声楽曲の最近のブログ記事

粛々と進めている「のだめカンタービレに登場する音楽を聴いてみる」企画。  今日は三善さんちの竹おじさんが意外と良く知っていたエルガー曲集からの1曲です。  オラトリオ「ゲロンティアスの夢」。  実は KiKi はこの曲はのだめに出てくるまで、聴いたこともなければタイトルを目にしたことすらありませんでした ^^;  で、当初は「これってどのカテゴリーの曲なんだ???」という状態で KiKi のクラシック音楽CD御用達店 HMV で探しまわること数時間。  交響曲でないことだけはタイトルからして明白なんだけど、「管弦楽曲」なのか「器楽曲」なのか「室内楽曲」なのか「オペラ」なのか「声楽曲」なのか、てんで見当がつかなかったのです ^^;  まあ、歩き回っているうちにこれがオラトリオであることが判明したんですけどね(笑)

でもね、言い訳するわけじゃないけれど、KiKi がこの曲を知らなくてもまあ、仕方ないと思うんですよ。  だって、この曲って2005年3月までに日本では4回しか実演されたことがないらしい・・・・・・。  まして、エルガーっていう作曲家は学校の音楽室にも肖像画が飾られていないし、ピアノ曲に有名な曲もないし・・・・・・。  (KiKi の場合、やっぱり主軸にあるのはピアノ曲を作曲している作曲家の音楽で、そこから Pコン → 交響曲 → 管弦楽曲 & ピアノ以外の協奏曲 → 器楽曲 → 室内楽 → オペラや声楽曲 という順番でCDコレクションをしてきています。)  ま、いずれにしろ、てなわけでこのCDは KiKi のクラシック音楽鑑賞ライフの中では比較的最近入手したCD(のだめ 6巻発売以降)なので、さほど聴きこんでいる状態ではないことをまずはお断りしておきます。

エルガー オラトリオ「ゲロンティアスの夢」 Op. 38
EMI 0946 3 91973 2 3  演奏:サー・ジョン・バルビローリ(指揮) & ハレ管弦楽団 ジャネット・ベイカー(Ms)、リチャード・ルイス(T)、キム・ボルク(Bs)、ハレ合唱団、シェフィールド・フィルハーモニック合唱団、アンブロシアン・シンガース 録音:1964年12月

51h26CHN9UL__SL500_AA240_.jpg  (Amazon)

  

ちなみにこの曲、日本では上記のとおり極めて演奏機会が少ない曲・・・・なんだけど、エルガーのお膝元、本場英国ではほぼ月1ペースで演奏されている曲なのだそうです。  で、ヘンデルの「メサイヤ」、メンデルスゾーンの「エリヤ」と共に「英国3大オラトリオ」と呼ばれているらしい・・・・。  ただ、KiKi にはよくわからないのは、イギリスって英国国教会の国でしょ。  で、エルガーは確かカトリック信者。  この曲のテキストに使われているのが、イギリスの詩人ジョン・ヘンリー・ニューマンの同名詩で、このニューマンという人は英国国教会の聖職者からローマ・カトリックに改宗し、後に枢機卿にまでなった人物・・・・・ということなので、このあたりの宗教的な関係性がチンプンカンプンなんですよね~。

そもそも「オラトリオ」って元来はローマ・カトリック教会の宗教曲じゃないかと思うんですよ。  でもね、結構プロテスタント国であるドイツ系の作曲家たちも聖書などから取った台詞を使ってオラトリオ(もしくはオラトリオチックな宗教曲?)を書いているし・・・・・。  英国国教会とローマ・カトリックって仲が良かったんだろうか???  それとも芸術作品は別扱いなのかなぁ?????

 

すっかりご無沙汰しております・・・ ^^;  ふと気がつけば2007年も最終日。  「そういえば私のブログはどうなっちゃっているんだ??」と覗いてみれば、何だかわけのわからない広告がトップ記事に・・・・

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なるほど~、そうきましたか!!  これは何が何でも広告を消さなくちゃいけません!  相も変わらずCDラジカセが苦手な我が家の娘にかまっている場合ではありません!!  でもねぇ・・・・ 久しくブログ更新していないからこれまでにどんな音楽のエントリーを書いたのか、恥ずかしながら記憶がないのですよ・・・・・^^;

そうそう、確か声楽曲はほとんどエントリー記事を書いていなかったような・・・・。  季節は冬。  となるとこんな曲がやっぱりピッタリではないでしょうか??  ま、てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

シューベルト 歌曲集「冬の旅」
DG 437 235-2 演奏:ディートリヒ フィッシャー=ディースカウ(Br) & ジェラルド ムーア(p) 録音:1971年8月

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今、NHKでは「ぴあのピア」という番組が放映されています。  昨年放映されていた「毎日モーツァルト」の後続番組的な(放映時間は違うけれど・・・)毎日ピアノ曲を1曲ずつ作曲家別に紹介していく番組なんだけど、作曲家その人について触れる部分ではピアノ曲以外の話題が取り上げられたりします。  そして先週の「ぴあのピア」で取り上げられた作曲家はメンデルスゾーン。  メンデルスゾーンといえばかの「バッハ マタイ受難曲」を復活させた功労者としても有名です。  「たとえすべてを失ったとしてもバッハが私を慰めてくれる」(← ちょっと違ったかも ^^;)というメンデルスゾーンの言葉に触れた KiKi は無性にバッハの音楽が聴きたくなってしまいました。  ま、てなわけで、今日の KiKi の1曲はこちらです。

