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鹿の王 上橋菜穂子

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Kindle を購入して良かった!としみじみ感じた1冊(電子書籍でも1冊とカウントするんだろうか? ^^;)を読了しました。  お値段は安いうえに文庫本を待つ必要もなくこのタイミングでこの物語を読むことができたなんて!!  本日の KiKi の読了本はこちらです。

鹿の王
著:上橋菜穂子 角川書店 Kindle 版

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強大な帝国から故郷を守るため、死兵となった戦士団<独角>。  その頭であったヴァンは、岩塩鉱に囚われていた。  ある夜、犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。  その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を拾うが!?
※本電子書籍は「鹿の王 上 ‐‐生き残った者‐‐」「鹿の王 下 ‐‐還って行く者‐‐」を1冊にまとめた合本版です。巻末に電子版オリジナルイラストが収録されています。  (Amazon Kindle 上下合本版 内容紹介より転載)

強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団「独角」。  その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。  ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。  その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?  厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。  (Amazon 単行本上巻の内容紹介より転載)

不思議な犬たちと出会ってから、その身に異変が起きていたヴァン。  何者かに攫われたユナを追うヴァンは、謎の病の背後にいた思いがけない存在と向き合うことになる。  同じ頃、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。  ヴァンとホッサル。  ふたりの男たちが、愛する人々を守るため、この地に生きる人々を救うために選んだ道は―!?  (Amazon 単行本下巻の内容紹介より転載)

久々の上橋ワールドは期待に違わず今作でも、奴隷の話あり、植民地支配がもたらすあれこれの問題あり、人種差別の問題もあり、医学もあり、異なる宗教観もあり、生態系の問題までもを含む、多すぎるぐらいの要素がぶちこまれたごたまぜ物語でありながらも、それが逆にリアリティを感じさせるという素晴らしい物語世界を披露してくれました。  先月は体調不良もあって読書が進まなかったという面もあったけれど、実はこの作品を「2度読み」してじっくりと味わっていたため冊数が進まなかったという面もあったことをまずは告白しておきたいと思います。

Review の冒頭でいきなり「著者あとがき」に触れるのもなんだけど、そのあとがき冒頭で上橋さんが仰る

自分の身体ほど、わからないものはない・・・・・。
  ここ数年、老父母と、更年期に達した自分の身体の不調にふりまわされているのですが、50の坂を越えれば、若い頃と違って、「下り坂をくだる速度を抑える」ことはできても、「ぐんぐんと上り坂に向かう」ことはないという、人の身体の容赦ない真実を感じる度に、いま、自分の身体の中でどんなことが起きているのだろうと、思うようになりました。

というのはまさに KiKi の皮膚感覚です。 (何せ上橋さんとは同世代 ← それが嬉しくもあり彼女との差に落ち込むこともあり 苦笑)  祖母が認知症だったので自分が同じ道を辿らないようにと彼女なりの努力をしていたにも関わらず結局同じ病に罹患し、今では KiKi が自分の娘であることさえ忘れてしまったばぁば。  ばぁばよりも遥かに年長でありながら未だに頭だけはしっかりしているじぃじ。  認知症に罹患したといえどもそれを除けば健康そのもので今ではほんの1年前に大腿骨を骨折したことを全く感じさせないばぁば。  頭だけはしっかりしているのに、狭心症を患い足元が覚束なくなっているじぃじ。  

認知症が加齢とともに発生する病でありながらも罹患する者としない者を両親に持つ KiKi が日々感じている 「なぜ、ばぁばだけが・・・・?(世の中には数多くいるとは言えども)」という想いは、この物語の主人公であるヴァンや物語世界で猛威をふるう黒狼病に耐性のない人々が共通して抱える大きな疑問であるだけに身につまされます。  

と同時に、今、現実社会では猛威をふるいはじめた「エボラ出血熱」のニュース報道が流されない日はなく、そのニュースで印象が薄れつつあるシリアでの「生物兵器使用疑惑」な~んていう話もこの物語で描かれる様々な出来事と何気にリンクして思い起こされ、ついつい現実世界を引き寄せながら「読まされてしまう」物語だったと感じます。

そして、病の発生ではその治療の妨げの1つとなるものに「異文化の壁」があるというのも現実世界を映しだしていると感じます。  今回のエボラ熱の発生中心地である西アフリカでは先進国の医療支援チームが現地に入ったばかりの頃には、「あの西洋人の医者の所に行くと殺されてしまう」というような噂が現地の人の間に広がり治療の妨げになったと聞きますし、彼らの埋葬文化が拡大の一因とも考えられるらしいのですが、それを一概に否定することができないのが予防の妨げになっているとか、とか、とか・・・・。  

この物語では「黒狼病」が征服民である東乎瑠〈ツォル〉の民のみ耐性がないということで、その東乎瑠〈ツォル〉の属領とならざるをえなかったアカファ王国の「呪い」であると噂され、それがさまざまな憶測や陰謀の火種となっていくうえに、宗教観の違いにより治療がままならない様子も描かれています。  そしてその背景には東乎瑠〈ツォル〉帝国から送り込まれた入植者たちによって伝統文化を踏みにじられた民族の存在があり、その入植者が持ち込んだ農産物や家畜により生態系が崩れていく様までが描かれています。  いやはや、こうなってくるとこれはもう「夢物語ファンタジー」というよりは、まさに「現実にあった(もしくはありうる)物語」と呼んでもおかしくないぐらいのものではないかしら・・・と思わずにはいられません。

今日は69回目の昭和天皇玉音放送の日。(KiKi はこの日は断じて終戦の日ではないと思っている)  この季節になるとまるで年中行事のように


「ファンタジーや児童文学ばかりに浸っていてはいけない!  学生時代には授業ですっ飛ばしていた『現代史』にこの時ぐらいは目を開かねば!!」


という気分に陥ります。  で、そんな KiKi の気分を見透かしたかのように、本日の「Amazon Kindle Store 日替わりセール」の内容がこちら(↓)でした。


昭和史(上)
著:中村隆英 東洋経済新報社

41I4Llse6FL._AA278_PIkin4,BottomRight,-38,22_AA300_SH20_OU09_.jpg  (Amazon)

世界史の中での「昭和時代」の歴史を、政治・経済面だけでなく、思想・生活・文化面にも視野を広げて描いた、昭和史の決定版。  上巻は、日本が大正デモクラシーで民主化を実現した後、第二次世界大戦に自ら突入して焦土となるまで、下巻は急速な復興と経済成長を果たし、「武装を好まぬ経済大国」となった1989年までを描く。  未来を考えるうえでも示唆に富んだ歴史が語られている。  第20回大佛次郎賞受賞作。  (Amazon 内容紹介より転載)


既読ユーザーの書評を見る限りではなかなか評判もよさそうだし、これが今日なら399円で買えるとのこと。  迷わずポチッと購入ボタンを押してしまいました。  そしてまだ上巻を読了していないにもかかわらず(← つまり気に入るかどうかもわからない ^^;)、ついでに下巻もポチッ!  これはどう考えても Amazon さんの思うツボの行動です(苦笑)。 

