2011年月別読書まとめの最近のブログ記事

2011年12月の読書のまとめです。

12月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:5681ページ
ナイス数:59ナイス

三銃士〈下〉 (岩波少年文庫)三銃士〈下〉 (岩波少年文庫)
この物語を読むまでは「魔性の女」の魅力にはまったく気が付かなかった KiKi が、「ミレディってカッコいい!!」と目覚めちゃった作品です。  正直なところモテモテのアンヌ王妃よりも、ダルタニャンの恋の相手のボナシゥ夫人よりも、はるかに印象的でカッコいい♪  まあ、最期はちょっと哀しいけれど・・・・・。
読了日:12月31日 著者:アレクサンドル デュマ


三銃士〈上〉 (岩波少年文庫)三銃士〈上〉 (岩波少年文庫)
いやはや、子供時代に抄訳ものながらもこの「三銃士」や「モンテ・クリスト伯(岩窟王)」や作家は違うけれど「ああ、無情(レ・ミゼラブル)」を読み耽っていたのを懐かしく思い出します。  そんなワクワク・ドキドキの後遺症が未だに残っている KiKi は映画なんかでもコスチュームものが大好きだし、英雄伝とか騎士物語が大好物なんですよね~。  その根っこにある1冊は間違いなくこの「三銃士」なんですよね。
読了日:12月29日 著者:アレクサンドル デュマ


リンゴ畑のマーティン・ピピン〈下〉 (岩波少年文庫)リンゴ畑のマーティン・ピピン〈下〉 (岩波少年文庫)
この物語、恐らくは文字で読むよりはマーティン・ピピンがしているようにリュートなんかを静かに奏でながら音で聞いたらもっと素敵に感じられる物語なのかもしれません。  男嫌いの娘たちに「恋の素晴らしさ」を物語る、ちょっとおとぎ話チックなお話が延々と続くんですけど、恋することに憧れ、恋に恋する年代の女性ならいざ知らず、KiKi のようにすれっからしになっちゃったおばさん(と言うよりおばあさん?)世代にしてみると「ま、そんないいモンでもないけどね・・・・・」みたいな気分になっちゃうんですよね~(苦笑) いえね、K
読了日:12月29日 著者:エリナー ファージョン


リンゴ畑のマーティン・ピピン〈上〉 (岩波少年文庫)リンゴ畑のマーティン・ピピン〈上〉 (岩波少年文庫)
この物語は好き・嫌いがはっきりと別れちゃう物語なんじゃないかしら?  そして恐らくは多くの男性からは「こそばゆくて読んじゃいられない・・・・」という拒否反応を食らっちゃう物語のような気がします。  かく言う KiKi もこの本の対象年齢である中学生~高校初年度ぐらいの年代だったら(ま、要するに「恋に恋する世代」だったら・・・・っていうことだけど)、今よりはワクワク・ドキドキしながら読めた本のような気がします。  でも、今の年齢になるとねぇ・・・・・。  ちょっとビミョー・・・・・かな。
読了日:12月27日 著者:エリナー ファージョン


天国を出ていく − 本の小べや〈2〉 (岩波少年文庫)天国を出ていく − 本の小べや〈2〉 (岩波少年文庫)
この本、一つ一つの物語もキラキラしていてとっても素敵なんだけど、それよりなにより惹かれてしまうのは挿絵です。  どれ1つをとってもため息ものなんですよね~。  モノクロ(表紙は彩色されているけれど、それでも色数をぐっとおさえてある)なのに、色が浮かび上がり、静止画なのに空気や風が香り立つような感じ・・・・・とでもいいましょうか。 そしてそれにさらに輪をかけて素晴らしいのが石井桃子さんの美しい日本語です。  これにはもちろん著者であるファージョン自身の持っている品格・・・・のようなものも大いに寄与している
読了日:12月25日 著者:エリナー・ファージョン


ムギと王さま―本の小べや〈1〉 (岩波少年文庫)ムギと王さま―本の小べや〈1〉 (岩波少年文庫)
この本、一つ一つの物語もキラキラしていてとっても素敵なんだけど、それよりなにより惹かれてしまうのは挿絵です。  どれ1つをとってもため息ものなんですよね~。  モノクロ(表紙は彩色されているけれど、それでも色数をぐっとおさえてある)なのに、色が浮かび上がり、静止画なのに空気や風が香り立つような感じ・・・・・とでもいいましょうか。 そしてそれにさらに輪をかけて素晴らしいのが石井桃子さんの美しい日本語です。  これにはもちろん著者であるファージョン自身の持っている品格・・・・のようなものも大いに寄与している
読了日:12月24日 著者:エリナー ファージョン


バラとゆびわ (岩波少年文庫)バラとゆびわ (岩波少年文庫)
KiKi は大学時代、一応英文学部を出たわけですが、実はサッカレイの作品とはこの作品以外で出会ったことがありません。  一応英文学史の授業で彼の代表作として「虚栄の市」とか「ヘンリー・エズモンド」な~んていう作品があることは知っているけれど、興味を持って読んでみようと思ったことさえありません。  ま、そういう意味では KiKi のアンテナにはあんまり引っかかってこなかった作家の1人です。  正直なところ、この作品を読んだ後でも、先日のロダーリさんとは異なり、「サッカレイの別の作品も読んでみたい!」と思わせ
読了日:12月23日 著者:サッカレイ


猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)猫とともに去りぬ (光文社古典新訳文庫)
ああ、やっぱりロダーニさんの作品は好きだなぁ・・・・。  この年齢になるまで出会えなかったのがホント残念だけど、逆に今の KiKi だから彼の作品の良さがわかるという部分も多いような気がします。  どのお話も言ってみればナンセンスの塊なんだけど、そこに風刺とか皮肉が含まれているので思わずクスクス笑いながら読めちゃうんですよね~。  短編集だから1編1編が短くて、気軽に読めちゃうわりにはどの1作にもピリリと利いた刺激(毒?)がある。  こういうユーモアセンス、KiKi は憧れちゃうんだよな~。 どの1編も
読了日:12月22日 著者:ジャンニ ロダーリ


秋山真之―伝説の名参謀 (PHP文庫)秋山真之―伝説の名参謀 (PHP文庫)
こちらの本で良かったのはあの「日本海海戦」以後の真之さんのことがわずかながら書かれているっていうことと、あとがきの中にあったこの言葉に感銘を受けたこと・・・・・ぐらいでしょうか? 「史は詩であり志である」 司馬さんの「坂の上の雲」を読んでいても感じる高揚感は、まさにこの言葉に凝縮されていると思うんですよね~。  「歴史に学べ」とは言い古された言葉だけど、私たちが偉大なる先人に学ぶべきことの1つはこの「志」じゃないかなぁ・・・・と。  志のあるところに事が成り、その事が歴史として後世に伝わり感動を生む
読了日:12月21日 著者:神川 武利


青矢号―おもちゃの夜行列車 (岩波少年文庫)青矢号―おもちゃの夜行列車 (岩波少年文庫)
貧しいフランチェスコが勇気を振り絞ってベファーナさんのお店に入り「どうして自分はプレゼントをもらえないのか?」と尋ねたり、子供らしい哀願するような眼差しでショーウインドーに張り付きおもちゃたちを眺めたり、現実の厳しさに涙を流すのを見てショーウィンドーに飾られたおもちゃ全部がもらい泣きをしてしまう様子等々は、一気に感情移入させられちゃって、おもちゃたちが申し合わせておもちゃ屋さんを脱走してフランチェスコの家を目指す相談を始めるな~んていうナンセンス極まりないプロットにも目いっぱいの説得力が漂っちゃうように感
読了日:12月18日 著者:ジャンニ・ロダーリ


RDG5  レッドデータガール  学園の一番長い日 (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日 (カドカワ銀のさじシリーズ)
この作者さん、「山伏」やら「陰陽師」やら「忍者」やら「神霊」やらと奥深いものをあたかもオールスターキャストの如く登場させているけれど、この先これらの方々を「舞台背景」以上のものに深めていくつもりはあるんでしょうかねぇ・・・・。  恐らく普通に、しかも「都市」で生活している普通の人にしてみれば「ちょっと謎めいたエキゾチックな存在」というイメージ先行のこういう特殊な人たち。  それは隣のおじさんがそうだとかうちのお兄ちゃんがそうだということがない、いわゆる「非日常の存在」だから「謎めいてエキゾチック」なわけだ
読了日:12月17日 著者:荻原 規子


チポリーノの冒険 (岩波少年文庫)チポリーノの冒険 (岩波少年文庫)
これは一見(というより一読)、とっても楽しい物語ですねぇ。  でも、実は楽しい物語というよりはかなり深い物語です。  登場人物(?)たちは野菜や果物の姿を借りていてとってもユーモラスなんだけど、実は真面目に一所懸命に生きている庶民たちの姿とその上に胡坐をかいている支配者階級を風刺しているし、物語のプロット自体は独裁制から共和制へと流れていく歴史を描いている・・・・という、なかなかに練りこまれた作品なんです。  著者の人間観察の力は大変なもので、人物造形(? と呼ぶべきなのか、野菜造形と呼ぶべきなのか? 笑
読了日:12月16日 著者:ジャンニ・ロダーリ


星の王子さま (岩波少年文庫 (001))星の王子さま (岩波少年文庫 (001))
今回の読書が大人になってから2度目の読書(前回は30代の半ばだった)だったんだけど、今にして思うとこの本は KiKi にとって毎年毎年繰り返し読み返す本ではないけれど、10年か15年おきぐらいに読み返しながら「自分が知らず知らずのうちに手放したもの」や「自分が『大人の分別』と考えるようになったある種の物差しの目盛」を確認するための本のような気がしています。
読了日:12月14日 著者:サン=テグジュペリ


クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)
あのディケンズの名作の1つが岩波少年文庫に収録されているのは嬉しい限りです。  大作が多い中でディケンズ作品の入り口としてはまずまず・・・・なんじゃないでしょうか??  もっとも、KiKi の子供時代ならいざ知らず、現代の日本の子供たちがこの「キリスト教的説教臭さ」を受け入れてくれるのかどうか・・・・はちょっと疑問かもしれません。  特に過去の幽霊が見せてくれたあの「スクルージ少年」がどうして今の「スクルージさん」になってしまったのかは詳らかにはされていないし、いかに自分の葬式シーンを見せつけられたからと
読了日:12月14日 著者:チャールズ ディケンズ


ターシャの庭づくりターシャの庭づくり
読了日:12月13日 著者:ターシャ テューダー,リチャード・W. ブラウン

さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)
クラシック音楽のブログを書いたり、音楽鑑賞を日常的な趣味にしていたり、長い年月をかけて音楽を聴きながら想像力(妄想?)を膨らませてきた人間にとっては、この本で描かれる音楽描写にはスンナリと馴染むことができたし、ついでに言えば身に覚えもあったりもするので楽しく読むことができました。  ま、肝心要のミステリーとしてのできがどうか?と問われると、ミステリーにさほど造詣が深いわけではない KiKi であっても「え?  そんなのってアリ??」って感じちゃったぐらいだから、どうなんでしょうか??
読了日:12月12日 著者:中山 七里


絵のない絵本 (新潮文庫)絵のない絵本 (新潮文庫)
全部で33の月が語る短い情景的な物語。  あたかも夏目漱石の「夢十夜」のような、稲垣足穂の「一千一秒物語」のような、はたまた「千一夜物語」のようなといったちょっと幻想的な雰囲気の物語集です。  「絵のない絵本」というタイトルが表しているとおり、絵画的な繊細な描写が見事な作品で、この言葉によって紡がれる情景を読者の想像力によって「絵」に仕上げる絵画作品・・・・と言っても過言ではないような気がします。
読了日:12月10日 著者:アンデルセン


文庫ギャラリー ちひろのアンデルセン (講談社文庫)文庫ギャラリー ちひろのアンデルセン (講談社文庫)
この本は「講談社文庫」のラインナップなんだけど、文庫と言いつつもこれはカテゴリーとしては絵本の部類に入る本なんじゃないかと思います。  何せ、活字部分がほとんどなくて、8割がたが彼女の絵なんですから!(笑)  KiKi が子供時代に手にしていた「アンデルセン童話」はいわさきちひろさんの挿絵ではなかったんだけど、大人になってからあちこちの本屋さんで彼女の筆による挿絵のついた「アンデルセン童話」をいくつも目にしました。  ただ残念なことにどの一冊もちゃんと読んでみた(と言うより眺めてみた と言うべきかしら?)
読了日:12月10日 著者:


