンキ、コチシュ、シフの3名は「ハンガリーの三羽烏」な~んていう風に呼ばれ、もうずいぶん昔に一世を風靡したんだけど、シフってどこか派手さのある他2名に比べるとどこな~く地味・・・・というか存在感が薄いというか、そんなピアニストだったと思うんですよね。  でもそんな彼がドド~ンと他の2名を超えて(?)存在感を示し始めたのが、バッハ & シューベルトの演奏 & 録音だと思うんです。  で、 KiKi もご多分にもれず、シフのバッハとシューベルトのCDは欠かさず揃えるようになって、その流れでこのCDにも手を出したのが何年前のことでしょうか?  (記憶にないほど古い話です ^^;)  ま、ハンガリー人の演奏するバルトークっていうことで、それなりに何回かは聴いたんですけど、バッハやシューベルトとは異なり、KiKi の興味があんまり動かなかったものだから、当然のことながら活躍機会が少ないわけで、結果CDをどこにしまい込んじゃったのかわからなくなっちゃったりしていたわけです。

でもまあ、何とかCD棚から外れたCD入れのプラスチックケースの中から発見したのが、先週末。  ついでにリストの「村の居酒屋での踊り (by シプリアン・カツァリス)」も出てきたので、今日・明日はこれらを1曲ずつ聴いていこうと思います。  

 

あの博識な千秋君をして「オレも知らん・・・・・」と言わしめた曲を今日は聴いてみたいと思います。  千秋君も知らなかったぐらいだから一安心なんだけど、実は KiKi もこの漫画を読むまでこの曲はさわりを聴いたこともなければ、そもそもその存在自体を知りませんでした。  まあ、KiKi の場合、連弾曲はほとんど弾いたことがないし、ついでに言うとモーツァルトのピアノソナタってあんまり好きじゃなかったから長年ピアノを弾いてきている割にはあんまり知らなかったりするんですよね~。  

モーツァルト 2台のピアノのためのソナタ K.448
SONY SICC 1031 演奏:マレイ・ペライア & ラドゥ・ルプー(pf) 録音:1984年6月

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1781年、モーツァルトのウィーンでの最初の年に作曲された2台のピアノのための唯一の完成されたソナタ。  当時、モーツァルトの弟子だったヨゼフィーネ・フォン・アウエルンハンマー家の演奏会のために作曲され、同年11月23日に彼女とモーツァルトによって初演された。  このアウエルンハンマー嬢についてモーツァルトは父への手紙でもヨゼーファと愛称で呼び、その容貌をこきおろしているが、ピアノの才能はすぐれていて、このソナタのほか、同年に作曲した6曲のヴァイオリン・ソナタ(K. 296, 376~380)を彼女に献呈していることからも明らかであり、この後も彼女とたびたび共演しているし、彼女はすぐれた女流ピアニストとして名声をえており、モーツァルトの作品の出版でも出版社に協力した。  モーツァルト研究で有名なA.アインシュタインが「オペラ・ブッファの理想的な序曲」であり「比類ない傑作」と言っているように、明るい生気がみなぎっている第1楽章から華麗なロンドまで、2台のピアノのための理想的な作品であり、また至難な演奏技巧が要求されていて見事な効果を挙げている。  (CDライナーノーツより転載)

モーツァルトがピアノのうまいデブ娘(知人の子)との合奏用に作ったあっかるいサロン向き音楽  (by 千秋)

この曲を初めて通して聴いてみたときの感想は、「とってもピアノっぽい音楽だなぁ」ということでした。  KiKi がモーツァルトのピアノソナタがあまり好きじゃない理由はね、現代のピアノの音とモーツァルトのピアノソナタにはどこかちぐはぐなところがあるように感じるところ・・・・なんですよね。  特に初期のピアノソナタにはその傾向が顕著で、どんな音で弾いて欲しいと思って作曲された曲なのかわからなくなってしまうようなところがあるんですよ。

でもね、この曲に関しては「音から入った曲」だから・・・・・(要は初見で楽譜から入った音楽ではない)というのもあるかもしれないけれど、それ以上に曲の持っている雰囲気がピアノの音色を生かしているなぁと感じられる、そんな気がしたんです。  でね、ちょっとだけ調べてみたら、どうやら現代のピアノの前身である「フォルテピアノ」がようやく鍵盤楽器として登場してきた時期と微妙にあっているみたいなんですよね~。

 

秋はショパンの季節。  ず~っと昔、Nifty のクラシック音楽関連のフォーラムか何かで誰かがそんなことを仰っていました。  ショパンにも色々な楽曲があるから必ずしもすべての音楽が秋っぽいかと言えばそうでもないと思うんだけど、ことノクターンに関してはまさにこの言葉どおりじゃないかと KiKi は思っています。  秋の夜長、ショパンのノクターンをBGMにお気に入りの本を手に過ごす時間は至福の時。  何度そんな秋を過ごしてきたか来し方を振り返ると、色々な思い出が蘇ってきます。  とは言え、今はもう冬なんですけどね~ ^^;

で、聴く分にはそうなんだけど、弾くと案外難しいのがショパンのノクターン。  KiKi も決して全曲制覇したわけじゃないんだけど、作品番号が付されていないものを含めて全21曲のうち約半分ぐらいは取り組んだことがあります。  「テクニック的に難しいのか?」と聞かれればそれほどでもないと思うんだけど、「聴かせるように弾く」のが本当に難しい繊細な絹織物みたいな音楽だと思うんですよね。  そんな中であまりにもメジャーで KiKi もショパンのノクターンの中で最初に手掛けた1曲が本日の1曲であります。  「おなら体操」や「もじゃもじゃ組曲」に没頭していた観のあるのだめちゃんさえ(! 苦笑)もどうやら音大時代に勉強していたようです。  (参照: のだめカンタービレ第1巻)

ショパン ノクターン第2番 Op. 9-2
SONY SRCR 1892 演奏:横山幸雄(pf) 録音:1997年6月

41yeuY5+qNL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

KiKi はね、どちらかというとお値段でCDを選ぶタイプ(要は廉価版漁り)の傾向が強いんだけど、そんな中で例外扱いなのがキーシンとこのCDの奏者横山さんという時代がありました。  この二人の演奏に初めて接した時、ものすご~い感銘を受けて、同時代を生きる若手演奏家の中でず~っと応援し続けているピアニストのお二人です。  ことに横山さんは同じ日本人として特別な想いで応援しているんですよね。  だから、まだお給料の乏しかった時代にあってさえも「後援会」な~んていうものに入っていたこともあったし・・・・・・。

でね、これまでいくつかの彼の演奏を聴いてきたわけだけど、やっぱり彼のピアノの音が一番マッチするのはショパンの音楽のような気がします。  次がフランスもの。  (彼もフランス留学組だから・・・・なのかなぁ)  彼のベートーヴェンやシューマン、さらにはそれ以外の演奏もいくつか聴いてきたけれど、いかに応援しているとは言えども、どことなく感心しなかった・・・・というか、ショパンやフランスものでぐいぐい惹きつけられるほどには堪能しきれなかった・・・・・というか。  

まあ、これには多分に KiKi の思い込みが作用しているのかもしれません。  何せ、彼のキャリアの中で最初に燦然と輝いたのが1990年のショパン・コンクールの1位なし3位という記録だったし、KiKi の記憶が正しければ彼が最初に取り組んだ偉業の1つが「ショパンのピアノ曲全曲演奏」というテーマだったように記憶しているし・・・・・。