バッハ ミサ曲ロ短調 BWV 232
ARCHIV POCA-9025/6 指揮:カール・リヒター 演奏:ミュンヘン・バッハ管弦楽団 & ミュンヘン・バッハ合唱団 録音:1961年4月

マリア・シュターダー (S)
ヘルタ・テッパー (A)
エルンスト・ヘフリガー (T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ (Bs)
キート・エンゲン (Bs)

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暑くなってきましたねぇ~。  仕事帰りの  chirol_buha.gif が一際美味しくなってきた今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか??  KiKi はもともと暑さに弱いほうなので、これからの季節はちょっとしんどいのですよ。  もっとも、今 KiKi がお仕事をしている業界にとって、猛暑は「天の助け!」と大喜びしなくちゃいけない状況だったりするので、ビールとアイスクリームを友として、頑張って今年の夏を乗り切っていきたいなぁと思っています。 

ま、それはさておき、梅雨はどこへ行っちゃったんだろう??というほどの好天に恵まれた本日、本来ならばノルンを連れてドッグランあたりにでかけていなくちゃいけないはずなのですが、二日酔いでちょっと朦朧とした頭を抱えた KiKi は、そんな自分に喝を入れる音楽を選んでみました。  てなわけで、本日の KiKi の1曲はこちらです。

オルフ 世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」
LONDON POCL-90071 指揮者:アンタル・ドラティ ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ブライトン・フェスティバル合唱団、サウスエンド少年合唱団 他 録音:1975年

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今日は「文化の日」です。  せっかくの文化の日なので、ほんの少しだけマジメになって「文化とは何ぞや?」な~んていうことを考えてみたい気分になりました。  そこで、ちょっと調べてみました。

1. 人間の生活様式の全体。  人類がみずからの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体。  それぞれの民族・地域・社会に固有の文化があり、学習によって伝習されるとともに、相互の交流によって発展してきた。  カルチュア。  「日本の―」「東西の―の交流」

2. 1.のうち、特に、哲学・芸術・科学・宗教などの精神的活動、およびその所産。  物質的所産は文明とよび、文化と区別される。

3. 世の中が開けて生活内容が高まること。  文明開化。  多く他の語の上に付いて、便利・モダン・新式などの意を表す。  「―住宅」

<用法>
「文化」は民族や社会の風習・伝統・思考方法・価値観などの総称で、世代を通じて伝承されていくものを意味する。  ◇「文明」は人間の知恵が進み、技術が進歩して、生活が便利に快適になる面に重点がある。  ◇「文化」と「文明」の使い分けは、「文化」が各時代にわたって広範囲で、精神的所産を重視しているのに対し、「文明」は時代・地域とも限定され、経済・技術の進歩に重きを置くというのが一応の目安である。  「中国文化」というと古代から現代までだが、「黄河文明」というと古代に黄河流域に発達した文化に限られる。  「西洋文化」は古代から現代にいたるヨーロッパ文化をいうが、「西洋文明」は特に西洋近代の機械文明に限っていうことがある。  ◇「文化」のほうが広く使われ、「文化住宅」「文化生活」「文化包丁」などでは便利・新式の意となる。

大辞泉より



ふ~む、言葉って普段は何気なく使っているけれど、なかなか難しいものですね~。  ま、わかったようなわからないような解説はともかくとして、私たちの現在の食生活文化と切っても切り離せないものに「コーヒー」があります。  (← これを言いたいだけがためにとんでもないこと↑になってしまった ^^;)  KiKi は低血圧気味なので、朝起きたばかりのときはまだ意識が朦朧としていることが多いのですが、その朦朧とした状態のまま必ずする作業に「朝の一杯のコーヒーを準備する」というのがあります。  寝起きの1杯のコーヒーを飲んでいる時間は KiKi にとってものすご~く幸せな時間の1つです。

今日はそんなコーヒーにまつわる音楽を聴いてみたいと思います。

バッハ カンタータ第211番 お静かに、お喋りはおやめになって BWV. 211
    (コーヒー・カンタータ)

TELDEC WPCS-4550 演奏:アーノンクール指揮 & ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス 録音:1967年

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ロートラウト・ハンスマン (S)
マックス・ファン・エグモント (Bs)
クルト・エクヴィルツ (T)


フォーレ 2つの歌 Op. 1

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<このエントリーはクラシック音楽ブログ共同企画「勝手にフォーレの日」への参加エントリーです。>

ふと気がつくと、あっという間に月が替わり11月に入ってしまっていました。  お仕事を始めると曜日、月日の感覚が鋭くなる部分と鈍くなる部分が混在するような気がします。  何月何日とか何曜日という意識は薄れる反面、○○会議の日とかxx出張の日という意識だけは妙に鮮明になる・・・・・そんな気がします(笑)。  ま、そんなわけで KiKi が日々の雑事に追われて曜日の感覚を失っているうちにふと気がつけば月に2回のクラシック音楽ブログ共同企画「勝手にフォーレの日」がきてしまっていました。  

フォーレと言えば、「レクイエム」「ピアノ曲」そして「後期室内楽」が超有名 & まい・ふぇいばりっと だけど、今回はそこをちょっとはずして、これまた KiKi の大好きなアルバムから1曲(2曲?)をご紹介させていただきたいと思います。