もういちど読む山川世界史もういちど読む山川世界史
何とまあ、面白味もへったくりもない本でしょうか??  ここまで総花的 & 事実の羅列のみの本だと目が活字の上をすべっていって、結果頭には何一つ残らない(少なくとも KiKi には)という事実をつきつけられ、ある意味読書に使った時間を返してほしいと思っちゃうような本でした。  強いて言えば KiKi の学生時代の教科書に比べると「現代史」に近づけば近づくほど読みやすくなる(要するに背景的なことが少しは細かく書かれ始める)ということと、時々挿入されている「コラム」部分に面白味がある・・・・というのが長所と言え
読了日:12月07日 著者:


赤い蝋燭と人魚赤い蝋燭と人魚
今回、並行して読了したターシャ・テューダーの「醜いもの、苦しみ」といった負の要素を徹底的に排除した挿絵は美しいうえに安心感があり、眺めながらお茶なんぞを飲んでお菓子も食べて・・・・と言った気楽さが漂うのに対し、このお話 & この絵は思わず威儀を正してお茶もお菓子も手放して、緊張感あふれて味わう作品っていう感じなんだけど、その威儀を正し、すべてを手放して集中している中で感情の激しい起伏が発生して、そのうねりに身を委ねているうちに自分の心の中にだけでもいいからぽっと灯り(ともり)消えることのない蝋燭の灯り(あ
読了日:12月06日 著者:小川 未明


ターシャ・テューダーの人生ターシャ・テューダーの人生
今となっては彼女の名前は「ルイ・ヴィトン」や「カルヴァン・クライン」や「ココ・シャネル」や「ダナ・キャラン」と同じようにある種のブランドと化しているけれど、恐らく素顔の彼女は気難しくて、どちらかと言えば人嫌いで、偏屈なタイプの女性だろうな・・・・とNHKの番組で感じた KiKi はそんな彼女がいかにコマーシャリズムに乗っかったのかに強烈な興味がありました。 この本を読んでいてわかったのは、絵本作家としての彼女はいわゆる職人であり、その職人芸によって生活の糧を得ていたわけだけど、今ある彼女(と言っても最早
読了日:12月05日 著者:ハリー デイヴィス


高橋是清 [新装世界の伝記]高橋是清 [新装世界の伝記]
子供時代にはそれなりに結構な冊数を読んだものの、大人になってからは全くと言っていいほど手に取らなくなったジャンルの1つが「伝記」です。  まして、「織田信長」とか「徳川家康」とか「坂本竜馬」とかであればそんな子供時代にも読んだ記憶がある伝記の1冊だけど、この「高橋是清」な~んていう人に関しては、日本史の教科書でお目にかかったことはあっても伝記として本が出ていることさえ知らなかった人物です。 たまたまNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」に登場され、西田敏行さんという魅力的な役者さんが演じられているこの「
読了日:12月01日 著者:中沢 〓夫

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2011年11月の読書のまとめです。  今月は荻原作品に触発された「日本昔話シリーズ」の読書が中心となりました。

11月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4762ページ
ナイス数:45ナイス

今昔ものがたり (岩波少年文庫)今昔ものがたり (岩波少年文庫)
平安時代に編まれた全31巻、1059話の大書「今昔物語集」の中から、厳選された物語が収められています  実際の「今昔物語」の方は仏教説話がかなりの量を占めるそうなのですが、この少年文庫版では仏教説話はほんの少しで、武士が活躍する話、庶民の生活の話、泥棒の話、ちょっと怪談調の物の怪やら幽霊やらが出てくる話と硬軟織り交ぜた物語集になっていて楽しむことができます。 この本の中にも「キツネにだまされた日本人」の話が複数話収録されていて、それを読むにつけてもこの本のことを思い出します。  KiKi 自身、人間がキ
読了日:11月28日 著者:杉浦 明平


星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句 (岩波少年文庫(131))星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句 (岩波少年文庫(131))
世の中には俳句や和歌を趣味とする大人も多いけれど、あいにくそのての雅な趣味を持たずに大人になってしまった KiKi。  でも、久々にこの本で数多の和歌や俳句を読んでみると、今さらながら「日本語の美しさ」と「日本人の美意識」、「季節感」といったものに驚かされます。  この本に収録されている194編の作品の中で、既に KiKi がどこかで読んだことがあるものが約半数。  そのまた更に約半数が未だにちゃんと暗唱できる句だったのが嬉しかった(笑)。  最近ではすっかりご無沙汰の「百人一首」に含まれている詩もあり、
読了日:11月27日 著者:大岡 信


おとぎ草子 (岩波少年文庫)おとぎ草子 (岩波少年文庫)
この本の素敵だったところは、いくつかの物語の中で登場する和歌が省略されることなく掲載され(しかも読みにくそうな漢字にはルビ付き)、さらにはその後にその歌の大意も記載されていたことです。  こういう「子供向け」のお話では往々にしてカットされてしまうこれらの和歌が載っていることにより、「古い時代の日本人の心根」とでも言うべきものが香り高く滲み出ているようで、大人の KiKi には読みごたえがありました。
読了日:11月26日 著者:大岡 信


わらしべ長者―日本民話選 (岩波少年文庫)わらしべ長者―日本民話選 (岩波少年文庫)
この作品群の中で秀逸だと感じたのは、いわゆる「擬態語・擬音語」の豊かさです。  今となってはTVでしかお目にかかれない機織り機の音(キコバタトン カランコカランコ)とか、馬の首につけられた鈴の音(ジャンガ ゴンガ)とか、酒盛りのお囃子の音(トレレトレレ トヒャラトヒャラ ストトンストトン)とか、ニワトリが時を告げる真似の音(ケケロウ・・・;一番どり  ケケロウケエ;二番どり  ケケロウ ケケロウ;三番どり) etc. etc. etc........ どれもこれも現代人には決してなじみ深い擬態語・擬音語
読了日:11月24日 著者:木下 順二


かもとりごんべえ―ゆかいな昔話50選 (岩波少年文庫 (013))かもとりごんべえ―ゆかいな昔話50選 (岩波少年文庫 (013))
この本に含まれている物語も半分以上は初めて聞く(というより読む?)物語ばかりだったけれど、表題作の「かもとりごんべい」は子供時代に KiKi も絵本(だったと思う)でよく知っている物語・・・・・だったはずでした。  ところが、この本の「かもとりごんべい」は KiKi の記憶にある「かもとりごんべい」とは似て非なる物語で正直なところ一瞬「へ??」となってしまいました。  ごんべいさんがかもに飛ばされるところまではまあほぼ同じなんだけど、そこから先がかなり違うんですよね~。  因みにこの本に収録されている「か
読了日:11月23日 著者:稲田 和子


サブリエル―冥界の扉 (古王国記)サブリエル―冥界の扉 (古王国記)
この物語がなかなかよいのは主人公が完璧なネクロマンサーではないということに尽きるような気がします。  勝ち気過ぎるということもなく、弱々し過ぎることもなく、理知的ではあるものの魔法の知識やら秘められた魔力みたいなものが絶大なわけでもない。  魔法を使うにも「魔法書(マニュアル)」首っ引きで、大きな失敗こそはしでかさないまでも大成功ということもほとんどない。  18歳の女の子というキャラ設定に程よく等身大なのが◎だと感じました。 そしてさらに秀逸なのは彼女が表紙絵で首に巻いている猫ちゃんの存在です。  味
読了日:11月22日 著者:ガース ニクス


宇治拾遺ものがたり (岩波少年文庫)宇治拾遺ものがたり (岩波少年文庫)
いやはや、こうやって「少年文庫」とはいえ日本の古典を読んでみると、いかに KiKi が「絵本 or おとぎ話」以来、母国日本の民話から離れていたのかを改めて実感させられますねぇ。  同時にここに収められている47編の物語のうち、半分以上は生まれてこの方読んだこともない物語ばかりで、正直なところ「日本人としてこれでよかったんだろうか??」と思わずにはいられなかったりもします ^^;  特に KiKi の場合は国語の授業や古文の授業で勉強した物語以外は、ホント、おとぎ話でしか日本の民話と接してこなかったからな
読了日:11月20日 著者:川端 善明


RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (カドカワ銀のさじシリーズ)
あれ?  これってもう「佳境」なの???  あまりにもあちこち世界を広げている(ように感じられる)ので、まだまだ物語は序盤戦・・・・っていう気がしていたんだけど・・・・。  それに KiKi にとっては「姫神の口から語られる事実」は正直なところあんまり「驚くべき・・・・」とまではいかなかったんだけど・・・・・ ^^;  もちろん予想することさえできていなかったことを語ってくれちゃってはいるんですけど、所詮(っていう言い方が正しいのかどうかさえわからないけど)霊の語ることだしねぇ・・・・。  何だか色々な意
読了日:11月19日 著者:荻原 規子


樹上のゆりかご樹上のゆりかご
ものすご~く正直に言ってしまうと、この物語のテーマというか、「ゆりかご」が何を象徴し、「名前のない顔のないもの」が何だったのか?は最後までよくわかりませんでした。  この物語を読んでいてひたすら感じていたのは、KiKi 自身の忘れかけていた高校時代の思い出だけ・・・・だったような気がします。 この物語の舞台となる高校と KiKi が卒業した高校は決して同じ学校ではないけれど、そこかしこに「ああ、これは○○高校; KiKi が卒業した高校 でいう所の、あの行事と同じようなものだろうなぁ・・・・」と関連付け
読了日:11月18日 著者:荻原 規子


RDG3  レッドデータガール  夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)
このペースの遅さは言ってみれば現代ではそれこそ絶滅しちゃったに等しい修験道を初めとする山岳信仰の心・・・・のようなものを、現代社会の、しかももっともそういう世界とは隔絶されていると言ってもいい若い世代に知らしめるというあまりにも壮大なプラン故の副作用のようなもの・・・・と考えるしかないのかもしれません。  でもね、KiKi が思うにこういう世界観ってRPGなんかで当たり前のように遊んでいる世代の若年層の方が受け入れやすくて(信じるという意味ではないけれど)、どちらかというと「科学万能、経済発展万歳」という
読了日:11月16日 著者:荻原 規子


RDG2  レッドデータガール  はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)
パソコン・携帯といった現代生活の必需品を扱うことができず(使い方を知らなくて使えないのではなく、彼女が使うと電子機器が故障する!)、都会の人ごみでは変なものの存在を感じパニック症状さえ呈していた純粋培養系絶滅危惧種の泉水子ちゃんが東京の(と言っても都下だし高尾山だけど)高校に進学するという物語の展開に、正直ちょっと唖然。  いくら「自分を変えたい!」という意識があったとは言え、さらには父親の希望だったとは言え、冒険にも程があるなぁ・・・・と。  しかもその学園がどう見ても普通の学園じゃないところがいかにも
読了日:11月15日 著者:荻原 規子


RDG レッドデータガール  はじめてのお使い (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG レッドデータガール はじめてのお使い (カドカワ銀のさじシリーズ)
苦手なはずなのに荻原作品に惹かれる理由。  その1つは KiKi 自身が日本人でありながら日本文化に対して無知であるという強烈な劣等感があることと無関係ではないような気がします。  それを証拠に荻原作品の中でももっとも苦手だったのは「西の善き魔女シリーズ」で、それ以外の「勾玉三部作」とか「風神秘抄」なんかは苦手・苦手と言いつつも結構気に入っていたりもするのですから・・・・ ^^;  又、ことこのRDGに関して言うならば、酒井さんの絵がね~♪  酒井さんの絵がただでさえ好きなところにもってきて、この第1巻の
読了日:11月14日 著者:荻原 規子


王国の鍵1 アーサーの月曜日―The Keys to The Kingdom王国の鍵1 アーサーの月曜日―The Keys to The Kingdom
う~ん、この本はかなりビミョーかも・・・・。  正直なところちょっと読み進めるのが苦痛でした。  世界観にも主人公にも、ついでに端役にもほとんど感情移入(と言うか、共感?)することができなくて、「ハウス」自体も何だか得体が知れないだけでちょっとなぁ・・・・っていう感じ。  何て言うのか描写のあちこちに「映画化してくんない???」っていう色気みたいなものを感じちゃって、楽しめなかった・・・・・とでも言いましょうか?? 何で「映画化してくんない??」っていう色気みたいなものを感じたかと言うと、例えばハウスの
読了日:11月12日 著者:ガース・ニクス