さて、せっかく「のだめ Review」を始めたことですし、久しくサボり気味のクラシック音楽エントリーもたまには書かなくちゃ・・・・ということで、考えた復帰策。  「のだめカンタービレ漫画に出てくる音楽を聴いてみよう!」のコーナーを始めてみようかと思います。  KiKi の場合、クラシック音楽をBGM的に流している時間は結構あるんだけど、やっぱり曲を聴いた後で何らかのエントリーを書くとなると、それなりの心構え・・・・みたいなものが必要でねぇ。  で、その心構えみたいなものは選曲をしている中で芽生えてくることが多いんだけど、そうすると今度は選曲に凝りだしちゃう・・・・という悪い(?)癖がありまして・・・・・。  で、結果として最近では何とな~くクラシック音楽エントリーから遠ざかっているという結果になっていたりするのです。

でもまあ、漫画に登場する音楽をとにかく聴いてみる・・・・ということであれば、選曲はしなくてもよくなって、強いて言えば選盤に時間がかかるかも・・・・という問題が残っていますが、まあ、もともとが KiKi の場合は「このブログのエントリーでご紹介する CD は必ずしも『強力推薦盤』というような類のものではない」というスタンスでクラシック音楽ブログを書いてきたわけです。  (こちら)  まあ、そういう意味ではお気楽に綴っていこうかな・・・・と思う次第です。  てなわけで、無意味に長~い前置きはこれぐらいにして、今日の KiKi の1曲はこちらです。

ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」 Op. 13
DECCA 433 882-2 演奏:ヴィルヘルム・バックハウス

41DZ9KB74SL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

ベートーヴェンのピアノソナタ全32曲はアマチュアながらも KiKi のライフワーク・・・・だったはずの音楽です。  (今でも、一応ライフワークとして位置付けてはいるんだけど、実現できそうにないので最近ではちょっと弱気・・・・ ^^;)  その中で小学生~中学生の頃にとにかく全楽章暗譜までして弾いてみたことがあるのは、当時のピアノレスナーの基本的教材「ソナチネアルバム」だったか「ソナタアルバム」(全音版)に収録されていた「2つのやさしいソナタ Op. 49 (第19番と第20番)、そしてこの第8番の「悲愴」、第14番の「月光」の4曲でした。  そのうち、「月光ソナタ」は発表会で演奏し、残りは通常のレッスンでの課題曲でした。

KiKi の記憶が正しければ「月光ソナタ」が先で、「せっかくベートーヴェンのソナタを発表会で弾いたのだから、もう1曲ぐらいやっておきましょうか?  どれが弾いてみたい?」と先生に聞かれ、「はい、はい、『悲愴ソナタ』が弾いてみたいです!!」とリクエストしたように思います。  子供時代の KiKi にとっては第1楽章の冒頭のグラーヴェの部分がかっこよく聞こえてねぇ・・・・。  そう、今にして思えばあの頃の KiKi の選曲の基準って「かっこいいかどうか」だったような気がします。

    

せっかくブログを再開し、「落ちこぼれ会計人の Music Diary」のエントリーの移行もほぼ終了したし・・・・ということで、かつて色々とお世話になったクラシック音楽ブログのお友達のサイトをちょっとウロウロしにいってみました。  すると・・・・・・  KiKi がデータ移行に夢中になっているうちに大事件が勃発していました。(こちら)とか(こちら)   

訃報: アリシア・デ・ラローチャ  享年86歳

え~!!  そうだったの???  数年前に現役ピアニストとしては引退していたことは知っていたけれど、そんな~。  思えば KiKi がアルベニスのピアノ曲に初めて接したのはラローチャおばさんのCDだったし、あなたのシューベルト、と~っても好きだったのにぃ!!  ま、てなわけで、かなり出遅れた感はあるんだけど今日の KiKi の1曲はこちらです。

シューベルト ピアノソナタ第13番 D.664 (Op. 120)
ラローチャ/ロマンティック・ピアノ・リサイタル  (ごめんなさい。 今日は画像はナシです。)   (Amazon)

 

このCDはね、KiKi の一時期の大のお気に入りでした。  収録されているのは今日の1曲のシューベルトのピアノ・ソナタのみならず、シューベルトの即興曲(Op. 90-4 のみ)、メンデルスゾーンのカプリッチョ(Op. 33-1) と厳格なる変奏曲(Op. 54)、グリーグの「叙情小曲集」の中の素敵な一品 夜想曲(Op. 54-4) とピアノソナタ(Op. 7)。  どれもこれも本当にロマンティックな演奏で、疲れて帰宅した日の一服の清涼剤・・・・という感じでねぇ。  ラローチャと言えばどうしてもスペインものという印象が強いんだけど、アルバム全体が「スペインだけじゃないぞ~!!」と自己主張している・・・・そんな感じ(笑)

ライナーノーツで彼女に捧げられた文章には本当に説得力があって、KiKi は彼女のようなピアノ弾き(アマチュアなりに・・・・ではあるけれど)になりたかったと何度も何度も思って、ホント、寝ても覚めてもこのCDを聴きまくっていた時代があるんですよね~。  せっかくなので彼女のご紹介も兼ねてそのライナーノーツの一文を下に引用しておきますね。

 

アリシア・デ・ラローチャについて

ラローチャは1923年生まれのスペインの女流ピアニストである。  彼女は、小柄な身体からは想像しがたいほどの深く強いタッチで楽器を美しく鳴らす力量と、躍動的なリズム感や、あふれるほどの詩情と格調を伴った陰翳豊かな表情を持ち、それはいかなる作品においてもみごとに発揮されている。  ここに収められた彼女の、詩情豊かで心に染みいるような演奏は、亡きマイラ・ヘスに代わって"ピアノの女王"という称号を与えられていることを十分に納得させるものと言えよう。

 

 

のだめカンタービレ in Europe を観ました。  パリのコンセルヴァトワールの授業についていけず、自分を見失いかけていたのだめちゃんが七転八倒の苦悩、試行錯誤の末に、迎えた初リサイタルでの演奏。  よかったですね~。  特に KiKi にとってはプログラム最初の1曲、「キラキラ星変奏曲(K. 256)」は小学生になって参加した最初のピアノ発表会で弾いた思い出の曲なんですよね~。  あの曲を聴いた瞬間、何ともいえないノスタルジックな感傷で胸がいっぱいになってしまったのです ^^;  そういえばお仕事を再開して以来、ほとんどピアノに触っていないなぁ・・・・。  せっかく防音室まで作って無理してグランドピアノを買ったはずだったのに・・・・。

KiKi の単純なところはのだめちゃんじゃないけれど、ちょっと何かに触発されると
「ピアノ・・・・弾かなくちゃ」
と思ってしまうところ。  もっとものだめちゃんみたいに才能溢れるわけじゃないから、いきなり難曲を弾きこなしちゃうことはできないんですけどね。  で、思うように弾けない自分に悶々としているうちにまた「忙しい」というのを口実に弾かなくなっちゃうの・・・・ ^^;  我ながら子供時代から進歩がありません。  

ま、それはさておき、昨日彼女の演奏を聴いているうちに昔はあんまり興味がなかったんだけど、無性にモーツァルトのピアノ・ソナタが聴きたくなってしまいました。  ま、てなわけで、今日の KiKi の1曲はこちらです。

モーツァルト ピアノ・ソナタ第18(17)番 K.576
Naxos 8.550448 演奏:イエネ・ヤンドゥー 録音:1991年6月

41HjwB4EfKL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

台風が近づいてきています。  本来であれば今日 KiKi はちょっとした所要で山梨県の方にお出かけする予定だったのですが、2日前から空模様と相談しながら悩みに悩み、結局今週の予定をキャンセルすることに決めたのが昨日の夜9時ぐらい。  今は窓を打つ雨をぼんやりと眺めながらバッハに耳を傾けています。

先週「ミサ曲ロ短調」を聴いて以来、なんとなく「気分はバッハ」という感じになってしまい、昔はあんなに大嫌いだった「インベンション」とか「平均律」なんかを聴き漁っていた数日間。  その締めくくりの音楽といえばこれしかありません。  ま、てなわけで本日の KiKi の1曲はこちらです。