でも、Kindle Store の日替わりセールって KiKi の購買意欲を刺激してくれる本が出ることが少ないので、まあ、たまにはいいでしょう。  そうでなければ最近では Amazon で本を購入することがめっきり減った KiKi がAmazon プライム会員になって、会費を払っている意味がありません。  (・・・・・と自分を納得させてみる。)

思い起こせば半藤さんの「昭和史 上下二巻」を読了したのも何年か前のこの季節でした。  せっかくこの本を購入したので、2冊を読み比べすると学生時代にさぼってしまった「昭和史」の全貌がしっかりと頭に定着するのかもしれません。 

どちらも分厚い本(今回購入したこれ↑ は Kindle 版なので厚くもへったくりもないけれど)なので、読了するにはそれなりの時間が必要だろうから心配ないとは思うけれど、来週早々までには「天山の巫女ソニン」の Review を書き終えておかないと困っちゃうだろうなぁ・・・・・・。    

学生時代の初読の際には「流し読み」でほとんど印象にも残らなかった本書ですが、今回は何だか面白くて嵌ってしまっています(苦笑)  この違いは何なのか??  ま、学生時代にはまだまだ KiKi も未熟で女の子、女の子していたところが結構あったけど、その後の社会人人生の中で男社会の中で揉まれに揉まれた結果、KiKi の中の男性ホルモンが大分強力になったせいかもしれません ^^;  ま、てなわけで本日の KiKi の読了本はこちらです。

宮本武蔵 03 水の巻
著:吉川英治  青空文庫

51CFEYZu88L._AA278_PIkin4,BottomRight,-46,22_AA300_SH20_OU09_.jpg  (Amazon)

槍の宝蔵院を訪ねた武蔵。  傲岸な法師・阿巌を瞬殺するも、老僧・日観に「もっと弱くなれ」と諭され、例えようのない敗北感にひしがれる。  修行のためと置き去りにしたお通の残像に惑う恋心。  さらに、鼻息荒く乗り込んだ小柳生城ではやむなく逃亡することに...。  ついに、美少年・佐々木小次郎登場!  因縁の歯車が動き出す。  渦巻く功名心、恋心、敗北感...腕力満載、疾風怒涛の巻。  (Amazon 吉川英治文庫の内容(Bookデータベース)より転載)

この巻で特に印象的だったのは未だ武蔵が迷いの中にあり、書物の世界だけでは結局開眼しきれていない最大の人生目標、「本当の強さとは何ぞや?」を探し求めている姿です。  考えてみると時代や状況は異なれど、人は誰もがこの頃の武蔵と同じように「自分が求める理想の姿とはいったい何であるか?」を探し求めている時期が最も苦しい時代なのかもしれません。

ただ武蔵の苦しさが他の人より一入大きいものになってしまうのは、「自分が求める理想の姿」がわからないながらも、畑仕事をしている老人の佇まいやら、ふとしたことで手にした花の切り口を一目見ただけで、常人なら察知することさえ困難な相手の器量が見えてしまうほどの「目利き」である(実はそのこと自体が「常人ではない」ことの証左なんだけど、それには肝心の本人が気がついていない ^^;)ことがまずあると感じます。  そして更にはその相手の器量を素直に真正面から受け止め、そこに到達していない自分の未熟さに焦燥感を募らせてしまうところで、そんな武蔵の姿が凡人代表(?)の KiKi には痛々しく感じられます。

   

つい先日、このエントリーでお話したように、ほんの少しだけ Kindle の操作を理解したことによって何とか読むことができるようになった「吉川英治・宮本武蔵」を早速読み始めてみました。   「吉川英治・三国志」の方は現段階では全巻通読できないことが判明したのでしばらくの間、お休みです(苦笑)

宮本武蔵 01 序、はしがき
著:吉川英治 青空文庫

511hDLpCjYL._AA278_PIkin4,BottomRight,-46,22_AA300_SH20_OU09_.jpgのサムネール画像  (Amazon)

宮本武蔵 02 地の巻
著:吉川英治 青空文庫

51QQkBkc8TL._AA278_PIkin4,BottomRight,-46,22_AA300_SH20_OU09_.jpg  (Amazon)

野に伏す獣の野性をもって孤剣をみがいた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へ達する道程を描く、畢生の代表作。若い功名心に燃えて関ケ原の合戦にのぞんだ武蔵と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから一年、又八の母お杉と許婚のお通が、二人の安否を気づかっている作州宮本村へ、武蔵は一人で帰ってきた。  (Amazon 吉川英治文庫の内容紹介より転載)

世の男性諸氏にとっては「宮本武蔵」という名前は何らかの憧れをもって語られることが多いのではないかと思うのですが、残念なことに(?) KiKi は一応♀なので、これまでの人生の中でさほど彼という人物に興味をもったことがありませんでした。  時代小説・歴史ものは昔から好きだったうえに「吉川英治の宮本武蔵」とくればそこそこ評判も良かった作品なので、文学作品としての興味は辛うじて持ちあわせていたけれど、それ以上でも以下でもない・・・・・・そんな感じでした。

ま、その程度の興味なのでこの「吉川・宮本武蔵」は大学時代に斜め読みでサラサラッと一読したことはあれど、恐らくあまり熱意を持って読んだという感じではなかったのでしょうね。  正直なところ、さほど感銘を受けたとは言い難い読書だったうえにどんなお話だったのかもうろ覚え状態でした。  ま、逆に言えばその程度の「いい加減読書」しかしていなかったということもあって、以前から「機会があればもう一度読んでみよう」という思いだけは抱き続けてきた作品でした。

今回、Kindle で無料本として Get できたのはそういう意味では KiKi にとっては「神の恩寵」と言っても過言ではないような出来事で、迷わず最初のダウンロード本として選んでみました。 

「三国志」の方もそうだったけど「01 序」は本当に序文だけ・・・・・(笑)  でも、ここを読んでみると作者「吉川英治さん」がこれらの作品・その世界観・登場人物たちにどんな想いを抱いているのかがじんわりと伝わってきて、それが作品を読み進めていく中であたかも地下を流れる伏流水の如く、表面的には何ら声高な主張はしていないものの、「なくてはならないもの」「作品に流れるある種の生命線」のようにじわじわと伝わってくる感じがします。  と同時に、イマドキの本では滅多に味わえない何とも深みのある語彙選択・日本語のリズム感の美しさみたいなものが感じられます。


今年の自分への X'mas Present で Kindle Paperwhite を購入した KiKi。  早速 Kindle 本の中から無料本になっているこちらをダウンロードして読んでみました。

三国志 01 序 [Kindle版]
著:吉川英治 青空文庫

51A1nJzHL9L._AA278_PIkin4,BottomRight,-46,22_AA300_SH20_OU09_.jpg  (Amazon)

三国志 02 桃園の巻 [Kindle版]
著:吉川英治 青空文庫

51RYXE+qcTL._AA278_PIkin4,BottomRight,-46,22_AA300_SH20_OU09_.jpg  (Amazon)

後漢末の3世紀、世はすでに朝廷の令は届かず、黄巾賊が人々への収奪を繰り返していた。  漢室の裔孫(えいそん)である劉備は、涿県楼桑村において母親と生活をともにしながら、「むしろ」を織り、売って暮らしていた。  そんな中、関羽、張飛は劉備の血筋を知り、その人格・識見に親しみ、劉備こそ盟主に万民を救わんとして、義兄弟の契りを交わす。  (Amazon 内容紹介より転載)