マジョモリマジョモリ
梨木さんの作品ってその多くがどことなく「異国風」を感じさせるところがあると思うんだけど、こういう日本の神様を扱う物語でもその特徴はしっかりと残っています。  扱われている女神さまはどうやら「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」らしいんだけど、その神聖な女神さまを「ハナちゃん」と呼び、彼女のご招待でお茶会を催すな~んていう発想は異国情緒以外の何物でもありません(笑)  それでも、出される飲み物が「紅茶」や「ハーブティー」ではなく、「ヨモギ茶」、「カキの葉茶」、「サクラ茶」、「野菊茶」、「笹酒(ささしゅ)」とい
読了日:11月09日 著者:梨木 香歩


風神秘抄風神秘抄
荻原作品に対する拭いきれない苦手意識を抱えつつもこの作品の舞台となっている時代設定に興味をもち手に取ってみました。  そんな「おっかなびっくり」の読み出しではあったものの、最初の数ページであっという間にこの物語の世界観にどっぷりと浸っていました。  これまでの荻原作品ではかなり強烈に感じ、KiKi の苦手意識を醸造してくれちゃっていたあの「少女マンガチックさ」がこの作品ではほとんど気になりませんでした。  そして、彼女が描く精緻な情景描写が、さながら「平安絵巻」のような、又は「曼荼羅絵図」のような美しさを
読了日:11月07日 著者:荻原 規子

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

一時的に読書のまとめを「メディア・マーカー」さんに変更したんだけど、やっぱり読書メーターに戻すことにしました。  と言うのは、読書メーターの方がこの「まとめページ」の作成方法が簡単だから・・・・・ ^^;  何せ、月に1回しか使用しない機能のため、作り方をちゃんと覚えていなくてメディア・マーカーさんでは常に作成するためのメニューを探すのに迷子になっちゃうんですよね~。  ま、てなわけで何も考えなくてもスンナリこのエントリーが作成できる読書メーターに舞い戻ってきたっていうわけです ^^;  

10月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:6679ページ
ナイス数:51ナイス

読めばすっきり!よくわかる日本史  角川SSC新書  旧石器時代から21世紀まで (角川SSC新書)読めばすっきり!よくわかる日本史 角川SSC新書 旧石器時代から21世紀まで (角川SSC新書)
大人が「歴史の復習」としてサラ~っと古代から近世までをおさらいするには悪くないけれど、それ以上でも以下でもないかな・・・・と。  でもやっぱり学生時代の歴史の授業で使った副教材と同じような「年表」とか「図版」とかがないとつまんないかなぁ・・・・・。  高校時代のああいう副教材って今にして思うとものすご~くよくできていたなぁと感じます。  もちろん学者さんとか歴史マニアの人からしてみれば物足りないものだったのかもしれないけれど・・・・・。 今回、この本を読んでみて感じたのは「子供がいるっていうのはそれだけ
読了日:10月31日 著者:河合 敦

眠れないほどおもしろい「聖書」の謎 (王様文庫)眠れないほどおもしろい「聖書」の謎 (王様文庫)
世界のベストセラー聖書をと~ってもざっくりと紹介したのち、美術品や音楽での扱われ方やら、先日読了した D.ブラウン作品なんかでも取り上げられている「テンプル騎士団の話」とか、「聖母マリアの話」とか、もサラ~っと扱い、ついでにキリスト教絡みの都市伝説的なものもこれまたサラ~っと扱われているいかにも「雑学的」なお話が羅列された本です。  どれもこれも、KiKi にとっては「いつかどこかで聞いたことのある話」ばかり・・・・。  しかも深みがまったくない!!(苦笑)  まあ、長距離ドライブでお疲れ気味だったこの時
読了日:10月30日 著者:並木 伸一郎

暦に学ぶ野菜づくりの知恵 畑仕事の十二カ月暦に学ぶ野菜づくりの知恵 畑仕事の十二カ月
これは KiKi にとってはこれまでのどんな園芸書よりも役に立つ本でした。  現在私たちが社会生活を営む上で使っているカレンダーにおおまかな農事暦(というより二十四節気 & 七十二候)が付され、それと共にそこに書かれている植物や自然現象を見たらこういう農作業をしましょうということが書かれていました。  そしてもっと驚嘆してしまったのは、ここに書かれている「こういう花が咲いたら・・・・・」とか「こういう芽吹きを見たら・・・・」という植物のほとんどが今年田んぼをお借りした I おばあちゃんの田んぼや畑にはちゃ
読了日:10月25日 著者:久保田 豊和

パズル・パレス 下 (角川文庫)パズル・パレス 下 (角川文庫)
でもこうやって続けざまに読み比べてみると、この方の作品っていうのは「謎解き」部分のテーマの調査に感銘を受けなくはないんだけれど、それ以外の部分は常に同じような人物配置、時限爆弾みたいな「時間との勝負!」による緊迫感、最後のどんでん返し・・・・・・とワン・パターンですねぇ。  ついでに言えばこの作品に登場させた日本人の取扱いに関しては苦笑せざるをえない・・・・・。  いえね、わかるんですよ。  ノース・ダコタのアナグラムになりそうな名前をつけた結果としてタンカドになったというのはね。  でも、日本人読者の多
読了日:10月24日 著者:ダン・ブラウン

パズル・パレス 上 (角川文庫)パズル・パレス 上 (角川文庫)
たまたまこの前に読んだ作品が「ロスト・シンボル」で、あちらで「アメリカ」という国と「古の~」という謎の本質がアンマッチだと感じ続けていたのに比べると、この作品で扱っている題材はかなりアメリカ的だし、ブラウン氏が本国でこの作品を書かれた直後(1998年)に読んでいれば、「ヘェ!指数」も「ハラハラドキドキ指数」も、もっともっと強かっただろうなと思います。  もっとも「ラングドン・シリーズ」の特徴の1つである「走る!大学教授」という路線はしっかりとそのままで、その大学教授がアマチュアの割には暗殺のプロから見事に
読了日:10月22日 著者:ダン・ブラウン

ロスト・シンボル 下ロスト・シンボル 下
合衆国建国の父たちは、このアメリカ大陸の先住民(いわゆる「ネイティブ・アメリカン」)じゃないわけで、そんな彼らが「古の~」という文化を引っ提げて上陸した人たちであることはわかるし、そんな彼らが自分たちの「文化」を理想的な形で実現しようとしていたというのも、単視眼的には理解できないわけじゃない・・・・。  だから造形的に何を残そうがそこを否定するつもりはないんだけど、「ワシントンDC」と「古の~」をセットにした瞬間に胡散臭さが漂い過ぎちゃう・・・・・(苦笑)  KiKi のようなひねくれた人間には ああ、
読了日:10月21日 著者:ダン・ブラウン

ロスト・シンボル 上ロスト・シンボル 上
う~ん、この作品はねぇ・・・・・。  正直なところちょっとマンネリ気味っていう感じでしょうか??  ある意味で良くも悪くもアメリカ的(≒ ハリウッド的)な作品になっちゃったかなぁという印象です。  相変わらずのスピード感、相変わらずのトリビア的薀蓄の数々には「さすが!」と思わないでもないんだけど、舞台をワシントンに置いたにも関わらずそこに「古の~」という謎解きを組み合わせるのは、ちょっとムリがあるんじゃないかなぁ・・・・と。 (続きは下巻で)
読了日:10月20日 著者:ダン・ブラウン

ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)
こうやって改めて2作を読み直してみると、なんていうか似てるんですよね~、この2作。  全然別のテーマを扱っている割にはそっくりすぎる・・・・。  まあ、主役の専門が「宗教図像解釈学」という分野であるだけに似てきちゃうのは仕方ないことだとは思うんだけど、それにしても似過ぎの感が否めず・・・・。  そうであるだけにやっぱりどこかに深淵なテーマがないとちょっと厳しいかなぁ。
読了日:10月18日 著者:ダン・ブラウン

ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)
KiKi が「天使と悪魔」の方が面白いと感じるその理由は「宗教と科学」という深淵なテーマの濃さの違いにあるんじゃないかと思うんですよ。  こちらの作品ではその要素がかなり薄い。  キリスト教における女性の扱いというテーマは確かに興味深いけれど、♀である KiKi にしてみると「女性が・・・」とか「女神が・・・・」とか「かつては・・・・・」という語られ方で女性の立場がどうしたこうしたというアプローチをするのがあんまり好きじゃないということもあるとは思うんですけどね(苦笑)
読了日:10月18日 著者:ダン・ブラウン

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
いや~、この本が「ミステリー」であるということ、そのミステリーの再読であるということを併せて考えると、やっぱり面白かったんだと思います。  だって、大筋は覚えていて、犯人が誰かもわかったうえで再読しているにも関わらず、そこそこ楽しみ尚且つ結構速いペースで読書が進んだわけですから・・・^^;  これが出来の悪いミステリーだったらそもそも再読しような~んていう気分にはならなかったはずですしね。  でもね、昨日のエントリーにも書いた通り、やっぱり KiKi にとっては「天使と悪魔」の方が面白かったかなぁ・・・・
読了日:10月17日 著者:ダン・ブラウン

天使と悪魔 (下) (角川文庫)天使と悪魔 (下) (角川文庫)
この物語。  どこが面白いかってやっぱり「宗教と科学の対立」というテーマが深淵であるだけに面白いんだと思います。  特に KiKi のように科学文明の発達によりもたらされた恩恵に感謝し、享受しつつも、それでも精神世界とか自然の恵みといったものにより心が動かされ、大都会から離れ豊かな自然しかない物質の乏しい村生活を選択した者にとっては尚更です。  増して現在の日本で原発事故による放射線汚染に身をさらしている今となっては、この物語の思いがけない真犯人の最後の大演説には「そんな狂信的な・・・・」という想いを抱く
読了日:10月17日 著者:ダン・ブラウン

天使と悪魔 (中) (角川文庫)天使と悪魔 (中) (角川文庫)
アメリカのヒーロー物っていうのは、必ず主役の普通の人が普通じゃない頑張りを見せるんですよね~。  もちろん主役が簡単に死んじゃったらお話にはならないわけだけど、それにしても現実離れしています。  もっともこの物語自体がある意味では現実離れしているわけで、それを「本当っぽく」、それ相応の説得力を持って書くあたりが、D.ブラウンさんの才能・・・・ということでしょうか。   基本的にはかなり面白い物語・・・・ではあるのですが、ちょっぴり残念なのは暗殺者であり、ここまで大活躍している「ハサシン」の描写がかなり浅
読了日:10月16日 著者:ダン・ブラウン

天使と悪魔 (上) (角川文庫)天使と悪魔 (上) (角川文庫)
ガリレオと教会のあれやこれやに関しては、根っからの文系人間である KiKi にとってもそれなりに興味深いテーマだっただけに、必ずしも物珍しいものではなかったけれど、「イルミナティ」と「ガリレオ」の接点に関しては、そんな話は聞いたこともなかった(そもそも「イルミナティ」自体が KiKi にとってはあまりにも馴染みの薄いものだった)ので、初読の際に思わずネットであれやこれや調べちゃったものでした。  もっともクリスチャンでもなければ、陰謀好きでもない KiKi にとってもっとも興味深かったのはこの小説で初めて
読了日:10月16日 著者:ダン・ブラウン

ヘーシオドス 仕事と日 (岩波文庫)ヘーシオドス 仕事と日 (岩波文庫)
上記表紙に書かれた文言通り、これって「教訓詩」なんですよね~。  まあ、言ってみればできの良い兄ちゃんが遺産相続問題なんかであれこれゴタゴタの続く怠け者(?)の弟への説教・・・・とでも言いましょうか。  そうであるだけに、当時の勤勉な人々がどんな生活を送っていたのか?はとってもよくわかる物語(?)だと思いました。   読んでみてかなりビックリだったのは、あの子供時代に慣れ親しんだ「パンドラの箱」の逸話がここに出てきたことでした。  よくよく考えてみるとギリシャ神話の数々の物語の中であのお話しほど説教くさ
読了日:10月14日 著者:ヘーシオドス