バッハ ゴールドベルク変奏曲 BWV 988
SONY SRCR 9239 演奏:グレン・グールド(pf) 録音:1981年4月-5月

51V34xSdDrL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

あっという間に今年も半分を追え、7月に入ってしまいました。  「明けましておめでとうございます♪  今年もよろしくお願いいたします。」なんていう挨拶をしていたのは、ついこの間・・・・だったような気がしないでもないのですけどね~。  ふと気がつけばあんなにちっちゃくて可愛かったノルンも初潮を迎えていたし・・・・(笑)。  もっとも今年の前半はブログ生活はサボりっぱなしでしたけどね。  やっぱりお仕事を始めてしまうとなかなか日々更新というのは難しくなってしまうのが KiKi の性分みたいです。

ま、何はともあれ今年も余すところ半年。  そんな気分で選んだ今日の KiKi の1曲は基本(?)に戻ってピアノ曲といきたいと思います。  てなわけで、本日はこちらです。

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第29番 「ハンマークラヴィーア」 Op. 106
PHILIPS 432 317-2 演奏:クラウディオ・アラウ(pf) 録音:1963年9月

414CTMWHPFL__SL500_AA240_.jpgのサムネール画像       (Amazon)

 

せっかくの「勝手にショパンの日」企画。  これに便乗して今日は KiKi の想い出話をご披露させていただきたいと思います。  まあ、こんな機会でもなければこの曲をCDで聴いてみよう・・・・な~んていう気分にはなかなかなれそうになかったりもするので ^^;  そんな KiKi のにが~い想い出にまつわる1曲とはこちらです。

ショパン スケルツォ第2番 Op. 31
RCA BVCC-5077 演奏:ルービンシュタイン(p) 録音:1959年3月

P1010016b.jpg     (Amazon; 現在販売されているものは多分これ)

 

何だか自分でもよくわからないうちにバタバタと忙しくなってきてしまい、半ば曜日の感覚を失いつつある状態に陥り始めている今日、この頃。  ふと気がつけばオフィスのあるビルの入り口に大きなクリスマス・ツリーが飾られていました。  ああ、今年ももうすぐ終わるんだなぁ・・・・などと感慨に浸っていたのですが、よ~く考えてみると、月が替わる = 「勝手に××の日」が訪れるっていうことだったんですよね~ ^^;  さてさて、今回のお題は・・・・と。  おお!!  ショパンでしたか!!!  これはアマチュア・ピアニストたる KiKi としては見逃しちゃうわけにはいかない企画です。  

さ~て、何を聴こうかなぁ・・・・。  ここはやっぱりこんな季節にピッタリの「ノクターン」??  それともポーランド人・ショパンらしさが溢れている「ポロネーズ」や「マズルカ」にするべきか??  いやいや、ショパンといえば各4曲の「スケルツォ」か「バラード」は外せないか???  ほとんどの方が「ピアノの詩人」ショパンのピアノ曲のエントリーになるだろうから、「チェロ・ソナタ」とか「歌曲」な~んていう変化球で行くべきか・・・・・。  若かりし頃からショパン Love  266.gif だった KiKi としては選曲に迷うところです。

で、散々迷った挙句、とりあえず第1弾は至極真っ当なピアノ路線(でも、マイナー狙い)でいってみようかな・・・・と。  ま、てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ショパン ピアノ・ソナタ第1番 Op. 4
SONY SRCR 9054 演奏:カツァリス(p) 録音:1991年11月

51AY2erVGFL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

ブラームス ピアノ小品集

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今週の KiKi はとにかく忙しかった!!  9月1日に入社した会社は日本全国に営業所が60近くあって、その60の営業所が大きく3つのエリア支社の管理下にあるのですが、その3つの支社でのマネージャー会議に出席するために月曜日は東京、水曜日は大阪、昨日の金曜日は博多と飛び回り、すべて日帰りの強行軍で自宅に帰りついたのが毎回ほぼ夜中の12時近く・・・・ ^^;  勤労感謝の日(木曜日)は我が身の勤労に感謝している(?)余裕などはからきしなくて半日だけではあったけれど休日出勤になってしまったし、火曜日も会議漬けの1日でした。

何だかこう書くと会議ばかりの会社みたいだけど、必ずしもそういうことではなくて、経営陣が刷新されたばかりなのでいわゆる「新方針」を全社に行き渡らせるために必要な会議・・・・ではあったんですけどね。  でもそういう公の事情はともかくとして、KiKi の個人的な感慨は不届きながらそういう理性では割り切ることがなかなか難しい・・・・(笑)  KiKi の本音は?と言えばね





ああ、これだから働きたくなかったんだよなぁ・・・・ 
(あ、言っちゃった ^^;)




ま、その往復の新幹線やら飛行機の中で、KiKi の愛機 Siegfried で様々な音楽を鑑賞していたわけではあるのですが、どうやら Siegfried 君、そんなに乱暴な扱いをした覚えはないのですが不調気味・・・・みたいなんですよね~。  う~ん、どうしちゃったんでしょうか??  まさか KiKi Brunnhilde の知らない間に忘れ薬もどきを飲んじゃったわけじゃないでしょうね~。  どう不調なのかと言うとね、要するに電源のオフができなくなっちゃったみたいなんですよね~。  だから音楽を聴いている間はともかくとして、それ以外の時間帯にも彼は目いっぱい自己主張をしていて、肝心要のたとえば帰路に音楽を聴きたい!と思ってもその頃にはバッテリー不足になっちゃうんですよぉ。  挙句、KiKi はシャッフルにも全曲再生にもしていないつもりなんだけど、様子を見ていると勝手に全曲再生モードに入っているみたいだし・・・・・。  う~ん、これは困った子ちゃんです。  修理に出さなくちゃいけないのかなぁ・・・・。

ま、そんな雑談はさておいて、久しぶりに今日は自宅でじっくりと音楽鑑賞です。  ちょっとヘロヘロ状態の自分を慰めるために、とっても自慰的な音楽でも聴いてみようかな・・・・と(笑)。  ま、てなわけで今日の KiKi の1枚(1曲ではありません)はこちらです。

ブラームス ピアノ小品集
RCA BVCC-5085 演奏:ルービンシュタイン(p) 録音:1959年12月 及び 1970年6月

Rubinstein_Brahms.jpg     (Amazon; 現在販売されているのはこちらのようです。)

 

 

毎朝の通勤で Sigfried と音楽を楽しむ生活を始めた KiKi。  たまたま昨日の通勤時の音楽はシベリウスの交響曲でした。  で、最初は今日のブログエントリーはその時に聴いた曲にしようか・・・・と思っていたのですが、今日の気分は何となく「交響曲」っていう感じではありません。  で、ふと思い出したのは先日購入したきりまだちゃんと聴いていない「フィンランド ピアノ名曲コレクション」というCDのことでした。  このCDを購入することになったのは、このエントリーでコメントをいただいた方々といろいろお話している中で、シベリウスのピアノ曲の話題になったんだけど、「アマチュアとはいえ一応ピアニストであるはずの KiKi はシベリウスのピアノ曲を全く知らない!!」ということに気がついちゃったからなんですよね~ ^^;  こりゃいかん!!  1度は聴いてみなくちゃ!というわけで早速池袋メトロポリタンプラザ内の HMV に行って、皆さんからいただいた情報を元に色々探してみたんだけど、ご推挙いただいたCDはどれ1つとして置いてなかったんです(泣)。  で、とにかくあるものを購入して聴いてみようと入手したのがこのCDでした。  ところがね、せっかく購入したにもかかわらず実は KiKi はまだ1度もちゃんと聴いていなかったのですよ ^^;  ま、てなわけで今日はじっくりとこのCDを味わってみることにしたっていうわけです。  で、その中から KiKi が選りすぐった今日の1曲はこちらです。