フォーレ 2つの歌 Op. 1
BMG 09026 61439 2 演奏:ナタリー・シュトゥッツマン(A) & コラール(p) 録音:1992年10月

41XUyWuOeJL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 このCD、はっきり言ってジャケ買いしちゃった1枚です。  もちろん中身がフォーレの歌曲集であることぐらいはわかっていたけれど(^^;)、ナタリーさんのじっとこちらを見つめていらっしゃる目を見ていたら何となく買わなくちゃいけないような気分になって、ついフラフラっと購入しちゃった・・・・そんな感じです。(笑)

ブルックナー テ・デウム

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<このエントリーはクラシック音楽ブログ共同企画「勝手にブルックナーの日」への参加エントリーです。>

昨日はうっかりとしてしまっていたのですが、ふと気がつけば「勝手に~」の開催日でした。  で、そのことに気がつかなければそのまま済ませちゃうところなんだけど、一旦気がつくと「気がつかなかったフリ」ができない KiKi のこと(笑)。  何か聴いてエントリーを書かないと何だかとっても大事な忘れ物をしちゃったみたいな気分になって、どこか落ち着かないんですよね~。  この性分ゆえに痛い目にあったこと数知れず・・・・ ^^;  ま、それはさておき、てなわけで何か聴かなくちゃいけないような気分になっちまいました。

ところがね~、KiKi はあんまり意識していなかったんだけど、どうやらブルックナーの音楽は♂のモンらしいのですよ。  まあ確かにね~、KiKi もブルックナーについて語れって言われちゃったら結構困っちゃうし(^^;)、そこそこの頻度でブルックナーの音楽も聴いてはいるけれどワーグナーの「リング」みたいにど~っぷりとはまったことはないし、そもそもブルックナーを聴き始めたのも結構遅かったし・・・・ ^^;
  
でね、ブルックナーと言えば「交響曲」ではあると思うんだけど、そっちの世界は常連の♂の皆様にお任せすることにして、KiKi はちょっと反則でブルックナーの宗教曲でも聴いてみようかな・・・・と。  実は KiKi がブルックナーの宗教曲に初めて触れたのもつい数年前のことで、当時 KiKi は都響の定期会員で、たまたま定期演奏会のプログラムの中に入っていたので否応なく・・・・という感じだったのです。  だからこの曲に関しても何かを語れるほどは聴き込んでいないんですよね、正直なところ(アハ ^^;)  でもね、その公演のときにものすご~く強烈なショックを受けて、「これが宗教曲か?!!」と思って、そしたらどうしてももっと何度もこの曲を聴いてみたくなって、思わずCDを買いにHMVに走っちゃったというわけ♪  ま、そんなこんなで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ブルックナー テ・デウム
Brilliant 92002 演奏:リリング(指揮) & シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム & ゲヒンゲン聖歌隊 録音:1996年9月

312A42NCRJL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)


パメラ・コバーン(S)
インゲボルク・ダンツ(A)
クリスティアーン・エルスナー(T)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs)

 

先週末の金曜日は日帰りで神戸出張でした。  当初の予定では午前10時から夕方まで会議詰めの1日ということでした。  でもまあ日程的には日帰り出張の範疇だったのでその心積もりでいたら木曜日に急遽予定が変更になり、午前9時から会議を始めるとの連絡が・・・・。  上司からは「前泊したら?」とのお言葉を頂戴したのですが、我が家にはモモちゃん(愛犬)という甘えん坊がおり、泊りがけとなるとそれなりに事前の準備が必要なんですよね~。  で、無理やり日帰りスケジュールにしたのですが、お陰で朝は4時半起きになるわ、帰京は最終新幹線になるわでなが~い1日となってしまいました。  ま、そんなこんなで昨日は久々にど~んよりとした倦怠感を抱え、非常に非生産的な1日を送ることになってしまいました。

で、一夜明けた今日もまだどことなくど~んよりとした気分を引きづり気味の KiKi。  こんな日は心鎮めるエボンの賜物ピュアな音楽が無性に聴きたくなります。  そんなことを思いつつ、CD棚を漁っていたらこのCDがふと目に留まりました。  一時期ははまりにはまって毎日のように聴いていた音楽だけど、ここ4~5年ほどはすっかりご無沙汰だったこの曲。  てなわけで KiKi が選んだ今日の1曲はこちらです。

オブレヒト ミサ・カプト 他
NAXOS 8.553210 演奏:ジェレミー・サマリー指揮 & オックスフォード・カメラータ 録音:1995年1月

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ヴェルディ レクイエム

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今年の夏は例年に比べると雨の日が多かったように感じるのは気のせいでしょうか??  KiKi にはどうもそれが「神様の怒り」のように感じられてなりません。  自然の恩恵を忘れて「快適な生活」とやらを求める余りにその自然を破壊しまくり、物質文明に溺れきって大量消費に走り、商業主義・拝金主義がはびこる人間の世の中を、全知全能のたった1人の神様ではなく、八百万の神様たちが一斉に怒っている・・・・そんな風に感じるのです。  

言い訳するわけじゃないけれど、KiKi が一時期どうしても働く気にならなかったのは、「企業戦略という名前の数字と理念で物事を推し量る世界の最先端にいることに疲れきってしまい、そんな自分に疑問を感じ、"No More Number!!" みたいな気分に満たされちゃっていた」っていうのもあったりするんですよね~。  別に汚職みたいなことはなかったんだけど、何か根源的な部分で間違っていることに尽力しているような気分になっちゃってねぇ・・・・。  でもね、ある時期までそんな商業主義のドツボみたいな世界で「自分の市場価値」を確立してきた身としては、今更ながらの方向転換っていうのはかなり難しいことなんだって思い知らされちゃったりもしたのですよ。  それでいてそういう側面を全否定しちゃうと今の KiKi の生活は成り立たない・・・・とも現実もあるわけでして・・・・。    