神統記 (岩波文庫 赤 107-1)神統記 (岩波文庫 赤 107-1)
改めて多神教の一例であるこのギリシャ神話をじっくりと味わってみると、一神教が理想の宗教体系だと結論づけた人々の気持ちもわからなくはないなぁと思うのです。 何せ、このギリシャ神話の場合、太古の神々であるウラノスとガイアの間にできた子供たち(子供と言えども神様ですが)をウラノスはわが身の安全を図るために大地の奥に隠して光の世界には出てこられないようにしちゃう。  そんな子供の一人であるクロノスはその仕儀に心を痛めていた母、ガイアと共謀してそんなウラノスに復讐しちゃう。  じゃあ、そのクロノスはどうか?と言え
読了日:10月11日 著者:ヘシオドス

はじめてのギリシア悲劇 (講談社現代新書)はじめてのギリシア悲劇 (講談社現代新書)
う~ん、これはビミョーな本ですねぇ。  KiKi の場合、既に蔵書入りしていながらもその厚さからなかなか手を出せずにいるちくま文庫の「ギリシア悲劇 全4巻 (第1巻:アイスキュロス、 第2巻:ソフォクレス、 第3~4巻:エウリピデス)」への1つの弾みにでもなれば・・・・・ということで図書館から借り出してきた1冊だったんだけど、そういう意味では大正解の1冊でした。  と言うのも、ああ、これを読むんだったら、ギリシア悲劇本編を読んだ方がいいかも・・・・・ と思わせてくれる内容だったからです。  と言うのもね、
読了日:10月09日 著者:丹羽 隆子

南総里見八犬伝〈4〉八百比丘尼南総里見八犬伝〈4〉八百比丘尼
いや~、あっという間でした。  ホント、呆気ないほどサクサクと読めちゃってちょっと唖然としているぐらい・・・・。  もっとも、この第4巻はかなりバタバタと駆け足で纏め上げちゃったという雰囲気もあって、前の3冊と比較すると何かと不満も多いんですけどね。  それとね、これはこの最終巻に限った話ではないんだけど何とな~く記憶に残っている物語とところどころ違うのがちょっと気になります。  もっとも KiKi の場合、八犬伝と言えば「例の人形劇」と「この偕成社版全4巻」と「ぶつぎれのシーンごとの人伝伝聞」しかないわ
読了日:10月07日 著者:滝沢 馬琴,浜 たかや

南総里見八犬伝〈3〉妖婦三人南総里見八犬伝〈3〉妖婦三人
NHKの人形劇ではものすご~い存在感があって、どんなに少なくても1週間に1度は顔を見ていたんじゃないかとさえ感じていた「玉梓の怨霊」だけど、この物語だとあんなに頻繁にドロドロとは登場してきませんねぇ。  逆に船虫はこの2巻においてはあっちこっちに出てきます。  とても女の弱足ではこんなには神出鬼没に移動できないんじゃないかと感じちゃうぐらいに・・・・・。  しかも出てくるたんびに旦那が違うし・・・・・・。  まあ、どいつもこいつもろくな亭主じゃないから「さもありなん」ではあるけれど、何だか哀しい女性です。
読了日:10月06日 著者:滝沢 馬琴,浜 たかや

南総里見八犬伝〈2〉五犬士走る南総里見八犬伝〈2〉五犬士走る
NHKの人形劇ではものすご~い存在感があって、どんなに少なくても1週間に1度は顔を見ていたんじゃないかとさえ感じていた「玉梓の怨霊」だけど、この物語だとあんなに頻繁にドロドロとは登場してきませんねぇ。  逆に船虫はこの2巻においてはあっちこっちに出てきます。  とても女の弱足ではこんなには神出鬼没に移動できないんじゃないかと感じちゃうぐらいに・・・・・。  しかも出てくるたんびに旦那が違うし・・・・・・。  まあ、どいつもこいつもろくな亭主じゃないから「さもありなん」ではあるけれど、何だか哀しい女性です。
読了日:10月06日 著者:滝沢 馬琴,浜 たかや

南総里見八犬伝〈第1の物語〉妖刀村雨丸南総里見八犬伝〈第1の物語〉妖刀村雨丸
「里見八犬伝本」が多々ある中で、この本を選んだのは偏にこのイラストに惹かれたから・・・・でした。  どことなくレトロ感のあるイラストで、何とも言えない味があると思うんですよね~。  何せ KiKi の場合「八犬伝」のイメージは辻村ジュサブローさんの人形のイメージがでで~んと定着しちゃっているだけに、やっぱりアレを彷彿とさせてくれることが絶対条件だったのですよ。  まあ、いい歳の大人が読むんだし、一応人形劇のおかげであらすじはだいたい頭に入っているわけだから、岩波文庫とか河出文庫なんかの「ちゃんとした本」を
読了日:10月05日 著者:滝沢 馬琴,浜 たかや

小さな反逆者 (福音館文庫)小さな反逆者 (福音館文庫)
日本語の上手な黒姫あたりで活動中のサンタ・クロースの仮装が似合いそうな不思議な外人さんというイメージが強烈な C.W.ニコルさんの自伝です。  たまたま数日前に彼が登場する「アファンの森の物語」というTV番組を観ていた・・・・ということもあって、ちょっと興味を持って購入してみました。  そもそも KiKi の山小舎暮らしに少なからず影響を与えた方でもありますし・・・・・(笑) 自叙伝・・・・と言いつつも、大人になったニコル氏目線のお話というよりは、現代からニコル氏の子供時代にタイムスリップしたような子供
読了日:10月05日 著者:C.W. ニコル

コーランを知っていますか (新潮文庫)コーランを知っていますか (新潮文庫)
今回、この本を読んでみて初めて腑に落ちたのは「イスラム教の神とユダヤ教やキリスト教の神は基本的には同じもの(要するに唯一の絶対神)であり、イスラム教の始祖とされるムハンマドはモーセ、アブラハム、イエスといった預言者の一人であり、それらの先輩預言者に成し遂げられなかった『唯一の絶対神』に対する信仰を広めるために最後に遣わされた者である」というものだということでした。  中世以降現代に至る世界情勢と照らし合わせた際に感じる、「ユダヤ教」「キリスト教」との確執を思えば決して仲が良いとは思えない「イスラム教」だけ
読了日:10月02日 著者:阿刀田 高

薄紅天女 (トクマ・ノベルズ Edge)薄紅天女 (トクマ・ノベルズ Edge)
前2作が女性ヒロイン & 女性目線の物語だったのに対し、この物語だけは男目線・・・とまでは言い切れないけれど、勾玉を持つ者が男ということでちょっと毛色が違います。  (まあ、白鳥異伝でも菅流♂が「勾玉を持つ者」という要素を持っていたけれど・・・・ ^^;)  「白鳥異伝」の Review でハーレクインっぽさがちょっと鼻についたと書いたけれど、本作ではその匂いはかなり薄まっていると思います。  それでも KiKi の個人的な感覚からするとやっぱり「女子の作品」っていう感じが強烈で、その「女子感」にはちょっ
読了日:10月01日 著者:荻原 規子

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

先月の読書記録です。  畑仕事がないとこうも読書が進むものなんですねぇ(笑)

期間 : 2011年09月
読了数 : 26 冊
白鳥異伝 〈下〉 (トクマ・ノベルズ Edge)
荻原 規子 / 徳間書店 (2005-10-21)
★★★★★ 読了日:2011年9月29日
白鳥異伝 〈上〉 (トクマ・ノベルズ Edge)
荻原 規子 / 徳間書店 (2005-10-21)
★★★★★ 読了日:2011年9月28日
これは王国のかぎ (ファンタジーの冒険)
荻原 規子 / 理論社 (1993-10)
★★★★☆ 読了日:2011年9月27日
デルフィニア戦記外伝―大鷲の誓い (中公文庫)
茅田 砂胡 / 中央公論新社 (2010-03)
★★★★★ 読了日:2011年9月26日
きつねのライネケ (岩波少年文庫 144)
ヨハン・ヴォルフガング・フォン ゲーテ / 岩波書店 (2007-07-18)
★★★★★ 読了日:2011年9月26日
ジョン ハント / 岩波書店 (1989-04)
★★★★☆ 読了日:2011年9月25日
ピスタチオ
梨木 香歩 / 筑摩書房 (2010-10)
★★★★★ 読了日:2011年9月23日
西遊記〈下〉 (岩波少年文庫)
呉 承恩 / 岩波書店 (2001-11-16)
★★★★★ 読了日:2011年9月20日
西遊記〈中〉 (岩波少年文庫)
呉 承恩 / 岩波書店 (2001-11-17)
★★★★★ 読了日:2011年9月20日
f植物園の巣穴
梨木 香歩 / 朝日新聞出版 (2009-05-07)
★★★★☆ 読了日:2011年9月18日
夏目漱石 (21世紀の日本人へ)
夏目 漱石 / 晶文社 (1998-12)
★★★★☆ 読了日:2011年9月18日
西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)
呉 承恩 / 岩波書店 (2001-11-16)
★★★★★ 読了日:2011年9月18日
不思議な羅針盤
梨木 香歩 / 文化出版局 (2010-12-17)
★★★★★ 読了日:2011年9月16日
農は過去と未来をつなぐ――田んぼから考えたこと (岩波ジュニア新書)
宇根 豊 / 岩波書店 (2010-08-21)
★★★★☆ 読了日:2011年9月16日
ジョーン エイキン / 岩波書店 (1988-11-18)
★★★★☆ 読了日:2011年9月13日
ムーミン谷の十一月 (講談社文庫 や 16-8)
トーベ・ヤンソン / 講談社 (1980-10-13)
★★★★☆ 読了日:2011年9月12日
ほんとうの空色 (岩波少年文庫)
バラージュ ベーラ / 岩波書店 (2001-08-17)
★★★★☆ 読了日:2011年9月11日
コナン・ドイル / 岩波書店 (1976-05-18)
★★★☆☆ 読了日:2011年9月10日
コナン・ドイル / 岩波書店 (1976-07-09)
★★★☆☆ 読了日:2011年9月10日
月曜日に来たふしぎな子 (岩波少年文庫 (104))
ジェイムズ・リーブズ / 岩波書店 (2003-01-17)
★★★★☆ 読了日:2011年9月10日
コナン・ドイル / 岩波書店 (1955-09-20)
★★★★☆ 読了日:2011年9月9日
ムーミンパパ海へいく (講談社文庫 や 16-7)
トーベ・ヤンソン / 講談社 (1980-07-15)
★★☆☆☆ 読了日:2011年9月7日
ジーンズの少年十字軍〈下〉 (岩波少年文庫)
テア ベックマン / 岩波書店 (2007-11-16)
★★★★★ 読了日:2011年9月6日
ジーンズの少年十字軍〈上〉 (岩波少年文庫)
テア ベックマン / 岩波書店 (2007-11-16)
★★★★★ 読了日:2011年9月5日
病牀六尺の人生正岡子規―人は死とどう向き合うか (別冊太陽―日本のこころ)
坪内 稔典 / 平凡社 (1998-04)
★★★☆☆ 読了日:2011年9月4日
スウィフト / 岩波書店 (1968-05-20)
★★★★☆ 読了日:2011年9月3日

 

それでも右サイドバーのカウントダウンを見る限りでは年内の目標冊数には及びそうにありません ^^;  来年からは目標冊数そのものを見直す必要がありそうです。

 

先月までは月次の読書のまとめを「読書メーターさんのまとめ機能」で翌月月初にお伝えしていたのですが、今月からは同じく KiKi が読書記録をとっている「メディアマーカーさんのHTMLエクスポート機能」でお伝えしていきたいと思います。  

どうして変更したのか?と言えば、読書メーターさんでは文字数制限のある「感想」に転記した KiKi のブログ本文の一部が掲載されているんだけど、多くの場合その文章が途中で切れちゃっているので気になっていたから(かと言って、別の文章を書く気にまではならない ^^;)ということと、メディアマーカーさんのこちらでは KiKi の好みに応じて★マーク(5点満点)がつくので、こちらの方がシンプルでいいかな・・・・・と考えるに至ったためです。

さて、で、肝心の8月の読書ですが、ゲームに着手してしまったがために、月途中から読書のペースがめっきり落ちてしまいました。  まだまだゲームは終わっていない(寄り道大好き♪ なんですよ)ので、今月ペースが戻ることは期待薄なんですよね~。  ま、そんな中、先月は9冊読了することができました。