まずは Kindle の使い心地の Review から・・・・。  実は KiKi はダウンロードの労を少しでも少なくするために、今回 Kindle本の中の無料本から、吉川英治さんの「三国志」と「宮本武蔵」の全巻(現在配布されているもの)を一挙にダウンロードしました。  すると、画面上の表示を「リスト表示」(もう1つ「表紙一覧」という本の表紙のイメージを並べたものがある。  当然のことながらリスト表示の方が1画面に表示される件数は多い)を選んであってもダウンロードした本のリストが2ページに及んでしまいました。  ところがここで2ページ目を表示する操作方法がわからない・・・・・・ ^^;  

ま、てなわけで KiKi の心積もりとしては「宮本武蔵」から読み始める予定だったのが、1ページ目に表示された「三国志」を選ぶしかなくなってしまうというトラブル(?)に見舞われてしまいました。  もちろん中に「Kindle Paperwhite ユーザーガイド」も入っていたんですけど、これも2ページ目にいってしまったので KiKi 自身はその2ページ目に行きたくても行けないのですから、参照のしようがありません(涙)

ま、「三国志」の方もいずれは読んでみようと思ったからこそダウンロードしたのであって、どちらが先でも大きな問題はなかったんですけどね(苦笑)  で、この「02 桃園の巻」を読了したタイミングでたまたま画面の下部に指が触ってしまったことがあって、ふと気がつけばそのリスト表示の頁指定の画面が出てくるという幸運が突如訪れました。  ま、てなわけで今は「リスト表示」が何ページに及んだとしても問題なくお目当ての本に辿りつける操作方法を習熟したのですが、第一印象としては「機械の操作性」という面では Sony Readers の方に軍配があがるなぁ・・・・と感じていました。

付属の USB ケーブルでは充電時間がやたらと長くかかると聞いていたのですが、KiKi の印象としてはそれはさほど気になりませんでした。  ただ、充電中にUSBケーブルをつないだままの状態では画面上の電池マークには何の変化も起きず(要するに空っぽ状態のまま)だったのにはちょっと混乱させられました。  Sony Readers では充電されたら充電された分だけ目盛リが増えるうえに、満タンになれば画面上で 100% と表示してくれるのでそういう点でも分かりやすい。  ま、Kindle もケーブルを抜いてみると満タンになっていることが画面上でも確認できるんですけどね。

じゃあ充電中にどのくらい充電されたのか?はケーブルを抜かない限りわからないのか?と言えば、満タンになったかどうかに関してならば充電ケーブルのスロットのすぐ脇にちっちゃなパイロットランプがついていて、そのランプがオレンジから緑に変わるのがフル充電された目印らしい・・・・・。  でもこれ、色弱の人にはかなり分かりにくそうだし、何よりもあまり時間がない中で半分くらいまでは充電したいなぁ・・・・な~んていう時にはいちいちケーブルを抜かなくちゃいけないのだとしたらはっきり言って面倒くさいなぁと感じました。  (← 何か確認方法があるのかもしれませんけど ^^;)


今年の自分への X'mas Present

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さて、つい先日ダーリンからいただいた今年の X'mas Present のご紹介をしたわけですが、昨日、自分でも自分用の X'mas Present (← ま、要するに衝動買いの手前勝手な理由づけです ^^;)を Get しました。  実は KiKi は似たようなものを既に持っているんですけど、それではちょっと満足できなくなっていることが多々あって、とうとうこちらにも手を出しちゃった・・・・・そんな感じなんですけどね。  ではその自分用の X'mas Present のお披露目と参りましょうか。  それはこちら(↓)です。



パンパカパ~ン!!!    



Kindle Paperwhite(ニューモデル)

kp-slate-01-lg-holiday_b.jpgのサムネール画像  (Amazon)

反射しないディスプレイ―明るい日差しの中でも読みやすい
片手で読書:一般的なタブレットより30%軽い
4GBに増えたストレージで最大4,000冊を保存(一般的な書籍の場合)
数時間ではなく、数週間持続するバッテリー
タブレットのバックライトよりも目に優しく読みやすいフロントライト搭載

実は KiKi はこれ以外にも以前このエントリーでお話した Sony Readers を1つ持っています。  にも関わらずどうしてこの別の電子書籍リーダーにまで手を出しちゃったか?と言えば単なる「新し物好き」という以上に別のちゃんとした理由もあったりするんですよね。  

    

昨日 Review した「日本人が知らない世界と日本の見方」と同様に、過去に Sony Point 消化のために購入した「電子書籍積読本」を読了しました。  本日の KiKi の読了本はこちらです。

嘘だらけの日米近現代史
著:倉山満  扶桑社新書

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リンカーンは極悪人、ウィルソンは狂人、ルーズベルトはスパイ、クリントンは破壊者etc.  ペリーを鼻であしらっていた江戸幕府。  アメリカを怯えさせた大日本帝国。  ソ連との片手間の中国との片手間のイギリスとの片手間に、アメリカの喧嘩を買った日本etc.  気鋭の憲政史研究者が本当の歴史を明らかにする。  (Amazon より転載)

いやはや、面白い本(?)が世の中にはあるものです。  しかも Amazon のカスタマー・レビューを眺めてみると結構多数の人が読んでいるうえに、星の数でいくと平均レーティング(?)が4.1??  まあこの本を購入して読んでみた KiKi が言うのも何ですけど、どうやら「昨今の日本が右化しつつある」という世界の認識はあながち間違っていないのかもしれません ^^; 

KiKi は基本的にはこの本に書かれている「アメリカとはこんな国」という記述の大半は正しいと思っています。  それでも、この本には心の底から同調することができません。  何て言うかどこか喧嘩腰(しかもその喧嘩の相手が誰だかよくわからない ^^;)なうえに、煽動的な空気が充満している気がして、それが鼻について仕方ない・・・・。  さらに言えばアメリカをぼろくそに言っている割には著者の論旨の進め方は極めてアメリカ的で、ある意味で善悪を極端に分けて、どこから引用したのかも定かではない「通説」と呼ぶ考え方を提示し、これに対してこれまた極端な皮肉や罵声を浴びせかけてメッタギリにしている感じがします。  これって、KiKi がよく知っていたかつての上司(米系企業で本社から送り込まれてきていたトップマネージメント)の皆々様方の喋り方にそっくりです(苦笑)

アメリカという国は確かに著者が言うように「正義は我にあり」と妄信し、その正義をたてに善悪の二極対立構造を演出したうえで、彼らが「悪」とみなした相手を徹底的に叩き潰す・・・・・みたいな傾向が強いけれど、それはこの本もそっくり一緒だと感じました。


14日~19日にかけての群馬→沼津→伊豆高原→沼津→東京→群馬(老人ホーム経由)の旅の間、現在遂行中の「岩波少年文庫全冊読破企画」のための1冊、「二年間の休暇」を持ち歩いていました。  でも結局そちらには手をつけず、実家にいる時しか読むことができない世界少年少女文学全集の中から「ジャングル・ブック」をまずは読了しました。  さてその次は?と考えた時、スケジュールの関係でとても読了できそうになかった「世界少年少女文学全集」のその他の作品は諦め、東京で区役所とか金融機関を歩き回りながら読むのに便利な電子ブックに手を出しました。  本日の KiKi の読了本はこちらです。