パルムグレン 3つの夜想的情景 Op. 72
CANYON PCCL-00532 演奏:舘野泉(p) 録音:1988年1月

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「あれ?  シベリウスじゃないの??」って思われた貴方!  そうですよね、普通そう思いますよね~(笑)。  実は KiKi も当初はシベリウスのピアノ曲で今日のエントリーを書こうと思っていたのです。  でもね、このCDを聴いているうちに、KiKi にとってまったく馴染みのなかったこの「パルムグレン」という人の音楽が気になって気になって仕方なくなっちゃった ^^;  と言うことで今日はこの曲を選ばせていただきました。

さて、案の定本日は「ジークフリート」を鑑賞する時間的余裕は皆無でした。(涙)  いえね、KiKi の相棒 Siegfried (iPod) に溜め込んである「リング」を出歩いている間ず~っと鑑賞していたので、公約(?)どおり、ちゃ~んと「リングに嵌って」はいたんですよ。(笑)  でも、今回のこのブログでの企画はバレンボイム盤DVDを鑑賞するということだったので、それは今週末まで「おあずけ」となってしまいました。  で、今日も残りわずかとなったこの時間、何を聴こうか色々悩んだのですがやはり社会復帰を記念した音楽がいいかな・・・・と。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

バッハ(ブゾーニ編) コラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」 BWV645
DECCA UCCD-1035 演奏:クン=ウー・パイク(p) 録音:2000年6月

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ショパン 舟歌 Op. 60

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今朝はすごいお天気でしたね~。  KiKi の家の周りでは雷がピカピカ・ゴロゴロ、バリバリと何だかものすご~いことになっていたのですが、皆さんのお宅の近辺はいかがでしたか??  実はね~、KiKi は雷が大の苦手なのです。  ちっちゃな子供の頃は全然平気だったんですよ。  でもね、KiKi がまだ中学生だった頃、授業中(何の授業だったか記憶は定かじゃないんだけど、とにかく退屈な授業でした)にね、あまりのつまらなさに KiKi は窓の外をぼ~っと見ていたんです。  で、その学校は山っぺりにあったんだけど、その山のふもとにある1本の大木が KiKi の興味を捉えて、KiKi はその木をじ~っと見つめていた(凝視していたと言ってもいいかもしれない)んですよね。  そしたらその木に突然、雷が直撃!!!!  あ、もちろんかなり近くでゴロゴロ鳴ってはいたんですよ。  で、その木が裂けるんですよ、燃えるんですよ!!  その木が叫ぶんです。  「助けて~!!」って。  まるでスローモーションみたいにね。  それ以来、KiKi は雷が大の苦手となっちゃいました。  リアルなフラッシュバックこそないけれど、あの時に感じた我が身を引き裂かれるような木の叫びと痛みが襲ってくるような感じがして、背筋がゾワゾワするんです。  ひどいときは冷や汗? いや、脂汗みたいなのが噴き出してくるし・・・・・ ^^;

てなわけで、そんな雷さんにプルプルと震えていた気持ちを落ち着かせるために選んだ(?)今日の KiKi の1曲はこちらです。

ショパン 舟歌 Op.60
LONDON POCL-2749 演奏:アシュケナージ(p) 録音:1976年

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えっとですね、KiKi が持っているもの(↑の製品番号のもの)は実はこれとは見てくれが違うんですが、内容的にはこれと同じものだったので画像はこちらを借用しました。  KiKi が持っている全集はショパンの作曲年代順にピアノ曲全曲(+歌曲)が網羅されている全集だったんですけれど、それはもう廃盤みたいだし、それを組み直した↑も限定盤で今は中古市場にしかないみたいですけど・・・・ ^^;

さて、ようやく「バイロイト企画」を終え、ちょっと一息・・・・と言いたいところなのですが、相も変わらず指環の罠に絡めとられた「指環の僕状態」から抜け出せずに毎日あの長大なオペラのあちこちをつまみ食いし続けている KiKi です。  そんな中でこのブログのためにどの曲を選べばいいのか、正直途方にくれてしまいましたぁ!!  で、呆然としつつふと思い出したこと。

「そう言えば、のだめちゃんはどうして『ペトルーシュカ』を弾いている途中で『今日の料理』になっちゃったんだぁ??」

考えてみると「ペトルーシュカ」(ピアノ版)は随分長いこと聴いていません。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ストラヴィンスキー 「ペトルーシュカ」よりの3楽章
DG 447 431-2 演奏:ポリーニ(p) 録音:1971年9月

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さて、本日は8月1日。  KiKi がワーグナーに夢中になっている間に、夏本番に突入です!  しかも、ふと気がつけば「梅雨明け宣言」もなされていたらしい!!!  今年は7月の20日を過ぎてもお天気がグズグズ・ウジウジしていてどうなっちゃうんだろうとヤキモキしていたはずだったんですけど・・・・・ ^^;  いかに KiKi の心が浮世の出来事から遠く乖離して、妄想・空想の世界に飛んで行っちゃったか(しかもまだちゃんと戻ってきていなかったりする)、我ながら再認識いたしました。  で、ふと気がつけば、今日は月にたった2回のクラシック音楽ブログ共同企画「勝手に~」の日じゃありませんか!!  これまで忘れちゃったら、KiKi はそれこそ再起不能です(笑)。  

とは言うものの、いつもお世話になっている garjyu さんからご依頼いただいたドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」にいく気力はさすがに残っていないみたい・・・・ ^^;  しかもこの後、「トリスタン」と「パルジファル」も待っていることだしね♪  それに今日の午前中は KiKi はピアノのレッスンが入っていたし、夜は今 KiKi にお仕事の話を持ってきてくれている友人との会食があるので、オペラを全曲鑑賞してさらにブログを書く時間的余裕はさすがになさそうです。  とっても魅力的なお誘いだったんだけど、ごめんなさいね、garjyu さん。  で、限られた時間の中で何かを聴いて Review を書くとなると、KiKi の場合はどうしてもピアノ曲に逃げてしまうんですよね~(笑)  てなわけで、今日の KiKi の1曲(1曲集?)はこちらです。

ドビュッシー 前奏曲集第1集
DG POCG-1122 演奏:ミケランジェリ(p) 録音:1978年6月

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ジメジメと鬱陶しい毎日に一服の清涼剤を・・・・と思って右サイドバーに設置しておいたブログパーツの 「mini AQUA」(熱帯魚が泳いでいたやつ)。  水の中を悠々と泳いでいた青くてきれいなお魚は「ディスカス(ブルーダイヤモンド)」という種類らしいのですが、ふと気がつけば今日は表示されていませんね~。  あれ~?  どうしちゃったんだろ??  あの熱帯魚水槽が表示されていない状態で KiKi が書いたコメント「ちょっと暑くなってきたのでお魚なんぞを飼ってみました♪」だけ表示されているっていうのは、何ともマヌケな感じですねぇ ^^;  まあ、数日は様子見してみようと思います。

さてさて、昨日岩槻のトリスタン様から KiKi もとい Brunnhilde 宛にワーグナーの世界へのお誘いのラブコールを頂戴して、爆笑とともに危うくその禁断の果実に手を伸ばしてしまいそうになった KiKi なのですが、バイロイト音楽祭まではあともうちょっとだけ余裕がありそうなので、今日も引き続きピアノ曲へいきたいと思います。  もっともピアノ曲のエントリーだと俄然お客様の反応が鈍くなっちゃうんですけどね~ ^^;