期間 : 2011年08月
読了数 : 9 冊
スウィフト / 岩波書店 (1968-04-25)
★★★★★ 読了日:2011年8月31日
<守り人>のすべて 守り人シリーズ完全ガイド
上橋 菜穂子 / 偕成社 (2011-06-08)
★★★★☆ 読了日:2011年8月11日
ムーミン谷の冬 (講談社文庫 や 16-5)
トーベ・ヤンソン / 講談社 (1979-11-13)
★★★★★ 読了日:2011年8月14日
ムーミン谷の彗星 (講談社文庫 や 16-2)
トーベ・ヤンソン / 講談社 (1978-10-27)
★★★★★ 読了日:2011年8月3日
ムーミン谷の仲間たち (講談社文庫 や 16-3)
トーベ・ヤンソン / 講談社 (1979-05-25)
★★★★☆ 読了日:2011年8月17日
ムーミンパパの思い出 (講談社文庫 や 16-6)
トーベ・ヤンソン / 講談社 (1980-03)
★★★★☆ 読了日:2011年8月10日
ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫 や 16-4)
トーベ・ヤンソン / 講談社 (1979-08-27)
★★★★☆ 読了日:2011年8月13日
小さなトロールと大きな洪水 (講談社 青い鳥文庫)
トーベ ヤンソン / 講談社 (1999-02-15)
★★★☆☆ 読了日:2011年8月3日
たのしいムーミン一家 (講談社文庫 や 16-1)
トーベ・ヤンソン / 講談社 (1978-04-26)
★★★★☆ 読了日:2011年8月6日

あっという間に(とは言っても、今月は「あっ」とさえ言えずに寝込んでいた日も多かったのですが・・・・ ^^;)1か月が過ぎ、恒例の月次読書メーターの記録日となりました。  先月ほどは酷くないけれど、今月も「読書」という意味では惨憺たるものでした。(ため息)  タフな畑仕事に追われると、もともとが「お外仕事経験値」が不足しているだけに、本が読めない(2行と進まず寝ちゃう ^^;)という状況が相変わらず続いています。  かつて我が日本国が貧しかった時代、そして国民の大半が農業に従事していた時代、農作業を手伝わずに本ばかり読んでいる人は「ごくつぶし」と呼ばれていたりもしたらしいけれど、子供時代の KiKi には何でそんなことが言えちゃうのかどうしても理解できませんでした。  でもね、今の KiKi には賛成することまではできないけれど、何となく理解できちゃうような気がしないでもないんですよね~(苦笑)。  だって、本を読む暇があったら睡眠をとって、明日への活力を養わないと続かないんだもの・・・・・。

ま、いずれにしろ2011年7月の読書はこ~んな感じでした。

7月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:496ページ
ナイス数:13ナイス

カイウスはばかだカイウスはばかだ
面白かったぁ!!  この本はその存在さえも KiKi は知らなくて、たまたま6月の岩波少年文庫の新刊本だったために、「岩波少年文庫全冊読破!」を目標に掲げている以上避けては通れない・・・・という余りにも消極的な理由で手にした1冊だったんだけど、これは本当に面白い物語だと思いました。  舞台が古代ローマということだったので、サトクリフばりのちょっと難しめのお話かと最初は思ったんだけど、たまたま舞台が古代ローマというだけで、ここに描かれている少年たちの姿には古代っぽさはほとんどなくて、これが現代日本を舞台にし
読了日:07月12日 著者:ヘンリー・ウィンターフェルト


バレエものがたり (岩波少年文庫)バレエものがたり (岩波少年文庫)
今回読んだこの本は「随分昔に、一度はあらすじとして何か(その多くはレコードのライナーノーツだったりする ^^;)で読んだことがある物語の復習編」という感じで楽しむことができました。  チャイコフスキーの3曲(白鳥、美女、くるみ割り)こそ、かなりはっきりとあらすじを覚えていたけれど、「ジゼル」「コッペリア」は「こんな話だったっけ??」状態だったし、「火の鳥」は管弦楽版から入った KiKi だけに物語としてちゃんと認識したのは今回が初めてだったと言っても過言ではありませんでした。  かなり簡単に、子供向けに、
読了日:07月09日 著者:アデル・ジェラス

読書メーター

アハ!  2冊だって!!  しかもこれが分厚い難解な専門書と言うならいざ知らず、児童書ですからねぇ・・・・・。  まあ、夏の間はこんなもんになっちゃうのかもしれません。

でもね、今月は可能な限り頑張ってみたいと思っているのです。  と言うのもね、7月23日から31日までNHK_BSで「北欧スペシャル」と冠して、色々な番組をやっているじゃないですか。  でね、つい先日その中の1本、「今日はとことんムーミン一家」という番組をちょこっとだけだけど観ることができて、その時、思い出しちゃったんですよね~。  このエントリーを書いて以来、シリーズ全巻を文庫本(一部青い鳥文庫)で揃えたにも関わらず放置しちゃっていることを!!  せっかく天下のNHKさんも「北欧スペシャル」をやっていらっしゃることだし、KiKi もその波に便乗させていただいちゃって、この機に一挙に読破してみようかなぁ・・・・・と。

「北欧スペシャル」の別番組では「ニルスのふしぎな旅」も扱っていたみたいだから、これも「岩波少年文庫」でこの機に読んでおきたいと思っているんだけど、現在絶版中・・・・。  もう何年もネットで探しているんだけど、あんまり状態の良い中古が出てきてないんですよね~。  ま、まずはムーミンです。  講談社文庫で8冊(内1冊は既読だけど、せっかくなので再読してみるつもり・・・・)、講談社青い鳥文庫で1冊の計9冊。  何とか8月中に読了したいなぁ。  

毎月恒例なので、一応このエントリーも立てておきたいと思います。  ま、今月みたいな月に「読書メーター」のまとめ機能がどんな風に働くのかも一度見ておきたかったしぃ~(笑)  では、いってみましょう!!  先月の KiKi の読書のまとめです。

 

6月の読書メーター
読んだ本の数:0冊
読んだページ数:0ページ


読書メーター

 

アハハ!  見事ですね~、ここLothlórien_Blogを開設して以来、初めての事ですねぇ~。  0(ゼロ)ですよ、ゼロ(0)!!  まあ、本当の意味で0(ゼロ)かと問われれば、雑誌系は少しは眺めたし、途中まで斜め読みしている本だったらなきにしもあらず・・・・なんですけどね~。  

ま、こんな月もあるさ   っちゅうことで・・・・・・・・ ^^;  

先月はハードな野良作業 & ゲーム三昧の影響もあって、読書量がかなり悲しい結果に終わってしまっています(涙)  ま、昨年は読書に邁進した1年だったけど、今年は野良作業優先の年になっていくんだろうなぁ・・・・・。

5月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2056ページ

ちょっと農業してきます (sasaeru文庫 お 2-1)ちょっと農業してきます (sasaeru文庫 お 2-1)
大桃さんの動機は凄いなぁと正直に感銘を受けるんですよ。  今回の震災もそうだったけれど、こういう大きな災害があった後、自分にできることをやる、しかも被災地の復興に役立つことをするっていうのは本当に素晴らしいことだと思うんですよ。  でもね、動機がそういう外発的な事件に誘導されたものであるだけに、やっぱり発想・・・・と言うか、取り組み方に都会臭が漂うというか、違和感があるというか・・・・・。  要するに発想そのものが「農業をやる」というよりは、「製品を(工業と同じように)作るけど、たまたまその産物が農産物だ
読了日:05月27日 著者:大桃 美代子


生かされている私 --ナチュラリストの幸せ生かされている私 --ナチュラリストの幸せ
文章に気負いのようなものは欠片もないんだけど、彼女自身がどんな生き方を指向しているのかがストレートに伝わってくるし、彼女が何を考えて「農家タレント(?)」という生き方を選んでいるのか、その根っこにあった彼女の価値観、感性がスッと心に響いてきます。  「自然と人間」ということを真正面から受け止め、彼女の那須高原での生活から彼女が感じ取ったある種の彼女なりの哲学が書かれている本という意味で良書だなぁ・・・と。  ま、ひょっとしたらこれって KiKi の感性と似ている部分が多いからスンナリ受け止められただけなの
読了日:05月26日 著者:高木 美保


やさい暮らしを、はじめませんか。やさい暮らしを、はじめませんか。
ま、この本はサラ~っと流して眺める本っていう感じでしょうか?  若くて体力があって、やる気と気力が備わっている世代の人じゃないと「有機農法」っていうのはなかなかシンドイものがあると思うので、そういう農家さんのご紹介があるという意味ではちょっとだけ嬉しい本っていう感じでしょうか?
読了日:05月25日 著者:伊藤志歩


氷の花たば (岩波少年文庫)氷の花たば (岩波少年文庫)
「西風のくれた鍵」がケルトの妖精物語風だったのに対し、こちらはどちらかというと民話風。  いずれの作品も「どこかで似たような話を読んだことがあるような・・・・」と感じさせられるあたりは、やっぱりアトリーです(笑)。  それでいて、アトリーならではの自然描写の美しさは本作でも冴えていて、ひとつひとつの作品がキラキラしています。 民話風・昔話風ではあるんですけど、時代的にはやっぱりある程度現代に近い時代のお話(バスが走っていたりする)で、それでいて、これらの物語に登場する小道具・大道具の類のもの;メリー・ゴ
読了日:05月16日 著者:アリソン アトリー


西風のくれた鍵 (岩波少年文庫)西風のくれた鍵 (岩波少年文庫)
こういう物語を読んでドキドキ・ワクワクする時間を持つことができる子供は幸せだと思います。  でも、今のご時世、この本の対象学年らしい(裏表紙にそう書いてある)、小学5・6年以上の子供はこういう物語を読んでどんな感想を持つのでしょうか?  なんか嘘っぽい。  子供だまし。  こんなことあるわけないじゃん!  そんな声が聞こえてくるような気がします。  恐らくはもっと幼い子供じゃないと、こういう物語が受け入れられない時代になっちゃっているんじゃないか?  そんな風に感じるのは気のせいでしょうか?
読了日:05月14日 著者:アリソン アトリー


グレイ・ラビットのおはなし (岩波少年文庫 (004))グレイ・ラビットのおはなし (岩波少年文庫 (004))
大人になって多くの物語と接した後でこの物語を再読してみると、もう一匹の超有名ウサギ;ピーター・ラビットとの類似点やらその他多くの童話集のモチーフとの類似点にどうしても気がついてしまい、「何となくオリジナリティには欠ける作品だったんだなぁ・・・・」という感想を持ってしまうんだけど、それでも逆にA.アトリーならではの美しい自然描写、美しいだけではない自然描写はやっぱり際立っているなぁとも感じるわけで、ちょっと複雑な気分です。
読了日:05月13日 著者:アリソン・アトリー


時の旅人 (岩波少年文庫)時の旅人 (岩波少年文庫)
久々のアトリーです。  実は今年に入ってから「グリーン・ノウ」を読み始めたとき、「あ、これは近いうちにアトリーの『時の旅人』も再読することになるだろうなぁ。」と思っていたのです。  この物語に初めて出会ったのは KiKi 小学生の頃でした。  当時の KiKi は幽閉されているメアリー女王に感情移入したり、そんな彼女を命がけで助けようとするアンソニー・バビントンの姿に「騎士道精神」のようなものを感じたりと、どちらかというと「ロマンチック」なイメージだけを勝手に膨らませ、感銘を受けたものでした。  だから、
読了日:05月10日 著者:アリソン アトリー


王のしるし(下) (岩波少年文庫)王のしるし(下) (岩波少年文庫)
最後に「王のしるし」を体現したのは、フィドルスであったけれど、同時にマイダーもであったところに物語の深みを感じました。  プロット自体はちょっと安っぽい感じがしないでもなかったけれど、最後の引き締めがあってその安っぽさが消えた・・・・そんな印象でした。  素敵な物語でした。
読了日:05月05日 著者:ローズマリ・サトクリフ


王のしるし(上) (岩波少年文庫)王のしるし(上) (岩波少年文庫)
この物語の主人公、フィドルスはただ単に見た目が馬賊の王マイダーに似ているというだけで、王位を追われたマイダーの替え玉として雇われました。  常に雇われて、人に使われる立場だったフィドルスが偽りの・・・・と言えども、「王」となり、「王」として振る舞ううちに、彼は「王」になっていきました。  これは彼がある意味で「あるべき王の姿」という一種の Vision をぶらすことなく、その役目を真剣に務めてきたからこそ得た境地だと思うんですよね。  最後に「王のしるし」を体現したのは、フィドルスであったけれど、同時にマ
読了日:05月03日 著者:ローズマリ・サトクリフ

