パッチワークの最近のブログ記事

ようやくLothlórien_山小舎に帰宅した KiKi のもとにこのエントリーでお話した1年ぶりのユーキャン通信講座製作課題、「ステンドグラスのタペストリー」が添削されて戻ってきていました。  当初はこの作品、「恐らく家に飾ることはないだろう」と考えていたのですが、こうやって手元に戻ってみるとせっかく作った作品ではあるし、仕舞い込むと収納場所も必要だし、ましてLothlórien_山小舎の壁は結構殺風景だし・・・・てなことを考え、一応飾ってみることにしました。

2012_Jul29_001.JPG

杉材の壁に直接画鋲で刺す・・・・・という大雑把な飾り方ではありますが、ま、いいでしょう(苦笑)  で、2週間ぶりに手がけ始めている次の課題の進捗はこんな感じ(↓)です。

2012_Jul29_002.JPG

この猛暑日の中、クーラーのない家でのキルティングというのは結構シビレル作業です ^^;  2週間の遅れ・・・・・という状況がなければ、少しでも涼しい日まで小休止・・・・としたい気持ちはヤマヤマなのですが、そんなことを言っていたら確実に受講期限内に作品作成を終わらせることはできません。  まあ、ボチボチとでもいいからすすめていこうと今のところは思っています。

そしてそんな気分を盛り上げるためにも必要だったのが美しいキルティング作品を観て感化を受けること!!  ま、てなわけで本日の KiKi の読了本は以下の2冊です。

キルトに聞いた物語
著:小野ふみえ  暮しの手帖社

2012_Jul29_003.JPG  (Amazon)

アメリカの田舎の、さびれた古道具屋で古いキルトに一目ぼれした、そのおなじ感動を伝えるために。  百年も、百五十年も生きのびてきたキルトを収録。  アンティークキルトを愛し理解する人々の友情が綴られてできた1冊。  (Amazonより転載)

花かご揺りかご
著:小野ふみえ  暮しの手帖社

616HSZCTSEL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

キルトは「世界の共通語」と言われるほど、各国で親しまれている。  アメリカやヨーロッパの美術館、博物館に保存されている古いキルトを紹介するとともに、キルトの作り方についても解説する。  (Amazonより転載)

どちらも現在は絶版になってしまっている本ですが、KiKi はたまたま古本で入手してありました。  古本と言っても見た目はかなり綺麗で新刊本もビックリというほどの状態だったんですけどね(笑)  アンティーク・キルト・コレクター 兼 キルト研究家の小野ふみえさんの著書で、2冊ともサック入りのハードカバー本です。  どちらも豊富な図版が魅力で、美しいキルトがこれでもかっていうぐらいカラー写真で紹介されています。  ただこれら2冊の本が他のキルト本と大きく異なるのはその作品紹介にとどまらず、著者がその作者を探し求めたり、そのキルトが作られた時代背景について自分の足で訪ね歩いた際のあれこれが書かれていることではないでしょうか。

    

先日読了したこの本にチラッと紹介されていた本を吾妻郡図書館で発見しました。  てなわけで、本日の KiKi の読了本はこちらです。

キルトに綴る愛
著:H.オットー 訳:中野恵津子  講談社

6128V577Q6L__SL500_AA300_.jpeg (Amazon)

アメリカの小さな田舎町のキルティング・サークルに集う8人の年配の女性たち。  メンバーの一人を大伯母に持つ娘・フィンの目を通して、彼女たちの生き方とアメリカの女性の歴史が重ね合わされる。  (Amazon より転載)

あちらの本(「アメリカン・キルト」)で紹介されていたのは、この本そのものというよりは、この本をベースにしたこちら(↓)の映画でした。  残念ながら KiKi はまだこの映画を観たことがないのですが、今回この本を読んでみて、1度は観てみたいなぁと感じました。

キルトに綴る愛
製作年:1995年 製作国:アメリカ 監督:ジョセリン・ムーアハウス 主演:ウィノナ・ライダー 他

41WCP1FEZSL__SL500_AA300_.jpeg (Amazon)

大学院生のフィン(ウィノナ・ライダー)は、卒論を仕上げるために祖母ハイ(エレン・バースティン)とその姉グラディ(アン・バンクロフト)が暮らす家にやって来た。  祖母の家には女性たちが集まり、それぞれ思い出話をしながらキルトを作っていた。  彼女たちの話を聞きながら、婚約者との結婚に懐疑的になっていたフィンの心も変わっていく。  結婚へ踏み切ることに迷っていた主人公を軸に、キルトを作る年老いた女性たちの物語がオムニバスのように織り込まれていく。  それぞれの女性たちの生き方、恋愛観を込めながら、一枚のキルトが仕上がる過程が美しい映像で描かれ、豊かな感動がある。  見どころはなんといってもエレン・バースティンほか達者な出演陣。  彼女たちが口にする含蓄ある言葉が静かに胸にしみる。  若かりし日のウィノナ・ライダーの可愛さは絶品。  女性向け映画ではあるが、男性にも充分感動してもらえるだろう。(茂木直美)  (Amazon より転載)