昨日のエントリーでご紹介したソナタの中でブラームスとシューマンはすでにこのブログでご紹介したので、今日はベートーヴェンにいきたいと思います。  そうそう、昨日のリストではベートーヴェン最晩年のソナタ3作品を挙げておいたのですが、実は KiKi はベートーヴェンのピアノ・ソナタに関しては他にも弾いておきたい曲が色々あるんですよね~。  「悲愴」と「月光」は子供の頃にきちんと仕上げたことがあるからもういいとして、「熱情」は高校3年生の時、大学受験体制の中でさらっていて納得できるレベルまで仕上げる前に上京(=ピアノのない生活に突入)しちゃったのでちょっと消化不良だし、Op. 31-2 の「テンペスト」も子供時代に遊びで弾いたことはあるけれど、ちゃんと正面から取り組んだことはないし、Op. 53 の「ワルトシュタイン」も然り・・・・。  さらにはOp. 101 の「ドロテア・チェチーリア」、Op. 106 の「ハンマークラーヴィア」はまったく手付かず状態なんだけど、これはどちらも弾いておきたいと切望してきた曲だしなぁ・・・・。

でね、どうして今の KiKi がそんな中で「後期」に拘るのかっていうとね、Op. 101 以降のソナタにはすべてフーガが含まれているから・・・・なんですよね~。  今、KiKi は久々にバッハの平均律を勉強しなおしているんだけど、子供時代には単に「弾きにくい代物」という認識しかなかったフーガが、大人になった今は何とも不思議なことに面白くて仕方ないの漣  自分の弾くピアノから4声がくっきりと浮かび上がってきたときの楽しさ、嬉しさたるや・・・・(笑)。  ピアノ・ソナタというがっちりとした構成の音楽の中で、さらにいくつもの尖塔を持つゴシック建築みたいに浮かび上がるフーガに、人間の頭脳によって計算し尽くされた美の極致・・・・のようなものを感じるのですよ。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第32番 Op. 111
PHILIPS 432 301-2 演奏:アラウ(p) 録音:1965年10月

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しばらくピアノ曲から離れていたので、こちらを訪ねてくださっているお客様もすっかりお忘れだろうと思うのですが、実は細々と続いているんですよ、「ピアノ・レッスン曲選抜音楽鑑賞プロジェクト」。  6月後半から長引く風邪のために練習自体が滞ったり、ただでさえ頻度が低いレッスンそのものをお休みしたりしていたので、なかなか進捗していないんですけどね。  以前、このエントリーにも書いたようにできれば今度は久しぶりに「ピアノ・ソナタ」に取り組んでみようと考えている KiKi なのでひたすら「ピアノ・ソナタ」ばかり聴いているんですけどね♪

で、今古今東西の「ピアノ・ソナタ」の中で候補として残っているのはざっと以下のような感じです。

モーツァルト  ピアノ・ソナタ第18番 K.576
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第30番~第32番のいずれか
          (Op. 109, 110, 111)
シューマン   ピアノ・ソナタ第2番 Op. 22
ブラームス   ピアノ・ソナタ第3番 Op. 5



モーツァルトは今年が「モーツァルト・イヤー」だからと無理やり選んだ1曲。  本質的にモーツァルトのピアノ・ソナタとはあまり相性がよくない KiKi が全曲聴いてみた中で比較的「弾いてみたい度」が高かった音楽です。  でもね、この曲だったらもっと年をとってからでもいいような気がするんですよね~。  ベートーヴェン後期は昔からの憧れ曲だけど、先生がさらっていらっしゃるからできれば今は触れたくないなぁ。  シューマンもこれは1度は弾いておきたい曲だけど、これだったら「クライスレリアーナ」にいきたい気もするし、それだけは避けておきたい気もするし・・・・。  ブラームスも昔からの憧れ曲だけどこのエントリーにも書いたように夏場の練習には向かないような・・・・ ^^;

てなわけで、相も変わらずまるでブラームスみたいにウジウジ・グタグタと考えている KiKi なのです。  てなわけで、今日は上のリストの中から1曲選んでじっくりと聴いてみることにしました。  選んだのはこちらです。

シューマン ピアノ・ソナタ第2番 Op. 22
EMI TOCE-7733 演奏:リヒテル(p) 録音:1962年10月~11月

21jYOx4QKxL__SL500_AA192_.jpg     (Amazon)

 

 

今日も「レッスン曲選抜音楽鑑賞プロジェクト」として色々なピアノ曲のCDを聴いていました。  であっちの棚、こっちの棚と物色していたらとっても懐かしいCDが KiKi の目に留まりました。  あのアルゲリッチのドイツ・グロモフォンでのデビュー・アルバム、その名も「デビュー・リサイタル」というCDです。  LP時代には何度何度もそれこそ擦り切れそうになるほど聴いていて、その後ドイツ・グロモフォンの THE ORIGINALS のシリーズで再発された際にCD購入したものの、その後は恐らく1度も聴いていないような気がするんですよね~。  で、ちょっと懐かしくなってしまって思わず手にとって収録曲を眺めてみたら、KiKi にとってものすご~く懐かしい曲名が・・・・。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

リスト ハンガリー狂詩曲第6番
DG 447 430-2 演奏:アルゲリッチ(p) 録音:1961年

51JYY362LSL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

「レッスン曲選抜音楽鑑賞プロジェクト」(← いつプロジェクトになったんだ??っていう感じですが ^^;)第3弾。  今日はショパンを聴いてみることにしました。  KiKi の手持ちの「いつか弾きたい曲リスト」にノミネートされているショパンの曲は結構多くて、「ピアノ・ソナタ全曲」、「バラード全曲」、「スケルツォ全曲」、などと並んで書きとめられているのが「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」です。  因みにこのリスト、20歳ぐらいの時から作り始めて、新曲を追加することはあっても、その後のレッスンでさらった曲を消去したこともなければ(本来なら「いつか弾きたい」だから「既に弾いた」は外されるべき)、一時の熱病に浮かされて書き留められた曲でその後興味を失った作品なども列記されているという極めていい加減な作りのリストになっています。  で、この「アンダンテ~」を記入したのはリストの前半、しかもピアノ・ソナタよりも上の行に書き留められているので、極めて若い頃に興味を持った作品ということになるようです。  はてさて、今の年齢の KiKi が弾きたいと思えるかどうか・・・・・。  てなわけで今日の KiKi の BGM はこちらです。

ショパン アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op. 22
SONY S2K 53967 演奏:カツァリス(p) 録音:1993年3月

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KiKi のお気に入りの現役ピアニストの1人がエフゲニー・キーシンです。  前にこのエントリーでもお話したとおり、たまたま件のエントリーでご紹介したCDで彼の演奏を耳にしたときから、ず~っと「最も注目すべき若手ピアニスト」として彼のCDは買い集めてきました。  さて、今日はそんなキーシンの演奏を久しぶりに聴いてみたいと思います。  で、色々迷った結果、購入以来1度しか聴いていないこちらをピックアップしてみました。

ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」 (ピアノ版)
RCA 09026 63884 2 演奏:キーシン(p) 録音:2001年8月

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 この曲の演奏に関しては長らくホロヴィッツ盤とリヒテル盤、そしてウゴルスキー盤を愛聴してきた KiKi なのですが、4枚目のお気に入りとしてこのキーシン盤が追加されました。  (その割にはまだ1度しか聴いていないんだけど・・・・ ^^;)

さて、実は KiKi は明日・あさってとちょっと野暮用で東京を離れなくちゃいけません。  で、その分を今日中に埋めてしまおうかな・・・・などと思うわけです。  選曲作業もしなくちゃいけないことですし・・・・(笑)。  てなわけで、本当は今は6月26日なんだけど、こちらは6月27日分のエントリーということで・・・・。

シューベルトのソナタにあまり食指が動かなかった KiKi。  仕方ないのでブラームスを聴いてみることにしました。  実はこの曲は、KiKi が高校生の頃、当時師事していた先生にピアノ発表会用の曲として勧められていたんだけど、当時の KiKi はブラームスに対して苦手意識を持っていたので丁重にお断りさせていただいて、当時大好きだったショパンのスケルツォ第2番を弾かせていただいたという曰くつきの曲です。  この先生は KiKi にはやたらにブラームスを弾かせたがっていたんですよね~。  ま、先生にしてみればそれまでの発表会でモーツァルト、シューベルト、ショパン、ベートーヴェン、リストと弾いてきた KiKi だったので、新しい作曲家の曲に取り組ませたかったのかもしれません。  てなわけで今日の(明日の?)KiKi の1曲はこちらです。