日本人が知らない世界と日本の見方
著:中西輝政  PHP電子

BT000015378600100101_tl.jpg  (Amazon)  (Sony Readers)

「戦争の教訓」は第二次世界大戦ではなく第一次世界大戦にあった!  トルコはなぜEUに入れない?  「アンチ・グローバリゼーション」へ向かう世界潮流とは?  社会人を含めて聴講希望者が多く講義録の刊行が待たれていた授業が、満を持してこのたび、書籍の形で世に出ることになった。  解説学問に成り果てた従来の国際政治学の枠組みを超えて、日本の国家像と戦略を指し示すことで、「世界と日本の見方」がクリアになる一冊。  ゆとり教育で学ぶ世代が増え、日本人自身が世界はもちろん、「日本の見方」さえわからなくなっている現在、本書はそれらを知る絶好の機会といえよう。  元となった京都大学での講義は「現代国際政治」と銘打ったものであるが、テーマは近代日本史から戦争の仕組み、革命の正体、世界秩序の構築といったものまで幅広く、読んでいて飽きさせない。  さらに歴史の因果関係や国同士のかけひきを知るなど、大人が読んでこそ楽しめる授業内容である。  (Sony Reader Store より転載)

この本は別に以前から読みたいと思っていたわけでもなく、存在を知っていたわけでもありませんでした。  たまたま9月の末で有効期限が切れてしまう Sony Point があって、捨てちゃうのも勿体ないし何かあれば・・・・と Sony Reader Store を覗いてみたらその切れちゃうポイント見合いの本の中で、「これなら読んでみてもいいかも♪」と思えたのがこの本だけだったので、とりあえず購入してみました。  大学を卒業して早○0年余り。  たまにはアカデミックな本を読んでみるのもいいかなぁ・・・・なんぞと殊勝なことを考えてみたっていうわけです。

実は KiKi は大学時代(2回生から3回生に進学する時)にそれまで専攻していた「英文学」でこのままいくのか、はたまた別の方向に進むのか悩んだ時期があったんですよね~。  その時に考えた別の方向っていうヤツが「国際関係論」で、たまたま大学の一般教養課程で選択した「国際関係論」の授業に嵌っちゃって、学問としてはこっちの方が面白そう!なんぞと考えたんですよね~。  その時は、当時の指導教授(英文学の教授)に相談して、結局は説得されて英文学の道を継続することにしたんだけど、心の中のどこかに「国際関係論」とか「国際政治論」への興味はわずかながらもくすぶり続けていたんですよね。  ま、てな背景があって見つけたこの本だったので、「あの京大での現代国際政治の講義」という帯(電子書籍だから帯はないけど・・・・ ^^;)の文言は実に魅力的だったっていうわけです。

さて、読了してみてまず思うのは、「え?  これがあの京都大学の講義??」ましてや「3回生や4回生も聴講生には含むレベル?」というのが率直なところでした。  何て言うか、「天下の京大にしてこのレベル??」と思っちゃった(苦笑)  もちろん読み物としては面白かったし、アカデミックな世界からは随分遠のいた今の KiKi にしてみれば忘れかけていたあれこれを反芻できて楽しい読書体験だったんだけど、京大みたいな最高峰に位置するとされる大学での講義であってさえも KiKi が卒業した大学のあの「国際関係論」の授業と比較して、決して高いレベルとは感じられない・・・・・。  これが現代日本の知的文化レベルだとするとちょっと将来を危ぶんでしまいそうな想いに囚われました。

一挙に2冊読了!

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さて、一昨日からLothlórien_山小舎に帰ってきている KiKi ですが、昨日はお天気も不安定、長距離ドライブの疲労も手伝ってほぼ丸一日ウダウダと過ごしていました。  もちろんウダウダしている時、ただ単にぼ~っとしているわけではなく(何せ KiKi はあのばぁばの血を引いているのですから、ぼ~っとばかりしていたら認知症への道をまっしぐらとなってしまいます!)、こういう時のためのお友達が 読書 & 音楽鑑賞なのです。

本来なら限られた時間の我がグランド・ピアノとの対面なので、久々のピアノ弾きまくりといきたいところなのですが、ピアノを弾くっていうのは案外体力が必要なんですよね~。  蓄積疲労と頭が少しぼ~っとしている状態でピアノを弾いてもいいことは1つもないことは長年の経験でよ~くわかっています。

ま、てなわけで、お布団の上でゴロゴロしながら、最近ではなかなか集中して読書タイムを持つことができずにいたので、実家から持ってきた本を読んでいたらあっという間に読了してしまいました。  で、本来ならここで久々の読書カテゴリーの「感想文」アップといきたいところなのですが、残念なことに今読んでいる本はシリーズもの。  (北方謙三さんの「楊令伝」のしかも第9巻という真ん中辺 ↓)  中途半端なエントリーを書いてもそれはそれ、ストレスの素です。


楊令伝 9
著:北方謙三  集英社文庫

51WUYpxVh5L._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

歴戦の同志を失いながらも、梁山泊軍は、童貫軍と全軍あげてのぶつかり合いを続けている。  乱戦の中、戦場の中央に陣取る郭盛軍は少しずつ前進を始めた。  童貫は『幻』の旗に向かい、岳飛は楊令軍を止めるべく疾駆する。  一方、金軍は宋領深く南下し、青蓮寺は北の大商人たちの財産接収を始めていた。  歴史が大きく動こうとするなか、ついに楊令と童貫が戦場で邂逅する。  楊令伝、圧巻の第九巻。 (文庫本裏表紙より転載)

でね、早速次へ・・・・・と思ったら、最近ではめっきり読書ペースが落ちているので不覚にも KiKi は実家からこの先(第10巻以降)を持ってくるのを忘れちゃっていました・・・・・^^;  何せ1日で1冊読了な~んていうのは昨年末以降、ほとんどの時間を沼津で暮らすようになってから初めての経験だったもので・・・・・・。

でね、実は「北方水滸 & 楊令伝」は電子書籍でも買ってあったので(文庫本の方は父の蔵書)そちらで続きを・・・・・と思ったら、どうしたことか、SONY Readers の調子が悪くページ変更に恐ろしく時間がかかる症状が出てしまっていて、こんなんじゃ読書中のストレスがたまったものではありません。

しかも・・・・・です。  実は、つい先日、Sony Readers から司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」の配信が始まったばかりでそれもダウンロードしてあったんだけど、こちらも同じ症状でとてもじゃないけど読書意欲を削ぐ時間のかかりようです。  ま、てなわけで仕方ないのでLothlórien_山小舎の本棚に鎮座している文庫本のこちらに手を出し、結果的にそれも読了してしまいました。


竜馬がゆく 1
著:司馬遼太郎  文春文庫 

41HMEAKYQXL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。  坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。  かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。  竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説全8冊。  (文庫本裏表紙より転載)

この「竜馬がゆく」は学生時代に何度か読了しているんだけど、せっかくこのタイミングで電子書籍化されたので、久々に読んでみようと思っていたんですよね~。  で、わざわざ電子書籍で購入したにも関わらず相変わらず文庫本で読んでいるところが情けないんだけど、それでもせっかく購入したのに読むに読めないというのはもっと精神的によろしくないような気がしたので手を出しちゃったというわけ。  