1年近いぷ~生活の中でそれなりにお仕事のオファーは頂いていたんだけど、どのお話もそんな KiKi の過去の経歴をベースにしたものばかりだったから、「結局私はこの逃れたいと思っている世界から離れることはできないのか!!」と絶望・・・というか、失望しちゃったことも数知れず・・・・ ^^;  「じゃあ、今回再就職した仕事はそういう世界じゃないのか??」と聞かれちゃうとちょっと返事にはつまってしまう部分もなきにしもあらずではあるんだけど、どちらかというとかなり「泥臭い」業態の会社であることは事実で、これが恐らく今の KiKi が選択できる限界・・・・のような気がしないでもありません。

ま、そんなどうでもいい話はともかくとして、KiKi の今日の1曲はそんな「神様の怒り」とか「神様に対する畏怖感」を強烈に感じさせてくれる音楽です。  本当は「死者を悼む音楽」のはずなんですけどね~ ^^;  

ヴェルディ レクイエム
PHILIPS 442 254-2 & 442 256-2 演奏:ケンペン指揮 & ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、合唱団 録音:1955年

(ごめんなさい。  今日は画像はなしです。)

フレ・ブラウエンシュタイン (S)
マリア・フォン・イロスファイ (Ms)
ペ-トゥル・ミュンテアヌ- (T)
オスカル・チェルウェンカ (Bs)

フォーレ 優しい歌 Op. 61

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今日は我が家の愛犬モモちゃんの爪切り日。  実はモモちゃんは爪切りが大嫌いです。  後ろ足は比較的彼女の抵抗が少なくておとなしく切らせてくれるので KiKi 1人でも何とかなるのですが、こと前足の爪切りとなると大騒動です。  とにかく暴れる!  前足を触らせてくれない(お手は問題ないんだけどね~ ^^;)  ようやくガシッと捕まえてもすぐに引っ込める!!  さらには深爪になっているわけでもないのに「キャン!!」と泣き叫ぶ!!!  生まれつきの皮膚病もちだったモモちゃんは子犬時代には2週間に1度、獣医さんのところに通わなくちゃいけなかったのですが、その頃は診察後に爪切りをお願いしていて「はい、じゃあお母さんはモモちゃんの気をそらしていてくださいね~。」な~んて言われて KiKi がひたすらあやしている中、獣医さんと助手さんが2人がかりで爪を切ってくれていました。  ここ何年かは病院通いはしなくなったのである面 KiKi としては気楽になったのですが、病院通いがなくなって困ってしまったのは彼女の爪切りでした(笑)。  ま、そんなこんなで今では知り合いにお願いして2ヶ月に1度ぐらいの頻度で、「モモちゃん受難、爪切りデー」が催されて(?)います。

今日のモモちゃんは比較的ご機嫌だったので、つつがなく爪切りを終了することができました。  あの「キャン!」という叫び声(?)は飼い主としては結構切ないものがあるんですよね~。  でもまあ泣き叫んでいるぐらいですから本人(本犬)にとってはもっと切実なるものがあるんでしょうね~ ^^;  てなわけで、何とか受難の日を乗り越えた頑張り屋のモモちゃんのメンタルケア(?)を兼ねて、今日の KiKi の1曲はこちらです。

フォーレ 優しい歌 Op. 61
Brilliant 92792 演奏:ジェラール・スゼー(Br) & ダルトン・ボールドウィン(p) 録音:1970 - 1974

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今日もまだ昨日の気分を若干ひきづり気味の KiKi。  やっぱりああいう大事件の後遺症はなかなか抜けないようです。  しかも今年はあれからちょうど5年ということで、特別番組みたいなものもかなり放映されていて、再びあの日のあのショッキングな映像をTVで観てしまった影響もあるのかもしれません。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ドヴォルザーク スターバト・マーテル
Brilliant BRL99755 演奏:コシュラー(指揮) & スロヴァキア・フィル 録音:

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ラター レクイエム

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今日は9月11日。  5年前のあの日までは9月11日というのは単なる1年の中の1日に過ぎず、国民の祝日でもなければ個人的な記念日でもなく、放っておけば何気ない日常の中に埋没していってしまう「普通の日」になるはずの1日でした。  でも、蓄積していた疲労感の底に沈んでぼんやりとTVを観ていた KiKi の目にとんでもない光景が飛び込んできた瞬間から、この日付は忘れられない1日となりました。  最初にKiKi の目に映った映像は煙をあげている WTC の光景でした。  「何が起こったんだ??  火事??  それにしても・・・・??」と現実感を持てないままTVに釘付けになっていると2機目の飛行機が飛来し、もう1つのタワーに突っ込んでいきました。  

「息を呑むっていうのはこういうのを言うんだ・・・・。」

な~んていう訳のわからない感想を抱きながらもようやく何が起こっているのかを理解し始めた頃、更に3機目がペンタゴンに突っ込んだという情報を耳にし、戦慄を覚えました。  あの日から5年・・・・・。  そんな忘れられない出来事のあった9月11日の KiKi の1曲はこちらです。

ラター レクイエム
NAXOS 8.557130 演奏:ティモシー・ブラウン(指揮) & ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団 & シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアのメンバー、ニコラス・リマー & ニコラス・コロン(org) 録音:2002年7月