ブラームス ピアノ・ソナタ第3番 Op. 5
DENON CO-75959 演奏:ゲルバー(p) 録音:1992年7月

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先日もご紹介した torte(とるて)さんのサイトにお邪魔して、お仕事をしながらも大曲に積極的に取り組み、人前で演奏する機会に貪欲にチャレンジされていらっしゃる姿勢に大いに触発されてしまった KiKi。  今の自分を振り返ってみると、バッハの平均律、ショパンのエチュード、そして何か曲を1曲ということで、それなりに正統的(?)なレッスン(← と言っても月1回なんだけど ^^;)を受けてはいるものの、「曲を1曲」の曲を選ぶに当たってはどうしてもちょっと軽めのサロン音楽的な曲を選んでしまう傾向があるんですよね~ ^^;  で、ふと思い返してみると誰かしらの「ピアノ・ソナタ」に最後に取り組んだのはもう随分昔のことで、久しく弾いていないのですよ。  それを考えると、たまにはガチっとした構成感のある曲を弾く訓練もしておかないとなぁ・・・・などと思うわけです。  てなわけで、これから暫くは今取り組んでいるフォーレの「バルカローレ」が仕上がったら取り組む曲を選曲するための音楽鑑賞をしようかな・・・・などと思うに至りました。  この選曲という作業、楽しくもあり苦しくもあり・・・・なんですよね~。  で、まずはピアノ・ソナタからスタートです。

世の中に数多あるピアノ・ソナタの中で KiKi の「いつか弾きたい曲リスト」にノミネートされているのはベートーヴェン、ブラームス、ショパンのソナタがほとんどなんだけど、ベートーヴェンは今レッスンしていただいている先生が取り組んでいらっしゃる最中なので、ダブリを避けるためにもとりあえず却下。  ショパンはエチュードとダブリになるので却下。  で、そうなると残るのはブラームスなんだけど、久しく軽めの曲ばかり弾いていたのにいきなりブラームスはなぁ・・・・などと躊躇する気持ちが湧いてきちゃいました。  てなわけで「レッスン曲選抜音楽鑑賞第1弾」、今日の KiKi の1曲(って言うか3曲)はこちらです。

シューベルト ピアノ・ソナタ第19番 D.958
シューベルト ピアノ・ソナタ第20番 D.959
シューベルト ピアノ・ソナタ第21番 D.960

PHILIPS 438 703-2 演奏:ブレンデル(p) 録音:1971年11月 & 1972年2月

41AstxtZsPL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

シューベルトの即興曲のエントリーでコメントを頂戴したうるるさんとやり取りをしているうちに、たまたまこのチャイコフスキーの愛らしいピアノ小品集の話題になりました。  短いながらもチャイコフスキーのロマンチシズムに満ち溢れたこの曲集、KiKi は大好きでした。  「グリーグの叙情小曲集」とか「メンデルスゾーンの無言歌集」と同じようなカテゴリーに入ると思われるんだけど、それらに比べるとちょっと(と言うよりかなり)マイナーなこの曲集。  できればもっと多くの方々に聴いてみていただきたいなぁ・・・・。  そんなことを感じつつ、今日の KiKi の1枚はこちらです。

チャイコフスキー 四季 Op. 37a
Victor VDC-1185 演奏:プレトニョフ(p) 録音:1985年11月

     (Amazon)

 

 

本日のピアノレッスン。  昨日の追い込みの成果(?)もあってか、自分が予想していたよりはまとまったレッスンになり、ほっとして帰宅しました。  で、昨日聴いただけでアップしていない「昨日の1曲」のエントリーを書こうとこのブログを覗いてみたら新しいゲストの方(torteさん)がグリーグの叙情小曲集のエントリーにコメントを残してくださっていました。  で、その torte(とるて)さんのサイトにお邪魔してみたら、何でもついこの間開催された演奏会でシューベルトの「さすらい人幻想曲」を弾かれたとのこと。  

この曲、KiKi の憧れの1曲リストに入っている曲なんですよね~(笑)。  でも久しく聴いていないんですよぉ。  で、気がついていなければ聴かないでもいられるんだけど、こうやってブログでお近づきになった方が実際に弾かれた曲となると、それだけでこの曲が昨日までよりはぐっと身近(?)になったような気分になってきて(^^;)、どうしても聴きたくなってしまいました。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。 (連日、シューベルトのピアノ曲だなぁ・・・ ^^;)

シューベルト  さすらい人幻想曲 Op. 15
DG POCG90113 演奏:ケンプ(p) 録音:1967年8月

41YTNFNJJRL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

実は KiKi が持っているCDはこれとはちょっとデザインが違うんだけど、Universal Japan のサイトで詳細情報を見る限りではこれが現在復刻している盤のようなので、この画像と商品番号で記載しておきます。  もっとも最近(と言ってもここ3年ぐらいは聴いていなかったんだけど・・・・ ^^;)は KiKi はこの曲はキーシンのLDで聴くことのほうが多いんですけどね♪

(このエントリーは2006年6月20日に書いています。)

明日は1ヶ月ぶりのピアノのレッスン日。  ところが課題のバッハの平均律はまとまってなくて4声のフーガが未だに3声しか聴こえてこないし、ショパンのエチュードはテンポアップしたら崩れてきちゃったし、フォーレの舟歌は内声部のメロディ・ラインが聴こえてこないしでメタメタ状態 蓮  と、言うことで今日は一流どころの演奏よりも自分の奏でる情けない音楽を必死に聴いて、修正を重ねなくちゃいけません。(決して一夜漬けではありませんが・・・・ ^^;)  てなわけで、今日の1曲は短めにこちらです。

シューベルト 即興曲 Op. 90
PHILIPS UCCP-9354 演奏:アラウ(p) 録音:1978年9月

41MCE0HR2DL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

 

先週と今週のスーパーピアノレッスンはピアノ曲集「鏡」の中の「道化師の朝の歌」でした。  この曲、KiKi はピアノ音楽として聴いたときにあんまり魅力を感じたことがなかったんですよね~。  もちろん超絶技巧の曲ではあるんだけど、音型といい和声といいピアノ向きの音楽にはどうしても感じられないような気がして・・・・・。  で、その放送の中で「管弦楽版」がほんの少しだけ流れたんだけど、それを聴いたときに「そうそう、これよ、これ♪  これだったらいいのよ、でも・・・・。」みたいな気分になっちゃったんです。  で、CD棚を漁ってみたらありました、管弦楽版の「道化師の朝の歌」。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ラヴェル 道化師の朝の歌(管弦楽版)
DG F28G 22013 演奏:小沢征爾指揮 & ボストン交響楽団 録音:1974年~1975年

Ozawa_Ravel.jpg  (Amazon; 現在販売されているものでは多分これ)

 

ちなみにこのCD、ドイツグロモフォンの嘗ての廉価盤、ガレリアシリーズの中の1枚で、「ああ、この位のお値段になってくれればCDも手が出しやすい♪」などと思いつつ購入したような記憶があるんだけど、今回取り出して印刷されているお値段を見て「タケ~!!」と思ってしまった KiKi。  どうやら KiKi は当時1枚2,800円のCDを「安い」と思いながら買っていたようです ^^;  言い古されていることではあるけれど、ホント、いい時代になりました。

 

先日、KiKi のお気に入りの「NHK 週間ブックレビュー」で加藤廣さんの特集をやっていて、彼の著作「信長の棺」、「秀吉の枷」が紹介されていました。  ちょっと興味を持ったので図書館に探しに行ったんだけど「予約待ち」状態とのこと(因みに KiKi は20番目ぐらい ^^;)。  じゃあ・・・・と自宅近くのブックオフを覗いてみたんだけど残念ながら見つけることができませんでした。  (← こういうベストセラー系は絶対に定価では買いたくない KiKi ^^;)