読書メーター

2011年4月の読書のまとめです。  あの、3月11日以来、どうも読書のペースが乱れ気味です。  1冊の本をじっくりと味わう・・・・という読み方ができにくくなり、あちらこちらと落ち着きなく読み散らかしている・・・・そんな気分がしないでもありません。  ま、そんな反省を踏まえつつ、GWに突入です。  (ただ今実家滞在中のため、読書はあまり進まず・・・・ ^^;)

4月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2648ページ

運命の騎士 (岩波少年文庫)運命の騎士 (岩波少年文庫)
サトクリフと言えばローマン・ブリテン四部作(既読の「第九軍団のワシ」「銀の枝」「ともしびをかかげて」「辺境のオオカミ」)が出世作なわけですが、そこからは時代がぐ~んと下った11世紀のイングランドとノルマンディを舞台にした歴史ロマンです。  ものすご~く大雑把に言ってしまえば第一次十字軍なんかがあった時代、「荘園」と「騎士」の時代の物語です。 「騎士の時代」と言われるとどうしても「アーサー王」とか「シャルルマーニュ伝説」みたいなちょっとロマンチックな様子を連想しがちな日本人(それともそれって KiKi だ
読了日:04月27日 著者:ローズマリ サトクリフ


「里」という思想 (新潮選書)「里」という思想 (新潮選書)
先日、「むらの原理 都市の原理」という本を読んでいて、何となく思い出したこの放置本。  根っこにある問題意識は恐らくかなり似通ってはいるんだろうけれど、あちらは「むら」と「都市」を2項対立的に考察しているので、解り易くはあるものの、論点がどうしても画一的になりがちで、どちらの原理も少しずつ持っている社会についての考察までは踏み出せない一種の限界のようなものを感じました。  そのあたりを考察するためにはもう一歩踏み込んだ、もしくは俯瞰した視点の話を読みたいと感じたことにより手にした1冊です。 ああ、これだ
読了日:04月26日 著者:内山 節


むらの原理 都市の原理 (人間選書)むらの原理 都市の原理 (人間選書)
この本に出会えたことをまずは感謝したいと思います。  KiKi が漠然と頭の中で思考しながらも、どうにもこうにも整理がつかなかったある種の問題意識に1つの視点を与えてくれた本だったからです。  この本に書かれていることは、KiKi がかつてこのブログでご紹介した、内山節さんの著作に書かれていたことと、根っこには同じ問題意識・感覚があり、それを別の切り口から切り出した本。  そんな印象を受けました。  本書の構成は3章に分かれていますが、著者の「社会に対する視点のキモ」は第1章に集約されていると感じます。 
読了日:04月21日 著者:原田 津


今関さんちの自給自足的生活入門今関さんちの自給自足的生活入門
もしも KiKi がこの本を図書館で見つけたのではなく、Amazon の紹介文を読んでいて・・・・ということだったとすると、恐らく KiKi はこの本を読んでみようとは思わなかっただろうと思います。  というのは KiKi は「脱サラ就農をしたい」と思っていたわけではないし、「自給自足的生活をしたい」と思っていたわけでもないし、まして、「自然の中でお金を使わない豊かな暮らしができると憧れていた」わけでもないからです。  KiKi がこの本を読んでみようと思ったのはこの本の冒頭、「はじめに」のところに著者本
読了日:04月20日 著者:今関 知良


思い出のマーニー〈下〉 (岩波少年文庫)思い出のマーニー〈下〉 (岩波少年文庫)
後半、マーニーと別れたアンナは彼女と一緒に過ごした時間の思い出を糧に、少しずつ少しずつ彼女が「内側」と呼んでいた世界とも向き合うようになっていきます。 物語の後半、いなくなってしまったマーニーの正体や、 アンナが決して知ろうとはしなかった彼女の生い立ちの物語等々が明らかになります。  それら全ての謎の鍵をにぎるギリーさんというおばあちゃんが登場するのですが、そんな彼女が語る「あなたがたがわたしぐらいの年になれば、これは だれのせいだとか、あれはだれが悪かったからとか、 そんなことはいえなくなりますよ」
読了日:04月15日 著者:ジョーン ロビンソン


NPOビジネスで起業する!NPOビジネスで起業する!
読了日:04月12日 著者:

田中 尚輝


思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫)思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫)
読み終えたあと、すぐにもう一度最初から読み直したくなるような、そういう素敵な作品でした。  上巻は情緒豊かで内面的な世界を丁寧に描いた感じ、下巻は止まっていた時間・モノクロ画像のようだった上巻の景色・心が動き出し、ミステリーでもないのに謎解きまであって、少しずつ彩色されていくような感じ。  神秘的で、ミステリアスな物語でした。 「自分の殻」という言葉がよく使われるけれど、この物語の主人公アンナはまさにその「自分の殻」から抜け出すことができずに苦しんでいる女の子です。  その殻は決してアンナが独り勝手に作
読了日:04月11日 著者:ジョーン ロビンソン


ホビット一族のひみつホビット一族のひみつ
これは面白い本でした。  トールキンと言えばオックスフォード大学で古英語を教えていた言語学者である・・・というのはプロフィールなどでよく見かけていたけれど、あの名作「ホビットの冒険」と「指輪物語」の作者という印象の方が大きすぎて、彼のプロフィールなんていうのは読み飛ばしてきちゃったように思うんですよね。  そう、強いて言えばこれらの作品の中で彼が新しい言語を作り出しているという事実以上には彼の「言語学者」というプロフィールに目を向けたことはあまりなかったんですよ。 でもね、この本を読んで初めて彼がどうして
読了日:04月08日 著者:デイヴィッド デイ


太陽の戦士 (岩波少年文庫(570))太陽の戦士 (岩波少年文庫(570))
青銅器時代という歴史の教科書でも比較的アッサリと(少なくとも KiKi の学生時代はそうだった)、あくまでも鉄器時代への通過点のように扱われ、想像・イメージするのが困難な時代が舞台です。  まあ、道具が違うだけで鉄器時代初期と文化的に大差はないのかもしれないけれど、それでも人間がどんな風に自然の中で自分の居場所を築いてきたのかがサトクリフの筆致で繊細 & 詳細に描かれています。 KiKi は以前からイマドキの「自分探しブーム」というのにシニカルなスタンスを持ち続けているんだけど、この本には「自分探し」な
読了日:04月07日 著者:ローズマリ・サトクリフ


いのちをはぐくむ農と食 (岩波ジュニア新書)いのちをはぐくむ農と食 (岩波ジュニア新書)
この本には期待していた(何せ裏表紙によれば「再生へのカギをにぎる取り組みを紹介してくれる」とあったので)のですが、正直ちょっと期待外れでした。  「国産が安全だ、安全だ」と連発している割にはどうして安全なのかがきちんと書かれているわけではないし、食料自給率が低すぎることを嘆いていてそこは共感できるものの、「じゃあ何パーセントだったら健全と言えるのか?」に関しても明確に書かれているわけではなく、著者の主張は「日本は現在工業国だけど農業国になるべきだ(つまり100%超の自給率になるべきだ)というものなのかなぁ
読了日:04月03日 著者:小泉 武夫


隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫)隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫)
「異文化交流」「異文化共存」。  あまりにも手垢にまみれた感のあるこの言葉。  それぞれの言葉が持つスローガンは高尚なものだと思うし、決してそれらを否定するものではないけれど、その実現となると絶望的なまでに多くの問題を孕むものなんだなぁ・・・・ということを改めて再認識しました。  極論すれば異文化が共存するために必要なことは「侵略なしの相互不干渉」しかないのではないか・・・・と。  だいたいにおいて「農耕民族」と「狩猟採集民族」が同じ道義で生きているはずはないし、「土地を所有する」という考え方がある民族と
読了日:04月01日 著者:上橋 菜穂子

読書メーター

先月はあの大震災とその後の計画停電による自主節電等々で、後半はかなりペースダウンした読書となってしまいました。  今月はそれを取り戻す(?)ためにも、通常通りの読書生活を送りたいなぁとちょっぴり反省です。

3月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3445ページ

豊かさのかげに―「会社国家」ニッポン (岩波ジュニア新書)豊かさのかげに―「会社国家」ニッポン (岩波ジュニア新書)
ちょっぴり・・・と言うか、かなり賞味期限切れした内容の本かも。  
読了日:03月30日 著者:佐高 信


これからの防災・減災がわかる本 (岩波ジュニア新書)これからの防災・減災がわかる本 (岩波ジュニア新書)
この本を読んでいて初めて知ったことに、「ゲリラ豪雨の局地的浸水と、台風などで川が氾濫する際では逃げ方が違う。  局地的豪雨なら外に出るより2階に避難したほうが安全な場合もあるが、川の破堤が起きたときは、家ごと流されてしまうので、とっとと逃げたほうがよい」 ということ。  何が起こったらどう動くのが正しいのか、その判断基準さえ持っていないことに愕然としました。
読了日:03月29日 著者:河田 惠昭


地震・プレート・陸と海―地学入門 (岩波ジュニア新書 (92))地震・プレート・陸と海―地学入門 (岩波ジュニア新書 (92))
読了しての最初の感想は「う~ん、難しい!!  ジュニア新書と言えどもこれは侮れない」というものでした。  表紙の絵は可愛いし、本のスタートは架空の地底探査ロケットの旅のお話とバリバリ文系の KiKi にもついていきやすい本だったのですが、途中から融点分布やら音波やら磁気異常やらというはるか昔に物理の授業で習っただけで KiKi の人生にはまったく登場しなかったような言葉が頻発しだすにつれオロオロしだし、「リソスフェア」だの「アソスフェア」だのという専門用語が登場するに至っては「読み進めるのをやめようか?」
読了日:03月28日 著者:深尾 良夫


調べてみようエネルギーのいま・未来 (岩波ジュニア新書)調べてみようエネルギーのいま・未来 (岩波ジュニア新書)
今回、この本を図書館から借りて読んでみようと思ったきっかけは「原発を云々評論する前に、原発が必要とされてきたエネルギー状況をきちんと把握しなくては!」と思ったから・・・・だったんだけど、ひょっとしたらこの本を精読することにより、KiKi が何年も考え続けてきて未だに答えを得られずにいる問題に対する何らかの自分なりの考えがまとめられるかもしれない・・・・・と感じました。
読了日:03月22日 著者:槌屋 治紀


新版 原発を考える50話 (岩波ジュニア新書)新版 原発を考える50話 (岩波ジュニア新書)
基本的に著者は原発反対派。  だから記述の多くが「反原発!」という立場で書かれています。  そうであるだけに、この著者のこの本だけで何かを考え、結論まで出しちゃうのは危険だけど、今回の福島原発の事故が発生するまで、考えたことも 否 考えようとしたことさえなかった多くの事を知ることができたように思います。  印象的だったのは2006年に第1刷が発行されたこの本に今まさに起こっていることがそのまま「見てきたこと」でもあるかのように描かれている・・・ということです。  その記述を読んだ時、KiKi はこれまで「
読了日:03月21日 著者:西尾 漠


図説 地図とあらすじでわかる!続日本紀と日本後紀 (青春新書インテリジェンス)図説 地図とあらすじでわかる!続日本紀と日本後紀 (青春新書インテリジェンス)
読了日:03月21日 著者:

 

 


図説 地図とあらすじでわかる!風土記 (青春新書インテリジェンス)図説 地図とあらすじでわかる!風土記 (青春新書インテリジェンス)
読了日:03月21日 著者:

 

 


キュリー夫人 (岩波少年文庫 2076)キュリー夫人 (岩波少年文庫 2076)
キュリー夫人は子供の頃の KiKi のアイドルでした。  いえ、決して物理学とか科学に興味があったから・・・・ということではなく、女性ながらも偉大な功績を遺した人物ということで「女だって頑張ればヒトカドノモノになれる!」というお手本みたいな人だったからです。  だから子供時代には何種類もの「キュリー夫人伝」を読んだし、ひょっとしたらこの本もその中の1冊だったかもしれません。  超人的な女性で「見習おう」というよりは、「恐れ入りました」と思わず萎縮しちゃう人物像ではあるけれど、現代人にはなかなか見られない本
読了日:03月20日 著者:エリナー・ドーリイ


古事記講義 (文春文庫)古事記講義 (文春文庫)
読了日:03月10日 著者:三浦 佑之

 

 