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ブリテン 戦争レクイエム

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今日も引き続き「勝手に戦争(反戦)関係の音楽の日」のエントリーを書いてみたいと思います。  実は昨日、「十字軍の音楽」を聴き終えてこのブログのエントリーを書いた後、再びCD棚を漁っていたら棚の奥の奥から出てきたこういう日にこそピッタリだったはずのCDがあったのです。  結局夕べはそのCDを聴きながら対訳詩を貪るように読んでいました。  てなわけで今日の KiKi の1曲はこちらです。

ブリテン 戦争レクイエム
ドイツシャルプラッテン TKCC-15165 演奏:ケーゲル指揮 & ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1980年

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カリ・レーファス(S)
アントニー・ローデン(T)
テオ・アダムス(BsBr)
ハンスユルゲン・ショルツ(or)
ライプツィヒ放送合唱団
ドレスデン礼拝堂少年合唱団


 

十字軍の音楽

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さて、今日は恒例の月に2回のクラシック音楽ブログ共同企画「勝手に○○の日」です。  今回のお題は終戦記念日にちなんで「勝手に戦争(反戦)関係の音楽の日」です。  さて、何を聴こうか・・・・。  な~んとなくキナ臭い昨今の国際情勢(国内も含めて)を考えると、あんまり「戦意高揚!」みたいな音楽は聴きたくないし、かと言って「反戦」の音楽といってもコレというものがなかなか思い浮かびません ^^;。  音楽ブログにあんまり政治思想を持ち込みたくない KiKi としては曲の選択が難しいところです。  などと悩みつつ、我が家のCD棚を眺めていたら、こんな日にご紹介するのにぴったりのCDを見つけちゃいました。  一部の人たちの間では一世を風靡した(?)CDなんですけど、社会的知名度はまだまだ低いような気がするので、こういうブログでご紹介するにはピッタリのような気がします。  てなわけで、今日の KiKi の1枚はこちらです。

十字軍の音楽
LONDON 430 264-2 演奏:デイヴィッド・マンロウ指揮 & ロンドン古楽コンソート

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KiKi が持っているのはこちら(↑)なんだけど、現在ではこの復刻盤ということでこんな(↓)デザインになっているみたいです。

41SM2MCYCPL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

昨日は「トリスタンとイゾルデ」の毒気にあてられて(^^;)、ちょっと情緒的にゆったり気分を味わいたくなってしまった KiKi。  「トリスタン」とは対極にありそうな、できれば歌系の、かと言ってどんより気分が落ち込んじゃうような歌ではない音楽を・・・・とCD棚漁りを開始しました。  で、見つけ出したのが民謡です。  おお!  これは久しく聴いていなかったっけ。  てなわけで今日の KiKi の1曲(1曲集)はこちらです。

カントルーブ オーヴェルニュの歌
ERATO WPCS-11016/7 演奏:アップショウ(S)、ケント・ナガノ(指揮) & リヨン国立歌劇場管弦楽団 録音:1994年4月

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6月の末から体調を崩し、ちょっとこの Blog の更新が滞ってしまいました。  まだ本調子には戻っていないのですが、まあようやく音楽を聴いてみようかという余裕もほんのちょっぴり出てきたので、ボチボチと復帰しようかと思います。  で、ふと気がつけば「クラシック音楽ブログ共同企画」の「勝手にシューマンの日」が訪れてしまっているではありませんか!!  言いだしっぺの1人としてこれは外せないでしょう・・・・ということで、実際には1日遅れなんだけど、7月1日のエントリーとしてこの記事をアップしようと思います。  てなわけで7月1日の「勝手にシューマンの日」の KiKi の BGM はこちらです。

シューマン 詩人の恋 Op. 48
DENON COCQ-85133 演奏:プライ(Br) & ホカンソン (p) 録音:1985年5月

510Q3JFCNRL__SL500_AA240_.jpg     (Amazon)

 

今日もお天道様とは縁のない1日になりそうですね~。  今にも泣き出しそうな空を見ていると、抜けるような青空が無性に恋しくなります。  そんなことを考えながらCD棚を眺めていたらこのCDが「私を聴いて ♪」と KiKi に囁きかけてきました。  「こんな日には太陽が恋しいでしょ ♪」とさらに追い討ちをかけます(笑)。  てなわけで今日の KiKi の1枚はこちらです。

パヴァロッティ イタリア民謡集
LONDON POCL-5030 演奏・パヴァロッティ(T) 他いろいろ 録音:1977, 1979, 1984, 1985年

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輝ける「キング・オブ・ハイC」のパヴァロッティが折に触れて録音してきたイタリア民謡を集めた1枚です。  収録されている曲は以下のとおり。

オ・ソレ・ミオ
かわいい口もと
恋する兵士
マレキアーレ
帰れ、ソレントへ
太陽の土地
プジレコの漁夫
泣かないお前
マリア・マリ
フニクリ・フニクラ
情熱

はるかなるサンタ・ルチア
カタリ・カタリ(うすなさけ)
マンマ
忘れな草
ロリータ
禁じられた音楽


 

秋田で発生した小学生殺害遺棄事件。  報道されている内容を見れば見るほどやるせない気分になります。  もちろん今回殺害された男の子のことも考えれば考えるほど哀しくて、辛くて、やるせないんだけど、KiKi がどうしても考えてしまうのは4月に事故(?)により亡くなってしまった彩香ちゃんのこと。  あんまり無責任な発言はしたくないのですが、報道されている内容を見る限りでは「彼女の短い一生はいったい何だったのか?」という想いにつままれ、本当にやりきれない気持ちでいっぱいになります。  そんなことを考えているうちに思いついた今日の KiKi の1曲はこちらです。