正直なところ、「アメリカン・キルト」を読んだ時にはこの映画そのものにもさほど興味が湧かなかったし、まして原作本があることにも気が付きませんでした。  でもね、たまたま吾妻郡図書館でこの本を見つけたときにはこの美しいキルト模様の装丁(↑)に吸い寄せられるように惹きつけられ、ふと気が付くと借り出しカウンターに並んでいました(笑)。  今回、この本を読んでみて映画そのものにも興味を持ち、魅力的な出演陣の顔ぶれを改めて眺めてみると、ムラムラとこの映画を観てみたいモードが湧きあがってきました。

登場する年配女性たちの生き様の物語はともかくとして、彼女たちがキルティング・サークルで作っているキルトを映像で観てみたいなぁ・・・・と。 

   

世界のキルト

| コメント(0) | トラックバック(0)

せっせとユーキャンの「パッチワーク・キルト講座」の作品を作りつつ、針休めの一時に眺めていた本があります。  本日の KiKi の読了本はこちらです。

世界のキルト
編:キルトジャパン  日本ヴォーグ社

61kDCCft+kL__SX230_.jpeg (Amazon)

アンティークキルトから現代キルトまで、世界各国35の美術館に所蔵される珠玉のキルト350点。  (Amazonより転載)

この表紙、美しいでしょう!!  この表紙に惹かれ、同時にこの本を読んだ際にカラー図版がなかったためにちょっぴり感じていたストレス(?)を発散するために、ちょっとお値段ははるんだけど、購入してみた1冊です。  収録されているキルト作品がいわゆる美術館みたいなところに展示されているものばかりであるが故に、こうなってくるともはや「手作り」「手芸」の域ではなく、立派な芸術作品・工芸作品ですねぇ。  と同時に歴史的な注釈も詳細に書かれているために、単なる美術品という域さえも超えているような気がしてきます。

物にあふれた時代、洋服はデパートやスーパーで大量生産による既製品を購入するのが当たり前の時代に育った KiKi は正直なところ、「手作り」≒「ダサイ」、「手作り」≒「不経済」というある種の現代的合理性を刷り込まれた中でもう何十年も生きてきたけれど、本当に「ダサイ」のはそんな考え方に支配されて生きてきた自分自身だったなぁ・・・・と思わずにはいられません。  (← もっとも自作するとなるとやっぱり現時点では「ダサさ」を克服できる自信がないんだけど ^^;)  針仕事の奥深さに本当の意味で気が付かされた1冊となりました。

以前、このエントリーで鷲沢玲子さんの「パッチワークキルトのある暮らし」という本をご紹介した際に「これは KiKi にとって美術書の類の本」と書いたけれど、この本と比べてみるとあちらはまだまだ実用的で、これこそ「美術書の類の本」だけど、世界各地の紹介されている美術館を訪ね歩いて実物を見てみるな~んていうのは「夢の又夢」という今の KiKi の生活の中では大切に眺め続けていきたい1冊です。

アメリカのキルトがメインだけど、その他各国のキルトも少しずつ・・・・ではあるものの紹介されていて、長い歴史の中で女性たちが家の中に閉じ込められつつも、こんなに大きな世界を構築していたことに感動を覚えます。  女性って凄い!!  人間って本当に素晴らしい!!  もう10年早くこの世界に気が付いていたら・・・・・と思わずにはいられません。    

2月の第1週は我が「吾妻郡図書館」は館内整理のためお休みでした。  ようやく通常業務に戻った2月9日、久々(?)に行ってきました。  今回借りた本はパッチワーク関係が3冊、パッチワークがらみで1度は眺めてみたいと思っていた L.I. ワイルダー関連の写真集を1冊、そして KiKi が長らく苦手意識を持っていた作品・・・・ではあるものの、装丁に惹かれるものがあり、「まあ、大人目線でもう一度読み直してみようか・・・・、ひょっとしたら昔はわからなかった魅力に気が付くかもしれないし・・・・・。」と考えて手にとった「赤毛のアン」の計5冊です。   

アメリカン・キルト
著:小林恵 白水社

51XPHBQZE4L__SL500_AA300_.jpeg (Amazon)