東京裁判に引きづられ、とうとう一気読みしてしまった感があります。  本日の KiKi の読了本はこちらです。

二つの祖国(4)
著:山崎豊子  電子書籍

51Gfc2aPyRL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)  (Sony Readers)

極東国際軍事裁判の苛烈な攻防戦も終盤を迎え、焦土の日本に判決の下る日も近い。  勝者が敗者を裁く一方的な展開に、言語調整官として法廷に臨む賢治は、二つの祖国の暗い狭間で煩悶する。  そして唯一の慰めであった梛子の体に、いつしか原爆の不気味な影が忍び寄る......。  祖国とは何か。  日系米人の背負った重い十字架を、徹底的な取材により描ききった壮大な叙事詩の幕が下りる。  (Sony Readersより転載)

山崎豊子さんの作品は悲劇的なものが多いなぁ・・・・・。  「白い巨塔」しかり、「華麗なる一族」しかり、そしてこの「二つの祖国」しかり・・・・・。  なまじこれらの作品の主人公たちが途中までは強靭な精神力の持ち主として描かれているだけに、最後が・・・・。  

個人的にはこの作品に於いて、賢治と梛子さんの恋愛エピソードは不要なものに感じました。  もちろんあの時代にアメリカの日系人迫害を逃れたアメリカ国籍を有する日系2世の人が広島で被爆したというエピソードと彼女が最期に漏らす「私はアメリカの敵だったのでしょうか?」という問いかけはとても重要だと感じるし、この物語の中で別の形でなら出てきて然るべき話だとは思うけれど、本妻エミーとの不仲とか友人の元ワイフとの恋愛模様っていうのはどうなのかなぁ・・・・。

なまじそこに恋愛関係を持ち込んだことにより賢治の絶望感の深刻さがちょっと別物になってしまったような印象を受けるんですよね。  初読の20余年前にはこの「悲劇性」にただただ感情的に埋没しちゃっていて、気が付かなかったことなんですけど・・・・・。  本来この小説は「国家と個人」というテーマを真摯に扱う物語になるべきだったところ、そのいとも厄介なテーマをやんわりとオブラートに包んで終わらせちゃったような気がして仕方ない・・・・・。  

実際、この物語が執筆された時代(≒ KiKi が若かりし時代)には、KiKi をはじめとする多くの若者があの戦争を過去のものとして忘れ去り、同時に過去の「国粋主義」への反省(?)からか、個人主義にどんどんはまっていって、挙句、KiKi のように「愛国心が薄い」という自覚のある世代をじゃんじゃん生んでいた時期だったわけで、そうであるだけにそこに何となく読者に媚びているような、敢えて軟派を気取っているような不自然さに近いもの・・・・を感じてしまいました。

もっともあの若かりし頃にはこのエピソードがなかったら、あまりにも重すぎるテーマについていくことができず、軽佻浮薄に日々を過ごしていた KiKi は放り出してしまっていたかもしれないのも又事実(苦笑)で、そうであればあの「東京裁判」を知らなければならないという義務感のようなもの・・・・・を感じることさえなく、この歳まで生きてきてしまったかもしれないんですけど・・・・・ ^^;

第1巻を読了後、TV番組の影響で浮気をしちゃった「逆説の日本史」の続きにも強烈に惹かれ、2つを天秤にかけた末に、結局は「二つの祖国」に戻ることにしました。  う~ん、二つの祖国の狭間で悩みぬいている賢治さんの気持ちがよくわかるなぁ(苦笑  まあ、彼の苦悩はこんなおめでたいレベルのそれではありませんけどね)  ま、てなわけで、本日の KiKi の読了本はこちらです。

二つの祖国(2)
著:山崎豊子  電子書籍

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合衆国への忠誠を示すため、砂漠の強制収容所から米軍に志願し、欧州戦線に向かった末弟・勇。  日本で教育を受け、帝国陸軍兵士として出征した次弟・忠。  自らも米軍の語学将校となって南太平洋に配属された賢治は、血を分けた弟と戦場で出会うことを恐れていた。  しかし地獄のフィリピンで彼が遭遇した、痩せさらばえた日本兵は......。  戦争は天羽一家の絆を容赦なく引き裂いてゆく。  (Sony Readers より転載)

この巻でもっとも心に残るのは、やはり天羽家三兄弟のあまりにも酷過ぎる運命ではないでしょうか??  日系2世というまさに本書のタイトルどおり、「二つの祖国」を持つ三兄弟が、たまたま太平洋戦争突入時に何歳でどんな教育を受けどこにいたのか?という偶然性も手伝って、1人は米軍兵士として、もう1人は帝国陸軍兵士として、そして長兄として常に二つの祖国を強く意識し続けた最後の1人が米軍の語学将校として戦争に巻き込まれていく・・・・・。  その非情さには言葉もありません。

家族だからと言って誰もが同じ哲学、同じ思想というわけにはいかないのは、どんな時代であれ、そしてどんな境遇であれ、必ずしも珍しいことではないと思うけれど、彼らの場合はあまりにも残酷です。  まして、末弟の勇君はヨーロッパ戦線だからまだしも、長男 & 次男は同じ戦線に赴き、戦場で顔を合わせることになるな~んていうのは、平和ボケ時代の KiKi には想像さえできなかった出来事でした。  初読の時にはどちらかというと「小説特有の悲劇性強調型プロット」として読んでしまったこの境遇が今回の読書では「実際にそういうことがあったかどうかということ以上に、残酷な人間性の黙殺の象徴」として胸に迫ってきました。

不毛地帯(5) 山崎豊子

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今日は雨。  畑仕事や田んぼ仕事が一段落ついている今の状況でのこの悪天候は KiKi にとっては恵みの休息時間です(笑)  ま、そんな中、ようやくこの大作を読了することができました。  てなわけで、本日の KiKi の読了本はこちらです。

不毛地帯(5)
著:山崎豊子  電子書籍

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油田開発を商社マンとしての最後の仕事と思い定めた壹岐は、社内の反対を押し切り、イランのサルベスタン鉱区に賭けた。  政官界からの逆風をかわし見事採掘権の落札に成功するが、灼熱の大地からは一向に原油の噴き出す兆しはなかった......。  シベリアと中東、二つの「不毛地帯」を彷徨する一人の日本人の戦いを、戦後史を背景に圧倒的な筆致で描ききった一大巨編、ここに完結。  (Sony Readers より転載)

日本のあの時代の女性作家の作品とは思えないぐらいの重量級の物語がようやく完結しました。  KiKi にとって決して初読の物語ではなかったにも関わらず、グイグイと惹きつけられ、大作の割には一気に読み終えることができてしまったように感じます。  この物語の初読の大学時代には、戦中は大本営参謀というポジションにあり、かの敗戦でいわゆる「戦争責任」を我が事として心に刻み、商社マンとしての第二の人生に真摯に対峙する壱岐正の生き様・・・・みたいなものに感銘を受けたものでしたが、自分自身が社会人としての生活を長く続け、今の年齢に至った KiKi にとっては主人公の人物造形にはどうしても「嘘くささ」を感じる読書になってしまいました。