マーラー 亡き子をしのぶ歌
DG POCG-1375 演奏:フィッシャー=ディースカウ (Br)、ベーム指揮 & BPO 録音:1963年

CD27_2.jpg     (Amazon)

 

「勝手にモーツァルト週間」最終日。  本当は今日の予定は「レクイエム」だったんです。  でもね、昨日こってりフル・コースみたいな「ドン・ジョヴァンニ」と「トリスタン」の情念と官能の世界を堪能しちゃった KiKi の今日の気分はどうしても「レクイエム」に向わないのですよ、これが・・・・ ^^;  で、何だか無性に聴きたくなっちゃったのがダンベルドアさんのこのエントリーに触発されて先日10年ぶりぐらいに聴いたモーツァルトのリートの世界。  てなわけで今日の KiKi の BGM はこちらです。  (とうとう初志貫徹はできなかった・・・ ^^;)

モーツァルト リート集(すみれ K.476 他)
LASERLIGHT COCO-78062 演奏:白井光子 (Ms) & ヘル (p) 録音: 1985年8月 & 1986年5月

CD17_2.jpg     (Amazon)

これはずいぶん前に日本コロムビアから「プロミネント1000シリーズ」の中の1枚として発売された廉価盤です。  KiKi はモーツァルトのリートに関しては子供時代にはシュヴァルツコップ盤を、長じてLP時代にはアメリング盤やシュライアー盤を聴いてきたんだけど、多分シュヴァルツコップ盤は実家の押入れか屋根裏収納室に今でも置いてあるとは思うんだけどそれ以外はすべて LP → CD 乗り換えプロジェクトの際に手放してしまいました。  で、手持ちのモーツァルトのリートの CD が1枚もない状況がしばらく続いて、そんなある日この廉価盤シリーズが発売されました。  で、1枚ぐらいはやっぱり手元に持っておきたいと考え、その場で衝動買い。  白井光子さんの歌は結構好きだし、伴奏は夫君のヘル氏だし・・・・。  購入した直後はそれでも何回か聴いたけれど、どんどん増え続ける新しい CD によって CD 棚の奥へ奥へと押し入れられ、最近ではほとんど聴いていませんでした。  久しぶりにこの CD のことを思い出したのはひとえにダンベルドアさんのおかげです♪  ダンベルドアさん、ありがとう b-hato4-b.gif

さて、今日はこのモーツァルトづけの日々にもちょっと疲れてきたので、心を静めるとっても短い傑作、音楽としてはかなり単調で技巧的な部分のほとんどない作品にいってみたいと思います。  本当は今日はヴェスペレにする予定だったんだけど、昨日はピアノの練習もチェロの練習もできなかったから、今日はちょっと真面目にレッスンしなくちゃいけないし、明日は「ドン・ジョヴァンニ」に行く予定なので、ここいらで一服の清涼剤が必要かな・・・・と(笑)。  それに、例のいきなり3セットも購入した Brilliant 盤をせっせと聴かなくちゃいけないっていうのもあるので・・・・^^;。  と、言うことで本日の KiKi の BGM はこちらです。

モーツァルト モテト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618
Brilliant 99737/7 演奏:Teatro Armonico Stuttgart (?) 録音:2001年7月

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演奏時間が4分にも満たないこの小品は作品番号からもわかるようにモーツァルトの最晩年の宗教曲の1つです。  昨日鑑賞した「魔笛」を作曲している多忙な中、バーデンで療養中のコンスタンツェを訪問したモーツァルトが、妻の面倒をみてくれていたバーデンの合唱指揮者アントン・シュトルに感謝の念をこめて献呈したと言われています。  

モーツァルトの宗教音楽の大半は彼がザルツブルグ大司教に仕えていた時代に作曲されました。  そんな彼が新たな人生を求めてウィーンに出てきてからはこの世界とはぷっつりと縁を切ったかのように宗教音楽は作曲されなくなります。  でも、そんな彼が最晩年(と言ってもまだまだ若いけれど・・・・)に再びこの宗教音楽という世界に回帰してきて作曲したのがこの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」と「レクイエム(未完)」です。  

 

クラシックブログ共同企画「勝手にモーツァルト」第3弾は、再び宗教音楽の世界に戻ろうと思います。  で、今日の KiKi の BGM はこちらです。

モーツァルト 大ミサ曲ハ短調 K. 427  &
モーツァルト モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」 K.165
DG UCCS-3429 演奏:フリッチャイ指揮 & ベルリン放送交響楽団 M.シュターダー(S)、H.テッパー(A)、E.ヘフリガー(T)、I.サルディ(B) 録音: 1959年9~10月 & 1960年6月

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さて、では KiKi の「勝手にモーツァルトの宗教音楽週間」第一弾はこちらです。

モーツァルト 孤児院ミサ(荘厳ミサ) K.139
Brilliant 99728/7 演奏:Nordic Chamber Choir; Mannheim Kammerorchester, Nicol Matt 録音:2001年2月

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アレグリ ミゼレーレ

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明日からはいよいよクラシック音楽ブログ共同企画「勝手にモーツァルト週間」です。  その日を前に、この日のために取っておいた音楽を今日は聴いてみたいと思います。  ということで、今日の KiKi の BGM はこちらです。