東京オリンピックの年、単身渡米した著者はキルトと出会い、社会を草の根から動かしてきたその底力に驚嘆する!  日米をキルトでつないだ35年の記録であり、キルトの文化史でもある。  (Amazon より転載)

KiKi はね、昔から新しいことに取り組み始めると、その関連の本を読み漁る傾向があります。  20代の頃、着付けを習い始めたばかりの頃は「着物」関連の本・雑誌のみならず「江戸文様事典」とか「織物関係の本」「染物関係の本」と読み漁ったものでした。  おかげで今でもたとえば「青海波」という文様に昔の人が込めた想いは・・・・みたいなことをうすぼんやりと覚えていたりします。  ま、そんなこともあり、今年に入ってパッチワークを始めるに当たり、「キルトとは・・・・」的な読み物を探していました。  もちろん「キルトジャパン」とか「パッチワーク教室」な~んていう雑誌も購入して眺めてはいるんだけど、ああいう雑誌ってどちらかというと作品に重きが置かれているので、KiKi が考える「関連の読み物」というカテゴリーにはちょっと入らないんですよね。

で、この本。  上記 Amazon からの転載文にもあるように、日本にキルトを紹介された草分け的存在(?)の小林恵さんの書かれたエッセイ集です。  もっとも、このエッセイそのものも創成期の「キルトジャパン」への投稿記事を再編集したものらしいんですけどね。  元々は帽子職人だった著者が単身アメリカに渡り、キルトに出会い、キルト作家(と言えどもそれで食べている人よりも、他に職を持ちながらキルトを作り続けている人)とのふれあい等々が書かれています。 

社会的発言権を持たなかった時代のアメリカ女性が、ある種のメッセージボードとしてキルトに想いを込めた話だとか、開拓時代の女性たちが実用目的のみならず、相互助け合いの1つのきっかけとしてキルトをみんなで作っていた話(フレンドシップ・キルトの初期形でしょうか?)だとか、居住区の教会で行われる様々な催し物や福祉活動のいわゆる資金作りのためのキルト作成の話だとか、単なる手慰み以上のものであったキルトの歴史を知ることができたのはとても勉強になりました。

唯一残念だったのは、いくつかのキルト作品が紹介されているんですけど、どこにもカラーページがないこと。  もっとも時代背景からすれば、カラー写真そのものが珍しかった時代のお話が多いので、カラーを期待する方が間違っていると言えば間違っているんですけどね ^^;  そういう意味では昨今の雑誌が時に特集記事でクラシック・キルトを紹介してくれるのはありがたいものです。  キルトってやっぱり色使いを含めて知ることにより感動できる部分が多いような気がするし・・・・・。

 

パッチワークのお勉強

| コメント(0) | トラックバック(0)

何から手をつければいいのかよくわからないまま「パッチワーク元年」を宣言しちゃった KiKi。  まずは1作「おままごと作品」を作ってみたものの、これからどんな風に進めていけばいいのか、正直あまり指針のない状態です。  そうなると本に頼るのが都会人の悲しさ(?)とでも言いましょうか・・・・・。  「オールドノウ物語」が一段落したので、何冊か本を読みながら頭の中でシミュレーションをしています。

まずはこちら。

パッチワークビギナーズブック -  玉むすびの仕方からキルティングまでこれ1冊ですべてマスター!

61EEEDME58L__SL500_AA300_.jpeg (Amazon)

ビギナーに向けて、パッチワーク・キルティングをやさしく紹介。  簡単ななべつかみからミニタペストリー、ポーチ、トートバックの4ステップで、パッチワークの基本が身につく。  『パッチワーク教室』特別編集。  (Amazon より転載)

最近の入門書って至れり尽くせりですねぇ。  KiKi は「○○縫い」というような縫い方のパターンこそさほど知らないけれど、玉むすびって・・・・・。  これってボタン付けでも裾まつりでも必要なお裁縫の基本中の基本。  誰もが義務教育における家庭科の時間に習ったことがあるように思うんだけど・・・・。  あ、それとも最近は「家庭科」っていう授業そのものが無くなっちゃったのかしら???