古事記 (学研M文庫)古事記 (学研M文庫)
これはある意味で不思議な本ですねぇ。  前半部分は古事記の現代語訳、後半部分は「古事記に学ぶ」と題された梅原先生の研究論文の草稿(まだとっかかり状態で、学説になる前の所感のような雰囲気)で構成されています。  で、裏表紙に書かれている(↑)、この何とも興味深い新説に関して触れられているのは後半部分なんだけど、そこもある意味でまだ完成された状態ではなく、この説を実証するために様々な試みを用いて「古事記」を訳してみたのが前半部分・・・・ということのようです。  でね、一言一句比較してみたわけじゃないんだけど、
読了日:03月09日 著者:梅原 猛


古事記物語 (岩波少年文庫 (508))古事記物語 (岩波少年文庫 (508))
これは「古事記入門書」としてはかなり読みやすい本だと思います。  おおまかなエピソードはほぼ網羅されているし、神様の名前もちゃんとカタカナ表記の後に漢字フリガナ(? 音だけで選ばれた当て字っぽいのも多いけど)付きだし・・・・。  古事記に出てくる神様 & 天孫の名前って、カタカナやヒラガナだけで表記されちゃうと、舌を噛みそうになっちゃううえ、古代日本人が抱いていたその人のイメージ・・・・みたいなものが伝わってこないと思うんですよね。  その顕著な例が天照大御神とか大国主命だと思うんですよ。  漢字だけであ
読了日:03月08日 著者:福永 武彦


リリス (ちくま文庫)リリス (ちくま文庫)
いや~、何とも難解な、禅問答を読んでいるような物語でした。  実は風邪をひいていたという以上にこの物語の難解さにちょっと手こずっていたということもあって3月の読書がなかなかはかどらなかったのです。  で、KiKi は普段であればあとがきは読了後にしか読まないことにしているんだけど、今回はちょっとあとがきをつまみ食いしちゃったんですよね。  そうしたら訳者の荒俣さん曰く「この作品を、めくるめく色彩に満たされた音楽として味わうことが、まず重要だと思います。」とのこと。  これを読んで KiKi はある意味開き
読了日:03月06日 著者:ジョージ・マクドナルド,George MacDonald,荒俣 宏


古事記と日本書紀でたどる日本神話の謎 (青春新書INTELLIGENCE)古事記と日本書紀でたどる日本神話の謎 (青春新書INTELLIGENCE)
戦後教育を受けてきた KiKi にとって日本の神話物語というのはさほど近しいものではなく、子供時代に絵本で親しんだ「因幡の白兎」と「八岐大蛇」のお話、「海幸・山幸」のお話ぐらいしかさっと思い出せるものがありません。  「ギリシャ神話」や「北欧神話」、さらには「ゲルマン神話」には興味を持って、多くの本も読み、絵画も見てそれなりに親しんでいるのに、肝心要・自国の神話には疎いというのはいかがなものか?  そんなことを感じ始めたのは40代を迎えてからでした。  とは言うものの、漢文調の日本の古典を読む根気は失いつ
読了日:03月06日 著者:瀧音能之

読書メーター

2011年2月の読書のまとめです。  先月は日数がちょっぴり少ないため1か月の読了目標15冊に1冊及びませんでした。  まあ、だからどう・・・・ということでもないのですけどね(笑)  先月は昨年からの積み残しのO.R.メリング作品 & G.マクドナルド作品がメインとなりました。  3月は久々に「岩波少年文庫」をせっせと読み進めたいと思います。  

2月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3819ページ

キルトに綴る愛キルトに綴る愛
物語そのものは正直なところ、KiKi にはさほど興味深いものではありませんでした。  キルティング・サークルに集まる妙齢の女性たちの若かりし頃の恋物語を手を変え品を変え聞かされてもねぇ・・・・っていう感じ(苦笑)  もともとそういう人様の恋愛模様にはどちらかというとあんまり興味がない方なので・・・・。  でもね、そのお話の中に織り込まれている「時代の空気」だとか、その空気の中で女性たちがキルトを作り続けた背景にあるものには興味を引かれました。  あの「アメリカン・キルト」の中でも同じような話が「又聞き」的
読了日:02月27日 著者:ホイットニー オットー


北風のうしろの国 (ハヤカワ文庫 FT ハヤカワ名作セレクション)北風のうしろの国 (ハヤカワ文庫 FT ハヤカワ名作セレクション)
この本を購入したのは偏にこの表紙の美しい絵に魅せられたから・・・・と言っても過言ではありません。  と、同時に KiKi にとって意外性があったから・・・・・と言う理由もあります。  と言うのもね、KiKi の漠然と抱いていたイメージとして、北風の精っていうのは女性じゃなくて男性のような気がしていたんですよ。  これはイソップ童話の「北風と太陽」の影響もあるだろうし、ギリシャ神話の影響もあると思うんですけどね。  北風の神・ボレーアスと言えばちょっと獰猛で暴力的な男神だったように思うんですよ。  だから
読了日:02月25日 著者:ジョージ・マクドナルド


世界のキルト―手と心が記した女性たちの美しい針仕事世界のキルト―手と心が記した女性たちの美しい針仕事
物にあふれた時代、洋服はデパートやスーパーで大量生産による既製品を購入するのが当たり前の時代に育った KiKi は正直なところ、「手作り」≒「ダサイ」、「手作り」≒「不経済」というある種の現代的合理性を刷り込まれた中でもう何十年も生きてきたけれど、本当に「ダサイ」のはそんな考え方に支配されて生きてきた自分自身だったなぁ・・・・と思わずにはいられません。  (← もっとも自作するとなるとやっぱり現時点では「ダサさ」を克服できる自信がないんだけど ^^;)  針仕事の奥深さに本当の意味で気が付かされた1冊とな
読了日:02月23日 著者:


かるいお姫さま (岩波少年文庫 (133))かるいお姫さま (岩波少年文庫 (133))
この本には表題作と一緒に「昼の少年と夜の少女」が収録されているんですけど、どちらかと言えばこちらの「昼 & 夜」の方が KiKi 好み♪  「かるいお姫さま」の方はその設定からしてナンセンスで面白いと言えば面白いんだけど、怖いと言えば怖いお話だと思うんですよね~。  待ち望まれて生まれてきたお姫さまが悪い魔女の呪いによって重さをなくしてしまう・・・・と、何だか「眠れる森の美女」を彷彿とさせるようなおとぎ話の王道(?)でスタートするんだけど、ただただ体がフワフワと浮いているだけならいろいろ不便はあっても、そ
読了日:02月22日 著者:ジョージ・マクドナルド


カーディとお姫さまの物語 (岩波少年文庫 (109))カーディとお姫さまの物語 (岩波少年文庫 (109))
全体的に暗いトーンが漂う、おとぎ話・ファンタジーというよりは、人間の心の中に潜むできれば目をそむけていたいような醜さ(怠慢・傲慢・利己主義・裏切り・謀略)をこれでもかっていうほどデフォルメした物語になっています。  前作のゴブリンもなかなかイヤな奴らだったけれど、今作の人間ほどは酷くなかった・・・・そんな気がしちゃうぐらい・・・・(苦笑)  そんな中で「お姫さま」であり「女中」であり、「大きな大きなおばあさま」でもある「善意」がとりあえずの勝利をおさめ、ハッピーエンド・・・・となるのかと思いきや、最後の最
読了日:02月21日 著者:ジョージ・マクドナルド


お姫さまとゴブリンの物語 (岩波少年文庫 (108))お姫さまとゴブリンの物語 (岩波少年文庫 (108))
あの「金の鍵」に感銘を受けつつも、どうしてもこの本に手が伸びなかった理由。  それは、この「カーディとお姫さまの物語」の表紙の絵にありました。  どこかで見たことがある画風。  決して嫌いではないものの、明らかに「漫画」のソレに何となく抵抗を覚えちゃったんですよね~。  今回 KiKi が読んだ「お姫さまとゴブリンの物語」は少年文庫特装版の方なんだけど、今、巷で売られているものは「カーディ~」と同じコレ(↑)だし・・・・・。  でも、この挿絵。  あの竹宮恵子さんの挿絵だったんですねぇ・・・・。  KiK
読了日:02月18日 著者:ジョージ・マクドナルド


赤毛のアン (完訳クラシック赤毛のアン 1)赤毛のアン (完訳クラシック赤毛のアン 1)
久々に読んでみた「赤毛のアン」。  どうだったのか?と言われれば、昔とはずいぶん印象が変わりました(笑)  いえね、相変わらず主人公アンの人物造形にはどうにもこうにも居心地が悪い気分なのは変わらない(と言うより、昔以上に苦手感が強くなったかもしれない ^^;)んだけど、KiKi が感情移入しちゃうのが、アンを引き取ったマリラ(& マシュー)の気持ちです。  特にマリラに関しては、子供のいない KiKi も子供と相対した時にどんな風に振る舞えばいいのか戸惑うことが多いだけに、不器用ながらもアンのことを心の底
読了日:02月13日 著者:L.M. モンゴメリー


妖精学入門 (講談社現代新書)妖精学入門 (講談社現代新書)
う~ん・・・・。  どうも KiKi は井村さんとはあんまり相性がよくないみたいです・・・・ ^^;  恐らく彼女と KiKi は魅せられている世界観みたいなものは似通っているんだと思うんだけど、彼女が書いたものを読むと、辛い・・・・・というか、眠くなる・・・・・というか、字面を追いがちになる・・・・・というか・・・・ ^^;  要するに読んでいてすっと頭にはいってくる文章じゃないんですよね~。  以前「ケルトの神話」という本の Review でも、井村さんの書き方についてどちらかというと批判っぽいことを
読了日:02月12日 著者:井村 君江


アメリカン・キルト―草の根で社会を動かす針と布アメリカン・キルト―草の根で社会を動かす針と布
社会的発言権を持たなかった時代のアメリカ女性が、ある種のメッセージボードとしてキルトに想いを込めた話だとか、開拓時代の女性たちが実用目的のみならず、相互助け合いの1つのきっかけとしてキルトをみんなで作っていた話(フレンドシップ・キルトの初期形でしょうか?)だとか、居住区の教会で行われる様々な催し物や福祉活動のいわゆる資金作りのためのキルト作成の話だとか、単なる手慰み以上のものであったキルトの歴史を知ることができたのはとても勉強になりました。
読了日:02月11日 著者:小林 恵


夢の書(下)夢の書(下)
う~ん、かなりビミョーかもしれない・・・・・。  世界観とか扱っているテーマなんかはまさに KiKi の好みのど真ん中ストレート。  決して嫌いなタイプの物語ではありません。  でも、なんとなく期待していたものと違うんですよね~。  それは「シリーズ最終巻」という先入観があるために、KiKi が勝手に膨らませていた期待とは違うというだけのことで、「こういう物語」と割り切ってしまいさえすれば、もっと楽しめたような気がするんですよ。  でもね、やっぱり思ってしまうのです。  「妖精王の月の7者のうちグウェン以
読了日:02月09日 著者:O.R・メリング


ローラの思い出アルバムローラの思い出アルバム
昨年、「ローラ物語」を再制覇しておいたので、ひとつひとつの写真がとても興味深く、ローラの父さん、母さんの生家の様子なんかも思い描くことができて、楽しむことができました。  割と最初の方にローラの姉、メアリーが子供時代に作った「四角つなぎ」のパッチワーク作品の写真が載っていました。  「子供時代からこんなものが作れたんだ!」と感動するのと同時に、そんな彼女を将来襲うことになる悲劇を知っているだけに胸が痛みました。  ああ、こんなものが作れた子の目が見えなくなっちゃうんだ・・・・と。
読了日:02月08日 著者:


夢の書(上)夢の書(上)
う~ん、かなりビミョーかもしれない・・・・・。  世界観とか扱っているテーマなんかはまさに KiKi の好みのど真ん中ストレート。  決して嫌いなタイプの物語ではありません。  でも、なんとなく期待していたものと違うんですよね~。  それは「シリーズ最終巻」という先入観があるために、KiKi が勝手に膨らませていた期待とは違うというだけのことで、「こういう物語」と割り切ってしまいさえすれば、もっと楽しめたような気がするんですよ。  でもね、やっぱり思ってしまうのです。  「妖精王の月の7者のうちグウェン以
読了日:02月08日 著者:O.R・メリング