にも関わらず、これだけ熱中して読むことができた背景には、KiKi がこの物語の主人公を「壱岐正」とは見做さず、「敗戦から立ち上がろうとする日本社会そのもの」という視座があったからだったように感じます。  KiKi 自身はこの物語からはるかに時代を下った「高度経済成長真っ只中」の時代に生を受け、幼年期を過ごし、バブル期と呼ばれる時代に学生時代及び社会人新人時代を過ごしてきたわけですが、祖父母、父母が壱岐正とは立場こそ違えど必死に立ち上がろうとしていた様を、自分なりの物差しを持って見つめられるほどには成熟していませんでした。  

岩波少年文庫の旧版の「発刊に寄せる言葉」にある

一物も残さず焼きはらわれた街に、草が萌え出し、いためつけられた街路樹からも、若々しい枝が空に向かって伸びていった。  戦後、いたるところに見た草木の、あのめざましい姿は、私たちに、いま何を大切にし、何に期待すべきかを教える。  未曽有の崩壊を経て、まだ立ち直らない今日の日本に、少年期を過ごしつつある人々こそ、私たちの社会にとって、正にあのみずみずしい草の葉であり、若々しい枝なのである。

が、この物語の時代の人びと(それは必ずしも主人公である壱岐正に限らず、物語に登場する近畿商事の様々なポジションの人々、政治家、秋津(兄)、ライバルの鮫島さん)の生き様の中に、的確に描写されている・・・・・。  そんな感慨を持ちました。  なまじ現実社会の中の誰かさんとこの物語の中の誰かさん(法人も含め)が安易にリンク付けしやすいだけに、あたかも伝記物語、事実であるかのように感じられちゃうのがこの物語のもっとも大きな難点なんじゃないかと・・・・。  


不毛地帯(4) 山崎豊子

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同時進行で読み進めていた本が一挙に読了状態へ・・・・。  やっぱり田舎の農繁期生活と都会の生活では読書量に雲泥の差が出ることを我が身で確認しちゃった気分です(笑)  ま、いずれにしろ、本日の KiKi の読了本はこちらです。

不毛地帯(4)
著:山崎豊子  電子書籍

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フォーク社との虚々実々の交渉の裏で、壹岐は資源に乏しい日本の将来を見据え、原油確保の手段を模索していた。  腹心の部下・兵頭はイランやリビアに飛び、文化や商習慣の違いに悩まされながら油田開発の可能性を探る。  一方、フォーク社との交渉は最終段階に至って、ライバル東京商事の暗躍で思いもかけない展開に......。  専務に昇進し、近畿商事ナンバー3となった壹岐の戦いは続く。  (Sony Readers より転載)

現在であってさえも、コレを巡って世界のあっちこっちで利権やら紛争やら何やらと大騒ぎの「石油」にお話が移行しました。  KiKi は外資系の会社でのお仕事が長かった関係で、米国とか西欧諸国、そしてアジア諸国(除く共産圏)とのビジネスっていうのはそこそこ関与する機会があったんですけど、さすがに中近東っていうのは相手にしたことがないので、オイルビジネスの描写はかなり興味深く読むことができました。

ただ、第3巻でもちょっと感じてはいたんですけど、この第4巻に至って、ものすご~く違和感があったのが、壱岐さんにしろ里井さんにしろ、大手商社のナンバー2 or 3の割にはやっていることがプレイング・マネージャー的だなぁ・・・・・ということです。  これは時代の違い・・・なのかもしれないんだけど、何て言うか、組織で仕事をしているっていう感じがあんまりなくて、個人技で仕事をしている・・・・そんな印象なんですよね。

まあ、根回し的な、交渉的なことっていうのは最後は組織の上の方の人たちの顔やら繋がりやら何やらかにやらで動く部分が多いのは事実そうなんだけど、かたや副社長、かたや専務という肩書を引っ提げている割には KiKi なんかがイメージするマネージメントっぽさがない・・・・・とでも言いましょうか??


6月から1か月限定の出稼ぎ仕事がある・・・・はずだったのですが、急遽そのお仕事は大手コンサルティング・ファームに持っていかれ、再びプ~に戻ってしまいました。  まあ、下手にこの仕事が長引くと秋の稲刈りに問題が発生することを心配していた KiKi としては仕事がなくなってしまったことに安堵するような、がっかりするようなちょっぴり複雑な心境だったんですけど、何よりも残念だったことは通勤時間を利用しての読書タイムがなくなってしまったことだったりします(苦笑)

ま、その仕事の関係で上京し、たまたまこちらでの生活のためにネット注文していた「おぎのや空釜専用漬物キット」(← これ、美味しいんですよ。  以前「横川SA」で購入して、以来、KiKi は大ファンなんです 笑)が届くのを待っている時間を利用して、読了本の Review を書いておきたいと思います。

不毛地帯(3)
著:山崎豊子  電子書籍

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次期戦闘機商戦に勝利し、中東戦争をめぐる商機を掴んで利益を挙げた壹岐は、社の経営方針転換を提唱。  経営不振の千代田自動車への関与を深めようとした矢先、米巨大自動車企業フォークの社長が突如来日する。  虎視眈々と日本市場を窺うフォーク社に対し、壹岐はアメリカ近畿商事の社長となって千代田自動車との提携交渉を進めるが......。  国際経済戦争の過酷な現実に壹岐は苦悩する。  (Sony Readersより転載)

この巻の中心となるお話は日本の「資本自由化」の時代の商社マンたちの経済戦争のお話です。  メインとなる商談は「自動車会社の資本提携」で、かつての鎖国時代さながらに国内産業擁護一辺倒だった我が日本国がグローバル化への舵をきりはじめた時代を描いています。  KiKi にとって最も感慨深かったのは、あの戦争が終結し、そこそこの時間を経て強いアメリカ自動車産業が弱い日本自動車産業に食指を伸ばし始めていた時代があり、そこからさらに又そこそこの年月を経て、KiKi の学生時代には「日米貿易摩擦」な~んていうことが言われ始めた時代があったという事実でした。

KiKi は学生時代にESS (English Speaking Society) というクラブに所属し、1年生の時のその活動の中の Discussion で、「日米貿易摩擦」をテーマにした大学対抗の大会に出場しました。  これは壱岐さんたちが必死になって強者アメリカに対峙していた時代とはパワーバランスがある意味で逆転し、低燃費の日本の自動車産業が世界ブランドになり、日本が一方的な(?)貿易黒字を謳歌していた時代に、これから日本の貿易はどうあるべきか?を議論する場でした。  でも、この物語で描かれているアメリカ > 日本 というパワーバランスの時代は、そのほんのちょっと前、KiKi の子供時代の出来事だったんですよね~。  そしてこの日本の経済成長の果てに「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」がありバブル崩壊があったわけです。


野良仕事に追われまくっている間に少しずつ、少しずつではあるものの読了した本が2冊あるので、忘れてしまわないうちにその Review を書いておきたいと思います。

不毛地帯(1)
著:山崎豊子 電子書籍

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拷問、飢餓、強制労働――11年に及ぶ地獄のシベリア抑留から生還した壹岐正は、第2の人生を商社マンとして生きる事を決意する。  「商戦」という新たな戦いに身を投じ、戦後日本の高度成長を陰に陽に担った男を活写する、記念碑的長編。  (Sony Readersより転載)