でも久しぶりのお針仕事の KiKi にとってはこれくらいのレベルからの説明の方が、言葉の1つ1つに戸惑わなくていいのかもしれません(苦笑)  因みにこの本に前回は使い方がよくわからなかった「糸通し」の使い方が載っていました。  もっともあまりにも簡単な説明 & 前回はここに書かれたとおりにやったけど上手くいかなかったんだけどなぁ・・・・・  因みにあの「糸通し」、正確には「デスクスレダー」というものなんだそうです。

この説明だけではよくわからなかったのでネットで調べてみたらこのページがヒットしました。  そしてこの通りトライしたら何とかなって一安心。  これで今程度の老眼なら、まだまだ何とかなりそうです!!  因みにこのページのいいところ。  それはプロセス写真も解説文字も大きくて見易いところ!!  又、プロセス写真は本よりも段階ごとにきちんと掲載してくれているところ!!  こういう道具に頼らなくちゃならない KiKi みたいな人間は目に問題があるケースが多いわけで、そういう人にとってはこのページぐらい事細かく解説してくれないと結果的に「う~ん、よくわからん・・・ ^^;」となってしまいます。

先日このエントリーで思わず衝動買いしちゃったこちらを読了(鑑賞了?)しました。

ボストン夫人のパッチワーク
著:D.ボストン 訳:林望 パッチワーク:L.M.ボストン  平凡社

5137R9XHMVL__SL500_AA300_.jpeg (Amazon)

「グリーン・ノウ物語」の作者として知られるボストン夫人の、あたかも詩の一編のようなパッチワーク作品の数々。  冬のイギリスと、リンボウ先生が愛したマナーハウスと、色とりどりのパッチワークに宿る思い出たち。  (Amazon より転載)

美しいカラー写真(一部モノクロ)で紹介されるボストン夫人のパッチワーク作品に、彼女の息子さん(グリーン・ノウ物語の挿絵を描いた人)の奥さん、ダイアナさんが解説を付した本です。  ただその解説が自身はパッチワークをなさらないというダイアナさんが書かれているために、いわゆるハウツー本にはなっておらず、どちらかというとエピソード集となっているあたり、「グリーン・ノウの煙突」のおばあさんの昔語りを彷彿とさせます。

45歳でマナーハウスを購入し、修復し、住み続け、夏はガーデニング、冬はパッチワーク & 児童書等の執筆という生活を93歳になるまで続けられていたボストン夫人の生き様が先日読了した「グリーン・ノウ物語全巻」に、そしてここに納められた「パッチワーク作品」に見事に凝縮されていると感じました。  

意外だったのは彼女の作品が必ずしも端切れの有効利用というだけではなく、いわゆる「工芸品的な美の追求」にもかなり傾斜していたということです。  それはこの本で紹介されている以下のボストン夫人の言葉に端的に表れています。

生地の中の、特定の柄を揃えて切り出し、対称的な形に配置していくことで、面白いパターンを生み出していくことができる。  もっとも、かかる手法を用いる時には、当然のことながら無駄な端切れがたくさん出ることは避けられない。  もともとパッチワークというものは、端切れを無駄にしないために作られるようになったのであるが・・・・・。  (十字架づくしのパッチワークを展覧会に出した際に本人が付した言葉より転載)

今、KiKi もいくつかのパターン(基本の四角をいくつかつないだもの)を試作しては眺めているんだけど、ホントの端切れだけでそこそこの雰囲気を出そうとすると、かなりの量の端切れのストック(しかもトーンが似通ったものと、それを引き立たせるもの)がないと難しいことを実感しています。  で、これを追求し始めると、KiKi がどちらかというと苦手意識を長い間持ち続けた「お金をかけた手作り強調型」になっていってしまうのが非常に悩ましいところです。

 

2015年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Current Moon

CURRENT MOON

東京のお天気


山小舎のお天気


Booklog



ブクログ

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261

TrackbackPeople

クラシック・ピープルの Trackback People Site


チェロ ラヴァーズの Trackback People Site


Piano~ぴあの Trackback People Site


ピアノオススメ教本の Trackback People Site


ピアノ教室の Trackback People Site


Book Love Peopleの Trackback People Site


本好きPeople・ぴーぷるの Trackback People Site


今日読んだ本の Trackback People Site


ファンタジーが好き♪の Trackback People Site


この絵本がすごい!の Tackback People Site


児童書大好き♪の Trackback People Site


ハヤカワepi文庫の Trackback People Site


岩波少年文庫応援団の Trackback People Site


薪ストーブの Trackback People Site


週末は田舎暮らしの Trackback People Site


野菜育てPeopleの Trackback People Site


ガーデニングの Trackback People Site


パッチワークキルトの Trackback People Site


あなたの訪問は?


日めくりカレンダー


Real Time News


カテゴリ

ノルンはいくつ?

本が好き!


読書メーター

KiKiさんの読書メーター
KiKiさんの読書メーター

最近読んだ本

KiKiの最近読んだ本

今読んでいる本

KiKiの今読んでる本

読了目標





今やってるゲーム

KiKiの今やってるゲーム

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちパッチワークカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは魔女研究です。

次のカテゴリは詩集です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

高速運賃





Edita

ブロガー(ブログ)交流空間 エディタコミュニティ

名言黒板


作家別タグ