光をはこぶ娘光をはこぶ娘
前作、「夏の王」が KiKi にとってはちょっとだけ粗い作りの作品に感じられたので、正直この作品を読み始めるまではおっかなびっくりでした。  でも、物語冒頭にある次の言葉に魅せられ、一挙にこの物語の世界観に親近感・・・・のようなものを抱きました。  曰く 「大地は祖先から受け継いだものではなく、子孫から借り受けたものである」 「野生の自然の中でこそ、世界は生きのびられる」 「木のあるところ、生命あり」 メリング作品には珍しく環境問題という社会問題にも触れた作品でちょっとびっくりだったけれど、作中の
読了日:02月04日 著者:O.R・メリング


夏の王夏の王
ヨーロッパには、夏至の日妖精の力が強まって、祝祭が催されるという言い伝えがあると聞いたことがあります。  シェイクスピアの「真夏の夜の夢」は、まさに、夏至の日の夜に繰り広げられる人間と妖精の恋物語。  その「夏至」という言葉と「夏の王」という言葉が微妙にシンクロして、読み始めるまで KiKi の期待はこれ以上はないっていうほど膨らんでいました。  メリングのケルトファンタジー第4弾。  第1巻の「妖精王の月」の後日譚という位置づけの物語です。  今号のヒロイン・ローレルの亡くなった双子の妹オナーの日記に出
読了日:02月02日 著者:O.R・メリング

読書メーター

2011年1月の読書のまとめです。  読書・・・・と言いつつも、今月はパッチワーク関連の本が結構多くなっちゃった・・・・ ^^;  読むというよりは眺めた本を含めて15冊。  目標読了数/月を元に戻しておいてよかった!!  とりあえず新年早々目標未達・・・・とはならずに済みました。  もっともこのままのペースだと年間目標読了数を100冊まで落としておいた方がいいのかも!(笑)

1月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3204ページ

三国志〈下〉 (岩波少年文庫)三国志〈下〉 (岩波少年文庫)
関羽の死から始まり、続々と「三国志」でのおなじみメンバーが亡くなっていくこの巻。  正直読み進めるのがとっても辛かった!!  あんなに強かった関羽があんな最期を迎えるとは!!  あんなにお茶目(?!)だった張飛が部下に寝首をかかれるとは!!  劉備も病没、曹操も亡くなり、魏・呉・蜀の三国の覇者の中で最後まで生き残ったのがこの物語ではもっとも存在感が薄かった(^^;)孫権というのも何となく皮肉に感じないでもありません。
読了日:01月31日 著者:羅 貫中


配色事典 PART2配色事典 PART2
読了日:01月28日 著者:渋川 育由,高橋 ユミ

 

 


三国志〈中〉 (岩波少年文庫)三国志〈中〉 (岩波少年文庫)
上巻の最後でようやく諸葛孔明を三顧の礼で迎え入れた劉備玄徳。  この中巻は三国志物語の中の最大の見せ場・・・・とも言える「赤壁の戦い(レッドクリフ)」を中心に展開します。  諸葛孔明は荊州(けいしゅう)の劉表のもとに身を寄せ、いわば流浪の身だった劉備に対し、曹操への対抗策として「天下三分の計」を説きました。  すなわち、劉備が荊州と益州を領有し、劉備、曹操、孫権とで中国を大きく三分割し、まずは国力を蓄えてその後孫権と結んで曹操に対抗し、天下に変事があった際には曹操を打倒し漢王朝を再興する、というものです。
読了日:01月25日 著者:羅 貫中


三国志〈上〉 (岩波少年文庫)三国志〈上〉 (岩波少年文庫)
「西遊記」「水滸伝」「金瓶梅」と並ぶ中国四大奇書の1冊「三国志」。  どれも原本(の訳本)を読み通すにはちょっと骨が折れるのですが、この岩波少年文庫版(「金瓶梅」は未収録)だと気楽に読むことができます。  それは抄訳と言いつつも、削り過ぎず、物語のエッセンスは大切に、いわゆる冗長に過ぎるところや子供が読むにはちょっとエロティックすぎる(?)部分のみを削った、読み物になっているからだと思います。 この「三国志」は上・中・下の3巻から構成されていて、今日読了した「上巻」は、劉備・関羽・張飛の3人が兄弟の契りを
読了日:01月23日 著者:羅 貫中


パッチワークキルトのある暮らしパッチワークキルトのある暮らし
今のところ KiKi にとってこの本は「美術書」の類の本。  つまり、眺めてみては「へぇ、この色使い、素敵!」とか「なるほどこんな柄合わせをするとこんなイメージのものができるのか?」と鑑賞する本です。  他の本と比べるとハードカバーでいかにも観賞用っていう感じを醸し出しているせいもあるかと思うんですけどね(笑)  こういう作品を作れる人を尊敬するし、工芸家として魅力も感じるけれど、これから先 KiKi のパッチワーク熱が冷めることなくあと20年続いたとしても、彼女のような作品を作りたいと思うかどうかはビミ
読了日:01月23日 著者:鷲沢 玲子


パッチワーク 基礎から応用パッチワーク 基礎から応用
この本はパターンのお勉強にとっても役に立っています。  型紙の作り方から、布の裁ちかた、待ち針の打ち方、縫い代の倒し方まで、最近のイメージ先行の本に比べると懇切丁寧。  作業過程の1つ1つが写真や図で見やすく、わかりやすく記載されています。  キルテイングの縫い方も、大きな図で実にわかりやすく糸の止めかた、糸の足し方が説明されていて、まあ「実際にやってみるのと聞いてみるのとでは大違い!」みたいなことはあると思うんだけど、これ1冊あれば作業途中で行き詰っても安心♪ という印象です。  この本は恐らく処分され
読了日:01月22日 著者:山本 かの子


パッチワークビギナーズブック―玉むすびの仕方からキルティングまでこれ1冊ですべてマスター! (レッスンシリーズ)パッチワークビギナーズブック―玉むすびの仕方からキルティングまでこれ1冊ですべてマスター! (レッスンシリーズ)
最近の入門書って至れり尽くせりですねぇ。  KiKi は「○○縫い」というような縫い方のパターンこそさほど知らないけれど、玉むすびって・・・・・。  これってボタン付けでも裾まつりでも必要なお裁縫の基本中の基本。  誰もが義務教育における家庭科の時間に習ったことがあるように思うんだけど・・・・。  あ、それとも最近は「家庭科」っていう授業そのものが無くなっちゃったのかしら???  でも久しぶりのお針仕事の KiKi にとってはこれくらいのレベルからの説明の方が、言葉の1つ1つに戸惑わなくていいのかもしれま
読了日:01月22日 著者:木村 公子


配色事典配色事典
この本を飽かず眺めた時期があったことにより、KiKi は自分が「パステルカラー」には安心感を覚えないタイプの人間だということを自覚したのです。  パステルカラーの甘さが辛いっていう感じ・・・・。  今回、端切れの中から自分が落ち着く色の組み合わせとさらにはパターンの組み合わせを体感するために、久々に「眺める」のではなく「再読」してみました。  自分が好きな(or 落ち着く)色彩パターンが少しずつ見えてきたような気がします。  読み物としても結構面白くて、ところどころに「色のひとくち知識」が散りばめられてい
読了日:01月21日 著者:


ボストン夫人のパッチワークボストン夫人のパッチワーク
美しいカラー写真(一部モノクロ)で紹介されるボストン夫人のパッチワーク作品に、彼女の息子さん(グリーン・ノウ物語の挿絵を描いた人)の奥さん、ダイアナさんが解説を付した本です。  ただその解説が自身はパッチワークをなさらないというダイアナさんが書かれているために、いわゆるハウツー本にはなっておらず、どちらかというとエピソード集となっているあたり、「グリーン・ノウの煙突」のおばあさんの昔語りを彷彿とさせます。
読了日:01月21日 著者:ダイアナ ボストン,ルーシー ボストン,ジュリア ヘッジコー


グリーン・ノウの石 (グリーン・ノウ物語 6)グリーン・ノウの石 (グリーン・ノウ物語 6)
読んでいて一番強く感じたのは「石の文化」ということでした。  悠久の時の流れの中で、風景が変わり、生活風習が変わり、人々の話す言葉から暮らし方までが変わってしまっても、この石の家だけは深い知恵を秘めて変わらない姿で建ち続けているのをロジャーと共に喜ぶ KiKi がいました。  そして以前からヨーロッパの世界遺産と呼ばれるものを目にするたびに「石の文化」 vs. 「木の文化」を感じていた KiKi にとって、頑強な素材である石を使った文化のある種の堅実さ、それを守ろうとする保守性、ある種の頑なさに、羨望に近
読了日:01月19日 著者:ルーシー・M. ボストン


グリーン・ノウの魔女 (グリーン・ノウ物語 5)グリーン・ノウの魔女 (グリーン・ノウ物語 5)
KiKi はこのブログでも「魔女研究」というカテゴリーを置いているように、実は「魔女」っていう言葉にはかなり弱いんですよ。  何て言うか、ものすご~く「キャッチー」な言葉で、この言葉には反応せずにはいられなくて、ある種の憧れのようなものを抱いている・・・・・そんな存在(造形物)が魔女なんです。  でもね、KiKi のイメージする本物の魔女っていうのはこの物語のオールド・ノウ夫人みたいな人なんですよね~。  少なくとも白雪姫やらシンデレラに出てくる悪意剥き出しの魔女は魔女じゃない。  KiKi にとってはそ
読了日:01月11日 著者:ルーシー・M. ボストン


グリーン・ノウのお客さま (グリーン・ノウ物語 4)グリーン・ノウのお客さま (グリーン・ノウ物語 4)
このシリーズを久々に手に取って、ページを追うごとに初読の気持ちをしっかり思いだせたのは、この巻が一番・・・なのかもしれません。  前巻「グリーン・ノウの川」で活躍した3人組の1人、オスカーがどこかの家に引き取られ、難民孤児収容所に1人残された格好になってしまった中国系孤児のピンと、 人間に何も害をくわえることもなく平和に暮らしていたジャングルから、ただ動物園に入れられるという目的だけのために、家族を殺され、故郷を奪われたゴリラのハンノーがロンドンの動物園で出会います。  ピンは、そのハンノーの中に自分をみ
読了日:01月09日 著者:ルーシー・M. ボストン


グリーン・ノウの川 (グリーン・ノウ物語 3)グリーン・ノウの川 (グリーン・ノウ物語 3)
そうそう!  すっかり忘れていたけれどこの第3作ではトーリーも、オールド・ノウ夫人も、そしてなぜか庭師のボギスも出てこなかったんですよね~。  設定としてはオールド・ノウ夫人が長~い旅行に出ていてその間、ビギン博士(これまたおばあちゃん)とミス・シビラという2人の女性がこの屋敷を借りて、二人で過ごすには広すぎるこのお屋敷に、難民少年のオスカーとピン、そしてビギン博士の姪のアイダの三人の子どもたちを招待する・・・・というものなんだけど、子供時代の初読の時以来の KiKi の疑問。  それはオールド・ノウ夫人
読了日:01月06日 著者:ルーシー・M. ボストン


グリーン・ノウの煙突  (グリーン・ノウ物語 2)グリーン・ノウの煙突 (グリーン・ノウ物語 2)
前号で描かれたのはグリーン・ノウの晩秋からクリスマスまで。  今号で描かれているのは春の景色です。  以前、岩波少年文庫に収録されていたボストン夫人の「リビイが見た木の妖精」や「海のたまご」を読んだときにも感じたことだけど、彼女の作品は自然に対する目線がとっても素晴らしい!!  この物語でも「グリーン・ノウ」を取り巻く自然を今そこに生きている人間が自分の根っこにあるものとして、本能的に、あたかも自分の一部としてでもあるかのように受け入れていくという様がみずみずしくもまぶしい描写で描かれています。
読了日:01月05日 著者:ルーシー・M. ボストン


グリーン・ノウの子どもたち (グリーン・ノウ物語 1)グリーン・ノウの子どもたち (グリーン・ノウ物語 1)
何だか懐かしいなぁ、こういう物語。  CG映画にもってこいの派手な冒険こそないけれど、真の暗闇と古い家の持つ厳かさが醸し出す独特の威圧感と安心感がないまぜになったドキドキ感にあふれたとっても身近な(身近だった?)冒険の物語。  子供時代にこの本を読んだとき、KiKi は親戚のおばさんの家の持つ雰囲気を思い出しながら、この本に描かれた1つ1つを楽しんだものでした。  そのおばさんの家は戦前に建てられたもので、当時新築の現代風住宅に住んでいた KiKi にはあまりにも大きく、あまりにも広く、あまりにも静かで、
読了日:01月02日 著者:ルーシー・M. ボストン

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