アレグリ ミゼレーレ
Gimell GIMSE 401 演奏:ピーター・フィリップス指揮 & タリス・スコラーズ 録音:1980年

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「勝手にモーツァルト週間」にはモーツァルトの宗教音楽と、KiKi の大好きなオペラ2つを集中的に聴いてみようと思っている KiKi にとって、この音楽はこの日(前夜祭?)にこそふさわしい1曲なんですよね~。

早いものであの衝撃的だった JR 西日本・福知山線の事故から1年が過ぎたのだそうです。  今朝、テレビのニュースを見ながら KiKi はあの事故が起こった日のあの時刻、自分は某社でコンサルタントのお仕事をしていたことや、オフィス中が大騒ぎになって KiKi が出席するはずだった会議が中止になったことなどをぼんやりと思い出していました。  KiKi にとっては何だかちょっと昔の出来事になってしまった感のあるあの事件。  あの事故を知ったときに感じたショックな気持ちは風化しつつあるけれど、あの事故であまりにも唐突に愛する家族を失ってしまった方々、恐怖と苦痛の中で尊い命を失われた方々の想いはいかばかりか、(想像することしかできないけれど、)決して忘れてはいけないのだと心に刻みました。  事故当時、被害にあわれたご家族がどの車両に乗っていらっしゃったのかが未だにわからずに「事故現場へ行って手を合わせるのだけれど、どこへ向かって祈ればいいのかさえわからない。  あの事故現場は私には広すぎます。」と嘆いていらっしゃる遺族の方のお話を伺い、胸が痛みました。

KiKi には何もできないけれど、せめてそんな方々の想いを胸にしっかり刻みつつ、亡くなった方々のご冥福を祈る意味をこめて、今日の KiKi の BGM はこちらです。

デュリュフレ レクイエム Op. 9
ERATO WPCS-10987 演奏:デュリュフレ指揮 & コンセール・ラムルー管弦楽団、フィリップ・カイヤール合唱団、ステファヌ・カイヤ合唱団、エレーヌ・ブヴィエ(Ms)、グザヴィエ・ドゥプラ(Bs) 録音:1962年頃(← と、CD に書いてある)

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えっと本当はね、今日は違う曲の予定だったんです。  でもね、誰とは言わないけど(garjyu さん)に先を越されてしまって「う~ん、困った」と考え込んでしまった KiKi。  まあ、そんなことは気にしないで当初の予定通り KiKi も同じバッハのカンターター第4番「キリストは死の呪縛につかれた」(但し同曲異演:コープマン)にしてみようかなどとも一瞬は思ったのですが、こういう時に変な意地のようなものがムクムクと顔をもたげてきてしまうんですよね~ ^^;  「意地でも違う曲にしてやる!」みたいな(笑)  で、同じ復活祭用に作曲されたカンタータ第31番「天は笑い地は歓呼する」にしようかなとも考えたのですが、できればもうちょっとひねりたい・・・・。  てなわけで、KiKi の今日の BGM はこちらです。

バッハ 復活祭オラトリオ BWV 249
Bis BISSA1561 演奏:鈴木雅明指揮 & BCJ、野々下由香里(S)、パトリック・ヴァン・ゲーテム(A)って言うか(C-T)、ヤン・コボウ(T)、浦野智行(Bs) 録音:???

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 買っといてよかったよ~(笑)

 

第1部 はこちら
第2部 Part 1 はこちら

この記事、一旦途中まで(と言ってもかなり先まで)書いてあったのですが、そんなときに限ってなぜか PC がフリーズし、書きかけの原稿を失ってしまいました。  と、言うことでがっくりきちゃったのと、どんなことを書いたのかがよくわからなくなっちゃったことが相俟ってひょっとしたらまとまりのない Review になってしまうかも・・・・です。

さて、ピラトの審判です。  この場面でもっとも印象的なのはピラトが民衆に対して「イエスとバラバのどちらを釈放して欲しいか?」と質問したのに対し、判断力を失い群集心理に翻弄されてしまった民衆が「バラバ!」「(イエスは)十字架につけろ!!」と叫ぶシーンでしょう。  普通に考えれば極悪犯罪人のバラバとイエスを比較すること自体がナンセンスなのに、そんなことさえ考えられなくなってしまっている善意(?)の人々。  でも、これと似たような景色はこのピラトの審判以降にも世界の歴史の中で何度も何度も繰り返し私たちは見てきているんですよね。  人間はこうやって大事なことを深く考えもせずに行う(おろそかにする)ものだと言われているような気がします。  それにしてもこの「バラバ!!」の部分の何と呆気ないことか・・・・。  で、畳み掛けるように次のエヴァンゲリストの詠唱に続くので「え?」と思う間もないっていう感じです。  

そして KiKi がこの第2部のアリアの中ではもっとも好きなソプラノのアリア「愛ゆえに私の救い主は死にたもう」です。  フルートの前奏の何と切なく美しいことか。  通奏低音が使われていない・・・ということも手伝ってか KiKi の耳にはまるで天上の音楽のように響きます。  このアリアが歌われる直前まで民衆のアジテーションでちょっと興奮してあっちの世界に行きかかっていた心・気持ちがす~っと理性の世界に引き戻されていく感じです。  それにしても・・・・、この歌を聴くといつも KiKi は思うのですが「真の信仰」とはかくも厳しく、かくも崇高なものなのかと。  こういう音楽に身を任せていると、あまりの聴き心地のよさに思わずクリスチャンになってしまいそう (Part 2)・・・・(笑)。 