でも、腐っても「文学部出身」の肩書き(?)を持つ KiKi のこと。  1度火がついちゃった読書欲はそうそう簡単にはオサマリがつかなくなちゃうんですよね~。  で、今回火がついちゃったのは「時代小説熱」(笑)  で、仕方なくブックオフの中をウロウロしていたら、ふと思ったんです。  そう言えばもうずいぶん長いこと「時代小説」を読んでいないなぁ・・・・と。  中学生~大学生までは司馬遼太郎さんの大ファンだったんだよなぁ・・・・。  そう言えば、あんなにたくさん持っていた司馬さんの本も今は手元に残っていないなぁ・・・・。  てなわけで、結局ブックオフで懐かしい司馬さんの単行本を何冊も調達してしまいました。

で、KiKi の場合、読書時の BGM っていうのは昔から決まっているんですよね~。  ということで、今日の KiKi の BGM はこちらです。

バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 
LONDON POCL-4353/4 演奏:シフ(p) 録音:1984年9月

41WTKRN39HL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

 

1泊2日の旅行から帰ってきました。  (旅行のお話はこちら。)  で、今日は旅行疲れと捻挫した右足を庇い続けたことにより満身創痍(?)状態の左足の痛みがひどくて集中力が持続しません ^^;  てなわけで、まともな音楽鑑賞はあんまりできそうにないので、次のレッスンでさらうエチュードをどれにするか決めるために今日の KiKi が選んだ BGM はこちらです。

ショパン エチュード Op. 10 & Op. 25
DG POCG-50071 演奏:ポリーニ(p) 録音:1972年1月 & 5月

41V+gkLaM7L__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

今、KiKi がレッスンしていただいている先生はこの先生に比べるととっても優しい先生で「曲は曲の全集を通して演奏して初めて形になるのです。」な~んていう無体なことは仰いません ^^;  なので、ショパンのエチュードをさらうにあたっては、KiKi が好きなように好きな曲を適当に選ぶことができます。  練習する分にはとっても有難いんだけど、逆に言うと「次にどれをやるか」は一々ぜ~んぶ自分で決めなくちゃいけないので、面倒くさい・・・・とも言えるんだけど ^^; (← 我侭なやっちゃ!)

 

今日のベロフのスーパー・ピアノ・レッスンはドビュッシーでした。  そして扱う教材は「組曲 子供の領分」から第1曲の「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」と第4曲の「雪は踊っている」です。  この組曲に KiKi が取り組んだのは中学生の頃だったけれど、あんまり好きじゃなかったなぁ・・・・ ^^;  早く終わらないか、早く終わらないかとず~っと願い続けていた曲集でした。  でもね、そんな中でも今日のレッスンで取り上げられていた「雪は踊っている」だけは別で、この曲だけは大好きでした。  何て言ったらいいんだろ、「音楽なんだけど無音の世界」が感じられる不思議な曲なんですよね~。  この曲だけは「もっと長い間弾かせて!!  まだ違う!!  もっと・・・もっと・・・・。」と思いながらレッスンを受けていたことを想い出しました。  てなわけで、今日の1曲(1曲集)はこちらです。

ドビュッシー 組曲「子供の領分」 
EMI TOCE-8176 演奏:サンソン・フランソワ(p) 録音:1968 - 1969年

CD18_2.jpgのサムネール画像

 

今日も又雨・・・・。  よっぽどお天気の神様はご機嫌斜めなんですね~。  滅多に晴々とにこやかに笑ってくれません・・・・ ^^;  さてそんなお天気の中、今日は何を聴こうか結構迷ったのですが、こんな静かな雨の日は心を静めるピアノ曲がいいかも・・・・なんて思ったりしたのです。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

フランク 前奏曲、コラールとフーガ
Hyperion CDA66918 演奏:スティーヴン・ハフ(p) 録音:1996年7月

Frank_Piano.jpg

 

ラヴェル 夜のガスパール

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前にこのエントリーでもご紹介した NHK 教育番組の「スーパーピアノレッスン」。  今では毎週日曜日朝の KiKi の定番番組となりました。  で、先週と今週は KiKi の大好き(? ホントは逆)なラヴェルの「スカルボ」がレッスンで取り上げられていました。  講師を務めるミシェル=ベロフのレッスンは色々と勉強になるし、こういう番組を観ているうちに KiKi のラヴェル苦手意識が払拭されるかもしれない・・・・などと考え、この2回のレッスンも楽譜片手に譜読みをしながら観ていました。  嫌いなラヴェルだけど一応楽譜だけは揃えてあるんですよね~。  で、番組の間もパーツパーツでは「おっ!」と思うような和声やらメロディがあったものの、この曲はやっぱりどうも好きじゃない・・・・ ^^;  でも考えてみたらこれって一応組曲なのでこの先生の弁じゃないけれど、「スカルボ」だけを聴いて好き・嫌いを論じちゃあいけないような気分になってきました。  てなわけで、今朝の KiKi の BGM はこちらです。

ラヴェル 夜のガスパール (オンディーヌ 絞首台 スカルボ)
EMI TOCE-8177 演奏:フランソワ(p) 録音:1966-67年

CD18_2.jpg

 

モーツァルト漬け、歌漬けの1週間が終わりました。  で、これだけ「古典系」の音楽にどっぷりと浸ると、KiKi の場合、やっぱり聴きたくなってきてしまうのがロマン派の音楽です。  しかもピアノ曲♪  てなわけで今日の KiKi の BGM はこちらです。

シューマン トッカータ Op. 7
シューマン 子供の情景 Op. 15
シューマン クライスレリアーナ Op. 16
シューマン アラベスク Op. 18
シューマン 花の曲 Op. 19

SONY SRCR 9213 演奏:ホロヴィッツ(p) 録音:1962年12月、1969年2月、他

51DuX3S0L2L__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

KiKi の持っている CD とは若干パッケージデザインが異なっているんだけど、中身を確認した限りではこれが同じものみたい・・・・。

フォーレ 舟歌 全13曲

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昨晩、ふとつけた TV で「スーパー・ピアノレッスン」という番組をやっていました。  フランスのピアニスト、ミシェル・ベロフがピアノ・レスナーにレッスンをつけるという趣向の番組で、過去には同じ系統の番組としては「カツァリスのショパン」、「オピッツのベートーヴェン」、「アントルモンのモーツァルト」、「ルイサダのショパン」等々があり、それらが放映されていた頃は NHK テキストを購入してかなり真剣に観ていたことを思い出しました。  と、同時に最近、miwaplan さんのサイトダンベルドアさんのサイトでこの番組について言及されていたことを思い出し、「ほぅ、これかぁ、どれどれ?」とボリュームをあげて昨日のレッスン曲を聴いてみたら、な、な、なんと、KiKi の大好きなフォーレの「舟歌」ではありませんか!!