不毛地帯(2)
著:山崎豊子 電子書籍

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商社マンとして生き抜くことを宿命と感じるようになった壹岐は、防衛庁の次期戦闘機選定に伴う商社、メーカーの熾烈な受注合戦に巻き込まれる。  国防のため、真に優れた機を採用させようと奔走するが、背後には次期総裁選をめぐる暗闘が横たわっていた。  壹岐は政界や防衛庁内の利害が複雑に絡み合う「黒い商戦」で水際立った手腕を発揮する。  しかし、その代償もまた大きかった。  (Sony Readersより転載)

KiKiの学生時代、文系男子大学生にもっとも人気のある就職先は商社でした。  今はどうなんだろう??とちょっと興味を持ったのでネットで調べてみたら、相変わらず文系男子の希望就職先ランキングでは上位を占めているみたいですねぇ。  因みにその時代、文系女子の希望就職先上位は JAL や ANA のスッチーでした。  天邪鬼の KiKi は「どうしてみんな空飛ぶ女中にそんなに興味があるんだろう??」と公言して、顰蹙を買っておりました。

まあ、綺麗な制服を着て、海外にしょっちゅう行けて、ペイも悪くなくて・・・・という意味では憧れる気持ちもわからないじゃないし、未だに「男尊女卑」が根強かった日本社会においてスッチーという世界だけに関しては「女性天国」みたいなイメージもあったんですよね。  KiKi は大手の会社で「うちの課の女の子」に甘んじる気はさらさらなかったけれど、かと言ってスッチーになる気にはどうしてもなれなくて、夢想していたのはスッチーとして人様にサービスする側よりもスッチーにサービスしてもらう側の人間になりたいと思っていました(苦笑)。

さて、この物語、KiKi が初めて読んだのは学生時代でした。  「戦争を知らない子供」として生まれた KiKi にとって、この物語の第1巻で描かれるソ連抑留時代の主人公の描写はショックを通り越して、毎晩うなされるほどの衝撃がありました。  そして平和な時代に生まれ、国家に守られているという実感こそないものの、日々生命の危機を感じずに生きられることに深く感謝したものでした。

余談になりますが、大学院進学という選択肢もあった中で「早く社会に出て一人前にならなくては!!」という焦りにも似た気持ちを持った背景には主人公をはじめとする戦後日本の復興に尽力する商社マンたちの生き様に影響を受けた部分が多分にありました。  「自分が社会のために何ができるのか?」は当時の KiKi にとって想像を絶するほどの甚大なテーマでした。  と同時に KiKi が生まれて初めて「女に生まれたこと」に対して、ある種の置いてけぼり感を募らせた物語でもありました。

と言うのも、当時の商社では「女子社員」というヤツは男子社員の花嫁候補生、いわゆる「腰掛け就職」が歓迎される風潮のようなものが根強くあったんですよね~。  学生時代までは男女差別とは無縁の世界で時間を過ごしてきたにも関わらず、社会に一歩踏み出そうとすると「性差別」が根強く蔓延っていた時代、根拠はないまでも「その気になれば KiKi だって!!」というような想いに苛まれたものでした。

吾妻郡図書館で書架とは別に平積み(と、図書館でも言うのかどうか知らないけれど ^^;)コーナーができていて、ふと目に留まったので借りてみました。  たまたま Sony Reader を購入したばかり・・・・ということもあって、そろそろこの辺りの事情にも通じておく必要があるかなぁ~なんて感じたもので。  ま、てなわけで本日の KiKi の読了本はこちらです。

電子書籍の衝撃
著:佐々木俊尚 ディスカヴァー・トゥエンティワン

41f9-6kRHbL._SX230_.jpg (Amazon)

私は年に数百冊も本を購入し、たぶん百冊以上はちゃんと読んでいる活字中毒者です。  そして同時に、年に四~五冊も本を出している書き手のひとりでもあります。  その意味で、キンドルやiPadのような電子ブックリーダーが出てくることによって、本の世界がどう変わっていくのかは自分にとっても切実な問題としてとらえています。  本文中で何度も書いていますが、間違えてはならないのは、「電子ブックの出現は、出版文化の破壊ではない」ということです。  何千年も同じような活字形式で人々に愛されてきた本は、そう簡単には崩壊はしません。  そこがたかだか数百年の歴史しかない新聞や、あるいは登場してから数十年しか経っていないテレビとは違うところです。  でも活版印刷が十五世紀に発明されて本の流通と読まれ方が劇的に変わったように、電子ブックも本の流通と読まれ方を大きく変えるでしょう。  (新書本裏表紙より転載)

BookReader を購入したのはよいものの、肝心要のソフト(要するに本そのもの)を買ってみようと Reader's Store を訪ねてみても現段階での出版冊数は少ない(とくに KiKi のアンテナに引っかかってくるものは少ない)うえに、紙もインクも流通も必要ない割には高く感じられる価格設定に疑問を抱かずにはいられない昨今。  電子書籍の登場で今後何が起こり、世の中がどんな風に変わっていくのかを考えてみたくてこの本を手に取ってみました。  でもね、そういう KiKi の知りたい「これから」のことに関してはさして示唆があるとは思えない本でした。

まあ、このての本には賞味期限があるのは致し方ないことだけど、2010年に発刊されたばかり・・・・ではあっても網羅されている情報が今となっては古くなっちゃっているので、どうしても新鮮味には欠けるうえに、著者の経歴がジャーナリストであってアントレプレナーではないためか、将来のビジネスモデルに関する示唆のようなものは皆無(要するに現状分析程度)で終わっちゃっているんですよね~。  この本の副題が「本はいかに崩壊し、いかに復活するか?」となっている割にはその崩壊の過程も、ましてやその後不死鳥のように蘇る可能性に関してもまったく触れていない・・・・・と言っても過言ではないように感じました。


今回の群馬⇔東京移動時の読み物として昨年末に購入した電子書籍にダウンロードしてあった小説を読了しました。  昨年3月のあの大震災の記憶がまだまだ生々しいこの時期にこの物語を読むのは正直なところ恐かったりもしたんだけど、同時に「今ならばあの物語を荒唐無稽の絵空事」としてではなく読むことができるのではないか? な~んていうことも感じていました。  ま、てなわけで本日の KiKi の読了本はこちらです。

日本沈没(上)(下)
著:小松左京 小学館eBooks

51OS8tp1FLL._SX230_.jpgのサムネール画像 (Amazon)

51C+-EJB6AL._SX230_.jpg (Amazon) (Sony ReaderStore)

伊豆諸島・鳥島の東北東で一夜にして小島が海中に没した。  現場調査に急行した深海潜水艇の操艇者・小野寺俊夫は、地球物理学の権威・田所博士とともに日本海溝の底で起きている深刻な異変に気づく。  折から日本各地で大地震や火山の噴火が続発。  日本列島に驚くべき事態が起こりつつあるという田所博士の警告を受け、政府も極秘プロジェクトをスタートさせ、日本人を全員海外へ移住させるべく、極秘裏に世界各国との交渉に入った。  小野寺も姿を隠して、計画に参加するが、関東地方を未曾有の大地震が襲い、東京は壊滅状態となってしまう。  そして日本沈没の日は予想外に早くやってきた。  日本人は生き残れるのか。  全国民必読。  (Amazon より転載)