本日のエントリーは昨日に引き続きクラシックブログ共同企画「勝手に**の日 - 聖金曜日には、"受難曲"を」に参加しています。  今日はクリスチャンの皆さんの間ではとっても意義深い、聖金曜日。  イエス・キリストがゴルゴダの丘で十字架に架けられて亡くなった日を記念(?)する大切な日です。    

さて、昨日に引き続きバッハのマタイ第2部を聴いていきたいと思います。  昨日の第1部でイエスがユダの裏切りによって捕縛されてしまいました。  第2部はイエスが連れ去られたことを嘆く劇的なアルトのアリアから始まりイエスの死までを描きます。  聖書のマタイによる福音書の第26章57節から第27章66節までです。  (第1部は第26章1節から第26章56節まで)  CDは昨日と同じリヒター盤です。

バッハ マタイ受難曲 BWV 244
ARCHIV POCA-9027/9 演奏:リヒター指揮 & ミュンヘン・バッハ管弦楽団 & ミュンヘン・バッハ合唱団 & ミュンヘン少年合唱団 & ヘフリガー(T)、エンゲン(Bs)、ファーベルク(S)、フィッシャー=ディスカウ(Bs) 他 録音:1958年6~8月

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本日のエントリーはクラシックブログ共同企画「勝手に**の日 - 聖金曜日には、"受難曲"を」に参加しています。  尚、バッハの受難曲は「マタイ」にしろ「ヨハネ」にしろ壮大かつ深遠な音楽なので、どちらを選ぶのかから始まってじっくり腰を落ち着けて鑑賞するために、実際には聖金曜日1日ではとてもじゃないけれどアップアップしてしまうので、そのだいぶ前から一所懸命(?)に聴いていました。  そういう意味では「今日の1枚」というよりは「今週の1枚」っていう感じかも・・・・(笑)  そして今日の記事「マタイ第1部」はどちらかというと聖木曜日にこそふさわしいテーマを扱っている部分のような気がするので、企画の意図と比べると1日早いのですが今日、聖木曜日にアップしておきたいと思います。  (主催者の皆様、もしも問題があるようでしたらご連絡ください。)

さて、今日取り上げるのはバッハの「マタイ」なんだけど、その前に KiKi とバッハの関わりについてちょっとだけお話しておきますね♪  KiKi の長年のバッハ観、それは「扱いにくいイヤ~なオッサン」っていうものでした。  多くのピアノレスナーの皆さんには賛同してもらえると思うんだけど、ピアノ弾きにとって結構早い時期に出会うバッハの「インヴェンションとシンフォニア」っていう曲集がそれまでやってきた「バイエル」、「ブルグミュラー」、「ソナチネ」なんかと比べるとやたらと弾きにくいんですよね~ ^^; 。  それでも何とか頑張ってその曲集を終わらせてやれやれと思ったのも束の間、今度はもっと難解な「平均律クラヴィーア曲集」っていうのが待ち構えていて、しかもこれが1巻、2巻に分かれているんですよね。  もうそれを見ただけで「うへ~ 蓮」となっちゃうんですよ。  で、音大なんていうところを目指そうと思ったらこの「平均律」から実技試験の課題曲が2~3曲課されちゃうもんだから、ただでさえ「扱いにくいオッサン」だったのが「憎きオッサン」にさえなっちゃいかねなかったりするわけです。  

聴く分にはバッハのようなポリフォニーの音楽って奥行きがあってゴシック建築のような構築美があって素敵なんだけど、聴くと弾くでは大違い(笑)。  右手と左手が独立した旋律をとりながらそれを複雑に絡み合わせて、しかもちゃんとバランスよく歌うっていうのはすご~く難しいことで、これがロマン派の曲だったらペダリングやらルバートのかけ方、ちょっと崩して弾くとか対処のしようも色々あるんだけど、バッハの場合は基本的にはイン・テンポでペダルにはほとんど頼らない弾き方を要求されちゃうので、指(の股)がつりそうになっちゃったこと数知れずなんですよね~。  で、KiKi の場合はそのトラウマがあったので、結構長い間バッハの音楽はどちらかっていうと敬遠していました。  そんな KiKi がバッハの音楽に心底感動するきっかけを作ってくれたもの。  それがこの「マタイ」や「ヨハネ」そして「ロ短調ミサ」、「クリスマス・オラトリオ」でした。  普通大学に進学して、平均律から解放された KiKi はようやくバッハと素直に向き合ってみる気になって、それでもどうしても鍵盤楽器曲だけは聴く気になれなかったので、それならば・・・・と宗教音楽に手を出してみたっていうわけです。

大学生の KiKi が図書館で借りて聴いたバッハはリヒターのものでした。  これにガッチリとハートを掴まれちゃった KiKi は長じて CD を購入する際にもどうしてもリヒター盤が欲しかったんですよね。  でもリヒター盤は高くてなかなか手が出ませんでした。  社会人になってだいぶたってようやく趣味にまわすお金ができてきてそれでも「えいやっ」とばかりに購入したのがアルヒーフの「バッハ4大宗教曲 Box Set」でした。  今日はその中からマタイ受難曲 BWV 244 を選びました。

バッハ マタイ受難曲 BWV 244
ARCHIV POCA-9027/9 演奏:リヒター指揮 & ミュンヘン・バッハ管弦楽団 & ミュンヘン・バッハ合唱団 & ミュンヘン少年合唱団 & ヘフリガー(T)、エンゲン(Bs)、ファーベルク(S)、フィッシャー=ディスカウ(Bs) 他 録音:1958年6~8月

 

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