51G4466K4GL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

その時には番組はほぼ半分ぐらい終わってしまっていたのですが、残り半分は姿勢を正してじっくりとレッスンに聞き入ってしまいました。  個人的にはベロフの解釈には「うん??」と思うところもないわけじゃなかったけれど(僭越ながら ^^;)、なかなか興味深い内容で、最初から観ていなかったことをちょっと後悔しました ^^;  番組終了後ネットで調べてみるとどうやら再放送が日曜日の朝、放映されるようで早速予約録画登録。  日曜日にはちゃんと頭から観てみたいと思います。

で、番組が終わってから暫くは春秋社の「フォーレ全集 2」(楽譜です)を引っ張り出して机の上で譜読みをしていたら、何だかとっても楽しくなってしまい、思わず楽譜にしょうもないことを色々書き込みし始めてしまった KiKi。  てなわけで本日の KiKi の BGM はこちらです。

フォーレ 舟歌 全13曲
Hyperion CDA66912 演奏:キャサリン・ストット(p) 録音:1994年6月か9月

31N06QXF1AL__SL500_AA130_.jpg     (Amazon)

フォーレのピアノ曲は長らくユボーのものを聴いてきた KiKi ですが、この Hyperion 盤も結構好きなんですよね~。  因みに KiKi はHyperion って結構いいレーベルだと密やかに思っていて、このレーベルの隠れファンだったりします♪

 

無事、東京に戻ってまいりました。  帰宅早々、KiKi が取り出したのは実は CD じゃなくて LD だったんだけど、この Blog で取り上げるのはその LD とほぼ同じ内容を収録した CD にしたいと思います。  もちろんちゃんと聴き比べもしましたよん♪  と、言うことで今日の KiKi の BGM はこちらです。

リスト: シューベルト歌曲トランスクリプション
LONDON POCL-5297 演奏:ホルヘ・ボレット 録音:1981年11月

41Y-mM6yjEL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

この CD、読んで字のごとく歌曲王シューベルトの歌曲をあのリストがピアノ独奏用に編曲したものでございます。  リストと言えば若い頃は言ってみれば当時のアイドルみたいな存在で、演奏会のステージやら貴族のサロンやらで自分の名人芸をひけらかす披露するために人様の名曲を題材にすご~く華やかな装飾音符やら変奏でデコラティブに編曲して、女性ファンにキャーキャー言われていた人なんですよね~。  KiKi は子供時代、そんなリストの華やかさにものすご~く憧れた時期があったんだけれど(きっと彼と同じ時代に若い娘だったらキャーキャー言っていたんじゃないかな? ^^;)、長じてからはことピアノ曲に限っては好んでリストは弾いたり、聴いたりしなくなっちゃいました。  でも、そんな KiKi でも比較的好んで(?)聴くことがあるのがこの「シューベルト歌曲のトランスクリプション」なんですよね。


 

昨日、予約してあった CD のピックアップに HMV に行ったところ、キーシンの新譜(というほど新しくもないけれど・・・)「キーシン / ロシアン・アルバム」(RCA) が目に留まりました。  KiKi は「今」のピアニストの中で応援している人が3人いて、その筆頭格がこのキーシンなので、一時期はキーシンの録音したものだったら即買いしていたんだけど、最近は HMV のセールを待って購入するようになってしまいこの演奏は残念ながらまだ聴いていません。  でも、その CD を手にとって眺めているうちに何となく KiKi とキーシンの出会いの頃が懐かしくなってしまいました。  と言う事で、今朝は CD ラックの奥の奥から引っ張り出してきました、この CD。  (KiKi の CD ラックでは奥と手前2列に CD が並べてあるので、奥の CD を取り出すためには手前の CD をいったん全てどかさなくちゃいけないんです。)

CD タイトル:神童キーシン チャイコフスキー・コンクール・オープニング・セレモニーで弾く

プロコフィエフ ピアノ・ソナタ第6番 Op. 82 &
ラフマニノフ 練習曲「音の絵」 Op. 39 より 第2曲、第6曲 &
スクリャービン 4つの小品 Op. 51 より 第1曲「たよりなさ」
スクリャービン 8つの練習曲 Op. 42 より 第5曲
ビクター VDC-1167 演奏:キーシン(p) 録音:1986年6月

CD6_2.jpg

↑ お天気が悪いので写真がブレちゃいました ^^;

当時15歳のあどけなさが残る少年の卓越したリズム感、あまりにも繊細なタッチ、打鍵の鋭さ、そして何より曲に秘められた美を引きずり出す表現力に舌を巻き、「ああ、音楽の道に進まなくて良かった・・・・。」(← っていうのは言いすぎですが ^^;)と KiKi を打ちのめしてくれちゃった演奏を久々に聴いてみたくなりました。  (彼の天才を示す CD は他にも、例えば彼が12歳の時に録音したショパンの協奏曲のライブ盤 ↓ などもあるのですが、KiKi が最初にキーシンと出会ったのはこっちのチャイコン・オープニングセレモニーの演奏の方だったので今日はこっちでいきたいと思います。)

Kissin_Chopin_Concerto.jpg     (Amazon)

 

今日は久しぶりにベートーヴェンのピアノ・ソナタの CD を聴いてみようと思います。  実は KiKi のクラシック音楽 CD コレクションはこのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の買い漁りから始まったんですよね。  アマチュアながらピアノ弾きの KiKi のライフ・ワーク(というより夢)は死ぬまでに全てのベートーヴェンのピアノ・ソナタを1回は弾いてみるという壮大かつ無謀なもの(笑)。  まあ、今の感じからすると全部は到底無理っぽいし、ハンマー・クラーヴィアなんかは今のうちに弾けるものなら弾いておかないことには、もっと歳をとったらしんどくて最後まで行き着く前にこっちが「さようなら~」となっちゃうんじゃないかと思われるのですが・・・・ ^^;

で、凡そ今までに発売されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集は1度は我が家の CD ラックに並んだことがあるんじゃないかしら・・・・と思うほど何セットも何セットも買い集めてきたわけですが、今でも手元に残してあるのはわずかに5セット。  EMI のハイドシェク(これを何故残してあるのか自分でもよくわからない)、DECCA のバックハウス、NAXOS のヤンドゥー、PHILIPS のアラウ、そして SONY Classical の横山幸雄です。  ところがこの中の SONY Classical 横山幸雄の演奏は実は1度も聴いたことがなかったりするんですよね~(笑)。  要は購入しただけでず~っとラックの飾り物と化していたのです。

横山幸雄さんは一時期「後援会」なるものに入って KiKi も応援していたのですが、実はこの CD の発売の契機となった(?)「ベートーヴェン12会」という演奏会のチケットを無理やり買わされそうになって「後援会」から足を洗ってしまったなんていう曰くのあるピアニストです。  (横山さん批判ではありません。  念のため ^^; )  でも、彼の弾くベートーヴェンには興味があったので、この CD が発売されるや否やとりあえず購入だけはしておいたものの、その出来事のトラウマが残っていた(?)ことと、ベートーヴェンのピアノ・ソナタの鑑賞にちょっと飽きていたということ、更には KiKi にとってベートーヴェンピアノ・ソナタのスタンダードがアラウで、たまにベートーヴェンのピアノ・ソナタが聴きたくなるとどうしても手が伸びるのが手近なところに置いてあるアラウのものになってしまうということが重なってず~っと機会を逸していました。

でも昨日のマーラー同様、せっかくこういう Blog を立ち上げたので手付かずだったこの CD を聴いてみようと思い立ちました。  で、KiKi にとってベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集の最初の1曲は、はっきりと決まっていてこの第30番(Op. 109)なのです。

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第30番 Op. 109
SONY Classical 506134 2 演奏:横山幸雄(p) 録音:1998年か1999年(ちょっと不明)

31CRxST-VGL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

 

グリーグ 叙情小曲集

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さて、記念すべき第1回目の CD 鑑賞エッセイの投稿です。  何にしようか結構迷いました(笑)。  ・・・・と言うのも今日の気分で KiKi が選んだ1枚はあまりにもマニアック・・・というか何というか・・・・。  一応これは公開 Blog なんだし、そこそこ有名な曲からスタートしないとせっかくここを訪ねてくれたお客様も「何、それ?」となっちゃうだろうし・・・・。  かと言って今日の気分はとてもじゃないけれど「交響曲」をど~んと聴いてみよう!なんていうものではありません。  で、悩んだ挙句、選び出した1枚はこれです。

グリーグ 叙情小曲集
D. グロモフォン 演奏:ギレリス(p) 録音:1974年6月

Grieg-lyric.jpg     (Amazon)

 

 

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