子供時代に父親の本棚から失敬して一度は読んだことのある作品だったはずなんだけど、正直なところどんな物語だったのか全くと言っていいほど記憶に残っていなかったこの作品。  元々女の子受けするような作品じゃないし、「地球物理学」な~んていう訳のわかんない話がポンポン出てくるし、世界情勢はおろか当時のクラス・メイトの中にも確実に存在していたはずのパワー・バランスにも無頓着だった KiKi が理解できていたはずもないわけで・・・・・ ^^;  ただ単に「活字に飢えていた」というそれだけで読み切るだけは読み切った(というよりは活字だけは追って終わってしまった)物語だったんだろうと思います。

大体において当時の KiKi は親の懐でヌクヌクと毎日を過ごし、贅沢こそはさせてもらえなかったけれど衣食住に事欠くことだけはなく、ついでに「大地は揺るぎないものである」というある種の無条件の信頼を持っていたお子ちゃまだっただけに、このお話はどこかのちょっとぶっ飛んだおっさんの妄想だらけのお話だと思っていたようなところがあります。  一応静岡県という地震のメッカで育った KiKi だけど、それでもこの物語で描かれているような大震災も津波も現実味はなかったし、まして日本列島が沈没するな~んていうことは「ありえないお話」だと勝手に思っていたんですよね~。  「ありえないお話」であればこそ、ひとたび大震災に見舞われたらそれまでの自分の生活が一変するな~んていうことは想像もできなかったし、百歩譲って「何か」が起こったとしても両親がしっかりと自分を守ってくれるとお気楽に考えていたあの時代。  今にして思うと幸せな時代だったよなぁ・・・・・。


電子書籍体験 Part1

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さて、今年の自分への X'mas Present に電子書籍リーダーを購入した KiKi ですが、その後、どんなことをしているかの経過報告(?)をしておきたいと思います。  リーダーそのものを購入し、1,400冊もの本を持ち歩けるようになったことにホクホクしていたのもほんの束の間、ふと冷静になって考えてみれば1,400冊を持ち歩くためには1,400冊分電子書籍を購入しなくちゃいけないことに気が付きました(^^; 今更・・・・ですが)。  iPod の場合はこれまでに大切に集めてきたCDをせっせと iPod に読み込ませさえすれば良かったわけだけど、こちらはそういうわけにはいきません!!

さらに言えば、持ち歩いて折に触れて「ここ」という箇所を読み返したい本はあるけれど、そういう作品に限って長編で(指輪物語とか、上橋さんの「守り人シリーズ」とか、司馬遼太郎さんの作品とか、塩野七生さんの「ローマ人の物語」とか)、KiKi の蔵書の中でも燦然と光を放っているわけですが、その多くは電子書籍では販売されていない(? 少なくともまだ KiKi は見つけることができていない)ときています。  ま、てなわけでその使い方に明確な Vision を持てない数日を過ごすことになってしまいました。

とは言ってもせっかく購入した新しい機器をそのまま放置するな~んていうことは KiKi の経済観念(?)が許すはずもなく、まずは購入時にプリ・インストールされていたこれらのラインナップからいくつかを選抜して読んでみました。  因みに KiKi が今日までに読了(・・・・と言ってもこのプリ・インストール。  1冊丸ごとがプリ・インストールされているわけではなくて、ほんのさわりだけが入っているので、読了という言葉にはそぐわないような気がしないでもありませんが・・・・・ ^^;)したのは以下のとおりです。

読む年表 日本の歴史―渡部昇一「日本の歴史」特別版  著:渡部昇一  ワック

南極越冬隊タロジロの真実  著:北村泰一  小学館

ドラッカー 時代を超える言葉  著:上田惇生  ダイヤモンド社

半農半Xという生き方  著:塩見直紀  ソニー・マガジンズ

どれもこれも、そこそこ面白かったけれど、印刷本とほぼ同じぐらいの金額のフルプライスで買いたい本か?と問われれば、否としか言いようのない感じ・・・・・。  仮にこれらの本の残り部分を読みたいと思ったとしても、ブックオフか Amazon Market Place で古本を購入すればいいや・・・・という感じが否めない。  まして KiKi のもともとの読書傾向としてベストセラー本をタイムリーにお金を出して買ってまでして読みたいタイプではなく、どちらかと言えば「文庫本待ち、中古本待ち」で、可能な限り安価でコツコツと集め、大切にしたい本に関しては蔵書とすることに喜びを感じるタイプなので、どうも電子書籍販売サイトで売られている本にはあんまり興味が持てないような気がしてきたここ数日でした。

  

今年のX'mas Present

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昨日は X'mas Eve。  皆さんはどんな一日をお過ごしだったのでしょうか??  KiKi はLothlórien_山小舎で超地味ぃ~な Eve を過ごしていました。  イルミネーションなし、ツリーなし、ケーキなし、BGMなし。  でもね、そんな KiKi でもたった一つだけ「なしでは済まさなかったもの」があります。  それが X'mas Present!!  KiKi の世代にとって X'mas は誕生日と並ぶ大切なプレゼントの日なのですから、これだけは忘れるわけにはいきません。  (・・・・・と考える時点で KiKi の物欲はまだまだ現役であることが自覚できます ^^;)  でもね、今年のある時点までは「もう欲しいものってないよなぁ。  強いて言えばトラクター??」ってな感じだったんですけど、年末が近づくにつれ欲しくなってしまったもの。  それはこちらです。

ソニー 電子書籍 Reader PRS-T1(レッド)※WiFiモデル PRS-T1-R

31kwR4EPlwL._SL500_AA300_.jpg  (Amazon)

◆紙の本のように読みやすい  ◆ポケットサイズに約1400冊持ち歩ける  ◆紙の本のように長時間読めるスタミナ  (Amazon より転載)

まあ、お仕事に復帰しない限りは、必要ないって言えば必要ないツールであることは百も承知だったんだけど、やっぱり1400冊もの本を(そこまで多い必要もないけど ^^;)を持ち歩けるっていうのは魅力だし、一応 WiFi モデルなので本を読んでいてちょっと疑問に思うこととか調べたいことがあった際にインターネット検索ができるっていうのも魅力かなぁと思って、手を出しちゃいました。

もっとも、よくよく考えてみるとこれ専用のソフト(つまり本)を買うのにこれまたおカネがかかるわけで、1400冊はおろか100冊だって新たに購入するっていうことは今の KiKi にはちょっとシンドイかもしれないっていうことに、今さらながら気がついちゃいました。  当面は「青空文庫」あたりをダウンロードするしかないのかもしれません・・・・・ ^^;

1つ感動だったのは、電子書籍の場合、文字のサイズをある程度調節できることです。  だんだん老眼がすすんできた KiKi にとってこれは結構有り難い機能になっていくような気がするんですよね~。  最近では「岩波文庫」あたり(特にちょっと古い版)は KiKi には字が小さすぎて、読んでいて疲れちゃうんですよ。  昔はなんてことなかったんですけどねぇ・・・・・。            

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